RYBARはクピャンスク方面について「ロシア軍がキスリブカ東部で国旗を掲げた」と、DEEP STATEはアウディーイウカ方面について「ロシア軍が複数方向で前進した」と報告、特にロシア軍はオチェレティネからノヴォオレクサンドヴカに向けて2kmも前進した。
参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 28 апреля 2024 года
参考:Сирський показав авіаудари Сил оборони по місцях зосередження особового складу росіян
オチェレティネの大半はロシア軍の支配下にあり、まもなく占領を誇示するセレモニーが行われるだろう
ウクライナ人が運営するDEEP STATEはクピャンスク方面キスリブカについて「ロシア軍が集落内の支配地域を拡大させた」と報告、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも28日夜「少なくとも第272自動車化狙撃連隊(第47戦車師団所属)の兵士がキスリブカ東部を制圧して国旗を掲げた=Ⓐ」「敵の第104独立領土防衛旅団はキスリブカ西部か隣接するコトリャリフカへの撤退を余儀なくされた」と報告。
さらにRYBARは更新した戦況マップの中で「ロシア軍がコトリャリフカの東で前進した」と示し「既にコトリャリフカは半包囲状態だ。キスリブカ西部を制圧すればコトリャリフカの包囲は完成する。この事はウクライナ軍に2つの選択肢を与えている。1つは損失覚悟でコトリャリフカを可能限り維持すること、もう1つは消耗した部隊を新たな防衛ラインに撤退させ戦線の安定化を図ることだ。どちらにしてもキスリブカは隣接するコトリャリフカよりも標高が高いためコトリャリフカ維持は負けが確定した選択肢だ」と述べている。
アウディーイウカ方面についてDEEP STATEは「ロシア軍がノヴォオレクサンドヴカ方向に前進した」「ソキル方向とノヴォポクロフケ方向にグレーゾーンが拡大した」「STATEはロシア軍がネタラブ集落内に前進して足場を築いた」と報告、特にロシア軍の支配地域はノヴォオレクサンドヴカ方向へ約2kmも、グレーゾーンに至ってはノヴォオレクサンドヴカ郊外まで拡大しており、オチェレティネを起点したロシア軍の突破口は依然として拡大中だ。
RYBARも「ロシア軍がアルハンヘルズケ方向に進軍している」「ケラミックで激しい戦闘が行われている」「ノボカリノベの掃討を終えたロシア軍は敵陣地への攻撃を強化しており、ウクライナ軍がケラミックから撤退するのは時間の問題だ」と報告、さらに興味深いのはシルスキー総司令官が公開した空爆の映像だろう。
シルスキー総司令官は28日夜「ドネツク地域とザポリージャ地域に集中する敵兵力に対して空爆を2回実施した」と発表して映像を公開したのだが、ドネツク地域に対する空爆はオチェレティネ市内にある高層建築物=Ⓐへの攻撃で、これによって「ロシア軍がオチェレティネ東部のアパート群一帯を占領している」と視覚的に確認された格好だ。
オチェレティネの大半はロシア軍の支配下にあり、まもなく占領を誇示するセレモニーが行われるだろう。
関連記事:シルスキー総司令官、ベルディチ、セメニフカ、ノボバフムティフカを失った
関連記事:ロシア軍がベルディチを占領、さらにノボカリノベも占領された可能性
関連記事:ウクライナ軍、オチェレティネとソロヴィオーヴェを支配していると主張
関連記事:ロシア軍がセメニフカを占領、クピャンスク方面キスリブカでも攻勢を開始
関連記事:アウディーイウカ北側の防衛ラインが崩壊、ソロヴィオーヴェにロシア国旗が登場
関連記事:ロシア軍、クラスノホリフカ市内で最も重要な工場地域に国旗を掲げる
関連記事:ロシア軍がソロヴィオーヴェを占領、ノボバフムティフカで隊旗を掲げる
※アイキャッチ画像の出典:Привет из дома 152
ウクライナが押されてる理由は大枠では弾薬と人員不足ですけど
詳細に見ると今の押されてる理由に対空弾の不足が発生してからはロシア側の攻撃機が出張ってきて滑空弾で片っ端から防御拠点を破壊しまくってるからみたいですね
砲弾よりまずそっちか
パトリオット追加弾とF16が支援で入ってくるまでは以前のような少なくとも戦線膠着してロシア摺り潰し状態に戻せそうにありませんね。
ここで颯爽と訓練中のF-16が一回限りの実戦訓練で前線に現れたりしないのだろうか。
今の状態でロシアにA-10あれば大活躍しそうですね
つまりA-10は役に立つのだ!!!!(掃討戦限定
A-10をドローン化したら役に立ちそう。
壊れても惜しくないし。
興味を示した一か国はロシアだった?
A-10なんかなくてもロシアにはそれよりはるかに優れたコンバットプルーフを持つSu-25がありますよ
そしてすでにバフムートなどで攻撃に参加しています
アウディーイウカ後方地帯においては、一応衛星でも確認できる程度の防衛ラインが出来つつあるようなので、防御設備が完成次第さっさとそのラインまで撤退した方がいいでしょうね。
開戦1年時点とは逆に、攻め続きで士気の高いロシア軍と士気の低いウクライナ軍になりつつあるので…
戦略的にも戦術的にも負けていても、士気の高さでとりあえずなんとかなる事は実際あり得ますが、士気すら低かったら逆転劇は不可能です。
巧いこと戦争が長期化してロシアもウクライナも疲弊焼尽する形になりましたね。
オチェレティネ、シルスキー総司令官の投稿動画ですが、建物・木々が健在で弾痕も少ないですね。
ロシア軍の進撃速度が速く、市街戦がほとんど行われなかった、掃討か撤退が早かったように感じます。
オチェレティネから、西・北西方向に進撃できるということは、ロシア軍がここに兵力を集中しているということでしょう。
ロシア軍の突出は、後方遮断に繋がるものの、逆包囲のリスクもあるからです。
ノヴォオレクサンドヴカ方向への突出は、ウクライナ軍の兵力不足・防衛ライン未構築を見越した・地雷がない・重要な兵站拠点があるなど、どういった理由で突出しているのか気になっています。
突破して突出した敵軍に対する逆包囲・・・、ウクライナ軍にまだ十分な火力、つまり砲弾、兵力、の人数、機動力のある戦略予備が残っていれば、確かにそうですが、特に十分な砲弾、つまり火力が残っていない場合は逆包囲の計画は画に描いた餅に過ぎません。兵士の人数が不足すればなおさらです。
戦略的な予備とは、まさにオチェレティネに投入された第3独立強襲旅団や、ブラッドレーなどを装備する第47旅団だったと思われますが、それらの旅団、あるいは大隊はオチェレティネから退却したばかりです。
つまりロシア軍の方は、人もタマも足りないウクライナ軍による逆包囲などもう無理、と判断して、後方遮断のための前進を続ける可能性があります。
ウクライナ軍の方は、防御に有利な高地まで退却して、とりえあずアメリカからタマが届くのを待つ、くらいのことしか現状ではできませんが、ロシア軍の爆撃や砲撃などで弾薬が失われるとそれさえも難しくなります。
仰る通りです。
兵士不足なうえに、ドローンが発達して、リアルタイムに前線後方も偵察しやすくなりましたからね。
ウクライナ軍の前線部隊、砲爆撃に格差がありすぎるため、本当に苦しい防衛線ですね…。
私もそう思います。予備戦力が「ない」と露軍が判断しての動きのように思います。
馬鹿にされることが多かった露軍ですが、実はかなり堅実に状況を判断して差配しているように私には思えます。
それにしても、まさか21世紀に入ってこんな戦力マップを見ることになろうとは思ってもみませんでした。
ロシアの進軍が速すぎてただでさえ覚えにくいウクライナの地名が覚えられん。
覚えた頃には後方になってる。
なあに、もう一度、覚える機会があるさ
殆どないと言っていい。根拠とは言えないがが昨年大反抗作戦よりも支援金額が少ない、当然装備も少ない、数字は出てこないがこれまで消耗した人員、ロシアが本格的にインフラを叩き始める等、条件が悪化してるのにウクライナが奪還に向けて攻勢をかけて記事にある地名がまた出ることはないだろう。
ハリコフ攻勢等の今後ロシアが仕掛ける攻撃を挫くのには期待できるかもしれないが。
キスリブカを守備していた第104領土防衛旅団はアウディーウカ方面に1個大隊を引き抜かれて弱体化しており、防衛線の弱点となっていたところをロシア軍が突いた形のようです。
その転出先のアウディーイウカ方面も変わらずハイペースでの進軍が続けており、ウクライナ軍の人員不足はいよいよ深刻そうな印象です。
ロシア軍の死者数が30万人とか言われてるけど、こんなウクライナ軍の惨状を見せられるとどの口が言ってるのかと激しくツッコミたくなるね
国外に逃亡したウクライナ人すらも無理やりかき集めようとしてる様子じゃウクライナ軍が30万人死亡したと言われる方が自然に感じる
ゼレンスキ―大統領の言葉を信じるなら、3万人しか死んでないらしいですからね。まぁ3万人しか数えて無いんでしょうが。
こんな説明責任を一切果さない汚職国家の軍隊に志願する人間なんて居るわけ無いんですよ。
前線に出たら最後戦、戦死者に数えられる事も無く行方不明になって終わりです。
攻撃機や戦闘爆撃機による空爆、数倍の砲弾による砲撃、ウクライナのほうが損害が少ないというのは、ちょっと考えられないですね。そういえば、最近、ドローンの話も以前ほど聞きませんし、その領域もロシアが上回っているでしょう。
つ 時系列
ロシア軍の去年の10月ごろまでの体たらくは擁護のしようがないと思いますよ(暮れ以降の露軍は被害と戦果を最大化させれるように洗練化)
ウクライナ軍は2022年の夏ごろにハルキウ奪還して以降は膠着状態で、ロシア軍の鈍い攻め手をいなすだけだったので今のような被害で出てなくても不自然ではないかと
オチェレティネから尾根沿いに西に進む攻勢軸を止められなければ、ロシア軍は北向きに旋回する動きも南に向かってベルディチ方面の後方遮断も可能となり、ウ軍の戦線が完全崩壊する。
そうなる前に総撤退するべきだろう。
この状況ではシルスキーがゼレンスキーの干渉を振り切って、前線整理の上で撤退、ある程度整備された防御線にて抵抗するしかないでしょう。
ゼレンスキーやウメロフ辺りは政治的理由で死守や漸減命令を出しているはずですがもはや前線部隊にはその能力がないことを見落としています。
さらには戦況不利の上、ローテーションや復員がない以上は、それが伝わり士気低下、命令拒否、逃亡が相次いでいるのが前線の状況でさらにはウクライナ軍にも牙を剥きかねません。
まあ、イエスマン、能力が高くないシルスキーですからまだまだ削られる一方でしょう。
クラマトルシクまで早いと思う。
撤退は既定路線なのでしょうが、撤退戦は非常に難しく、それが失敗すると総崩れの恐れがあるため、上手く撤退できないというようなことをforbesでも書いていましたが、実際そうなのでしょう。ロシア軍も、そこは重々承知だと思うので、ウクライナ軍を一気に崩す方向で動いていると考えられます。オチェレティネ方面、攻撃側のロシア1万も守備側ウクライナ3千も、ここには精鋭が集められているので、撤退側のウクライナも、ここは失敗できないと思っての動員でしょう。ただ、この精鋭が崩されると、ウクライナは後の戦闘も含め、本当に厳しくなるため、なんとしても成功を収める必要がありそうですね。
やっぱりウクライナは相当スカスカになっていたか
少し前までは曲がりなりにもすぐに穴埋めする予備兵力がいた
昔ウクライナという国があったんだってね・・・って話になっちゃうのかなあ・・・
国を持たない某民族みたいにウクルドとか言われちゃうんだろうか・・・
ロシアがウクライナを滅ぼしたら残った連中介護しなくちゃいけなくなるじゃないですか?
だから最悪でも西ウクライナとか神聖ウクライナ帝国とかは残ると思いますよ(ロシアがそこまで攻め込むとは思ってませんが)
残酷な話ですが、ウクライナに残る元東部住人は、西部・中部に疎開しちゃってますよね。
富裕層・働ける人・若者は海外移住できるため、ウクライナ国内に残る国内難民は(海外移住できない)貧困層・高齢者が多数含まれています。
クリミア併合の時に年金債務が問題になり、占領地懐柔の為に年金増額しているため、仰るようにわざわざ全土を占領する必要はないと考えます。
ロシアが占領地を維持・内地化するのであれば、わざわざウクライナ国内難民(貧困層・高齢者)に帰宅を促して、負担をかぶるような事もしないだろうなと。
西側が、彼ら(ウクライナ人)の年金・介護費用を支払うという事になります…(今そうなっていますね)
(2022年9月27日 賛成投票すれば「ソ連時代並みの年金」? ウクライナ住民が語る実態 朝日新聞)
歴史ある国ならともかく、30年そこらしか存在しなかった国など惜しくないでしょ。
昔イスラム国って国があってね・・・みたいなもんですよ。
ウクライナまだ空爆する機体残ってたんだ
映像を見た印象では、爆発のサイズとピンポイントな単発だった事からして、航空機爆弾では無くドローンなんじゃないかと思います。
空爆だったら同時に何発か落としそうなものです。
コトリャリフカは残念ながら諦めて撤退した方が良いのでは?昨日のベルディチと似た状況なので死守命令を出しても包囲され土地も兵士も失うだけだと思います
それより西の高台に部隊を移動させて逆傾斜陣地を作りロシアが使うであろう補給路PO7を砲撃可能な状態にした方が良いかと
幸い細いですが後方に繋がる道路が通っており補給も問題無い様に見えます
多分無理っす
衛星写真見る限りだとビシュチェインどころかクピャンスクまで防御陣地ないです
なので新しく陣地掘ったりしてる間に吹っ飛ばされる
そしてクピャンスク回りも申し訳程度に孤立した陣地が数えるほどなんでここ抜かれると北から一気に崩れるかと
返信失敗した。ルイ16世さんへの返信です
ビシュチェイン方面に向かうロシア軍の補給路を脅かし敵戦力、火力を吸引するのが戦術的目標なのでそれはそれで良いかなと思っています
どのみち後方のゼレンスキーラインが完成する?まで時間を稼ぐ必要はあるので
司令部が碌に防御を考えて無かったせいですけどね