激しい市街戦が続くウクライナ南部の都市マリウポリで「ロシア軍が化学兵器を使用した」と報告されており、一部の海外メディアは「ロシア軍が神経ガスのサリンを使用した」と報じている。
参考:Россияне сбросили на Мариуполь неизвестный яд – Азов
参考:Оккупанты в Мариуполе распылили с неба неизвестное отравляющее вещество: есть пострадавшие
参考:Ukrainian southern port city is under chemical attack
もし化学兵器の使用が事実なら米国やNATOは黙っていないだろう
マリウポリを防衛するアゾフ連隊は12日、Telegramに「約1時間前、マリウポリのウクライナ軍と市民に対しロシア軍がUAVを使用して毒ガスを投下した」と報告、ウクライナ国防省に近い情報筋も「ロシア軍が化学兵器を使用した可能性が非常に高い」と述べているが、まだ政府はこの件について公式な発表やコメントを行なっていない。
⚡️⚡️Azov regiment: Russia used poisonous substance against Ukrainian troops in Mariupol.
The substance has been distributed by a drone, and victims have shortness of breath and vestibulocerebellar ataxia.
It may be Russia’s first known use of chemical weapons in Ukraine.
— The Kyiv Independent (@KyivIndependent) April 11, 2022
しかし一部の海外メディアは現地からの情報に基いて「ロシア軍がマリウポリで使用したのは神経ガスのサリンだ」と報じており、もし化学兵器の使用が事実なら米国やNATOは黙っていないだろう。
追記:化学兵器が使用されたのはアゾフ連隊の拠点(アゾフスタル製鉄所)に対してのみという情報もあり、これが事実なら化学兵器の使用は「比較的限定された範囲=市民への影響が少ないという意味」に留まるのかもしれない。
※アイキャッチ画像の出典:АЗОВ – Маріуполь
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
本当なら、逆に言えばマリウポルを落とそうと躍起になってるとも考えられますね
アゾフ連隊の全滅はロシア・ウクライナ双方で政治的に多いに利用されるでしょうね
関係ないですけどギリシャ議会でのゼレンスキーの演説でアゾフ連隊の隊員を出して、議会・国民共にヒンシュクを買ってかなり批判されてましたね
ギリシャはあの債務危機の頃から反EU・親ロシア寄りの国ですから。もともと左翼社会主義政党が強い国だし信用ならん。ただ、ウクライナがEU加盟するに向けてはギリシャの支持も必要ですからね……。
ギリシャはEU、言うまでもなくドイツとトルコが大嫌いで、債務危機で困っていた時に手を差し伸べたのがバルカン半島への南下政策のチャンスを伺うロシアと、一帯一路の西端出入口確保を狙う中国でした。
ギリシャの政治家や大使がプーチンや習近平に祝辞を送ったりとか、親密にしている。
ロシア人の富裕層が夏場にクルーズ旅行でヴァカンスに行くのがギリシャのリゾート地だったり、キプロスがロシアのオリガルヒが税金逃れに登記したり別荘を持っている場所だったり。ウクライナを迂回してギリシャ経由でパイプラインを建設する計画があったりと関係が深い。
ギリシャ人の国民感情的にはウクライナ戦争葉「(ややロシア寄りの)俺たちにゃどうでもいいわ」くらいの話ではないでしょうかね。
マリウポリ防衛戦に参加しているアゾフ連隊がスターリンク使った投稿で
今日には弾薬が尽き、最早明日には死か捕虜しかない
47日間で補給は1度のみ、完全に包囲されており惨状の悲惨さからマリウポリでは
ゼレンスキー大統領は投降も認めたらしいが、部隊は最期まで戦うとの事
ウクライナ版「硫黄島の戦い」の様相を呈しており
本当に心苦しく命懸けで領土を守ろうという士気の高さに敬意しかない
普通に利敵行為な情報なんで話半分でいいと思う。
弾薬残りわずかと自分から公表するなんて攻撃してくださいといっているようなものですからね。
真偽はわかりませんがパッと考えて思い付くのは罠をはってロシア軍の攻勢を誘っているとか、ロシア側のプロパガンダとかですかね。
どうせ弾も無くて死ぬんだから、最後に伝えたいことを伝えたかったんだろ。
利敵行為って、、ここまで補給も寄越さず追い込んだウクライナ軍司令部に恨みの1つも言いたくなるのは当然。
ロシアの稚拙さが見えるが、マリウポリに関してはウクライナも酷いよ。
疑心暗鬼になって様子見してくれればいいけど、すぐにでも白旗あげないなら攻勢厳しくなって生存率下がると思うけどな。
情報が錯そうしているのでしょうか。
私が読んだ記事ではその発信はアゾフ連隊ではなく、第36海兵旅団によるものでした。
「私たち海兵を忘れないでほしい」
この言葉は印象に残っているので、どうしても気になりました。
>>私が読んだ記事ではその発信はアゾフ連隊ではなく、第36海兵旅団によるものでした。
自分の誤認でした。第36海兵旅団の発信のようですね
マリウポリに最後まで残って、投降許可が与えられているにもかかわらず祖国防衛のため戦い続けてるアゾフ連隊。彼らがウクライナ国民を虐殺するとはとても考えずらい。言ってるやつは恥を知れ。命をかけて戦って死んでしまった人に失礼だ私は思う。
そんなに2014年以降のアゾフ連隊を嫌う根拠が見当たらない。暴走族が旭日旗や類似デザインを使用してもそこに帝国主義や右翼思想は無いわけで、末端兵士が逆鉤十字を模した装飾をしていてもそこに主義は無いと感じる。ただ、アゾフ=ナチズムといったロシア系プロパガンダだけにしてはアゾフは嫌われ過ぎている気がする
2014年のマイダン革命の時に表沙汰になったプラヴィ・セクター、スヴォボダの武装行動隊、UNA-UNSOといったモノホンのネオナチ、ファシスト信奉者たちを組み入れてアゾフ連隊を含む内務省国家親衛隊は組織された、までは事実ですけどね。
ただ、それが国家親衛隊の全てでもなければ、ネオナチのガチ勢な人々はウクライナ政府にコントロールされるのを嫌って入隊拒否したし、選挙でも大して票を取れなかった。
マイダン革命の時に市民デモ隊と治安部隊の両方に暴力を振るってトリックスターの役割を果たしたとされている。
ただ、そのリーダーだったムズィチコという人物が何者かに暗殺されたので、真実は闇の中。
アメリカがネオナチを使ってウクライナを東西に分断しようとしているのだ、という左派や親ロシア派からの主張も、まあまあ一部は事実なんでしょう。疑わしい点は確かにある。
ただ、もっと怪しいのは、彼らネオナチ、極右のほんとうのスポンサーはロシア情報機関だったのではないか。似非ナチ、似非愛国者を名乗る連中の正体はウクライナを貶めようと画策するロシアのエージェントだったのではとも推測されている。
まあ、米露どちらがというより、米露の双方がウクライナの不良少年を扇動し、ネオナチを駒として利用してきた、と考えるのが自然なのかもしれません。
おっしゃるとおりで、ウクライナに限らず欧州の愛国過激派がナチス的ななにかと容易に結びつくのはたびたび指摘されているところであり、為政者がそれらを利用している面はあると思います
そもそもワグナーグループ創始者のドミトリー・ウトキン自身がネオナチとも言われていて、彼らを許している段階でロシアも人のことは言えないだろうと感じております
ロシアも本邦のロシア支持者も全部アゾフ連隊のせいにしようとしてますが、思想ではアゾフ連隊に引けを取らないドンバス大隊とクルチツキー大隊、ガチの右翼であるプラヴィセクターの右派義勇兵大隊に触れないんですよね。ようはウクライナに過激派のレッテルさえ貼ってしまえば正確さなんてどうでもいいんでしょう
私の付け焼き刃な知識ですが、そもそもドネツク人民共和国にもナチスにかぶれた民兵なんかたくさんいて、ドネツク人民軍の創設者であるグバレフはロシアのネオナチと密接な関係があると言われてました。スパルタ大隊は残虐行為で知られており、民兵組織のルシッチなんかはバルト・スラビック・スワスチカを使用していました。さらにはロシア正教軍や聖イシュトヴァーン軍団(ハンガリー義勇兵)のような、ネオナチなのか過激宗教組織なのか愛国者グループなのかさっぱり分からない民兵も多く存在します。既存権力へのアンチとしてナチス的意匠と民族主義が悪魔合体しており、メディアは分かりやすさを求めてそれらに群がっている気がしています
非戦闘員に無差別爆撃され
原発を危機に陥れられ
その上サリンを撒かれたのに、
それを全部経験した唯一(多分)の国が戦闘面で援助できんってのは歯痒いな
非戦闘員が無差別爆撃された以外は他国によるものではなく日本国内での人災?によるだから全てが戦闘のウクライナとは違うと思うんだよな。
アゾフ連隊と行動を共にしてたフランスの外人部隊が全滅したって話もありますね
補給がないのはやはりしんどすぎる
ほーん、シリアでのロシア軍の司令官を務めたドヴォルニコフ大将がウクライナ侵攻総司令に就任した途端化学兵器ですか
手段を選ばない冷酷なやつだからウクライナ市民が危ないと言われていた前評判の通りじゃないか
これはNATO軍派兵必至じゃないですか?真珠湾攻撃のようなものとなるんじゃないかな。
普通に核戦争の危機ですね
ウクライナはNATOの支援のもと化学防護で戦えるでしょうが風向きを計算できないロシアは大丈夫なんでしょうか。化学兵器を使ったからといって核が使用されるとは限らないですがちょっと心配ですね