米国関連

ワシントンで会談終了、ゼレンスキー大統領も欧州首脳も会談結果を称賛

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談結果は予想を裏切るものとなり、ウクライナに領土交換を強制せず、NATO第5条に類似した安全保障への米国参加を表明し、ゼレンスキー大統領は「本当に最高の会談だった」と、欧州首脳らも「和平合意を確保する突破口になった」と絶賛した。

参考:Trump tells Zelensky to give up Crimea and never join NATO ahead of White House talks
参考:Зеленський назвав розмову з Трампом “дуже хорошою”, той – погодився
参考:Trump phones Putin, prepares for direct talks between Russian and Ukrainian leaders
参考:Ukraine offers $100bn weapons deal to Trump to win security guarantees
参考:Гарантії безпеки: Зеленський розкрив деталі запиту до США та Європи

この唐突で予想外の結果にどのような評価を与えるのかまだ定まっていない

戦争の行方を大きく左右するトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談、トランプ大統領と欧州首脳=フォンデアライエン委員長、ルッテ事務総長、スターマー首相、マクロン大統領、メルツ首相、メローニ首相、ストゥブ大統領との会談、欧州首脳による多国間会合を終え、この結果は事前の予想を大きく裏切るものとなった。

出典:The White House

ウクライナと欧州は「条件付きの停戦には応じない」「停戦後の和平交渉で条件に関する協議を行う」「条件は前線に基づいたもの」を、ロシアは「領土交換と安全保障の条件受け入れが停戦の条件」を要求し、今回の会談は「トランプ大統領がロシアの要求に同意するようゼレンスキー大統領を説得するためのもの」と言われ、状況的にはウクライナが妥協や譲歩を強いられている格好だったが、トランプ大統領は「停戦からの和平協議」というアプローチ自体をすっ飛ばして「いきなり和平協議を開始する」というアプローチを採用。

トランプ大統領は領土交換をウクライナに強制せず「ゼレンスキー大統領とプーチン大統領が直接交渉するもの」とし、ワシントンの会談で主要議題になったのは「ウクライナに提供されるNATOが関与しないNATO第5条に類似した安全保障の中身」で、トランプ大統領も「この安全保障に(米国も)参加する意思がある」と申し出たため膠着していた安全保障問題の突破口になり、ゼレンスキー大統領も「本当に最高の会談だった。これ以上の最高が将来にあるかもしれないが、本当にトランプ大統領との会談は最高だった」と、欧州首脳らも「安全保障に米国が参加することで和平合意を確保する突破口になった」と絶賛。

出典:The White House

最終的に今回の会談は「トランプ大統領とプーチン大統領の電話会談」という予定ないイベントも含め6時間以上という長いものになり、トランプ大統領は「私はプーチン大統領に電話をかけて、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の直接会談に関する準備を始めた」「この会談は私も参加する三ヶ国会談になる」「ウクライナとロシアの和平に関する可能性について誰もが非常に喜んでいる」と述べ、この唐突で予想外の結果にどのような評価を与えるのかまだ定まっていない。

因みにFinancial Timesは19日「ウクライナは戦後の安全保障に対する米国の保証を得るため、欧州の資金援助で1,000億ドル=約14.7兆円相当の米国製兵器購入を約束する」「ウクライナは米国が欲しがっているドローン技術についても両国間で500億ドル=約7.3兆円規模のドローン生産契約を締結する」「これはウクライナへの関与が米防衛産業の恩恵に繋がることを訴えるものだ」と報じており、これが事実なら戦後のウクライナ軍は大幅な近代化を果たすことになる。

追記:ゼレンスキー大統領は会談終了後の会見で「ウクライナが米国と欧州に要請する安全保障のビジョンを提示した」「この内容はパートナーらと調整中で10日以内に正式化されるだろう」と述べ、主な内容について「安全保障を実現するための資金調達」「約900億ドル相当の米国製兵器購入パッケージ」「ドローン輸出を解禁した際に米国がウクライナ製ドローンを購入する合意」を上げ、Financial Timesの報道内容が事実であると裏付けられた。

関連記事:まもなくトランプ大統領とゼレンスキー大統領が会談、焦点はドンバス譲渡
関連記事:米露首脳が領土交換と安全保障について大筋合意、ウクライナに同意を要求
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関連記事:ロシア、ドンバスの未占領範囲とスームィとハルキウの占領地交換を提案
関連記事:プーチンの要求はドネツクからのウクライナ軍撤退、ドンバスとクリミアの掌握

 

※アイキャッチ画像の出典:The White House

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コメント

  • コメント (61)

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    • リンゴ
    • 2025年 8月 19日

    欧州情勢は複雑怪奇でござるの巻
    上手く当事者同士の話し合いに丸投げ出来たから、これで良いのかもしれない

    33
      • NHG
      • 2025年 8月 19日

      「交渉がまとまらなければ米は宇への支援を停止するが、欧州が買って支援するぶんにはかまわない」という事前の情報の範疇ではあると思う

      31
        • 理想はこの翼では届かない
        • 2025年 8月 19日

        アメリカは支援せず、欧州が金を出すなら売り続けるという構図に変化はないですね
        しかしこれで停戦・終戦は遠くなりました
        ウクライナ人もっと死地に追い込まれるのでしょうね

        21
          • NHG
          • 2025年 8月 19日

          どうなんだろうか
          昨日までのドンバス全土手に入れるまでの時間稼ぎ停戦交渉よりは近くなったはずだけど、プーチンが飲むかどうか

          2
          • モビリティビル
          • 2025年 8月 19日

          ロシア人もまた同じように死地に追い込まれたり血を流すでしょうね
          ともかく終戦条件がどうなるかは未だ確定してないが、ウクライナが非親露政権で独立を確保した状態で停戦なり終戦なりしたらナチ(認定した)相手に譲歩したことになり対独戦勝を大々的に扱う露政府はどう辻褄を合わせるのか気になるところではある

          1
      • たむごん
      • 2025年 8月 19日

      仰る通り、複雑怪奇であり、これに三者会談が控えてるわけですからね。

      そこで決まったと主張して、欧州に請求書・難題を投げつけて丸め込む可能性もあるだろうなと…

      24
      • Hakugen
      • 2025年 8月 19日

      気持ちは解ります。

      でも本当は、複雑怪奇でも何でもありません。

      「相手の立場」ならどう考えるか、という読みが浅いと、「複雑怪奇のように見えてしまう、錯覚する」だけです。

      昔話で言えば、
      「ドイツにとって、当面の最大の敵はポーランド、その次の仮想敵が英仏ソ」
      「英仏ソが揃ってポーランドに味方するのを回避する必要がある」
      「日独同盟が成立すれば、英仏ソへの抑止として期待できる」
      「日独同盟が成立しなければ、英仏ソの分断を図ればよい、ソ連はポーランドに味方するよりドイツと不可侵条約を結ぶ方が得、と説得すればよい」
      ということですが。

      日本はドイツの立場思惑がさっぱり解ってなかったから、複雑怪奇と評したのです。

      7
        • リンゴ
        • 2025年 8月 19日

        この場合の『相手』って誰だ?
        結論が良く分からんし

        2
          • Hakugen
          • 2025年 8月 19日

          今の話では、相手はロシアですが、アメリカも考慮する必要があります。

          そもそも、米露会談の後、トランプは何故、あれほどプーチンに寄り添う態度を示したのか。
          トランプの立場とプーチンの立場を読めなければ、得てして勘違いすることになりかねない。

          「ウクライナに安全保障を与えるならどういうものが容認可能か?」

          このことを、プーチンの立場で考えるのと、ゼレンスキーや欧州首脳の立場で考えるので、解答が一致するでしょうか。

          4
    • L
    • 2025年 8月 19日

    安全保障の内容が出ないと評価しようがないがなんか嘘くせえ。端的に言うとウクライナに都合が良すぎるように思える

    36
      • Hakugen
      • 2025年 8月 19日

      オーストリアは、永世中立国で、NATOに加盟していません。

      ロシアの要求には、「ウクライナの中立化」が含まれていますが。

      「ウクライナに提供されるNATOが関与しないNATO第5条に類似した安全保障」

      ・・・というのは、要するに、

      「ウクライナの中立化の代替案として、集団安全保障条約機構(CSTO)にウクライナを加盟させてもよい」
      という意味なんじゃないですか。

      集団安全保障条約の第4条は、北大西洋条約の第5条に類似した内容です。

      CSTOは、アルメニアが「抜ける」と言っているので、加盟国は、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、タジキスタン、キルギスで、そこにウクライナも加える、と。

      3
        • NHG
        • 2025年 8月 19日

        たんにNATOじゃない欧州(EU)の安全保障の枠組みを使うって話みたいよ

        3
      • 舎人
      • 2025年 8月 19日

      安全保障の内容は非常に重要ですが、本当にロシアとアメリカがある程度歩み寄れたとすれば、アメリカは派兵せず関与するだけという確約をロシアが得たからではないでしょうか。
      現にトランプ大統領はアメリカは関与するだけで最前線には欧州が立つとコメントしているようですし。
      その上でNATO第5条類似の安全保障体制を今から構築するとなると、果たしてどの国が参加するのでしょうか?あれだけ血気盛んだったフランスですら参加は怪しいです。
      この合意が実現しても実質的にはウクライナの安全保障は今以上のものにはならないとの読みが、プーチン大統領にはあるのではないでしょうか。なので三者会談ですら実施すると言っているのではないでしょうか。

      欧州としては、領土問題でウクライナにこの合意を蹴ってもらったほうが助かるでしょうね。

      7
      • うくらいだ
      • 2025年 8月 19日

      結局そこなんですよね。
      日本メディアでは「関与」という言葉が使用されているので、関与の強度が気になります。
      ニュアンスとしては協力よりも弱いですし、あまり期待できないでしょうね。
      ただ、先のプーチンとの会談を見ているぜレ大含むEUとしては、
      直接トランプからその言葉を引き出せたので、プーチン会談以上の成功としてのムードを出してきたってところでしょうか。

      部屋に戻って多分トランプの悪口言ってますよ笑

    • 2025年 8月 19日

    この展開は読めませんでした。
    トランプ的にはウクライナ支援の名目でヨーロッパに1000億ドルという巨額の兵器をセールス出来たので大満足と言ったところでしょう。つまり金さえアメリカに払えば停戦後にウクライナ戦争が再開してもウクライナに兵器を供給する事を示唆していますね

    23
      • 2025年 8月 19日

      問題はその1000億ドルを欧州のどこがどうやって出すということなんですよね
      最近、欧州再軍備計画で多額の資金が用意されるのでそこから出すということでしょうか?
      ただ、あちらは大部分が欧州の兵器産業に使用される予定であり、大きな目で見れば欧州を潤すとして納得できます。

      しかし、こちらは文面を見る限り全額を米国からの輸入に当てるみたいですね
      欧州の借金で米国武器を買ってウクライナに贈る
      いくら安全保障とはいえ、国民は納得できるのでしょうか?

      33
        • なんとも
        • 2025年 8月 19日

        しませんよ。国民は納得。だから、結局有耶無耶です。百万発の砲弾で調べれば証拠は出てくる。

        ウクライナは何度、ヨーロッパに騙されれば気が済むんでしょう?

        3
    • ななしのシロウト
    • 2025年 8月 19日

    ウクライナゼレンスキー大統領の目標
    ①理想的目標:領土を回復して停戦する
      かなり難しいので今回はお預け
    ②必達目標 :停戦後のロシアの再侵攻を阻止する
      西側主要国(米英独仏伊)による合意が得られたので一歩前進

    28
    • 病まんと
    • 2025年 8月 19日

    安定のトランプ手首ドリル並みの回転……
    やっぱりこの男は最後の最後まで色んな意味で何するのか分からんので一挙一動に反応するのではなくて静観しておくのが吉ですねぇ……

    45
    • SB
    • 2025年 8月 19日

    この展開は読めなかったとか言って人、一体この半年間でトランプの何を見てきたんだ……
    1ヶ月くらい前も似たような事やってたじゃん

    31
    • 赤狐
    • 2025年 8月 19日

    ロシアというかプーチンにとってはこの結果は全然問題ないと思います。
    「これはこれでよい」ってなってる可能性が高いです。
    要するにこれは「現状の状態では戦闘続行」って事ですから。
    ひっそりと声にならない悲鳴を上げたのはウクライナ側の前線の兵隊達でしょうね。
    まだ続くのですから。

    46
    • たむごん
    • 2025年 8月 19日

    欧米の歴史は、戦争・対立していた国が、数十年経たずに協商・同盟やったりするわけで…

    外交での展開が、あまりにも早いわけですから、トップリーダー同士の信頼関係・意思疎通が大事だなと感じています(石破首相、大丈夫かなと…)。

    11
      • にしたん
      • 2025年 8月 19日

      欧米?
      それは我が国も同じでは?
      原爆落とした国と、落とされた国で通商ところか…
      安全保障条約を結んでるんですから。

      8
        • たむごん
        • 2025年 8月 19日

        日本も仰る通りで、外交の基本なんでしょうね。

        1960年は、小笠原諸島・沖縄などが、アメリカ占領統治下だったという点を割り引いても。

        ロシアが話題になっていますが、日露戦争~日露協商を数年でやってますから、仰る通り同じかもしれませんね。

        3
          • たむごん
          • 2025年 8月 19日

          追記です。

          日露協約
          >日露協商

    • もへもへ
    • 2025年 8月 19日

    ウクライナはこれで戦後の軍備大拡張の資金と兵器供給先を手に入れて、停戦後軍備再建が完了すれば再戦し奪われた領土を奪還する事が出来る大変喜ばしい事だと思う。

    停戦して軍備再建までの時間稼ぎがネックでしたが、それは西側主要国が面倒みると言ってくれてるのでそれもクリアした。
    これで数年後には本当の西側装備で重武装し、訓練も万全弾薬も揃えた新生ウクライナ軍による領土奪還戦が始まる。

    ロシアにはそれまでの僅かな期間しかウクライナ占領地を支配することは出来ない。

    4
      • 赤狐
      • 2025年 8月 19日

      兵隊は何処で手に入れるのです?

      56
        • 理想はこの翼では届かない
        • 2025年 8月 19日

        ソ連の系譜だから畑で取れるんじゃないかな
        徴兵事務所の人達が車で包囲して拉致る畑
        人権なんて知らん

        19
      • 病まんと
      • 2025年 8月 19日

      実際の所直近1000日でロシアが占領したウクライナ国土の面積って5700平方キロ程度、ウクライナ国土の1%程度でしかないんですよね、北方領土より少し大きい程度
      それと引き換えにロシアの被った損失思うと遅滞戦闘としては成功してると見るべきなんですよね……

      20
        • 中村
        • 2025年 8月 19日

         ロシアの実際の戦争目的は反露政権の打倒、親露政権の樹立なんですから、相手の領土を削ったって何の得にもならない訳ですよ。

         ウクライナ側にしてみれば積極的に引き渡したい訳でも無いでしょうが、引き換えに独立の保証が得られるので有れば差し引き損ではない。

         その為には得るモノの無さと続ける事の損失を認識させれば良い。まぁ、理屈の上ではそうなります。

         現実にはロシア国民に勝ったと思わせるほどの領土的譲歩をしたら、ウクライナの継戦派は納得しないでしょうし、ロシア側もNATO加盟に準じた安全保障を認めたら戦争をした意味がなくなる。

         私は領土を捨てて実を取るべきだと考えますが、その場合、ウクライナは「占領地も含めて」内戦に近い状況になるでしょう。

        8
        • センツァノーメ
        • 2025年 8月 19日

        ウクライナ側の人的被害はこの際無視するとして、ISWですら国土の約11%が奪われたと分析していてさらにその多くが重要な資源地帯なんですけど…

        28
          • 病まんと
          • 2025年 8月 19日

          それは開戦の最初の奇襲で得た領土が11%という意味では(因みに戦前のドル占領域が6%程で合わせて17~18%)
          へルソン奪還以降については上記の進捗具合なので損失に対して言う程ロシアの進撃が早い訳ではないのは事実です

          11
      • 774
      • 2025年 8月 19日

      そんなことしたら西側は即効はしごを外して見捨てるし、ロシアからの憎悪は今回の戦争の比じゃなくなる
      良くてロシアの衛星国、悪けりゃロシアの地方自治政府になるだけ

      • Hakugen
      • 2025年 8月 19日

      絶対無理と思いますよ。

      伝言ゲームでウクライナと欧州がぬか喜びしてるだけ、というか・・・。

      7
      • なんとも
      • 2025年 8月 19日

      無理無理無理です。
      歴史を見てください。欧米がそこまで面倒見る国は一つしかありません。イスラエルだけです。

      言ってることは実質、イスラエルに回す兵器の備蓄や資金をウクライナに優先して渡すということです。
      ユダヤロビーを敵に回す気ですか?

      1
    • PAC3
    • 2025年 8月 19日

    ゼレンスキーだけではなくNATO首脳を交えた会談を6時間かけて行い最後は笑顔で終了と欧州側も納得するかせざる得ない内容だったと推察。
    ですが他の人も書いているようにトランプ大統領の突破っ的なちゃぶ台返しもあり得ますし、ロシア軍の攻勢がさらに苛烈な物になりウクライナ側戦況で今以上に追い込まれてとか予断を許さない状況庭変わらない気もしますが、先ずは様子見。

    17
    • 当たり前
    • 2025年 8月 19日

    特になんの意外性も無い。ウクライナは再度の侵攻を止める担保が無ければ停戦したくても出来ない。ゼレンスキーでなくても誰が政権に居てもこの点は変わらない。しかしどの国もウクライナに軍を派遣して、ロシアと直接対峙なんてしたくない。ならウクライナに武器提供するしか無いが、ウクライナは既に破産している状態だから欧州が負担するしか無い。そもそもこの戦争は欧州の戦争なのだから、欧州が負担するのは当たり前。トランプ以前にも欧州の再軍備、負担増はずっと米国が主張してきた。だからトランプでは無く、欧州がやっと折れたと考えるべき。理不尽で無理筋な主張をしてきたのは欧州諸国。

    48
      • たむごん
      • 2025年 8月 19日

      これは仰る通りで、欧州の問題という点が重要かなと…

      欧州=ロシア、独仏=ロシアは、協商・エネルギー同盟に近いような関係がありました。
      BP(ロスネフチ株3兆円)・トタル・シェルがロシアの石油ガス権益・株式を保有したり、大物政治家がロシア企業の取締役についたりしてきたわけです(日本で考えられないなと…)。

      第1次トランプ政権は上記を指摘したり、欧州の軍備増強を主張しましたが、欧州は無視してきたんですよね。
      日本はロシア権益、サハリン1サハリン2+JTロシア法人などを上手に残しながら上手くやっており、エクソンもサハリン1の権益保全が発表されました。

      欧州が、ウクライナ徹底抗戦を声高に叫び続けたわけですから、欧州の問題に負担をコミットするのは妥当に感じます(そもそも欧州は金があるわけで…)。

      (2018年7月12日 トランプ氏、NATO加盟国の防衛支出増を要求 ドイツを名指し批判 BBC)
      (2022年5月4日 英BP、見えぬロスネフチ株売却先 ロシア撤退損失3兆円 日経)

      18
    • 幽霊
    • 2025年 8月 19日

    ヨーロッパ諸国は今後自国の軍備予算とNATO予算とウクライナ支援予算の三本建てで資金を用意する必要が出てくるのでかなりの出費になりそうですね。

    19
      • なんとも
      • 2025年 8月 19日

      ええ。ですので、ウクライナは最終的に捨てられると思います。興味深いことに、軍事的にはもっと早くに派兵したり大量の武器を送るべきでした。だって、停戦交渉するにしても、領土はそれなりに奪還できたはずですから。

      軍事的に非合理的な判断を繰り返してきたのは、大規模な負担をしたくないという本音が透けています。仮に、それをやれば、国民戦線。AFD。リフォームUKが政権を取るでしょうね。

      4
    • kame
    • 2025年 8月 19日

     「協議を開始する」だけで停戦や終戦が決定した訳じゃないので、協議が纏まるまでは戦争継続するだけ、という解釈で良いんでしょうか?協議が上手く纏まるの前提で話を進めているが、ロシアが最終的に納得しないなら幾らでも延長できるような気がしますね。それともトランプ大統領は何かしらの言質をプーチン大統領から貰っているという事なのだろうか?
     正直な話、領土面でも国防戦略面でもロシア側の指摘していた部分が殆ど皆無に近くなっているし、三年間の経緯から考えても眉唾物だと感じてしまうが他の方も指摘している通り、「欧州情勢奇々怪々」の再演を見せられているという事なのかもしれませんね。

    16
    • 無名
    • 2025年 8月 19日

    停戦後にウクライナの軍備が整って、「やっぱり国境は1991年のラインであるべき。」とか言ってウクライナの方から開戦したら欧米はどう動くんでしょうね。

    10
      • aki
      • 2025年 8月 19日

      そりゃ一緒になってロシアを侵攻しに行くでしょ、モスクワに核を落とすかもしれないね
      え、ありえない? でも元々の想定がありえないからこういう妄想だって別にいいでしょ

      18
      • もへもへ
      • 2025年 8月 19日

      ウクライナも西側も再戦する気満々だと思ってますが、妄想を書くとウクライナ軍が領土奪還を狙ってロシア占領地に攻勢をかけてロシア軍を惹きつけつつ、ポーランド軍がベラルーシに侵攻し弱体なベラルーシ軍を蹴散らしつつ猛進してベラルーシ/ロシア国境まで迫る。

      バルト三国にはフランス・イギリス・ドイツ軍が入り防御を固め、ドイツ軍は旧東プロイセンを奪還し、目の上のたんこぶを排除する。

      最終的にサンクトペテルブルク、モスクワ落とし古のA−Aライン(アストラハン−アルハンゲリスク)まで占領しロシアをウラル山脈の向こう側まで追放する事でを、西欧は安寧を手に入れる。

      ロシアの核さえ封じられて西欧のやる気があれば行ける気がする。

      3
        • なんとも
        • 2025年 8月 19日

        妄想ですね。それも小学生並みの。欧州が本格参戦すれば、ロシアは核を使います。まさかと思いますが、ロシアの核兵器数を知らないわけではないですよね?

        それと、イスラエルの安全保障でロシアの有用性をイスラエルが主張してますからねぇ。興味深いことに、あなたの想定では、ユダヤロビーは「イスラエルなどどうでもいい。ウクライナを助けろ!」と言うのですね。面白いですね。 
        アメリカもイギリスもウクライナに出し渋った武器をイスラエルのためなら喜んで使うのに?ですか。ロシアを潰すことはできないんですよ。中東を考えると。ユダヤロビーを敵に回せるほど、ウクライナが重要とは恐れ入りました。ここまで行くと病院をお勧めします。

        後、当然の疑問ですが、それをするならなぜ、今まで参戦のさの字もないんでしょうか?

        7
      • ポンポコ
      • 2025年 8月 19日

      無名さんへ。
      だから、トランプはウクライナをNATOに入れないのですよ。

      そのトランプの考えるアメリカが関与する安全保障とは、「ロシアが理由なく攻めて来たら守るが、ウクライナがクリミアやドンバスにちょっかいをだしたのなら守らない。その判断はアメリカがする」というようなものを想定しているのでしょうね。

      プーチンは「ドンバス紛争が実質的に続いている状態でのウクライナのNATO加盟は、NATO諸国との戦争になっていき、アメリカとの戦争に進んでしまう。」と考えたわけです。だから、今後もウクライナのNATO加盟には断固反対です。

      ゼレンスキーや西側の主張は「ロシアはまた攻めてくる。ウクライナの安全保障が必要だ。」というものです。概ね、ウクライナのNATO加盟が必要だという立場です。

      そこで、トランプはNATOに代わるアメリカの安全保障とかを出してきたのです。一時的でない停戦協議(和平協議)を続けるためです。たぶんトランプは停戦を進めたいので、ゼレンスキーの外堀を埋めているのですよ。

      1
    • 匿名(大体週一)
    • 2025年 8月 19日

    EUが折れただけに見える…
    AFDが世論調査で1位になったのがショックだったのかなぁ?
    自分達が極右と見なしてる連中が政権を取りそれが他国へ波及する可能性を認識してしまったら欧州域内での軍事生産強化は(リベラルには)許容できないリスクになる…か?(当たってたら欧州内の投資に見直しが入る)

    欧州の対米自立は失敗、米国の対欧貿易赤字は削減って流れならトランプが勝者かな

    28
    • 2025年 8月 19日

    最も重要視すべきは停戦ではなく、和平(講和)にむけて話がすすんでいることです。この間までは”停戦”の条件としてクリミア・ドンパスの割譲とヘルソン・ザポリージャの”凍結”が議論されていいました。しかし、平和条約が結ばれるということは紛争の凍結は行われない、ということを意味するはずです。なぜなら紛争凍結は平和ではないからです。

    日本はまだロシアと平和条約を結んでいないため、いまだに北方領土問題を抱えています。朝鮮戦争もそうです。中印国境紛争も停戦状態です。和平をするには根本的な解決が必要です。ドンパスみ未占領地域にばかり注目が行きがちですが、果たしてヘルソン・ザポリージャはどうなるのでしょうか? 返還でしょうか? 占領地域のみを割譲でしょうか?

    また、アメリカの方針転換(安全保障への米国参加)は欧州を妥協させる(領土変更を認めさせる)ための圧力でしょう
    欧州はこれに応じなければアメリカは再び方針転換し、どのような形で終息したとしても、戦後欧州だけでウクライナの安全保障を負う必要がでてくるので。

    17
      • Hakugen
      • 2025年 8月 19日

      へルソン・ザポリージャのウクライナ支配地域は、スムィ等北部のロシア支配地域と交換、なのでは。

      1
    • Easy
    • 2025年 8月 19日

    そもそも前提条件の「領土の譲歩」がゼレンスキー側からはゼロ回答ですから、3者会談やっても決裂して終わりのような。
    それとも「強いのは内政だけで実は外交はカラッきしダメダメ」なプーチンさんがみたび騙されているパターンでしょうかね。
    発表を表面的に見れば、ほぼほぼロシアの敗北ですよ。

    17
      • Hakugen
      • 2025年 8月 19日

      ロシアの言う「安全保障」は、「ウクライナの集団安全保障条約機構(CSTO)への加盟」という意味なのでは。

      もしそうであれば、ウクライナと欧州が勝手に勘違いして盛り上がっているだけですね。

      その場合アメリカは、伝言ゲームでうっかりなのかわざとなのかは、判りませんけど。

      4
    •  
    • 2025年 8月 19日

    領土交渉は要は外交交渉をアメリカに一任すんな、お前らがロシアと直接交渉しろと言う事だろうし、安全保障は(ロシアが恐れる)NATO5条程度の拘束力はないし、(ウクライナが嫌がる)無防備でもない、ロシアと欧米の直接対決の構図にはならないように工夫された玉虫色の何かになるんじゃないか?

    11
    • ケン
    • 2025年 8月 19日

    欧州の資金援助で1,000億ドルの米国製兵器購入というスキームの実現可能性があまりにもないので、現状と変わらず戦争が続きそうというのが所感です。
    ウクライナの米国製兵器購入を欧州が肩代わりするというスキームは、親露のハンガリーやスロバキアだけでなく、元々フランスやイタリアさえ反対していた政策です。欧州が全会一致でこの政策に合意するとは到底思えず、また負担割合で揉めるのも確実で、空手形で終わるようにしか見えません。
    ただ、この点を除けば、ロシアは欧州が主張していた停戦からの和平交渉という案を断念させ、制裁も受けず継戦できる、米国は調停者としての面子を保ち、欧州へ武器売却ができて国内向けにもアピールでき、ゼレンスキー大統領としても米国と協調でき、選挙をしろだのという外圧を回避できて政権の維持が盤石となったので、Win-Winの交渉と言えるのではないでしょうか。

    9
    • 山田
    • 2025年 8月 19日

    トランプお爺ちゃんは、一番最後に会った人の意見に影響されてる傾向がある気がする

    8
    • うくらいだ
    • 2025年 8月 19日

    領土問題を含めてゼレンスキー大統領とプーチン大統領が直接交渉して解決することが一番難しいとは思うが、なんだかんだでここまで話をまとめたトランプは行動力がありすごいと思う。

    14
    • cosine
    • 2025年 8月 19日

    実現させるための方策・遵守させるための方策にはまるで触れられていない…否、徹底的に回避されているという感想を抱きました。
    もっとも、建前としてはコレはあくまでも発表内容であって方策はこれから決めるということなのでしょうけれども…

    欧州とロシアが今後やることの大筋は基本的に変わらず、要は「米国が関わる範囲の再定義・通告でしかない」のではなかろうか。

    停戦という名前では停戦にもならない。和平という名前ならば停戦らしきものにはなる…といったところでしょうかね。

    8
    • ななしい
    • 2025年 8月 19日

    会見冒頭26分の分を読みましたが、具体的な内容に関してはトランプは終始濁していた印象
    安全保障についても「・・・あっちの部屋に欧州の首脳たちがいる、彼らが提供する。アメリカは支援する」
    といっただけで、”支援”については有償の武器提供でも構想の仲立ち程度でも支援は支援かもしれないような雰囲気もあり
    領土交渉については終始質問をはぐらかし、武器はただでは提供しないしアメリカは金をもらえるようになる、
    この一点をひたすら強調していたため、おそらくアメリカの関与というのは要するに有償の兵器提供と
    あとはせいぜい外交連絡ぐらいなのではないかという気が今のところはしています

    8
    • ななし
    • 2025年 8月 19日

    >ウクライナに提供されるNATOが関与しないNATO第5条に類似した安全保障
    の中身」で、トランプ大統領も「この安全保障に(米国も)参加する意思がある」
    と申し出たため膠着していた安全保障問題の突破口になり

    単なる空手形。口約束の茶番。実際のところは何も進展していません

    ・トランプはアメリカに何の実益もないウクライナ紛争はさっさと
    終わらせたいが、「停戦させた」という功名心もえたい
    ・ヨーロッパは「ロシアに敗北した」事実をレトリックでごまかしたい
    ・ゼレンスキーは保身の為戦争継続。まだまだ蓄財したいのですね

    ロシアが一方的な停戦を宣言しなければ紛争は終わりません
    それは少なくとも、ロシアのドンバス2州の完全制圧後でしょう

    7
    • N
    • 2025年 8月 19日

    結果的に和平にこぎ着け、1000億ドル相当の米製兵器を購入したウクライナが未来永劫ロシア側に付かないと言えるのだろうか?
    21世紀に大規模な陸戦経験を持つ世界1位と2位の軍隊がポーランドのすぐ東に2つ連なるとかヨーロッパ民的に怖すぎひん?

    5
      • ras
      • 2025年 8月 19日

      逆を言えばだからこそ欧州がウクライナを敵に回せないんじゃないですかね。
      ドイツのメルツ政権が異常に意欲を見せている軍事大国化はこれを見せられて力こそパワーだと脳が破壊されたのかなと。

      4
    • aqua
    • 2025年 8月 20日

    もしこの条件で和平が達成されたら、トランプのノーベル賞受賞は確実だろう。

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