ゼレンスキー大統領は「特殊作戦軍のホレンコ司令官解任」を唐突に発表、ホレンコ司令官も、ザルジニー総司令官も、ウクライナ軍も司令官交代をメディアの報道で知り、さらにゼレンスキー大統領はThe Economist紙の記事の反応して「前線の状況は膠着状態ではない」と主張した。
参考:Зеленский назначил нового командующего Сил специальных операций ВСУ
参考:Командующий ССО Хоренко узнал о своем увольнении из СМИ, представление Залужный не делал
参考:Звільнення Хоренка без погодження із Залужним пов’язано з політичними інтригами Офісу президента
大統領府と軍の意志疎通に何らかの問題が生じていると考えて間違いないだろう
ゼレンスキー大統領とザルジニー総司令官の不和は度々報じられてきたが、The Economist紙のインタビューに「(ロシア軍を消耗させればプーチンを止められるという思い込みは)私の間違いだった。反攻作戦が期待を裏切り膠着状態に陥っている」と認め、国防安保委員会のダニロフ書記も3日「ザルジニー総司令官の主張は正しく新しいアプローチが必要だ」と述べたものの、ゼレンスキー大統領は唐突に不可解な人事を発表して注目を集めている。

出典:Командування Сил спеціальних операцій ЗС України ヴィクトル・ホレンコ少将
ゼレンスキー大統領は3日「ヴィクトル・ホレンコ少将をウクライナ特殊作戦軍の司令官から解任し、新たにセルヒイ・ルパンチュク大佐を司令官に任命する」と発表、ホレンコ少将が指揮する特殊作戦軍は特にアウディーイウカ方面で多くの作戦に従事しており、ホレンコ少将もメディアの取材に「理由は不明だが自身の解任をメディアの報道で知った。ザルジニー総司令官とも話をしたが彼も状況を説明することができない。現時点で軍から私の状況に関する連絡は一切ない」と述べた。
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「ゼレンスキー大統領はホレンコ少将が知らないうちに、彼の直属の上官であるザルジニー総司令官の同意なしに特殊作戦軍の司令官から解任した。ウクライナ軍上層部はホレンコ少将の解任やルパンチュク大佐の任命はザルジニー総司令官との協議が行われないまま発表されたと認めている。特殊作戦軍の司令官解任は軍事的な必要性によるものではない。これは大統領府がウクライナ軍におけるザルジニー総司令官の影響力を弱めるための決定だろう。ゼレンスキーは大統領選の競合候補としてのザルジニーを恐れている」と指摘。

出典:Рустем Умєров ウメロフ国防相
大統領府は4日「ホレンコ司令官の解任はウメロフ国防相の要請によるもので、現行法によればウクライナ軍の司令官人事は国防相の提案に基づいて大統領が決定を下す」と説明して「ホレンコ司令官の解任と後任の任命は合法だ」と主張、ウメロフ国防相も「ホレンコ少将は『ある方面』で必要とされているため国防省内で引き続き勤務する。戦時中に上級指揮官を交代させる理由を明かすのは敵に利するだけなので明かさない」と述べ、ホレンコ少将は国防省情報総局で勤務するらしい。
法的に司令官人事をザルジニー総司令官と協議する必要がなかったとしても、特殊作戦軍の司令官交代をザルジニー総司令官やウクライナ軍に知らせないまま発表したのは異常としか言いようがなく、大統領府と軍の意志疎通に何らかの問題が生じていると考えて間違いないだろう。

出典:PRESIDENT OF UKRAINE
因みにゼレンスキー大統領は4日「前線の状況は膠着状態ではない」と主張、イーゴリ・ジョフクヴァ大統領府副長官も「私が軍人なら前線で起こっていることを報道機関や市民に明かすのは一番最後になる」と言及し、現地メディアは「大統領府がザルジニー総司令官に前線の状況を明かさないよう促した」と報じている。
ゼレンスキー大統領や大統領府の動きをどう解釈するかは様々だが、管理人は「大統領府によるザルジニー総司令官への警告」もしくは「ザルジニー総司令官外しの前兆」ではないかと解釈しており、とにかくキーウの政治状況は何かがおかしい。
追記:ザポリージャ州では3日朝、第128旅団の兵士が「砲兵の日を記念した表彰式」のため最前線に近い村に集められたが、ここにロシア軍のイスカンデルMが着弾して20人以上が死亡した。ウメロフ国防相は4日「この悲劇を徹底的に調査するよう指示した」と発表しており、表彰式の場所と時間がロシア軍に漏れていたのは確実だ。
関連記事:ザルジニー総司令官が反攻作戦の評価に言及、私が間違っていた
関連記事:バフムートを巡りゼレンスキー大統領とザルジニー総司令官の関係に亀裂?
※アイキャッチ画像の出典:PRESIDENT OF UKRAINE
これは、先日TIME誌に掲載されたサイモン・シュスター記者の記事内容(ゼレンスキー大統領は西側諸国から裏切られたと感じている等)が事実である可能性が高い事を渦中のゼレンスキー大統領がゲロったに近い内容ですね
個人的にシュスター記者の記事内容がある程度以上事実なら、いずれ何らかのアクションがウクライナ政府側から出て来ると思っていたので、遂に表面化したかと思っています
流石にホレンコ少将がシェスター記者に情報を提供した人物の1人なのかどうかは分かりませんが……
なんというか、ロシアを油断させるフェイクでなければ、大統領が長く続く戦争でちょっとおかしくなってきているのでは。
並の精神力じゃ持ちませんよね。
英雄が生涯ずっと英雄であるとは限らず、段々と狂っていく例は歴史上にもいくつもありますし。
確かに、ゼレンスキー大統領の体調がおかしくなっている可能性も高い(本記事トップ画像の大統領の表情もかなりやつれている感じ)ですが、上の方で取り上げたサイモン・シュスター記者のTIME誌掲載記事の内容も影響していると思います
記事内容が嘘なら大統領本人が直ぐ明言すれば良かったのに、逆にこんな人事をやっている事自体が「記事内容は事実でした」と白状している様な物で、これではウクライナが敗北へ向かいつつある兆候であると見なさざるを得ません
日本もアメリカ相手に1年くらいまでなら戦線を維持して戦いを続けられたわけですし
欧米の支援があったことを考えればウクライナもロシア相手に20ヶ月持ったのは国力相応なのかなという気はします。
これ以上戦争を継続しようとすれば、太平洋戦争後半の日本軍のように悲惨な状態になってしまうのではないかと懸念しています。
ウクライナ新聞によると、2ヶ月前にウメロフ国防相が就任する前から、ホレンコ司令官との仲は、最悪でしたから、ウメロフ国防相意見採用してホレンコ司令官を外した形でありそう。
ウメロフ国防相は、クリミアのタタール人だから元々ウクライナ軍の積極攻勢でクリミア取り戻せで、ホレンコ司令官は、軍人なので、防戦でロシア軍削れ派ですからね。
ゼレンスキー大統領は、発言どおりにウメロフ国防相の要請採用して積極攻勢意見採用していただけになりそう。
大統領がおかしくなっているというより,「大統領に要求される政治的な要請と、現実とのギャップが乖離しすぎている」状況ですね。
ゼレンスキー大統領としては反攻が膠着していると認める訳にはいかないので、攻勢の続行を現場に命令するわけです。
が、現場からは「物理的に無理です!」と命令拒否が起きる。
結果、現場の指揮官を解任して攻撃を続行出来る人物に挿げ替える、と。
第三帝国末期を彷彿とさせてなかなか胸熱ですが、実際は終結までにはこの後まだかなりイベントが残ってますね。
とりあえず次はクーデター未遂と関係者の処刑イベントをこなさないと。
ウクライナ国民の世論が徹底抗戦支持が圧倒的に多い現状では、ゼレンスキー大統領個人をすげ替えても解決しないでしょう。
一応は民主主義国家として、また民主主義を掲げて西側からの支援も得ているわけで、まずは国民が現実を理解して、妥協することを選ばなければいけません。
一時的にクーデター政権が成立し、停戦を成立させたとしても、ウクライナ国民が納得しなければ、いずれ領土奪還を掲げる政権が成立する。最悪の場合、核武装なんてことにもなりかねない。
ゼレが内心で無理だと思っていても支援国と国民が続けるつもりなら止められないんだろうな
大本営発表を続けてきたのが裏目に出ている印象
直近だとアルメニアの首相が分かりやすいか
勝ち目がないから白旗上げて本土侵攻を防いだけど国民からは売国奴扱い
パシニャン首相は白旗を上げるまでのムーブが色々アレ過ぎたので叩かれるのもやむなしかなと思います。
パシニャン首相は元々ナゴルノ=カラバフに関しては最強硬派と言っても良いレベルの位置付けの人物でした。
その割に国内の政治的な理由で(前政権が親露派だったのでそのカウンターパートとして)反露親欧米的な立ち位置を取り、
これらが2020年の第二次ナゴルノ=カラバフ戦争を誘発することになります。
(ナゴルノ強硬派だった為アゼルの反発を招き、反露親欧米派だった為ロシアが中立を決め込んでしまった)
これ以降パシニャン首相は「現実路線」に転向するわけです。
とはいえ叩かれてはいるものの、国内政治は一定の評価を受けているから選挙では勝てているわけですし、それも含めての評価であるべきですね。
解説ありがとうございます
自分の甘い見通しで戦争になった上に負けて領土まで喪失したら
そりゃ叩かれて当たり前ですね
尻拭いを他人に押し付けなかったのは評価できるけど
パシニャンは不正選挙を疑われているのですけどね。
バックが欧米の場合は不正選挙はあまり騒がれないだけでね
彼は元から芸人としての人気で担がれた赤点政治家で、メディアが虚飾で祭り上げていただけであり、英雄が疲弊しておかしくなったわけではなく、化けの皮が剥がれただけです
彼が立ち上げ1回の選挙で議席0から第一党になった国民の僕党には人材がいません
彼の経済政策は失敗し就任翌年にはマイナス成長に転じました
彼の汚職撲滅の試みは彼自身もオリガルヒからの支援を受ける身分でありただの権力闘争であったことが既に明るみになっています
彼の東部紛争への対応は二転三転し結局ポピュリズムに阿り外交関係を破壊しロシアの侵攻を招きました
元からそういう人物です
英雄どころか亡国の徒です
そういうプロパガンダ込みの主張を鵜吞みにして根拠にされてもなあ。
まあ、どうしても対戦国の指導者は比較されるから、緒戦でキーウに踏みとどまったゼレンスキーと、プリコジンの乱で醜態をさらしたプーチンとで、
前者が喜劇役者から政治家に成長し、
後者が政治家から喜劇役者に転落した、
と評されてしまうのは仕方がないと思うよ。
>まあ、どうしても対戦国の指導者は比較されるから、緒戦でキーウに踏みとどまったゼレンスキーと、プリコジンの乱で醜態をさらしたプーチンとで、
これも「プロパガンダ込みの主張」ではありませんか?
俺の書いたゼレンスキー政権に人材がおらず経済政策、腐敗撲滅、紛争解決に失敗したという話はプロパガンダではなく事実だから
>これが「プロパガンダ込みの主張」ではありませんか?
とちゃんと書いてほしい
はて、この短い文章のどの部分にプロパガンダが?
「プリコジンの乱」によってプーチンが醜態をさらしたこと?
それとも「プリコジンの乱」そのものの存在?
中国の反腐敗運動、対抗勢力の粛清を思い出しました。
ウクライナのような汚職国家にとって、民衆に対する大義名分として、聞こえがいいのかもしれないですね。
>彼の汚職撲滅の試みは彼自身もオリガルヒからの支援を受ける身分でありただの権力闘争であったことが既に明るみになっています
ヒトラーが最たる例なんだよなあ
フランス侵攻までは軍司としても悪くなかった
ゼレンスキーはザルジニー派閥のホレンコ司令官をザルジニーと敵対するブダノフの管理下にしてザルジニー派の力を削ぎたいのかな。
私はむしろTIME誌に記事を掲載したサイモン・シュスター記者に情報提供した人物の中に、サルジニー派の人物が複数含まれていて、それに対するゼレンスキー大統領側からの粛清が始まったんじゃないかと震えております……
(シュスター記者の記事の後でウクライナの地元紙に語ったサルジニー総司令官のインタビュー内容を考えると、実はサルジニー総司令官もシュスター記者の記事に関与していた可能性があるんじゃないかと思っております)
というか、これはウクライナ軍の本音をサルジニー総司令官が代弁してる、という構図ですね。
やれいけそれいけ正義のために,と命令するだけの大統領府は夢と希望を語ってればそれで良いんですが。
現場で終わりのない戦争に突撃させられて死んでいく軍人にとってはたまったもんじゃないですよ。
いい加減にしてくれ、せめて現実的な出口戦略を作れ、というのが国軍からの悲鳴に近い要望なんでしょう。
仰る通りと思います。
現場の軍人は、何か月も要塞守備で地下・塹壕に籠ったり、最前線で死ぬまで戦わされたりしているわけですからね。
国会議員が家族海外旅行、賄賂で国外脱出・兵役逃れてしている人間がいる事も、ウクライナ国内の話ですから当然漏れ聞こえているでしょう。
出口戦略を作るのは当たり前ですし、クリミア奪還まで停戦しないと明言しているのは正気なのかと。
ウクライナも敢闘していますが、ロシアの方が国力は圧倒的に上な訳ですから、ウクライナ軍の現場は充分に戦ったと思います。
プリゴジンの乱みたくサルジニーの乱が起きても俺は驚かないぞ
最近はウクライナ内部の亀裂が隠し通せなくなってきてますし
この流れがザルジニー総司令官の解任に繋がったらもう命運は決まったようなものだと思います。 tatarigami氏はシルスキー将軍の作戦立案を酷評していて、実際軍内からの批判も多くなってきています。セルゲイ・コルスンスキー大使の振る舞いも目に付きますし最近のウクライナは余裕が全く感じられず、おかしくなっていると言わざるを得ないです。 あと記事の最後に触れられていますが最前線で集会してたら密告者がいてミサイル着弾ってこの流れハリコフでも見たような…。 ロシア軍が悪いことに違いはありませんし集会するなとは言いませんが、何も学ばなかったんですかね?
ザルジニー解任したらザルジニーの息のかかった部隊がキーウに向かって正義の行進を決行するかもな
プリゴジンのウクライナ版!?
「ゼレンスキー政権は国民を欺いている」
「こうした事実は国民の目から完全に隠されている」
胸熱な展開ですね。プリゴジンの言葉が、不思議としっくりきます。
しかし戦況とは一切関係ありませんが、このウクライナという国家の危機という重大な時期、極限状況に、シルスキー司令官を批判するウクライナ人将校の仮名が
「タタリガミ」
という宮崎駿監督のジブリアニメ
「もののけ姫」
に出てくる奴みたいなのであることは、そこまで日本のアニメやマンガ、ゲームの文化が世界の隅々に浸透しているのかと日本人としては複雑な心境になります。
正面突撃は
「カミカゼアタック」
ですが、他にも
「ヘンタイ」
とか、
「ポケモン」
みたいな表現が普通に出てきます。ウクライナ人の思考や発想自体がすでにオタク的になっているということでしょうか。
自分から記事が事実だと認めていくのか…(呆れ)
この措置で喜ぶのプーチンとブダノフだけじゃねえのか
何やってんだ
本質的にはキエフ戦頃の軍上層部入れ替えと同じことですが、受ける印象は正反対というのが悲しいところで。
南部攻勢の失敗に加えて、こういうゼレンスキー大統領の動きがウクライナの世論を停戦支持に向かわせることを望む。
停戦が出来ないのにはいくつかの問題があるからだ。
・ゼレンスキー大統領の姿勢を裏付けるウクライナの世論
・プーチン大統領の方針
・西側によるドミノ理論的な「侵略を成功させてはいけない」という価値観
このうち現段階で西側の「ロシアの侵略を成功させてはいけない」については満たされている。西側も中国も、ロシアの得たものと失ったものを見比べて、成功と判断することは出来ないからだ。これは現状の戦争(もう1年ほど大規模な戦線の変化がない膠着状態で、双方の損害が積み重なっている)が続けば続くほど失敗度合いは増えていく。これを解消するにはロシアが大規模な動員をした上で大突破攻勢を成功させるとか、ウクライナの人的資源・装備が尽きるまで攻勢を継続するとかしなければいけない。
次に問題になるのがウクライナの世論だ。ウクライナの世論はかなり強硬で、9月の世論調査結果でも全領土奪還を目指して抗戦を継続すべきとの声が圧倒的に多い。ここが変わらなければ停戦の実現は困難だ。南部攻勢の失敗、軍事支援の停滞、ゼレンスキー大統領の政治的失敗などが見えてきた今でもまだ世論が動かないのであれば、かなり厳しいだろう。
最後はプーチン大統領の決断だが、これは全く分からない。ロシアという国家の未来を考えれば停戦は最適な決断だ。そもそも侵攻開始前の段階で、ウクライナのNATO加盟はまったく実現しそうに無く、ドンバス地域の民間人死者は2017年以降毎年2桁程度。そもそも全面侵攻を開始することがロシアにとって最適な選択では無かった。
しかしプーチン大統領個人にとっては、このまま毎年数万〜十万以上の死傷者を出しながらも、自分の寿命が尽きるまで戦争を継続するのが最適かもしれない。10年単位で継続すれば、ウクライナの人的資源が物理的に尽きて、ウクライナを丸ごと獲れるかもしれない。
しかし国家としてのロシアにとっては最適な選択では無い。このまま陸軍戦力のほぼ全力をウクライナに投入し、ウクライナ相手に消耗を続ければ、NATOと対峙できるだけの戦力の回復はさらに困難になっていく。将来的に全世界的な脱化石燃料が確実な中、国内の先進産業が育たなければ、いずれは農業国として中国やアフリカに食料を売るだけの国家になってしまう。
ウクライナは来年以降も攻勢をやめて、防御に全力をあげながら、NATOによる安全の保障を条件とした現状のラインでの停戦に同意する姿勢をとるべきだし、
ロシアは現時点で実施可能な突出部を解消する攻勢を完遂した後、攻勢を停止して戦力の増強を行い、ウクライナの防御準備の進展を見て、大規模な突破が望めないと分かれば停戦し、国内産業の回復と育成に励むべきだ。
長々と毎度の精神勝利をありがとうございます
「精神勝利」というのが本当に理解出来ない。あなたはロシアと自分自身を一体化していて、相手をウクライナと一体化して理解しているんですか?
相手のコメントのどこが誤りだと思うのか、具体的に根拠と共に指摘したらどうですか?
一番の肝心要の敵のことを「全く分からない」と言い切っている時点で、現実的とは感じません。
プーチン大統領がどう考えているのか、どう決断するのかはわからない。だがロシアにとって最適なのは突出部に対する攻勢の終了後、戦力を増強しつつ、ウクライナの防御状況を見て、大規模突破が見込めないなら停戦することだ。
と主張したのですが。
「停戦が実現しそうだ」とか「停戦が現実的になった」などとは全く書いていないのですが。「現実的とは感じません」とは、何に対する、どういう意味の指摘あるいは反論なんですか?
西側諸国は、ロシアの全面侵攻はありえないと予想されていました。
その理由は、経済的に合理的でないからとか、その他もろもろ言われますが、結局のところ、西側基準の物差しで推し量っているからでしょう。
そして、あなたの挙げられている理由は、未だに西側基準の物差しで判断していると感じます。それでは、また同じようにロシアの行動を見誤りかねません。
ロシアが、なぜ経済的合理性を捨ててまで全面侵攻に踏み切ったのか。
その問いに対する答えがあれば聞かせてください。
それがなければ、ロシアとの停戦は非現実的だと思います。
> 未だに西側基準の物差しで判断していると感じます。それでは、また同じようにロシアの行動を見誤りかねません。
まず最初のコメントをちゃんと読んでください。「ロシアは停戦に同意するだろう」とか、「停戦が現実的になった」などとは一切書いてないし、そんなことを主張していません。プーチン大統領の決断はわからないとはっきり書いています。国家としてのロシアではなく、プーチン大統領にとっては戦争を継続するのが最適かもしれないと明確に書いてますよね。
> ロシアとの停戦は非現実的だと思います。
だからそもそも停戦が今現実的が否かの話なんかしていないんですよ。相手のコメントを勝手に解釈して戦い始めるのやめてくれませんか。
まずその独裁者プーチンの妄想で益もない戦争に突っ走る恐怖政治国家ロシアって妄想をやめて考えような
敵にゼレンスキーの皮着せてもなんも意味ないよ
>独裁者プーチンの妄想で
>恐怖政治国家ロシア
私がどこにそんなこと書いたんですか?「妄想」しているのはご自身ではないでしょうか。私は国家としてのロシアにとって必要では無い時にロシアが侵攻を開始し、得た利益よりも損失の方が大きい、と主張しているに過ぎません。また国家全体としての利益と、政治家個人としての利益が異なるのは当然でしょう。それは西側民主主義国家であっても、ロシアであっても、中国であっても、より独裁的な国家であっても程度は違えど同じことです。
>益もない戦争に
ロシアが得た利益と損失を比較して記載しました。それが誤りだと思うなら、具体的に反論されたらいかがでしょうか。
ルハンシク州の2/3(残りの1/3は侵攻開始前から保持)、ドネツク州の1/3(1/3は侵攻開始前から保持)、ザポリージャ州・ヘルソン州の半分(州都を含まない)がロシアが侵攻開始以降、現在まで保持している領域です。
本来の主敵であるNATOの兵士に損害を与えることは無く、優秀な契約軍人が死傷。装備の損耗は西側が送った西側製装備の数とはとても釣り合わない。NATOはむしろ拡大した。
長期的に見ればさらに深刻で、ロシアに残された優位は広い領土と資源と核兵器。人口は1.4-1.5億で、一国としてはそれなりに多いが西側とは比べるまでもない。高齢化と人口減少も普通に進んでいる。
先進技術はとても西側や中国と勝負出来るレベルでは無い。西側との貿易で経済発展していく路線から外れてしまった。
大量の資源を売れるのが現状の強みだが、西側だけでなく中国までが長期的には化石燃料からの脱却を進めていくことを表明している。アフリカなどのグローバルサウスはむしろ気候変動で西側諸国よりも被害を受ける国々で、気候変動対策を求める声は強い。
もちろん、ウクライナ対ロシアとして見れば、人口も経済規模も遥かに小さいウクライナが受けた人的・経済的ダメージはロシア以上だが、ロシア自身が主張している「西側 対 大国としてのロシア」という構図では、とても利益と損失は釣り合っていない。
まあなんだ
ロシア人はそうは考えてないから戦争が続いてるんだって理解しよう
>ロシア人はそうは考えてないから戦争が続いてるんだって理解しよう
だからプーチン大統領がどう決断するか分からないと最初から書いています。具体的な反論が出来ないのに、なにか文句をつけたいからといって「精神勝利」とか、「妄想」とか、相手が書いていないことを書いたことにして反論した気になるといった行為はやめてくれませんか。ただ気に食わないだけなら素直にそう書いたらいいのでは?反論できないが気に食わない、と。
私のコメントに蛇足な部分があって、議論がこじれたのかもしれませんね。ここでやめましょう。
一応、あなたが「精神勝利」と言われることに理解できないと書かれていましたので、少しでもその理解に役立てばと思って、レスしただけです。
精神勝利って私も意味がない言葉だと思う。
単なる煽り文句でしょ。
記事が長過ぎる、やり直し(真顔)
…それはともかく、歴史的にロシアと言う国は相手が弱いと見れば丸ごと征服する気性ですから、もう停戦は無意味かと
後、NATOも弱いとロシアが判断した可能性も高いので、ウクライナが潰れたら次はロシアによるバルト三国やポーランドへのお礼参りツアーが始まるのも歴史が証明しています
>NATOも弱いとロシアが判断した可能性も高い
あなたは現状のNATOとロシアの軍事バランスを見て、ロシアがNATOとの直接戦争になっても勝てると判断するほど、ロシア政府や軍指導部の分析力が低いと主張しているんですか?
それともNATOとロシアの軍事力を見て、本気でロシアが有利だと思うんですか?
それともポーランドなどNATO加盟国への侵攻を開始してもNATOがそれらの国々を見捨てると思っているんですか?
1.そもそもNATOとロシアの軍事バランスが本当にNATO優勢なら、ウクライナにNATOが介入しているはず(例・ユーゴ内戦)
それにロシア政府や軍指導部の分析力が低いのはウクライナ戦争開戦時からのゴタゴタの数々で証明済み
2.NATOはウクライナへの支援で弾薬が払底しており、これに対して戦時体制下で中国・インド・イラン・北朝鮮からの支援で武器弾薬の補充が出来ていて、なおかつ未だ総動員令を下していないロシア軍の底力を考慮すべき
従って、NATOとロシアの現状の軍事力は必ずしもロシアの圧倒的不利とは言い難い
3.来年の米大統領選挙で共和党が勝利すれば、ウクライナから手を引くだけで無くバルト三国やポーランドへのロシア軍侵攻の際にNATOから逃げ出す可能性も有りうる
そうなればNATO自体も助け様が無くなるのでは?
> そもそもNATOとロシアの軍事バランスが本当にNATO優勢なら、ウクライナにNATOが介入しているはず
核兵器って知ってますか?
そもそもNATOが同盟国でもないウクライナに介入しないことを根拠として、NATO優勢ではないとするのは思考が飛躍しすぎている。
アメリカがアフガンから撤退したから、アメリカ軍はタリバンに対して軍事的に優勢では無いということになるんですか?
>NATOとロシアの現状の軍事力は必ずしもロシアの圧倒的不利とは言い難い
「NATOも弱いとロシアが判断した」から、「圧倒的不利とは言い難い」に変わったんですか?
>来年の米大統領選挙で共和党が勝利すれば
現状のNATOとロシアの軍事バランスの話じゃなくなってますよね。
NATOが核戦争を警戒してウクライナに直接介入せず、軍事支援も段階を追ってロシアを追い詰め過ぎないようにやっているのと同じく、ロシアにとっても核戦争リスクは望ましくないものと思われます。
ロシアが核戦争を辞さないのであれば、各種支援武器の無防備な輸送段階で、ポーランド等の集積地にミサイル攻撃を行っているでしょう。
ロシア(プーチン)は核を撃たなければ負けるという状況で核発射を躊躇しないでしょうが、無制限に核戦争へのリスク拡大を犯すほど愚かではないはずです。(自国の被害も壊滅的になるため)
NATOへの攻撃は核戦争リスクを最大に高めるものであり、仮にウクライナ降伏後ロシアに余力があったとしても、NATO侵攻はプーチンが本当に狂わなければ無いでしょう。
今回の戦いでロシアはかなりの貴重な経験と知識を手に入れたのは間違いないとは思いますよ
西側から矢継ぎ早に送り込まれたゲームチェンジャーと言われる最新兵器ことごとく無効化した実績は
相当な自信にもなるでしょう。
また今回の一件でNATO自体の脆弱性も浮き彫りになったように見えます
ロシアとしても問題の根本を解決すべきと言う方向にシフトしていく可能性は十分にあると思いますので
話し合いで話が着けば良いですけど着かなきゃ戦争でしょうね。
無効化できてますかね。
数日前にまたロシアの艦船がストームシャドウでやられたし、ハイマースで後方の高価値目標が燃えてますけど。
それに自走砲の類はあまり撃破できてない。
簡単なことでは無いからロシア軍が無能だと言うつもりはないけど。
>このうち現段階で西側の「ロシアの侵略を成功させてはいけない」については満たされている。
満たされてますかね?
成功させてはいけない理由は「次の侵略を誘発するから」ですよね。
これはロシア自身や中国など拡張主義の独裁国家がどう判断するかかすべてで、西側と同じ基準で判断しているとは限りません。
侵略によってロシアは多くの国家リソースを失い、回復には30年以上もしかしたら50年以上かかるかもしれない。
しかしいずれ回復はするわけです。
一方で現在の国際法上は領土は基本的に固定され動きませんが、今停戦するとロシアに有利な形で動くことになります。
長い目で見れば侵略して得だったと独裁者の目には映るかもしれません。
同感です
それに独裁者は何を考えているか分からないから独裁者なのですが、それが分からない人が多いのが残念です
いや、貴方はウクライナ戦争後のプーチンの判断について、NATOにお礼参りすると断定しているじゃないですか。
貴方が一番独裁者の考えが分かった気でいるのでは?
独裁者は何を考えているのか分からない以上、普通は一番有り得無さそうな選択肢が一番有り得そうだと言う意味で当時は言ったのですが、今はその可能性が高まっていると言う……
そもそも「ロシアの侵略を成功させてはいけない」から、停戦に反対、というのは西側の判断基準なのであって、そもそもロシアの侵略が成功したからといって中国が台湾侵攻を決断しやすくなるかどうかは全く分からないわけです。「ロシアの侵略が成功すると、中国などが次の侵略を決断しやすくなる」と「西側諸国が考えている」から、西側が停戦に反対、というのが正確でしょう。つまり、西側諸国が、「ロシアの侵略は失敗だと中国も理解する程度に示された」と判断すれば、そこの停戦阻害要因はクリアされるわけです。
抑止と同じで、実際に次の侵略が発生してみなければ次の侵略が誘発されたかどうかは証明されないし、実際に次の侵略が発生したところで、それを「前の侵略が成功したから」だと証明することは極めて難しい。
中国の判断ではなく、西側諸国が、中国がどう判断すると考えるか、が、この停戦阻害要因の話においては意味があるわけです。
なので、西側諸国の国民と政治家たちが西側の基準でロシアの侵略は成功していないと判断し、かつ中国も成功と認識しないだろうと判断すれば、それでこのドミノ理論的な停戦阻害要因はクリアされるのではないでしょうか。
双方の未来を見てる良いコメント
> 農業国として中国やアフリカに食料を売るだけの国家になってしまう。
結果だけ見るとウクライナの農業国立国の地位を奪い取る戦いなんですかね。
> 侵略を成功させてはいけない
プーチンとナチがピッタリ重なって見えるから、西側も妥協してはいけないと思うよね。
>因みにゼレンスキー大統領は4日「前線の状況は膠着状態ではない」と主張
ロシアシンパ共がネガキャンに必死であるが、大統領閣下は現状をよく理解しておられるぞ
前線の状況は膠着状態ではなく崩壊寸前だと
とロシアシンパは申しております。
マトリョーシカ人形みたいでおもしろい。
ちょっと押されてるからってロシア側よりごたごたしてどうすんのよ
ゼレンスキー大統領も軍人も2022年2月からのキーウ防衛線のころを思い出してほしい
本質的にはあの頃と同じことをしているので、むしろ思い出していると言えるのでは。
軍部の人気と騒動を見聞きする側の感想が異なるだけで、政権が求める戦時体制と異なる意見の人々を更迭しているだけですし。
以前から軍部と政府側との意思疎通が上手くできておらず、軍部側が妥協して、勝ち目のない、増援も遅れずに徹底抗戦したマリウポリやバフムトの例があるので、正直驚きはない。
相対してる国がロシアなので、今回の戦争とかつてのソ連とフィンランドの戦争を思い返すことがあるが、餅は餅屋。戦場での意思決定は軍部に任せずに、いちいちしゃしゃり出てこられたら、プロとしてはやってられないでしょうね。
米NBC社の記事で、欧米支援国がウクライナに停戦を促したか?みたいな内容のもの出てきたり、年末を控えて一気に動きが加速してる雰囲気です。個人的には、停戦なり、終戦はあっさりと決まる印象なので、不意に終戦のニュースが流れてきても驚きはないかな。
ロシア側は長期戦の体制に着々と移行しているようですが
ウクライナ側はそれ以前に自壊しているのがありありと見えるので
このタイミングでの停戦ということになるとロシア側に利益がないと成立し得ないのかなと感じます。
ロシアとするとこのまま消耗戦でジリジリ押して、四州制圧するまでやっても良いという脅しの姿勢は見せられるわけですから
ロシアも兵隊たくさん死んで、現場では抗命事件があって内ゲバ状態になってるから余裕があるのかわからないです。
ただロシアは前線だけでモスクワあたりで不和はないようです。
それでも権威主義国家だとそれがふつうだと思う。
チャウシェスクもカダフィも直前まで強権をふるえていた。
そうですね。言い方は悪いですが籠城戦をしている側(ウクライナ側)が矢尽き刀折れつつある状況で停戦を申し出ても、寄せ手側(ロシア側)は降伏を求めるだけですからね
寄せ手側の継戦能力が失われる見込みがあるならいいのですが、現状では数年規模での戦時体制へ移行しており長期戦の構えを崩せるとは思えません
どのような停戦交渉になるのか、仲介国がどこになるのかなどは現時点では不明ですが、相当にウクライナ側に厳しい交渉にならざるを得ないと思います
政権と軍部がゴタゴタしてるのは確かそうだけど、どっちがどうなのかは何年も後にならないと分からないのが歴史の難しさだなあ。
欧米はウクライナの劣勢を必死に隠してロシアへの支援を継続させたいものかと思っていたけれど、そろそろ停戦させるべきだと考える人が欧米にも増えてきてるみたいだね
欧米の市民から徴収した税金でウクライナに支援してる訳だし、成果を出さなければ支援する意味もなくなるのは当然か…
まあ究極のところまで言っちゃうと、相手が破産するのと心を折るのが戦争の目的ですからねえ。
金持ちと人命が軽い国は戦争に強い。
かつての大日本帝國はお金はあんまり無かったけど後者だったので3年半以上も米国相手に戦えた。
ウクライナがこの段階で一旦破産するのは確定ですけど国民の命をどこまで消費することを容認するかがこの戦争がどこまで続けられるかにかかっています。
上の方で書いている方もおられるけれど。
ロシア相手に譲歩は不可でしょう。
では、対策をマネージしないとですが、上手くいって無いのでしょう。
短期戦の予想は捨てて、長期戦に備えるべきと思いますが、
周りの人間(参謀?)は何をしているのかな、と感じます。
大統領を変えれば良いというものでは無いでしょう。
国として限界なんだと思います。 元々汚職大国ですし長期戦に備えよと言ったところでもう有望な人材は消耗されていなくなり、反攻作戦に失敗したので終戦のビジョンも消え失せ支援も陰りが見えてきている。 このような状態で継戦しても今後の国家経営を脆弱にするだけです(だからといってロシアに譲歩することは国家存亡と支持率低下を招く恐れがある為断行できない)。 この板挟みの中、ゼレンスキーはどう振る舞うのでしょうか。散々喜劇を演じてくれたのだからそろそろ終幕ですかね。
>散々喜劇を演じてくれたのだからそろそろ終幕ですかね。
そこまでウクライナ問題を他人事と捕える感覚が、よく分らない。ガザ地区の情勢は他人事かもしれないが、ウクライナ侵攻は他人事ではない。
ロシアが勝利すれば、連鎖的に他国の独裁者やテロ組織が自分の理想と正義を成就するために、周辺国に侵攻を開始するかもしれない。紛争多発の時代になれば、貿易に依存している日本は壊滅的なダメージを受ける。
仮にウクライナが降伏してロシアの完全勝利となったら、プーチンはバルト三国への侵攻を開始する。その際にアメリカは、非常に難しい判断を強いられることとなる。その後の国際社会への影響は、もう予測不可能な領域に突入する。
当事者意識があろうと他人事だろうと私にはどうにもできないのでね。あとガザ地区の問題だって大国の後ろ盾があれば何でもできることを示唆しているので他人事とは言えないのでは?
ゼレンスキー大統領周辺の参謀は、もともとNATOの軍事顧問が多く、身辺警護はイギリス陸軍特殊空挺部隊、SASの隊員がやっていたという話もあり、また身辺警護の話は別にしても、多くのウクライナ兵がイギリスに送られて訓練を受けたのは事実です。
ボリス・ジョンソン元・英国首相や、ジム・ウォレス元・英国国防相らの対・ロシア強硬派は非常に楽観的であり、イギリス国防省の戦況分析なども非常に楽観的、強気でしたが、今はジョンソンもウォレスもすでに辞任し、イギリス国内にはすでに余剰の武器、弾薬は全く残っていないと伝えられます。
ザルジニ司令官のように1941年のソ連軍の教範で教育を受けた指揮官は、元からロシア軍をそれほど甘くは見ていなかったと思いますが、NATO軍、イギリス軍の軍事顧問、参謀などは、ロシア軍の戦闘力を過小視し、また西側兵器の威力を誇張し、それがゼレンスキー大統領の楽観的な状況判断の根拠、主張の論拠となっていたのです。
しかし今は電子化された通信装備を持つレオパルト2A戦車でも、M2ブラッドレー装甲戦闘車でも、実戦ではロシア軍に次々に撃破されるということがすでに現実となり、1日30kmの前進、というような計画もただの空想、幻想となったことがわかりました。
ウクライナ政府内の事情は判りませんが。
ここでロシアの膨張を止めるのは西側の利益と思えるので、
仮に長期戦になるとしても、西側の支援は続くのでは、と思います。
引き続き、今の路線(国内では体制刷新、ロシアには国力の消耗を強いる)
を進むと良いような気がします。
パレスチナの件もありますが、ウクライナが気に病むことでは無いのでは。
真面な理屈が通用しない相手との戦いに行き詰れば、大抵の人間は精神が摩耗してくるだろう。おそらくゼレンスキー大統領に限らず、指導部全員が精神的に追い詰められていると思う。
私がウクライナの指導部の人間なら、やはり欧米の指導者には不信感を抱く。あまりにも対応が後手後手だし、判断が甘く決断が遅い。予測可能な事態にまで対策を立てていないのは、理解に苦しむ。
そしてプーチンとは、交渉の余地がない。偉大なる祖国復活の妄想に取りつかれているプーチンは停戦を考えないし、仮に停戦が成立しても必ず侵攻を再開する。
そもそも交渉が可能な人間なら、国境を踏み躙ったりはしない。プーチンのような狂人とは、交渉は不可能だ。
以前にザルジニー総司令官が語っていた『火薬のような新技術』って、航空機にも通用する超高出力レーザー砲か、レールガンのようなSF兵器のようなものなんじゃないのかな?
ロシアの航空戦力をなんとかしない限りは、このまま膠着状態が長く続き、じり貧になる。レーダーに捕えた航空機は回避の時間を与えずに撃墜できる完璧な対空兵器、そういうSFレベルの兵器が無ければ勝てないと考えているんじゃないのかな?
WW1やWW2では短い期間に常識を覆す兵器が開発された。
アメリカの原子爆弾はその類の兵器で、歴史上はあり得ないIFだったがナチスが先に原子爆弾を開発し量産までできたなら勝者は逆になっていたかもしれない。
それを恐れてアインシュタインなどのユダヤ人科学者がルーズベルトに警告した。
AI搭載の攻撃に使えるドローンが仮に完成し量産化できれば、かなり怖い兵器になる可能性があると思う。
人の判断に頼らず人的被害も皆無で飽和攻撃をできるようになったら戦場で革命が起こる気がする。
ゼレンスキー大統領の戦後の責任逃れ、権力維持のための行動と見られても仕方ないですね。
いつの時代も、戦争が膠着すれば、内ゲバが発生しているのは常でしょうし。
ゼレンスキー大統領が停戦拒否、ザルジニー総司令官など停戦も視野に入れている高官もいるという事ではないでしょうか(個人的な意見です)。
アメリカを中心に、スポンサーが停戦を望んでいけば、ゼレンスキー大統領を引きずり下ろしてザルジニー総司令官などを担ぐ事は有り得ると思います(過去の事例です)。
クリミア奪還まで停戦しないというのも1つの選択肢ですが、他国から外交的に支持を得られている・継続して得られるのか疑問に感じています。
各支援国、与党の議席減少・政権交代が続いており(インフレ等)、これから戦争が長引く程に戦果が出なければ、将来的なウクライナ支援は減らされるリスクに晒されているとも言えます(戦争は相手のいるものですから、止め時が本当に難しいですね…)。
やはり軍事力で侵略するのが最適解だな
西側はこの調子ですべてロシアに侵略される
今のうちに東側諸国へ移民することをお勧めするよ
自由民主主義はいざという時に何も守ってくれないことが今回の戦争で証明されたからね
行くべきはやはり中国か、ほかによさそうなとこあるかな
ならば、まず貴方が中国へ移民されてはいかがか?
こんな所で書いてないで、早く手続きされるべきですな
先々のご幸運を祈ってます
現在進めてますv
あなたも早くするといいですよ
もう西側は、ロシアがいかに戦争犯罪をしても「ウクライナが悪い」方向にもっていってますからね(最近のウクライナ関係のコメントはすべてこれ)
ここの連中もある日ロシアや中国に虐殺されて「日本が悪い」っていわれるんでしょうね
ご冥福をお祈りします
本気で言ってんのか単なる逆張り君なのか知らんけど、やっぱこういう奴って本当にいるんだな
民主主義の国に生まれてその恩恵を受けて育ち、ネットで自由に意見を書きながらなぜか権威主義的な物に憧れるやつ
たぶん現実社会では村八分にあって、いじめられていると被害妄想を持っているんじゃない。
こんな性格だと誰も近寄りたく無いよね。
大日本帝国は太平洋戦争で負けてる時に度々選挙をしてるのを見て、呑気なもんだなぁと思ってましたが、今回の件でリーダーが追い込まれすぎない様にするには良い政策だったのかなと思いました。
この戦争自体の善悪は別にして、戦争犯罪はウクライナよりロシアの方が多いのだろうか?
ウクライナ戦争は、すごい情報統制が行われていて、異論はメディアでに出ないし情報弾圧されてきた。一方的な大本営発表と思い込み。芸能人に対する押しならいいのだけど国際情勢のことですからね。
それが最近、少し変化が出てきただけだと思います。
比べると、ガザ戦争の報道の方はかなりましである。ハマスのテロは悪い、しかし、パレスチナ側のことも報道されていて、人々は両論を見て考えることもできる。
そりゃ戦場が自国土か敵国土かで戦争犯罪の発生率は段違いでしょう。
白旗見えないフリして敵兵ブチ転がすくらいはあるかもしれませんが。
米国では共和党下院を中心にウクライナ支援を引き上げてイスラエル支援をするよう求める動きが活発です。これらは本来独立したイシューで、イスラエルに支援が必要でもウクライナの支援を引き上げる必要もなければ、ウクライナに見込みがないからといってイスラエルを支援せねばならない理由もないのですが、米国政治の常でこれらは一つの問題として(それどころか銃規制や中絶といった国内問題とセットで)語られてしまっています。これは最悪の政治文化だと思いますが、現にそうなっている以上どうしようもありません。
この問題でたちが悪いなと感じるのは、ウクライナへの支援(投資と言った方がいいかも)のドルあたりの効果はこの数ヶ月で落ちており、金額や体制自体を見直す機会は共和党が何も言わなくても早いうちに必要になっただろうという点です。軍司令官の戦略的失敗やそれを巡る報道はこのサイトでも触れられてきましたが、軍部を飛び越えた政軍関係のいい加減さもウクライナへの投資効率を下げている要因です。悪辣な言い方をすると、アメリカが今まで費やした金額と国際社会が送ってきた兵器をウクライナ人ではなく米国人が指揮して投入していたら、今頃もっとマシな状況だった可能性があると(少なくともアメリカ人がそう考え始めた)という話です。しかしこの戦争に対する米国の立場はあくまで有志の支援者であり、法的に司令部人事に介入可能なNATOとは全く異なります。悪意ある言い方をすると、民主党のやり方でウクライナを勝たせるためには今後もウクライナ軍という穴の空いたバケツにドルを注ぎ続けなければいけないのですが、民主党がバケツの穴を塞ぐ妙案を思いつかなければ共和党の言う支援停止の機運は高まっていくことでしょう。
エコノミストのザルジニーは完全に心が折れた人間の発言だったからな
もう解任決まってんのかと思ったわ
キーウからロシア軍敗走後のプーチンの戦争方針は、まず核兵器をちらつかせてNATOの軍事介入リスクをゼロにする。次に長期戦に持ち込んでNATOの軍事支援が低迷するまで少なくとも併合した地域は死守する。次に長期化による西側の無関心化と西側内の親露派を使った種々の世論操作によるウクライナ支援の減退を狙う。更にインフラ攻撃によってウクライナの兵器自給力と防空ミサイルリソースを削る。ウクライナに戦力回復させる余裕を与えないために可能な限り連続的に攻勢をかける。連続的な攻勢を可能にするために動員を繰り返して十分な兵員を補充する、といった所でした
今年になってプーチンのスポークスマン的な役割を担っているメドヴェージェフは、講和条件にキーウを含む東ウクライナとオデッサを含むウクライナ南部の割譲、更にウクライナ軍の解体を要求しており、これはウクライナが消滅するまでプーチンは戦争を止める気は無いという事を意味しています。
プーチンがウクライナ戦争にどの程度の重要性を見出しているかと言えば21世紀の「大祖国戦争」と位置づけているわけですので、
プーチンが死ぬか失脚するという僥倖が無い限り、ロシアの人的資源が払拭するまで諦めないでしょう
よってウクライナは滅亡したくなければスイスのように国民皆兵として総力戦で立ち向かうしかなく
それは強権的な徴兵と、徹底的な情報統制による意思統一、つまり軍国主義体制になるしかないのです。
記事によればウクライナ国民はロシアに祖国が解体されるを望んでいないようなので、ゼレンスキーの処置は民意に沿っておりそれなりの妥当性はありますね。(もう少しやり方は無いのかとは思いますが)
ゼレンスキーも大統領になってまさかこんな事を決断しなければならなかったとは思わなかったでしょうし、真っ当な人格な持ち主ならば精神が擦り切れるでしょう。任せられる人がいるならば辞任して後進に託しても良いとは思いますが、はたしてウクライナにゼレンスキーより”マシ”どころか”同等レベル”の指導者がいるのかとなると怪しいでしょうな
なおウクライナの苦悩は大国に侵略された小国の共通的な悲劇であり、軍事的な強弱は相対的なものである事を考えれば決して他人事ではありませんし、テレビエンタメ番組として気軽に消費して良いものでもありません
思ったんだけど徹底抗戦すべしというウクライナの世論ってのは、国外脱出したのが主に子供と女性である以上最大派閥は兵役に行ける男性が最大派閥だよね?ならもう民主主義やりきるしかないよね
これが男女半々の世論ならつばを吐きかけてやる所だが
ここはザルジニーが折れることができるかだな。
ゼレンスキーは折れることはできないだろうし。
とにかくウクライナとしては負ける訳にはいかない戦いで、米国の行方は怪しいんだから内輪で揉めてる余裕はない。
最優先すべきはロシアに勝つこと。
ゼレンスキーもザルジニーもその原則を忘れてはいけない。
ゼレンスキー/ザルジニーで内輪でどちらが勝っても、ウクライナがロシアに負けたら殺されるか生涯拘束されるだけ。
冬戦争みたいになってきたな。
各国圧倒的にフィンランドを支持、武器供与してソ連相手に善戦。
ソ連軍に莫大な損害を与えたが国力差で押し切られ停戦。
認識が私とかなり違う。
フィンランドは連合国側から支援をスウェーデンのせいでまったく受けられず、仕方なくナチスドイツに支援してもらい。
ナチス敗色濃厚になったあとは枢軸扱いで連合国から味方してもらえなかった。
ウクライナは確かに恵まれている。
だけどWW2のソ連へのレンドリースは信じられない量だった。
レンドリースとは言ってもソ連は踏み倒したので供与してもらったと言っても良い。
10倍の戦車と大砲と航空戦力もってる相手と戦っていれば10倍の損害が出るのが当たり前なわけで
(ランチェスターに従えば100倍でるけど)
この結果は最初からわかっていたと思うんですけどねえ。
ロシアを弱体化させるための捨て駒みたいなもんでしょ?みんなそういう認識だったと思っていたのですが
ここまで来ると不協和音に作為を感じてくるな、そうみせる理由でもあるのかな