エアバスの広報担当者であるアントワーヌ・ブービエ氏と防衛・宇宙部門の総責任者を務めるダーク・ホーク氏はフランスの上院(元老院)軍事委員会に出席して、第6世代戦闘機「FCAS」プロジェクトに「プランB」は存在しないと否定して注目を集めた。
参考:Airbus execs tell French lawmakers they have no ‚Plan B‘ for FCAS
FCASプログラムはドイツ議会が夏休みに入る6ヶ月下旬までにフェーズ1Bへ移行できるかが山場
この問題はFCAS計画でエアバスと共に開発を主導するフランスのダッソーの最高経営責任者を務めるエリック・トラピエ氏が「今でもFCASが第6世代戦闘機を開発する上で最も効率的な方法で成功することを信じているが、プランAが失敗した場合のプランBを常に持っている」と言及したことに関連している。
簡単にこれまでの経緯をまとめるとFCAS計画は当初、仏独間で開発(※1)や製造に関するワークシェアを50対50で進めることで合意していたのだが、新たにスペインが計画に参加したため開発やワークシェアを3等分(フランス・ダッソーが33%、ドイツ・エアバスが33%、スペイン・エアバスが33%)することになってしまった。
※1補足:FCAS計画は仏独間で50対50に分割されたが開発主導権はフランス企業が、次期主力戦車MGCS開発の主導権はドイツ企業がもつことで決まっていた。
特に問題なのは3ヶ国による共同作業の枠組みには明確な責任者が不在(意見が対立した際に最終的決定を下す仕組みがないという意味)だという点で、ダッソーはフランス政府に対して空母との互換性を維持する責任を負っているためプログラムの主導権を手放す訳にはいかないと主張、衝撃的なのは「今でもFCASが第6世代戦闘機を開発する上で最も効率的な方法で成功することを信じているが、プランAが失敗した場合のプランBを常に持っている」と言及したため仏独間で緊張の原因になっている。
この緊張状態を和らげるためエアバス側がフランスの上院軍事委員会に出席して「FCASプログラムの成功は欧州の独立性を維持する上で欠かせず、もし計画が失敗すれば欧州の国々は米国のF-35を購入することになる」という趣旨の発言を行い「FCASにプランBは存在しない」と完全に否定してみせたが、実際のFCASは全く順調に進んでいない。
当初の計画なら今年の夏までにFCAS開発はスペイン企業が参加するフェーズ1Bへ移行しなければならないのだが共同作業の枠組みや知的財産権の問題で参加国同士が対立しており、ドイツ側が突然要求してきた独自のFCASデモンストレーター開発についても取り扱いで揉めているため直ぐに話がまとまる様子はなく、ドイツ議会が夏休みに入る6ヶ月下旬までに妥協点を見出して承認を得られなければ大変なことになる。
なぜならドイツでは今年の9月に総選挙が実施されるため6月下旬まで問題にケリをつけないとFCASの取り扱いが選挙の争点に浮上する可能性があり、そうなるとドイツ側からどんな要求が飛び出すか予想もつかなくなるので何としてもドイツ議会が夏休みに入る前にフェーズ1Bへ移行する承認を取り付ける必要があるのだ。
ブービエ氏は「ドイツにはフランス側がドイツの金でフランス好みの戦闘機を作ろうとしていると考える人間がいて、フランスにはドイツ人が我々の企業秘密を盗んで自分好みを武器を作ろうとしていると考える人間がいて、この様な考えをメディアは面白おかしく取り上げる。このような罵詈雑言と極論がFCASプログラムの議論を汚染している」と警告したが、この様な憶測や陰謀論は複数の国による共同開発につきものなので今更嘆いても無意味だろう。
とにかくFCASプログラムはドイツ議会が夏休みに入る6ヶ月下旬までにフェーズ1Bへ移行できるか=つまり5月頃までに妥協点を見出してドイツ議会で審議を始められるかが一つの山場だと言える。
もし6ヶ月下旬までに承認が得られなかった場合、総選挙の結果次第でFCASはもっと酷い混乱か空中分解してしまう可能性もあるので目がはなせなくなってきた。
関連記事:第6世代戦闘機開発FCASに振り回されるフランス、ダッソーが単独開発に言及
※アイキャッチ画像の出典:Tiraden / CC BY-SA 4.0 パリ航空ショーで発表されたダッソーFCASのモックアップと随伴機の無人機
公式にはFCAS蹴って仏単独開発への移行はまだ言えないけど
エアバスとしてはあきらめ気味なのかね
何にしても欧州共同開発での毎度のgdgdですね
独仏で欲しい戦闘機が違うんだから完成まで全て同一プロジェクトで進めても上手く行くはずがない。プロジェクトの開始前に具体的にどんな戦闘機が何時までにどれだけ欲しいのか購入価格はいくらにするのかプロジェクトにかける予算はいくらか全て決定してからプロジェクトを走らせないから混乱する。軍事開発に限らず企業の失敗プロジェクトの典型例みたいになってる。これでは良くても延期、悪ければ中止だろう。
この後、フランスが単独開発に切り替えて、ドイツがイギリスと共同開発することになるかも。
歴史は繰り返す。
第六世代は、イギリス、日本、アメリカ、ロシア、フランスドイツの5機だけなので、これ以上減って欲しくないな。
一応中国も開発してるけど、概要聞くとどっちかと言うと次世代戦闘機じゃなくて次世代無人機って感じだしなぁ
開発中のF-3(仮)って第6世代なんですか?
そもそも世代の定義が・・
イギリスとフランスドイツの計画が次世代6世代とされてる。日本の計画もそれらに劣るものではないので欧米のニュースでは6世代とされてる。
逆に中国は日本の計画を低く評価しようと5世代とニュースで呼んでるけど、まぁ無視していいかと。韓国は感情面で言ってるだけなのでこれも無視で。笑
ちなみに、インド、トルコ、韓国などが開発しているのは4~4.5世代。
客観的にはそうだね。
ただ個人的には「F-3/テンペスト/FCASが実装の可能性があって
F-22やF-35に後付けでは搭載出来なさそうな要素」って
電動アクチュエータ化くらいしか思いつかないんで、
その辺を第6世代ってのは欧州の過大評価だろう。
実際はせいぜい5.1世代ってところで、別にそれで構わんと思う。
潜水艦で使われているような全方位レーダーや電磁兵器使用のためのエンジン発電機構は5世代では不十分。
外装やフレームの総取り替えや、エンジンの変更となると、それはもう別の飛行機なるのではないかと思う。
電力は例えば「RRのスタータジェネレータを組み込んだF136改」とかで十分対応可能だと思います。
エンジンの換装だけなら当たり前に行う近代化改修ですし、
レーダーの範囲拡大自体も既にSu-57などでも一部取り入れてますので、
やっぱり第6世代の条件としては弱い様に感じます。
もちろんそれによって現実に模擬戦などでF-22やF-35を圧倒できるのであれば話は変わるんでしょうけど。
テンペストへの参加・開発方式は特殊でしょう。
誰でも参加できる可能性があるし協調の強制から割と解放されています。
ユーロファイターでかなり後悔した結果でしょう。
戦闘機でこそありませんが何時迄に何機、トータルでおいくらって契約したA400mとかKC-46Aの惨状からしてちょっと的外れかと。
今までもけっこう揉めてたのにあと3ヶ月でまとまらないと思うな
ドイツが引いてFCASとは別に自費で飛行機作って基盤を維持する選択でもしたら丸く収まると思うが、無理だよな
最悪ドイツ主導開発を主張すると言い出して計画が空中分解まで見える
台風2号が発生しました
ドイツとフランスだから、そうなるとは思ってたけど予想以上にひどい。
FCASが作れなかったら、一体全体どうするつもりなんだろうか?
喧嘩もいいが、ちょっとは協調性というものを・・・
フランスはラファールの成功体験もあるし何よりも国内産業を保護したい。
ドイツは左翼汚染がすごい割に実際は国粋主義者も多く無駄に自国製へのプライドが高い。
そして心の奥底ではドイツ人もフランス人もお互いを傲慢だと思っている。
協調なんて無理でしょうよ。
これがダメになると戦車の共同開発にも悪影響でちゃうのかな?
ユーロファイターの悲劇再びかな
山場というよりは最早崖っぷち。
同床異夢の典型例
艦載機の有無なんていう決定的に異なる部分があるのに対等の開発体制なんて組むからこうなる
独仏こそテンペスト形式の技術持ち寄り開発方式の方が良かったのでは?
もっともそれこそ出来っこない開発体制だろうが
極論で言えば、子どもが出来る前に離婚出来てまだ良かったよになるのか出来の悪い子どもが出来てしまうのかの二択になるかも
やっぱりお約束の内部分裂で笑うわ
と言うか、FCASがダメだったらF-35を買うしか無いとエアバスが言っている辺りを読んで、EUから抜けた英国主導のテンペスト計画には死んでも参加したくないと言うのが欧州側の本心なのかと思ったのは、俺だけかな?
そんなに英国が嫌いな欧州の皆様…万が一FCASがポシャったら、是非我が日本の次期戦闘機の導入を御検討下さいませ(これは黒い冗談です・本気で言っていません)
イギリスがいるとBAEとロールスロイスに持ってかれるだけだからと思うわ
仏独としては国策企業エアバスの軍事参入をこれを契機に目指したいってところだと思う
そんな所だと思うのですけど、だったら最初から仏独で争うなと言いたいですね
要求仕様の違いはしょうがないとしても責任者不在なんて信じがたいし、途中からスペインを入れた事も問題のタネになっている有様じゃあ、最初から作る気があったのかとツッコミたくなりますよ
試しにF-35をちょこっとだけ導入してみたらいいんじゃないかな?
第5世代運用してみたら考えがまとまるかもよ。計画自体は延期になるけど。
ドイツで導入を提案した軍の人間が左遷されたはず
ドイツはF-35を蹴ったことでFCASを成功させないとタイフーンの後継機選定が暗礁に乗り上げかねないのにどうするつもりなんかな?
もし、決裂した場合ドイツ国内で現在揉めてる核運搬を担うトーネードの後継問題どころの騒ぎじゃ済まなそうだけど。
現在の連立政権を構成してる党(名前は調べる気が無い)、緑の党もだっけ?
ドイツからの「アメリカの核」の追放を主張してる勢力もいますからねえ。 しかもかなり大きな勢力。
高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応すればまだなんとかなる
ようするに行き当たりばったりということだな
逆に独仏共同で上手く行ったのって何があるんだろ?
今進んでる戦車はうまく行きそうな感じがするけど
アルファジェットとか?
つうか何よりエアバスが大成功してるやん
A400M「そりゃもう順風満帆大成功ですよ」
皮肉テンコ盛りっすね
・・・あの戦車計画ってFCASありきの計画じゃなかったっけ・・・?
アリアンロケットは・・・ちょっと違うか。
タイフーンもドイツのおかげでグダグダになったのと同じ構図ですね
ドイツのいないテンペストが比較的順調に行っているというのはそういう事なんでしょう
MBT-70 で見たような流れだ…
ドイツは戦車、フランスは戦闘機のそれぞれを主導するという良い折衷案だったのにな。
今回もそれと同じような計画だったんだよなぁ・・・
ここ数十年がロシアという共通の敵がいたから紛争にならなかっただけで、ここ二百年で三回くらい血みどろの戦争している国同士で足並み揃うわけないじゃん
結局同じものを作るのではなく、部品の共通化や規格の統一に抑えて、自国が欲しいものを作るのが健全なありかたじゃないの?
プランBがあるのはあくまでFCASではなくダッソーなんだろ
このままだとラファールの二の舞は避けられないな
ラファールの二の舞って、アレ失敗してたか?
すまん、少し語弊があったな
失敗したのはフランスに逃げられたタイフーン開発計画のことを指してた
このままだとまたフランスに逃げられるぞと
話がバラけた場合、フランスはあらためてスペイン等と組んで話を進めてもよいが、ドイツはテンペストに入るしか道がないんじゃないの
壊し屋の面目躍如だな
EUは、現代の神聖ローマ帝国なのか
国家間同盟(ユニオン)というより、企業間同盟(グループ)のように見える
3カ国しか参加していないのにもう既に船頭多くして船山に登る状態なの草も生えん…やっぱりEUなんて幻想なんだなあ(遠い目
その点イギリスは上手くやっていると思うわ(予算問題からは目を逸らしつつ
この場合、3人中2人は船頭としての技量にも疑問符がつくからなぁ。
しかも技量怪しい2人が結託してるという最悪のパターン…
???
もめてるのは独仏だぞ?
技量が怪しい2人の結託って、スペインとドイツと勘違いしてるのか?
フランスは金はないが自力で造る力がある。
もっと本文をきちんと読め。
?
揉めてるのは独仏で、西はどちらかと言えば独寄りだろ?
「技量のある仏」対「技量の怪しい独西」で何か間違ってるか?
フランスは単独でSCAFを開発できる技術を持ってるのに、今や技術力もないのに我儘ばかりのドイツや、役立たずのスペインに内心うんざりしてると思う。そもそもドイツなんて最近は金儲けばかりで安全保障に真面目に向き合ってないし。
聞くところによるとSCAFは重量が30tの大型機になってしまうらしく、価格も高くなるらしい。機体規模的にYF-23クラスになるのかも知れない。
い つ も の
雇用政策なら別の分野でやれ
別分野の雇用政策がしたいんじゃなくてこの分野の雇用政策したいんだろうよ
というか産業維持かな
雇用や産業維持したいなら「FCASがすんなり進んで量産に入る」のが一番だと思うけどねえ。
自分の分け前増やそうとして揉める事で全体の足引っ張るのが得策とは思えない。
ドイツは稼働率低くてまともに航空機運用できてないくせに要求だけは一丁前
素直にフランスの言う事聞いときゃいいのに
技術力云々の話じゃないので本件とは関係ないですね。
仮に独仏両国の要求を満たすならF35に近い方式を取るしかないんじゃない?
アメリカがF35Aを基本形にF35B.Cを設計したように、基本形となる「フラットな」タイプをまず一機種設計して各国一定機数導入。それとは別に、それぞれの国が要求する性能を盛り込んだタイプを、基本型を基にそれぞれの国で設計、製造すれば良い。
コストと必要人材は嵩むし共同開発の利点も薄れるけど、両国の要求を完全に満たすなら結局こうやってそれぞれの国で設計し直すしかないのでは?
その案だと「フラット型」が誰も望まない忌子になるか
特定国の希望だけを満たす機体になってまた揉める火種になるよ。
3国で4機種作る意味もないし、独西の陸上型と仏の艦載型、で
いいんじゃないかな。
まあ「独西で作る陸上型」が「仏の作る艦載機型の陸上機バージョン」より
陸上機として出来が良くなるとは正直思えないけどね。
「ラファール」対「タイフーン-英国勢」では勝負にならんやろ…
全然話題にならないけど結局のところ第六世代戦闘機ってどういった機能なんだろうか。僚機操縦なのか、ラムジェットでミサイルから逃げれるのか、はたまた対ミサイル迎撃ミサイルなのか。何も定義がないまま言葉だけが踊ってるように見える。
いや話題は散々出てるよ。もちろん結論は出てないけどね。
てか戦闘機の世代なんて結果論の便宜的な区分けなんだから
事前に定義なんてできないでしょ。
出来上がった戦闘機やその実績を見て、「おお、これは時代が一つ変わったな」と思えたらそれが次世代機。
話題なんか将来型の航空機のスレたつたびに一つぐらい出てるでしょ。あんまり、これって言う定義は無いように思う。4.5世代以上の低RCS、スパクル、陸海空問わずに必要な情報が届けられるネットワーク強化、完全無人機型も出てくるとか、UAV/ドローンとの連携は標準とかかね。
ぶっちゃけ高速エンジンに関しては、人がもつのか/燃費はどうなのか/機体の外装やフレームへの負荷は問題ないのか/ランニングコストが現実的なのかを考えると6世代には間に合わない気がするんだよな。
後、迎撃ミサイル搭載の話はどういう意味だ?そんな物ミサイル性能への依存が大だろうからRCS大の4.5世代以下こそ装備すべき話だろう。
そろそろFCASをフラカスと読むやつ出て来そう
フラカス顔面レブルーwwwwとか
メルケルが次の選挙でヤバそうって話だっけか?
6月中になんとか纏めたとしても選挙後にひっくり返しそうでなんんともはや…
技術的な問題で開発が遅延する事は数あれど政治的な問題で開発前から揉めるとか
毎度の欧州しぐさで笑うしかないね
メルケル今年で引退じゃなかったっけ?
メルケルは引退ではあるけど・・・・
もっと悪化する模様(もっと左に行く)
メルケルが率いてる与党、キリスト教民主同盟(CDU)は2つの州議会選挙で大敗した模様。
で、勝ったのが「緑の党」ってのが今の状況みたい。
ドイツ2州議会選、メルケル首相の与党CDUが大敗-緑の党に追い風
リンク
で、総選挙は9月だから、ドイツ国民が選ぶのは「緑の党」って事でしょう。
空母を導入予定の無い国にしてみれば何で性能的妥協と開発費の高騰を呼ぶ事になる艦載機の開発にまで金をさんと出さなければならないのかって事だろ
それもあるんだろうけど、ドイツがフランスとは別にデモンストレーターを作らせろと揉めてる。
基盤維持のために開発したいドイツも考えも理解出来るけど、元々フランス主導なのに無駄に金もかかるから、振り回される側としてはふざけんなと言いたいだろうな
艦載型の性能は若干陸上型より割を食うだろうけど、艦載型をバリエーションに持つからといって陸上型の性能が低下する要素はほとんど無いでしょう。ラファールの時は小型化と仏製エンジンを使うため妥協があったけど、SCAFは空母の方を機体規模に合わせたから。
アビオや武装・ステルス性は艦載型の有無とは無関係だし、F-35もC型が存在することでA型の採用国が性能が落ちると不平を言った話は聞かない。Su-33やMig-29Kの存在も原型機の性能を低下させる訳じゃ無い。
F-35Cは4割以上別もんですからね。
それでも「艦載機なのに驚きの共通化率50%以上!!」という評価です。
ロシアの2機は「陸上機を基に機体設計をし直して開発した艦載機」ですので
陸上機の性能に悪影響があるはずがない。
FCASも「まず純粋な陸上機を作ってあとからフランスが頑張って艦載機化」だったら揉めないと思いますよ。
このままじゃアメリカからF-35買うしかなくなるよ~😭とお嘆きのアナタ!忘れていませんか?
そうエゲレスのテンペスト計画です
いやいやおろしあからフランカーを買うかもよ。
ドイツが連立政権で社会民主党に阿るしかないからこうなるんよね
でもAfDを連立相手に選んだところでこれもフランスに事を譲るのは難しい
もう製造に関しては、基本ライセンス生産ってことにして各国で作った方が良いのでは?
余計に金がかかる?しらんなー
ドイツが考えたさいきょうのせんとうきとフランスが考えたさいきょうのせんとうきをそれぞれ発表してもらいたい
イタリアのかんがえた最強の戦闘機は、イタリアの誇りであるオートメラーラ砲搭載の制空戦闘機です。
ダッソーの社長かエアバスの防衛部門トップのどっちか大嘘こいてる問題はどうすんねん
嘘付いてる方処罰しないとダメじゃね
どっちも間違ってないだろ?
FCASがだめでも、ダッソー社自身が独自プランをもってるというだけだろ。
ダッソーは最悪、自分の所だけで開発できる力があるんだから。
エアバスがいってるのは、FCASにはプランBがないってだけで。
今フランス・ドイツで進められている陸上主力戦闘車両システム(MGCS)の方はどうなるのだろう・・
たしかドイツ主導で進めるってことになったのでは…?
その代わりにFCASはフランス主導にしたハズ?
「会議は踊る、されど進まず」
ナポレオン脱出!なみのショック。ソ連復活!メカ・プーチン爆誕!
ぐらいのインパクトがないと、まとまれないだ。そんなもんだよね。
もう1機種に統合するのは諦めて、
独西が陸上機、仏が艦載機のエアフレームをそれぞれ開発、
中身はできるだけ共用、にすれば?
独仏が揉めてる原因は艦載機なんて情報、聞いたことが無いけど。
フランスが有人機優先(至極まとも)、ドイツが無人機優先(なんぞそれ)で揉めてるという話は聞いたことがあるし、この記事で揉めてるのはワークシェア。
ドイツが艦載機に不満ってどこソース?
ソースはないけど「絶対艦載機周りでで揉めるだろう」ってのは
戦闘機開発をそれなりに見てきてる人間の大半に共通する認識だと思うけどね?
むしろ揉めないと言い切れる根拠があるならぜひ聞きたい。
リンク
>補足:第6世代戦闘機「FCAS」は、艦載機型(ラファールの後継機)も作られることになっており、同等の主導権を両国が持っていれば、艦載機を必要としないドイツと仕様や要求性能で揉めるのは目に見えているという意味
リンク
> 【まぁ、ドイツが】FCASって、艦載機バージョンも必要な訳で【引っかき回すよなぁ】
ついでにこの記事の根本はドイツが独自にFCASデモンストレーター作る、って話なんで
ワークシェアの問題でも有人無人の問題でもないと思うよ?
ドイツは単に権利のゴリ押しやってるだけだから、開発から艦上戦闘機としての要目を外してもぜんぜん引かないと思います
主導する力量が足りないのに、とれるもんは少しでも余計にぶんどりたいご様子
皆さんの共通認識(に基づく想像)ではなく
具体的に
・SCAFに艦載型があることでどんな技術的問題が生じているか
・仏独で「仕様や要求性能」はどう違うか
のファクトを知ってるなら教えて欲しいと指摘してるんだけどね。
リンクも含め、それについての具体情報は無くほとんどが印象論。
だからソースなんかない、って言ってるじゃん。印象論っつーか常識論。
つかFCAS(ブログに合わせて英語表記にさせてもらう)についていえば
「(独側はMGCSの主導権と引き換えに)仏側に主導権を譲った」というのが事実なんだから
現時点では要求仕様の乖離なんかないよ?
だからみんな「揉める、揉めてる」ではなく「〜だろう」「〜目に見えている」「〜よなぁ」と語尾を濁してるだろ。
艦載機を想定する事がどれだけの余剰重量を背負い込むか、についても明確なデータなんかないよ。
同等の技術とコストを注ぎ込んで、「純粋な陸上型」と「艦載型」を並行開発した事例なんか少なくとも公開はされてないし、
もしかしたらボーイングやノースロップグラマンには研究データくらいならあるのかもしらんけど
仮にそれが公開されても「一例」にしかならないからね。
だが「艦載機の発着艦(特に着艦)時に受け得る負荷」というのは
艦載機と陸上機の降着装置を見比べれば誰でも想像ができるし、当然その負荷の何割かは機体にも掛かるのも理解できる訳で、
俺は「艦載機は重くなる」という常識に異論を唱える気にはならないよ。
むしろあなたが「そんな重量増は独西が気にする訳がないほど軽微なはずだ」と主張するなら
その根拠を「曖昧な理屈」でいいので提示して欲しい。
「現時点で乖離はない」=艦載化は問題になってない という点は私と同じだから、これ以上言い争う必要はないと思う。
以下は「艦載化に伴う影響」について私見(これが正しいという意味で無く)を書きます。長いのはご容赦。
重量(自重)差は
・完全陸上機に対し、陸上バージョン機は+2〜3%(Max5%)
・陸上バージョン機に対し、艦載機は+6%
と考えてます。艦載機の+6%はラファールCとMの確定値。SCAF(M)もラファールM同様主翼折り畳みはないと推測。
陸上バージョン機はそこからの推測で、5%を超えることはないと考えてます。詳細は略。
重量以外は各形式で差はない(少なくともSCAFでは)ということで。
自重で3%(最大重量で1.5%弱)の増加による性能低下は、勘ですが
運動性能(加速・上昇・速度・旋回性等)、航続力で1〜2%低下
ではないでしょうか。正直、誤差の範囲だと思います。
F/A-18の完成時、M0.8〜1.2の加速時間は計画値を50%オーバー、ロール率は半分、航続力は10%弱不足してました。
それより、第6世代戦闘機を現実の機体として入手できることの方がずっと重要と思います。それに艦載化は開発国フランスには譲れない点なので、抗議しても覆らず得るものがありません(脱退してよそと組む以外)。
数字に異論はないですが航空機において「設計段階での2〜3%のデッドウェイト」をどう評価するかですよね。
私は航空機エンジンを含む部品製造に関わる者としても趣味で空を飛ぶ者としても、この設計段階での2%の重量増は「メリット無しでは受け入れ難い」と考えます。
ラファールの自重の2%っていえば約180kgですからね。
例えばその重量を燃料に回すとすれば元の胴体内燃料が4.7tだからほぼ4%。タンク拡大での重量増を差し引いても航続距離で100kmは確実に延びるでしょう。
武装に回すなら中距離空対空ミサイル1本分以上です。
この差を「誤差」で片付けられるとは思いません。
この「設計段階での(=理論上の)180kg」ってのは「現実の(例えば試作時に強度不足が判明して補強するのに必要になった)180kg」とは訳が違うんですよ。
後者は「まあしゃーねーなぁ、誤差誤差」で済むけど、
前者は仕様検討やら基本設計やら詳細設計やら強度計算やらコスト見積もりやら、事あるごとに目について「なあ、これやっぱり削れん?」と言いたくなります。
とはいえ仰る通り「第6世代機の開発・生産・入手」(や「3国共通設計による開発費削減と量産効果」)というメリットと引き換えになら受け入れ可能な範囲であり、
だからこそ独も当面は了承したんだろうと思われますが、独(と西)にとって「メリットの薄い2%」が火種である事に変わりはなく、
計画そのものが独仏の共同開発というガソリン入れたペットボトルでのキャッチボールみたいな事業である以上
自分含め多くの人間は「絶対いつか爆発するwww」と考えており、そして今回の様に「独が独自にデモンストレーターを作ると言い出した」と聞けば「お、来たかな?」とニヤニヤして注視する訳です。
そして今回も「そんな予算ねえよ。やるなら自腹でやれ」で独が引っ込む可能性は高いと思われますが、
どうせまた遠からず違う形で顔を出す、と予想しています。
まあ「世界にはその様に考えている宗派がある」と思って頂いても結構です。
思い込みで延々と語られてもさぁ……
ついでなので追記すると、私は「艦載化で揉めた」例はF-111とEFA(ラファール)しか知らないけど、後者では艦載化は揉めた原因ではないと感じてます。
EFAは「機体規模・エンジン」で揉めたのであり、仮にフランスが大型化とEJ200エンジンを受け入れた場合、艦載型の開発は問題視さえされなかったと想像してます。
また脱退後ラファールは陸上&艦載型という「揉める仕様」で開発されましたが、仏空軍から不満は出ず順調に進んでます。
F-111のように空海軍でかけ離れた要求を出さず、要求仕様を適切に調整してあれば艦載化による技術的な障害は(少なくともダッソーにとっては)小さいと思ってます。
あ、続きあった。
「揉めた事例」以前に「陸上機を艦載機化した事例」なんてのがどんだけあるか、って話で、
前述の通り艦載版開発時にがっつり再設計してるロシア機やテジャスを除外したらほぼ無いのでは?
「艦載機の陸上機化or陸上運用」なら割と見かけますけどそれも4世代機以降ではかなり減りますよね。
「陸上機と艦載機を共通設計で同時開発」の事例も(F-111は仰る通り空海軍の要求をすり合わせもせずに盛り込んだもはや「戦闘機」と呼んでいいのか分からん上に艦載機としてはボツ喰らったシロモノなので除外すると)それこそラファールとギリギリF-35くらい?
つまり「揉めた事例がない」というより「そもそも試みられた例がほとんどない」だけかと。
そしてラファールがなんとかうまく行ったのはあくまで「陸上機利用者」と「艦載機利用者」が自国の空海軍(≒身内)だったから、で
これが「独空軍」と「仏海軍」になるFCASが同じ様に平穏無事に完成するとは思えない、というのが私を含む一派の見方な訳です。
上で「2%は現実的には大した問題ではない」と認めた通り「ダッソーに出来るかどうか?」という技術面の話をすれば多分できるでしょうが、
ただ「完成するまで独(西)が黙ってられるか?」という政治面感情面の話になるとまあ無理だろうと。
あ、完成しない、無理だ、とは言ってませんよ?
完成までに少なくともあと二揉め三揉めする、と言ってるだけです。
どんな経過になってもエンジン推力が10トン×2程度しいかない六世代機になってしまうという罠。
いつの時代も「戦闘機はエンジンだぜ、兄貴」。
むしろ独仏英でまともな機体にしたトーネードの企画者がマジで天才だっただけなのでは