ウクライナ戦況

バフムートの戦い、ロシア軍はクロモヴェを占領してボダニフカに侵入

ウクライナ人が運営するDEEP STATEは23日、RYBARを含むロシア人ミルブロガー達の主張を認めて「ロシア軍がクロモヴェを占領した」「ロシア軍がボダニフカ方向に前進して集落内に足場を築いた」「ロシア軍がO-0506沿いに前進した」と報告している。

参考:Мапу оновлено!
参考:Южнодонецкое направление: освобождение «зверинца» обстановка по состоянию на 12.00 22 декабря 2023 года

DEEP STATEはバフムートにおけるロシア軍の前進を認める

RYBARを含む複数のロシア人ミルブロガー達は「ロシア軍がクロモヴェを占領した」「ロシア軍がボダニフカ方向に前進して集落内に足場を築いた」「ロシア軍がボダニフカとフリホリフカ間のアクセスを遮断した」「ロシア軍がO-0506沿いに前進して幾つかの敵陣地を占領した」と主張していたが、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも23日に戦況マップを更新して「これらの主張は事実だ」と認めた。

出典:GoogleMap バフムート周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ロシア人のみが主張していた「未確定の前進範囲」が「ロシア軍の支配地域」に変更されたため、この方向の前進は「失ったポジションの奪還」ではなく「チャシブ・ヤールに向けた攻勢」と呼ぶのが相応しく、残念ながらウクライナ軍の防衛ラインはロシア軍に突破されてしまったのだろう。

因みにRYBARは「ドネツク西郊外の当面の目標はウクライナ軍の反撃機会を奪い、要塞地帯における敵の状況を複雑にするためマリンカとノボミハイリフカの間に広がる戦術的高地を占領することだ」と主張していたが、22日に「ロシア軍が戦術的高地を制圧してウクライナ軍の要塞を占領した」と報告している。

出典:GoogleMap ドネツク西郊外周辺の戦況(クリックで拡大可能)

一部のロシア人は「マリカンでもロシア軍が西に向けて前進した」と主張しており、ノボミハイリフカの状況はじわじわと悪化している。

出典:GoogleMap シヴェルシク周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

一部のロシア人は「ヴェセレとスピルネの間の線路沿いでもロシア軍が前進した」と主張。

出典:GoogleMap リマン周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

一部のロシア人は「クレミンナ方面でもロシア軍がテルニー方向に前進した」と主張しているが、何れもDEEP STATEは認めておらず、前進を裏付ける視覚的証拠も見つかっていない。

追記:ロシア人ミルブロガーのNGP RaZVedkaは23日「バフムート南西郊外のダーチャ一帯で絶え間ない砲撃とFPVドローンによる攻撃を加えた結果、ウクライナ軍の防衛は崩壊してバフムートとイワニフスキーを結ぶ道路(T0504)の一部を占領した。このような攻撃を敵は予想していなかったため負傷者と装備を残して退却した。ロシア軍は確保した陣地を固めて次の攻撃を準備している」と報告、これが事実ならボダニフカ方向だけでなくイワニフスキー方向でもロシア軍が前進しているという意味だ。

関連記事:バフムートの戦い、チャシブ・ヤールまであと2kmの位置にロシア軍が到達
関連記事:ドネツク西郊外の戦い、ノボミハイリフカを守るウクライナ軍の状況が悪化

 

※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России

ウクライナのダニロフ書記、前線の兵士に休息を与えるため追加動員が必要前のページ

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コメント

    • マダコ
    • 2023年 12月 23日

    ロシア人が主張して、ウクライナ人が後から認めるという形が最近多いので、ロシア人のほうの意見に、特に誇張が無いことが見て取れますね。かといってウクライナ人側の意見を見なくても良いわけではありませんが、戦果報告としては、今のところロシア人側の意見はそこそこ信頼できそうですね。

    64
    • たむごん
    • 2023年 12月 23日

    Fire and movementを、ロシア軍は、愚直に繰り返しているように見えます。
    ロシア軍は、優勢な砲火力で押し込みつつも損害が出ていますが、ウクライナ軍の残存兵もシェルショックなどにより無傷とは言えないでしょう。

    お互いに消耗戦を続けており、一度全面戦争になれば停戦は難しく、落とし所をどうするのか難しい所ですね(ガザ紛争、イスラエル=ハマスのような短期停戦すらできていません)。
    ウクライナが継戦すればするほど、復興支援に向けられるはずだった予算が使われるため、援助資金の余力は減っていく事になります(喜捨は無限ではありません)。

    頑張れば報われるという、単純な話ではないのが、難しい所ですね…。

    21
      • kame
      • 2023年 12月 23日

       ロシア軍の戦術は基本に忠実に感じられますし、実際、成果を着々と上げているため、相対しているウクライナ軍としてはじわじわと壁が近づいてくるように見えるでしょうね。
       しかしながら、ロシア軍はこのまま年越しまで攻め続ける予定なんでしょうかね?まあ、クリスマスや年越しが通用する戦場では無いとは思いますが、勢いが落ちない点は素直にロシア兵を尊敬します。同じ立場ならとても戦意が続くとは思えませんね。

      31
        • たむごん
        • 2023年 12月 23日

        仰る通りです。
        自分も、自分には戦意が続かないと断言できます(両国の上級国民が、海外旅行・遊んでいるのを見た時点で戦意ゼロですね…)。

        西側のプロパガンダでは、ロシア軍の戦術を、単純な人海戦術だと馬鹿にする風潮が続いてきました。
        ロシアが社会的・政治的・文化的・経済的な面から、戦争を継続できる仕組み、細かく見れば兵士・兵器を供給できる背景を細かく考察する必要性があると感じています(ウクライナが最も理解してるはずなんですけどね…)。

        現状であれば、ロシア軍は攻め続けるのではないでしょうか(個人的な見解です)。

        29
        • ar
        • 2023年 12月 23日

        ロシア人の中に共通としてある認識に「ロシアは圧力の下でこそ強さを発揮する」というものがあって、今回の戦争で西側がロシア人を悪魔呼ばわりして世界の敵認定したのが正にそれにあたるんじゃないのかなぁ
        ロシアの現代愛国歌に何度も出てくる人気フレーズだよ
        「敵はいつの時代もロシアを攻めてきた」
        「ロシアは外圧に晒されてきた」
        「ロシアは常に敵をはねのけるだろう」
        「祖国が呼ぶのならば、もう一度軍務につこう」

        38
          • たむごん
          • 2023年 12月 23日

          勉強になります。
          ウクライナにとって、ロシアの退路を断っていくというのがよかったのか、微妙な部分があると感じています(結果論もありますが)。

          制裁スカスカ、資源貿易も継続しており(ヨーロッパ・NATO加盟国も)、当初から経済制裁の問題点も指摘されてきました。

          ロシア人が死に物狂いになったものを、ウクライナ単独で全面的に受け止める事になっており(米英の狙いなのでしょうが…)、被害が大きくなり過ぎましたね。

          5
          • ras
          • 2023年 12月 23日

          確かにロシアでは実際よく言われますが、ロシアはどちらかというと国際情勢を見誤り、総力戦となって地力を出すことが多い経験からきてる話でもありますね。ナポレオン戦争、クリミア戦争、日露戦争と第二次世界大戦、そして今回のウクライナ戦争。どれも国際情勢を見誤って思わぬ同盟との戦争になって緒戦で失敗してます。

          ちょっと脱線して、アネクドートじみた逸話を紹介します。
          ソ連崩壊期だったか帝政時代だったかの外資系工場稼働の話で、「西側基準でロシア人を働かせても期日ギリギリまで何一つできあがらなかった。納期を半分に短縮してみると、生産性が二倍になった」

          というのを思い出しました。個人的には民族性などの色眼鏡は好きではないですが、こういった逸話は音楽家などでもよくありまして、本番までとにかく怠けて遊び呆け、しかし本番はこなすと言われます。
          バクーニンのレンペンプロレタリアート革命論よろしく、追い詰められて初めて本気を出す傾向は間違いなくありますね……。

          ウクライナもまだ同じ性質を持っているとしたら、他にも指摘する方もいるようにこの戦争はまだまだ中盤に差し掛かるところかもしれません。

          15
            • TKT
            • 2023年 12月 23日

            まず第一にロシアというのは多民族国家であり、帝政ロシア軍でも、ソ連軍でも、現代のロシア軍でも、いろんな民族がおり、一口にロシア人が民族的にこうだから~、というのは言えないわけです。

            日露戦争のロシア軍には、フィンランド人のグスタフ・マンネルハイムもおり、第二次世界大戦のソ連軍にはポーランド人のロコソフスキーもおり、ヨシフ・スターリンはグルジア人です。エカチェリーナ二世はもともとドイツ人です。良くも悪くもいろんな民族が混血しているのがロシア人であり、怠惰なのも、勤勉なのも、とにかくいろいろたくさんいるわけです。

            懲罰大隊や督戦隊のような最低の部隊もたくさんあれば、一人で数百人を射殺するような凄腕スナイパー、一人で何十機撃墜するようなエースパイロットも大勢いる、そのどちらもソ連軍、ロシア軍の現実、事実であり、いろんなのがたくさんいるためにそれぞれの部隊や兵士の練度の差も極端なわけです。

            ダメなのに当たれば楽勝ですが、すごいのに当たっちゃうと逆にどうやっても勝てないみたいになってしまうのです。

            19
            • 歴史と貧困
            • 2023年 12月 24日

            >ナポレオン戦争、クリミア戦争、日露戦争と第二次世界大戦、そして今回のウクライナ戦争。どれも国際情勢を見誤って思わぬ同盟との戦争になって緒戦で失敗

            クリミア戦争でのニコライ一世は、元々モンテネグロ&セルビアとオスマンの局地戦だった紛争を見誤り、イギリスとフランスの介入を許して最後に負けた点で分かります。

            日露戦争でのニコライ二世は、三国干渉から旅順租借の流れは若干強引に進めすぎたきらいはありますが、フランスやドイツとの関係は損なわれておらず、「国際情勢を見誤った」というのがどこを指すのか少し分かりかねます。“思わぬ同盟との戦争”とは、日英同盟を指しますか?(1902年なので既存の同盟) 

            ナポレオン戦争と第二次世界大戦は、「国際情勢を見誤った」が何を指し、“思わぬ同盟との戦争”がどれを指すのかいまいち分からなかったのですが。よければ見解を知りたいです。(フィンランドの冬戦争は“思わぬ同盟”ではないでしょうし、第四次対仏大同盟はプロイセンを軸にしてナポレオンの軍事力に負けこそしましたが、外交上の失敗とは違う)

            そもそも、ナポレオン戦争や世界大戦の規模になると、“国際情勢を一度も見誤らなかった”国は一つもないと思うのです。最終的な勝者になった国々も、何回も失敗と錯誤を繰り返しながら乗り越えた結果であり、よく言って辛勝であり無傷の勝利者はいませんでした。

            18
        • ヤギ
        • 2023年 12月 23日

        今回の戦いで恩赦や平均年収よりも高額の報酬が正しく受け取れているからこそ戦意が保たれてるのだと思います。
        それに将来のことを考えても仕方がないという国民も一定数いるので、終わりのない戦争に対しての忌避感も薄いように見えます。
        初期のニュースではロシア側の想定と異なりウクライナが降伏しなかったため、給与や亡くなった兵士への補償がされていませんでしたが、長期戦に備えた軍事予算の確保が活きているような状況でしょう。
        その皺寄せはいずれ年金や公共サービスに多大な影響を及ぼしますが、大統領選さえ乗り越えればプーチン政権下の中銀やオリガルヒがいつものようになんとかするのでしょう。SWIFT除外や経済制裁を耐える立ち回りができる国なので。

        20
          • 歴史と貧困
          • 2023年 12月 24日

          >初期のニュースではロシア側の想定と異なりウクライナが降伏しなかった

          ウクライナ、「中立化」容認 ロシア要求に一定の妥協、交渉へ
          共同通信社 2022/03/28 12:21
           【リビウ(ウクライナ西部)共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ロシアの一部メディアとオンライン会見し、停戦交渉について、関係国による安全保障を条件に北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する「中立化」を受け入れ、核武装も否定する用意があると述べた。ロシアの要求に対して一定の妥協を示し、停戦を強く働き掛けた。停戦交渉は今週前半、トルコ最大都市イスタンブールで行われる見通しとなった。ゼレンスキー氏は、「2014年にロシアが編入したクリミア半島や、東部の親ロ派実効支配地域を武力で取り戻すことはない」と強調、その点を合意文書に盛り込む考えも示唆した。

          今は昔ですが、2022年3月27日頃はゼレンスキーも割と真っ当な落とし所を停戦条件としていたんですよね。正直この頃は、“ゼレンスキー大統領”は戦時においてはかなり優秀で現実的な判断の出来る人物なのでは、と私も思っていました。

          今は、見る影もなく・・・どうしてあそこで停戦できず、こうまで落ちぶれてしまったのか

          17
            • 黒丸
            • 2023年 12月 24日

            ブチャでのロシアによる虐殺のような、
            ロシア占領地域での凄惨な実態がそのころに明らかになった以上
            ロシア軍の撤退・戦争犯罪の追求・ロシア以外の勢力によるウクライナの安全確保
            これらの議題を避けて停戦交渉を行うことは無理かと

            2
          • たむごん
          • 2023年 12月 25日

          仰る通りです。

          ロシア中銀のエリヴィラ・ナビウリナ総裁、プーチン大統領に慰留されただけであって、もの凄く優秀なんですよね。
          ウクライナ戦争の土台(外貨準備の多様化)、戦時経済の基盤(安定した経済状況)を作ったのが、彼女であると言い切ることができます。

          SWIFT除外については、石油取引の非ドル化(リスクヘッジ)を各国が進める契機になっており、アメリカの悪手なんですよね…。
          サウジアラビアなども、ドル以外での石油取引について、公然と発言するようになっています。

          2
      •  
      • 2023年 12月 24日

      後に回るツケを無視して仕舞えば頭数に余裕のあるロシアが消耗戦を仕掛けること自体はリーズナブルで、この戦争はいかにロシア側の兵士を効率よく削って消耗戦が割に合わないと思わせるかにある以上、今のように拮抗したり許容範囲内での消耗でウクライナに圧をかけられるなら、少なくともプーチンは気にしないでしょう。

      2
    • 金 国鎮
    • 2023年 12月 23日

    昔になってしまったが、数十年前に中露国境紛争が東部ロシアで起こった。
    ロシアの圧倒的勝利に終わった。
    今回もそのような結果に終わりそうだ。
    中国もウクライナも本当の意味で軍事力を持っていなかった。

    中露間の川に最近大きな橋が作られ、中露間の人的交流が加速しつつある。
    ウクライナはロシアの権益に踏み込んだ、NATOとアメリカの支援に幻想を持つのはいいが
    自分の始末を自分でつけることを忘れていた。
    ウクライナ東部のロシア系住民もね、彼らは殆ど貧しい労働者である。
    果たして中国はどうだろうか?

    中国もしてウクライナも国境周辺の民族を平気で無視してきたが、今回のロシアは
    ウクライナ東部のロシア人をしきりに主張した。
    中露国境の中国側には多くの民族が今も生活している。
    ロシアのプーチンだけがロシアは多民族国家であるという、彼はどういう訳はシベリアによく行く。
    これがプーチンの政治の中核に位置しているようだ。
    中国とロシアが引き合うというのは幻想だろう。

    7
      • 冬戦争
      • 2023年 12月 23日

      中国とロシアは米国と言う共通の敵を持っているのでお互いに組むしか無い関係だと思います。第一次大戦後西側に仲良くハブられたドイツとソ連はラッパロ協定を締結しました。それに近い関係ではないかと思います。少なくとも敵対は出来ないと思います。ただ、「右手で握手しつつ左手で牽制する」のが外交であり、ロシアも中国もお互いに腹の底から相手を信用しているわけでは無いと思います。仰るとおり中ソ紛争もありましたしね。ロシアが最近北朝鮮への接近を深めているのはウクライナへ砲弾を供与している韓国に対する報復措置だと思いますが、それだけでは無く中国を牽制するためでもあるのではないかと思います。

      28
        • ポンポコ
        • 2023年 12月 23日

        今はおっしゃる通りですが、

        地政学的には、ロシアと中国は対立しやすいのですよ。国境紛争もありましたし、お互いに自然に仮想敵国になり、国境にお互いにかなりの軍隊を配備していました。仲が悪かったり、緊張感がある期間の方がわりに多いのです。

        しかし、このウクライナ戦争が始まってからは、ロシアは中国に接近します。民製品を含め西側からの物資が中国製に代わっています。

        中国からは、輸出が最近の不況の下支えになっています。戦時や経済封鎖の場合も、ロシアから食糧とエネルギーが確保されることになります。

        ウクライナ戦争で、中ロは緊密になっています。日本の安全保障にとっては、一番まずい展開です。

        22
          • ras
          • 2023年 12月 23日

          その対立しやすい関係の理由もロシアは西部偏重の開発を続けてきて、東側の中ロ国境が定義はされてるものもろくに開発されず経済協力が疎だったからですね。
          プーチン政権になって東方開発と銘打っておきながらもまあこれまでよりは…な程度で、ウラジオストクなどの一部都市に限られてました。また、中ロ国境は15年以上前に完全確定に成功しましたが、ロシアの国境地域は中国企業や移民の進出に敏感でしたね。

          そういった状況がここ数年で一気に改善したこともあり、東アジアにおける米国の脅威の増加と、西側との窓の封鎖が続くことになれば東方都市が発展などの状況が続けば、中ロは21世紀の強固な同盟国になるかもしれません。
          その場合インド関係がどのようになるか流動要素です。とはいえ現モディ政権のような国際関係におけるリアリズムであれば現状のような協調関係が続くと思います。

          16
      • TKT
      • 2023年 12月 23日

      しかしまあロシアと中国の緊張、対立というのは、日本の国益を現実的に考えると日本にとって一定のメリットになる場合があります。

      中国の核兵器、弾道ミサイルというのは、もともとアメリカではなくモスクワ、ロシアに向いていました。

      1945年の満洲侵攻というのは、日本軍とソ連軍の戦闘でしたが、戦場となったのは現代の中国です。1904~1905年の日露戦争もそうです。1900年の義和団事変で欧米列強連合軍の主力となったのは日本軍とロシア軍の連合軍でした。

      プーチン大統領は秋田県知事から贈られた秋田犬を飼う柔道家で、安倍晋三元・首相とは仲が良く、森喜朗元・首相はロシアの不敗を強く主張しています。日本政府は今もサハリンでの共同開発を続け、貿易も続けています。貨物船の航路も北極海周りが検討されていました。

      ロシア正教を信仰するプーチン大統領は、無神論の共産主義者では決してなく、そのへんは中国共産党とは決定的に価値観が違います。むしろ反共の自民党に近いわけです。プーチン大統領は共産党の一党独裁には固執していません。反米でありながら、本質的には反共でもあるのです。

      第一次世界大戦では日本はロシアの同盟国であり、第二次世界大戦でも結局、日本軍は関東軍はソ連には侵攻せず、中立を維持していました。ヤルタ会談でソ連軍の満洲侵攻、対日参戦を強く要求したのはアメリカです。

      中越戦争では中国がカンボジアを支援し、ソ連がベトナムを支援していました。中国軍が作戦を中止したのはソ連艦隊が来たためです。

      今のロシアは、反米という立場で団結することはあっても、共産主義という政治的イデオロギーで団結することは決してなく、そのへんは今の日本の外交にとっては有利、都合のいい部分です。

      12
      • kitty
      • 2023年 12月 24日

      中ソ国境紛争がソ連の圧倒的勝利って、どういう史観なんでしょう。
      T-62を鹵獲されたり、最後は外交で有耶無耶になったのでどちらかといえば中国の方が利得は多めの印象。
      戦死者数からいってもまさに紛争レベルですし。

      6
      • ヒュー
      • 2023年 12月 24日

      中国とロシアが引き合うというのは幻想だろう。というのはその通り。
      実際に冷戦時代は日米中は蜜月関係でソ連に圧をかけていたわけです。
      ソ連崩壊後はロシアをG8に招き中国に圧をかけようとしたが、結果としてロシアはそこから抜けました。
      理由や経緯は諸説あるので各々で判断するのが良いでしょう。

      では次に中国とロシアの関係が決定的に悪化して対立するのはいつですかと聞かれたら
      私は「アメリカが東アジアから手を引いたとき」と答えます。
      逆に言えばアメリカが東アジアで影響力を発揮してる間は中露の極端な関係悪化は望めないでしょう。

      6
    • ユーリ・レズスキー
    • 2023年 12月 23日

    以前とは違って前進阻止に失敗しているあたり、弾薬不足は深刻みたいですね。
    ここまで追い詰められたら、F16に縋りつきたくなりますよね。

    11
      • 名無し
      • 2023年 12月 23日

      兵器や弾薬、ドローン数でも遙かに上回り航空優勢も相手にあって、ウクライナは兵数では上回るのに押されてるってなると以前揶揄してたロシアのように人員を使い捨てにするしかないような…。
      場所によってはウクライナ軍一日に数十発しか撃てないのに、対してロシアは一日に5000発は発射してるそうですし。

      10
        • 歴史と貧困
        • 2023年 12月 23日

        実際、ウクライナの兵数と弾薬はどういう配分で各戦線に配置されているのか、気になります。
        全体の総量で不足しているのは事実でしょうが、ある戦線ではまだ弾薬はあるが兵士が不足し、またある戦線では兵士は補充されたが弾薬が枯渇している、という事態が起きていそう。
        最近の各地の戦線が押されているのを見るに、無理にアウディーイウカへ増援を抽出した結果、戦線整理が追いつかず東部前線全体の配備バランスが歪んでいる印象があります。

        12
    • ras
    • 2023年 12月 23日

    特にバフムート方面ですが、ロシアの進軍速度が速すぎるように思います。これはさすがにウクライナ側が撤退して戦線整理を始めているのでしょうね。防衛陣地に適してるチャシブ・ヤールとイワニフスキーで一度整えそうに思いますが、早ければ年内にはイワニフスキー攻防が始まるかもですね。

    27
      • kame
      • 2023年 12月 23日

       同じような印象です。支援が滞っているとは言え、戦線を縮小さえすれば遅滞戦闘は出来る位の装備や弾薬は残っていると思います(残ってない場合はどうしようもありませんが)。問題なのは防御を固めきる前にロシア軍が一気に切り崩しに来た場合ですが、流石にそこまでの余裕も無い筈だと考えたいですね。

      11
    • ロシアはウクライナから撤退せよ!
    • 2023年 12月 23日

    こちらのサイトがとっさんTVで紹介されていたので覗きに来ましたがガッカリです。

    現在の状況が厳しいと理解していますが、ここの伝え方は「苦しいウクライナを応援しよう」という気概が全く感じられませんね。

    ロシア軍の優勢を喜んでいるようにさえ感じられます。

    とっさんTVは日本の安全保障に資する事を第一に考え、全力でウクライナを応援しています。どうか、その姿勢を見習って欲しいものです。

    3
      • とある帝國臣民
      • 2023年 12月 23日

      此処は中立の情報サイトやで。
      情報サイトで何処其処を応援云々と言つている時点で大きな勘違い。
      応援は応援する為のプロパガンダサイトのでやる事であり、此処はロシアとウクライナのどちらを応援する場所でもない。
      勿論自分だつて日本人だから歴史に於いて常に敵であつたロシアは嫌いだし管理人さんも心情的にはウクライナ側だけれど其れは又別の話だ。
      情報に心情を絡めた時点で必然的に色眼鏡が掛り、其の情報の信用は低下してしまう。
      其れは情報サイトに於いて最も忌避されるべき事。

      83
      • hage
      • 2023年 12月 23日

      どうぞお帰りください

      60
      • ななしびと
      • 2023年 12月 23日

      管理人さんは伝えられた情報を確認、整理して事実であるだろうことを述べているに過ぎないよ。
      記事を読めばわかると思うけど露宇双方の主張で確認された、されていないとも書いてるだろう。
      現実としてロシアが圧倒的に優勢で、長期化すれば国力の差が厳然とするのは当たり前。
      そしてウクライナに対する国際的な支援が減少し、政権内では権力闘争をし、前線では弾薬も人も足りないというのも事実。
      応援したから戦況が変化するなら幾らでも応援すればいいし、何なら地図を塗り替えたっていい。現実には反映されないというだけでね。
      ここからは推測だが、もうほとんどの人がウクライナは領土を割譲して停戦するしかないと考えているだろうと思うよ。
      キエフ政権や西側に苦汁を舐めさせられ続けたロシア側が呑むかどうかはわからんがね。

      50
      • マダコ
      • 2023年 12月 23日

      個人的には、客観的に見る事が、安全保障上重要だと考えます。
      ウクライナを応援したい気持ちは分かりますが、ウクライナの応援が日本の安全保障と関係があるのかどうかも分かりません。結果が同じであれば、関与しないことが、安全保障上重要とも思えます。

      47
        • たむごん
        • 2023年 12月 23日

        実際それなんですよね。
        ウクライナを特別視して、推し活みたいな思い入れが急に生まれる理由が、ちょっとよく理解できないんですよね(日本=ウクライナは、歴史的・経済的に特段の関係はありません)。

        中東の石油・シーレーンが危ないので、『イエメンの拿捕を許すな・日本に被害が出た方を優先しろ』みたいな話になってしまいます(シーレーンの方が死活問題です)。

        ロシアを削る目的でウクライナ支援をしています、こういう話になった方が理解できる部分があります(その金額が妥当か・効果があるのか議論できるため)。

        36
          • マダコ
          • 2023年 12月 23日

          はい、ウクライナを特別視するのは、個人的には米英の都合に賛同した形でしかなく、ここ最近の英国の状況を見ても、完全に失敗。日本の国益は米英の顔色を見る以上のものはありません。
          西側は新自由主義による効率化でカネはあっても、製造業は縮小の一途で、過剰な消費で資源は足りず、過度な効率化で製造業は、権威主義側逃げ、モノを作る能力も著しく低下しています。なので、今、必要なモノが作れないというのが現状で、ブルシット・ジョブ(残念ながらこれが西側の経済を支えている)に従事する人が多い以上、カネがあっても構造的に製造に人材を移動させる事も容易ではありません。ここで出る、砲弾の話も無関係ではないと思います。
          長期的に見るとこの状況は限界ですし、そこをつけこまれると、更に状況は厳しくなると思います。
          英国はサッチャー政権で新自由主義に舵を切りましたが、皮肉ながら、今に来て最悪の相手に手を出したという認識です。
          相対的に、本当にロシアが削られているのか?は未知数です。

          26
      • たむごん
      • 2023年 12月 23日

      大日本帝国の愚行を繰り返す事になりますよ、中国のような情報統制を望むのであればですが。

      過去記事をご覧になってから発言されれば、管理人様がフェアに取り上げられている事が分かると思います。

      29
      • ( ゚Д゚)
      • 2023年 12月 23日

      そもそもウクライナを応援するメリットを全く感じないのですが。
      散々助けてくれた隣国に訴訟まで仕掛けてくる恩知らず国家を。
      「日本の安全保障に資する」かどうかも正直いって微妙だし。
      そんなお金が有ったら先に日本国民の生活を良くするための
      政策に使って欲しいなあと常々思っています(個人の感想です)。

      38
      • Whiskey Dick
      • 2023年 12月 23日

      我々西側諸国の国民としては権威主義国家より民主主義国家が勝利して欲しいと誰もが思っている。しかし正義や願望は常に叶えられるわけではない。アフガニスタンでは宗教原理主義のタリバンが勝利し、アメリカですらトランプのような非道徳な輩が大統領を務めた。ウクライナの現実を見れば腐敗した上層部、兵士と武器の不足、西側諸国は経済状態が悪く思うように支援できない。戦争前ですら欧州の最貧国であり、他国への移住によって人口は激減し、国民のアイデンティティーも統一されていると言い難かった。
      公正な社会、大義を信じる国民、強い経済と生産力を持つ国家が戦争及び外交の勝者となる。現在のウクライナはどの要素も欠けており(勿論ロシアにも無いが)、支援する西側諸国も自分の問題で手が回らなくなっている。厳しい見方をすれば今回の戦争は「正義の民主国家が腐敗した権威主義国家を成敗する」太平洋戦争ではなく、「腐敗した民主国家が優れた権威主義国家に敗北する」銀河英雄伝説のような結末を迎える可能性が高い。

      16
        • タラコ
        • 2023年 12月 24日

        日本も自民党という権威主義に毒されてるんじゃなかろうかね〜腐敗の、間違えました、不敗の自民党ですよ。

        4
      • kame
      • 2023年 12月 23日

       心情的に応援するのと冷静に戦況を分析する事は矛盾しないと思いますが・・・。それともウクライナ軍の司令官クラスや現地の兵士達が苦戦している、と発言している事も無視して、ウクライナ軍は無敵で、ロシア軍は弱兵揃いと書き込めば満足するんでしょうか?
       ただ感情的に応援する、別にそれ自体は個人の自由ですが、わざわざ他人のサイトの内容にいちゃもんをつける事にご自身で問題があるとは思わないですか?
       

      43
      • 歴史と貧困
      • 2023年 12月 23日

      >とっさんTVは日本の安全保障に資する事を第一に考え、全力でウクライナを応援しています。
      全力で応援・・・・・・何千万円ウクライナ軍に寄付されたんですか?
      ちなみに、深夜にネットでウクライナ応援コメントを書き込むだけのバイトだったら、自給550円も貰えれば副業にやってみようかなと検討はします。(それ以下だと睡眠時間のほうが惜しいので)
      ウクライナのことよりも、日本の物価高対策のほうが、私と扶養家族(老いた両親)にとっては重要なんですよね。冬の気温の下がり具合とガソリン灯油の値段のほうが、無産階級にとって生活に直結するニュース。

      37
      • 朴秀
      • 2023年 12月 23日

      願望と分析を混ぜていると
      いつか酷い目に遭いますよ

      25
      • Syringe
      • 2023年 12月 23日

      そもそも、見返り希望薄な上にロシア極東軍を積極的に削ってくれるわけでもないので、国益前提ならロシア支援までいかなくてもウクライナは無視が妥当まである

      結果、極東有事のときに助けてくれるとかの意見はあるけど。アメリカの機嫌損ねようと太平洋の権益のためにアメリカは参戦だろうし

      欧州に関して言えば、極東有事に参戦するわけ無い。中国と仲良くしたほうが彼らの国益だからだ

      凱旋門を日本国旗カラーにライトアップぐらいはしてくれそう

      21
      • D-day
      • 2023年 12月 24日

      巣に帰りなさい。
      病院ですか?正常性バイアスの病名でお薬貰えるんじゃないかな?
      残念ですがウクライナ優位の戦線は皆無です。言葉を選びながらウクライナ当局も発表している段階です。その言い回しがわからないのなら国語力が欠けています。

      17
      •  
      • 2023年 12月 25日

      落ち着け

    • つぐみ
    • 2023年 12月 23日

    過去の電撃戦とか陣地戦には詳しくないけど、ドネツク州でのロシア軍の侵攻スピードって速いの?遅いの?

    2
      • 名無し
      • 2023年 12月 23日

      電撃戦ではない
      陣地戦にしては速い

      42
      • nanashi
      • 2023年 12月 23日

      水を堰き止めていた堤防にヒビが入りそこからドンドン水が染み出してきた状況に思います。
      ウクライナはヒビを必死に補修しようとしていますがもはや資材も人も尽きようとしています。
      現在、後方に新しく堤防を建設しようとしていますが、決壊までに間に合うかは分かりません。

      34
      • たむごん
      • 2023年 12月 23日

      過去1年半以上(ドンバス戦争いれれば8.9年)、動いていなかった前線(要塞都市)があるんですよね。
      アウディーイウカ周辺に、管理人様・読者の方々が注目している理由です。

      陣地戦、侵攻スピードも加速していますし、そもそも動き出した背景が注目されています。

      アウディーイウカ都市防衛に限定すれば、ウクライナ軍は前線の動きは0m(膠着)に近い完璧な防衛を達成していたのに、現状動き続けている事を考えて頂ければ理解しやすいかと。

      14
      • 匿名11号
      • 2023年 12月 23日

      マップのスケールからみて10~100m/日といったところでしょうから、遅いですね。単純計算で~40km/年、キーウにたどりつくまで数十年かかることになります。

      1
        • マダコ
        • 2023年 12月 23日

        防衛ラインが崩れると、一気に進みだしますので、それはありません。

        19
          • 匿名11号
          • 2023年 12月 24日

          侵攻側の願望としてはそうですが、侵攻スピードが極端に遅いとなかなかそうはなりません。一時的に崩れてもその後方に第2防衛線を形成されて侵攻スピードは鈍化します。

          2
        • 歴史と貧困
        • 2023年 12月 24日

        >単純計算で~40km/年、キーウにたどりつくまで数十年かかることになります。

        企業の案件マイルストーンに人員数確保、人件費、予算は続くのかも何も計算せずに、「これまでの進捗と単純計算での日数」だけを書き込んで「遅いですね」なんて評価結果を出したら、何の価値もないボツ報告書になりますよ。相手企業からは【仕事できないなここ、二度と発注しない】と信頼を損ないますし。

        戦争における軍隊の移動条件とは、そんな単純なものではないでしょう。

        20
          • 匿名11号
          • 2023年 12月 24日

          コメ主が「侵攻スピード」について問うてるのにそれにはまともには答えず、付帯情報をくどくど強調するのはいかがなもんですかねえ。報告書であればそもそもその態を成していませんよ。

          3
            • D-day
            • 2023年 12月 24日

            今の進行スピード自体は意味がないので報告ではなく予測ですね。
            もちろん予測にはデータが必要と言う事になります。
            陣地戦にしては早いし加速が付いて来ているのが大体の意見でしょう。私もそう見ますし動かなかった前線が動く事が大きいと思います。
            付帯情報をベースに予測しかできない事くらい分かるはずです。
            感情的な事を言うと、あなたは他人の意見を聞きたいなら日本語に気を付けるべきです。

            6
              • 匿名11号
              • 2023年 12月 24日

              加速がついているとはいっても、同じマップで継続的に観察できるレベルの変化でしかないですからね。局地的瞬間的に50m/日が200m/日に変わったからと言って、本質的に状況は変わらないと見るべきです。

              • 匿名11号
              • 2023年 12月 24日

              加えて言えば、意見を求めているのはコメ主であって、私も意見を申し述べている立場ですからねえ。まあ死んだバアちゃんが言うには、「お前は無意識に周囲に合わせた話し方をする」らしいですが。

    • 名無し
    • 2023年 12月 23日

    上の方が言っていたとっさんTVとやらのバフムート戦の動画を見てきましたが、陣地戦におけるロシア軍の歩兵による攻撃映像を「ゾンビ突撃」などと言っていたり、ウクライナ軍は劣勢だけれどもロシア軍にはおびただしい損害が出ていて、このまま削り切れば来年にロシア軍は機能停止するんじゃないかという話があるなどと言っている時点で正直あぁ…となってしまいましたね

    というか個人的に、無条件でウクライナを称賛しロシア撃滅!ロシアの暴虐を許すな!などと叫んでいる面々の多くがウクライナ劣勢の情報を見て見ぬ振りするか親露派の工作だと難癖を付けるだけでなく、パレスチナで現在起こっている出来事に関してはイスラエルを擁護しパレスチナ人のジェノサイドを容認していたりするのを見ると、結局のところ本質的にはウクライナやウクライナ人のことなど何も考えてはいないんだなと感じてしまいますし

    50
      • マダコ
      • 2023年 12月 23日

      大日本帝国を再興でもしたいのでしょうかね?
      という感じですね。
      あれは、安全保障に失敗した典型にしか見えないのですが。

      24
      • ななしびと
      • 2023年 12月 23日

      ウクライナ寄りの発信をしてる別のチャンネルを見たことはありますが、大概ひどいね。
      ウクライナ軍の攻撃については成功したら大戦果のように言うけど、失敗したらほぼ触れない。
      ロシアの攻勢が成功していても情報を確認中でと誤魔化したり、前進されたけど大損害!と言ったり…
      ああそりゃこういうのばかり見てたらウクライナが勝っているか将来的に勝利できると勘違いするわなという内容。

      多分開戦初期にロシアは予算が尽きて戦争できなくなるとか、ミサイルが枯渇するとか、西側部品云々で兵器が作れないとか、
      そういう雑多なプロパガンダ鵜呑みにしてきた人らなんだろうなぁと思わざるを得ないね。

      後段のイスラエル擁護についてもそうだけど一方的な情報に触れるばかりで考えることをしてないんだね、きっと。

      43
        • ras
        • 2023年 12月 23日

        >成功したら大戦果のように言うけど、失敗したらほぼ触れない。

        まあロシアのプロパガンダ系ニュースも似たようなものなので……つまるところそういったものはただのプロパガンダチャンネルなので、それらを見てる方はスプートニクと見比べて冷静になってほしいですね。

        20
        • 歴史と貧困
        • 2023年 12月 23日

        まあ、コロナ禍の頃からそういう風潮はありましたね。
        そうした人間たちにも一定年齢以上で平等に参政権を付与すれば、トランプ型の政治家が当選するようにもなるし、今の議会制民主主義国家群の機能不全は、起こるべくして起こったのでしょう。

        しかしそうなると、上でWhiskey Dick氏も述べていましたが、「腐敗した民主国家」の次の政体として、どのような体制が各国で求められ、政争が始まるのかが歴史の潮流を決するポイントとなりますか。

        第一次世界大戦後のワイマール共和国の混乱や政党乱立などは、一つの参考にはなると思います。劇薬の独裁を選ぶにせよ、その道にだけは絶対に至らぬよう反対するにせよ。

        4
      • nanashi
      • 2023年 12月 23日

      なぜ、膠着していた前線が動き出したのか、なぜ50万もの膨大な追加動員をウクライナ人へ呼びかけているのか、悪い予感が次々と当たってしまっています。
      何万何十万にも渡る動員兵と言う「生贄」を砲爆撃の降り注ぐ泥の地獄へ送り続けたからこその戦線維持。
      ウクライナ軍が損害を「国家機密」として秘匿し続けたのは何故なのか、その答えが今、明らかになっているんです。

      33
        • 歴史と貧困
        • 2023年 12月 23日

        実際、欧米の首脳部にはどの程度ウクライナ軍の損害は共有されているのでしょうか。
        アメリカ軍から流出した機密情報もありましたが、反転攻勢前でした。今の損害情報や実態を本当に支援国は把握できているのか。

        23
        • MarkⅡ
        • 2023年 12月 24日

        上の方で話題に上がってますが、Youtuberの解説動画は解説を聞くんじゃ無くてソースを
        探すときに使った方がいいですよ、動画の投稿者によっては海外のニュース記事を
        翻訳したものしか参照しておらず、
        「事実→メディア(海外)の報道方針→メディア(国内)の報道方針」
        と変換された情報をもとに解説している場合が多いです。

        ここはその動画とはまったく関係ない場所なので、話をするならソースを元に話すべき
        だと思いますね

        6
    • NHG
    • 2023年 12月 23日

    X情報ではロボティネのほうでもロシア軍の巻き返しが起きてるみたい
    米英が南部への一点集中を強く要請して、ウクライナが実行・前進したとたん支援が滞るって歯車がかみ合ってなさすぎる
    ウクライナはなんとか態勢を整えて西側の支援体制が動き出すまで持ちこたえてほしいところ

    6
      • 歴史と貧困
      • 2023年 12月 24日

      >ウクライナはなんとか態勢を整えて西側の支援体制が動き出すまで持ちこたえてほしい
      その西側で「領土割譲でもしてさっさと停戦して欲しい」と厭戦気分が高まっているから、支援が止まっているのでは?
      また、頼みの綱であった支援が途切れた状況だから、“何とか体制を整え”る資金がなく動員の方策がない。

      まさに、「歯車がかみ合ってなさすぎる」のではないかと。

      16
        • NHG
        • 2023年 12月 24日

        現時点では「領土割譲でもしてさっさと停戦して欲しい」というところまでは到達してないと思う
        支援国側の国内政治の具として滞ってはいるけど、ウクライナを見捨てて停戦させるべきという声はまだそこまで大きくはなってないはずです(自分の知ってる範囲では)

        5
    • 2023年 12月 24日

    寒い中ご苦労様です!

    2
    • らっく
    • 2023年 12月 24日

    主要な正面だけでアウディーウカとバフムトの2つがあるにも関わらずその他の点でも前進をゆるし、なお全線に渡って圧力をかけられつづけている。のみならずはるか後方では敵は予備の編成と物質の集積の努力を続けている。
     この状況において敵に兵力の劣後する我方の策や如何?

    10
    • 暇な人
    • 2023年 12月 24日

    リマン奪還はおこないそうだな

    1
    • クル
    • 2023年 12月 24日

    SNSとか眺めてると万策尽きたら停戦すれば良い。それまでは継戦すべきって考えてる人が多い気がするんですけど
    停戦は「これ以上やったらお互いタダじゃ済まない。ここで止めにしよう」だから成立するんであって「もう戦えないから勘弁してくれ」に「そっか仕方ないね」と言うやつはいませんよね
    よしんば成立したとて事実上の降伏みたいな条件を強要されるだけ

    26
    • JSF
    • 2023年 12月 24日

    乾いた雑巾絞ってでもウクライナはここを持ちこたえないと行けない
    人権とか倫理とかよりも国家を優先する時期が着ている

    • 兵長
    • 2023年 12月 25日

    残念ながらね~
    別にどっちが勝とうが残念と思わんが、日本が送った防弾チョッキや鉄帽、最新の18式防護マスクの貴重な『戦訓』をしっかり情報収集して欲しいね。
    まー、岸元防衛相は調査しないと断言したらしいので、期待はしないが。

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