ウクライナのミハイル・ポドリャク大統領顧問は15日のラムシュタイン会議に向けて「155mm榴弾砲1,000門、多連装ロケットシステム300輌、戦車500輌、装甲車両2,000輌、無人機1,000機が必要だ」と訴えた。
参考:Russia likely to seize control of eastern Ukrainian region within weeks, U.S. official says
東部戦線の流れを変えるには西側諸国が重装備の大量提供に応じるかどうかがポイントといえる
米国の国防局者はワシントン・ポスト紙に「今後数日でセベロドネツクとリシチャンシクが陥落する恐れがある」と述べて注目を集める中、ウクライナのミハイル・ポドリャク大統領顧問は13日「不均衡な重装備の量を是正できれば戦争を終わらせることができる」と明かし、155mm榴弾砲1,000門、多連装ロケットシステム300輌、戦車500輌、装甲車両2,000輌、無人機1,000機が必要だと訴えた。
Being straightforward – to end the war we need heavy weapons parity:
1000 howitzers caliber 155 mm;
300 MLRS;
500 tanks;
2000 armored vehicles;
1000 drones.Contact Group of Defense Ministers meeting is held in #Brussels on June 15. We are waiting for a decision.
— Михайло Подоляк (@Podolyak_M) June 13, 2022
ポドリャク大統領顧問の発言は15日に予定されているラムシュタイン会議(ウクライナへの武器支援を調整する連絡会議)を意識した発言で、駐ウクライナ米国大使や統合参謀本部のマーク・ミリー議長にロシアとの戦いに関する戦略と作戦を説明したレズニコフ国防相も「重装備の問題がラムシュタイン会議で解決することを期待する」と述べており、東部戦線の流れを変えるには西側諸国が重装備の大量提供に応じるかどうかがポイントといえる。
ただウクライナが必要とする重装備の数は大量で、これまでの提供分を差し引いても新たに155mm榴弾砲700門、多連装ロケットシステム250輌、戦車250輌、装甲車両1,500輌をウクライナに送る必要があり、まとまった数の重装備提供に応じてきた米国やポーランドだけで達成不可能な数字だ。

出典:Сухопутні війська ЗС України
もし本格的な反攻に必要な重装備の量がポドリャク大統領顧問の要求した量と一致する場合、ウクライナがロシアを追い出しに掛かるのは相当先の話になるだろう。
果たして3回目となるラムシュタイン会議で西側諸国は重装備の大量提供に踏み切るのか、それとも少量の提供に留めて様子を見るのか、どちらしてもルハーンシク州を巡る戦いには到底間に合わない。

出典:Генеральний штаб ЗСУ
追記:ドンバス地域のロシア軍は1日平均5万発の砲弾を発射、これに対してウクライナ軍は1日平均5,000発~6,000発の砲弾しか発射できていなとワシントン・ポスト紙は報じており、米ディフェンスメディアは「火力の投射量が信じられないほど不均衡だ」と指摘している。
関連記事:6/8更新|各国がウクライナに提供している重装備のリスト
関連記事:セベロドネツクで戦うウクライナ軍、最後の橋を失い補給路を失う
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. William Chockey
アメリカ「ヨーロッパ征服でもするのかな?」
国境守備すら捨てた、ロシア地上軍の全てと戦争してるし、もっとかもしれん
ここは中華に北京条約を破棄させて。
それなりの国力持つ一国の軍事装備ほぼまるまるくれって凄い要求だな‥
戦車だろうが護衛艦だろうがご丁寧に定数制限とか言ってたら
日本も有事にぶつかったときヤバい事になるだろうね
西側の支援が多いとはいえ、ウクライナ一国で陸軍大国といわれていたロシアと(初期のようなゲリラ戦ではなく)全面正面戦闘をしているわけですからね
仮にこれら全てがウクライナの要求通り供与されたとしても、ロシア軍の支配地域を押し返すどころか拡大を食い止められるかどうかといったところではないでしょうか
自分もそう思ったけど、対ロならこれくらい必要なんでしょうね。
色々言われてもやっぱり軍事大国なだけあって、それなりの国では太刀打ちできないって事でしょう。
ウクライナ軍の兵器の損失/保有数をそれぞれwikipedia、ORYXから下の通り引きました。
戦車 194/1324(14.6%)
FV 86/ 552(15.5%)
IFV 132/1149(11.4%)
APC 66/ 856( 7.7%)
自走砲 40/1700( 2.4%)
牽引砲 33/ 617( 5.3%)
MLRS 19/ 342( 5.5%)
損失数は映像確認分に限るため、ウクライナ側から発信が控えられていれば実数より少なくなり、保有数には鹵獲や供与分を含むため、全数の戦力化には疑問もあります。
兵器を兵器たらしめる砲弾の不足や損害の増大など報道は気になりますが、開戦から3か月を経てロシア軍の実績と損害、ウクライナ軍の損害を並べると、結局は双方の継戦能力次第ですが、時間はウクライナ側に利があるものと感じます。
ロシア軍の損害にはやや不可解に思うところもありましたが、ウクライナ軍の様々な斬新的な戦術の駆使も仄聞します。
先にコメント欄でi5wm様にご教授いただいた戦車榴弾の間接砲撃など未だ明らかになっていない箇所も多くあるのかもしれず、逆にレオパルド2やMLRSなど兵器供与の世評を見るとそれほど影響を及ぼすものか不思議に思います。
日本のMLRSはもうすぐ退役だからあげてもいいんじゃない?高速滑空弾の開発を早くしないといけないけど。あとFHー70もいけるかも
もっとも日本の防衛力の数は最低限あれぐらいは必要で、現時点で半分ぐらいしか持っていない現実…。
高速滑空弾は政府の予定によると令和7年までに早期配備型(bloc1)と地上配備車両を配備
令和12年までに性能向上型(bloc2)を配備する予定です。
開発の遅れもあると思いますがロシアの日本に対する脅威はここ数年は薄くなりますのでMLRS予備車両何両かを残して提供ならばいいかと。中国は、尖閣よりも台湾が先だと思いますし。
MARSもそうだけどFH70の退役始まってるしそれもあげて良いんじゃね?と
日本は火砲ゴリゴリ減らしている最中だし
アメリカに下取りに出します!とかでなんとかならんかな
下取りならポーランド!
本邦のマルスはクラスター弾使わなくなった時点でもうちょっと射程の長いロケット砲(威力は一般火砲と変わらず)なんだから供与してもいいんじゃないかと思うけどね
話し半分としても相当に困難な数字
ウクライナは西側を世界大戦に引き込むか
後年の歴史書にはすでに第3次世界大戦が始まってることになってるかも。
個人的には、もうすぐトルコが暴れそう。EU弱腰で、シリアとクルド支援のロシアが弱っている。国内は経済危機。
おまけにエルドアンはプーチン同様、領土欲旺盛。ドローン等の兵器のPRにもなるし、トルコ帝国復活を目指しそう。
タダでもらえるのなら言ったもの勝ち。
諸国がそんなに親切なはずもない、
首尾よくウクライナが勝利したら、しっかりと利子つけて取り返されるよ
やり方はいろいろある、ウクライナは西側の債務奴隷になろう
金が払える訳ないから
まぁ小麦でしょう
ロシアから戦後に賠償金の代わりにもらったウォッカが来るかもしれんぞ
西側の債務奴隷なら別に良いでしょ。
返済プランや経済復興プランまで考えてくれるから。
一応、西側が差し押さえたロシアの資産を使って調達するみたいだから、資金的な裏付けはあるよ
ただ戦後、ウクライナにはどういう形であれそれなりの要求はするだろうけど
はっきり言って非常識な要求
逆に言えばこれだけないと露助を退却させることが出来ないってことで
提供出来なければ露助のやったもん勝ちになってしまう。
それは力による現状変更のやりたい放題になってしまうのを西側がどう捉えるかでしょうね。
そして当然、中国がどう動くかにも影響するわけでかなりヤバい・・・。
凄い、全部最新、もしくはそこそこの装備でこの数字を達成したら、余裕でフランス陸軍を超える
MLRSって冷戦終わって真っ先に削られた装備なのに、「今300下さい」って言われても応えられる国がどれだけあるやら…
世界規模の兵器銀行を創設して、気前よくレンドリース。新しい世界秩序が出来るんか?
良いアイデアですね。普段から経済的、イデオロギー的に出資していれば保険金のように軍事力が得られるのかな…なんか、そのうち地球連邦軍みたいなのが出来ていくとしたらこう言う安全保障システムからなのかなと思いました
どこか一国が保有する陸軍装備丸々くださいってもんですねこれ。まあまず貰えないだろうけど、これ全部貰えたら欧州における陸軍最強国家と化すでしょ
破損しないで残ったら返却条件とかが必要でしょうし、
戦後のウクライナに維持できる国力は無いから、むしろ一時的じゃないと国が滅びちゃう
日本は、同会議に内密でも招かれているのかな。
数年前に、日本は掃海用に使用していた大型ヘリコプターを、
既に同機種の生産を終了していた米国に対し
部品取り用として売却した実績があったと憶えています。
写真では出荷時の外見は、ブレード(回転翼)を外しただけでした。
米軍の大型輸送機に載せて行きました。
米国が制式としているもので今回も類似のことはできないだろうか。
代金は米国から購入する品物とバーターでとか。
F-351機でお釣りがくる。
言い訳その2。
今話題のMLRSですが、日本に配備されたもののうち、
導入初期の相当数をライセンス生産から供与に切り替えてもらうのはどうか。
これは、米国の一方的な宣言で可能かと思う。お金の件は後日協議。
使用が終わった供与品は、当然返還になる。返還については協議があると思う。
返還と決まった車両は、日本国内の米軍基地で引き渡し、
An-124に来てもらって、ポーランドに直行する。日本の車両はATACMS
を使えないと思う(改装が必要?)ので、ある意味ちょうど良いのかな。
やはり戦いは数…
増額予定の日本の防衛費も無駄なことに使わず、有事に備えた武器弾薬をひたすら日本各地に積み上げて欲しい。
使い所がなくて無駄金になるかもしれないが、なくて困る時には国がなくなってる。
我々も使えるように訓練を受けないと。
実際必要なんですけど陸上自衛隊の現有してるすべての装備より多そうじゃないですかこれ?
戦車
557(90式、74式、10式)
装甲車両
1255(割愛⦅AAV7や、化学防護車など一部除く⦆)
MLRS
99(m270)
榴弾砲
310(FH−70)
無人機は…まぁ…
計算ミスあるかも。許してくれ。大体の数ということでお願い。見づらかったらすまぬ。
榴弾砲はFH70に加えて99式自走榴弾砲が136輌ありますね。
203mm自走榴弾砲もあるけど、退役間近なので計算外かな。
203ミリは計算外でしたが99式は忘れていました。すいません
まあ日本の防衛方針は陸海空の総合力で上陸を阻止、又は戦力を漸減させる方針だから
陸自だけで敵を受け止めるわけでは無いからね。
退官された佐官の方は陸自しか存在しないような口ぶりで、旧帝国軍の悪癖を感じさせられましたがw
このご時世に、「北海道の陸自対露部隊を削減して海空へ回せ!」と主張する元海自三佐もいましたけどね…
リンク
日本も他人事では無いのですがイージスアショアの件も有るので、ドローン空母とアーセナルシップを計画して、ドローンで偵察して水陸機動団や防衛部隊をアーセナルシップで火力支援出来れば、昔の戦艦による艦砲射撃のような効果が得られるのではないかと思うのですが、後はF-35Bと攻撃ヘリと強襲揚陸艦と水陸両用戦車による、逆上陸作戦を計画する気でしょうか?アメリカ海兵師団規模で整備するとかなら一気に雇用拡大も狙えますけど、陸自も過去の政治判断で減らせないはずの戦力を減らされているので、予備役制度が大した事無い日本にとっては現役を確実に確保することを目標にして、質で量を補う為に更新時期を早めたら理想的な戦力を維持出来るという訳ですね、予算が無いと出来ませんね、ポーランドみたいに、1時的に別枠で予算組んで装備品を調達するとかも検討すべきかな。
砲弾薬のウクライナ国内での生産力はロシアの攻撃などもあり、あまり多くないでしょうし、
西側からの旧ソ連装備用弾薬の継続的補給が殆ど不可能と思えるので、今のウクライナの主力野砲とMLRSは、例え破壊されなくても近い将来使用不能になると見るべきでしょう(もう既に?)。
となれば、継続的な補給を受けられる可能性のある、西側装備で大半を刷新する必要があるから、それを送ってほしいと言うことでしょう。ただ西側にも総力戦規模の弾薬補給ができる体制が残っているかどうか。
長期戦になったらロシアが不利と思っていましたが、少なくとも西側の生産体制が整う1~2年のスパンではロシアが有利なのかもしれません。
追記
ソースは不明ですがウクライナ軍の152mm砲弾の年間生産量は1万4000発という情報がありました。
これでは全然足りないですね・・・。
仮にこれだけの数集められたとしてもロシア軍の砲火力を上回るとはとても思えない…
航空戦力や戦術ミサイルを重点的に供与出来れば、もっと少ない数で逆転出来ますよ。
移転出来る兵器制限があるから極端な数で消耗戦になるんでしょう?
せめてMQ-9は早くまとまった数を送ってほしいわ。
ハッキリ言って、ポドリャク大統領顧問が言う位の装備が必要ならNATO軍を全面介入させた方が手っ取り早いですね。
もしも欧米諸国がウクライナを負けさせないのなら、ロシアからの核恫喝など考慮すべきでは無い状況だと思います。
一日当たりの砲弾発射弾数から考えて、ロシア軍は既に弾薬と消耗品類の戦時量産を整えた上で事実上の総力戦体制に入った可能性が有り、動員兵力についてもこれまで拘置して来た各旅団の第3大隊(事実上の補充大隊)を予備役招集で戦力化して近く実戦投入出来るとの話が有りますので、ロシア軍には未だ余裕が有ると見て良いでしょう。
そうなると、もしかしたらウクライナ東部戦線ではセベロドネツクとリシチャンシクが陥落したタイミングでロシア軍がWW2独ソ戦のバクラチオン作戦張りの大攻勢に出て、西へ向かって一気に縦深攻撃を仕掛けて来るかも知れません…仮にこれが決まると、ウクライナ軍主力は事実上壊滅し、まさかのキーウ陥落も有り得ると思います。
ロシアと戦うってのは、こういうことなんだろなって数字。
>ドンバス地域のロシア軍は1日平均5万発の砲弾を発射、これに対してウクライナ軍は1日平均5,000発~6,000発の砲弾しか発射できていなとワシントン・ポスト紙は報じており・・
当初はロシアの作戦失敗などと言われましたが、これではどうしようもないですね。この時代に大国同士のこんな古色蒼然とした戦いがあるとは予想しませんでした。
物事は、基本に忠実にということだね。
これが満額で通ったら逆にルーマニアモルドバといった周辺国がウクライナを脅威に感じるレベルだな
怯えるのはベラルーシだろう
ベラルーシ反体制派はウクライナに情報提供しているし、ベラルーシ義勇兵も
ベラルーシ反体制派が動くとなればウクライナは支援するだろうな
それにウクライナはロシアに対して警戒を緩める事は金輪際ないであろ
戦後も対露ベラルーシ方面に戦力振り向けだよ
支援もいるし西側とは仲良くするであろ
最近NATOとの接触が多い日本にも重装備提供の要求がくるかもしれないな(米国経由で)。
欧州市場を睨んで韓国が一部提供する可能性もあるかな。
直接は無理なのでポーランドとバルト三国に弾薬を送りたい。
砲弾なら、どこに消えても知らないで済む。
FH70の最大の運用国で、しかも丁度退役が始まりつつあり、対艦ミサイルも持ってる国があるらしい
遅々として進まない法改正、台湾有事に間にも合わなそうだ。責任者はどこか
責任者は平和ボケしてる日本国民だよ
勝つのにこんだけ必要なのが分かっているのに、なんで勝ち目のない戦争を始めたんだろう。
始めたのはロシアなんですが。
降参も含めた戦争回避もせず、どんどん全面戦争の深みにはまっていったように思えるんですが。
独裁国家に屈服して従属して西側と敵対することで戦争を回避しろと???
ほんとこの手の偽平和主義者はどんな教育受けてるんだろうな
なんでそんな0か1なんだ?もっと上手く立ち回らないの?
なんにせよ、自分の家が丸焼けになるよりマシだと思うんだが。
その時は丸焼けにならならなくても10年後にはなってる可能性が高い。それにロシアは0か1しかない
その10年の平和でも貴重だろ。
10年も平和があれば、もっとよく準備できたはずだ。
いきなりこんな量の兵器くれだなんて、虫が良すぎる。
ウクライナのNATO加盟申請(受理される見込みなし)をも侵攻理由にするロシアが、ウクライナの準備(防衛戦力拡大)を黙って見逃すとは到底思えないのですが
それに仮にウクライナが即ロシアに降伏していたとしてもホロドモールを繰り返されない保証もありませんでしたし
(事前交渉はウクライナの主権や人道を無視したものだったため)
降参すれば、抗戦した場合より少ない被害で済むと、どうして言い切れるのですか?
他国に侵略するような国が、降伏した相手をどう扱うかなんて推して知るべしではないですかね?
自国の安全、主権が奪われる可能性があるなら、そうならないように交戦するのは当然でしょ。
ロシアなんて前科者は特に信用できないし。
そんなフワフワした話ではなくウクライナがミンスク合意を守っていればよかっただけの話では
普通の国は合意を反故にはしないし、反故にされれば相手国は反感を覚える、身近な例でもそうなようにね
違いは相手が海を隔てた平和主義を謳う友好国か独裁的な軍事大国かっていうくらい
逆に言えば爪も牙も抜かれたような国にすら敵対的な政策を取らせるような行為をウクライナはロシア相手にやったから戦争ふっかけられたわけだが
プーチンの発言聞いてると、ミンスク合意など先でロシアから破られると知れるんだが、
まだ国際社会の常識とかにとらわれてるの
そんなのだったらはじめからウクライナ侵攻なんてやらないよ
非常識になれるから戦争始められるのに
被害者の落ち度とか言うのは犯罪者だけですから
ウクライナが自国のNATO加盟を推し進めず、単に経済面でのみ西欧接近を試みていたと仮定した場合、そのケースではロシアによる軍事侵攻が起きなかった可能性はあるのか、それでも今回のような軍事侵攻は生起しただろうか、その辺りの検討が必要だと思います。
“被害者”は本当に無辜無害の人だったのかどうか、“加害者”に対して許容できない脅しをかけてしまっていた可能性は無かったか?という点が重要だと思います。
現実的に、米・露・中のそれぞれの隣接国は隣に存在する強大国家によって自由な国家運営はできない現実と折り合いをつけて生きているのではないでしょうか。その点、ウクライナは自国が置かれた状況・現実を見誤った、という解釈も出来なくは無いと思います。
ウクライナはあれでじゅうぶん折り合いをつけてますよ、
ロシア相手にこれ以上弱気を見せて平和が保てるだの、無いから
熊を相手に人間の理屈をこねてもな
いやミンスク合意の破棄はゼレンスキーが大統領選の公約で掲げて当選後に実際もはや存在しないものとして扱ったんだから、どうせロシアから破るしなんて言うのは責任転嫁でしかないでしょ
どちら側にも違反はあったとはいえ、政権の公の方針として破棄を打ち出してしまったのはゼレンスキーなんだから、合意を反故にしたウクライナの側だよ
だからロシアの侵攻が肯定されるという話ではなく、口実を提供したのは普通にウクライナの失政であって批判されて然るべき
ミンスク議定書はロシア勢力がウクライナ国内で武力蜂起して勝手に独立国を名乗り、ロシアの武力を背景に押し付けたものですよ
>普通の国は合意を反故にはしないし、反故にされれば相手国は反感を覚える
と言うのでしたら、そもそも普通の国は他国内部で武装蜂起(テロ)を促し、独立国(ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国)を作らせる他国領土の切り崩し行為なんてしません
それともロシアによるこれらの行為はウクライナに反感を覚えさせないものだとでもお思いでしょうか?
押しつけたってアンタ、独仏の仲裁があって双方の同意の下でミンスク合意という形になったのは動かしがたい事実なんだから、後から不本意だったとか言っても筋が通らないよ、政権は国家を代表して合意を締結したんだから
そんなに不本意なら最初から合意しなければよかったわけで
それを言うのでしたらドネツク軍(親ロ派武装勢力)はミンスク合意をした後も全く攻撃の手を緩めず支配領域を広げようとし、ウクライナ軍に一万を超える死傷者を与えていましたよ
それに対しウクライナ軍は防衛戦闘はしても積極攻撃はしなかった(だからドネツクの支配領域は縮小していなかった)という図が続いていたので、まず非難されるべき元凶は積極攻撃していた親ロ派武装勢力ですよ
ロシア系メディアはまるでウクライナ側が一方的にミンスク合意を無視し、ドネツクは何もしていないのに攻撃された被害者であるかのように報道していますが
合意の違反と合意の破棄を同列に語られても困るわな
上でも書いたけど双方違反があったことは否定しない、しかしそれは合意の適用上の問題
破棄を宣言したのはウクライナの外交プロトコル上の問題
だから独仏も遺憾を表明したわけで
この人もそうだと思うけどロシア擁護派は民主主義への不信感がある人が多いんだよな
選挙で勝ち側にいったことがないから民主主義に絶望してるわけだ
だから民主主義と独裁の戦いを理解できない
政府批判したら刑務所に行く国になるか
政府批判が自由の国になるか
常日頃から政府批判してるあなたはどっちがいいかな?
うーんその民主主義国家である独仏の努力の結果生まれたのがミンスク合意なわけだが
ウクライナのミンスク合意破棄宣言後に行われたノルマンディーフォーマットでもウクライナ側の主張は退けられて独仏露3国の支持の下でミンスク合意への差し戻しが求められたよね?
そもそも君はロシアとウクライナの政体の違いを明確に説明出来るのかな?
私はロシア同様ウクライナの政体もかなり独裁的だと思うけど
まあ説明出来たとして政体が違うから対立を支持しなければならないなんて主張には全く賛同出来ないけど、国の政体なんてそれこそその国民に自主決定権があって等しく尊重されるべきだと思うしね、お互いに
正当性があるんならじゃあそれ安保理で言いなよって話で
少なくともアメリカはそうした
私はロシアの侵攻の是非なんて論じていないし論じる気もないけど的外れな返信をつけるのは正直やめてもらいたい
読解力に難のある方のようだから今一度主題を明確にしようか?
・主題
ウクライナ現政権は戦争回避の努力を怠った
・その根拠
ウクライナはミンスク合意の破棄を公式に宣言し、独仏露はこれを了承していない、明確な外交プロトコル違反
・なぜこの話になったか
元コメントがウクライナ側の戦争回避への努力についての話だから
まだ最初の元凶(前提)を意図的に無視していますね
全てはドネツク側が合意を無視して攻撃し続けたことがあり、ウクライナ側は合意を守ろうとしても守れない(防衛戦闘せざるをえない)状況だった
そのため国連は査察団を派遣しウクライナの国際保護を提言したもののロシアが拒否権を発動
その一方でロシアはウクライナの防衛戦闘をドネツクへの一方攻撃と言いがかりをつけてきたため、ウクライナは一方的に攻撃と言いがかりをつけられ続けるだけの合意(という名の一方的な足かせ)の破棄を方針としたのですが
最終的に破棄したのはロシア側では?
国際的にどう言う扱いかならロイターはこう書いてるし
ミンスク合意は存在せず、ウクライナ側が放棄=ロシア大統領
リンク
ロシア兵「無抵抗ならなにもしません!自転車乗ってるおじいちゃんは撃ち殺すし、赤ちゃんの遺体は弄ぶし、民間人を縛って拷問してころすことはあります」
供与もタダじゃないのに実際に受け取って勝てたとしても支払いに百年以上かかりそう
誤解がないように言っておきたいが
これらの重装備は反撃に必要ってだけで、これらがなければウクライナが負けるって訳でもない
大した支援がなくとも抗戦して粘り勝ちは可能だし、前例はいくらでもある
ロシア軍の兵力はウクライナ全土掌握するには過小だし、都市に籠ればロシア軍にこれを攻略する能力はない
ロシアが占領地を拡げたところで維持も困難だし、故郷を奪われたウクライナ国民や兵士が増えるだけで徹底抗戦の意思は揺らぐ事はないだろう
勝ち目が無いなら別だが、最悪プーチンが死ぬまで戦えれば勝ちが見えるので
一方のロシアに勝ち筋はないよ
運用と保守で何人必要になるのやら
現時点での東部戦線では、ウクライナ自前の旧ソ連製152mm砲弾の枯渇が報告されており、またワシントンポストの英文記事に、送られて来る砲弾が155mmばかりという規格違いや、チェコからの152mmが腐食だらけという品質問題など、供給体制に混乱が生じているという内容を見かけました
ウクライナ全土の奪回を踏まえた上で、重兵器の拡充だけでなくNATO規格に全て置き換えしたい意図も含まれているとは思いますが、当然それだけ数が増えれば、今は余りがちなNATO規格の砲弾の消費も激しくなります
また、ロシアもウクライナの戦力が増加すれば、それこそ本気になり戦時体制へとエスカレーションするかも分かりません
今やウクライナの兵站は、西側陣営からの支援に依存しきっている中で、これらの要求は更なる継続的な重負担が伸し掛るという事になり、支援国も急激なインフレとサプライチェーン問題を抱えている経済状態の中で、要求される兵站に耐えうる準戦時体制に移行してまで、ウクライナを助力する気概があるのでしょうか
個人的にはその事があるから、やたら支援を小出しにしており、今の膠着状態でロシアを中長期的に弱体化して欲しいのではないかと思っています
例えこれだけの兵器を供与されても、慣熟訓練だけでも時間がかかるでしょうから経験者の外国人義勇兵を雇わないと短期間で運用できない予感、現実的には無理そうな予感。
兵器供与に対してロシア側の攻勢に追い付かなくなりますよね。
慣熟まで10日の錬成コースは既に整えた。
ただ、武器の供与に大幅な遅れが生じ始めている
6月半ばにも供与兵器を中心にした部隊編成が完了する予定だったが、供与までに最大2ヶ月程度の遅延が発生中
そのため、部隊編成にも遅れ、供給武器の逐次投入になっており、
大規模攻勢を仕掛けている現状に対する抗戦としては、下策である逐次投入による抵抗を強いられている状態
ただ、ロシア軍側に深刻な兵隊不足が起きているのも事実のようで、故に接近戦を避け、砲撃による関節攻撃による攻勢が中心。
通常砲弾も永遠に弾が続くわけでもないので、これがいつ尽きるかが焦点になってくる。
しかし、その通常の砲弾の在庫に対するNATO側の見通しが表に出て来ない
諜報で備蓄量が掴めていないのか、それとも想定よりはるかに多い量をロシア軍が備蓄していたのか
ロシア側の状況から考えて、砲弾等の消耗品類は戦時体制で量産している疑いが濃いですよ。
幾ら砲兵重視のロシア軍が相当数の備蓄を持っていたとしても、1日5万発以上の砲弾を継続して撃つと言うのは備蓄分だけでは不可能だと思います。
ほぼ生産じゃなくて国内の備蓄(ソ連自体のも含め)をほとんど持ってきてるようです
(さすがに過去50年の生産備蓄なので桁違い)
本土防衛は足止め程度まで低下してそうですが、足止めしたら核攻撃って方針かもしれません
ソ連時代に作った砲弾が、2022年の今でも使えるとはにわかには信じがたい
そもそもそんな大量の弾薬をどうやって保管していたんだという話にも。
生産ラインを増やすといっても、その増やす期間は正味2ヶ月にも満たない。こんな異様な短期間で生産ラインの急激な引き上げが可能なのかと言われると、ほぼ不可能では?
一番簡単なのは、外から調達してくる、になってきそうなものだけど
パッとは出てこないけど、ソ連時代の砲弾が使用されているという情報を2ヶ月くらい前に見た気がしますね。
外から持ってくるといっても、ロシア以上に備蓄や生産設備がある国が有るとはとても思えませんけど。
ロシアの保管状態が良いとはとても思えないので、
砲弾ってのが密封されてて・単純な作りのお陰で劣化に強いのかもしれません
(もちろん不良率や暴発率も上がるでしょうが)
ミサイルとか復数の部品などが全て機能してないとダメなので、
同じく古い在庫とかかき集めても、使用できないのがおおいのかなって
国外から調達にしても、必要数が10万発単位どころか100万発単位でしょうし
これを完全に隠蔽も難しいでしょうし
気がついたら重装備の大半がアメリカ人義勇兵だらけにってなってそうというか、
それぐらいじゃないと間に合わないな
あんまり調子に乗るなよウクライナこいつらいままでろくなことしてないけどな!
中国や北朝鮮に技術売るわ空母や艦上機売るわロシアと共食いして滅べ。
戦車のエンジンや揚陸艦なんかも中国に売ってましたね
政権の親欧親露に関らず取引してたし日本にとってはロシアと同様に頭の痛い国ですな
それ言ったらロシアが中国に一番提供してるので、対ロシアで中国との関係強化外交の一貫です
まあ、ロシアとともに消耗しきって欲しいってのは同感ですが
まぁ、確かにウクライナってその時の政権によって親ロシア派だったり反ロシアだったりころころしていた悪い部分がある。
ウクライナは152mm砲をそれなりの数もっているのですが弾が枯渇し始めてるので、この自前の火砲がもうあまり撃てないらしいです。
155mm弾は供給されてますが、それを撃つ西側の砲は150門程度しか供給されてないので、前線でロシアに対し圧倒的な火力差が生まれています。そのため供給のある155mm弾を打ち出す西側の砲を沢山欲しがってるというわけです。
1000門という要求の根拠はロシアが東部で投入してる榴弾砲がそのくらいの数だからと言われています。
西側から供給されている155㎜砲も、これまで公表されている弾薬数から考えると果たして砲弾が足りているのか怪しいですよ。
少なくとも、ウクライナ側が要求する1000門の155㎜砲を送ろうとしても、NATO諸国は戦時下では無いのですから必要な弾薬を供給するのは不可能だと思います。
そう考えると、砲弾等の消耗品類の戦時量産と言う形で総力戦体制に入った可能性のあるロシア軍を止める事は、例えNATO軍でも不可能かも知れません。
いずれにしても15日に予定されるラムシュタイン会議は大荒れになるのが必至だと思います。
誇大に要求しないとそれを下回る数しか貰えないからしているんでしょうね。
ついでにロシアも欧米は僅かな武器支援しかしてないと思い込ませることできるからな。
ウクライナの砲弾5000発でも、洒落にならない弾薬量だから、欧米も補給体制つくらないと支援難しそう。
ロシア国内を攻撃して補給線を断ったり、原油・ガス輸出施設を攻撃して経済的ダメージを与えたり
ロシア側都市を攻撃して兵力を分散させたり、といったことができる兵器を供給せず、
ウクライナ側の戦略に縛りがかかっているので、前線の火力のみでロシアを粉砕しようとするなら
これぐらいの莫大な火力が必要なのは、ある意味妥当だと思う。
アメリカを含むNATO諸国がウクライナに贈った兵器はロシアの兵器保有数に比べれば少ないがピンポイントで精密攻撃ができる兵器がある。もしかすれば、精密砲撃用のエクスカリバー砲弾の供給量は不足しているかもしれないが、エクスカリバー砲弾さえ5千発程度供給されれば手順さえ間違わねば勝てるはず。(エクスカリバー砲弾は非常に高価だし砲身を傷めるので供給量が少ない可能性がある。)まず、索敵・攻撃半径100km以上の無人飛行機でロシアの射程70km以上の多連装ロケット・ランチャーを破壊し、射程40km以上70km未満のロシアの多連装ロケット・ランチャーはアメリカ等のNATO諸国から供給されたHIMARSと無人飛行機で破壊し、射程40km未満のロシアの停止している多連装ロケット・ランチャーと自走砲・榴弾砲と戦車と歩兵戦闘車はアメリカ等のNATO諸国から供給されたエクスカリバー砲弾発射可能な自走砲・榴弾砲で破壊すれば良い。もちろん、停止時には偽装して隠れているので発見できず破壊できない場合もあるが、危険なロシアの射程70km以上の多連装ロケット・ランチャーは大型なので比較的発見しやすいはずだ。
アメリカ等のNATO諸国から供給されたHIMARSやM270・MLRSを使用できるようになったらドネツ川にかかるイジューム市内の車両用の2つの橋とSvyatohirs’kからBohorodychneやTetyanivkaに向かう橋を破壊する事だ。そうすればスラビャンスク北方を苦しめるロシア軍部隊の補給を遮断できる。
また、ヘルソン付近でドニエプル川にかかる2つの道路橋と鉄道橋も破壊すべきだ。ただし、水力発電所の堰と並走している道路橋の破壊は水力発電所の堰を壊さないように注意せねばならなない。洪水になったり水や電力不足になるといけないからだ。(小舟通行用の水路の水門付近か水力発電所建物西側付近は堰から少し離れているので、そこを狙うと良い。)
ともかく、アメリカ等のNATO諸国から供給された兵器の中にはピンポイントで精密攻撃できる高価な兵器があり、その特性を有効活用すべきだ。
本当にウクライナがヤバくなったらロシアが嫌がってるような類の兵器を支援し始めるだろうから少なくとも負けはなさそう
すでに世界中の注目集めてるし、支援のためにだいぶ掛け金積み上げてるし、西側の威信も賭かってる中でウクライナが負けてしまったら何が起こるかわからん
負けそうになったら東欧諸国がNATOが介入しないといけないような何かを仕組むかもわからないし
ロシアと大砲で殴り合おうというのは半端な事ではないですね。
しかし本当に、砲弾はどこから持ってくればいいのやら…。
ウクライナ劣勢の報とともに、再びロシア擁護さんが沸いてきたけど、
まず、ウクライナに軍事侵攻してる時点でロシアに道義はない、次にウクライナは大国に妥協しろとか言ってるのは、誰のため?
あんたは隣のお宅がヤクザならばトラブル避けるために土地を明け渡して我慢しろだの他人に言うんですかかって話だよ、
それ善意に見せかけた犯罪の手助けだから
他人の不幸を見過ごす奴には次の不幸が襲ってくるよ
時間が利するのはウクライナに満足な支援がされるかによるので先の展開次第。
正直な話ロシアに対抗するにはとんでもない兵器量が必要ですと、多少吹っかけているかも知れないが当事者が言ってるならロシア戦力を馬鹿に出来ないんだがそこはどうなんだろう。
1ヶ月前だかウクライナの情報部門の偉い人楽勝ムード醸し出してた気がするが、この支援内容が事実だと情報部門ですらロシアに対する分析が間違っている事になる。
新し目のマトモな戦車の供与は平原や市街地で戦うならロシアのリスクが跳ね上がるし、何より供与のハードルを下げてしまう事にもなりロシアや西側にはおいしく無い可能性はある。
A4渡したならA5、A5渡したならA6とかどんどんエスカレーションするかもだし、アメリカだって欧州が渡したならエイブラムスをみたいな事になるかも。
そして撃破されたならアメリカが過去にやったみたいに空爆で撃破戦車の後始末まで考える必要あるだろうし制限したいんじゃないか。