ウクライナのゼレンスキー大統領は13日、世界中の国に対してロシアの侵攻を阻止するために必要な武器リストを公開した。
参考:Зеленский озвучил список вооружения, необходимого для победы над Россией
ウクライナとロシアの戦争はもはや民主主義と権威主義の戦い、欧米以外のウクライナへの武器支援を考えた方が良いのでは?
ゼレンスキー大統領が発表したウクライナ軍が必要とする武器リストは以下の通りだ。
- 155mm口径の榴弾砲と弾薬
- 152mm口径の弾薬を出来るだけ多く
- Grad、Uragan、もしくは米国製のHIMARS
- 装甲戦闘車両
- T-72もしくは米国製かドイツ製と同等のもの
- S-300とBukもしくは類似した西側製防空システム
- 航空機
つまりウクライナはNATO規格の自走砲か旧ソ連規格の砲弾、MLRS、歩兵戦闘車や装甲兵員輸送車、戦車、防空システム、戦闘機を提供して欲しいと訴えており、ゼレンスキー大統領は「ウクライナの次は欧州だとプーチンは公言している。つまり欧米は我々を支援してプーチンをウクライナで止めるか、プーチンの脅威が全体に広がる過程で数千人の人々が殺されるかのどちらかだ。連中はすでにマリウポリ、ハルキウ、ブチャなどの都市で多くの人々を殺して見せた」と主張している。
どこまで支援の輪が広がるかは謎だが、ウクライナとロシアの戦争はもはや「民主主義と権威主義の戦い=イデオロギーの戦い」であり、欧米(欧州諸国の中にもウクライナへの武器提供に踏み切っていない国がある)以外の国もウクライナへの武器支援を本気で考えた方が良いのではないだろうか?
因みに米国はウクライナでの戦いが少なくとも2年~4年かかると見越して防衛産業業界(ロッキード・マーティン、ボーイング、レイセオン、ジェネラル・ダイナミクス、ノースロップ・グラマン、BAE、L3ハリス、ハンティントン・インガルス)の代表と供給能力の引き上げについて会談を行っているらしい。
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※アイキャッチ画像の出典:President Of Ukraine
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ここで、欲かいた政治家が「日本も武器支援を!」とか言い出しません様に
自身の守りを堅固にする事こそウクライナへの最大の支援になりますよ
(特に、北方のね…)
三原則の解釈や国民的コンセンサスの問題を別にすれば、欧米に倣って退役済みもしくは間近の武器を供与すればいい。
20榴やFH-70、74式、LAV。色々ある。
弾薬はNATO規格だし。
スクラップ費用よりむしろ安くあがるのでは。
20榴:満足に砲弾が供給できるのか。
FH-70:世界一の保有数だから、アリといえばあり。
74式:そもそも大規模アップデートがない。せめて90式レベルのパッシブ型熱線映像装置ぐらい付けて出さないとゴミ。米軍に日本の戦車は馬鹿に使わせるのは難しいみたいな話が本当なら習熟には時間がかかる。出さないほうが双方にとってマシだと思う。
LAV:装甲が微妙。米軍の装甲厚くて大量に余っている車両の方がありがたい。
ここで北海道で大規模演習をやれば、相当な牽制になりますね。
どうせもう敵視されていますから失うものはないです。
出来れば米軍も共同で。
もう海自、空自と第7艦隊が週末に日本海で共同演習やってますよ。
名目は北の弾道弾対策ですけど、露中への牽制もあるはず。
フィンランドとスウェーデンのNATO加盟の動きも、ロシアが軍事力で牽制すれば二正面作戦になり、北欧2国もウクライナも相対する戦力が少なくなるので助かるという側面もあるかなと。
単独で演習するよりかは米軍とセットの方が絶対良いと思うなぁ。
日本に対して攻撃したら必然的に米軍も動くぞという姿勢は見せておいた方が良い。
ゼレンスキーさんのほしい物リスト(ガチ)か…正直ここまで長引くとは予想なんて難しだろうから、今は西側も大慌てで準備してるだろうね
そこに日本も加わりたい・・・。
日本政府はFH70欲しいか聞いてみた方がいい。FH軽いから空輸で送れるし。
どうせ近いうちに大量破棄するしかないんだから、ウクライナに150門ぐらいあげたらいいんだよ。
弾を持って行かれたら自分の手持ちが減っていく。
弾のない砲なんて単なる鉄の筒。
弾の方はNATOに供給してもらえば良いんでは
NATOも言うほど余裕があるのかね?
ゲームみたいにPCでポチしたら明日弾薬が生産できるというものではないし、ウクライナを抜かれればNATOも前線になる。
前線になるのは分かるが、そこでロシアがまだ自国近くにNATOが居ると暴走して攻撃してくるの?
供与するにしても、ウクライナへの直接供与は法解釈的にできないと思われるので、
イタリアやエストニアに供与という形ですかねぇ。
日本が提供したFH70で押し出したイタリア、エストニア等のFH70を玉突きでウクライナへ供与する形にするしかないかなと
39口径砲は、米国も使っています。
FH70を一度解体して、砲身・他として部品扱いで送れるばと思います。
それと、今でも有効ならば、改良型HAWKをと思います。
さらに、155榴のベースブリード弾をこれも補充品として。
戦争が長引くならば、RSOトラクターの現代版を開発して、
これは直接に送ってはと思います。
FH70をバラして供与するのはちょっとまずいと思います。1981年に堀田ハガネ事件(韓国に榴弾砲の部材を輸出した)が発生して衆参で武器輸出問題等に関する決議が可決されており、これは武器輸出を禁じたものだと国内左派は主張しています(ただし中曽根首相は違うと答弁)。当然政府も覚えているはずで、今さら蒸し返されたくないんじゃないでしょうか
やはり武器供与にはきちんとした法改正しかありません
難しいものですね。法改正も法解釈も。
今頃アメリカのM1エイブラムスの再生工場はフル稼働なんだろうな…
戦争はかなり長引きそうなんですね
展開や中国などの動向によっては他のエリアに拡大する恐れを感じます
長引くことを想定しているということは、中途半端に停戦を結ぶつもりは無いってことですね。
侵攻したロシア軍をドンバス地方含めてすべて叩き出すまでやるのでしょうか。
何度か書きましたが武器移転に関しては自衛隊法116の3が足枷なので、本気で供与したい場合は改正するしかありません。国会で早急に議論すべきだと思います
紛争当事国でなければ現行法でも供与できますよ
韓国陸軍に陸自の弾薬を供与した実例もあります
おっしゃる通り、ウクライナへの直接供与はアウトになる可能性が高いですが、
ウクライナへ武器を供与してる国々は、自軍装備を提供しているわけですが、日本がこの供与国に対して供与するという形であれば現行法でも問題ありません
もちろん、迂回供与ではアウトなので、あくまでも供与国の在庫補充に限定する必要がありますが、日本が在庫補充を支えることで、供与国は自軍装備をその分ギリギリの数量をウクライナへ供与できます
南スーダンのケース(韓国軍への弾薬貸与)はPKO協力法での物資協力が根拠なんですよねえ。今はPKOでもなんでもないので、おっしゃるようなやり方でウクライナ以外の国に武器弾薬を渡すのなら、相互防衛援助協定を締結してる国に限られると思います
協定のある無しはあまり関係ないような…
あくまで禁止しているのは紛争当事国相手なので…
それでもウクライナは当事国ではない、殺傷兵器でなければいいの解釈で今送ったりはしましたが
どちらにしても、イギリスやドイツ、イタリアとは協定を結んでいますので、他の方が例にあげたFH70はイタリアへの供与による玉突きのウクライナ提供自体は問題ないですね
ヘルメットや防弾チョッキは送ったので殺傷兵器で無ければOKだと考えると、武器を外したLAVや96式はギリギリOKか?
銃架を残して、一般的なものを取り付けられるようにしておけば使えるかもしれない。
いえ、武器弾薬だと協定のあるなしが影響するはずです。防衛装備移転三原則の運用指針に、「米国を始め我が国との間で安全保障面での協力関係がある諸国」という一文があり、この安全保障面での協力関係というのが協定という形で現れている必要があります(ウクライナの場合は武器弾薬ではないので関係ない)。ただちょっと自信がないので、もし協定締結の必要がないという資料があるのなら、ぜひ教えていただければと思います(指針なんだから解釈を変更すればいいという理屈もありますが)
なんにせよ例外の積み重ねは好ましくないので、早急に自衛隊法の改正して堂々と武器の供与をおこなうべきです
防弾チョッキの時のNHK報道
リンク
ここで浮上したのが、運用指針の“変更”だった。
政府は、ウクライナを「国際法違反の侵略を受けている」国と明記。
その上で、今回のやむをえないケースに限定するという形をとり、運用指針に新たな1項目を加える案をひねり出し、防衛装備品の防弾チョッキを送れるようにしたのだった。
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平時には気高い理想を掲げておいて、戦時になるとたちまち豹変って本当はよくないと思いますけどね・・
協定の有る無しは本筋ではないので、ここで議論するのは不適と考えます。
問題なのは、玉突きによる供与は可能であるかどうかです
結論を言えば、どちらであろうとも可能である、という結論にたどり着きます
日本はNATO加盟国のいくつかと協定を結んでいますので、
イギリスやイタリア、ドイツ等と共通した装備であればできます。
そして、独自装備ではなく、広く流通した装備(重火器含む)は、ほとんどがその移転協定相手国が使用しています。
自分はウクライナへの直接および迂回供与は現行法および解釈に抵触するが、玉突き供与であれば可能。
この玉突き供与のやり方は、協定がなくても供与可能であるという立場ですが、
あなたの言うように必要であるという立場に立ったとしても、玉突き供与は可能であるということです
要するに東欧連中に西側装備引き渡し今ある旧ソ装備をウ戦線に全投入しろって話でマルダーやレオ1供与しても西部で置物化するなら意味ないわね
これまで米軍正面装備予備は膨大過ぎて消耗困難で冷戦期の遺物感ありありレガシーだったのここに来て万が一に備えるのやはり正義なの証明してる
方や露軍は2週間で終わらない万が一への備えを怠りあの有様なのまさに民度の差を示しててつくづく米国側で良かったなと西側皆が思ってるはず
1番から3番までが砲兵用の機材か。ロシアのBTGは砲兵が豊富なのでそれに対抗するためでしょうか。自走砲じゃなくてもいいのか。
装甲戦闘車両は自国でも作れるのだから豊富にありそうなものですが、損耗が激しいのですかね。あるいはNBC戦を見越してのことか。
防空システムは西側のものでもよいなら選択肢は多いわけで、パトリオットがもらえるといいですね。
ほう欲しい物リスト公開ですか
東部奪還にはやはり機甲戦力が必要か
歩兵携行兵器ではやれることには限界がある
日本の対艦誘導弾をいま中国艦で試すわけにはいかないので、
まずは黒海のロシア艦で試そうぜ、これで大丈夫なら中国艦も行けるだろう。
どうやら黒海艦隊旗艦のスラヴァ級が対艦ミサイルで攻撃喰らったようです。
Oryx Blog‐ジャパンに、諸外国からウクライナへ供与される(+された)重装備品の一覧が公開されています(4/11に更新されたもの)。ご参考まで。
リンク
ウクライナが本当に欲しかったもの
頼りになるドイツとフランス
アメリカも、でしょうね…
👉「侵略して来ない隣国」
2年とか4年も戦争が続いたら日本経済の方が先に死にそう
ソ連とNATOだと1ミルの定義からして違うから事故が起きそう
各国に有償支援も含めてT-80やMIG-29やSu-27のライセンス生産を付与するだけでもちがうくなりそうではありますな。