オーストラリアの原潜導入を受けて自民党総裁候補も日本の原潜導入に言及して注目を集めているが、果たして日本の原潜導入における課題と問題点は?
日本が原潜を導入するなら独特な潜水艦運用にもメスを入れ、敵基地攻撃能力の行使条件緩和に関する議論も必要
多様な意見の下で議論が行われるのは非常に健全だと思うが、管理人的にはオーストラリアが攻撃型原潜(以下原潜と表記)を導入したから日本も導入すべきだというのは些か短絡的すぎると思っている。
オーストラリアが通常動力(AIP機関+ディーゼル)のアタック級潜水艦調達を中止して原潜導入に方針を転換したのは戦略上の要件の変化=つまり安全保障上の脅威に十分な抑止力を備えるには西側諸国と中国が対立する地域(南シナ海)に対して軍事的に関与できる能力が必要で、豪海軍の潜水艦基地がある西オーストラリア州バースと南シナ海は直線距離でも4,500km以上あるため長距離移動のスピードに優れる原潜の方が変化した戦略上の要件によりフィットしたのだろう。
モリスン豪首相は今後10年間で約2,700億豪ドル/約20兆円を国防分野に投資する新たな方針を今年3月に発表したが、この中で彼が最も強調したのは長距離攻撃ミサイルや極超音速兵器分野への投資(最大100億豪ドル/約8,000億円を投資予定)で、これはオーストラリアの安全保障上におけるリスクが明確に中国=想定戦場が南シナ海や台湾海峡に変更されたことを意味しており、この戦略上の変化が米英の利害と一致したため両国から支援を受けて原潜導入に至ったという訳だ。
関連記事:オーストラリア、今後20年間でミサイルや誘導兵器の開発・調達に8.4兆円を投資
では日本も原潜保有に動くのが正しいのだろうか?
これは日本の安全保障政策がどこまでの地域をカバーするのか?=実際に武力を行使する範囲で変わって来る問題なので、まずはここを議論して「日本に必要な装備類は何なのか」を見極める必要がある。
自民党の総裁選に立候補している高市早苗氏を貶める訳ではないが、彼女は日本の原潜保有について「今後の国際環境で最悪のリスクを考えると少し長距離に対応できるものはあってもいいのではないかと思う」という認識を示したものの「少し長距離」とはどこを指しているのか不明で、仮にインド洋や南シナ海を指していたとしても水中におけるハンターキラー(対潜水艦)能力に特化した日本の潜水艦の行動範囲や連続作戦期間を延長する目的で原潜を導入するなら導入効果が低い。
専守防衛に徹して日本の領海や領土を不当に犯そうとする敵潜水艦や敵水上艦艇への攻撃に特化している日本の潜水艦運用(※)は世界的に見ると非常に特殊で、多くの国では通常動力の潜水艦にも隠密性を活かし多様な任務(対地攻撃ミサイルによる沿岸地域のターゲットに対する攻撃能力、射程距離が長い巡航ミサイルによる重要施設への攻撃能力、特殊部隊による沿岸地域での作戦支援、無人航空機や無人水中艇を使用した偵察など)に対応できる能力を求める傾向が強く、これが原潜になれば任務の多様性は完全に標準要求だと思っていいだろう。
※補足:日本の潜水艦運用が特殊なのは憲法や専守防衛といった要素の上に成り立つ安全保障政策が独特だからであり、海自の能力や日本の技術に問題があって運用が制限を受けている訳ではない。さらに言えば有事の際の反撃(攻撃)は米軍が担当するという棲み分けもあるため海自がそういった能力を保有する必要なかったというのが真実だろう。
なぜ潜水艦に敵潜水艦や敵水上艦艇への攻撃以外の任務も行わせようとするのかは費用対効果の問題と潜水艦の特性に関係する。
水中を潜航して行動することが出来る潜水艦は単独運用が可能だが、同じ任務を水上艦で行うと敵に発見される可能性が高いため護衛や支援のための戦力が必要=ミッションパッケージが大規模になる水上艦よりも潜水艦に多様な任務を行わせる方が費用対効果が高く、水上艦よりも隠密性に優れ潜水艦や水上艦艇への攻撃任務以外にも対応した潜水艦の存在は警戒する側の負担が大きい=心理的抑止の効果が高いという意味だ。
つまり長距離に対応という点にのみ注視して議論しても独特な日本の潜水艦運用にもメスを入れないと折角の原潜の長所が活かしきれず、さらに言えばオーストラリアのように原潜+巡航ミサイルの組み合わせを導入しても敵基地攻撃能力の行使条件(弾道ミサイルの発射基地などから日本へ向けた攻撃の兆候が観測され他にこれを阻止する手段がない場合にのみ必要最小限度の範囲で行使可能)が厳しいため、この辺りの問題を同時に議論して解決策を見つけなければ原潜を導入しただけで終わるかもしれない。
現状で日本が原潜を保有するには自前で開発するしか方法がなく米国の支援は期待できない
仮に全ての問題を議論してクリアしたとしても日本が原潜を導入するには幾つか課題がある。
英国のウォレス国防相は「オーストラリアの原潜導入を支援する枠組み(AUKUS)はファイブアイズの信頼関係に基づいているためフランス抜きで話が進められた、もし他の同盟国=非ファイブアイズ国が原潜導入の支援を求めてきても同じような支援は行われないだろう」と発言しているため、この原則が変更されない限り日本は原潜導入を全て自前で行わなければならず、勿論原潜の運用ノウハウや米海軍の原潜をリースしてもらうことも不可能だ。
日本はオーストラリアと異なり国内に原子力産業、原子力関係の技術者、核燃料の再処理技術、潜水艦建造の経験を確保しているので自前で原潜を建造することは不可能ではないと思うが、潜水艦に搭載可能な原子炉や原潜本体を1から開発する必要があり、通常動力の潜水艦と異なる原潜の運用方法についても独自に確立して運用要員を訓練しなければならないため国産原潜の運用体制がいつ整うのかは見通せない。
さらに米国製の巡航ミサイル「トマホーク」の水上艦艇発射タイプは輸出実績がなく潜水艦発射タイプは英国のみに輸出が許可されており、今回オーストラリアはAUKUSの協定に基づき水上艦艇発射タイプと潜水艦発射タイプの両方を導入するため、ファイブアイズ構成国でもAUKUSのメンバーでもない日本は水中発射に対応(日本がコールドローチンの技術を確保しているのかは不明)した垂直発射装置や巡航ミサイル(魚雷発射管タイプで可)も自前で用意する必要がある。
勿論、米国が日本の原潜導入支援を容認すれば技術やノウハウの問題は一気に解消され国産原潜の運用体制が整う期間も相当短くなろうだろうが、ウォレス国防相が主張した原則が維持されるなら米国の支援を期待しても無駄だ。
しかしインド太平洋地域を取り巻く環境はダイナミックに変動しているため今後も原則が絶対に維持されるという保証はどこにもなく、少し意地悪な言い方をすれば中国の脅威が高まれば高まるほど日本の原潜導入支援に米国が動く可能性は高いのかもしれない。
まぁ、どちらにしても日本が原潜を導入して効果的な抑止力を得るには安全保障政策の見直し、独特な日本の潜水艦運用に多様性を取り入れ最低でも巡航ミサイルの運用能力ぐらいは必要になると管理人は思っており、今後の原潜導入に関する活発な議論に期待している。
余談だがある著名人が「自民党総裁候補の潜水艦に対する知識が古い」とSNS上で批判したとポータルサイトのニュースで紹介されているのだが、流石にこれはどうなのだろうか?
古いなあ。ハイブリッド潜水艦は赤外線での探知もされにくく音もモーターモードだとほとんどしないので原潜よりも優位なのに
河野・高市氏、原潜保有「検討を」 岸田・野田氏は慎重: 日本経済新聞 https://t.co/U8wijg2csQ
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) September 26, 2021
参考:堀江貴文氏が自民党総裁選候補の潜水艦知識にダメ出し「古いなあ」
潜航中の原潜も通常動力の潜水艦も赤外線センサーで検出するのはほぼ不可能(聞いたことがない)で、原子炉で作られた電気を使用する原潜もAIP機関もしくはバッテリーから取り出した電力を使用する通常動力の潜水艦もモーターで推進力を得ているので何を言いたいのか良くわからない。
恐らく後者は原子炉の問題で原潜は通常動力の潜水艦よりも総合的に静粛性が劣ると言いたいのだろうが、そこは水中速度や連続作戦時間とのトレードオフなので言っても仕方ない部分だ。
これも多様な意見の一つと言えばそれまでだが、うーん、、、、日本にも国内外の国防関係や防衛産業に関するニュースを専門で扱うディフェンスメディアができればいいのに(愚痴)
関連記事:最低10年以上の時間が必要、オーストラリアの原潜導入や国内建造が簡単ではない理由
関連記事:G7の裏で進められた豪州の原潜導入、フランスが外された理由はファイブアイズ参加国でないため
※アイキャッチ画像の出典:Public Domain
原潜導入はコストや世論の問題ばかりが議論になるけど、当の海自にとっても政治の側からいきなり保有しろと言われても明確なドクトリンがない以上手に余るって言うのは当然といえば当然だよね
しかも予算倍増してくれないとそもそも定数維持できるかどうかも危ういし、作戦が長期間になることは確実だから乗員の離職率(と離婚率)も考えないといけないし
色々検討課題が多すぎて大変
このコメントはコメ主ではなく管理人への返信と、個人的な原潜保有の妥当性について。
「潜航中の原潜も通常動力の潜水艦も赤外線センサーで検出するのはほぼ不可能」と言うのは「遠赤外線」を使用した海面温度捜索を曲解した間違い。ホリエモンも通常動力モーター駆動時は赤外線センサー云々と書いてるが、当人も十分に理解してないと思われる。
原潜も通常型もAIPも排熱処理に冷却水の放出を継続している。潜航中でも周辺温度が上昇しそれが海面にまで到達する。この海面に表出した特異な温度帯は「赤外線センサー類」での検知が可能。対潜哨戒機や無人機の同センサーによって潜航中でも存在が発覚し易い。
原潜保有について個人的に原潜と通常型の速度・航続距離等は言及しない。原潜保有に関し、フクイチの件で停滞気味の日本原子力研究を活性化させる為にも必要だと認識している。そして長射程兵器の普及により「領空・領海」外からの確証破壊能力が向上。これに対する即応性やミサイルの大型化等の観点から通常型では限界が来る。
小型原子力潜水艇の様な実験機開発から始め、同時並行で小型原子炉や冷却系の運用データを蓄積。低濃縮燃料等の開発も並行しながら、潜水艦搭載型の弾道ミサイル等を研究開発するのが妥当。参加企業を計画毎に分離すれば5年程度で運用可能だと思う。
>これも多様な意見の一つと言えばそれまでだが、うーん、、、、日本にも国内外の国防関係や防衛産業に関するニュースを専門で扱うディフェンスメディアができればいいのに(愚痴)
管理人がこんな事言うなんて珍しい。
たしかにジェーンズ・ディフェンス日本版みたいなのがあったらいいなぁ。
ここのページは個人ブログに近いとはいえ、最新の軍事関連情報が集まるので、いつも勉強になっております。
とはいえ、専門の記者が複数人いて、防衛省や各自衛隊、官邸の記者クラブにアクセスできる日本語専門メディアがあっても良いのでしょう。ヤフーなんかで出てきて人脈があるという自称専門家は、イデオロギーが先行する人たちが多いですからね•••。もっとフラットに書けたら良い記事になるのに。
無防備同然の潜水艦基地を先にどうにかしてくれ。
確かに、あれは酷いね。
基地の外の公道に止めたトラックから迫撃砲で撃ち込めば、簡単に停泊中の潜水艦を破壊できる。
自衛隊が、いかに実戦を想定していないのかわかる話だ。
木主じゃないけど、そういうゲリラまがいの嫌がらせ対策の話じゃなくて
初撃の巡航ミサイルとかでのダメージを減らすためにバンカー的なものを整備しろって話じゃ?
両方とも込みの話だろ。
巡航ミサイルの攻撃を防げるようなバンカーなら迫撃砲なんて余裕で跳ね返される
わざわざ迫撃砲で撃たれたら、なんて例えを出す必要がない
そこの揚げ足取り必要ある?
cep数十mの間接射撃で潜水艦に当てようと思ったら中隊規模の戦力が必要になりそう
敵地の後方でそのレベルの戦力を整えて組織的に攻撃出来るような精鋭を軽い撹乱程度の攻撃に投入してむざむざ死兵にするほど敵がアホならむしろ助かるレベル
ミサイルを含めた空爆に対処する設備なら必要だろうけどね
迫撃砲を扱えるレベルの兵隊でいいんだから、精鋭を使わないだろう。
そもそも、ゲリラ戦は、北朝鮮が得意とするところなんだから、大量にいる特殊部隊が侵入して来る可能性は十分にあると思うぞ。
日本への侵入だって、海岸の警備がザルなんだから難なくできるだろうし。
中隊で火力を少なくとも数分維持できる迫撃砲と弾薬を敵地のど真ん中で集積して、周辺住民の通報で反撃を食らうまでの間に可及的速やかに展開して攻撃できるのがその辺の一般兵に務まるわけないじゃん
世界各国で例外なく空挺が精鋭で構成されてるのって、敵地の後方で組織的な作戦を展開するのがそんだけ難しいからでしょ
その上さらに潜入しての攻撃ってエリート以外には無理
参考までに81㎜迫撃砲が2㎞の位置から攻撃したときのCEPは50~100mな
1隻に当たるまで一体何発撃てばいいやら
そして81㎜のHE弾が潜水艦に当たったとしてどれほどの効果があるか
そんな博打みたいな作戦を展開する暇があるなら、同じ値段で巡航ミサイル作ってぶっ放した方がはるかにいい
北朝鮮軍の巡航ミサイルの保有数や命中精度は知らんけど、貴重と思われる巡航ミサイルを停泊している潜水艦に向けて何発も打てないと思うよ。それより重要目標に向けて撃つだろうし。
どこから2kmとか数分維持なんて数字が出てくんの?
まあ迫撃砲、なんて時代錯誤な例を出した木主にも非があるけど。
迫撃砲は、あくまで象徴であって、それだけ簡易な手段で攻撃できる(防備されていない)ということを、言いたかったんじゃないか。
簡易な手段が全く簡易じゃないという話な
それでも可能性が無いとはもちろん言わないけど、それよりもっと先に対策するところがあるだろ
で終わり
ここで見たのか覚えてないけど
迫撃砲弾吊るして真上から落とすドローンを近所の民家の窓越しに操縦して
用が済んだらさっさと逃げたらいいのでは
潜水艦なんて迫撃砲やロケット砲を一発食らうだけでも当分戦闘に出せなくなるんだから中隊規模なんていらんぞ
そんな命中率クソ悪い兵器じゃまともに当たる距離まで近づけないし、命中を期待するならそれなりの規模の部隊が必要なんだが・・・
ロケット砲なんてクソほど命中率悪いから、対戦車攻撃でも実質肉薄攻撃になるか、遠くから複数発射して運よく当たるのを期待するかになるんだぞ
有名なRPG-7なんて熟練兵で有効射程150mで、実質50m以内じゃないと当たらんレベル
迫撃砲に至っては歩兵支援の面制圧用兵器だからそもそも特定目標を狙うもんでもない
レーザー誘導でもすれば別だけど、結局近距離まで潜入する前提になるからな
平均誤差半径 – Wikipedia
リンク › wiki › 平均誤差半径
平均誤差半径(へいきんごさはんけい、Circular Error Probability、CEP)はミサイルや爆弾などの射弾散布を測る指標であり、広義の命中精度をあらわす用語。
知らない言葉が出てくると知識が増えて嬉しいです。(^_^)
原潜を持つべきかどうかについては、中国が第一列島線を超えて展開する意図と能力を持つか(米軍がそこを守る意図と能力を失うか)次第かなぁとは思うけど
太平洋の広い範囲で的機動艦隊から日本を守りたいなら通常型では厳しいと思うし、そうでないならコスパ悪いしそれより先にミサイルやセンサーになるドローンや衛星の拡充が先じゃ?ってなるし
いくら専守防衛だとしても、通常艦だと定期的に息継ぎしないと
ダメってのは浮上した際のリスクが大きいよな
あとは脊髄反射で憲法9条ガーとか、専守防衛ガーとか
こっちから攻めない限り戦争はおこらないと信じきってる
頭お花畑の左巻き連中の説得の方が大変やな
彼らはノイジーマイノリティ、少数派でしかないので、情勢が悪化した場合は説得は不要、民主的に多数決で決まると思いますが、日本の場合難しいのは平時に非常時を想定して準備を進めることで、これに関しては国民の大半がお花畑と言っても過言でないのは集団的自衛権等での内閣支持率の急低下などで証明されてしまいました。
どうも危機への備えが逆に危機を呼び込むと考えている節があり、確かに軍拡競争につながる面があり完全に間違いではないのですが、相手がこちらを気遣って牙を研ぐのを止めてくれる等という、逆に相手の自主性を全く無視した傲慢な考えはいい加減捨てるべきだと思います。
僕は真面目な軍事系というとこちらのサイトとふたば軍板くらいしか見ない若輩者の素人なのですが、自分から発信できる情報も無いため管理人様、皆様の様々な意見情報をひたすらロムらせていただいております。
前々から少し気になっておったのですが、マスメディアや左翼政党、市民団体に関しては
>>ノイジーマイノリティでしかない
まったくその通りと感じているのですが、かつての昭和の軍事増強=戦前戦中のイメージが強すぎるのか、今の時代になってもかえって保守側からのリベラル側への過大評価と配慮が感じられて仕方ありません。
世代間の相違と言われればそれまでなのですが今現代において、憲法9条はじめとする憲法改正から自衛隊を国軍・防衛軍とし、国防費GDP2%、原潜保有くらいであれば若い世代ならば無条件で「可」とする感覚があります。
選挙において高齢者の意見が最優先されるのは戦後社会においての世代人口、今の生活を築き上げた事実、投票律においても当然かと思われますが、あと○○年経てば時代は変わるからという消極的日和見主義的な見方ではなく、現代を将来を生きる我々若い世代が変えて行かなければと思う次第であります。
長々と書き込みましたが保守政党がこれからの中長期的な支持を見込むのであれば、まずは経済成長を中間層への収入増加に結び付けるのが喫緊の課題としたならば、結果として外交・軍事の成長へと結び付くと思います。
一割の高所得者と無数の低所得者層を増やし危機を煽るような政権であってはならないと思うから
民主主義社会において経済的な成長率が見込まれない社会であれば、軍事予算は増えません。自国を守れないと思うのです。
今の首相選挙に物足りないのは、誰も中長期的な経済成長と中間層の将来について重きを置いて語れない事だと思います。
私には、「9条ガー」などという貴兄のような右派の方がお花畑に見えますよ。
左派運動の激しさは欧米のほうが遥かに強い。それでも他国が着実に軍備を整えられるのは、左派の反対を逃げ口上にせずきちんと説得・妥協点を探す【努力】をしてきたからです。その努力なしに合意が得られるなどと考えている方がお花畑というべきでしょう。
そもそも日本の右派は、国内左派の反対というのを口実にすることで、米国の軍備に安く載せてもらうことに成功し経済発展に集中する戦略だったはずです。
その戦略が通じた時期が終わって「さぁどうしよう?」のまま30年が経過していることをもっと自覚してもらいたい。
原潜導入は魅力的だけどどれほどの数を導入できるのかが問題
今と配備する数が変わらないのなら問題ないのだろうけど攻撃原潜数隻建造ではい終わりじゃ意味があるのかどうか
>どれほどの数を導入できるのかが問題
今の防衛費では、期待できないねぇ。
かといって、例えば防衛費をGDP比2%まで増額するったって、どこから持ってくるんだという問題があって、減額される省庁の抵抗は凄まじいだろうし。
たとえGDP比2%まで増額してもあげた分全てを原潜に注ぎ込まなければ今の運用数と同じ運用数は達成出来ないのでは?
どれだけ金があっても無限に防衛費に吸い込まれていきそう
ざっくり価格が5倍だから、
原潜10隻を調達する費用で、通需要型50隻を調達できる。
核ミサイルなしの前提で
海自の人に聞いたら「通常型50隻ください!!」になると思う。
いま、24隻(練習艦込み)だから、残り26隻分の乗組員(1,820人!)と訓練支援要員や整備士などなどの人件費も考慮してね。
原潜にしても本体の価格比例で周辺費用が必要になるのでは。(廃炉費用とか計画時の勘定に含めるんだろうか)
>廃炉費用とか計画時の勘定に含めるんだろうか
そこは、ほら、ロシア海軍方式で(係留して放置)。
オーストラリアの件はファイブアイズだから特別に提供してもらえるのであって日本じゃ無理ってことは議員さんならわかってるはずだが
日本は国内に原子力技術や潜水艦建造能力があるから、やろうと思えば単独でできないことではないってことでは。
要するに、日本にとって必要かどうかが議論の中心。
多任務対応の潜水艦で相手に警戒負担を強いる(=費用対効果が高い)というのは正論と思う
しかし良くも悪くも米国と一蓮托生な日本の敵対国は既に米潜への対応がデフォな訳で日本が潜水艦を多用途化させる意味は薄い(=費用対効果が低い)のではなかろうか
行動力が高いが費用もかさむ原潜は多用途化がほぼ必然だとするとますます日本の原潜保有に疑問符が付く
あと日本に艦艇用小型原子炉が造れるのかも不明だな。
米ロ中の最新の物はかなり静かだと言うが、それに匹敵する物を日本がいきなり造れるか?
観光地のハーバーランドの目の前に、潜水艦を停泊させるのは何とかならないか
眼福だけど無防備過ぎる
無人島等を要塞化するなりしないと、周辺住民との合意と機密上でも原潜なんかとても運用できるとは思えないですね
>原子炉で作られた電気を使用する原潜も(中略)モーターで推進力を得ているので
?
少なくともアメリカの現有SSNは原子力ターボエレクトリックじゃないでそ?
現有っていうか最初からそうじゃないっけ、と思ってググったら次期SSBNのコロンビア級がターボエレクトリックなのね
米原潜では初期のタリビー とグレナード・P・リプスコム の2隻が原子力ターボエレクトリックでしたが効率面からギアードタービンが主流になり、コロンビア級戦略原潜ではそれ以来の採用なんですね。
その他原子力ターボエレクトリックを採用してる原潜は、全フランス原潜、ロシアのアルファ型、中国の漢型。
コロンビア級の蒸気タービン発電機やモーターは先端技術による高効率のもののようですね。
炎上商売のタレントさんは放置してとw
仮に日本がフランスから原子炉関連の輸入をすると匂わせると、アメリカはどう動くだろうか
さすがにオーストラリア破談の件の繰り返しもできまいから、前言撤回してこちらにすり寄ってくると思うよ
これが政治的かけひきというもんで、アメリカの顔色伺ってばかりでは国防が成り立つはずがない
低濃縮なんて使わないだろうって見切られておしまいじゃない?
いざとなれば本気で輸入しても構わないから
この原発アレルギーの国がそこまで腹をくくってるときに、傍観してるようなアメリカは同盟国と呼べない
だれにでも兵器を売るフランスのほうがましなくらい
日本国内の原子力アレルギーを克服できないだろうからハッタリって思われてやっぱりおしまいじゃない?
対地・対艦ミサイルを運用したいもなら、(トマホークの初期コンセプトのように)魚雷発射管から撃てるコールドローンチ対応のミサイルを配備すれば良い。
日本の艦の魚雷発射管は6連装なので、6発までなら短時間で撃てるし(VLSと違って)海中で再装填もできる。
まあ、これは艦の動力源には関係ないので、原潜の存在意義はブログ主さんの言うとおり、作戦海域の広さ次第ですよね。
南シナ海を重点カバーしたいのなら、呉市よりもはるか南(=沖縄本島)に潜水艦基地を増設したほうがコスト効率に優れるかな。
ホリエモンみたいな門外漢のくせにさも専門家のようにしゃりしゃりとでしゃばるやつは見てて不愉快にもほどがある
碌な知識もないのになんで謙虚になれなのか
こんなやつがインフルエンサーなんだから世も末だ…
ここに原子力の専門家っているのかい(笑)目くそ鼻くそ程度に笑って流そうぜ
ホリエモンはマネーの人だから、たぶん原潜の高いコスト関連に気がついてて煽りをやってるだけだよ
せやな。
ここに投稿している人間は、ほぼ全員が門外漢なんとちゃうか(笑)。
それでも自分の知名度を悪用してあれこれ言ったりしてないだけで天と地の差があるんだよなぁ…
逆に、ここは匿名なのをいいことに、言いたい放題の奴はいるけど。
だから、名前を出している分だけましだと思う。
間違ったことを言ったら、名指しで苦情が来るのを受け止めるだけの覚悟があるのだから。
覚悟があるんじゃなくて苦情言われても何も感じてないだけだと思う(笑)
バツイチで会社を追われ刑務所にまで入った男にはもう失うもんもないしな、図太いよ
確かに距離に関しては管理人さんの言うとおりだとは思いますが、水中速力に関してはどうなのでしょうか?
そうりゅう型のリチウムイオンバッテリー化によって高速を維持できる時間はかなり改善されたそうですが、基本的に相手をするのが原子力潜水艦ですので高速度を維持できるのは魅力的なのではないでしょうか?
もちろん、それ1つを持って原潜を導入すべしとは考えません。
しかし、水上艦や航空機が対艦戦闘を行っているとき原子力潜水艦を捕捉、追尾を行うのも海自潜水艦の役目なので速力は重要な要素でしょう。
全固体電池が実用化されればこういった点も改善も期待してもいいのでしょうか。将来バッテリーの発展がいよいよ待ち遠しいですね
長文失礼しました。
少々バッテリーの容量が改善しようと、やろうと思えば丸一日30kt+で航行できる原潜と1時間も20kt(全速力)で走ったら息切れする通常型では勝負にならんよ
海自の潜水艦は、全速力で走ったら、10分でバッテリーが切れるというのを読んで驚いた記憶があるんだけど、どの雑誌で読んだのか覚えていない(失礼しました)。
仮にバッテリーが発達したとしても、人間の方が持たない
原潜だと真水が作り放題なので、飲み水はもちろんだけれど、シャワーも浴び放題、洗濯もし放題(場合によっては洗濯機も使える)。
通常動力だと、真水の調達が難しく、水の使用制限は避けては通れない
シャワーも浴びれない、洗濯もできないとなったら、何日持つだろうか?ということ
ちなみに、海自では洗濯板は現役ばりばりの装備品
海自の船も、逆浸透膜の造水装置で燃料がある限りは真水が作れるのでは。
作戦可能行動半径が狭くなるしコストも上がってデメリットのほうがでかい
燃料を消費すればできるね
けど、それやれば当然余分に燃料を消費するので…
あと、基本的に潜水中は通常動力を回せないので、真水は作れないよ
原潜は潜水中でもできる
なので、原潜の方が快適と言われる所以
上の話は一応バッテリー性能向上に期待するのは、作戦期間延長ではなく水中速力向上及び維持時間の延長を期待してのコメントでした。
作戦期間は伸びずとも、有事の際、現場への急行や敵艦の追尾に利することになるかと思いコメントしました。
すみません、一つずれていました
もう一個上の話です
話は理解したけど、仮にバッテリーの長容量化できたとしても、人間の方が持たないって意味で意見しました
それと、日本の防衛戦略上と地理上、日本列島周辺は全部細い海峡水路で満たされているので、日本列島~バシー海峡までの各水路封鎖戦術を取るのが合理的。
ここから戦術戦略の変更というか、米国の戦略にともなう変更の要請がない限りは、
基本的に潜水艦にそこまでの追尾能力は求めないんじゃなかな
原潜じゃなくて潜水艦の対地艦ミサイル搭載の議論が優先では?対地能力がないと海外でも売れないし
海自潜水艦はハープーン載せてますよ。対地モードがあるといえ、射程が短いので射程延伸は必要ですけど。
そうでしたか 無学でした 教えていただきありがとうございます
原子力潜水艦を作るとしてもそれを作るためのドックから作らなきゃいけないのかな?
既存のドックで作ろうとすると地元の反対が凄そうな気がする。
やってるのは神戸エリアだけだし、あそこは造船で成り立つ工業地帯
平和団体だの余所者が騒いだからって相手にはせんよ、この造船不況のなかで仕事が来るんだから
ちなみに神戸市の核アレルギーは強いよ。非核宣言を入港する船に求めてるから、米軍さんもほとんどこない。亡くなったけと、元社会党首のおたかさんの地元だからね。良くも悪くも…。
ちょっと漏れてくる任務艦の事を考えると専守防衛に徹して海峡封鎖考えてるかは疑問だよな。近海での運用考えたらとてもじゃないがあんなサイズは要らないと思う。普通に仮想敵の軍港近くでの音紋やシーレーンの海底状況探っていても不思議じゃない。
赤外線に関しては廃熱の話だろうとは思うけど、どれくらい浅ければ探知できるかだよな。海中温度が際立って低いなら探知しやすそうだけど。
いや、日本の防衛戦略上、潜水艦もバシー海峡までは最低でも出張らなきゃいけないので、
航続距離を考えたら、大型化は当然の帰結かと思う
「日本の沿岸」は広くて長い
昔は対ソあたりがメインで宗谷・津軽・対馬だったんだけどな。実際の運用状態は寡聞にして知らないが、時速5ノット以下でずっと潜ったまま充電繰り返しながら航行するとバシーまで恐らく2週間以上なんよな。通常潜が極力隠密行動して展開2週間掛かるって話しなら、深く潜ったままずっと20ノット以上出せる原潜は確かに魅力的には映るだろう。リチウムイオンの性能が言われるほどの能力発揮できるなら展開に要する日数は多分一週間ぐらい。将来的に全固体とかより向上したバッテリが出てくるなら3日で展開できる日が来るかもしれない。
原潜は現在取り得る最高の手だろうがそこに投資するお金を別の事に使って、潜水艦技術向上を図るのも1つの手ではある。
>普通に仮想敵の軍港近くでの音紋やシーレーンの海底状況探っていても不思議じゃない。
元海自の潜水艦艦長の手記に、北朝鮮やウラジオストック沿岸まで行って音文採取をやっていたという記載がありましたよ。
ディフェンスメディアは日本ではまだまだ難しいですね。
日本のメディアは左翼系が基本ですし(入社時にそう教わる)、多くのライター(元自衛官や専門家)も掲載メディアに反日的(自衛隊や国防に対して批判的)に書くように指示されているそうです。まあ、依頼者の希望にある程度沿った記事を書かないと生活できませんから。。
ただ、ネットでの情報はそこまで規制が掛かりにくいかもしれないのが、唯一の希望です。
このブログは数少ない中立で精度の高い情報が掲載されているので、とてもありがたいです。
管理人様にはお体に気を付けて、末永く続けて頂きたいです。
そういう情報ソースのない妄想で長文書くなよ
無駄すぎる
コメ主だが、これは事実。少なくとも毎日、日経ではそう教わる。まあ、批判的に記事を書けってことなんだが、いきすぎて左翼。読売と産経は知らんけど、朝日も多分そうだろう。(あの記事だからね。)
あと、元自衛官の件は、とあるブログで本人になぜ反日的な記事を書くのかとブログ主が質問したら、本人が「出版社からそういいう風に書くように指示があった」と答えた、とあった。まあ、フリーのライターと出版社の力関係から考えて、ちょっと前までは個人ライターが逆らえるわけないわな。
ネット社会になって、健全な(中立な)メディアができてくれればいいな。
ディフェンスメディアはその次の時代だね。
ただその朝日もイデオロギーが絡まなければ、アジア圏の良くも悪くも軍事情報のとくダネも目ざとく探してくるから、メディアとしては優秀なんだろうけどね。イデオロギーが足引っ張って変な記事を書くのが惜しい。
まあ朝日からイデオロギーが抜けたら、そもそもの存在意義がなくなるが。
コメ主です。私は朝日新聞は嫌いだが、実際問題として科学や芸術関係の朝日記事は良い内容書いてるんだよね。でもちょっとでもイデオロギーにかかってくると、いきなり左翼迎合記事になってしまいます。非常に残念。もったいないね。
管理人さんの意見には概ね同意だな。
そもそも日本が防衛政策をよりオフェンシブな方向に転換しないことには原潜も空母も導入なんて土台無理な話だ。
はい、日本には原潜は向かない要らないとか言ってた勢力の一部が手のひらドリルするのが今から目に浮かぶね!
原潜導入は魅力的だが、日本的に見れば通常動力潜を増やすのがいいような気もする、今の倍~1.5倍はあってもいいのでは
仮に原潜を導入するにしても現有のSSKの定数を削減しない前提での保有が前提ですよね。
ゲームみたいに兵器だけ入手して済むなら良いけどね。
乗員どうするの? 現状でも不足しているのに。
2018年のくろしおベトナム寄港しかり、高速航行時間を増幅させるリチウムイオンバッテリー搭載艦の導入しかり、海自潜水艦隊は既に遠海域での作戦能力を獲得しつつあると思う。ただの通常型のみでだ。
今の専守防衛を堅持したままで原潜導入を行ったところで得られる成果は思うより無いと思う…。原潜廃艦時の解体システムの構築や放射能事故の可能性、川崎三菱は潜水艦建造能力を保持できるのか、なにより国民の理解が得られるか等デメリットが多過ぎるように感じる。
原潜作ったらオリンピックで作った国立競技場みたい維持費が毎年数十億かかるのがかわかって、建設賛成してた連中が知らんぷりしてるのと同じことになりそうな予感
内田ドクトリンでしたか、日米での海上での安全保障上の役割分担から考えないと、必要な装備だったりその優先度決められませんよね。
装備費用には限りあるんですから。
日本の周辺は、すべて狭い水路で満たされているからこその通常動力のメリットもあるので、
長躯展開、機動戦術が得意な原潜を保有するメリットがどれだけ大きいのかというと疑問点は尽きない
オーストラリアのように、だだっ広い太平洋、インド洋を連続航行を行って追尾をしなければいけないのと事情も違うし
もちろん、日本の潜水艦もインド洋、太平洋における長躯展開を想定するなら話は別だけれど、
今のところ、海峡警備戦術から変更する空気がない
以前にもここで書き込んだが、今の自衛隊は、人員への給与、戦死に対する補償も雑。
弾薬、燃料、補修部品も十分ではなく、稼働率も低い。
それらを輸送するための輸送隊も無いに等しく、大半を民間に依存している状況
原潜に多額の資金を投入する前に、そちらの充足に資金をつぎ込む方が先。
原潜という正面装備にだけ囚われても、それに積む魚雷と扱う人がいなければ、ただの高価な箱
原子力推進艦の基本的な構造は原発と同じで、2次冷却水として海水が使用されており、この排水温度が周りの海水より高くなる事から、海面温度の赤外線画像に映る可能性がある事を言っているのかもしれませんね。
ただ深海を遊弋するような使用法だと海面に行き着くまでに時間がかかるので海流の影響などを考えると、意味がないでしょう。
一方で海底に沈底した場合は、原子炉の特性上定点で継続的に熱水が排出される為、検出されやすくなるなるとは思います。
海峡の様なチョークポイントに、伏せて警戒するような任務には不向きなのは事実ではないかと思います。
そりゃ核弾頭だろう
通常弾頭じゃ長距離・高速航海出来るというメリットしかないし
まあ守るべき海が世界有数の広さだからそれだけでも他の国よりは原子力にするメリットは大きいだろうけど
戦略的まで行かず戦術的止まりの仕事ならやっぱ通常動力のがコスパ良い
原子力は潜水艦よりむしろ次代の空母に欲しくなるんじゃないか
その頃には流石に電磁カタパルトが当たり前になっているだろうから
そもそも静粛性で在来潜に原潜に劣ると言うのは間違い
人民解放軍の実験艦的原潜の漢級によって出来たデマ
米英原潜は在来潜の中でも高い静粛性を誇る海自潜水艦よりも高い静粛性を持つ
アメリカの原潜の方が海自のやつより静粛性が高くなかったか?
海自の潜水艦最強論なんてそれこそ2000年代で言われただけだろ
海自の元艦長の手記で、リムパックの訓練で、潜航中の海自潜水艦の真横にアメリカ軍の潜水艦が浮上してきて不意を突かれてビックリしたという記事を読んだことがあるけど、ホンマかいな。
(これは、海自潜水艦の探知能力が低かったのかもしれないけど。)
潜航中の潜水艦の横に潜水艦が浮上して驚くというシチュエーションがいまいち理解できんのだが、
海面近くではソナーが有効でない場合もあるのは先日の海自潜水艦事故で知られた通り
水中での音響特性はなかなか奥深いらしい
そもそも静粛性っていうくくりが雑過ぎるのも悪いよね
敵のアクティブソナーからの音を反射しにくい性質、静止時の放射雑音、航行時のスクリュー音、それぞれで話が全く変わってくるし
しかも、静止時の放射雑音も最新型だと必ずしも優位とは言えない(自然循環だけで冷却できる)と言う話もあるし
軍オタにとってすらめんどくささ極まる分野にそれと知らず踏み込んだホリエモンが迂闊
その3つの静粛性なら全部米英原潜の方が優位だけどね
米英原潜はエネルギー効率の悪さを莫大な電力で受け入れる事でキャビテーションを全く発生させない事により航行音を低減させ、原潜の巨体による分厚い遮音区画のおかげで内部騒音を外に漏らさず、同じ巨体による分厚い吸音タイルでアクティブソナーに対する静粛性も高い
原潜が被探知と言う点で在来潜に劣るのは浅海域で機動力が制限され吸音性が高過ぎる為にドデカい無音空間が常時発生してしまう場合だけ
承知してることだろうとは思うけど、くくりがデカいからあえて突っ込んでおくけど
冷却ポンプを止められないロス級に関して言えば沈黙時の放射雑音で不利になるし、推進装置もペラ7枚で通常動力型と変わらないけどな
まあ、それが戦術的に意味があるほどの差になるかは知らんけど
逆に、自衛隊の昔の潜水艦(ゆうしおだっけ?)は五月蠅いことで有名で、世界レベルに追いついたのはおやしおないしそうりゅうからって話を聞いたことあるし主旨としてはもちろん異論無い。
原潜は静粛性よりも緊急時の高速離脱が優先されるから、静粛性は通常動力型潜水艦並みには求められていない。
ただでさえ通常動力型潜水艦よりも大型艦が多い原潜で静粛性を通常動力型潜水艦並みにすると、シーウルフ級みたいに建造費の高騰で数隻で建造終了なんかになってしまうでしょうね。
上でも散々出てるけど通常動力だから原潜より静粛性が高いなんて事は全くない
高速航行中の水中雑音低減なんて米ソ冷戦の時からすでに各国が対策に取り組んできた事じゃん
昔っから通常潜の基本の戦い方として待ち伏せ戦術ってのがあるがこれが誇張、一人歩きして「通常潜は音を出さずに戦えるから原潜より静かだ」っていう勘違いが広がっただけ
これは左翼だから反対してて右翼ならば賛成という簡単な話じゃないから
廃炉問題と戦略戦術の見直し抜きに議論を進めても素人の空論だよ
原潜作るくらいなら、断崖絶壁にトンネル掘り込んだ潜水艦基地でも作れよ
と思うんだが、日本だと地震という問題があるな。
人気のない辺鄙なところに潜水艦基地作ると人材募集に支障きたすし
馬毛島の前進基地としての活用を期待するしかないかな
予算以前に乗る人がいないのでは
海自の基地警備を陸自に任せるって話もあるぐらい
あの手この手で人手を捻出してるんだから
しかもただでさえきつい潜水艦だからさらに乗る人がいない
きつい故に潜水艦乗りは適性(忍耐力、協調性)を見るという記事を読んだことがあります。
昨今では適性面からも要員確保が難しくなっているのかもしれません。
名義乗艦に掛け持ち業務、こんなのが常態化してるのに新しい装備導入!とか馬鹿も休み休みにしてほしい。
導入するしないは別にして、
原潜の方が快適なんで、乗り手の確保は案外楽になるかもしれんがな
少なくとも、風呂は入り放題になる
>日本にも国内外の国防関係や防衛産業に関するニュースを専門で扱うディフェンスメディアができればいいのに(愚痴)
もう日本も戦後の軍事忌避文化を卒業しなきゃならない時期に入ってきたと思いますので、立ち上げるなら今はいいタイミングなのでしょうね。ニーズは確実に増えている気がします。
素人の私からしても、日本に関わる軍事の情報源ってほんとに少なくて。こちらのブログとJSFさんのブログはよくチェックしてますけどね。個人の方くらいしか当てにできるところが存在しないという。
最近、Youtubeでは「オオカミ少佐のニュースチャンネル」を時々見てますね。(せっかちなので1.5倍速~2倍速で見てます)
自衛隊OBだそうですが、話はわかりやすいし体験談が入るので面白いですね。
想像ですが、年齢は40代〜50代(扱ってるネタ的に)、佐官に上がってから退官したと思われます。
例えば最近見たこの回、北朝鮮不審船対処時、臨検の訓練もしたこと無いのに命令を受けて突入待機した話など、迫力あり、切なくもありました。
【元海上自衛隊幹部が語る】その時自衛隊は戦えるか?【精神編】
F-3開発で相当な金使うだろうし潜水艦要員育成もそれなり以上に時間がかかるだろうから導入できて20年後とかでは
オーストラリアよりも、こちらこそアメリカの退役原潜をリースさせて欲しいとこ
韓国は通常潜でありながらSLBM搭載してるのを建造したし、次は原潜建造に動いている。韓国はおそらく本音では核武装を目指していて、でも核武装は表には出さず別の建前を付けてSLBMや原潜を構築しておき、将来いざ核武装するときにすぐに第二撃のシステムを構築できるように前段階の準備をしておいているのだろう。
このやり方は日本も見習うべきだと思う。北朝鮮の核搭載潜の常時監視用とか、なんでもいいから建前をでっち上げて日本も原潜は作っておいた方がいい。その原潜を利用して将来実際に日本が核武装をするかどうかはともかく、選択肢に出来るようにしておいた方がいい。その選択肢を用意しておかずに将来日本が核武装が必要になった時、すぐに用意できるプラットフォームが陸上からのミサイルや航空機からしかないとしたら第二撃ができず、第二撃システムを用意するまでに敵国条項を盾に先制攻撃で潰されるかもしれん。
韓国のSSBと原潜は明らかに対日戦有りきの装備で有って、軍事的な合理性がまるで無いからなあ…(純粋な核戦力と言う面で考えれば、在韓米軍にお任せした方がコストパフォーマンスが遥かに良いはず)
それに、SSB作った時点で核装備は既定方針なのが丸分かり(現状、通常弾頭の弾道弾は脅し以上の威力は無い)
これに対して日本の場合だが、そもそも原子力船むつの原子炉事故以降、潜水艦どころか艦船搭載の原子炉は一切作っていない上、他の方も指摘しているが原潜解体時の処理システム(特に原子炉)が日本国内ではまず設置出来ない状況を考えると、原潜の国内建造なんて土台無理です
それでも、どうしても欲しいなら漫画の「沈黙の艦隊」みたいに、米国から適当な原潜をリースするのが唯一の方策でしょうね(攻撃型原潜のリースなら、インド海軍がロシアから受けた前例がある)
純粋に対日装備かと言われると微妙な気がするけど
もっと広く、周辺国(日中ついでに露)への限定報復くらいの意図じゃないかなと
要は、いざとなれば日本に使ってやるぜって意気込む親中派といざとなれば中国に使ってやるぜっていう親米派の同床異夢の産物というか
空母建造やイージス艦の増強、揚陸艦も同様の構図で
通常潜も今後はSLBMや巡航ミサイルの装備が当たり前になってもおかしくはないんだよな
現にA-26の大型コンセプトでもVLS装備は想定されているしアタック級でも装備される予定だった
島山安晶浩級の技術的アプローチは決して明後日の方向に向いてるわけではない
AIPの進化やバッテリー技術の発展は今後も続くだろうから確実に生きの目はある兵器だと思う
日本はどう見ても本音では核武装を目指してはいるでしょ
経済的な合理性を無視しても宇宙開発は続けているし、同じく原発は継続しているし、潜水艦の技術も高水準を保ってる
国内世論も国際世論も日本の核武装など100%認めないが、世界が有事になれば即座に準備できる実力は持っている
日本にないのは危機的な状況、タイミングだろう
そんなもん無い方が良いに決まってるが
自分は原子力潜水艦にかかる金次第だなぁ
潜水艦部隊の隻数の維持は必要だと持っているので予算が圧迫されて維持できないなら反対
そりゃあ同じ値段で原潜を調達できるなら原潜のほうが長期作戦にむいてるしいいのはいいんだが
フクイチ以降は商用原発ですら絶許状態なのに
原潜なんて夢のまた夢だろ
原潜できたらできたでかなり有効に海自なら使い倒すと思う
VLSも三菱かな?あるし中身は現状水中発射型ではないから浮上していいなら既に、この先原潜と同時に開発したりそれなりの対空対地対艦ミサイルを積むとまあまあのブラフ以上の抑止力にはなるはず 別にたいげい型艦を廃止するわけじゃないし
あさぐm…いや、なんでもない
価格も維持費も5倍、さらに巡航ミサイルの価格と維持費が必要
4隻用意するだけで、通常型動力潜水艦を全廃しなきゃいけないレベル
イギリス海軍みたいになるって事
核があれば原潜は恐ろしい抑止力になるが対水上艦や対潜水艦だけで持つと、数的に弱くなる
いい事は、日本の潜水艦がインド洋まで出かけて政治的なプレゼンスになる事
そんな事の為に日本の保有する潜水艦が4隻になっていいかな?
大陸と戦争になれば制空権が後退し水上・水中艦は列島から大きく太平洋側に後退を強いられる。第二列島線まで中露の哨戒機が進出してくるので、南西諸島や東シナ海等での潜水艦運用は絶望的。核兵器未搭載な通常型では水上戦力の補助や海上航路防衛が限界。米原潜も西太平洋で自由に活動できる範囲が限られてしまう。
潜水艦戦力を保持し防衛戦略に組み込みたいなら遠方で長期活動可能な原潜が必須。イギリスの場合周辺に仮想敵が無く通常型の出番が無いから原潜数隻で事足りる。核戦力や空母運用も含めてあの金額で運用できるのが不思議だが、日本だと通常型が40隻以上あっても制海権防衛を達成できるか怪しい。
日米海上・航空戦力が大陸勢と拮抗するにはミサイルの長射程化と総排水量増大。そして無人索敵網の配備が必須だが、どのみち金も時間もかかるので原潜に交代させた方が合理的。現状の通常型と比較しても運用環境下での性能と費用は十分に釣り合う。どうせ今までどうり旧式から退役していくので、途中改修等考慮する必要は無い。潜水艦数を半分にしてでも原潜を導入するべき。
思うんだけどさ、日本で通常潜ごときで待ち伏せドクトリンなんて根本から間違ってるんじゃないの?
日本はアホみたいに海岸線が広いし領海も同じくアホみたいに広いのに対して潜水艦はたったの22隻ぽっち
しかも長距離速度性能はあまりよろしくない通常潜で22隻ぽっちでこの広い大海原のどこを通ってくるかもわからない状況の中で待ち伏せってドクトリンは前提からしていろいろとおかしくない?
会敵しない可能性の方がよっぽど高いだろ
海自潜水艦は広大な海岸線と領海全てを守ってるてわけじゃないですし、例えば中国の艦隊や潜水艦がワープして関東沖に突如出現できるわけでもないです。
広大な海域に潜水艦で探知網やピケットラインを作るわけではありません。
海自の潜水艦は、基本的にチョークポイントと呼ばれる水路や海峡で待ち伏せするのが主ですよ。
なので、大洋を動き回って敵を探していることはないでしょう。
海は広いから、原潜保有したとしてもすべてをカバーできないと思う。
通常型潜水艦は、相手にその海域に存在してるって思わせるだけで強力な抑止力になる。
だから、専守防衛的には非常に優秀。
たったの22隻というけどアメリカや中国ですら50~70隻程度だぞ
活動範囲と運用形態(太平洋を縦横無尽に動いたり、空母打撃群の随伴といった任務はない)からして現状では通常型で足りてる
*将来的に空母も就航するわけだけど基本的な<戦時の>活動範囲は日本の領海内だから数の多い通常型潜水艦による面の確保のほうが有効かなと素人考えでは思ってる
技術的にはなんとかなるだろう
世論は総裁候補が公言出来るところまでは来た
ただ乗組員と維持費どうするんだ?
一番の問題は人と金
>自民党の総裁選に立候補している高市早苗氏を貶める訳ではないが、
あらら,何故,我が国の原潜保有論について高市早苗候補の名前をわざわざ挙げて批判するのだろうか?
本文でも書かれている通り,長期間の潜航が可能で敵による所在捕捉と対処を困難にする点から対地攻撃という用途に関して原潜は通常動力潜とは比較にならないほど適している.
そして高市氏は敵基地攻撃能力を持つべきだという主張をしているので,彼女の原潜保有論は敵基地攻撃能力を保有すべしという主張と整合している.
原潜保有論で名前を挙げて批判すべきは河野太郎候補のほうだ.彼は原潜保有を主張する一方で,敵基地攻撃能力は持つべきでないと主張している.
河野氏の原潜保有論と敵基地攻撃能力保有反対論の2つの主張こそ相矛盾しており,「河野氏が保有すべきと言ってる原潜はどんな用途に使うつもりなのか?」と名指しで批判すべき代物だ.
高市さんも河野さんも申し訳ないけど机上の空論というか妄想状態でしょ。
発言の威勢はいいけど元陸幕長の火箱さんが指摘しているように運用維持さえギリギリな人員不足などの深刻な問題には無視決め込んでるんだもん、無能にも程がある。
人手不足等は防衛費の増加で対処するよ。どのみち定年・年金支給年齢の引き上げや所得税等の増税で社会保障費用を賄う。消費税増税も有り得るので防衛費1%なんて概念は非核三原則と一緒に数年の内に消滅するだろうな。
既に第二次冷戦に突入しアメリカの抑止力低下も顕在化。防衛政策を丸投げする相手が無くなり自主防衛を迫られる。来年の今頃は共同防衛云々より防衛費をGDP比何%で足りるかの議論を展開している最中だよ。
議論は良いことだけど、ただでさえ少ない政治力を使うなら、使い道から議論する原潜より改憲や通常戦力強化に政治力使ってほしい気もする。現有で足りない予算・装備・人員は山のように積もってるのだし…
前のコメントに書きそびれたので追加.
日本が原潜を保有する最大の障害は同盟国であるアメリカだろう.
法律まで新たに作ってF-22の対日輸出を不可能にした件やF-3開発への干渉でもわかる通り,いざという時に日本を制圧・屈服させるのに障害となる装備を日本が保有するのをアメリカは認めない.言い換えれば,本当の意味での日本の軍事的独立を許さず,日本の国防の根幹=日本の生殺与奪の権をアメリカが握っておく,これが戦後アメリカの対日基本政策だ.
行動範囲が広く所在の特定が極めて困難な原潜は(射程の長い)弾道ミサイルや核兵器と共に「いざという時に日本を制圧するのに障害となり得る(つまりアメリカに矛先が向けられると無傷で叩き潰すのが困難な)兵器」の一つであるからだ.
ということで,日本が原潜保有に舵を切っても,アメリカ(のみならずアメリカの日本以外の全同盟国)の協力は絶対に得られないし,核兵器生産にも繋がる可能性のある高濃縮ウランの生産や保有も決して認めない(アメリカの反対を押し切って高濃縮ウラン生産をやろうとすればアメリカへの輸出禁止や日本企業の在米資産凍結などの経済制裁を喰らうだろう).
だからせいぜい原発用の低濃縮ウランしか使えないことになる.それでもフランスが日本に原潜技術を供与してくれるかは非常に怪しい.(フランスから見れば日本よりもアメリカとの関係のほうが遥かに重要なのは明らかだからだ)
まあそんな余裕もアメリカにはなくなっている気もしますがね。アメリカの敵はアメリカ、じゃないがあと2~30年くらいしたら内紛でガッタガタになって、国家が溶解してんじゃないかという気もする。そうすると今の韓国みたいに、日本も押さえつけるよりも敵に回させない事を優先せざる終えなくなるわけで。
F3なんて、F2のときに比べたら随分アメリカも譲歩したなと思うが。まあこれはこれからか。
たぶんF-2の書き間違い
いや,F-2でなくて今回のF-3開発だよ.
>F-3開発への干渉
具体的に何かあったっけ?
長年アメリカのいいなりになって、武器を買ってお金を出して媚売ってきたのに、いざとなるとアングロ白人優先だからオーストラリアよりも格下扱いされる
これを恥辱と感じないで何の日本人だよ
日本の場合武器の購入は膨大な貿易赤字の減少という側面があるので、武器を買ったから格上格下という判断基準自体ナンセンスでは。
最後は国を維持し、さらに利益を得られるかどうかが重要であって、ちっぽけなプライドになんの価値があるんだ?
9.11、最近の中国の強大化でアメリカの対日感情はかなり変わったみたいよ
そういった対日感情の変化が10年前なら笑い話でしかなかった空母の保持すら認めるようになったんだから
そうかなあ?逆に経済力の低下で、実際に現地に汗を流した日本企業以外の存在感が下がったって話は一杯聞くけど。実際に日系のアメリカでの感情が好転してるなら、中韓系にあんな工作させてもいい程度とアメリカも思わないだろうし。
結局は経済力=国力な訳で、軽武装経済発展とか戦後30年ぐらいで捨てておいた方が良かったと思いますよ
国民感情はともかく米軍の対日観の大本はWW2の枢軸国ってところ(アメリカに対して再び牙をむかないよう首輪をつける)からスタートしてるからイメージにハンデがあるのは覚悟しないといけないし、それをとやかく言っても仕方ない
9・11当日、米政府があらゆるルートで日本大使館に聞いてきた質問: リンク
>伊藤氏は「9・11を契機に、日本に対する米国の信頼が深まったことは間違いない」と語る。
>伊藤氏がワシントンに着任した1990年代末には、米軍内にはまだ、在日米海軍司令部などに「日本再軍備」の危険性を唱える人が残っていた。海上自衛隊は2001年に特別警備隊(特警隊)を発足させた。1999年に能登半島で起きた北朝鮮不審船事件を契機に、近接戦闘などを念頭に置いた部隊だった。しかし、当時の在日米海軍のなかに「海自がシールズ(特殊精鋭部隊)を作ろうとしている」として警戒や反対の声を上げた幹部がいたという。
>また、ある米海軍省の幹部は、当時海自が進めていた、船首から船尾までつながる全通甲板型護衛艦の建造に反対した。9・11を契機に、米軍内でのこうした声は確実に小さくなり、全通甲板のヘリコプター搭載護衛艦建造を応援するようになっていったという。
「なにかなー」とちょっと思った。
すぐに、「K国がJ国に対して言っていることと同じ」だと気づいた。
(実は、J国はK国を恐れている。だからJ国は意地悪しているのだ。etc・・・)
アメリカは、日本をそこまで恐れていないと思うし、信用はしていると思う。
プルトニウム保有を認めているし、F-35の整備拠点もおいている。
核兵器もそうだけど実際に持ってなくても「持っているかも知れない」って思わせることは結構有効だったりする
だから原潜も「実は秘密裏で既に…」みたいな噂話はしておくのが良い
中国ロシア北朝鮮(&韓国)も噂がある以上無視はできんし
金もかからないから日本も楽
重要なのは技術的金銭的な裏付けがあることなので日本はハッタリがかませる数少ない西側諸国だったりする
まともな先進国は色んな条約や規制があってそんな手段とれません。
ましてや軍事も経済も他国に依存しまくりなこの国にそんなもの不可能だろ。
素人じゃないんだから、自国の諜報機関が裏付けを取ろうとするでしょ。
だから、「日本の原潜保有は、噂でした」と判断すれば無視できる。
交渉の場など、瞬発的判断力が必要なところでは、ハッタリも効果があるけれど、そうでなければ時間をかけて調べればバレるもの。
原潜に限らず新たに導入するにしてもハード面(技術)の議論はされてもソフト面(人材)のリソース確保については何故か全く議論されないのよな、今の日本。
いずも型がいい例で人手不足なのに見切り発車で導入、結局しわ寄せが基地業務隊なんかにきて解決の目処もたってない。
舞鶴なんて定員の6割強でなんとか維持してるのにどうするんだか。
重大な課題ですね、過去の戦史をみるに、やもすれば兵器のみで性能で勝敗が決するような短絡的な誤解も生まれますが、事実は勝利する側には必ず優れたマンパワーが存在してます
維持整備で兵器の性能を発揮させ、ときにはダメージコントロールする兵士の人間力、現代でも人の力を抜きに戦争はできないのに、その人手が足りてない
原潜と敵基地攻撃はセットでないと抑止力にもならない気がする。
南鳥島どころか、小笠原を防衛しなければならないとなれば
原潜というのもありかもしれませんね
オージーなんて、まさに侵略されかねないので
大きく舵を切ったのでしょうから
記事にある通り
>オーストラリアの安全保障上におけるリスクが明確に中国=想定戦場が南シナ海や台湾海峡に変更された
のが原潜保有を決断した理由でしょ。オーストラリアの仮想敵が明確に中国になったてことかと。
原潜は核・SLBMがセットでないと意味をなさない
人と金を費やして攻撃型原潜は要らないとは思います。ただ、これからセットでやったとしても結実より有事の方が先だろうなあと
核保有すれば抑止力になるというのは早計だと思います。
現に、核保有国間(インド⇔中国・パキスタン)で、国境紛争で軍事衝突が起きています。
核戦争に備える(戦略原潜)前に、より生起率の高い国境での軍事衝突に備える(攻撃型原潜)べきだと思います。
原潜所有ならウォータージェット推進の方が重要かと思いますよ、核不拡散条約の解釈を変更して原子炉は核兵器では無いということになりオーストラリアはイギリスから艦艇用原子炉を輸出してもらえる事になった話(艦艇はアメリカ)から来ているので現状やれても「原子炉は手に入れられる」だけです、トライデントもトマホークもイギリス以外は輸入出来無い状態なので、SLBMは無理ですよ、今なら最初はフランスからいずも級の護衛潜水艦として原潜導入出来るかな?みたいな話ですけど、アメリカの次期ミサイル原潜の見積もり価格(武器無し状態)が7600億円~7800億円位なので、防衛費5兆円位増やさないと無理かと。
戦略戦術上いかに正しかろうが、そうりゅうの接触事故からわかるように運用に問題を抱えてるんだから、原潜を所有する資格はないんじゃない?
じゃあ世界中ダメじゃん笑
通常動力型でSLBMだのの区画が無いくせに、やたらでかい潜水艦使ってたのが
日本とオーストラリアくらいだったのは、まあそういうことよ。
この国の潜水艦に課せられている任務単体で見れば「素直に」攻撃型原潜使うのが
適してるだろうけど、海軍・ひいては国全体の戦力バランスを考えたときに、
一点豪華主義にならないか注意が必要。高い買い物になるだけにね。
コメントが150を超えている
韓国ネタ以外でこんなに議論が活発になるとは
速力が段違いに速いのが原潜、見つかっても追尾・攻撃さえされる前に消えていく。魚雷打ってチョロっと逃げるだけの潜水艦とは訳がちがう。
日本は、真剣に原子力潜水艦の導入検討を始めるべきだろう。
原発を稼働していて、原潜をそうできない理由はない。
韓国は、(いろいろな含みで)米韓同盟が自国を護り切れないと判断して、
原潜やSLBMの開発に舵を切っている。
閑話休題。
この数日間で、”たいげい”が公試運転を始め、二番艦”はくげい”が進水した。