ポーランドのモラヴィエツキ首相は「ウクライナでの結果が一つの時代の終わりを決定づけ、ロシアの終焉となるのか、西側文明の黄昏となるのかは我々次第だ」と述べ、西側はアテネの後継者で、東側はスパルタの後継者だと主張した。
参考:Матеуш Моравєцький: перемога Росії становить смертельну загрозу Європі
参考:Morawiecki: Dla Europy jest dziś tylko jedno śmiertelne zagrożenie
参考:Лукашенко: война в Украине началась задолго до 2014 года, и мы видели, кто за этим стоит
この戦争はポーランドにとって地政学的な条件を修正できる歴史的なチャンスだ
ポーランドのドゥダ大統領はダウ・ジョーンズのラトゥールCEO(WSJ紙の発行人)と対談した中で「プーチンはウクライナとの戦争に負けたと言われているが、彼の敗北はフィンランドがNATOに加盟したことだけで戦争自体には負けていない。私はプーチンが負けることを願っているが、今のところロシアのローラはウクライナを押しつぶし数百人が前線で毎日死亡している。ロシアの人口は1億人以上だが、ウクライナの人口は4,000万人未満に過ぎず、これだけでもどちらが有利なのかよく分かる」と指摘。
さらに「核保有で膨大な武器備蓄をもつロシアが1960年代の戦車(恐らくT-54/55のこと)を持ち出してきたと笑う人もいるが、当時の戦車も数十トンの重さがあり、この戦車が走り回れば性能に関係なく戦場のあらゆるものが踏み潰されるだろう」と付け加え、ロシア軍がウクライナ国境の外に押し出されない限り「プーチンは戦争に負けたことにならない」と主張して「戦争の行方」に関する楽観的な見方を牽制したが、今度はモラヴィエツキ首相が興味深い演説を行った。
西欧諸国はロシアが軍を再建してグルジア(ジョージアのこと)を侵略し、ウクライナの領土を削り取ろうとしていた時でも「対露関係を安定的なものにできる」という愚かな希望にしがみつき、ロシアに武器を売り続けたが、この甘い怠惰に浸ることが出来ると考え方はロシアがウクライナに侵攻したことで完全に弾けた。
ロシアによるソ連再建の試みはウクライナの勇敢な抵抗、ポーランドを中心とする中東欧諸国がNATOを動かし救援に駆けつけたことで「西側諸国がロシアに立ち向かう構図」が完成し、ようやく「この戦いは絶対に負けることができない」と理解しはじめた。
現在のロシアは欧州が重視する人間の尊厳、個人の自由、民主主義を完全に否定しているため、世界は2つのブロックに別れている。再びベルリンの壁や鉄のカーテンが東西を隔てることはないものの、両者の価値観の違いはかつて無いほど明確なので、私たちは構造的な緊張、対立、戦争の時代に突入し、今後数十年にわたって世界秩序を再定義することになるだろう。
どちらにしても確かなことは「ウクライナでの結果」が一つの時代の終わりを決めるということで、プーチンが支配するロシアの終焉となるのか、西側文明の黄昏となるのか、それは我々次第だが、ロシアが勝利すれば欧州にとって致命的なリスクになるしかない。
ロシアは発展ではなく征服時代への回帰を、新しいテクノロジーではなく欺瞞に満ちた世界を、プライバシーや安全を守るのではなく、完全に監視し、思想をコントロールし、従順な私兵にすることを望んでいるからで、西側はアテネの後継者であり東側はスパルタの後継者だ。
モラヴィエツキ首相が演説した内容の要約
上記内容は演説の主要部分だけを管理人がまとめたもので、実際の演説はもっと多くことに言及しているが、モラヴィエツキ首相は「ポーランドにとって現在の状況は歴史的なチャンスだ」とも指摘しており、ウクライナやベラルーシを最終的に欧州(恐らく安全保障の枠組みのこと)へ組み込むことができれば「ポーランドの地政学的な条件を修正できる」と述べているのが興味深い。
つまりウクライナがロシア軍を追い払って独立を維持し、力を失ったロシアからベラルーシが脱落して欧州側に加われば、ロシア軍の直接侵攻を受けるリスクが大幅に低下する=安全保障上の地政学的条件が改善されるという意味で、モラヴィエツキ首相は「この戦争で欧州に新たな地政学的秩序が生まれる」と主張している。
因みにベラルーシのルカシェンコ大統領は「ウクライナとの戦争は我々が始めたものではなく2014年よりも前から始まっていた。我々が犯した唯一の過ちは相手の戦争準備が整っていなかった2014年~2015年にウクライナ問題を解決しなかったことだ」と述べ、さらにロシアの行動の正当性については「想像してみてほしい。もしメキシコが国内のアメリカ人を虐待していたらメキシコという国は消滅していたはずだ」と主張した。
関連記事:ポーランド大統領、ロシアは戦争に負けておらず1960年代の戦車を笑うな
関連記事:ロシア下院議長、ポーランドは領土とソ連が費やした復興資金を返せ
※アイキャッチ画像の出典:Mateusz Morawiecki
うろ覚えだけどスパルタと戦ってアテネが降伏してなかったっけ
でその後マケドニアが台頭してきたような
ペロポネソス戦争でデロス同盟率いるアテネは敗北してるんだよね スパルタは勝利したけどもはやかつての力はなく没落していく 後にテーバイとかも出てくるけど全体的にギリシア世界は衰退してマケドニアに乗っ取られていく デロス同盟はNATOで、衰退するギリシアはヨーロッパ、マケドニアは中国であると暗示しているのかな?
ギリシアの諸ポリスの争いの後ろには、ペルシアが居たそうだけれども。
資金で操っていたとも言われていますね。
これは、アレクサンドロスがペルシアを征服するまで続いていたとも。
ギリシアにとってペルシアは超大国でした。
対応に苦労をする相手だったでしょう。
当時のアケメネス朝ペルシアは世界人口の3分の1以上を占める文字通りの世界帝国でしたからね その大帝国が小さなギリシア諸ポリスに敗北したペルシア戦争はこのウクライナ侵攻を彷彿とさせますね ただ、勝ったギリシア側も戦後はペルシアのいいように内紛を煽られているので今回もそうならないか心配です
歴史は似たような事が繰り返されますが、同じように進まないのもまた歴史の常です。
米ソ冷戦をアテネースパルタ戦争に例えて未来予想した人もいましたが(その時、マケドニアの役回りが与えられたのは日本でした)結末は逆でした。
ただ、民主的な政権が必ずしも寡占体制の政権に勝てるとは限らないと言う構図はその通りだと思いますし、ポーランドが何度もNATOの楽観主義を否定するのも当然のふるまいだと思います。
300好きな映画だからその例えはよくない
きっとロシア人はあの映画みたいにヒロイックな気分で、理屈じゃない部分で戦争してるんでしょうね
そうですかね
単純に考えてもウクライナ有事はロシア有事では?
マイダンの時点で国家存亡の危機ですよ
ロシアの戦争映画は大体頑張って戦ったけど最後は壊滅しましたパターンだからあながち間違いではないのかもしれない
米国から戦犯扱いされがちな東條でも、米国政府から日系アメリカ人が迫害されている状況においても
「米国で生まれた日系二世の人達は、アメリカ人として祖国アメリカのために戦うべきである。」
って常識的なことを言ってる
ウクライナで生まれたロシア系何世ってのはウクライナ人なんですよ
ルカシェンコの例えだとアメリカ国籍保有者がメキシコで虐待されたみたいな場合の話になってるけど、ロシア国籍保有者が虐待されてたんですかね
ウクライナは二重国籍禁止だから両方あるってことはなくウクライナ人かロシア人のどちらかでしかない
ウクライナ国籍しかないのならその人が何されててもその国の内政問題ですよ
日系移民が迫害されたら日本にその国に攻め込む正当性が生まれるのか
この場合身内としてバイアスが働きそうだけど
中華系や朝鮮系の移民が迫害されたら中国や韓国にその国に攻め込む正当性が生まれるのか
こうするとどっちが悪く感じるだろうか
他にもドイツ系やフランス系など様々な移民なら?
答えは出ません。答えが出ないのに他国の泥沼の紛争に
片足突っ込んでる、我が国の政府の方針が危険すぎます。
私達日本人は世界的にも非常に恵まれた環境に生きています。
ほとんど同一人種・民族で地続きではないゆえに言語・文化
宗教の対立も激化することなく、他国・他人種・他民族の
一方的な侵略も受けることがほとんどなかったわけです。
だからこそ他国の数世紀・数百年(数千年)に渡る怨念を理解が
できないのですが、はっきり言えるのは薄っぺらいイデオロギー
でそこに深入りしてはいけないのです。どツボにハマります。
元寇をお忘れですか?航空船舶技術やミサイルが発達した今のご時世、一国平和主義はもはや通用しません。薄っぺらいイデオロギーといいますが、それが国体や政体の柱となっている以上安易な妥協はできないでしょう。いきなり中国式の政治を導入しろと言われて納得しますか?
ウクライナを「他人事」として処理したいのでしょうけど、ロシアの隣国という点においては日本も同じ立ち位置であることを忘れてはいけません。ロシアも中国も日本から米軍を追い出し、自分たちの勢力下に入れることを望んでおります。
元寇は学校で今習っているレベルですが、、、。
>ロシアも中国も日本から米軍を追い出し、自分たちの勢力下に
入れることを望んでおります。
この下りはよく理解できません。国体の保持で妥協しないのは
当然ですけど、ロシアも中国も侵略国家だからですか?
彼らが日本を侵略しようしているとは思えないし、その力も
ない、というか我が国に侵略する価値ってあります?
最もアメリカに協力している同盟国を守れなかったというだけで、アメリカの権威は失墜します。
その結果、アメリカのルールが通用しなくなり没落して、中国の世界支配が成立する事になります。
また日本列島は中国にとってフタのようなものなので、此を押さえれば太平洋へ自由に出られます。
此だけでアジアを押さえる事ができます。
日本は、国力的にも地政学的にも重要な位置にあるのです。
尖閣諸島周辺で散々揉めたりしてましたがそれを見ると、中国が日本に対して領土的野心が無いとは言い切れんでしょう。
逆に何故今現在も領海侵犯されたりしてんのに、中国が日本に攻め込んでこないと思えるのかが気になります。
そういうような話は日本にもまったくないというわけでは決してありません。
沖縄県は戦後、40年もアメリカ軍に統治され、年配の沖縄県民はかつてはアメリカ人であったのです。
東京都の小笠原諸島の場合は、戦前の住民はアメリカ系日本人であり、戦後はアメリカ系アメリカ人となり、本土復帰で再び、アメリカ系日本人になりました。
戦前は朝鮮人、台湾人は日本人であり、サハリン・樺太にはかつてはロシア系日本人も多く、今は少数ですが日系ロシア人というのもいます。
中にはポーランド系アイヌというのもいるのです。ポーランド大統領の兄でアイヌに婿入りしたのがいるのです。
ポーランドも、実際はウクライナの民族主義過激派と歴史認識で対立しており、ポーランド系ウクライナ人というのも多いのです。
各国でも歴史認識というか対立はあると思います。
ウクライナは一体どこへいくのでしょうか?
結局止められるのはアメリカしかないのでは?
と思うのですが、止める気皆無ですよね、、、。
ルカシェンコ大統領の発言は、物事を自分たちに都合よく切り取った一方的な思い込みによる発言ですね。
もし、アメリカーメキシコ間でそのような事が起きれば、アメリカは証拠を集めて国連決議にかけ、一定数の支持のもとに難民保護や経済制裁と言った段階を踏んで軍事行動に出るでしょう。
ロシアは国連に何の証拠も提示できず、国連での支持も集まらないうちに一方的に軍事侵略を行ってます。
そんなやり方だから、中国ですら表立って支持できなくなって孤立しているのですよ。
NATOは国連安保理決議無しにユーゴスラビア攻めたと記憶しとりますが
大量破壊兵器のまともな証拠も出せずに国連決議違反の侵略戦争を行ったような国をよくそこまで擁護できますね
呆れますよ貴方には
まあ我が国もそれに追随した恥ずべき歴史があるわけですが
あれは後にフセイン大統領自ら「湾岸戦争で軍が壊滅して危機的な状況にあった。大量破壊兵器がない事がバレると周辺国に舐められるから、査察を受け入れることは出来なかった」と明言してますね。
イラク戦争について日本では「アメリカの不当な侵略戦争」のイメージが先行していますが、イラク側にも自らの潔白を証明できなかった落ち度があるのですよ。
侵略戦争を仕掛けた側が仕掛けられた側に「潔白を証明できなかったのが悪い」とは
お話にならないにも程がありますよ、ええ
無論アメリカサイドがそう言い張っているわけではないですけど(流石にアメリカサイドもそこまで表向き恥知らずではないでしょう。裏はどうであれ
戦争をふっかける以上クロである事を証明する義務は100%戦争をふっかける側にあります。
だからこそロシアはこうやって批判されているのですよ???
大体その「査察」だってイラクの国家主権を侵害するようなものでありハッタリ抜きにしても受け入れられないものであることは明白であるのは知らない訳はないでしょう?
知らないなら勉強された方がいい
貴方の言い分はただのアメリカ狂信者と変わらない
グラナダという国がありましてね。アメリカはアメリカ籍の学生が迫害されている!と問答無用で軍事侵攻しました。アメリカが全会一致の国連非難決議を自ら拒否権使って阻止したグラナダ侵攻、ご存知ないですか?内実はグラナダ新政権が社会主義国への接近を図っていたからだね。
日本国民の無知盲目なまでに事実無視したアメリカ信仰は、一体何なんでしょうね。属国根性
スパルタを破るならアテナイじゃなくてテーベじゃないの。あとそれマケドニア枠にまとめて潰されるよね???(難癖)
まあ歴オタの難癖はそれとして、強大化したポーランドが脅威認定されない程度に頑張ってくれとしか現状は言えねえ。
ポーランドにしてみれば、過去に酷い目に合わせて来て今なお脅威だったロシアがこれだけウクライナでぼろぼろになっているのは絶好のチャンスでしょうね。長年の仇敵をここで潰しておきたいのでしょう。
しかしこの姿勢はどっかでしっぺ返しが来そうな気がしますね。ウクライナ侵攻の前からポーランドはだいぶ強気の発言を繰り返してますから、仮にウクライナ侵攻に対しロシアがロシアの思惑通り緩衝国化したとしたらポーランドの主張の通りになりますが、逆にロシアの内部分裂みたいな形で終焉したとき、次のポーランドが次の危険分子扱いされるんじゃないかと。
正直今のポーランドは独ソ不可侵前のポーランドと重ねて見えるんですよね。
ポーランドが強国化する可能性はありますが、危険視されるまで増長できるかは疑問ですね。良くいってオスマントルコを夢見るエルドアン政権ぐらいで、プーチンと同じ轍は踏まないでしょう。
ところで今のポーランドを独ソ不可侵前のポーランドと重ねるのはお門違いだと思います。今のところ欧州にポーランドの敵はいませんし。むしろ危ないのは中露に挟まれた日本ではないかと。
ギリシアの例を挙げるならばトゥキディトスの罠とペロポネソス戦争を念頭に置いた発言だろう。
トゥキディトスの罠は急速に台頭する一つの国が既に覇権を握る国に挑戦する時、戦争が起こり易いという国際政治の概念である。米中対立を説明する際によく用いられる概念だ。
ペロポネソス戦争で共倒れになり国力を消耗したアテナイとスパルタは両者没落し、その後新興国のマケドニアやローマに征服される。
歴史の教訓は民主主義関係なくその時代において強いものが勝つという身も蓋もないものだ。
近現代でもアメリカがチリの民主主義政権潰して軍事独裁政権樹立させとりますしね
民主党のケネディも共和党のトランプやデサンティスも世界の警察をやる気が全くないんですよね
「アメリカの金や人命で、他所の国助けて何になる」って主張がアメリカ国民から支持されるからこういう候補者が増えてる
定期的にモンロー主義になる国だけど何度目だろうか
今後のアメリカがそういう道を進んでいく前提だとポーランドの軍拡路線が正解なんですよね
アメリカが助けてくれるだろうと思ってると、今後の大統領次第では足元すくわれるかもしれない
NATOも日米同盟のような個別条約もやめたければやめられますからね。フランスが抜けたこともあるからアメリカが抜けてもおかしくない
日米同盟も
第10条 当初の10年の有効期間(固定期間)が経過した後は、1年前に予告することにより、一方的に廃棄できる旨を規定する。いわゆる自動延長方式の規定であり、この破棄予告が出されない限り条約は存続する。
ってのがあるなら万が一への備えは重要
とはいえ日本単独で中露の二方面同時侵攻に対抗できる戦力っていうと不可能なのが辛いところ
アメリカのことばかり否定していますけど、アメリカからすれば自国の利益にならない紛争になぜ介入する義務があるのかという納税者の訴えが出るのは自然ですよ。
過去の紛争を見ても、参戦義務のある紛争ではベトナム戦争や朝鮮戦争、近年でもアフガンを見ても分かるようにぎりぎりまで介入して自国民の血を流してでも同盟国を支援しています。フランスの例を取ってアメリカが逃げ出すように類推するのは妥当ではありません。
まずはアメリカが抜けないように同盟国としてアメリカにメリットがあると思わせるようにするのが先ではないでしょうか。同盟とは親子関係ではないのですよ。
仮に日米同盟が無くなれば核武装、中国の影響下に入る、重武装中立国のいずれかを選ばなければならなくなりそうだがどれが一番マシだろうか
混乱の中のドサクサだと核武装はサクッとできそうな気もする。最近はマスコミの力も衰えた
日本は鬼畜米英を簡単に鞍替えした国だから中国の影響下に入るのはあり得なくもないと思う
ただ一番政治的決断を下さずに済む重武装中立化が日本人らしいっちゃらしいのでコレかなぁ
中立武装は本気でやるなら徴兵制必要なくらいだから可能性はそこまで高くないかな
集団的自衛権で同盟国増やす方向にいくかと
江戸時代程の人口で核武装して生きていくという未来も個人的にはありとは思います。
狭い日本列島に1億2600万人は多すぎる。しかも大都市圏に過密集積し過ぎで、本来建物を建設すべきで無い悪条件の立地に多額の負債を積み立てながら暮らしている。大規模災害で破産してもおかしくはない。
日本政府が中国に従属するかは、石油を中国が世界的に支配できるか否かで決まると思います。
現在は欧米資本が中東権益含め支配的なので日本政府は西側陣営と組んでいるわけであって、中国が支配的な情勢となれば日本はアメリカを捨てて中国に従属的に成らざるをえないでしょう。
法の支配や民主主義は、とか建前であって欲しいのは石油、石炭、天然ガス、喉から手が出るほど安く潤沢にエネルギーが欲しい。
しかし、現実には中国はアメリカほどの産油国でもなければ米国石油企業ほどの規模にも満たず、事ある度に輸出制限と輸入制限を行う信頼できない隣国でしかない。
さらに日本にとって不利益なことに中国は穀物輸入国。 アメリカほどの穀物輸出力が無い。
よって中国とはこれからも困った隣国でしかない。
アメリカと上手くやってくしかない。
>法の支配や民主主義は、とか建前
アフリカなどいわゆるグローバルサウスと呼ばれていた新興国なら、形ばかりの民主制の国も多いですからそういえますが、民主主義が深く根付いた日本では言えませんね。こうして自由にコメントを入れることさえできなくなる。それだけの世界観の違いがありますから。
民主主義ってのは国民に情報を「見せて」判断させるのがキモですからね…
アメリカですらCIA職員が偽情報バラ撒いて大統領選に介入してるので、まだまだ民主主義は発展途上だと思います
(元CIA長官代行マイケル・モレルが職員51人にハンターバイデンのラップトップはロシアの情報工作との偽情報の書簡にサインさせた件)
言えることは プーチンはヒトラーのしっぽということだ。
叩き潰さない限り拡張主義を変えない。
そういう国なんだよ。
甘くするとつけあがるだけ。
東部ロシア系住民虐殺は、高橋先生か小泉先生が、完全に否定してましたね。
国連でも否定されてました。
仮にも常任理事国が、証拠なしで却下されたのだから生き恥もいいとこ。
ウクライナ戦争が歴史の転換点となりうる戦争である事に同意します
第二次世界大戦後の世界秩序が既に実質的に破綻していることが
浮き彫りになった出来事だと思います
常任理事国という大国の悪しき特権を認める制度があるため
国連が機能しないことがまず1つ
次に、信頼のおける核保有国が責任を持って核兵器を管理するから
その他の国は核兵器の研究や開発を行ってはならない、とされて来ましたが
「信頼のおける核保有国」の一員であったはずのロシアが
核兵器による恫喝を行っていること
自由民主主義を標榜する現在の主流国家群が世界秩序のほころびを修正し
より進化した新たな枠組みを構築するのか
それとも、中国やロシアといった専制国家が世界の主流にとって代わるのか
その分岐点となると思います
西側諸国から兵器の在庫とそれらを運用できる兵士が払底されるまで戦争が続きそうなのと、ディフェンダー2023 からシームレスに第三次世界大戦が開戦しそうな気がする。
大摩邇さんのまとめサイトがソースだが。
ルカちゃんw
彼はウクライナのロシア人というより、自国がロシアに強硬に出れない理由を話してそう。ベラルーシがのらりくらり立ち回ってるのとも整合性がある。
ポーランドがnatoの楽観を牽制するのはまあ当然かな。
問題はアメリカではあるよね。
ポーランド、ワンマンNATO軍かってくらいめちゃくちゃ軍拡してるしこの戦争が10年とか続いたらそのうち参戦しそうですよね
>モラヴィエツキ首相は「ポーランドにとって現在の状況は歴史的なチャンスだ」とも指摘しており、
正直な発言だなw これは日本にとっても同じである
プー公の暴挙は、日本の軍事的正常化、国際的地位の向上のまたと無い契機だろう
なので、日本は積極的にウクライナ支援を続行すべきであ
下心抜きにしても、道義的にもそれが正しいし、仮想敵国ロシアの国力低下は、
中国の属国にまで低下しなければ望ましい事であるので支援すべき。
日本だけでなく、この戦争は他国、国際秩序の大きな転換の契機となるだろう
日本にとっては戦後レジーム(敗戦国レジーム)の脱却となるので、ウクライナ支援を通じ大いに活用すべき、
すべきというか、しなければ無能、悪である
正直、G7の広島献花シーンで、世界の新しい陣営を見た気がしますし、第2次大戦後ニューヨークでできたニューヨーク体制とでも呼ぼうか、その戦後レジームが崩れて新しい世界秩序と新しい陣営分けを見た気がしますね。
次の世界秩序の為の新しい(G7を中心とした)連合と、中露を軸にした枢軸、そしてグローバルサウスの第3陣営・・、という感じです。
10年前ならG7の首脳各国が広島で献花など、間違いなく夢のまた夢だったはずの行為です。
あの広島献花は自分達の結束と新しい陣営、また、侵略的帝国主義は許さないという意志を世界各国に示す、そのセレモニーにもなった気がしますね・・。
「第二次世界大戦の敗戦国」と言う地位は、結局、次の戦争の勝利者にならない限り払拭できないという事でしょうね。
モラヴィエツキが「西側」を口にしますか?
自分の党の息のかかった人間を強引に憲法裁判所に送り込んで司法を支配、下級裁判所で現政権に不都合な判決を出した裁判官はパージとかやってEUから制裁喰らってました。
カソリックとイスラム教の違いがあるだけでエルドアンと同類だと思いますが。
>西側はアテネの後継者であり東側はスパルタの後継者だ
この例えは面白いですよね。ヘレニズム時代から今日に至るヨーロッパ地方の政治的変遷はもっと紆余曲折あるので切り取り方次第でいくらでも正義と悪の枠組みを作れるでしょう(現ロシアが政治的主体の継承を公言しているロマノフ王朝はローマ帝国の後継者を称していたし、今日において西洋を形成しているのは古代のグレコローマン世界を破壊したゲルマン人の子孫たちである、という見方もできる)。それでも、民主主義で連帯するイオニア人と専制・全体主義のドーリア人のぶつかり合いというニュアンスは伝わってきますし、東欧にとってはこの戦争はペロポネソス戦争であり自分たちはコリントスやボイオティアといった陣営間のパワーゲームで揺さぶられる側なのだという危機感も痛いほど分かります。
そして、そこから世界秩序の再編という話にまで飛躍しているのも実に上手いなと思うんです。ペロポネソス戦争はアテナイ陥落で終わりましたが、結果としてスパルタ側も軍制を維持できなくなり、それが北方のマケドニア人やオクシデントのローマ人へと覇権が移る遠因になっています。何でも前例どおりに運ぶ訳ではありませんが、西欧(英仏)と東欧(モスクワ)というヨーロッパの二極秩序はこの戦争でどちらが勝っても立ち行かなくなると思うし、その後に来るのが中央ヨーロッパの躍進でも欧州全体の没落でも、備えて待つべきという視点には賛同できます。
はいはい2016年シリア内戦の頃もなんか似たようなコメントはありました、「アサド政権の崩壊か自由民主の後退か」とか、失笑するほどそっくりの歴史が繰り返したのに、まるで初めて戦争を直面したような反応を見せられてもなぁ、シリア難民の件はもう忘れたかポーランドよ?