米メディアの取材に応じたゼレンスキー大統領は「クリミアとの境界線に接近してプーチン大統領を交渉に引きずり出すのが反攻作戦の目的だ」という報道に異議を唱えず、非常に現実的で理論的なレトリックだと追認した。
参考:Zelenskyy to ABC: How Russia-Ukraine war could end, thoughts on US politics and Putin’s weakness
クリミアとの行政境界を目指すという作戦は理にかなっているというより、これしか選択肢がない
ワシントン・ポスト紙は「キーウを訪問したCAI長官にウクライナ当局者が『今回の反攻作戦はクリミアとの境界線に接近し、プーチン大統領を交渉のテーブルに引きずり出すのが目的だ』と語った」と報じたが、ABCのインタビューに応じたゼレンスキー大統領も同紙の報道に異議を唱えず、これが実現する可能性を司会者に尋ねられると「クリミアとの行政境界にウクライナ軍が到達した瞬間、プーチンは政治的に弱体化する可能性が高いというのは非常に現実的で理論的なレトリックだ」と回答。

出典:Президент России
さらに「プーチンは全面侵攻前と異なる立場に追い込まれるため西側世界との対話を求めざるを得なくなる」と付け加えており、ウクライナ軍がクリミアとの行政境界に到達するということは「ロシア軍が今回の侵攻で確保したロシア領ロストフ・ナ・ドヌ~マリウポリ~ベルジャンシク~メリトポリ~クリミアを繋ぐ陸路=アゾフ海沿いの陸橋」を失うという意味で、全面侵攻前と異なる立場に追い込まれるというのは「ウクライナ軍がロシア領とケルチを結ぶクリミア大橋を破壊可能な兵器=ストーム・シャドウを保有している」という点にある。
つまりウクライナ軍がクリミアとの行政境界に到達すると「アゾフ海沿いの陸橋」が失われ、侵攻前とは異なり「クリミア大橋を破壊可能な兵器」を保有しているため、歴史的なノヴォロシア地域(帝政ロシア時代に征服した黒海北部地域のこと)の再獲得が軍事的に破綻する瞬間で、この時点で交渉を開始しないと「ウクライナに武力でクリミアを奪還される」という致命的な結果を引き起こす可能性があるため、現実的で理論的なレトリックだと主張しているのだ。
勿論、ロシア軍が反撃に出てアゾフ海沿いを再占領するなど「軍事的な打開の可能性」は幾らでも考えられるため、必ず「併合したヘルソン州、ザポリージャ州、ドネツク州、ルハンシク州+クリミアでのロシア主権を認めない限り交渉に応じない」というプーチン大統領が譲歩に応じるかは未知数だが、ウクライナの限られた軍事的能力を加味すると「クリミアとの行政境界を目指す」という作戦は理にかなっているというより、これしか選択肢がない。
反攻作戦の進展についてゼレンスキー大統領は「期待していたよりも進展が遅い」と認めたが、ウクライナ軍が反攻作戦を開始したことでロシア軍のポジションは攻勢から守勢に変わり「まだ準備された戦力の一部しか投入していない」と主張、東部司令部のトップを兼任するシルスキー陸軍司令官も「バフムートを奪還する自信があるのか」とABCの司会者に尋ねられると「勿論そうだ。(バフムートの奪還を)確信している」と述べてたが、大統領も司令官も「まだ反攻作戦の成功を語るのは時期尚早だ」という認識で一致している。

出典:U.S. Air National Guard photo by Staff Sgt. Taylor Solberg
さらにイェルマク首席補佐官はF-16の提供についてABCの司会者に尋ねられると「我々は戦闘機なしでも成功する可能性はあるが、その場合はより多くの命が犠牲になる。我々は本当に必要とするものだけを要求しており、これらの装備は戦争に勝つために必要なのだ」と述べたが、国防総省のカービー報道官はABCに対して「出来るだけ早く戦闘機をウクライナに届けるため努力しているものの、パイロットの訓練が必要でこれには時間がかかる」と指摘した。
ウクライナや西側諸国の関係者はF-16の提供について「現在の反攻作戦には間に合わない」と述べており、今回の反攻作戦もF-16が間に合わない前提で立案・実行されているため、F-16が無いことを反攻作戦の失敗に上げるのは間違っているのだろう。

出典:Public Domain
因みにゼレンスキー大統領は米大統領選挙や援助の継続についても「これは内政問題で自分は干渉したくない。ウクライナに対する超党派の支持を維持し続けることは重要で、一部の政治家がウクライナ支援の縮小に関する危険なシグナルを発信していることも把握している」と述べているが、最も興味深いのは「自分なら24時間以内に戦争を終わらせることができる」と繰り返し主張しているトランプ前大統領に対する反論だろう。
ゼレンスキー大統領は「戦争を終わらせたいという絶対的な願いは美しいものだが、もしウクライナを犠牲にして戦争を終わらせる、つまり領土の譲歩と引き換えに戦争を終わらせるつもりならトランプ前大統領でなくバイデン大統領でも5分で戦争を終わらせることが出来たと思う」と述べたが、我々は領土の譲歩には絶対に同意しないと強調した。
関連記事:ゼレンスキー大統領、反攻作戦はハリウッド映画ではないと訴える
関連記事:NATO軍事委員長、ウクライナは反攻作戦後に戦闘機を受け取るだろう
※アイキャッチ画像の出典:PRESIDENT OF UKRAINE
まあクリミア直前に迫って、クリミアをロシア領、ウクライナ東部、南部はウクライナ領、にするのは割と現実的な路線ではある
2014年以前の状態に軍事的に持っていくのはかなりキツイ
ただ、この手の休戦や終戦は、実効支配地域で境界にする、っていう結着もあるからなぁ
東部は西側の制裁解除とかがどれくらいカードになるか次第だよね
落としどころはそこらへんになりそう
ウクライナははらわたが煮えくり返るだろうけど西側が援助停止をちらつかせば受け入れは可能だろう
ロシアはクリミア割譲承認を持って勝利であると何とか強弁できるだろう
西側は人的損失なしにロシアを弱体化(下記)させることに成功して万歳といったところか
(ロシア軍の威信低下、それに伴う軍需産業へのダメージ、人的損失、財政安定化基金の枯渇(2025年枯渇見込み))
>ウクライナははらわたが煮えくり返るだろうけど西側が援助停止をちらつかせば受け入れは可能だろう
どうですかね。ウクライナが受け入れなければそれまでだし、そもそも援助停止をちらつかせて領土割譲を迫る悪役を担おうとする西側の国が出てくるかねえ。
「ウクライナは受け入れない」なんて選択肢はない。
軍事的には西側の支援が止まれば、それ以上は戦争継続できない。今ですら戦闘機・戦車すら小出し&型落ち装備の供与みたいな感じなのに。
もう西側諸国から援助停止はちらつかされてるよ。米国の対ウクライナ軍事支援の予算も年内持たずに枯渇する。どこの国も自国が一番大事で可愛いんだよ
ムネオ君と同じでロシア側のこうであったらいいなあという願望を鵜呑みにしているだけでは。小出しの支援が止まったところで、長期化する戦争が更に長引くのが現実じゃないかねえ。
それに自国が一番大事で可愛いんなら、なおさら汚れ役を引き受ける国はないよね。支援をほどほど続けて良い顔した方がいいよねえ。
ウクライナとしてもドンバスとクリミアの住民を国民として取り込むのは政治不安定化になるだけだろ。
9年間で完全にロシア脳になってる600万人が選挙権を持つことになるんだから。
全員ロシア脳は流石に言い過ぎでは…
ウクライナ研究者の岡部氏が言ってたクリミアでパーティー中にロシアから送られた警察署長が「ロシアのやり方に慣れてくれなくて困る」と愚痴ったエピソードとか、ドキュメンタリーでも反戦ロシア人がクリミア言って現地の人に戦争について聞いたら「そんな話はしないでくれ」と言われたりそんな単純な話ではないと思いますけど。
そこまでもっていけるかどうか。
クリミアと東部2州は諦めるのが現実的な線じゃないかと思う。
ロシアとしてはNATOとの緩衝地域の確保は命題でしょうから、ウクライナがNATO加盟の意志を捨てない限りは少なくとも東部を手放す事はないと思います。
ウクライナとしても戦後の安全保障の確保のためにNATO加盟は果たしたいでしょうし、東部の工業地域の奪還も諦め難いはずです。
だからこそ戦争になっているとも言えますが、双方が相手の譲れない部分をどうにかしたいんですよね……。
しかし、東部の住民は再びウクライナ軍が来ることを望んでいない。
そうなると、彼らを民族浄化するか、ロシアに難民として送るかしかない。
過去のように弾圧と抵抗の繰り返しになると、また必ずロシアが介入してくる。
とりあえずソースプリーズ、上でも書いたけどなんでそんな単純な話にしたがるのか?
2014年の時もロシア系でも「俺はウクライナ人だ」と志願兵になる人も居たし(そもそもゼレンスキーが露語ネイティブ)
ふと疑問に思ったのですが、一方的とはいえロシア目線では既に東部も南部もロシア領として併合されてしまっていますよね。もし大きな土地を丸ごとウクライナに返還なんてした場合、領土の割譲交渉を禁じるロシアの憲法に違反することになりませんか?
「戦争を終わらせるつもりならトランプ前大統領でなくバイデン大統領でも5分で戦争を終わらせることが出来たと思う」 非常に上手い返しですね。 しかし現状は厳しくアゾフ回廊を突破するのは至難の業。この反攻作戦が上手くいくといいのですが。(初のPT-91撃破も確認されているし…)
小泉悠氏も指摘されていた通り、温存していたPT-91とT-72を投入して撃破されたということは、予備の第9軍団と第10軍団がザポリージャに展開した模様です。ウクライナが投入可能な戦力のほぼすべてを投じ始めた可能性があります。
ウクライナ軍の最後の最後の切り札の機甲兵力とも言える、ポーランドが供与したPT-91「トファルディ」戦車と、チェコが供与したT-72EA戦車、ロシア軍としてはあとこれやっつけりゃ、もう対・戦車戦はこれでだいたい終わりかな~、みたいな感じでしょうか?
レオパルト1がそれなりの数あるはず。もう投入確認されたかしら?
レオ1は最終的に170両程送る予定だそう
エイブラムスは現状予約は30両、この分だと追加来そう
ブラッドレーとストライカーは最早撃破され次第おかわりが来る扱いになってる
F16の提供はほぼ確実、F18の提供の可能性もある
少なくとも2024年中までの装備援助予約は目一杯埋まってる感じですね
レオパルト1戦車はオーバーホールに相当時間がかかるとか、105mmライフル砲の砲弾がないとか、現時点で砲弾つくる工場もないとか言ってましたが、現状はどうなんでしょうか?
陸上自衛隊は機動戦闘車用の105㎜砲弾あるんでしょうが。
「あとこれやっつけりゃ、もう対・戦車戦はこれでだいたい終わりかな~」なんてそんな状況じゃないでしょ…
何を見ているのだか
実際はウクライナ軍の戦車保有数は開戦前より増加しているとの試算もありますね
ウクライナ軍は運用できる戦車数の合計が現状ロシア軍がウクライナに配備して使用している数を超えたとの情報も (詳しい方は教えてくださると嬉しいです)
戦車を数台破壊した程度で戦争が終わっていたら、そんな楽な話はないですよ。
ミッドウェー海戦で空母の大半を喪失した日本でさえ、その後3年以上も戦い続けたのですから。
ロシア側はまだ予備兵力もってるのかね。
※我々は領土の譲歩には絶対に同意しないと強調した。
普通の国はこうだよな。
翻って我が国の場合、もし尖閣が占領されても
「人名は地球より重い(福田総理)」
「尖閣を渡せばこれ以上の領土的野心は放棄すると中国が言っているので信じよう(チェンバレン)」
みたいなことに国民が賛同しそうで、すごく心配。
ネットの普及や世代が入れ替わった事で、一昔前よりも現実的な議論ができているのは救いだけど。
中国相手に勝つ見込みもないのに教条主義で戦争始めようとか救いようがないな
ウクライナも自分らで選んだ道だからせいぜいやればいいと思うけど自分の祖国だと考えたらこんな勝っても負けても破綻した経済と不発弾だらけの土地と歪な人口構成しか残らない戦争でお先真っ暗とかああはなりたくないわ
戦争は外交の延長でしかないのだからこんなことになるくらいならベラルーシみたいにロシアに追従しときゃよかっただろうに
つまり強者の要求には無条件に従えと言う事ですか
我が国はアメリカの要求には無条件に従っておりますよ!
それはアメリカ側に付くことが国益に直結するからです
訳のわからないことを言って混ぜっ返すのはやめてほしい
中国につくことも国益に直結すると思うけど?
日本の貿易額1位は既にアメリカから中国に移って長いし、どっちか選ぶ時に脳死でアメリカ追従するのが正しいって言えるほどこの何十年アメリカによくしてもらってきた覚えはないや
貿易額が多いだけで政治的に相容れない国についていくのは間違っていますよ。
残念ながら「貿易が活発な国同士で戦争が起きるようなことはない」と言う考えは、もう世界中で何度も裏切られてきました。
いずれにせよ、日本の対中貿易額は3700億ドル程度で、これは日本のGDPの7%しかありません。
国の根本を歪めるほど依存すべき相手とは言えません。
当たり前に存在する空気の有難みは、理解できないものなのですね。
日本が中東から格安でエネルギーを輸入できるのは、他ならぬアメリカ軍がインド洋~太平洋のシーレーンを守っているからですよ。
日本の自衛隊だけで同じことが出来ると思いますか?
そのコストを日本国民が負担するとしたらいくらかかるか理解してますか?
「脳死」ねえ笑
こういう人間は、中国に依存することの危険性や、今後30年の経済見通しは考えてないんだろうな。
根本には反米的な思想があって、経済成長した専制国家に幻想に近いものを抱いてるんだろう。
中国共産党とロシアは全く違うのです。
今現在の中国のウイグルの政治犯収容所はアウシュビッツよりも酷い。
中国が内モンゴルやチベットにやってきたこと、戦争でもないのに同じ中国人を何千万人も殺しても平気なこと。中国共産党は、ソ連共産党やナチスと同じなんですよ。
中国に降伏したら、日本にも収容所がたくさんできてしまう。日本にとって危険なのは中国共産党です。
いやブチャとか見ると今のロシアもボリシェヴィキやナチの後継者でしょ…
中国につくことが国益に直結する???
ご冗談を。
中国につくというのはつまり中国に屈伏し隷属するということ。中国はそれ以外で他国を見ていない。
中国にすり寄るのは負けを認めて降伏するのと同義。
中国についたからといって中国が良くしてくれる訳がない。現代版植民地になるだけ。自由も人権もない。レッドチームに付いてはいけないのは歴史的教訓。
脳死で中国に追随すれば良いと言っているのは愚かでしかない。現実を見ろ。
中国についたら国益どころか国をまるごと差し出すことになる。
それと似たような事をプーチンはメルケルに言った事あるみたいですよ。
「軍事・政治同盟の枠内において、外国に安全保障を依存するような国(NATO諸国)は、同盟の盟主(アメリカ)から『主権を制限された』状態にある」
全ての国がアメリカや中国のようにはなれないというのに暴論ですよね。
真っ向からアメリカに抗い、敗けて抗う力を失った末の無条件降伏です。…そういう話ではないか。
アメリカの要求に日本は無条件に従ってはいないと思うけどね。
中共はチベットやウイグルなんて無関係な外国でやりたい放題してるけど。
全くですね、ロシア、中国、北朝鮮、ベトナム、アフガンへの酷いアンチヘイトですよね
いや、本当強い国には譲歩しろって理論だと世界はアメリカの奴隷になるべきなんですよね……
逆に、米国が軍事的優位を活用してロシア東部の割譲を要求したらこういう人って仕方無いね譲りなさいって言うのかしら
そりゃもちろん
アメリカに核戦争を勝利で終えるシナリオがあるのにロシアがその要求を突っぱねて戦争に突入してモスクワが更地になるとしたらロシア馬鹿でしょ
>中国相手に勝つ見込みもないのに教条主義で戦争始めようとか救いようがないな
主コメの人は「もし尖閣が占領されても」と書かれているので、中共から戦争を仕掛けられた想定だと思います。それをわざわざ「戦争始めよう」などとどぎつく表現するのは、少々口が悪い。
あと勝つ見込みがないというのもよく分かりません。
アメリカと組んで尖閣を守るというところまでなら、別に見込み無しとも思いませんが。
自国領に侵攻を受けて防衛することも彼の中では防衛する側が戦争を始めていると認識しているのではないでしょうか。
侵略を企図させるくらいの弱い防衛力しか持てなかったのに防衛を企図するのは被侵略側の落ち度なのでしょう。
中国が始めようとしている戦争なのに「戦争始めよう」と言うのは詐欺師のレトリックですよね。
戦争を始めようとしているのは中国ですし、日本も台湾もアメリカもNATOもずっと「武力による現状変更は認めない」と一貫して主張しているのは見えないフリですか?
戦争が外交の延長である以上相互が完全に無辜たることなどありえないよ
帝国主義時代に力による現状変更で利益を得てきた先進国がその固定化を目指して綺麗なお題目を掲げたところで遅れてきた帝国主義の国は納得しない
言わんとするところは分からなくもないのですが、現状変更を試みる国に対して「こちらも昔の負い目があるし、他人のこと言えないよな」となんでも許容するべきでないでしょう。
偽善的であろうとどこかで秩序を確立させなければ、本当にキリがない。
それにロシアや中国に関して言うならば「遅れてきた帝国」どころか「古い帝国」そのものなんですし…
それは武力による現状変更を認めます、弱者は強者に平伏せ、弱肉強食万歳、という危険な考え方でしかないし、全く同意できない。
「無抵抗主義の村」では何も守れない。
色々と特定の情報を過剰摂取しているようなので何を言っても手遅れかもしれませんが、CSISの台湾有事に伴う戦争シミュレーションでは、いずれのパターンもからくも日米台湾側が勝利するという結論を出してますね。
他のシンクタンクも様々な分析結果を出してますが、日米が全く歯が立たないなどという結論に至ったものは見たことがありません。
少なくとも「中国相手に勝つ見込みがない」というのとは程遠い状況。
俺はアンタにもうコメント返さないって宣言されてるから相互に触れない方がいいと思いながらもコメントつけてもらったからには返すけどさ
米軍は再建に数十年かかる大損害、人民解放軍壊滅、自衛隊消滅、主戦場となった台湾は焼け野原、日本も主要都市がミサイル攻撃に晒されて死者多数、経済は破綻、ただ現状の国境線だけは維持出来たっていう状況が日本の勝利なのか?
アメリカの辛勝ではあるかもしれないけどさ
最低限その埋め合わせをさせられるくらい何兆ドルの賠償金でも取って終わってくれないと困るぞ
なんだあなただったのか笑
まあ落ち着いて、よくある空白の名前だし許してください。
それはそうと、「勝つ見込みのない」という主張は軍事的なものじゃないのですか?
戦争期間中に空爆などで失う人命や財産は多大なものでしょう。が、軍事的に負けて領土を奪われるのはそこにある人命と財産を一生にわたって、敵国に好きにされるという事を軽視している。
またそもそも、実力行使に出ても損失の方が大きく割に合わないと相手に認識させて戦争そのものを未然に防ぐというのは抑止力の基本ですね。そして複数のレポートが示すように現時点でそれは機能しているし、今後もその見込みは十分にある。
なのであなたの「勝つ見込みのない」という主張は根拠が薄く、複数の意味で反論の余地が大きいです。
まあ空白さんは俺以外に何人かいるみたいだからあんたの落ち度じゃないし許すも何もないね
全体的に話が噛み合わないと感じるんだけど勝てない=負けると変換してるからそういうズレた反応が返ってくるのかな?
それで得出来ないなら戦争という手段を取らせるような外交をするなって言ってるのに軍事的に負けて~とか抑止力~とかコメント返されても何が何やらという感じなんだが
空白さんが何人いようとも確実に見分けは付きますよ。
あなたはb7ac4c64de0a55e42a9db5c59ab29d5aです。
あなたの返答を見てもそちらの読み取りの問題だと思いますが、それを更に説明しても長くなりますし、恐らく平行線でしょう。
それに敢えてそちらから絡まないでいてくれたことには素直に感謝してますので、私からの返答もこれで最後とします。
名前を消して本性を出すなし。俺の想定した通りの人物であればの話だけど。
まー理想と現実とでも言うのだろうか・・・戦争する相手は選んだ方がいいとは僕も思うよ。
実際「ああはなりたくない」と心の底から思うし日本じゃウクライナのようにならない為に行動する政治家が選挙に勝つと思うよ。
それってつまり中国が攻撃を躊躇するくらい軍拡しろって話になるような……(開戦直後の舐めプロシア軍見ながら)
まあ手っ取り早く核武装しちまうという手はある
アメリカから経済制裁くらうかもしれないけどどうせ中国と戦争になっても経済なんて落ち込むわけだし
というか不拡散破りという現状変更をまた良しとしないのであればアメリカが沖縄尖閣台湾を侵せば核を使うと明言してキューバの逆をしてくれれば一番丸く収まるんだが
日「核武装するけど、これは中国さん向けじゃないから俺たち中国さんの方につくから」
中「そうなん?ならオケ」
こんなんで済むと思ってんのか🤣
これでアメリカからの経済制裁で済むと思ってるって、中国様、いや周辺国舐めすぎじゃないですかね
日本の核武装はNPT脱退と引き換えなので世界からの経済制裁による北朝鮮化、かつ中国からの支援は得られないですからね。
中国が自ら宣言しているNFU(核保有国以外には核兵器の先制不使用)を遵守するとも思えませんが、明確な核武装宣言は中国共産党を利する事にもなります。
日本よりやや高い程度のイギリスくらいの予算金額だと通常兵器と潜水艦発射型核弾道ミサイルを維持するだけでも相当苦しいので「すぐ使える」通常兵器の方が今となっては重要でしょうね。
「ウクライナのようにならない為に行動する」
まるでウクライナの過失が今回の侵略を引き起こしたかのような言い方
そういう思想が根底にあるんですねえ
ウクライナの政治って 不満があるから革命! 革命したものの不満があるから極端な政権交代 やったけどもゼレンスキーにも不満があって支持率低下 って流れだもの。
こんな事を続けてる間に国が弱り続けた。
ドミトロ・ラズムコフ前下院議長は「ウクライナ政治はまるで一つのコメディホラードラマ同然」とし「専門家がいない政府、外交官がいない外交部、将軍がいない軍指揮部がいつ崩壊するのか誰も分からない」なんて批判をした。
ウクライナは極端な政治的混乱によって戦争を回避する糸口すら掴める状態じゃなかったんだよ。
ええと、自分の言う事聞く政権が崩壊したら自国も承認してた筈の他国領を占領併合、分離勢力を作って紛争を起こさせ、最後は全面侵略するようなロシア無視してウクライナ側の問題だけあげつらうのはアンフェア過ぎでは…
ロシアとの交渉掲げたゼレンスキー政権が交渉してみたら事実上「ロシアの属国」になれというのがロシアの姿勢だったと政権幹部が言ってるし。
ハンドルネームが空白な奴はロクなこと言わないな
ペナルティか何か受けてるのかな
コメント見て思ったこと:この中国脳死追随の媚中派こそ救いようがないな
ロシア擁護勢 ≒ 中国脳死追随の媚中派
ってのがよーくわかる。
クリミア侵攻の時は軍の一部が寝返ったりしてあっさり落ちてウクライナ軍は腑抜け扱いされてたんですよ
ゼレンスキーはドネツクでの紛争に反対の公約して当選しましたし、いわゆる宥和主義的な人でした
尖閣とかあるいは沖縄まで取られてもまだ変わらない可能性はありますけどもそれでも日本全体が侵略されるのにも無抵抗だとは悲観していません
沖縄の人には申し訳ないですが
殴られてヘラヘラしてるだけだと調子に乗るだけなんだよね……無論エスカレーションには注意が必要だけど悪意に譲歩してもそれは時間稼ぎであって事態が好転するわけではない
稼いだ時間を能天気に無駄遣いしてたら待ってるのは破滅
幸いチェンバレンはポーランド生け贄にした時間を有効に使ったし、今回のウクライナもそう
果たして日本が譲歩した時、その時間を有効に使えるのだろうか……?
そもそもウクライナは独立してから一貫して、根拠のない平和主義に包まれていたんですよね。
中にはロシア出身者が国防大臣を務め、その間に戦車も長距離ミサイルも空母も大半を廃棄するか売却しました。
それをウクライナ国民は「平和な時代になったから無用の長物だ」と持てはやしていました。
クリミア侵攻以後、ウクライナ国民は対露姿勢を鮮明にするようになりましたが、今のウクライナは平和ボケの手痛い代償を支払っている最中と言えます。
一度全占領地を返還させてから クリミアはロシアに売却する。
売却費が実質 復興支援金となる。
クリミアはウクライナ出身のフルシチョフがウクライナに編入させてるから。
クリミア半島を取り戻したとして、水は大丈夫なんか。2014年まで主要な水源だったカホフカダムが壊されて、北クリミア運河で送れる水が無いんだが。
(昨年2月26日には南部を占領したロシアによる送水が行われていたあたり、作戦目標の一つだったっぽい)
根拠はありませんが、私はアメリカは、この戦争を極めてマクロの次元で考えていて、ロシアを完全に弱体化させるためにあえて続けさせるのではないかとすら感じています。
彼らにはSDIの成功体験があるはずです。
180億ドル以上を費やし、ソ連を軍拡競争に引きづり込んで崩壊させ、世界の覇者となり、おまけに莫大な先端技術投資はインターネットやGPSといった技術を作り出して、その面でも世界を握りました。
投資効果が海外に流出してしまう日本の防衛産業と違い、米国の軍事支出は多くの部分が国内で循環します。年間1兆ドルを超す公共投資の一環で、先端技術投資と敵国弱体化を兼ねるとなればコスパは段違いです。
温暖化に伴って北極海は溶け、シベリアの農耕地は広がり、油田の他自然エネルギー発電でも潤沢なポテンシャルをもつロシアの地理的資源は極めて重要になってきます。それを核の脅威を抑えつつ、崩壊状態にもっていき、資本を握り中国を牽制することができれば、これ以上ないチャンスです。
太平洋戦争で言えば、今はまだ1442年、米国の生産量増加が途上の中早めの反抗がガダルカナルで始まったくらいです。あの当時でさえ、彼らの本気の生産力が整ったのは開戦から3年近く経ってからでした。初期の砲弾不足など、彼らのいつもの国技の定番プロローグのようなものです。
彼らは4〜5年くらいの長い戦役としてこの戦争を捉えて、いかに効果的にロシアを暴発させず弱体化させるか、それを何年かけても追求するでしょう。そしてそのために費やされる数兆ドルの投資は、米国軍事産業を活性化させ、新時代の無人戦闘技術やネットワーク装備、電動技術などの先進研究を進めることになるでしょう。
第二次世界大戦直前の1940年、アメリカの工業力は世界の半分を占めており、世界で最も教育が普及していた。(当時の米国の中等教育修了者は全人口の70%、これに対し日本は10%に満たず)
ソビエト崩壊直前の1980年代、ソビエトの国家収入の大半を占めていた石油価格は1バレル10ドルまで低下していた。(ソビエトを破綻させるためにOPEC諸国と協力して石油価格を下げた)
そして今、アメリカの工業生産額は世界の20%まで低下し、工学専攻の学生は10%に満たない。OPECも石油の増産に協力せず、石油価格は高止まりしている、それどころか産油国は中国に接近し、石油取引を人民元で行うようになった。
アメリカは今も超大国であるが、人口・経済力・技術力で抜きん出ているわけではない。権威主義的な中国・インドが成長しており、元々権威主義的であった中東やアフリカはアメリカより成長著しい権威主義国にすり寄るようになっている。技術を活性化させようにも資金と人材が不足しており、工学系人材は中国とインド頼りになっている。一方アメリカやその同盟国は経済格差が拡大、出生率が低下しており、世界における人口・経済力のシェアは確実に低下している。西側諸国が掲げる普遍的価値(自由・民主・人権)が人類の愚かさ(権威主義・宗教原理主義・家父長制)に勝利することを私は望むが、昨今の状況を鑑みるに悲観せざるを得ない。
アメリカはプーチンの暴走で始まりウクライナの踏ん張りで長引いている戦争に、泥縄で対処してるだけだと思いますよ。
民主主義の盟主としてウクライナを見捨てるような事は無いと思いますが、本当なら対中国に注力したいと考えているのでは?
注力したいって言っても中国との開戦は絶対に許されないし誰も賛成しないわけだから、
ウクライナを見捨てない事こそが中国への注力な気がする
実際、戦争が始まったことで西側の安全保障は見直されて中国リスクが意識されつつある
もしウクライナ戦争が起こってなかったら中国に注力したいとすら真面目に思ってなかったのでは
戦争が起こって中国がロシアを支援した結果、西側が中国を警戒する流れが出来上がりつつあるわけだし
それはないのではと思う。アメリカは中国にも対処しなきゃいけないので、ウクライナ戦争は出来るだけ早めにウクライナの勝利で終わらせて、対中国に本当はリソースは投資したいはず。でも対ロシアを考えるとエスカレーションなども怖くてあまり一度に大きな支援を今まで決断出来ていない感じ…。
米議会でもウクライナ支援縮小派の人は対中国へのリソース振り分けを要求してたりする人も居るし。
不安になるのが、そこまでウクライナが押し込むことに成功した上でなおロシアが交渉に応じないorウクライナが応じえない条件しか出さない場合。
そこまで押し込めば中国も含めた他国によってロシアにさらに圧力は掛かると思いますが、それでも応じないとなるとどうなるか。
ウクライナはさらに進撃せざるをえなくなりかねない。
ロシア側の被害はあえて無視するとしても、ウクライナの損失はさらに増え、支援も苦しくなる。現状と近い将来ありえる損失を想像するだけで悪夢ですが、さらに段階を上げた悪夢になる。
ロシアもウクライナ全土掌握を狙ったところから徐々に戦争目的を縮小整理するくらいの柔軟性は見せているのでそこまでにはならないと期待はしていますが、理解の及ばないことが多いこの戦争ではそういうパターンもありえそうと思うところがあります。
ロシアが落としどころを見誤った場合ですね。
その場合はプーチン大統領が失脚するまで徹底的にロシアを叩くしかないでしょう。
悪夢でしかないシナリオですが。
その場合はウクライナの完勝という形になるので、外野が何かやる前にプーチンが失脚する気がしますね
世界第二位の軍事力を持ちながら小国に完敗した敗戦の将についていこうと思う国民はいないと思うので
6/4よりのウクライナ軍の反攻作戦が始まって5週間たったが、ロシア軍の防衛ラインを破るどころか第1防衛ラインに達することも出来ていない。この状況でクリミアとの行政境界まで達してプーチンを交渉に引き釣り出す、とか言われても非現実的な妄想でしか無い。末期のヒトラーのようだ。まもなくロシア軍の攻勢転移が始まる。このまま継戦するのならキエフ陥落で終わるだろう。ドイツがベルリン陥落で終わったように。
ロシアの冬の攻勢と言われた結果は、9か月かけてわずか20平方kmのバフムト市内を占領しただけでした。
今回、ウクライナはたったの5週間でその6倍以上の領土を奪還しています。
キーウを占領すると言うプーチンの願望こそが、末期のヒトラーそのものと言えます。
べつに、クリミアとの行政境界にまで行かずとも、アゾフ海岸(メリトポリ-マリウポリ間のどこでもいいから一ヶ所)にさえ到達できれば
> 「アゾフ海沿いの陸橋」が失われ、侵攻前とは異なり「クリミア大橋を破壊可能な兵器」を保有している
という条件をウクライナ軍は満たせるのでは?
逆に言えば、メリトポリかマリウポリを奪還してもプーチン氏に動きが見られなければ、クリミア境界に迫っても、いや、境界を越えてジャンコイを奪還しても、ケルチ橋を落としてクリミア半島を奪還しても、プーチン氏を引きずり出すのは不可能かと。
ロシア軍の防衛優先順位として、ドンバス地域よりもクリミア半島の方が優先度が高いでしょうから、陸橋切断寸前には、東部戦線のロシア軍は(故郷をウクライナ軍に明け渡すよう強要されるドンバスの分離派も含めて)一兵残らず南部戦線に送られ、東部戦線はロシア国境まで後退=消滅しているはずです。
つまり、最後に残るロシア軍占領地はクリミア半島であり、クリミア半島を奪還した時点で、ウクライナ軍の国土奪還は完了してしまうはずです。
先に述べた様に、メリトポリの時点でプーチン氏を引きずり出せないなら、クリミア半島を奪還しても同じであり。
国土奪還が完全に完了しても、プーチン氏を引きずり出せない=終戦交渉が始まらず戦争が終わりません。
たけやぶやけた氏の懸念する悪夢の有無は、クリミア境界到達まで待たずとも、メリトポリ奪還までには確定すると、A-11は考えます。
プーチンは国内のリベラル派だけでなく、極右派にも配慮しなければならないことが今回のプリゴジンの乱で明確になりました。むしろ古き良き強いソ連に憧れるオルガリヒが支援する極右派は武力蜂起の可能性もあり危険です。
陸橋切断は当然のことながら東部における後退は長大な国境線が接するため、やがてウクライナがNATOに加盟するとしたら安全保障上大きな問題でしょう。
このような失点を右派が見逃すとは思えないため、東部後退もしくは陸橋切断の時点でプーチンから権力をはく奪して集団指導体制に入るか、場合によってはプーチンが暗殺される危険性すらあるのではないでしょうか。
プーチン後のロシアが右派を中心とした狂信的な国家になるのか、反米反NATO路線は強まっても暴発の可能性は低い、より論理的な国家になるのか、現状では西側はその点を見極められないがために決断出来ない状況に見えます。