Ukrainska Pravdaは9日「ロシアはあらゆる困難を克服して空からアプローチする戦術を多様化させた」「ロシア軍のミサイルは西側の予想に反して枯渇することはない」と報じ、これに対抗する唯一の方法は「近代的な防空システムの供給だ」と訴えた。
参考:Менше не стає. Скільки у Росії залишилося далекобійних ракет і як змінилася тактика масованих ударів
ロシア軍は月200発のミサイルを発射しても備蓄が枯渇することはない
ロシア軍は8日未明、ウクライナに対してKinzhal×1発、Iskander-M×2発、Iskander-K×1発、Kalibr×4発、Kh-101/Kh-555×45発、Kh-59/Kh-69×2発、Shahed-131/136×21機を発射、ウクライナ空軍は76発中59発の迎撃に成功したものの、計16発=Kinzhal×1発、Iskander-M×2発、Kh-101/Kh-555×12発、Shahed-131/136×1機が防空シールドをすり抜けて甚大な被害をもたらしている。
エネルギー省は「ポルタヴァ、キロヴォフラード、ザポリージャ、リヴィウ、イヴァーノ・フランキーウシク、ヴィーンヌィツャ地域の発電・送電施設が攻撃された」と、国内最大のエネルギー企業=DTEKも「またしても我が国のエネルギー産業にとって非常に困難な夜になった。敵は3つの火力発電所に対して攻撃を行い深刻な被害を受けた」と報告し、Ukrainska Pravdaは9日「ロシア軍のミサイルは西側の予想に反して枯渇することはない」と報じた。
“ロシア軍は2週間ぶりに大規模なミサイル攻撃を行った。戦略爆撃機と10発以上のミサイル使用を「大規模攻撃」と定義した場合、2023年1月~5月に行われた大規模攻撃は9回、2024年1月~5月に行われた大規模攻撃は15回で攻撃の強度も段違いだ。2023年1月~5月に使用された短・中距離ミサイルの数は466発だったが今年は800発以上で、Shahedの使用量も4倍(昨年425機/今年1,664機)に増えている。Ukrainska Pravdaはロシア軍による空からのアプローチがどう変化し、近い将来何が予想されるのかを分析した”
“ロシア軍が長距離ミサイルを何発持っているのかについて国防省情報総局は今年4月「戦術クラスと戦略クラスのミサイルを約950発もっている」と、スキビツキー副局長も「ロシアは戦略クラスのミサイル(射程350km以上)を月115発~130発ほど生産している」と述べたが、この数字にオープンソースの情報と諜報機関の発言を加味すると「なぜロシアのミサイル備蓄が枯渇しないのか」という問いに一定の結論を導きだせる”
“オープンソースの情報によれば2024年のロシア軍は毎月200発程度の短・中距離ミサイル(この数字にS-300/S-400とKABは含まれない)を使用している。生産ペースと発射数から判断すると「ロシアのミサイル備蓄は枯渇する」と思うかもしれないが、この話はそれほど単純なものではない。情報総局は今年1月「戦術クラスのミサイル(Kh-39やKh-59等)も月130発近く生産している」と述べており、ここに「昨年より多くのミサイルを発射しても備蓄が枯渇しない」という不愉快な答えが隠されている”
“多くの専門家は『ロシア軍のミサイル攻撃は昨年の暖房シーズンと同じようにエネルギーインフラに集中するだろう』と予想したが、今回の暖房シーズン中に攻撃が集中したのは産業施設や防衛企業で、ロシア軍は3月末に突然戦術を変更してエネルギーインフラを攻撃した。ロシア軍はShahedを毎日飛ばして迎撃弾の消耗を誘い、戦術クラスのミサイル(射程100km~300km)を使用してレーダーや防空システムを積極的に破壊し、ここに迎撃弾の供給不足も重なってしまった”
“春先になると上記の要因と迎撃弾の供給不足によってエネルギーインフラへの保護に綻びが発生し、パトリオットシステムが配備されていたキーウ方面の火力発電所が破壊されてしまう。ゼレンスキー大統領もトリピル火力発電所の破壊について「迎撃弾を使い果たしたため守りきれなかった」と明かしている”
“さらにロシア軍の長距離兵器に対するアプローチにも変化が生じた。ロシア軍は侵攻以来800発以上のKalibrを発射し、2023年に使用した長距離兵器の主力もKalibrとKh-101だったが、2024年に発射されたKalibrは20発(1月3発、2月5発、3月0発、4月4発)以下だ。これはKalibrの備蓄が枯渇しているという意味ではない。国防省情報総局によればロシア軍はKalibrを270発も保有している”
“黒海におけるウクライナ軍を成功を考えれば潜水艦や水上艦の黒海運用を恐れている可能性があり、専門家は『異常に迎撃率が高いKalibrの使用を断念したかもしれない』と予想しているが、ロシア軍はKalibrの役割を弾道ミサイルと他の巡航ミサイルに置き換えることで問題を解決している。ロシアは『半数以上が欠陥品』と判明した北朝鮮製弾道ミサイルに頼るのを断念し、極超音速ミサイルのZircon使用を拡大してきたが、このミサイルは衛星通信を行うのに減速(マッハ3以下)しなければならず、目標への命中精度にも多くの疑問がある”
“パトリオットシステムにとっては最終アプローチの段階で減速するZirconよりもKinzhalの方が厄介だが、ロシアはZirconの量産を開始しており、国防省情報総局によればロシア軍はZirconを40発ほど保有し、毎月10発づつZirconが補充されているらしい。”
“ウクライナにとってZirconより危険なのはトリピル火力発電所を破壊したKh-69の方で、国際戦略研究所は「Kh-59を発展させたKh-69はStorm ShadowやKEPD350(TAURUS)に似ている」と報告し、旧型と比較してレーダーに対する低認識性と射程距離(最大400km)が改善されている。さらにKh-69はSu-57だけでなく他の戦闘機でも運用可能なため、これまでKinzhalを運用するMiG-31Kの離陸時に出していた警報を頻繁に出さざるを得ない状況だ”
“この3年間で多くの専門家は『ロシア軍のミサイル備蓄は枯渇する』と主張してきたが、そうはならなかった。ロシアはあらゆる困難を克服して空からアプローチする戦術を多様化させ、ますますウクライナ人の頭上は危険なものになっている。空からのテロ攻撃を止める唯一の方法は近代的な防空システムの供給だけで、この事実に欧米のパートナーが早く気づけば気づくほどウクライナはロシアに抵抗しやすくなる”
以上がUkrainska Pravdaの分析で、KalibrとKh-101を主力にしていたミサイル攻撃は「戦略クラスのミサイル生産量」に依存していたが、2024年のミサイル攻撃は「前線に近い目標を攻撃する戦術クラスのミサイル」と「ウクライナ西部など遠距離の目標を攻撃する戦略クラスのミサイル」に分かれているためミサイル供給量が格段に増加し、Kh-69の登場で戦術クラスでもウクライナの中央辺りまで攻撃できるようになり、Shahedと弾道ミサイルの使用量も増加したためロシア軍の空からのアプローチは非常に複雑化している。
異なる飛行プロファイルでアプローチしてくる「空中の脅威」は最低でも2倍以上に増加し、これに対応した認識力の不足と迎撃手段の枯渇が成立していた接近拒否を崩してしまったのだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Mike1979/CC BY-SA 4.0
あんなにミサイル枯渇と騒がれていたのにこれとは…
それに西側のミサイルはとにかく高い、高過ぎる
まともに付き合っていたら西側が逆に破産する
ウワサによると、ロシアは過去にRAMやCIWS、F16のレーダー特性などを西側国家を通じて手に入れたらしい
ロシアのミサイルを買った西側国家にロシアのミサイルに西側ミサイルシステムを統合する際にデータを手に入れた恐れがある
もし、格安でロシア系ミサイルを勧められてもこの様な事態を考慮した方がよい
西側の対空ミサイルが高い根拠は?前にハッキングした結果Shahedの価格は言うほど安くなかったよね。価格だけ考えれば性能は二の次で良いのかって話にはならないし、似たような射程と思われるPAC-2 GEM-Tと48N6では4倍の差はあるけど、国による労働環境、物価の違いや製造ロット数や参考にした価格が何時のどう言う物なのか分からないから単純比較して良い物なんかね。
物によれば700万円ぐらいの差で済んでいるのもあるしそれをして高すぎるって話になるのか。
エネルギー産業へのダメージを大統領府が常々狙っていた地域開発・領土・インフラ省を分割する大義名分の一つにしているあたり日常や文化というものは強固です。
うーむ、GDPと工業生産力の差は大きかったですね
GDPベースで国力測ると見誤る、日本としては事前に教訓得られて喜ぶべきなのでしょうが当の欧州は大変だ
しかし
>今回の暖房シーズン中に攻撃が集中したのは産業施設や防衛企業で、ロシア軍は3月末に突然戦術を変更してエネルギーインフラを攻撃した。
突然変更ですか…
何ででしょうねー?
ウクライナではわかってても書いちゃいけない縛りがあるんでしょうかね?
他意はありませんが一般論として、手段を選ばず攻撃すれば相手からも手段を選ばず攻撃されますよね
他意はありませんが
しかしロシアはなぜ急にやり方を変えたんでしょうね…謎だ…
先に侵略してきたのはロシアだし
先にエネルギーインフラを攻撃してきたのもロシアなんで
ウクライナのせいというのはあまりに詭弁ですね
陰謀論者に特有の論調ですが
ウクライナがクリミアの橋をテロ攻撃で破壊したので、その報復でロシアが変電所とか鉄塔とかを破壊するようになったんですけどね。
まああれも最初はウクライナはロシアが自作自演で破壊したとかいってましたっけ
ロシアは口実を付けて自分の破壊したいものを破壊するだけだと思います。
ロシアが無制限で破壊するならクリミアの橋を暴露された時点で、ウクライナの変電所などではなくて発電所を破壊してウクライナを凍死させていたのでは?
正直ロシアはまだまだ縛りプレイしてると思いますよ
弱いくせに反撃したのが悪い
もっと酷い事が出来たが優しい
DV夫のような身勝手さがにじみ出てる。。
それはさておき、侵略者ロシアは情報戦を駆使して俺は悪くない・ウクライナと欧米が悪いキャンペーンしているけど、こういう系統のコメントってお金貰えるんですかね?
常識的に考えてます?
時系列を考えたら、ロシアは常に後手を回ってませんか?
貰えないのでお金下さい
ロシアが本当に酷いなら初年度の秋に発電所破壊してウクライナを凍死させているでしょう、暖かくなるまで待ってやっている分かなり甘いですよ
本来は占領地すべてでブチャのような虐殺をしたかったのに自制してるなら確かに縛りプレイ中かもね
どちらが悪いかという話はあまり意味がないことなんですよね
要はインフラ攻撃激化を招いた直接的な要因は何かという話ですので
この場合ウクライナによるロシア国内に対する攻撃の可能性はロシアも当然予想していてそれに対する報復もまた用意が出来ていたと見るのが妥当です
その報復をウクライナは自軍の防空兵器が枯渇している只中に招いてしまったんですね
正直後先考えていないと言われても仕方がないレベルだと思います
その通りです
戦争においてあいつが悪い、反則をしたという主張は今後の相手を不利にするための攻撃であって、既に起こった結果を覆すものではない
致命的な一撃を食らう前に行う物であり、致命的な一撃を貰った後にそんな主張をしても手遅れなんですよね
パトリオットシステムが、多少増えたところで、どうしようもない物量ですね。
ミサイル製造に、(スマホに使うような)高度な最新半導体は不要であり、既に備蓄しているとも考えるべきです。
発電所建設は、数千億円単位ですから、どうにもなりませんね。
陣地構築も、セメントなどの製造が難しくなりますから、簡単に進まなくなります。
ウクライナの武器製造、ドローン、砲弾なども、生産効率はダダ下がりでしょう。
復興支援(既に食い潰してる)が、さらに貰える訳ではないですから、どこかで停戦交渉した方がいいとは思うのですが…
そこにJapanって書いてる打ち出の小槌があるじゃろ?
円安インフレに庶民が苦しんでても、無限にお金が湧きそうですね…
日本もG7なので、武器の供給も含めて支援しないといけない状況が出来上がりつつあるような気がするのですが・・お金だけ吸われてもしょうがないので、日本企業にもそのお金が廻る様にしたいので、日本がインフラ再建やウクライナにあらゆる武器の供給を製造拠点増やす前提で決めたりしたら、円安に歯止めがかかるとかの効果もありますかね??武器なら最近用途廃止になったのが沢山ありますし、耐久性問題にはソ連式で、こう回答します。「どうせ、やられちゃうんでしょう?」すると、第1弾は比較的簡単に出来るような‥
『円安になる効果』の方が、為替介入よりも大きいと、実は考えていまして。
日本だけが、製造できるよう金額の大きいもの、大してないんですよね…
各国が自国拠出分は、できるだけ自国の財・サービスを、ウクライナ喜捨に使おうとすると思います。
企業は、海外工場で製造・外国企業が下請け・外国人雇用、こういった事も想定する必要があるだろうなと(ODAでも良くある話です)。
これならば、為替介入に直接使ったが、円安を抑える効果は大きいと感じています。
ボランティア感覚なのであれば、理解できます。
武器支援は、日本の車輛を送っても、整備・スペアパーツの問題で役立たないんですよね。
エイブラムス・レオパルドでさえ、整備の問題を抱えていまして…。
日本が、ロシア産ガス石油の権益・契約を全て捨てるならば、スポット調達により高価格の物に切り替える必要も出てきます。
仰る点で考えれば、ウクライナの火力発電所を支援した実績がありますから、石炭火力発電所は現実的かもしれませんね。
金額が大きいだけでなく、とても喜ばれるとは思います。
ただ戦後にならなければ、工事は何も始まらないでしょうし、いずれ破壊されるかもしれません…。
>武器なら最近用途廃止になったのが沢山ありますし
仰る点、アメリカ製のMLRSなどがありましたね。
アメリカに廃棄依頼という形もできたのでしょうが、やらないのは日本政府からのメッセージなのかなと推察しています。
仰る通りです。
常々プランBがあると、考えるべきですね。
ソ連時代から、ミサイルによる飽和攻撃は有名ですよね。
”これに対抗する唯一の方法は「近代的な防空システムの供給だ」”
その近代的な防空システムを枯渇することなく援助できる国がどこにあるのか?ですね。防空システムが遥かに高価で、生産が困難である以上、唯一の方法ですらないという。
“この3年間で多くの専門家は『ロシア軍のミサイル備蓄は枯渇する』と主張してきたが、そうはならなかった。”
“空からのテロ攻撃を止める唯一の方法は近代的な防空システムの供給だけで、この事実に欧米のパートナーが早く気づけば気づくほどウクライナはロシアに抵抗しやすくなる”
ロシアのミサイルよりもまともな専門家の枯渇を心配するべきだったというオチです
ネットの有象無象はともかく、開戦劈頭から『ロシアのミサイルは略奪した洗濯機のチップで作られる』とか『〇週間以内にロシアの○○は枯渇する』と滅茶苦茶なことを今まで言い続けてきた影響力ある記者や専門家の方々は猛省するべきでしょう
今や馬鹿げた情報を流すたびにウをかえって苦境に追い込んでいる状況なわけですからプロパガンダとしても機能していません。
仰る通りです。
ロシアに、サプライチェーンの混乱が発生したくらいに、留めておけばよかったものを…。
ウクライナ国民を、不幸に追い込むような報道だったと思います。
資源がなく労働力を軍に大量に取られてた大日本帝国ですら、兵器生産のピークは44年
この年の航空機生産量はアメリカの戦争開始年度に匹敵するほど、
つまり冷静に考えればロシアの兵器が枯渇するわけないんだよなあ
今時のプリント基盤や表面実装機を知ってたら
製品から剥がした半導体使うような
斬新な発想には至らないと思うんですけどね
女工さんが半田付けしてた昭和で
時代止まってるのか
工学系や製造業でない人の理解度は
案外そんなもんか?
そんなもんというか、もっと酷いですよ。字面と実物の関連付けが出来てないですからね。だから、ロシアにはベアリングが作れないとか砲身が作れないとか、ソ連には大型艦のプロペラシャフトが作れないとか、とんちんかんなことを言い出すんです。ソビエツキー・ソユーズのプロペラシャフトを外注したのは、製造キャパシティの問題だっつーの!
どこで読んだが忘れましたが。侵攻当初は本当に不足だったのでは?
その話は、確かパワー半導体だったと記憶しています。
FETかIGBTでしょう。
だとすると、冷蔵庫から剥がして使うことは普通にあり得ると思いますが。
パワー半導体はかなり端子が大きくて、移植は難しくないですよ。
実際にロシアの半導体生産能力は低く、大部分を輸入に頼っていたのは事実です。
それで、経済制裁によって最新兵器生産は大幅に低下すると予測したのは、あながち間違いではなかったと思います。ただし、制裁非参加国やグレーゾーン供給という読みが欠けていたため見誤ったということかと。
2022年、制裁にもかかわらずロシアの半導体とマイクロチップの輸入は前年に比し約34%増えたとされ、最大の供給元は中国でした。トルコ、カザフスタン、キルギスタン経由での半導体調達量が増えたとも言われています。
パレードに戦車が出てこないことに対して専門家が戦車が枯渇しているとかまだ言ってるしな
やはり、超音速以上のミサイルの生存性率が高い
シャヘドシリーズは当初は1万ドル、2万ドルと言われていたが、WAR系ブログのハッキングして得た情報によると20から30万ドルとのことで以前の推測より格段に高価
安い無人機と謳うことでプロパガンダ効果があった
Kalibrは中国海軍もお気に入りのミサイルで、輸出モデルは高評価だった。そして、よく似たYJ18シリーズを量産配備したが、今回の結果で変化があるかもしれない
超音速ミサイルは寸法の割に射程が短いのが欠点、飛行機と同じで亜音速飛行が最も高効率です。電波及び熱による探知を避ける設計にすれば亜音速ミサイルはまだまだ使える。
本記事ではロシアが戦術級ミサイルの製造に力を入れているとのことだが、戦術級ミサイルは射程が短いので航空機若しくは前線近くの車両から発射する必要がある。陸軍に続いて空軍の技量も上がっているので戦術級ミサイルを運用し易くなったのだろう。しかし海軍は戦争が始まって以来、ずっと下手くそなままです。ロシア軍の中でも海軍の近代化は最も後回しになっているみたいなので、海軍に何か期待するだけ無駄でしょう。やはり海軍は金が掛かるから貧乏国では使いこなせない。
ここで投資されまくったミサイル工場は戦後膨大な在庫を生むわけでして
それがどこへ向かうかと言えばロシアの友好国たる中国、インド、イランあたりでしょう
2030年までに世界のミリタリーバランスは大きく変わってそう
戦勝記念日に合わせてクリミア橋を攻撃するんじゃないかという予測があったけど、ブチ切れたロシアの激しい報復を考えたら現状の防空能力だと手が出せないわな
開戦当初のロシア軍は士気ゼロでガタガタなイメージだったのに、欧米諸国の経済制裁を耐え抜いた上にウクライナ軍の戦術を攻略していつの間にか世界一厄介とも言える強化版のロシア軍に進化していたというオチ
こいつ、戦いの中で成長してやがる…!ってやつですね
結局の所、何処までが西側のプロパガンダで何処までが完全に見誤ってたんですかね…?
(さらに言えば口外しないような組織まで見誤ったのかとかも)
Lancetの1/10のコストと称してた類似品Scalpelの実際コストはどんなモノなのやら。
もともと迎撃システムは迎撃して完了じゃなくて、反撃もして優位にたてるものだろ
迎撃だけしてるほうが高コストだしインフラも破壊されるからそりゃ不利になるよ
ロシアを怒らせたくないから長距離攻撃兵器は渡したくないという時点で最初から不利なんだよ
そうやってロシア領土の製油所を攻撃したら、ウクライナの発電所を全滅させられる勢いで反撃を喰らっているわけですが・・・
相互確証破壊は相手を初撃で破壊出来る核があるから成立するのであって。
相手の攻撃力の方が高いのに、双方の領土への戦略攻撃合戦を挑んだら自分とこのインフラが先に壊滅させられるのは当たり前なのでは。
ロシア軍はすげーわ、日本も見習う必要がある