バフムート方面のロシア軍はシヴェルシクの南でも前進したことを確認、さらに一部のロシア人は「ロシア軍がボダニフカ集落内に侵入した」「チャシブ・ヤールに向けて前進した」と主張しているが、これを裏付ける視覚的証拠は見つかっていない。
参考:на фронті станом на кінець доби 20 грудня 2023 року
参考:Хроника специальной военной операции за 20 декабря 2023 года
ロシア軍はシヴェルシクの南でも前進、ウクライナ軍はノボミハイリフカ南郊外でロシア軍を押し戻す
バフムート方面についてウクライナ人が運営するDEEP STATEは20日「敵はクロモヴォ付近とイワニフスキーの東で前進を続いており、クリシェイフカの戦術的高地でも戦闘が続いている。さらにスピルネの南でも敵が攻撃を始めた」と、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも「悪天候が続いているため戦闘自体は低調だが、バフムート方面のロシア軍はボダニフカ方向とクリシェイフカ方向で圧力をかけ続けている」と報告。
一部のロシア人達は「ロシア軍がボダニフカ集落内に侵入、さらにチャシブ・ヤールに向けても前進した」「バフムート南西郊外のダーチャを占領した」と主張しているものの、この前進は視覚的に確認されておらず、もしロシア人の主張が事実なら「ボダニフカとイワニフスキーの状況は怪しくなっている」という意味だ。
さらにバフムート方面のロシア軍はシヴェルシクの南でも前進しており、ヴェセレとスピルネの間の線路沿いでロシア軍が前進していると報告されていたが、ウクライナ軍が線路上=Ⓐのロシア軍兵士をFPVドローンで攻撃する様子が確認できたため、ロシア軍が線路沿いに前進しているのは事実だと裏付けられた。
さらにスピルネの南=Ⓑ付近で確認された視覚的証拠(ウクライナ軍がロシア軍の戦車や装甲車両を攻撃する様子)はDEEP STATEの主張を裏付けており、ロシア軍はシヴェルシク方向に向けて線路沿いに進み、ヴェセレとスピルネの背後に回り込むつもりなのかもしれない。
因みにDEEP STATEはドネツク西郊外方面についても「ノボミハイリフカ南郊外の農場からロシア軍を押し戻した」と報告したが、依然として状況は困難で「危機的状況に陥る可能性がある」と警告している。
追記:記事中のアルファベット記号は視覚的証拠にリンクしています。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
正直ここまでロシア軍が勢いを取り戻すとは思わなかったな。クリシチウカを奪還できたと思ったら、重要な高台を再奪取されてチャシブ・ヤールまでも危機的な状態になるなんて誰が予想できたのか。 イワニフスキーももう二度と話題に上がることは無いと思ってたのに。
小泉悠さんは一貫して「ロシア軍は10万近い動員兵を戦線投入せず温存してて、ウが反攻作戦に気を取られてるすきに一気に攻めてくるかも」と言い続けてたから、その最悪のケースが到来してしまった感
西側の予測は当てにならないと揶揄されてるのに最悪のケースだけ当たるっていう・・
もっともロシア軍がここまでスムーズに前線を押せてるのは、西側の支援体制が揺らいでるからだとは思うけど
それでもそれぞれの軸で見ると大規模な兵力の投入というわけでもなさそうなんだよな。
ウクライナ側は人海戦術と言ってるけどね。
本当の大規模攻勢は気候も安定し志願兵50万の訓練が終わった春じゃないかな。
それに向けての有利なポジション取りとウクライナ軍を休ませないための小規模な攻撃を全方面で冬の間し続けるということかなと。
ウクライナ側は追加動員や支援が来年早々に決まったとしても春までには戦力化がとても間に合わないだろう。
上の方が指摘している温存兵力が一斉投入された形跡はないのですよね。今投入されてたとしても予備として前線が押せた場所に投入かなと(基本の運用ですが)。
また、北方で冬季訓練を積ませて冬季攻勢に温存してそうに思います。
私も同意見です。
ロシア軍が新たな軍団を投入した様子は見受けられないのですね。
上の方も少し言及されていますが、一般的にロシア軍の人海戦術と言いますが、ロシア軍の基本姿勢は自らの優勢を生かした砲爆撃です。
一貫して人海戦術をやっているのが、兵力の優勢を生かしたウクライナ軍です。(ただ、最近、ウクライナ軍が人海戦術がやれないようになってきた様子があります)
戦争は来年になっても終わりそうに無いですね
ウクライナも国土を要塞化すると言ってますし、将来的には戦線が膠着してそのまま休戦を迎える事になるかもしれません。
>ウクライナも国土を要塞化すると言ってますし、将来的には戦線が膠着してそのまま休戦を迎える事に
問題は、その要塞化の資金を誰が負担するかになると思います。ロシアを削るためではなく、ウクライナを守るための要塞では、欧米は金を出さないでしょう。
また、ウクライナ国内の税負担だけとなるなら、先に停戦してから、停戦ラインの内側に要塞を築いたほうが、戦争しながら前線に要塞を築く無理よりも安全で費用も安くなると思われます。
休戦や停戦を落とし所とするつもりなら、「今から要塞化」というのも合理性のない話だと思っています。
仰る通りです。
第3独立強襲旅団が、スカスカの龍の歯(コンクリート杭)を公開していますが、明らかに資材が不足しているんですよね。
仰る通り、今から要塞化というのは、なかなか難しいですよね。
ベルサイユ条約のラインラント非武装化のように、停戦・休戦の条件にされる可能性は十分にあると考えています。
フィンランド=ロシア国境も、今から国境沿いにフェンスを敷設しているくらいで(フィンランド側)、スカスカだったわけですし(大陸国家は大変ですよね)。
ロシア軍が、ドネツク州・ルガンスク州の完全制圧を政治目標として掲げており、まだまだ攻勢は続くのでしょうね。
問題は、その後にどのような作戦目標を立てているのかでしょうか。
2025年までに、ドニエプル川東岸に到達、ウクライナ東半分を制圧する目標という意見も見かけます。
ウクライナ軍は、兵士を無駄に消耗せずに、まだまだ長い戦争を戦い抜く必要があります(講和する気がない訳ですから)。
戦争は相手がいるものであり、外交関係・政治状況も大きく見通せないものもあります。
ウクライナ戦争開始時と違って、各国で政権交代・与党惨敗が続いている訳ですから、難しい舵取りが続いていますね。
早期講和を蹴って、海外援助で長期戦争、国家間戦争を行うのは厳しいものですが…。
なんかもー丸っきりWW1時の膠着状態みたくなってませんか?
大きすぎる損害出しながら無理攻めしておいて突出部を作ったのはいいがなすすべなく潰されて平面化して行く、みたいな。
正直ウクライナ側の後方に多重防御陣地作成する宣言は遅すぎだろとは思いますが、
今はまだ引くに引けず都市を盾にして頑張っている時期が過ぎれば、結局どれほど苦しくてもウ側の防衛ラインも安定してしまうのではと思ってます。
これ言ってら怒られるかもだけど、ここのコメ欄は管理人さんの出す記事に引っ張られ過ぎでもうウクライナ軍終わりの雰囲気なってますけど
来年ウクライナ軍が意味不明な攻勢(すでに何かやるの言っちゃってますが)やらなければ相当粘る可能性の方が高いのでは??と思っていて。
F-16が来年春来ると言ってますがBlock 50/52相当かもよくわからないし、たかが数十機で何ができるのか西側の応援団ですら懐疑的な現状で
結局のところ古典的な砲兵による砲撃や現代のドローン攻撃は補助であって、全面的な歩兵の浸透戦術による大突破以外に決定的に戦線が動く事はないのでは。みたいな気配
ロシア軍が冬なこともあり決定力に欠けるので現状はそうなのですが、ウクライナ軍の余力と厭戦ムード次第かと。
もともと兵ありとされてきたところに、次々と兵力不足を訴える声が出てきたことで継戦能力に国内外が疑問に思ってます。
兵なき軍は戦線整理しなければ戦えません。
まあそれでも強制動員を行えば、或いはまだまだウクライナ国民が動員に賛同するなら戦えますが。全ては次の動員次第ですね。
>どれほど苦しくてもウ側の防衛ラインも安定してしまうのでは
>決定的に戦線が動く事はないのでは
ちょうどWW1を引き合いに出されていましたが、政治的なリスクとしては、WW1のドイツ帝国のような負け方がゼレンスキー政権には高まっていると考えます。
軍事だけ独立して見るならば膠着状態とも言え、「相当粘る可能性の方が高いのでは?」というのも当然の見解だと思います。ただ、戦うのも死んでいくのも基本的には一般国民であり、彼らは参政権も持っており、政府への不満もあれば隣国ポーランドの封鎖の件もあります。
元々貧乏国なので今のままでは生活が成り立たず、長期戦=死ねと宣告されるのと同義の国民も相当数いるのも、GDP的には富裕国とされる日本との違いです。資金不足は国民の生活水準を一気に下げます。(今までは欧米支援金という希望がありましたが)
要点は、国民が戦争に生活が苦しめられても防衛ラインを安定させることに同意するか。また、同意を取るための総選挙もゼレンスキー政権が行っていないことなど、つまりは【戦線が保つか】よりも【政権が保つか】だと考えます。汚職の多いウクライナで「誰の利益のためになぜ戦うのか?」が問われるかと。
仮に日本が中国を相手に九州で似たような状況になったとして、首相が岸田で裏金スキャンダルをやっている有様では、岸田の失政のツケを自分達の金と命で贖うのは馬鹿らしい、と思う国民が半数以上になるのと同様に。このまま支援の削れたまま長期戦を行えば、半年またずにゼレンスキーの支持率は岸田と同列に堕ちるかと。
ロシア、ウクライナの損失総額を推定
セルゲイ・ショイグ国防大臣は、キエフでは2022年2月以降、死傷者合わせて38万3,000人以上の兵士が失われたと述べた
リンク
軽傷者を含まれているかは分かりませんがウクライナ軍の死傷者はこれとほぼ同じかそれ以下と考えたほうがいいですね。
クレア・デイリーの50万ってなんだったんですか?あれに飛びつかないロシアはやはり冷静です。
>>来年ウクライナ軍が意味不明な攻勢(すでに何かやるの言っちゃってますが)やらなければ相当粘る可能性の方が高いのでは??と思っていて。
そうですね。
戦いの主導権はロシアが握ったままになるでしょうがロシア側にも決定的打撃力があるわけではないので、ウクライナの抗戦意志が折れない限り何年も続く可能性はありますね。
戦場も東南部と限定されていて大多数の国民には大規模な人道的危機なども起こりえないので完全に心が折れてしまうこともないでしょうし。
どうでしょうね
「動員されなければ戦線は遠くで自分達は安全なのに、動員される」状況こそ継戦意欲が折れるのでは
歴史的には自分達も空襲を受ける状況では、むしろ早く脅威を取り除くべきと戦意は高まる傾向にあるように思います
ロシア人と同じスラブ民族であり粘り強く苦難に耐える気質と、少し西側風味になったとは言え政府の決定に国民は従うというソ連時代の全体主義的意識が残ってるので嫌々でも従ったりするのかなと。
まだまだ民主主義や国民主権は完全に根付いてなく緩めの権威主義国家と言えると思います。
>ロシア人と同じスラブ民族であり粘り強く苦難に耐える気質
>政府の決定に国民は従うというソ連時代の全体主義的意識が残ってる
>まだまだ民主主義や国民主権は完全に根付いてなく緩めの権威主義国家と言える
この3条件を備えた国家が、欧米の支援が途切れた(見捨てられたとも取れる)現状で、【権威主義の親玉であり、同じスラブ民族の国】と敵対しなければならない理由が乏しいように思えます。(元々、民主主義陣営であるNATOに加盟しないとさえ言えば直接介入は避けられた政治条件)
ゼレンスキー政権は親EUのマイダン革命後に「大衆の支持と民主的な選挙」にしか基盤がないポピュリズムにより生じたものでした。猫猫猫氏がおっしゃる通りの気質をウクライナ人の大半が未だに有しているとすれば、価値のなくなったゼレンスキーを放逐し、親ロシアへの“反動”が噴き出る可能性のほうが遥かに高いのではと。宗教改革の後に、反動宗教改革が出るように。
何よりも欧米が支援を縮小している今、親欧米を掲げてロシアとの戦争を続けることが、ウクライナに投資を呼び込むことにも繋がらず、国民の金にならず、損しかしない現実があるかと。残念ながら大義で飯は食えません。「誰の利益のためになぜ戦うのか?」が問われるかと。
ここ最近は、全域でロシアが押している感じですが、それこそアウディーイウカあたりが陥落したら、そこに注力していた兵力が回せるわけで、一気に進むということもありそうですね。
あと、この感じを見ると、ロシア側の戦術が実際に見えないにせよ、洗練されてきているのではないか?と想像します。それを実行出来るのは熟練された兵士や指揮官なわけですが、今年のウクライナの反転攻勢は、もしかしたら、そういう軍団を育ててしまった可能性すら感じます。
個人的な考えなのですが、以前から言われていたロシア側のストームZ部隊等を前衛として進軍させ、ウクライナ側に攻撃させる事で射点、居場所を炙り出して後方からロシア砲兵が砲撃爆撃を浴びせる戦術は兵士の命を軽んじた戦い方だと度々嘲笑されてきましたよね。
しかし、もしそれで仮にやられていたのがウクライナ熟練兵だったとするならば戦力的に全く等価のトレードだとは思えません。
噛み砕いて言えば、ロシアのストームZや新兵をやっつけたが、その代償にウクライナの経験豊富な兵士や職業軍人がやられ、戦線の後方にいるロシア側の経験豊富な砲兵や歩兵には大したダメージを与えられなかったとするならば、そのような戦い方が続けば続く程優秀な兵士の損失率には大きな差が出てきます。(繰り返しますが全体的な損失率ではなく、優秀な兵士の損失率です)
ウクライナ側はストームZのような部隊を相手に何人撃破した壊滅させたからロシア軍に大ダメージを与えたというアピールが通用するフェーズは去りつつある事を認識した方がよい気がします。
嘲笑されてたかどうかはともかく、ウクライナ(熟練)兵を効率よくあぶりだすために自軍の劣等兵をぶつけるから非人道的な人海戦術って言われるのよ?(だからこそ欧米はバフムト撤退を提言してた)
そのロシアの冷酷さを褒めたり持ち上げるのを否定はしないけど、それを揶揄されたり嘲笑されるのは黙って受け止めるしかないのではなかろうか
プリゴジンの理屈では
ワ歩兵が前進する→ウ歩兵が応戦する→ワ&ウの砲兵が敵歩兵への攻撃を開始→ワ歩兵が勝ち支配エリアを増やす→ついでにワ砲兵VSウ砲兵が起きる(歩兵戦に勝ったワ砲兵が有利)
それを担当するワグネル歩兵の死傷率は高いんだけどワグネル歩兵が勝つと全部が上手く回り出すから戦闘の要で装備や訓練が大切だと。
あとワグネル歩兵を勝たせる為の火力支援を惜しんではいけない。ショイグ!ゲラシモフ!
仰る通りです。
自分も、それについて懸念しています。
例えば、ドニエプル川下流、左岸東部の橋頭保です。
ロシア軍は、航空機の滑空爆弾・砲撃・ドローンの実戦テスト、ウクライナ軍ドローン・アンチドローンシステムの確認の場のようになっています。
ロシア軍は、新兵の2線級部隊が配置していると言われてきました。
ロシア軍の彼らが、実戦で経験を積んでいる上に、自信を積み上げる場になっています。
ウクライナ新兵をNATOが後方で訓練するよりも、ロシア軍新のドニエプル川左岸は実戦経験を続けながら消耗を抑えているため、ドニエプル川左岸のロシア軍が精強になっている可能性すらあると考えています。
お二方が言われる通り、敵を強め、味方を弱体化させる事象があったのではないかと想像します。
>ロシア、ウクライナの損失総額を推定
セルゲイ・ショイグ国防大臣は、キエフでは2022年2月以降、死傷者合わせて38万3,000人以上の兵士が失われたと述べた
リンク
12/19時点軽傷者が含まれているかは分かりませんがウクライナ軍の死傷者の推測はこれが最大値でいいでしょう。
クレア・デイリーの50万は何だったんでしょうね?(アレに飛びつかないロシア人は冷静です)スレチかな?失礼しました。
ウクライナがロシアのような要塞線を作れば持ちこたえられるという意見がありますがそうは思いません。
ロシアの作った長大で何十にも張り巡らされた防衛線は、ロシアの膨大な物的人的リソースによって実現されたもので今のウクライナには実現不可能だと思います。
物も足りませんし何より人も足りません、ウクライナでは夫婦で軍に参加するような広告が各地に貼られるようになってるそうですが、まさか女子供にシャベルを配って作らせるつもりでしょうか…。
同意です。
さらに物も足りず、人も足りず、に『金も足りず』、『外交力も足りず』、『大統領の能力も足りず』が加わるかと。
・要塞を作る資源も金も労働力も不足
・持ちこたえてもその先の展望がない
・政府の汚職はなくなっていない
これで、国民に負担を強いて長期戦を行えというのは、土台無理でしょう。これまでの2年間は、欧米の資金援助あってのものに過ぎません。別の言い方をすれば、国民の命をNATOの傭兵として売っただけです。(スイス傭兵の歴史が示すように、欧州では珍しい現象でもない)
>国民の命をNATOの傭兵として売っただけです。
うまいことを言いますね。事情を詳しく知らない者には
「侵略されたウクライナを助けた」ように見せて実態は
(閣僚や役人が汚職で私腹を肥やすことも織り込み済みで)
「端金を握らせて鉄砲玉にした」だけなのですね。
いよいよロシア軍はシベルスクとチャシブヤールを獲りに行くのでしょうか?イワニフスキーは迂回して先にチャシブヤールの方でしょうか?
アメリカからの支援が完全に途切れるのは、まだ少し先の話でしょうから、弾薬の残りがあるうちはウクライナ軍も抗戦できるでしょうが、果たしていつまで続けることができるでしょうか?
穴を掘るだけなら確かに女子供でもできますが、穴だけ掘っても要塞にはなりません。1941年冬のモスクワ戦では、女子供が対戦車壕を掘りましたが、あの時はリヒャルト・ゾルゲの報告で極東から移動した精鋭部隊、
「シベリア軍団」
と、Ⅲ号、Ⅳ号中戦車に優る火力、装甲、機動力を持つ
「T-34/76」
という冬季戦に向いた機動予備の精鋭が残っていたからこそ成功した反撃でした。アメリカからソ連の支援、
「レンドリース」
もありました。
今のウクライナはいよいよ四面楚歌の孤立無援状態であり、要塞の計画といっても1945年の
「アルプス要塞」
のようなものではないでしょうか?