ウクライナ侵攻から773日が経過、DEEP STATEとRYBARは「アウディーイウカ方面でロシア軍が前進している」という評価で概ね一致し、これを裏付ける視覚的証拠も登場している。さらにロシア軍がセメニフカ集落内に侵入したことを示す視覚的証拠も登場した。
参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 5 апреля 2024 года
ウクライナ軍の防衛ライン(推定)がロシア軍の攻撃に晒されている
アウディーイウカ方面についてウクライナ人が運営するDEEP STATEは「ロシア軍がオルリフカとトネネキーを占領した」「オルリフカからセメニフカ方向に占領地域を広げた」「トネネキーから西にロシア軍が前進した」と報告。
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも「ロシア軍がオルリフカとトネネキーを支配している」と報告し、この方面について両者の評価はほぼ一致していたが、新たな報告と視覚的証拠によって前線位置に大きな変化が観測されている。
RYBARは6日「ベルディチ方向でロシア軍が前進した」「河川の対岸=Ⓑでロシア軍がウクライナ軍の砲撃を受けている」「ロシア軍がオルリフカからセメニフカ集落内に入った」「ロシア軍がウマンスキー方向に前進した」「ロシア軍がペルヴォマイズケ集落内=Ⓖで国旗を掲げた」と報告。
DEEP STATEも7日に更新した戦況マップの中で「ベルディチ方向でロシア軍が前進した」「ロシア軍がウマンスキー方向に前進した」「ロシア軍がペルヴォマイズケ方向で前進した」と報告、ベルディチ方向でのロシア軍前進はⒶ、セメニフカ集落内へのロシア軍侵入はⒸ、ウマンスキー方向へのロシア軍前進はⒹⒺⒻ、ペルヴォマイズケ方向でのロシア軍前進はⒽの視覚的証拠で裏付けられている。
問題はRYBARが主張するベルディチ方向=Ⓑへのロシア軍前進だ。
BM-21による攻撃をロシア人は「ウクライナ軍がロシア軍陣地を攻撃している様子」と、ウクライナ人は「ロシア軍がウクライナ軍陣地を攻撃している様子」と評価しており、この部分の評価は追加の視覚的証拠が登場してこないと判断できない。
どちらにしてもアウディーイウカ方面でロシア軍が前進しているのは確実で、ネタラブ~ウマンスキー~セメニフカ~ベルディチ~ノボバフムティフカ~ノボカリノベを結ぶウクライナ軍の防衛ライン(推定)がロシア軍の攻撃に晒されている。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
弾薬量に格差がありますから、砲爆撃で地ならしされた後に、ゆっくり進まれると厳しいですね。
ウクライナは発電量が低下、ロシアは製油能力て低下しており、双方のインフラ攻撃の影響が気になっています。
ウクライナの発電所に、かなり深刻な被害がが出ており、電力は軍事生産などだけでなくレーダー基地などへも幅広く影響が出ます。
大規模攻勢の準備という見方もあり、少し注目しています。
(2024/03/22 ウクライナへ過去最大規模のインフラ攻撃 ウクライナ最大の水力発電所で火災 テレ朝news)
(2024年3月31日 ウクライナ 発電所などにロシアの攻撃相次ぐ 深刻な電力不足も NHK)
(2024/04/05 ロシア軍、ウクライナの発電所への攻撃強化…ドネツク州など6州で計画停電 読売新聞オンライン)
(2024/4/6 ウクライナ首相「露軍の攻撃で火力発電所8割が破壊」 東部ドネツク州で激戦続く 産経新聞)
死者の大半が砲撃によるものなんで、砲弾数に余裕あって安全に進める方法あるならそれを選びますよね。
ウクライナ軍よりロシア軍のが兵力少ない分余計に。
ロシアの製油所への攻撃はアメリカやヨーロッパ各国も影響受けて製品価格が上がるから止めろって怒られたりしてましたけど、ロシア領内への欧米兵器による攻撃を禁じてたりもあったのにウクライナ焦ってる感じがするんですよね。
ウクライナの発電所はソ連製で欧米では直せないし、一から作るとなるといつになるのかって話になるし、電気がまともに使えないと不満が出てきますからねえ。
それに2年前なら攻撃してるロシアに批判言ってたけど、今は防げなかったウクライナ政府に批判行くのもありますし。
まあ、普通戦争だと発電所とかは真っ先に狙われるもんですし、今までは変電所攻撃程度だったのにしなかった理由は占領した際にそのまま使うのと、インフラ攻撃は住民への配慮とかだったんでしょうけど、それをする辺り製油所への報復も兼ねてそうだけど容赦が無くなった感じなんですよね。
下手したらポーランドに行く可能性あるのに西部のリヴィウも狙い始めた辺りも、電気使えなくするつもりありそうで。
発電所が終わればシリアでやってたように浄水、下水インフラを狙って腸チフスやコレラを発生させるまでやりそうな感じがあるような。
仰る通りです。
ロシアが、占領地・戦後の統治、戦争継続を考えれば、兵士は貴重ですよね。
欧米の内政は、最重要政策はインフレ鎮静化ですから、仰る通り製油所攻撃に敏感になっていますね。
ウクライナは、このままですとジリ貧ですよね、発電所修復のためのエンジニア・部品も海外依存のようですし…。
イスラエルであれば、初動からインフラ破壊を繰り返しており、ガザのGDP97%分が破壊という試算が出ています。
ロシアが、インフラ破壊に重点を置き始めたように、仰る通り感じますね(防空火器の備蓄減少もあるかもしれません)。
(2024年4月6日 ガザのインフラ被害2.8兆円、GDPの97%相当 国連調査 日経新聞)
後は契約やら期限あるしローテーションの関係上、損害あると国内から色々言われるから出来るだけ減らしたいのもあるんでしょうね。
支援してる国々がするなって言ってもやるのなら、もう現状やれる事がそれぐらいしかないのかもしれないですね。
陸で良いところなしだからかクリミアの艦隊狙って戦果強調したりみたいなのもありましたし。
国力差があるから長期戦になれば勝ち目無いのは目に見えてましたし、ウクライナは塩に鉱物等の資源地帯に鉄鋼業等の産業地帯を失い、それらを輸出してた港も満足に使えない状況に、陸路もポーランドやハンガリー等と揉めてる現状と悪いとこは幾らでもありますからね。
なにより一千万以上の人口を失い、人口ピラミッドの20代30代の抉れ具合的に国として未来があるかと言うと…。
出生率も20万切ってたようですし、戦後ベビーブームあるかと言うと怪しいし、インフラも壊されれば産業も碌に無い破綻国家に国外に逃れた人々が帰って来るかってとこもあるのが。
戦後の国家運営、どうするんでしょうかね。
ウクライナは、停戦を蹴った事で、戦後の経済支援・軍事支援を先食いしてるんですよね。
早期停戦して、投資を呼び込むべきだったと考えていましたが、今となっては…。
火力発電所の新規建設となれば、1基1000億円単位ですからね。
ヨーロッパが、どこまでお金を費やすか分かりませんが、各国の国内政治次第となれば厳しそうですね。
今の事で手一杯で後の事まで考えられないのかもしれないですね。
戦争していれば減ったり遅れたりはあっても支援自体はあるので、今のところは戦争続けそうですが。
停戦出来るチャンスは二度くらいありましたけど、合意寸前まで行ったのに蹴ったのと、勝利に浮かれてクリミアまで奪還!みたいな夢みたいな事言って停戦交渉するチャンス潰した感じですからね。
ただ今の戦況だとロシアが併合を宣言した地域だけでなくノヴォロシアの割譲にウクライナの中立化も要求するでしょうし、第三国の仲介があってもウクライナにそれを覆す国力がもう無いならばロシア優位の条件になるでしょうね。
そしてそれをウクライナ政府と軍は呑めないでしょうし、戦えなくなるまでの徹底抗戦しかもう無いのでは?
今のウクライナは人口減って疲弊し市場として魅力はないし、現状唯一の産業の安価な農作物は東欧諸国を始め欧州各国の農民が反発するでしょうし、東欧諸国よりも安価な労働者が欧州各国に大量に入るのは新たな社会問題の元になるでしょうから……欧州各国で負担の押し付け合いが始まるのでは?
総論、仰る通りと思います。
ウクライナ戦争が、海外からのニューマネーを呼び込んでいますが、停戦後に関心が低下すれば止まるリスクがありますからね。
大日本帝国の被害は、1945年が一番多いのですが、1944年に停戦なぜしなかったのかと言われる事はあるのですが。
日露戦争のように、トップリーダー・外交担当に胆力がなければ、ボロボロになるまで停戦できないのでしょうね。
ウクライナの立ち位置は、人口減少もあり、仰るように非常に厳しいなと。
ウクライナが失った領土だけでなく、発電所・製鉄所(鉱工業)・資源地帯などを、新たな投資で補うのは無理(経済合理性がない)と考えています。
どういう停戦かによるけど、当初のウクライナの軍事的に中立(西側兵器を導入しない・西側と同盟を結ばない)な、いつでも戦争が再開しうる停戦では投資を呼び込むのは難しかったと思う
泥濘が終わって戦線も活性化してきましたね
しかしそうするとなぜロシア軍は2022年2月24日にロシア軍は軍事行動を起こしてしまったのかと改めて思ってしまう
元々、ウクライナ側が東部二州に猛攻撃を仕掛けていて、ロシアも梯子外す訳に如何から救援要請に応じただけでは?
国対国ではロシアから仕掛けた形になるけど、ウクライナが望んだ戦争に思える。
いや、その東部2州って満洲国の様なロシアが作った傀儡政権だし、その2州の議会転覆を認めるならばユーロマイダンも認めなきゃいかんでしょう。
両者の違いは外国軍の武力介入が有るか否かですけど、それ考えるとやはりソ連流の実力行使で収拾つかなくなったのが実情でロシアが悪いんじゃないかと思うわけです
それはその地方に住んでる人の意見も
考慮されては?
排除しようと一般人を無差別で攻撃するキエフ政権は悪くないと?ロシア側への逃げ道を防ぐ
必要がありましたか?
住民の意見を聞くなら選挙を実施すべきでしょう。マイダンもその後選挙で民意を問うたから正当化されたわけです。
勿論、有権者に銃口を突きつけてはダメですよ。南スーダンのように国連の視察団などを入れてお墨付き貰えば西側は何も言えなくなります。
ならそうする様にキエフ政権にも言わないと
ロシアとの停戦交渉を前提に
銃口を向けてるのでは無くテロ対策では?住民が不正を訴えず
西側が不正と言ってるのも滑稽ですよ
民族構成とか考えると満州は適切な例じゃないな。ソ連崩壊当初から帰属で揉めてた地域だし。
マイダン自身が革命だから、中央政府の正当性に問題が出るし、政府に反発が出る。
ソ連もクーデターが解体のキッカケになったし。
ウクライナな2回民主化革命があったけど。二度目は初めから民族主義剥き出しで、違和感炸裂。
2021年後半からドンバス紛争が激化してたから、ウクライナ軍が猛攻をかけていた可能性がある。
クリミアプラットフォームとかも設立されたし。
この辺は10年後ぐらいに戦史が明らかになれば良いけど
戦争が起きたのはおっしゃる通り民族対立が原因でやむを得ないものだったと思いますが、それで軍事行動を起こすのが2月24日である必要はなかったように思うんですよね
だって2月末といえばもう既に泥濘期に差し掛かる時期じゃありませんか
わざわざそんな不利な時に進行開始した理由がいまいちわからないんですよ
私見になりますが、軍事行動開始時期というのは重要なポイントと考えています。
2014年のクーデターにせよ、2022年のウクライナによるドンバスへの砲撃激化にせよ、ソチ五輪(2014年2月7日~23日)、北京五輪(2022年2月4日~20日)とロシアが政治的に行動しづらい時期を選んで行われており、もしパラリンピックまで考えれば相当な期間になります。
できればロシアとしてはそのようなことはしたくなかった。しかし、せざるを得なかった。
今回のロシアの軍事行動もウクライナの行動に対するリアクションとして理解するのが妥当ではないかと考えています。
やや穿った見方ですが、報道に際して枕詞にもなりそうな「五輪直後に侵攻を開始した」という記載が一切見受けられないことは、軍事行動の開始時期について読者が疑問を持たないよう、触れないようにしているのではないかと疑っています。
いやいや、侵攻が2月24日で北京五輪が2月4日ですよ?全面侵攻の準備が二十日でできるわけないじゃないですか。というかロシア軍は年末から軍事演習名目でウクライナ国境に部隊を集結させてます。その見解は事実と照合して破綻してると思いますよ。
現実は長年ロシアが準備してきた『特別軍事作戦』は、数日で完了する予定がキエフ包囲失敗で御破算、宙に浮いた戦略目標をノヴォロシア地方の制圧に切り替えて『特別軍事作戦』から『ウクライナ戦争』に実態が変化していった、というのが正確だと思います。
ルガンスク制圧もキエフから撤兵してから本格化してますし。
ご意見ありがとうございます。勉強になります。
ご指摘の通り、2021年3月にも軍事的緊張が高まるなど、時間をかけてエスカレーションしていった結果かと思います。
ただ、なぜ2022年2月24日というロシアにとって軍事的、政治的に最適とは言い難い時期に軍事行動が開始されたか、という疑問を以前より持っており、本トピックで言及がありましたので発言させて頂きました。やはり旧ソ連地域といえば6月開戦が伝統と思っていたので。
ドンバスの親露派はかなり劣勢だったのかな。
ロシア軍侵攻直後、
BBCのインタビューにおばあさんが、「遅い」と怒鳴っていたのが印象的だった。
もしかしてなんですがプーチン的にはNATOの直接介入という最悪のパターンも考慮に入れていたのでは?
一応NATOは否定していましたが湾岸戦争の様な後からやっぱ介入パターンもありえますし
そうなったら泥を味方に時間を稼ぎ核と外交で解決するつもりだったかもしれません
まぁXの誰とは言わないですけど、ロシア軍は事あるごと(ほぼ毎日)戦闘機が8機墜落してるだの、混乱して万単位の死者数が出てるとかやってる割には、着実に前進してるんですね。
知らんけど。
そもそもの前提として、両国の生産力が、違い過ぎるんですよね。
認知的不協和で、現実を受け入れられずに、仰るような毎日8機撃墜とかの妄想に走ってしまうのでしょうか…。
どれだけこき下ろそうと、そんな状態のロシア軍に前進を許しているってことにしかならないんですけどね……
ロシア軍の本格的な攻勢が5月6月にあるだろうとウクライナ側発表がありましたが、まだ全面攻勢ですらない状態で押し敗けている現状を相当厳しく認識しないといけないと思うんですがね、普通は
死者数に関しては以前からのウクライナ軍の発表を真に受けるなら、とっくにロシア軍崩壊してクリミアまで行ってないとおかしいので…。
それに兵力なら開戦時からウクライナ軍の方が多く、武器や弾薬はロシアが多くてそんな被害が出て押され続けけてるなら、ウクライナ軍の方がもっと被害出てるのでは?って疑惑が湧くんですよね。
実際、ロシア軍の装備損失自体は洒落にならないレベルではあるので……そうでなければインドのT-90SやらT-62やらT-55やら大戦時代のトラックやらが投入される合理的理由はありませんし
人員ならそれこそ動員兵と2023年志願兵だけで90~100万超えてるわけで、全てが前線勤務でなくて任期があるとしてもロシア軍の戦前戦力やら武装警察やら傭兵やらカディロフツィやらの動員数考えればウクライナや西側の主張する人的損失は荒唐無稽ではないかと
そんな骨董品兵器に押されてるウクライナ軍哀れ
キルレ10:1だの露軍9割撃滅だの戦闘爆撃機10数機撃墜だの…。
景気の良いプロパガンダを乗せ続けた結果、ウクライナ側の戦況発表は信頼性をほとんど失っています。
対する露軍はタダ事実だけを粛々と伝え、領土を奪取しウ軍を殲滅し続けています。
ウクライナ側の報道は大衆向けの娯楽戦争映画だと思っていた方が良いでしょうね。
ただ最近、凄い勢いで戦闘車両溶かしてるように思う。
供給量を上回る損害だと思うが持続可能なペースなのか?
ほとんどの場合、回収したら再生可能な損害が多いが、それをさせまいとドローンから手榴弾ポイしてるしな。
戦はつまるところ陣取り合戦である。
「ウクライナ精鋭、ロシアの最新鋭戦車を狙撃!」みたいな個々の戦闘には意味がない・・・とは言わない、
領土の前進後退も、それらの積み上げとして実現するものだからだ。
とはいえ、あくまで積み上げが問題であり、個々の戦果を英雄的に誇示するかのような言説・報道は戦争の趨勢を占う役には立たないだろう。
戦場で旧式の装備(T-55等)が出てきているって話がありますが、裏を返せばまだそういう余力なら残されているってことにはなるんですよね。
無論T-90だの80だののほうが良いのには間違いなく、それを喪失したって問題が無いわけじゃないんですけど。
継続して戦う能力がある程度確保されているということがどれだけの重みを持つかは西側支援に必死なウクライナ側こそわかっていなければならないとこだと思いますが
別にT-55だって自走榴弾砲として使う分には問題ないですからね
戦車以外なら全部打ち抜ける火力はあるし
t55は滑空砲じゃなくて古いライフル砲なんだよね。
気持ちt55は射程が長い。 ロシアがその点を考慮しているかは不明。
個人的にはt62より良いような気がする。
T-55は、両軍使っているんですよね。ただ、ロシアが使うT-55はポンコツで、ウクライナが使うT-55は魔改造され現代に通用すると誉め称えられてはいます。実のとこと、ロシアも近代改修してるわけですが。。
ポンコツだろうが最新最強だろうが自爆ドローン等のトップアタックでアッサリ狩られるんだよね。
領土奪還が目的のウクライナ軍は陣取り合戦と考えてるけど、ロシア軍はそう考えてないかもしれない。
形勢不利となればあっさり土地を放棄するから、ロシア軍の主目的はウクライナ軍の装備人員を破壊することだろう。
戦争目的が領土でなく非軍事化だったし、軍事力さえ削れば土地は後からでも手に入る。
ウクライナが成功させたハルキウやヘルソンの奪還は土地こそ得たがロシア軍を取り逃がしているので戦争終結に結びつかないものになってる
露は典型的なランドパワー国
目的は領土でしょう
クリミアの安全確保と黒海の聖域化の為には
黒海全域は確保に動くのではないでしょうか
ロシア側の報道を見てるとウ軍がクリンキとラボティーノにかなりの装備を投入して維持してるっぽい?
弾薬の分配に政治的意図が強く出てる気がする・・・
ソ連系の戦闘教義相手にそれは悪手なんですけどねえ
彼ら(ロシア)のそれは要するに戦場での敵戦力の完全撃滅が目的なわけで
わざわざこちらが進撃しなくても目標が前進してくるなんて願ったりでは
大体そこで押し止めたとしてウク側に反攻作戦のプランなんてないだろうし
敗北までの時間を縮めるだけな気がします
ロシア側の歩兵突撃は、ウクライナ防御陣地の炙り出しが主目的に見えますね。
で、陣地を特定して滑空爆弾を撃ち込む。その繰り返し、現状ではコスパ最高の戦術です。個人的には、ロシアが1万機以上をモスボール保管しているという噂のMig-21を復旧させ滑空爆弾投射専用機として使い始めた時が、真にウクライナの空に地獄が現れる時かなと思っています。
というかロシア側にはそれ以外の戦法がないのでは
以前のここの記事が事実とすればロシア軍の新兵は中隊レベルの訓練もしてないので諸兵科連合部隊での作戦は出来ないように思えます
そんな訓練不十分の兵に押されるウクライナ軍哀れ
戦前の知識でロシア軍を評価すると大きく見誤りますよ。
2022年までは、ロシアは練度も低くて諸兵科連合作戦もまともにできない軍隊だったんですが。
ところが、砲弾の飛び交う中で失敗したらリアルに死ぬ状況に2年間も晒された結果。
いまやドローンを組み合わせた立体的な索敵と支援砲撃を組み合わせた戦術を駆使する、世界でも有数の火力投射能力を身につけています。
やっぱり、生きるか死ぬかの環境に置かれると、いくらロシア人でも学習して進化するんですね。
滑空爆弾だけはソ連時代の産物でかなり持ってるらしいですね
2月~3月のロシア軍攻勢時点でアウディーウカ方面から優先して戦力配置してました。
まあ此方は疲弊と泥濘期があったので、ベルディチラインで止められた上にロボティネも受け止められた結果的には正解だったかもしれません。
ただやはり攻勢疲弊から立ち直りつつあるロシア軍の進撃が顕著になってる中、ロボティネに横着しているのは撤退できないウクライナ軍の悪いところが明確に出てますね。
泥の季節は終った地域で攻勢に出てる?
私自身が裏を取れていないのですが、南部戦線でロシア兵の数千人規模の逃亡が発生して、崩壊間近という情報が回ってきました。
出所がロシア崩壊を毎日言ってるYoutubeチャンネルなので、眉唾の可能性は高いですが実際のところどうなのでしょうか?
ついこの前ウクライナは徴兵年齢の引き下げを行いましたが、徴兵は進んでいるのでしょうか。
夏の攻勢力を迎え撃つ為にはすぐに訓練に入らなければ厳しいのではと考えています。
そのチャンネルがどこから情報を持ってきているか次第ですが、
私がフォローしているTGチャンネルでは宇・露ともにそういった話は聞きません。
真偽については待つしかないかないのではないかと思います。
徴兵についてはウクライナ側の情報がないので何とも言えませんね。
ただ、先日ウクライナの第153機械化旅団が歩兵旅団に再編されたことから、
砲弾・兵員に加えて車両についても不足している可能性が出てきましたので、
状況としては厳しいのではないかと思います。
”ウクライナ有利”の情報に飢えてる方用のチャンネルだと思われるので、まあ参考に出来るかと言うとね・・・
2月頃にチェコの80万発の砲弾が届き始めたとか、ロシアの2個旅団が1日で壊滅とか色々ソースが疑わしい事言ってる人も居ましたし、南部は比較的動きが無いので東部より酷い事は無いかと
徴兵に関してはどうなんですかね?聞く限り強引な徴兵は続いているものの特段大きな変化は無いと思ってますが、ただ法制度の見直しなんかは検討されてるようで、様々な理由で徴兵を回避されていた方々が再度対象になりうるんじゃないかと思ってます。
多少の動員対象年齢の引き下げで解決する問題であれば去年から続く動員法改正議論はここまで長引いていなかったかと。
ゼレンスキー大統領が議会に対し4月11日までに採択を求めている動員法改正案はここからスムーズに進んだとして発効が5月以降。動員対象者への最低三ヵ月の訓練を少なくとも制度上は義務付けているため、露軍の夏季攻勢が本当に行われた場合(あくまで今後動員される兵力は)その開始時には間に合わないように思えます。
来春には学徒出陣かな
ロシア側の報道だとウクライナ軍が反撃にでててそれを撃退してるようなんですよね、
そんなことするより陣地守ったほうがよいように思えるのですが
陣地は陣地でFABで火葬場にされているから攻勢かけたほうがマシなのでは?
>陣地は陣地でFABで火葬場にされているから攻勢かけたほうがマシなのでは?
陣地にいても死ぬのを待つだけだから「総員最後の斬り込みを敢行せり」って末期の日本軍みたいだな。
FAB3000の威力はどれぐらいなんですかね?
500で15メートルのクレーターが出来ると言ってましたがv
滑走爆弾ことFABシリーズに関しては何かしら対策取れないと砲弾が届こうが戦車が供与されようがウクライナが敗退する流れは変わらないと思う、参考元の記事によると1日100発以上使われてるらしい。
参考元:防御を破壊し尽くす誘導滑空爆弾、ウクライナはF-16戦闘機で対抗するしかない(Forbes Japan)
昨年はウクライナはよほど自信のある時しか反撃しなかったか、ロシア軍が疲弊していたのか、ウクライナ軍が反撃したらロシア軍は数キロ後退とかしていたけど、最近はウクライナ軍が反撃したけど撃退されたって、ウクライナシンパのサイトでも紹介されるようになりましたね。
以前からそうだったけど、ロシアもウクライナの真似をしてウクライナ軍を撃退する映像を積極的に出すようになったから、ウクライナ万歳。な人達も信じざるを得なくなった感じかな。
たびたびこういった意見を目にするのですが…
陣地防衛に専念しても不利な状況でひたすら削られるだけです。
撤退する敵に合わせて攻勢、敵を撃滅するなど、局所的な攻勢を交えながら防衛をするのが理想です。
これは戦術から戦略に変えても同じことで、ウクライナ軍が国土防衛だけの戦争になるのを嫌い、アメリカの反対を押し切ってでもロシア領に手を出したがる理由でもあります。
極端な話、防衛に専念をしなければならないような状況ならもう負けてると言ってもいいです。
火力が劣る側が接近戦に持ち込んで航空支援、火力支援を封殺するのは割りとあるやり方だと思いますが、ロシア軍にそのやり方が通用するのかは不明です。
ウクライナコントロールマップによるとGの矢印の先っちょ辺りにある橋をウクライナ軍が落としたらしいですね。
少しでも時間稼ぎになれば良いのですが……