ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「シヴェルシク方面で状況が悪化した」「ドネツク西郊外方面の複数方向でロシア軍が前進した」と、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「守りが固いヘオリフカの中心部にロシア軍が突入した」「これが事実なら予想外の展開だ」と報告した。
参考:Мапу оновлено!
参考:Битва за Георгиевку: успешный рывок в центре населенного пункта обстановка по состоянию на 10.00 10 февраля 2024 года
シヴェルシク方面
ウクライナ人が運営するDEEP STATEは「ビロホリウカの状況が悪化した」と報告していたが、11日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍がビロホリウカに向けて500m以上前進した」「ロシア軍がビロホリウカの南西にある浄水施設を奪った」と報告、視覚的にもウクライナ軍がⒶでロシア軍車輌を攻撃する様子、浄水施設=Ⓑを襲撃したロシア軍部隊を無人機で攻撃する様子が確認されている。
さらにロシア国防省は1月「ドネツク人民共和国のヴェセレが解放された」と正式に発表、ウクライナ人が運営するDEEP STATEも「敵がほぼヴェセレを占領した」と認めていたが、ウクライナ軍がヴェセレ北東のロシア軍陣地=Ⓒを砲撃する様子、ヴェセレ集落内のロシア軍陣地=ⒹをFPVドローンで攻撃する様子が登場。
ウクライナ軍はヴェセレを失ったとは認めていないが、複数の要素で確認が取れたための「ロシア軍によるヴェセレ占領」は事実だと思う。
関連記事:ロシア軍が成功を収める東部戦線、ウクライナ軍は各戦線で後退が続く
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ドネツク西郊外方面
ドネツク西郊外方面についてDEEP STATEは7日「残念ながらロシア軍はノボミハイリフカ郊外の家屋に侵入した」「これをノックアウト出来たかは不明だ」と、RYBARも「ロシア軍がノボミハイリフカ東郊外に侵入した」「集落の東半分を進出してシェフチェンコ通りに到達した」と報告。
さらにウクライナ軍のFPVドローンがヘオリフカ集落内=Ⓐでロシア軍陣地(家屋)を攻撃する様子、ポブジェダ方向のウクライナ軍陣地近く=Ⓑでもロシア軍兵士を攻撃する様子を確認、前者はロシア軍がヘオリフカ集落内を1.5km以上も前進したという意味で、後者は「ロシア軍兵士がウクライナ陣地を占領した可能性」を示唆していたが、DEEP STATEは11日に更新した戦況マップの中で「全体に状況が悪化した」と報告した。
DEEP STATEは「ロシア軍がポブジェダ方向に前進して陣地を失った」「ノボミハイリフカ南郊外の状況が悪化した」「ノボミハイリフカ集落内のロシア軍をノックアウト出来ていない」「ノボミハイリフカの南西=ソロドキーからヴォーダインに向かってロシア軍が前進した」と主張。
RYBARは前回「マリカンからヘオリフカ方向への前進は困難を極めている」「これは地形の問題と集落の要塞化(2014年~2015年に建設された防御陣地のこと)を考えれば驚くべきことではない」と述べていたが、10日「ロシア軍がヘオリフカ集落の中心部に突入(約1kmの前進)したという報告がある」「これが事実なら本当に予想外の展開だ」と報告しており、武器と兵士が不足するウクライナ軍の後退が止まる気配はない。
関連記事:ロシア軍がノボミハイリフカ集落内に侵入、ヘオリフカ方向でも1.5km前進
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
東部戦線異状なし、と…
ここ2ヶ月、じわじわと押し込まれるのが常態化し、本当に「いつもの流れ」と感じるようになってしまいました。
言っちゃ悪いですけど、開戦直後に全世界の誰もが予想した展開じゃないですか…。
欧米の支援武器が強力だったことは認めますけど、アレって言うならドーピングと
一緒で、ウクライナ本来の実力に根差したものではない時間制限付きの優勢だから
時が経つにつれてボロが出てくるだろうなとはずっと思っていました。支援によって
ロシアに勝てる(国力を削れる)のなら「投資」と言えますけど、そうでないなら単に
税金をドブに捨てて居るのと一緒だからその分を自国の防衛に回して欲しいですわ。
確かに、一番の武器供与国だったアメリカが一番そこは分かっていた感じはあります。
反転攻勢に失敗し、「投資」と言えなくなったと完全に判明したから、追加支援を止めている現状があるわけで。
急に各所で崩れ始めたように見えるのはザルジニー解任で士気が下がった影響もあるのでしょうか…
軍の指導部も大幅に刷新していますが、軍の運用に混乱が生じないかも気になります。
動員担当者を大幅に更迭した結果、組織が混乱して逆に大幅に動員が滞ってしまったのを思い出しました。
その二の舞にならないことを祈るばかりです。
そう言えば、ザルジニー総司令官が在任時に現場の前線指揮官に任命された人物の「指揮権の範囲」はどうなるんですかね?
通常部隊ならば引き継ぎを待てば良いと思うのですが、アウディーイウカに今いる軍の多くはあちこちから中隊規模、大隊規模で引き抜かれてきた各地の部隊の混成だったはず。
仮に、「元来ロボティネの司令官に服すべきだけど、今はザルジニー総司令官の命令でアウディーイウカの司令官の指揮下に入っていた」場合、ザルジニー総司令官が更迭された今、彼らは何をどうすれば“正規の指揮命令に従ったこと”になるんでしょう? 今すぐ新しい命令を貰いに、ロボティネへ引き返すべきになるんですかね?
新司令官による新たな命令が下りるまでは現状維持するしかないんじゃないですか?元来の所属に戻るにも、何時、どうやって、という問題がありますし。
いつも思うんだが、ウクライナ軍の戦果誇示動画が、ウクライナ軍が後退している証拠として採用されてるの、ほんまに草。
こんなものが「ウクライナ軍無双」の正体だなんてあまりにも悲しすぎますよ…。
そういうことを書くのが「ロシア軍の戦果誇示動画が、ロシア軍が後退している証拠」と騒いでた親宇派とまったく同じで草
馬鉄理論で両者とも同じよ?
実際どっちも同じだよ。結局動画タイトルだけ見て判断してるうちはプロパガンダに流される衆愚の一人でしかない。
マリンカ制圧までにかかった時間を考えるとヘオリフカでの進軍スピードはあまりにも速過ぎるため、やはりマリンカだけ厳重に防備を固めて後方はスカスカだったのでしょうね
精鋭の第92独立機械化旅団と第72独立機械化旅団を既に手遅れな場所へ無意味な補強として引き抜いた上に、3個海兵旅団はクリンキーでの無意味な水遊びにより現在進行形で川の底に消えているか砲撃で吹き飛ばされている最中のため、どこも戦線を補強する予備兵力が碌に残っていないので、もう残る手段としては首都防衛としてキエフ周辺で遊ばせている5個機械化旅団を全て首都を手薄にする覚悟で回すか、ドニエプル川対岸の部隊を軒並み回すでもしない限り無理でしょうな
おそらくヘオリフカ防衛の主力はマリンカで消耗し尽くした部隊だと思います。
敗北して後退してきた部隊をそのまま防衛に当たらせるってことをウクライナ軍は繰り返してますので。
弱りきってるし士気も下がってるので、本来なら後方に送るべきなんですけどね。
私は戦術や兵器などはあまり詳しくないですが、歩兵主体での侵攻で戦場で1km進むというのはほぼ反撃がないって解釈でよいのかな?
100km進むのに100日かかるのに抵抗が無いと?
「戦場」が縦深陣地で100kmも続くはずもないので、前提がおかしいです。
100日後に死ぬワニですか?
ウクライナ側も戦車や歩兵で待ち伏せはしてると思う(撃破されてたけど)
それに対しロシア側は大量の監視ドローンで事前に見つけて、
誘導爆弾や砲兵で先制攻撃をやってるから、実質的に反撃ない状態
となってるらしい。
そういうことなんですね。
地形や抵抗の強弱など様々な要素はあると思いますが、多少の抵抗では1k程度は進んでしまえるものなんですね。勉強なります。ありがとう。
前世紀前半の本邦は図らずも機械化の進まぬ歩兵主体の陸軍でしたが、抵抗がなければ10数km/日、多少の抵抗であれば数km/日といったところでしょうか。
1km/日はそれに比べて遅いですが、それがウクライナ軍の激しい抵抗によるものなのか、侵攻するロシア軍に内因する欠陥によるものなのか(あるいは両方)は戦後にならなけわかりかねることでしょう。
ただ今のロシア軍の兵站能力では局地戦レベルでも侵攻を100日間継続するのは困難なので、100日後に100km進んでいるかも怪しいです。12月21日の記事、12月27日の記事のマップと比べてもあまり進んでるように見えないですからね。
流石に防衛ラインが100kmの縦深ないと思うのでその計算はちょっとおかしいですかね
本格的に前線が崩れて来ましたね。いわゆる後方に作ったらしいゼレンスキーラインは機能するのでしょうか?
ならば拠点を放棄しラインの援護を受けられる地点まで部隊を下げないと砲力不利な側は装備を失い敗走並びに追撃を被る大被害を受ける可能性が高いと思います。
肉挽き将軍シルスキーなら抵抗しながら後退、をやりかねませんが後ろからの補充もないまま前線を吸収できずラインが無駄になる気もします。
逆にロシア軍がどこで引っ掛かるか苦戦するかを見つけるのがポイントになるだけの独ソ戦終盤みたいな様相になりかねないかと思います。
ロシア軍は突破作戦が出来ていないのでそれは無いだろうな
抵抗しながら後退ってよくある遅滞戦闘ですよ
>ロシア軍は突破作戦が出来ていないのでそれは無いだろうな
友軍の後退を支援するための抵抗 = 遅滞戦闘 (敵の進軍を遅らせ、味方の後退の時間を稼ぐ)
抵抗も満足に出来ず後退を強いられる = 敗走
士気が崩壊し軍隊の体を保てない = 潰走
と認識しています(上記の時点で間違いや不足があればご指摘を)。
リシチャンスクやバフムートでは、陥落時でも少なくとも遅滞戦闘は展開できていたと記憶しています。
ただ、兵力と弾薬が極端に不足した場合、ロシアが突破作戦を仕掛けずとも敗走となるリスクが高まり、今のアウディーイウカはそれに近い状態なのではと思います。潰走ではないでしょうが。
リシチャンシクはロシア軍に押し切られたというより、ウクライナ軍の士気が低すぎてまともに抵抗できる状態じゃなかったから早めに引いたと解釈してます。
・ロシア軍はセベロドネツク戦に参加した部隊には休息を与えていたのと違いセベロドネツクで消耗し尽くした部隊までリシチャンシク防衛に使っていたので特にそれら部隊がまともに戦える状態では無かった。
・セベロドネツクで住民が避難してる地下室にウクライナ軍が入り込んで戦闘をやった情報がリシチャンシクにも伝わってて、リシチャンシク市民のウクライナ軍に対する信頼が失われていた。
進撃速度的にはそこまでなんですが、バフムトの頃と違って
ロシア側に殆ど損害を与えられてなく、次の攻撃を止められない
状態となってるのが非常に痛い
現地部隊の話によると、ウクライナ砲兵に関して先月ぐらいまでは
ロシアと比べて発射数3割程度と言われてましたが、ロシアの進撃
を許している地域では1割以下に低下している所もあり、
しかも監視ドローンへの妨害も顕著で、気がついた頃には
ロシア歩兵に定着されてる状態の様です。
やっぱり攻守両面で砲兵は重要ですね、弾数で負けてたらどうにもならない
弾がね
NHK NEWS「ロシア 早期攻略の作戦はなぜ失敗?侵攻1年の戦況を検証」2023年2月24日
>ウクライナ軍は、キーウ周辺を奪還した時期ごろから弾薬が不足し始めていたといいます。
>ウクライナ軍の砲撃が1日に6000発を超えることがほとんどなかったのに対し、ロシア軍は多いときで1日に3万2000発を超える砲撃を行っていたということです。その上で、5月から6月にかけての東部ドンバス地域でのロシア軍の火砲の優位はウクライナの12倍だったと分析。
これが今や1日2000発まで落ち込んでるとか状況悪化しすぎですね
32,000発/日撃ってた頃と比べるとロシア軍の砲撃数も減ってるんだけど、ウクライナ側が最低限必要な量を下回ってるのが致命的っぽい
ウクライナ軍の手持ちの弾が少ないのは、初めから分かっていたことだし、
西側諸国の支援も五月雨で送られるから、頼りになるとは言えない。
本来、ウクライナ軍はその前提に立って、相応の戦い方をすべきだったと思いますし、
火力で劣っているなら、身を守れるような塹壕を多く作るべきだったのでは?
手りゅう弾の投げ方も教えてない新兵を、バフムートへ送って4分で溶かすくらいなら、
後方の陣地強化に割り振るべきだったでしょう。
今さら慌てて作っているのが、全てを物語っています。
ウクライナ軍の劣勢は、弾が不足している以前の問題だと思いますよ。
トランプ復活(まだ可能性)や共和と民主党の争いで支援が止まるとか、欧州の弾薬製造がこれほど進まないだとか、パレスチナ問題が再燃して弾薬がそっち(イスラエル)に流れるとか予測することは不可能だったと思うので、自分は賛同しないかな
自分がウクライナ軍が行った作戦(個々のミクロな戦場での動きは興味ない)で一番賛同できないのはロボティネへの大攻勢ぐらいかな。他は大体妥当な判断だったと思う。
まさに「大砲は戦場の(勝利の)女神」。第一次大戦の時に言われた言葉のとおり。戦死の70%は砲爆撃によるもの。より多くの榴弾砲、爆弾、ミサイルをもっている方がより早く敵の人的資源(兵力)や物的資源(武器弾薬や塹壕などの陣地)を破壊でき、勝利に近づくと言うこと。戦争とはシンプルなものです。
ウクライナは、戦線整理を行わざるをえなくなるかもしれませんね。
ゼレンスキーライン=後方防衛線の構築状況が、極めて重要になるかもしれません。
ロシア軍は攻勢をかけていますが、戦線正面の長さは(東部戦線)、ここから短くなる可能性すらあります。
ゼレンスキーラインってどこに出来てるかご存じですかね
機密だとは思いますが、大規模な防衛ラインなのに殆ど情報が
出てこないのはちょっと気になる。
隠せるものじゃないんだから士気高揚の為に公開しても
良いと思うんだけどね
実はそんなものは存在しない(計画倒れ)とかでも驚かないですよ。
自分は把握していません。
ただ仰る点について、自分も疑念を抱いていまして。
今までのウクライナであれば、もっと宣伝に力を入れていると思うんですよね。
カミソリワイヤーの鉄条網敷設・簡単なコンクリート陣地くらいは見た記憶があるのですが…(見落としているかもしれません)
ひょっとすると、既存の後方陣地を強化しているのみで、アウディーイウカなどよりも防衛力の高い陣地は、時間が間に合わないのではないかと(個人的な推測です)。
こりゃジリジリ行かれそうですね、アウディーカですらあれなのになにやってんだか
ランボー3みたいに
イスラエルのロケ地に一票
数年かけて作られた要塞都市よりも数か月間の突貫工事で作られたゼレンスキ―ラインの方が堅固とはとても思えないんですよね。
しかもその塹壕に弾薬も兵器も足りない、寄せ集めの敗残兵を押し込んだとして、はたしてどの程度の防衛力が有るのか疑問です。
仰る通りと思います。
要塞都市であれば、コンクリートの建物を遮蔽として使えますが、平原で同等の物を突貫工事で築いているならば難しいなと。
弾薬や兵器を備蓄する必要もありますが、現状でも不足している中で、備蓄も進んでいるのか疑問に感じています。
真偽の程は判りませんが。
ウクライナ人の方が出している戦況報告の中で、
アウディーイウカからかなり離れた、
ノボセレフカ・ペルシャのさらに後方に
二重の陣地線を描き込んだ戦況図を出していますね。
素人は、陸戦に関し”ド素人”ですが、そこが最終ラインかと想像します。
情報ありがとうございます。
元自衛官・ジャーナリストと言われる方々が、ことごとく分析を外し続けていますからね。
集合知、情報を丹念に追っている方々の情報は、貴重と思います。
要塞化されているはずのヘオリフカへの大きな前進は、いよいよ前線が崩壊しつつあるという事なのかもしれませんね。
人も弾も足りないとなれば、これからあちこちでロ軍の前進を止められなくなってくるでしょう。
後方に構築中と思われる防御線も手を付けるのが遅かったせいでどこまで機能するやら……。
先月、来月位にはロシア軍は息切れする。間違いない。
と言っていたウクライナ軍将校の言葉は何だったんでしょう?
???「そうでしたっけ? ウフフ」
ロシアは弱い、としたり顔で語ってた
防衛省や自衛隊OBが
今の戦況に何を語るか、興味深い
と同時に、自衛隊のインテリジェンスがアレでは
有事の時に全く頼りにならんので
自分の命は自分で守るしか無さそうです
ロシアは見かけ程強くは無いが、言われている程弱くは無い。
ビスマルクやチャーチルが語った金言を、ウクライナを通して戒める他無いでしょうね。
私も含めてですが、近視眼でその時だけの情勢を切り取ると認識を誤ると。
国会議員の鈴木宗男氏や、元・国会議員の森喜朗氏が、ロシアがウクライナに負けるわけがない、と断言していたのに、元・自衛隊の幹部がなぜロシアは弱い、と分析していたかというと、これは独自の情報収集や分析の努力、研究をせずに、アメリカのシンクタンクや、イギリス国防省やNATO軍の分析をただ受け売りすることに終始しているためです。
もっとも日米共同作戦で、自衛隊を完全な指揮下、管理下、支配下に置きたいアメリカ軍の立場からすれば、アメリカ軍やイギリス軍の分析に疑いを持たずに、ただ黙ってアメリカ軍に従うような自衛官、幕僚の方が好都合なわけであり、日米同盟を重視する日本政府の方針からすれば、そういうアメリカの分析を疑わない、自分の頭で考えることのできない官僚的な幹部自衛官が増えるのも仕方ないかもしれません。
昔の自衛隊には、ノモンハン事変や1945年の満洲侵攻、樺太や占守島でソ連軍との実戦し、あるいはシベリアに抑留されたような人も多かったかもしれませんが、今はそういうような旧・軍人も自衛隊からいなくなり、アメリカかぶれになって平和ボケしたような幹部自衛官ばかりになっているのでしょうか?
兵隊レベルだと底辺の寄せ集めのロシア兵より自衛官のほうが平均的に優秀だろうが、自衛隊の将官レベルの知力はゲラシモフやスロビキンの足元にも及ばないな。
本当、その通りですよ。
自衛隊の将官は単なる「管理者」で軍事に関する造詣はそのお二方とは比較になりません、、、、
「日本軍の下士官兵は頑強で勇敢であり青年将校は狂信的な頑強さで戦うが高級将校は無能である」
ノモンハン事件時のソ連軍司令官の日本軍に対する評価だが、現在の自衛隊も変わってないのかもな。
>兵隊レベルだと底辺の寄せ集めのロシア兵より自衛官のほうが平均的に優秀だろうが
軍隊の役割は多岐に渡り、兵隊に求められるのは体力から知力まで多岐に渡ります。
災害救助や後方支援などの「人助け」に分類されるところは自衛官のほうが優秀だと思いますが、空爆や陣地破壊の他、敵兵の殺害という「人殺し」に分類されるところは“底辺の寄せ集めロシア兵”よりも劣るかと。
悪意に満ちた言い方をすれば、【ロシア兵のほうが人殺しが上手い】。しかし、戦場では何よりも強い。
なお、将官レベルの知力については、全面的に同意です。
まあ彼らは世界にそう数のいない豊富な実戦経験者ですから…
長老レベルですら戦闘経験の無い程戦火から遠ざかってる自衛隊幹部と比べるのは酷なものですよ
まあ自衛隊の高官クラスが「アメリカみたいにやれば(相手が国家として戦闘不能になるまで砲爆撃。それから陸軍で中枢を制圧)簡単に勝てる。何故やらないのか理解に苦しむ」みたいな事を開戦当初に言ってた辺り自衛隊としての考えは持ってないんだろうなと残念に思いましたが
米軍戦力を自在に使えること前提に防衛計画作ってないでしょうね
それってロシア軍に対して言ってたのでは?
ロシア軍のそもそもの性質が
【多々益々弁ず】(増えれば増えるほど都合が良い)
という類なんではと思いますよ。
普通一般では【寡兵よく多衆を討つ】効率のよさが軍隊の強さとされますが、それは選抜によって能力の平均値を引き上げているからできることなんだと思います。
大兵力を動員すればどんどん軍人の能力の平均は国民の平均に近づいてしまうわけですが、ロシア軍は平均値のひくい大軍の扱いをしっているのでしょう。
それは数の暴力で敵を押し潰すようなものでもあるのでしょうが、これに相手が対抗しようと人員を増やそうとすれば一般人と大差ない能力の軍人の扱いを知らない軍隊では効率的に戦えず、結果ロシア軍にとってますます都合が良くなるのではないでしょうか?
そもそも大陸での正規陸軍同士のぶつかり合いなんて
防衛省と自衛隊のこれまでの研究対象外では。
むしろ研究していたほうが問題になるレベルかと。
海外資料の翻訳が中心で勉強していないのに
いきなり独自に分析して正解を出せるわけはないかと。
まあでも防衛省や自衛隊には、日露戦争や、シベリア出兵、ノモンハン事変、ソ連軍の満洲侵攻の歴史や記録、経験があるはずであり、朝鮮戦争も非常に大規模な地上戦でした。日中戦争もあります。
陸上自衛隊の場合の対・ソ連軍、対・ロシア軍の想定戦場といえば、特に北海道ですが、北海道にしてもそんなに狭いわけではありません。日本にとってロシアは隣国であり、シベリア帰りの日本人捕虜も大勢いたわけです。
ロシア軍、ソ連軍との直接的な戦闘経験でいえば、アメリカよりも日本の方が圧倒的に多いのです。
テレビ出演した自衛隊OB将校は、結果だけ見れば、大半が無能でしたね。
彼らの指揮下で、日本が戦争にならなかった事、我々は幸運だったと言えます。
一世を風靡したロシア軍崩壊論がいつの間にかウクライナ軍崩壊論にすり替わってて時代の趨勢を感じる
おっしゃる通り、虚栄のプロパガンダから厳しい現実へ、という時代の流れですね。
しかし、御年81歳の米国大統領殿の脳に、時代の趨勢を認知できる能力が残っているかどうか怪しい。
>>ウクライナ軍はヴェセレを失ったとは認めていないが、複数の要素で確認が取れたための「ロシア軍によるヴェセレ占領」は事実だと思う。
クソ地形陥落してるじゃん。犬飯は否定してたけど。
あの人現地と交流あるかのように見せかけては真偽不明の情報(と根拠不明の展望)を垂れ流してるだけだから、ウクライナを擁護してる人でさえ余程じゃなけりゃ内容信じる人なんていないと思うよ。
まあテレグラムあたりから適当に引っ張ってきてるんだろうけど、それすら情報後追いのこと多かったりするしね。
万が一現地の人間と繋がりがあってある程度情報が入ってくるにしても、現場が見てることが全て事実であるとは限らない上に局所的な(その情報提供者が見ている周辺)話でしかないって視点が本人からも抜けてる感じあるんだよね。
なんにしても本人も昔書いてたけどOSINTですらない真偽不明垢なんで、あれ見てるくらいならnoel reportsやらwar monitorやら他の親ウ垢でも眺めてたほうがまだマシ
FPVドローンがロシアの砲兵火力を補っていて、これがなかなか侮れないんですね。
砲兵は強力だが精度に劣り。塹壕や建物に籠った歩兵を殺傷する効率が低く,1人の歩兵を倒すのに10数発も撃たねばならない→その10数発の砲撃を狙ってウクライナ軍が高精度弾やクラスター弾で撃ち返す→ロシア側砲兵の消耗 これがウクライナ側が砲兵戦で削り勝ちしていると言われていた理由です。実際、夏頃にはかなり有効でした。
が。
ピンポイントで歩兵を狙えるドローンが大量にロシア側で運用されるようになり。
結果,砲撃は建物や陣地を破壊し敵を制圧する役割,そしてドローンが歩兵一人一人を狩り殺す、という役割分担になりました。
これが何気に殺傷効率が高いんですね。
今,ウクライナ側は建物に籠ると152ミリ砲弾で建物ごと吹き飛ばされる。散開して塹壕に籠ると,一人一人をドローンが狙ってくる、という状況です。精密誘導弾の不足をドローンが補っており、見た目以上に歩兵に損害が出ており。戦線の維持が難しくなっている理由の一つになっていますね。
>砲兵は強力だが精度に劣り。塹壕や建物に籠った歩兵を殺傷する効率が低く,1人の歩兵を倒すのに10数発も撃たねばならない→その10数発の砲撃を狙ってウクライナ軍が高精度弾やクラスター弾で撃ち返す→ロシア側砲兵の消耗 これがウクライナ側が砲兵戦で削り勝ちしていると言われていた理由です。実際、夏頃にはかなり有効
プロパガンダ臭いんですけど。第1に砲兵の仕事は間接射撃による面制圧。一つ一つ狙い撃ちするのは砲兵のメインの仕事ではない。なぜ、兵士が「シェルショック」になるかと言えば、狙い撃ちなら避けたり隠れたり逃げたりできるがめくら撃ちだから対処のしようがなく祈るしかないから。
また、対砲兵戦で精密射撃、露軍砲を撃破できるとのことだが、ウ軍は対砲レーダーで露軍発射地点を探っている。露軍は逆探して対砲レーダー狩りをしていて露軍の戦果発表でもほぼ毎日、しばしば複数の対砲レーダーの破壊が発表されていた。対砲兵戦は露軍もやっているが、対砲レーダーではなく砲撃音を複数のマイクでとらえてのパッシブ探知なのでジャミングも破壊も出来ないし、対砲兵戦(反撃)の予兆を掴むこともできない。もちろん、露軍も誘導砲弾や徘徊弾薬、偵察ドローンにウ軍がろくに使えない攻撃機や攻撃ヘリがあるのでむしろ対砲兵戦は露軍側が圧倒的に有利。対砲兵戦で優越してきたからこそ、ウ軍に比して絶大な発射量を誇ってきたし、ずっとウ軍現場から(一方的に撃たれていて、砲撃支援がないまま)と泣き言が聞こえてきたわけだ。
仮に、米議会でウクライナ支援法案が成立したとして。
前線(例:アウディーイウカ戦域)に砲弾が届くまでどのくらい時間がかかるのでしょう。
米国防総省で、第○次支援案を作ってからかな?。
それとも、米軍は、前倒しで準備をしていたりするものでしょうか?。