今月末に開幕する珠海航空ショーに中国人民解放軍はステルス戦闘機J-20や大型輸送機Y-20などを展示すると発表しているが、海外メディアが最も注目しているのは初めて一般公開される電子戦機J-16Dと高高度無人偵察機WZ-7の方だろう。
参考:China’s J-16D electronic warfare jet to make debut at Airshow China
参考:China’s J-16D Electronic Attack Jet Seen Sporting Jamming Pods For The First Time
参考:PLA Air Force to unveil WZ-7 high-altitude reconnaissance drone at Airshow China
初めて一般公開される中国軍の電子戦機J-16Dと高高度無人偵察機WZ-7に海外メディアが注目
戦闘機J-16を改造して開発されたJ-16Dは米海軍が運用しているEA-18Gと同じ専用の電子戦機で、特にJ-16Dの機首周りやレドームは完全に再設計され新型のAESAレーダーを搭載していると推測されており、機体の至る所にアンテナを増設・主翼端には専用のポッドが設けられている。
Lots of good clear photos of the Shenyang J-16D Electronic Attack/Electronic Warfare aircraft coming from Zhuhai in the lead up to the airshow. At least two different types of jammer pods seen. pic.twitter.com/eaoUkQl8Be
— Mike Yeo 杨启铭 (@TheBaseLeg) September 24, 2021
J-16DはEA-18Gと同様に機外に携行する外部ポッドで追加の電子戦装置を運ぶことが可能で、珠海航空ショーの開幕に備えて珠海金湾空港に運び込まれたJ-16Dには3種類の外部ポッドが搭載されていることが確認されており、米メディアは「どのような機能を備えているのか現時点では不明だが、J-16DはEA-18Gと同じように機内に搭載された電子戦装置と外部ポッドの電子戦装置を組み合わせることで複数のエミッタ(敵の電波放射源)に一斉攻撃を行うことが出来る」と予想、J-16Dがもたらす強力な電子戦能力は非ステルスのJ-16やステルスのJ-20などと連携すると強力な脅威になると見ているのが興味深い。
さらにJ-16Dは対レーダーミサイルを使用してエミッタに対する直接攻撃をできるようになるかもしれないと米メディアは危惧しているが、中国メディアは「レーダーサイトや早期警戒機に対する直接攻撃能力をJ-16Dは備えている」と報じているので米メディアの危惧は既に現実のものになっているのだろう。
China’s J-16D radar-jamming electronic warfare (EW)#China #airshow #Zhuhai
(Images via wb/太湖啥个) pic.twitter.com/7x5Eep1l8H— 彩云香江 (@louischeung_hk) September 21, 2021
中国メディアは「現代の戦闘において電子戦やサイバー空間での能力が勝敗に大きな影響を与えることを中国は十分認識しており、敵の認識力や通信を阻害することが出来れば圧倒的な優位に立つことが出来るため電子戦機の重要さはステルス機に劣らない」と主張、米メディアも「台湾の強力な防空システムを考えると中国が台湾海峡を越えて大規模な軍事介入を行うには電子戦能力の強化は不可欠で、これはインド太平洋地域の潜在的な脅威と軍事的に対立した際にも役立つ」と言っている。
J-16Dの存在自体は2015年頃に確認されているため強烈なインパクとはないが、中国が初めて一般公開に踏み切ったのはJ-16Dが本格運用に達したことをアピールする狙いなので、電磁スペクトル分野の技術開発や実用化で遅れをとっている米空軍は電子戦を駆使されると中国空軍に敗れる可能性があるという認識を示している米空軍にとっては無視できない話だ。
因みに中国は建造中のカタパルト搭載空母で運用可能な艦上電子戦機J-15Dの開発も進めており、将来的に中国軍は陸上基地と空母の両方から電子戦機を運用できるようになるはずだ。
Similar to EA-18G, two pairs of wing fences are fitted on J-15D’s wings and wingtip pods to prevent wing drop at high angle of attack. pic.twitter.com/QyLXGzI8Ku
— dafeng cao (@dafengcao) May 4, 2018
中国が初めて一般公開するもう一つの航空機は高高度無人偵察機WZ-7で、非常に珍しいタンデム翼とジェットエンジンを備えた大型の無人航空機だ。
このWZ-7の偵察能力や運用方法は米国のグローバルホークに類似していると言われており、2018年頃からチベット方面や南シナ海方面の基地で目撃されていたが、こちらも本格運用に入ったことをアピールするため一般公開に踏み切ったのだろうと予想されている。
これまで中国が開発した各種無人機は存在が確認されても実際に東シナ海方面にやってくることは稀だったが、最近は出現頻度が高くなっており宮古海峡周辺の地形に関する詳細なレーダーマップの作成や海峡上空を監視する日本の防空システムの電子的特性を調べているらしい。
🇨🇳 WZ-7, a new Chinese made high altitude reconnaissance drone that will be deployed to South China Sea for maritime patrol. pic.twitter.com/aI8UxbBixp
— Wu Xiaoping 吴小平 (@SilingWu) September 24, 2021
WZ-7の航続距離は7,000km以上と見積もられているので東シナ海方面に配備されればグローバルホークと同じように高高度から日本方面を偵察・監視することが出来るため非常に厄介だが、WZ-7は対艦弾道ミサイルや長射程の巡航ミサイルによる艦艇攻撃に必要なターゲットの位置情報収集に適したセンサー類も搭載していると噂されており、これが事実ならWZ-7がもたらす影響はグローバルホークとは一味違うものになるかもしれないため今後の同機の動向に注視していく必要がある。
関連記事:米空軍、中国に対して確固たる制空権を確立するには「マンハッタン計画」の再現が必要
関連記事:米メディア、中国軍の無人機は電子情報を収集しながら空自の戦闘機にダメージを与える
※アイキャッチ画像の出典:中華民國國防部 中国空軍のJ-16
無人化、ドローン、電子戦…
新しい戦い方を予測し着々と装備を整える中国と
既存の戦い方から抜け出せず、新戦法への転換が遅れるアメリカ
台湾有事じゃ中国は本土から直接攻撃出来る地の利も有るし、
このままだとアメリカは歯が立たないな
アメリカは今まさに新たな技術や戦術のための投資を大金かけてやってるだろ
まあそれが実際に戦場で機能するのは2030年くらいになるだろうけど
それよりやばいのは先行投資を怠ってる日本…
アメリカの後追いしか出来ない体質になってるというか、させられたのか
オーストラリアは自らの判断でアメリカに接近してるのに、この国は流されるばかり
アフガニスタン戦争での失われた20年がでかすぎるなあ・・・。
GDP2位の日本を攻撃して3位の中国を引き立てたのはアメリカ自身ですよ。
それが国益だと本気で思ってたからね。
いや、その当時の米国にとっては日本が今の中国の立場だったんだ
その後に中国が日本と立場を入れ替えただけの事だぞ
別に日本は軍事的対立や領土・領海を拡張しようとはしてなかったろ
でも経済面では当時の米国にとって、日本は最大の脅威だった
だからこそ貿易摩擦問題等であれだけ日本を叩いたんだよ…米国の経済にとっては死活問題だったからね
そして、経済面で日本に対抗出来る様にする為、製造業の分野は当時人件費が安かった中国へ丸投げした結果が今の状況な訳
実を言うと、歴史的には中国と米国って「日本を押さえつける」点では思惑が一致していたから、それが米国を油断させたと言っても良い
日露戦争以前の日本とかアフガニスタンもそうだけどアメリカって飼い犬に噛まれることが多い気がする
来世紀は米印冷戦になるのか
正直、台湾朝鮮半島日本列島での戦闘では米軍より人民解放軍の方が優勢になる時代はすぐそこに来ている
一緒に病院行こうね、おじいちゃん
笑っとる場合ちゃうやろ。
なに他人事みたいに笑ってんだこいつ
中国は第三次台湾海峡危機の時に、米軍の電子攻撃に手も足も出なかった経験があるから、ずっと電子戦分野に注力していた。
その結果、中国が電子戦能力で米軍より優位になるとは皮肉なものだ。
いわゆるイノベーションのジレンマ
新兵器の開発競争では、実は先行国よりも後発国の方が有利と言う好例だねえ
後発国の場合、先行国の事例を参照しながら追い付いて行けば良いし、既存の装備を全て切り替える覚悟で開発と調達を進められるのに対して、先行国は次の手を手探りで探さないと行けない上に既存の装備とのバランスを考えないと行けない為、斬新な手が打てない
ましてや中国の場合、日本では未だ議論されていないけど「デジタル・レーニン主義」と言って、AIやビッグデータ等のデジタル技術を応用する事で共産主義の欠点だった効率の悪さや的確な施策の難しさと言った問題点を克服しつつあり、これは軍事の分野でも恩恵を受けるだろうから、このままだと日米欧だけでなく世界の民主主義国家は政策の効率性と正確性と高めた中国の共産主義の前に、今世紀の内に滅亡するかもね…ソ連が20世紀の内に呆気無く滅亡した様に
大切なことは自らの価値観を守ること
独裁制のほうが有利に見えるからとこちらが独裁制を選べば、それこそ同じ土俵に立ってしまうから単なる大小で勝ち負けが決まってしまう
第二次大戦前を眺めると、実は枢軸国家以外にも独裁制を選んでいた国々が多いのに気がつく、世界恐慌等のあおりで民主主義が揺らいでたから、しかし大戦後にはどこもほぼ政権崩壊してるし
大多数の中国人は嫌々政権に従っているだけだという現実を見誤ると敗けだよ
その「自らの価値観(特に民主主義の)」が、2001年の9.11テロ以降のアラブ系テロリストとの戦いや昨今のコロナウイルスへの対応で大きく揺らいでいるのだけど、その辺はどう思っているのか聞きたいな
今や、民主主義国家でさえ個人の価値観が「安全・安心」と言う社会上の(そして、民衆の)利益によって脅かされつつある状況では、独裁制と民主制の差は小さくなりつつあると思うけどね?
後、第二次大戦について語ると、大戦に勝利した民主主義国家である英米は、実は大戦中独裁制に近い国家体制で運営されていた事については余り知られていない
英国の場合は「戦時内閣」、米国の場合も戦時中は大統領が戦争指導において大きな権限を持っており、平時よりも独裁に近い体制で大戦を戦っていた事を忘れてはならないと思う(無論、戦争が終われば平時体制に戻ったのだが……)
そ、いつも揺らいでいられる事こそが大事だと思う。ガチガチに固めたC国の経済、結果が出つつあるようだけど。
どうも格差が広がると民主主義体制は脆弱になるようだ。民主主義と言うより社会はそういう仕組みなのかもしれん。
戦前の日本はれっきとした民主主義だったが、軍事力に傾斜していて経済や国内体制はダメダメだった
今世紀のトランプ大統領は衝撃だったが、それだけアメリカの分断が進んでるのかもしれん
米中のトップを見てて面白いのはどちらも格差を縮小しようと努力しているように見える
興味深い
今の民主主義って、民主主義と言っていいのかな?
国民で、一定の条件を満たせば誰でも選挙に立候補して当選すれば政治家になれる。
でも、日本でも国政に影響するほどの政治家ってそれなりの名家の人達じゃない。
今の選挙って、そういった人たちの手ゴマとしてぽっと出の政治家を選んでいるだけのように見える。
ある意味、民主主義のオブラートに包まれた独裁制じゃないのかな?
政治家が事実上の世襲になってる国は、まだ封建制度が残ってるんですよ、それはアジアエリアだけだし、はっきりいえば日本も北朝鮮王朝並みに異常なほう
民主主義がベストというよりも、そうあり続ける努力を怠ると独裁制に敗けてしまうという覚悟で臨まないと、独裁制が最後には崩壊するのは国の土台が腐るからと同じですよ
あとはその国における人命の価値の差もでかい
同じリソースで兵器を作った場合、人命保護のリソースと攻撃力のリソースはほぼ反比例する
これは軍全体にも言えることだから両国同レベルの消耗戦になった場合、人命の価値が高い先進国のほうが不利になる
電子戦分野で旧西側最強なのはここでよく馬鹿にされる英国なんだよな
BAEシステムズを讃えよ
中国の言うことだから話半分としても連中はパクリだろうが欠陥品だろうがガンガン投入してデータは集められるからな
そこが強み
日本じゃ絶対出来ない開発体制
その開発態勢、日本どころか欧米でも出来ないから……
西側でやったら、もれなく制裁食らうからねw
ボーイングもF15EXベースで電子戦機を開発すれば良いと思う。
ボーイング「EA-18Gではご不満ですか?」
LM「F-35は電子戦もこなせるんやけど…米海兵隊、EA-6Bの後継機はEA-18GじゃなくてF-35Bに任せる予定なんやけど?」
航空自衛隊「ウチは電子戦に関しては、RC-2とEC-1後継のC-2改造電子戦機で賄うわ…これからの電子戦は最前線に突っ込むんや無くて、アウトレンジからのパワー勝負やでw」
鈍重な大型機ってそれ欧米が廃止しようとしてるor補助戦力化しようとしてるやつやん…
日本はC-2輸送機ベースで電子戦機を導入するみたいだけど
F-15ベースで開発した方が柔軟で運用しやすいと思うけどな
グラウラーって売ってくれないんだっけ
オーストラリア導入しようとしてなかったか
EA-18Gは既に豪州空軍で使用中だよ
EA-18Gは、一時空自でも導入しようかって話が有ったし、F-15Jの電子戦仕様(ポッド搭載式)も試作はされていたんだけど、その後話が立ち消えになったから戦闘機ベースでは性能不足(主に電子戦装置のパワー的に)と見做されたんだと思う
その証拠に、現在の空自はRC-2電波情報収集機と予算措置が講じられているC-2ベースのスタンドオフ電子戦機と言う、大型のC-2輸送機ベースの電子戦機の調達を進めており、この事から空自の電子戦機は最前線に赴かず、戦線後方からスタンドオフ且つパワー重視の電子戦を志向しているのだと思われる
超長距離空対空ミサイルの餌食にならないか心配なんだけど大丈夫そう?
恐らくだけど、C-2輸送機の規模だと搭載する電子戦装備がかなり大型化出来るので、そのパワーで中露の長射程AAMに対抗出来る(つまり、ジャミングが効くので当たらない)のと、スタンドオフでの電子戦がメインなので味方制空権内での行動が基本だと考えられるから問題無いと見ているのでは
少なくとも、空自の電子戦機はEA-18GやJ-16Dみたいに最前線に飛び込む任務はやらない事は確か
古今東西輸送機ベースの電子戦機、スタンドオフジャマーって様々あったわけでむしろ戦闘機ベースのエスコートジャマーよりポピュラーな存在だったわけだけど、ジャミングが効くからミサイルは当たらないというほど確実性の高いシロモノではないと思うけどね
もちろん、日本も保有するべきだし有るに越したことはない装備だけど
ちょっと頭を働かせれば分かると思うけど、長射程AAMが搭載するレーダーの探知能力と電子戦機の電子戦装備によるジャミング能力とでは、その容積の差でどっちが有利か分かると思うけどね…ましてや、RC-2の搭載する電子機器はレーダー込みで凄い重量だとある軍事系まとめで書かれていたので、これがC-2ベースのスタンドオフ電子戦機になるとどれ程のジャミング能力が獲得できるかお察し
後、これ等の機体は恐らく味方戦闘機部隊やSAM部隊の援護下で行動するだろうから、例え中露の長射程AAM搭載の戦闘機が接近しても容易に撃墜は出来ないだろうね
凄い重量だから凄い
頭を働かしてそれなの?
エミッタからどれだけ離れた距離から電子攻撃を実行できるの?
日本はどれだけ中国が使用する防空システムやレーダーの特性をどれだけ掴んでるの?
その辺の考察なしに凄いんだと言われてもねぇ
お前さあ…余りクレクレ言うもんじゃ無いよ
余所の軍事まとめブログの議論が元ネタだったから、荒れるのを恐れてリンク張らないつもりだったのに
ほれ、元ネタはここだよ(因みに、記事自体はRC-2の物では無い)
リンク
後、電子戦に関しては機密が多い為に具体的なデータは殆ど出て来ない事を知っていて「その辺の考察なしに凄いんだと言われてもね」と言うのは卑怯だぞ
卑怯?
機密が多く根拠が示せないから重量だけで凄いと言う方が卑怯だろ。
何言っての?
電子戦では勝ててもミサイルに画像認識システムを組み合わされていたら厳しくない?
確かに、IR画像認識シーカーだと厳しい所だけど、今の所中露の長射程ミサイルはアクティブ・レーダー誘導が基本の様で、IR画像シーカーは未だ組み合わされていないみたいだね
ちょっと頭を働かせれば分かると思うけどその容積の差とやらでスタンドオフジャマーが長射程AAMを無力化できるんならそもそもAWACSや空中給油機を前線から後退させられる事態にはなってない
敵のレーダーを妨害出来る電子戦機と、電波妨害が任務では無いAWACSと空中給油機を一緒くたにしている時点で、ちょっと頭が働いていないみたいだね?
矛盾をつかれて反論出来ないから当て擦った暴言で逃げるんですね。
わかります、どちらが頭が働いてないのかw
そもそもRC-2はELINTをする機体なんだがそれでスタンドオフEAって頭使ってないのが丸わかり
それと本当にデカい輸送機ベース=出力が強いってんなら、C-2よりも大きい輸送機持っていてなおかつ電子戦で日本より進んでる米中露がその方向に向かってるわな
ホーネット系って足短いから日本にとっては使い辛いみたいな事情ありそう。
タンカー用にスパホBlock1でも安く売ってもらおう(適当
先のE-7の記事にも関係するけど、自衛隊はP-1魔改造のステルス攻撃機を開発して、AWACS機能と電子戦機能を着けたらどう?
F-15の代わりに長距離ミサイルも搭載できるように。
あの形をどう弄ったらステルス機と呼べる域に達するのか…
いったい全体どこをどう弄ってステルス機にするんだよw
しかもせっかくステルス機にしても全方位にバカ強レーダー波照射しまくって何の意味があるw
レーダーにはどう映るんだろう?
とんでもなく眩しいな蛍みたいな感じ?
そもそもP-1をステルス化は不可能だから敵からしたらどう見えるかというのは不毛だけれども、AWACSは常にレーダーを照射し続けてるから敵からしたらパッシブで近くに銅羅を鳴らしながら飛んでる飛行物体が居るというのは分かるわなあ
大型機のスタンドアロンジャマーは対レーダーミサイルに滅法弱いので…
写真が1枚もない記事は珍しいね
タンデム翼無人機てどういう奴?
いや別にググればいいんだけどね
軽くググって見たけど艦載型歼-15ベースの歼-17という電子線攻撃機型が開発中だそうだけれど、J-16Dとの関連はどうなっているのかが気になる所。
小説の挿絵のスホーイっぽい雪風が現実に