日本関連

護衛艦いずも、仏空母「シャルル・ド・ゴール」の次は米空母「ロナルド・レーガン」と共同訓練

海上自衛隊のホームページに、平成31年度インド太平洋方面派遣訓練部隊が米空母「ロナルド・レーガン」と共に、南シナ海で訓練を行う様子が公開された。

参考:平成31年度インド太平洋方面派遣訓練部隊(IPD19)

インド太平洋方面派遣訓練部隊、派遣期間中4回目となる日米共同訓練

現在、インド太平洋地域の各国海軍等との共同訓練を実施し、部隊の戦術技量の向上や、各国海軍との連携強化を図る目的で派遣されている平成31年度インド太平洋方面派遣訓練部隊が、6月10日から南シナ海洋上で、米海軍の空母「ロナルド・レーガン」を始めとする部隊と日米共同訓練を行った。

平成31年度インド太平洋方面派遣訓練部隊には、海上自衛隊の第1護衛隊群、第1護衛隊から護衛艦「いずも」、「むらさめ」、第5護衛隊から「あけぼの」(6月からの派遣)の3隻が派遣され、4月30日に横須賀を出港して以来、シンガポール、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、フィリピンに寄港し、各国の海軍と訓練を通じた交流を行っている。

5月には、空母「シャルル・ド・ゴール」を擁するフランス海軍とインド洋の洋上で共同訓練を行った。

この共同訓練は、フランス海軍士官兼探検家だったラ・ペルーズ伯、ジャン=フランソワ・ド・ガローに因んで「La Perouse(ラ・ペルーズ)」と名付けられ、海上自衛隊を含む4ヶ国(日仏豪米)の海軍艦艇による艦隊航海、実弾訓練、相互通信、捜索救助などが実施された。

さらに、6月10日から12日と、19日から20日の2回に分け、南シナ海の洋上で、米海軍の空母「ロナルド・レーガン」と日米共同訓練が行われた。

その様子が、海上自衛隊のホームページで公開された。

出典:海上自衛隊

護衛艦「あけぼの」に着艦する米海軍のSH-60シーホーク

出典:海上自衛隊

護衛艦「あけぼの」で給油を受ける米海軍のSH-60シーホーク

出典:海上自衛隊

海上自衛隊のSH-60Kから撮影された護衛艦「いずも」と、空母「ロナルド・レーガン」

出典:海上自衛隊

空母「ロナルド・レーガン」に着艦した海上自衛隊のSH-60K

出典:海上自衛隊

護衛艦「いずも」の飛行甲板から見た、空母「ロナルド・レーガン」

出典:海上自衛隊

海上自衛隊最大の大きさを誇る護衛艦「いずも」(満水排水量26,000トン)も、10万トンを超える空母「ロナルド・レーガン」の前では、非常に小さく見える。

出典:海上自衛隊

空母「ロナルド・レーガン」と、護衛艦「あけぼの」。

残念ながら、空母「ロナルド・レーガン」に搭載された固定翼機は今回の演習に参加しておらず、主に艦隊航行や、相互通信、捜索救助程度の訓練内容のようだ。

日米共同訓練とは関係はないが、非常に面白い写真もホームページにアップされている。

出典:海上自衛隊

??????

出典:海上自衛隊

赤道門???

出典:海上自衛隊

これは所謂、赤道祭と呼ばれるもので、船乗りが初めて赤道を超える際、行われる一緒の通過儀礼。

帝国海軍時代にも行われていた、伝統行事とも言える。

船乗りは、赤道を超えることで初めて「一人前の船乗り」として認められるというもので、赤道超えの船乗りは『亀の甲羅(Shellbacks)』『ネプチューンの息子(Sons of Neptune)』と呼ばれ、逆に赤道を越えていない船乗りは「オタマジャクシ(Pollywogs)」と呼ばれる。

但し、この概念は大型帆船で、外洋に乗り出した時代の名残だ。

当時、帆船で赤道付近を通過するというのは、スコール発生地帯でもあり、赤道特有の無風地帯を突破するということで、帆船でこれを成し遂げた船乗りを称える意味があった。

それに比べて現在の赤道祭は、一種のレクリエーション的側面が強いが、この伝統は、世界中の海軍で行われ続けている。

 

※アイキャッチ画像の出典:海上自衛隊

英国、時代遅れの戦車「チャレンジャー2」のアップグレード2年延期前のページ

大胆な新デザイン!海自向け「次世代潜水艦コンセプトモデル」に海外も注目次のページ

関連記事

  1. 日本関連

    台湾有事に備え日米が共同作戦計画の草案を策定、南西諸島に米海兵隊のHIMARSが展開か

    台湾有事に備えるため日本と米国は共同作戦の草案を作成したと共同通信が2…

  2. 日本関連

    防衛装備庁、航空自衛隊の練習機T-7とT-4の後継機検討に必要な情報を募集

    防衛装備庁は今月19日、航空自衛隊の初等練習機T-7と中等練習機T-4…

  3. 日本関連

    中国とロシアによる日本1周ツアーの意図、米国が南シナ海や黒海でやって来たことの意趣返し

    中国とロシアは今月23日、両国の艦艇10隻が共同で今月17日から哨戒訓…

  4. 日本関連

    防衛省、来年度から攻撃型ドローンの運用に向けた検討に着手

    産経新聞は30日、防衛省が来年度から攻撃型ドローンの運用に向けた本格的…

  5. 日本関連

    英国主導のテンペスト参加に傾く日本へ圧力? 日本の次期戦闘機「F-3」を巡る米英の戦い

    米メディアは、日本が英国が主導する「テンペスト」プログラム参加に傾いて…

  6. 日本関連

    米史上2番目の武器取引額、約2.5兆円にのぼる日本向けF-35販売を承認

    米国務省が231億1,000万ドルにのぼる日本向けのF-35販売を承認…

コメント

    • 匿名
    • 2019年 7月 05日

    なんだよ、俺一生オタマジャクシのままかよ

    • 匿名
    • 2019年 7月 06日

    パヤオの漫画にあった「なに! あの赤い線が見えねぇのか」「うっすらと…見えるような…気がします」なんてやりとりは実際にあったんだろうか

    • 匿名
    • 2019年 12月 18日

    「ロナルド・レーガンのまえではいずもは小舟ですねぇ

    自衛隊員も でっけぇー! って思っただろうなぁ

    1
  1. この記事へのトラックバックはありません。

ポチって応援してくれると頑張れます!

にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ

最近の記事

関連コンテンツ

  1. 日本関連

    着実にレベルアップを果たす日本の対潜哨戒機P-1、2020年度から「能力向上型」…
  2. 欧州関連

    再掲載|導入自体が間違い?タイフーンを導入したオーストリアの後悔
  3. 日本関連

    国産防衛装備品の海外輸出が実現!フィリピンが日本製警戒管制レーダー「J/FPS-…
  4. インド太平洋関連

    日米からのオファーがない? 韓国空軍、日本のF-35整備拠点利用を否定
  5. 米国関連

    本当に笑えない、米空母ジェラルド・R・フォードを苦しめるエレベーターの呪い
PAGE TOP