中国の航空機開発を主導する中国航空工業集団(AVIC)が「戦略的・歴史的意義のある重要な航空機の飛行テストを行う」と述べたと報じられており、開発が進められているステルス爆撃機「H-20」の飛行テストを示唆しているのかもしれない。
参考:China to conduct flight test for aircraft of key ‘strategic, historic significance’
もし中国の第6世代戦闘機が飛行テスト段階に達していれば米空軍はショックを受けるだろう
軍用機、民間機、航空エンジン、機内設備などの国家審査やテスト飛行を請け負う中国飛行試験研究院(AVIC傘下企業)のトップは今月5日、従業員向けに「戦略的、歴史的に極めて重要な意味をもつ航空機の飛行テストを実施する予定だ。この業務に携わる全ての人間は飛行テストの完遂が極めて重要であることを十分認識してほしい」と述べたらしい。
ただ「重要な意味をもつ航空機」が何なのかについては触れおらず、中国メディアは開発が進められているステルス爆撃機H-20、電磁式カタパルトの射出に対応したJ-15T、艦載機タイプのステルス戦闘機J-35といった航空機の「実用化に向けた飛行テスト」が開始されるのではないかと予想している。
J-15TやJ-35のプロトタイプは中国国内で飛行している様子が目撃されているが、H-20は「プロトタイプが完成しているのか」「プロトタイプによる初飛行が行われたのか」など不明な点が多い。
ただB-52やB-1に匹敵する200トン以上の最大離陸重量、通常兵器と核兵器を最大45トン搭載して6,000km以上(米国防総省は8,500km以上と見積もっている)の作戦半径を備えていると噂されており、これが事実なら中国空軍は日本やグアムを含む第二列島線を飛び越え米太平洋艦隊の司令部が置かれているハワイ、米空軍がグアムの代わりとして利用を計画している豪北部のティンダル空軍基地を攻撃することが可能になるため「H-20が完成すれば米中間のパワーバランスに変化をもたらす」と中国は主張している。
そのため「戦略的・歴史的意義のある重要な航空機」と呼ぶのに相応しいのはH-20ではないかと管理人は予想しているが、西側諸国のアナリストの中にはJ-20の後継機=つまり第6世代戦闘機のプロトタイプではないかと予想する声もあり、もし中国の第6世代戦闘機が飛行テスト段階に達していれば米空軍はショックを受けるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:中国人民解放軍空軍が公開した動画のスクリーンショット
H-20だとしても6世代戦闘機だとしても心底おびえる話ですな。
B-2並みのステルス性を保有してるんなら脅威なんてもんじゃない。
政治家さんにもこの危機感が伝わってることを願う。
っぱ中国よ。とか思ってそう。
仮にB2レベルのステルス性と航続距離があるものが出来てたとしたら
アメリカは対日、対台湾防衛政策をどうするかが気になるな
最近のアメリカ大統領は振れ幅が大きくなってきてるから
もう台湾・日本列島に幾ら米軍基地を維持しても破壊されるから兵を最小限にして
在日米軍はハワイ・本土に引き上げるという判断をする大統領が出て来てもおかしくない。
ただ、B2レベルのステルス性であれば日米のレーダーでは捕捉出来る性能のものは出来てそうやけど
想定内でしょ
バカには見えない爆撃機でございます。
「いつか」出てくる、から「もう」出てくる、に変わった感じ
来年の今頃にはどっちも飛んでそう
第6世代戦闘機かステルス爆撃機か、ではなくて両方出してきそう。
中国が第六世代ですとか、B-2以上ですと言うなら信じるしかない。ステルス機は特に外見から性能を推測しづらいし、すべてが秘密だから否定する材料もない
来るところまで来てしまいましたね、もう遅いですが・・・