韓国メディアは15日「カナダ海軍関係者が10月頃に韓国を訪問する予定で、今度は造船所の見学だけでなく島山安昌浩に試乗して性能をチェックする。総額600億億カナダドルとも言われるカナダ海軍の潜水艦調達は韓国と日本の一騎打ちになるだろう」と報じている。
参考:80조 캐나다 잠수함 속도…캐나다軍 10월 방한 [biz-플러스]
より好みをしていても仕方がないので挑戦して国際入札に関するノウハウを手に入れるべきだろう
カナダの視察団は日本の三菱重工業と川崎重工業にも立ち寄った。多くの国が総額600億億カナダドルとも言われているカナダ海軍の潜水艦調達に関心を示しているものの、事実上は韓国と日本の一騎打ちになるだろう」と報じているのが興味深い。

出典:public domain ヴィクトリア級潜水艦
カナダはヴィクトリア級潜水艦の後継艦プログラムを正式に発表していないが、10年以内の退役が予定されているため海軍は「最大12隻の新型潜水艦を調達したい」と政府に働きかけており、5月に視察団を韓国に派遣してKSS-IIIを建造しているハンファオーシャンと現代重工業の造船所を視察、韓国メディアは「カナダの視察団は日本の三菱重工業と川崎重工業にも立ち寄った。多くの国が総額600億億カナダドルとも言われているカナダ海軍の潜水艦調達に関心を示しているものの、事実上は韓国と日本の一騎打ちになるだろう」と報じているのが興味深い。
韓国の防衛産業界は15日「カナダ海軍関係者が10月頃に韓国を訪問する予定で、今度は造船所の見学だけでなく島山安昌浩(KSS-IIIの1番艦)に試乗して性能をチェックする」と明かしており、カナダ海軍が関心を示しているのはKSS-IIIベースの輸出仕様「DSME3000」で、通常動力型潜水艦の標準仕様とも言えるディーゼル・エレクトリック方式+燃料電池方式AIPを採用し、KSS-III BatchIで採用していた鉛電池をリチウムイオン電池に変更したものだ。

出典:海上自衛隊
韓国メディアは「リチウムイオン電池を採用したDSME3000は潜航時間が伸び、特に艦内システムの多くが自動化されているため潜水艦の乗組員不足に悩むカナダ海軍に最適だという評価を受けている。一方のたいげい型はDSME3000よりも大型で潜航能力が優れているものの、自動化技術の採用率が低いため多くの乗組員が必要だが、韓国と日本の最大の差は潜水艦輸出経験の有無だろう。潜水艦の輸出には購入国の乗組員訓練や運用訓練なども支援しなければならず、この経験をもつ韓国の方が受注において多少有利なはずだ」と分析している。
たいげい型とDSME3000のどちらが性能的に優れているかは分からないが、このまま最終候補に残るなら「カナダ海軍の要求要件」を満たしていることになり、ここから先は「競合よりも優れた性能」ではなく「競合よりも優れた提案」の勝負になるため、高い確立で「売り込み方」の賢い方が受注を獲得することになるだろう。

出典:Babcock Canada
韓国のハンファオーシャンは6月、バブコック・カナダと「カナダ海軍のヴィクトリア級潜水艦の保守業務」「カナダ海軍の次期潜水艦プロジェクト」について協力する協定を締結しており、いち早く現地企業と手を組むことで先手を打った格好だが、果たして日本は受注に向けた売り込みを開始しているのだろうか?
仮に韓国との一騎打ちに敗れれば「防衛産業に関心のない層」が別の意味で騒ぐため、三菱重工業や川崎重工業にとってはリスクが高いものの、より好みをしていても仕方がないので挑戦して国際入札に関するノウハウ(できれば受注獲得)を手に入れるべきだろう。
追記:韓国の潜水艦の方がカナダ海軍のニーズを満たしていると言及したのはThe Globe and Mail紙で、カナダ海軍が「韓国の潜水艦の方がいい」と言及したことはありませんし、トップシー司令官が「韓国のような国から潜水艦を購入するのが理に叶っている」と言及したのは「同盟国の事例(オーストラリア)を参考にすればカナダ国内で潜水艦を建造するのは非常に難しく、カナダのニーズを満たす潜水艦を国内建造するやり方ではヴィクトリア級の退役に間に合わないため『潜水艦建造で実績のある国』から輸入した方がいい」という意味です。
さらに韓国が勝手に日本を競合相手に指名したのではなく、The Globe and Mail紙が「5月にカナダ海軍が韓国と日本に視察団を派遣する」と報じたためで、フランスやドイツに視察団を派遣する動きが観測されていないため「韓国と日本の一騎打ちになるだろう」という予想は現時点で妥当なものだと言えます。
関連記事:カナダ海軍の次期潜水艦調達、バブコック・カナダとハンファオーシャンが手を組む
関連記事:カナダ海軍が潜水艦の輸入を示唆、今月中に韓国と日本に視察団を派遣予定
関連記事:カナダ海軍は最大12隻の新型潜水艦を調達したい、乗組員はどうするの?
※アイキャッチ画像の出典:방위사업청
日本側からは何の発表も無いみたいだけどこの感じだとやる気無いのだろうな
ただ、リチウムイオン電池の信頼性の評価次第では、韓国製では従来型にするしかないとカナダが判断する可能性もありそうなんで、安心できるリチウムイオン電池って場合には日本一択になる場合も。
というか、日本も実用化するに辺り何度も延期しまくってやっと採用したぐらい要注意な部品なので、まず現物で実証してくださいよと思ってしまう。
まぁ日本見ないならそれはそれで勝手にしてよという感じなんだけれど、勝手に当て馬にされたりリチウムイオン電池だけクレクレ言われそうな悪寒もする。
いや、リチウムイオン電池だけ売れただけでも十分すごいと思うよ
電池が日本製でも、コントローラーが韓国製だと、ボーイング787の時みたいになる。責任だけ日本に押し付けられるので、避けた方が良い。
ヴィクトリア級潜水艦は問題だらけだったし多少なりともトラブル抱えようがどう考えたってカナダ海軍に寄り添った潜水艦を作れるのは韓国しか無いと思う。
日本がやるとしたら実績も無いのに中味の一部を除き殆ど日本仕様で削足適履を要求するだけだろうし。設計に6年とか掛けているから目先の国防に大きく影響しないなら輸出用の特別仕様の設計や現地生産なんて考えたくもないんだろう。
韓国以外を選ぶなら輸出実績があるまともな潜水艦を作るティッセンクルップか多少なりとも関係を持っていたコックムス辺りから潜水艦導入を考えた方が良いと思う。
最初から当て馬されているから関係者はやる気なさげ
もっとさーカナダはもり立てるようにすべきだよね。
まぁ無理なんじゃないですかね
3文書改定後期待してた防衛装備品輸出の緩和は結局公明の顔色を窺いながら政府と与党間でボール投げ合うばかりで先送り先送り、秋頃には具体化〜とか言ってるけどホントかよっていう状況
官民一体となって勝ちに行こうとしてる韓国とは競うステージにすら立ててないと思う
どうせ当て馬だよ。韓国一択でしょ。
言うてもコレ日本側は売る気全く無いでしょ? 🙄…
まあこんな記事がある時点でね。
つ カナダ海軍の次期潜水艦調達、バブコック・カナダとハンファオーシャンが手を組む
日本側がやる気を出したらガチ目の奇跡では?
そもそも韓国をご指名済みじゃなかったっけ・・・?
そもそも日本側の潜水艦建造能力に輸出用の余力はあるのでしょうか。
とは言え、入札に挑戦して経験を積んで欲しいとは思います。
個人的にはどちらが採用されるかというより自動化率の一文が気になりますね
たいげい型ってそんなに自動化が進んでいないのでしょうか?潜水艦の乗員は通常の艦艇よりも適性が厳しいと聞きますし少子化や艦艇数の増加のためにも自動化は避けては通れない課題
確かそうりゅう型に比べれば五名増えてる筈ですがダメコンや一人当たりの仕事の負担の問題もありますし……どうなんでしょうかね?
まず間違いなく自動化の進捗は遅いと思います。
先日のインドの記事にもありましたが独218型の乗組員はたいげい型の2/3の規模にも関わらず1/2の乗組員しかいません。
そもそも海上自衛隊は体質として保守的なので自動化技術の採用が他国より遅れているのは仕方ありません。
島山安昌浩級(バッチ1)の乗員数はたいげい型より少ない50名ですね(たいげい型は約70名)。
島山安昌浩級(バッチ2)はたいげい型より大型ですが乗員数は50名のままですので、島山安昌浩級はたいげい型より自動化率が高いと思います。
212と、214型潜水艦は二交代制
日本の潜水艦は三交代制
長い航海したいか短期で良いかとか各組織で求めること違うからね
カナダは三交代制のほう求めてるとか見たけどどうだろ
自動化はやって良い奴と悪い奴があるからダメコンとか自動化した結果リスク増やすなら選択肢としてどうなのって感じはする。
今より環境が整っていない昔にやった潜水艦はあったけどトータルの信頼性は微妙、航海中はメンテフリー前提でいざという時にだけ出航するので稼働率も・・・とか言われていた気もする。装填装置が故障すれば手動対応無理だしマンパワーが少ないから何か致命的なことが起きれば艦を簡単に捨てるような考え方してるんじゃないかと思うんだが。後継だと行きすぎた自動化部分は是正された気はする。
交代勤務経験しているけど自動化したけど頻発するエラー解除や補充で人が付く必要がある設備だって有るし、人が少なければ解決に時間が掛かるエラー発生して対応する時点で予定が破綻して残業確定。単艦運用も多い潜水艦で信頼性が落ちるなら複数艦で対応しますなら何のための省力化なのか・・・。何事もバランスだし信頼性を高められるか自動化部分はいざと言う時に切り捨てられる部分なのか、運用は近海なのか遠洋なのかでも変わると思うし正解は一つじゃない。
韓国の勝利に10000ペリカ
作戦乗組員あたりのトン数で考えると
218型,2000t,9人,一人当たり約10t
大鯨型,3000t,23人,一人当たり約1.6t
KSSⅢ,3300t,16人,一人当たり約2t
我が国の潜水艦が如何にマンパワー依存の昭和脳で運用されているかが分かりましょう
性能はピカイチと喧伝されていますが、それは競技会(カタログスペック)での話であって実際に使用する他国には負担が重い兵器に思えますな
本当に優秀、なのでしょうか?
正直な話そこで同じ条件で比較した場合問題無いレベルで行けるなら何かヤバい物を捨ててると思うがね。実際、韓・独・日の潜水艦乗るなり内部の実情知った上で無駄と切り捨てるなら分かるけど、そんなわけでもないんでしょ?
そこまで省力化出来るならドイツや韓国の大手製造業の現場なんて絶滅レベルになっていると思うが、そうなっているのかな。
自レスのつもりでしたが、誤レスしてしまいました
誠に申し訳ありません
「島山安昌浩級潜水艦はニーズを満たしている」
で、ハンファとバブコックが手を組んだので終わり!だと思っていたんだが違うのか。建造ではなく購入するとは言ってはいたが、将来的には建造したいだろうし。
入札を行ったという既成事実が欲しいのかね。もしくは日本とカナダで話はしてるけど表に出せないのか。
そもそも、幾ら相手がG7の一員であるカナダであっても、日本政府が最新鋭のたいげい型を輸出するとは思えないんですけど?
今回の報道は多分、韓国メディアによる「日本への挑発」に過ぎないんじゃないかと思います
自国の防衛戦略の根幹をなす兵器については
売ってはいけないと思います。
今回は売り先は米国の隣のカナダなんで流石に前回の親中にブレる事もあるオーストラリアよりは機密保持はマシかと思いますがそれでも日本の防衛戦略の根幹である潜水艦を輸出すべきではないと思います。
F-22をアメリカがどこにも輸出しなかったのと同じ話です。
もっとはっきりと分かりやすく言えば、米ロ中が絶対儲かる事が保証されてる核兵器を他国に販売しない理由と同じです。
輸出で儲かる以上のものを失うリスクがあるからです。
防衛産業は自国が防衛して独立を保ってる事で初めて成立するもので、収支は二の次になります。
収支の為に自国の防衛を脅かして自国の存立にリスクがかかるような取引でするのは本末転倒なんです。
単純な収支計算を忘れて「輸出実績」という目先の言葉に踊らされて本末転倒な事をしだす事を心配しています。
比較して良いのかは判りませんが。
昔のアルファ型潜水艦は、もう50年前のことですが、水中排水量3,100tで乗員は32名でした。
そうりゅう型は、水中4,200tで乗員は65名とあります。これはどう評価するべきでしょうか。
アルファ型は、自動化が進んでいるという評価だったと思います。
カナダ海軍の潜水艦ですが、素人の考えですが、いつ原潜に変更されるか(笑)楽しみです。
冬の北極海で通常潜は難しいと思いますので。
カナダの北極海側には不凍港はないですし、バンクーバー近辺からは距離がありすぎます。
通常潜ならば、頑張って、ベーリング海峡やGIUKギャップをパトロールかなと思います。
アルファ級は小型高速を追求した結果なので。用途は水中版Mig-31と思ってください。排水量はロサンゼルスやシーウルフの半分にも届きません。
ロサンゼルス、シーウルフ、バージニア級ともに乗組員は130名前後ですが、これは士官と下士官合わせた人数です。ソ連の潜水艦はアメリカの原潜より運用人数は少ない傾向にありますが、アルファ級は全員が士官という贅沢な仕様になっていたようです(退廃的ブルジョワ志向)。
まあ何が言いたいかと言うと、他任務かつ外洋作戦型の西側潜水艦と迎撃専門のアルファ級は比べるにはジャンル違いかなと。
少し乱暴な計算ですが、水中排水量を乗員数で割ってみると。
日本:はるしお級(42.7)、おやしお級(50.0)、
そうりゅう級(64.6)
米国:ロサンゼルス級(54.6)、シーウルフ級(69.8)、
ヴァージニア級(58.2)
ロシア:アルファ級(96.9)、シエラI級(157.4)、
アクラI級(166.0)、ヤーセン級(153.3)ですね。
自動化は、日本は米国に追い付いた程度で、
ロシアは一段進んでいると言う認識で良いのかな、と考えます。
韓国的に日本に勝ったとうい実績は国際的にも国内的にも欲しいですからね。
無理やり対抗馬に引きずり出された感が否めないですね。
日本は艦艇や航空機について売りたいのは伝わってきますが、潜水艦って売りたいですかね?
たいげい型が自動化率が比較的低めというのは、やはりダメコン重視という事なのかね。
日本の潜水艦の場合はダメコン重視と言う点だけで無く、大洋で長期間の行動も意図している為、行動中に乗員をある程度交代させながら運用する事を考慮しているんじゃないでしょうか
海外の通常動力型潜水艦は割と母国近海で短期間(概ね1~2カ月程度)の行動を基準にして設計している傾向が強く、その辺りの設計思想は日本とは真逆なんです(特に、海外輸出例が多くて韓国も手本としたドイツ製潜水艦は)
ダメコン重視を錦の旗にした、最新自動化技術の採用を避けてる組織体質を自分は感じますな
乗務員の安全故のダメコン重視なら、むしろ自動化を推し進めて乗務員を削減かつ待避区域の強化を進めるはず
乗務員の(大幅)削減なきダメコン重視では、潜水艦の喪失>人命となってしまう
実にロシア的思考ではないか!
前々から日本人の思考体質はロシアにフィットすると思っていたので違和感ないのですがね…
最後の一文が余計だよ
自動化すれば何でもヨシ!
という訳ではなく、事故の時にフェイルセーフとしてマニュアル操作できるかや、自動化できるけど別の理由があったり確実な動作を求めて人数そのままにしたりすることはあります。技術的信頼性が低いから載せないということもありますが。
一例としては米独イスラエルの主力戦車たちですかね。4人乗りで自動装填機能はありません。『余所行き』の際の戦訓や、故障した時の事を考えた結果そうなっています。一長一短ってやつです。
戦車4人説は、走行スタックやら歩兵戦力に包囲されたら、の話であって潜水艦の「被弾したら」とは趣旨が違いましょうタンクで被弾したら耐え信じるか総員待避しかなく待避時に4人制に意味はありません
確かに戦車を例えに出したのは不適切でした。
ロシアのアクラ級原子力潜水艦からヤーセン級になって人員が増えたことなど、ダメコン以外の運用面などを調べてから書くべきでした。
現代の潜水艦のダメコンってどうなんでしょう。
可潜艦と称すべき黎明期の艦船と違って外殻がやられたら圧壊するか浮力が残っていれば浮上して降参ないし救助を待つしかないような。
スクリュー操舵系の損傷なら艦内からはどうしようもない。
最近の我が国の潜水艦はホットベッドとか魚雷と一緒に寝るなんてのはさすがに改善されているんでしょうかね。
韓国は輸出自体は成功しているものの、海軍関係はそこまで実績は無かったと思うところなので海軍関係は特別強みがあるとも言い切れない部分はあるのかなと思います。
日本の本気度はフィリピンのレーダーを輸出する際も結構ひっそりと決まった一方でインドへの飛行艇輸出が立ち消えになった事もあるので、メディア露出で判断するのは危険かなと。
個人的に本気度はともかく成就する可能性は低いですよね。という意見になります。
他の方が言うように枷があったり、ノウハウがないのは交渉上不利ですから。
一方で、カナダは長期的な兵器運用をしがちな印象があるので、ものを獲得できたら軍事的協力関係を強められるのは良い事だと思います。カナダはG7かつ、NATO加盟国で、アメリカの防空体制を担う国ですからここと強い協力関係ができたら理想ではありますね。
何れにしても、カナダの運用の注文次第で流れが変わるかもしれませんね。
日本の潜水艦の建造・修理能力の多くが国内1箇所 神戸地域に依存なので
有事の際にここを攻撃されると、日本の潜水艦の継続的な運用能力や補給
修理能力を失ってしまう可能性があると考えます。
カナダの太平洋側に日本製の潜水艦への修理や補給できる拠点があると
長期的な継戦能力維持が高まると考えるので、
日本政府は長期的な戦略展望の上、思い切った決断をしてほしいです。
正直カナダ海軍の潜水艦運用自体に不安しかねぇ…
カナダ海軍て何を相手にしてて潜水艦にしても何にどう使うつもりなんでしょう。
日本の潜水艦は長期待ち伏せが主体だと思うんですけど運用に合うのでしょうか。
帰港や人員交代のスケジュール感なんかも違ってきそうな。
韓国の潜水艦はなんとなく格闘戦(?)を求めてるような雰囲気があって、まさに攻撃型潜水艦って感じですよね。
中緯度の浅海での運用が主体だから、冷水や温度差は苦手としてそうですけど、構造や部材はなんとかなるのでしょうか。
日本だったらできると言ったものはできるのでしょうけど、韓国だと作ったんだから文句言うなってなりそうな。
カナダはどちらかと言えば友邦なのでどっちであれちゃんと運用できててほしいのですが。
現行制度上ですが、防衛装備品・技術の海外移転には原則として次の制約があります。
①;対象国との間に「防衛装備品・技術移転協定」が締結されている。
②;移転を許可する装備品は「防衛装備移転三原則運用指針」に記載する5類型及び武器以外に限定する。
③;①に基づく共同研究・開発による場合は5類型以外の装備品及び武器も可とする。
カナダは現状①に該当しません。潜水艦は②に該当しません。
カナダ政府は、海軍の運用要求に適した潜水艦を購入するとしていますので、将来的に①が成っても、本件は③に該当しない可能性がある。
現状のままでは、政府はカナダの要請に応えることはできないと考えます。少なくとも①の締結及び②の改定が必用かと。
カナダ政府も韓国政府もそれを承知していないはずはないと思います。結論は元から決まっているのでは。
売り物に出していない日本の潜水艦を技術移転付きで売るなんて到底無理な話でしょう。
日本は名前を挙げられただけで当て馬だったのかしらと思っていたら、ちゃっかり造船所の見学には来ていたんですね。韓国はKSS-3のバッチ1からVLSを除去したものをそのまま出すのかと思いきや、輸出用モデルに型番まで振っていて気合の入り方が伝わってきますね。前も書いた気がしますが、そうりゅう/たいげい型とKSS-3は同クラスながら違う部分もかなりある潜水艦です。最大の特徴はVLS兵装の有無ですが輸出仕様ではオミットされそうなのでこれはいいとして、満載排水量と乗員数で顕著な差が出ている点は意外と入札に響いてくるような気がします(もちろん、本文にあるように提案の差のほうが優位でしょうが)。
総じて言うとKSS-3は外寸こそそうりゅう/たいげいに並ぶのですが、内部の容積や乗員(ダメコンや勤務シフトに直結。省力化技術が高いほうが良いのは間違いないが、少なければ良いということでもない)はそうりゅう/たいげいと比べるとそこまで重視されていないのではないかと思うんです。技術力云々を言う気はないですが、韓国海軍と海自では潜水艦隊に担当させる警備海域や主な作戦領域への到達距離・滞在しなければいけない時間も大きく違っています。その要求が両者の作戦持続力・船体設計に差として出ている可能性はあるでしょう。あとは人員一人あたりに割り振る個人スペースの容積や航海中の福利厚生の規模は組織の文化的な側面もあります。韓国海軍が主力としていたHDW209や214の内部は公開されているものからもかなり狭いことが分かるので、その感覚を維持したまま船体と戦闘能力を拡充していた場合、やはり長時間の作戦への対応は海自側に一日の長があると思います。そこらのノウハウを日本側がどの程度提案し、加海軍がどう評価して、商談に結びつけるか次第じゃないですかね。カナダは最終的には北極海や西海岸のパトロールなんかも視野に入ってるはずで、何にしても航続距離は多いほうが良いはずですからね。
まだ何も決まってないのに勝手な想像で「日本は当て馬だ」と言い張るのって、韓国に受注で負けたときの予防線にしか見えんな。
本当にミリオタは無駄にプライドが高いね。
同じこと思ってたわ。特に韓国が絡むと病的なほど痛々しい。
ここもに来てる時点で自虐にしかなってないじゃん
それ君の勝手な感想でしかないよね
根拠も無いし
今の政権はアメリカに命じられた事以外で武器輸出なんてしませんよ。広島が戦争反対ーって喚きますから
そういう陰謀論と偏見やめなよ
ここの住人全体を馬鹿にしたようなコメントもあるし、前も管理人さんが嘆いてたように日本の装備輸出と韓国絡みのダブルパンチでコメント欄が地獄だ…
>>カナダ海軍の潜水艦調達は韓国と日本の一騎打ちになると予想
本当??
オーストラリアのように交渉国蹴り飛ばしてアメリカ参入してひっくり返した所で、日韓が如き米国によって首都近く軍事駐屯された属国めは文句いえるのかね。
↑を見るにそもそもカナダが売却要件満たしてないんでお帰りください案件じゃあないかなー?
必死こいてこれからむすぶかもしれんが
ホントに必死に日本に武器輸出させないようにしてる一定の勢力がいるな