MENA地域における防衛市場の分析を行うTactical Reportは24日、エジプト軍需生産省と日本の防衛省がC-2輸送機の調達について協議中だと報じている。
参考:Egypt: KHI, and C-2 aircraft
参考:Morocco, Hyundai Rotem, and K2 MBT
Tactical Reportの報道が真実ならエジプト空軍の拡張需要に日本がC-2を提案しているという意味だろう
川崎重工業が開発したC-2輸送機は米国製のC-17とC-130の中間に位置する戦術輸送機で、海外市場ではエアバスのA400M(約1.5億ドル)やエンブラエルのC-390(約6,000万ドル)と競合関係にあるが、調達コストが高額(215億円=A400Mとほぼ同価格帯)な点と海外採用の実績がない点がネックとなり、輸送機導入の候補に加えられることは本当に稀だ。
現時点でC-2導入を検討しているのはアラブ首長国連邦(UAE)だけで、2021年11月に開催されたドバイ航空ショーに参加した防衛省や川崎重工の関係者は「UAEとの事前協議(恐らくC-2に関すること)が実を結びつつある」とジェーンズの取材に明かしたが、海外のディフェンスメディアも現地メディアもC-2のUAE輸出に関して何も報じておらず、航空ショーから6ヶ月以上が経過しても続報は全く伝わってこない。
そんな中でMENA地域における防衛市場の分析を行うTactical Reportは24日、エジプト軍需生産省と日本の防衛省がC-2輸送機の調達について協議中だと報じている。
これ以上の情報は無いので何とも言えないがエジプト空軍は輸送機戦力の近代化と拡張を進めており、今年1月にC-130Jの追加導入契約(12機発注で累計保有数は21機になる予定)を締結したばかりで、エジプト空軍がどこまで輸送機戦力を拡張させるのか未知数だが、Tactical Reportの報道が真実なら拡張需要に日本がC-2を提案しているという意味だろう。
Tactical Reportは防衛市場の動向を伝える有料の業界紙なので「報じられる内容は全て水面下での動き=正式交渉に入る前の予備交渉段階」と解釈すべきで、当然報じられる内容の全てが正式交渉に辿り着く訳では無いが、C-2輸出に関する久々の情報なので注目するしかない。
因みにTactical Reportは「モロッコが現代ロテムとK2調達に関する交渉を開始する予定で、現代ロテムはモロッコ向けのカスタムバージョンと現地生産を提供できる準備が出来ている」とも報じている。
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※アイキャッチ画像の出典:航空自衛隊
ウクライナ関係で結構飛び回ってるからそれが良いセールスになったんかな
売れたら良いけどまぁ無理よねぇ
高くて性能は未知数てんじゃ普通は買わない
協議中というより、UAE案件の時と同じく日本側が一方的に売り込んでいるだけの話だろう
当然、日本製兵器は性能が低く値段も高いので、輸出の可能性は限りなく低い
実績が足らないのは事実だけど性能はA400Mと比べてもいい勝負だし価格もA400Mと同程度だよな
出まかせを言うのは良くないぞ
性能が上でも価格がA400Mと同等ならA400Mの方を採用する可能性が高いと思いますけどね。
ライセンス生産・機体だけの導入どちらでも複数国が運用しており開発・製造拠点が近いA400Mの方がサポートを受けやすいですし。
ただ既に同じターボプロップ機であるC130を導入しているのにA400Mを採用するの?とは思いますけどね。
それならジェット機であるC-390やC-2の方が可能性はあると思います。
まあこの手の中型輸送機は性能も価格も横並びになって実績を作ったもん勝ちになりがちだからな
だからこそ商機が少しでもあれば積極的に売り込みに行く姿勢が大事だろうね
C-2がA400Mといい勝負だと思っているのは日本人だけ
C-2の現実は、戦術輸送機なのにまともな不整地運用すら想定していない
しかもユーザーが日本だけの、信頼性が低く得体の知れないモノなんざ買える訳がない
その唯一のユーザーである日本ですら調達数が2度に渡って削減されているという事実
対してA400Mは当然不整地運用でき、各国が採用している為、信頼性も高い
不整地運用能力はUAE向けの実証試験で証明されたよな
あと空自のC-2調達数削減とC-2の性能に関係はないよな
まあ日本sageしか頭にない輩にはそんなことどうでもいいのかもしれんが
>不整地運用能力はUAE向けの実証試験で証明されたよな
たった数回のみで、しかも底部をコーティングした状態のC-2が不整地運用能力を持っていると実証されたと?
日本が他国に同じことを要請して、これで実証されましたよって言われたら、納得すると?
おは清谷。
UAEの人を招いてUAEから要請されたテストに合格したらOKと考えて良いのでは。
もし詳しいのでしたらA-400Mなど他国の輸送機がどのようなテストをして不整地運用能力ありと見做されるのか教えていただけないでしょうか。
UAEの人を招いてテストに合格(笑)
なお輸出に失敗し売れる見込みはゼロの模様
この様に結果が全てを表しているのに、テストに合格だとかOKだとか、どういう思考回路なんだろう
テストについて貴方に聞かれたから答えただけでは?残念ながらそのセリフは返答にはなりませんよ。明確な返答が頂けない場合は肯定したと受け取ってよろしいですね?
煽りしかできない無能は黙ってろ。無意味なコメントすんな。
テストに合格したのは事実だし、軍需品の契約なんて時間がかかることもある。
売れる見込みゼロとか根拠のないおまえの願望じゃんw
銀色シートのライニングは跳ねた小石等による損傷状況を把握し易くするためですよ。
未舗装滑走路で離着陸した外板下部がC-130やA400Mは無傷でC-2は傷だらけだとでも?
C2が試験したのは砂利道ではあるが、滑走路横の平らな場所
完全な不整地運用能力とは言わない
A400Mが何度も試験しているのは「本物の不整地での離着陸」
UAEも日本側の小細工に呆れてしまい、輸出案件が失敗に終わったという事がよく分かる
不整地って一般的には半準備滑走路(地上の兵員による整地や転圧などを行った状態)のことでまさにあの砂利道みたいなものを指すんだぞ
まさかそこら辺の凸凹道を「不整地」だと思ってないよな?そんなものA400Mでも無理やぞ
え?
海岸で実証試験やってたよ?
海岸や原っぱなどへの各種強行着陸動画を見たのなら進路上から石などの自然物が取り除かれてきれいに整備されており、またタイヤが地面にほとんどめり込まないよう整えられていたことも見て取れると思いますが
世界中どこを探しても起伏の大きい不整地に着陸できる固定翼機はありませんよ
というのも基本中の基本ではありますが航空機の構造上、起伏があると接地時の足まわりの過重が一気に大きくなり航空機の強度では耐えられませんし、仮に装甲車みたいに闇雲に強度を上げようとも今度は重くて飛べず、それをクリアできたとしても主翼の対地角度が安定せずバランスを崩して事故につながります
ハドソン川の奇跡を安定して連続何万回と起こすことができる航空機を作ることのほうが圧倒的にハードルが低い(流体の水は下駄である程度対処できるものの固形の地面の凹凸を切り裂ける足回りは現代技術では製造不可能)と言えばその難易度がわかりますでしょうか
C-130の強行着陸を実現できる程度の不整地着陸性能は求められていると思いますよ。
A400Mはその後継機として調達されているし、実証試験もやっています。
少なくとも、C-2にはそこまでの試験はされてない、あくまでも滑走路に着陸しただけなので、まだまだ実証も足りていないことも事実です。
国内試験では土地の問題で難しいところなので、海外、それこそUAEや今回話題に上がったエジプトでとかで試験して、実績を積み上げる他ないでしょうね
このサイトを見ればわかるようにC-130の強行離着陸の訓練で使用されている不整地も地面を押し固め、目に見えるサイズの石などを取り除き、肉眼では平に見えるぐらいに滑走路として整えられたものであり、これさえもC-130にとって過酷な環境と評されているぐらいですよ
もしかして装甲車など陸上兵器が想定する不整地と航空機が想定する不整地を混同し、滑走路じゃない所でも離着陸できると勘違いされていませんか?
リンク
イギリス軍がアフガンで救出作戦を実行したのをお忘れですか?
あまり嘘を書き込むのは関心しませんよ
2021年8月のC-130Jによるものを言っているのでしたら、あれは救出対象であるSASが事前に着陸可能な場所を調査・準備した上で行われたものですよ
当たり前のことですがそういったことをせず着陸ポイントに尖った石があってパンクでもしようものなら、下手すれば着陸事故を起こしたり離陸不可能になりますからね
その理屈ですと過去に一度NASA敷地内にある草地の堤防に着陸し、そのあと離陸した実績のあるボーイング737はC-130以上の軍用輸送機として使えることになりますね
(タカ航空110便緊急着陸事故)
リンク
地上要員がガッツリ整備してるね
これがエアバスが想定する「不整地」だけどC-2で想定された不整地と対して変わらないように見えるね
C-130については、アフガンの荒れ地にて、実際の作戦に使用されました。
その後継機としてA400Mはあります。
その動画以外にも、砂漠を想定した海岸線における着陸実証による防塵性能の実証もされています。
残念ながら、日本にはこれだけの試験を行える環境がないので、できるできない以前の問題です。
試験をやれない以上、どうやっても実績が足りないため、
実績を重ねるためには、海外での試験を行う他ないでしょう。
それこそ、エジプトやUAEといった売り込み先で試験をする気概が必要になってくるかと。
つまりC-130やA-400MとおなじPembrey Sands Air Weapons Rangeでの試験に合格すれば良いと。
今更ですが、今後はどこで試験したとかどんなニュースで書かれていたみたいなことを書いてくれれば助かります。そうすればこんなに枝を伸ばさなくて済むので。
まあ自分で調べた方が勉強にはなるんですがね。
最後とかただの妄想垂れ流しで草
不整地運用のテストは合格しているし輸出がどうなるかは未定というのがれっきとした事実なんだが?
不整地は不整地でも、「不整地滑走路」だけどね
本当の不整地での運用は、A400Mのように実証はされてない。
C-130が不整地に強硬着陸をして救出作戦を実行したようなことを、いまのC-2ができるかの実証はされていないので、不整地の実証でもA400Mの後塵を拝していることもまた事実
私が知る限りA400MもC-2同様に不整地に強硬着陸をして救出作戦を実行したようなこと無かったと思いますが、samoさんは同等以上の実績を知っておられるようですので教えていただけないでしょうか?
なんかKYTN難癖を真に受けたようなコメントだけどC-2の不整地運用試験なら2年前にやってるぞ
ググればすぐ砂煙を上げながら離着陸してるC-2の映像が出てくる
あとA-400Mの不整地運用能力なるものは舗装してないだけでガチガチに固めて整地した地面に空荷で降りられる程度の話で全然実用的なものじゃないぞ
C-2は輸送機としては速度が速く、民間航空路を飛ばすのにA400Mよりも制限が少ないと言う利点があります。
まあ、そこを重要視しないなら採用は遠ざかりそうですが。
大柄で積載量もありつつ、実は相当に小回りが効くっていう、単純な性能をどこまでアピールできるかと、
最大のデメリットである価格とアフターサポートをどこまで本気で対策できるかにもかかっていると思う。
価格に関しては、日本での調達価格よりも下げるぐらいの損を許容するぐらいはやんないと
不整地運用能力があることは証明済みだがまさかそんなことも知らない?
日本製は信頼が高いのは常識だし、実績のない韓国K2ですら買われてるんだから君の言ってることは根拠なし。
管理人さん、お願いです。煽りや侮辱で荒らすことを繰り返しているこの「匿名」をbanしてください。こいつの一連の行為は悪質だと思います。
性能は当局者でない限り何とも言えないが、オプションの多さはA400Mに軍配があがると言わざるを得ないでしょ。
誰もオプションの話はしてないんだけど
論点をズラしてまでC-2を叩きたいんだね
日本への憎悪と軽侮は、もう止められないのだろうな…。
こういう書き込みを見るにつけ、結局、韓国は日本の敵として対処するしか無いのだなあ、とため息が出る。
韓国は、もう日本の味方にはならない。(これは韓国の諸氏も同意する所だろう。)
外交失敗のツケは、いずれ安全保障面で払わねばならないのだろう。厄介だなあ…。
知能が低くプライドだけは高い「匿名」くん、また意味のない嘘による日本下げか?
日本製は性能が高い。世界の常識。Made in Japanと言えば高品質の代名詞。
C2の価格上昇は、CF6-80C2エンジンの価格上昇(量産終了)に大きな比重があるので、エンジンの変更を強く推し進めるべきですね。
具体的にはKC46と同じPW4062かA330 MRTTで使えるTrent 772Bなどを候補にすべきでしょう。
PW4062であれば国内の運用的にも切り替えやすいはずなのですが。
PW4062とTrent 700は新規需要が乏しくCF6と同世代なので、せっかくならGEnxやTrent1000など次世代のエンジンに変更してほしいですね。
GEnxやTrent1000は性能の向上が大きく、また国内企業の参画比率も高いので国内への還流に繋がります。
まぁ、その変更費用が高く付けば元も子もないですが。
せめて生産数が増えてくれれば。
日英共同開発とかの理由でBAEやロールスロイスに協力を仰げたら・・・とも思いましたが、A-400Mにも関わっているイギリスはどんな判断するんでしょうね。どっち採用されても損しないとなればむしろ乗り気になってくれるんでしょうか。
よほどの高性能か実績がないとビジネスにはつながらない
やはり企業と日本政府と一体になり、エジプトに対してどういう包括的取引ができるか、そこに尽きる
正直、国内調達ですら危ぶまれているC-2がエジプトに売れるとは思えません。
A400Mとの性能比較云々よりも根本的な問題があります。
しかし、C-2自体が売れることよりもこう言った移転に関する実践経験を積み、諸外国のニーズを把握することが大切でしょう。
身を結びつつあるなどと誤魔化すよりも、そう言った面と真摯に向き合うことが大切です。
まぁ発表しないだけで、彼らが一番理解しているとは思いますが。
問題は日本製兵器がプルーフされてないということ別にしても、輸入品を阻止するために日本独自の仕様になっているからほかの国では結構使い勝手が悪い。
まあ、まずは物を売るより名前を売るほうが先ですかな。
KAWASAKIならバイクでよく知られてるから、東南アジアのほうが受けがいいんじゃない。
A-400では物足りないor調達先を多角化しがちな中東諸国に数機でも納入できれば良いんだが、韓国ほどでなくともパーツや電子機器の換装などで顧客の要望を叶えられる柔軟さが重要になってくるな。
発動機がファンかプロップの違いはあるものの、基本性能以外でA-400Mに勝っている点があるとすれば国際共同開発ではない=交渉相手と面倒が少ないぐらいか。
>国際共同開発ではない=交渉相手と面倒が少ないぐらいか。
日本一国で十分すぎるほど面倒であり、紛争時の信頼性もこれまた皆無ではありませんか?
紛争時の信頼性が無いのは仰る通りで。何せ実戦を経験した武器がIRAが使った日本製AR-18くらいしか思いつかないレベルですからね。
EUにはPESCO(恒常的構造防衛協力)という制度があり、伊藤嘉彦氏の研究レポートによれば
『PESCOの共同開発計画に参加して他国の企業と兵器を共同開発することになれば、計画に参加する各国が輸出に関する決定権を持つ』
ということが書かれており、もしA-400Mがこれに引っかかるとしたら関係国全ての許可を取らねばならないということになります。それよりは(各構成部品の問題はあれど)日本一国と交渉する方がマシかなと思います。
ただ、同レポート内ではユーロファイターは「お互いに輸出の邪魔をしない」覚書が交わされているようなので、A-400もユーロファイターと同じならその限りではありません。開発時期やエアバスがカザフスタンに輸出するくらいなのでPESCOは関係無いかもしれませんが
カザフスタンへの輸出はそれこそドイツ一国の反対でポシャってた様な。解決したんでしたっけ?
今年の1月に輸出を止めると言ってから何も音沙汰は無いようですね。
カザフスタン自体はドネツクとルガンスクの承認を拒否したり、パイプライン絡みでロシアと揉めているようなので、スケジュール通りの2024年とはいかなくとも輸出が再認可される可能性はあるかもしれません。
まあカザフスタンの件が再認可されたとしてもそれは「結果的にカザフスタンが許可を得られた」というだけであって、年単位で遅延した時点で「A-400Mがこれに引っかかるとしたら関係国全ての許可を取らねばならないということになります」を肯定する材料としては十分かと。
C-2は国産機と言いつつも海外製部品の割合もそれなりなので日本単独で済む話じゃないと思う
豊和M1500がウクライナで使用されているとの話が出ています。
リンク
性能だけ見ると決して悪くはないのだがやはり値段がな
C-390が優秀すぎる
単純に当て馬だろ。技術移転あり、独自改修と輸出の自由ありのライセンス生産ならワンチャンあるかも?
A400Mの価格:1.96億ユーロ(ルクセンブルク:2020年納入)
1.68億+0.28億ユーロ(付加価値税)
C-2の売り込みが成功する確率より自衛隊がA400M飛ばす確率の方が高いんじゃね
採用国の多さは正義
日本にはすでにC-2とC-130があるし自衛隊は調達の多角化もしない傾向にある。
なにより日本は国内産業保護のため国産にこだわりがあるからそれはないだろう。
エジプト空軍の輸送機の構成だとC-295やC-130の数はあるから、
古いのを順次置き換えでいいとして、大型機のIl-76の数が全然少ないから、
Il-76自体を増やすか、あるいはA400M、Y-20、C-2って感じで選択肢にはなりそう。
今回の戦争でロシア機の調達性に疑問がついたからロシア機の調達はない
すでにフランカーの調達が消えそうになっている
エジプトはアメリカへの信頼も失っているし装備の第三国化を進めている
韓国の軍事コミュニティでもK2のモロッコ輸出情報について信頼性を疑っていますね。 TacticalReportの情報は間違っていることが多いようです。
こういうのはプッシュが大事ですよね。ダッソーラファールも仏軍採用から長らく輸出が振るわずにセールス失敗機などと言われていましたが、後年になって堰を切ったように売れ始めましたからね。
エアバスの政治力が幅を聞かせている欧州市場が端から厳しいのは分かっていましたし、中東北アフリカ地域に食い込んでくのは長期的に見ても正しい方針なのではと思います。一国でも採用があってサポートオフィスの設置をしてしまえば、そこから距離的に近い国々の採用ハードルも下がりますし。願わくばASEAN地域でも同じくらい突っ込んでいければいいんですが、ここらは防衛産業にテコ入れが入るという三文書改定後の動きに期待ですかね
なんせ今は円安ドル高ですし、1ドル115円が136円な訳ですから、単純計算で15%デイスカウトであれば可能性はあるのでは?ますてやエジプトポンドは通貨切り下げたばかりで、IMF に支援要請した位ですから。
賄賂が無きゃ駄目ですよ!
エジプトは大量に武器を買うけど、どこと対抗するんだろう?
財源もよく分からん。
ナイルのダム問題でエチオピア、リビア問題でトルコ
ありがとうございます。
対立する相手は紀元前からあまり変わらないですね。
売れるかはさておき、運用実績なら今回のウクライナ戦争でC-2がそれなりに活躍しましたからね。
A400M購入条件を良くするための当て馬の様な気はしますけど。
C-3と比較するなら機体規模の違いがありますがC-17とC-390かと。
ターボファンエンジン輸送機は異物吸い込みの可能性が高いわけで、いずれもターボプロップ機よりリスクはあるが急造滑走路での運用も可能という機体です。巡航速度等ターボファンエンジンである利点をより重視して選択した結果と言えます。
C-3は戦術任務では整備された空港密度の高い国内での運用を前提に開発されました。そのためSTOL性能が重視されています。
PKO等海外展開の戦略輸送では整備された飛行場での離発着を想定しています。その関係で開発中に未舗装滑走路での離着陸試験は要求外なので行われませんでした。先の未舗装滑走路離着陸試験はUAEの運用要求を満足することを実証するために行ったものです。
C-2はC-17と同等の航続力と巡航性能を持つ戦略/戦術輸送機です。C-17ではペイロードが過大であり、C-390では航続力と搭載力が不足するという運用計画を持つ軍が存在すればですが、C-2が採用される可能性は十分に有り得ます。ターボファン輸送機としては優秀と言える機体なのですから。
その際には指摘されているような問題点を可能な限り解消する努力が必要なのは言うまでもありません。
タッチミスしてました。「C-3」は「C-2」と読み替えて下さい。
C2の良し悪しとか規約みたいなものはよく知らんのですが、売る姿勢があること少なからずテストを受けて一定の評価を得ていることは良いことだと思うんだけど。
売れるのも良しで、売れない場合の要求スペックも価値があるような。
C-2導入のメリットとして、西側だけど欧米ではない外交的な立ち位置も考慮に入れる必要があると思う。
核査察でもめたけど、イランとも交流があるし、潜在的に西側を嫌っている国もあるだろう。
もちろん、賄賂の誘惑程には影響ないけどね。
上でも出てるけどその場合エンジンが枷になるんだよね。
やっぱりエンジンを選択可能にして、なおかつ代替エンジンの国産開発(ひとまず実証レベルでいい)をすべきだと思うなぁ。エンジン価格の吊り上げ対策にもなるし。
当然開発費は余分に掛かるけどその金と技術は国内に回る。
XF9‐1ベースのターボフラップエンジンが開発できれば、置き換えられそうなんだけどなぁ。
せっかく作ったんだから、利用しない手は無いと思う。
F9-IHI-XX完成させてからいえですな。
何で?
XF9-1をベースに輸送機用の高バイパス比エンジン作るに当たって、その前に戦闘機用のF9を完成させる必要ある?
求められる技術にも性能にもかなりの違いがあるし(例えば輸送機用エンジンにA/Bや9Gへの耐性は要らんどころか邪魔にしかならん)、大型機用高バイパス比エンジンならIHIには既にF7の開発経験がある。
「開発リソース的にF9完成が先だろ」という話なら分かるけど「F9完成させてから言え」には説得力を感じないなぁ。
飛行速度、飛行高度、輸送能力
の全てでC-2を上回る輸送機は知る限り存在しない
需要を掘り起こして、不利・不明瞭な箇所のカバーを積極的に推進して
なんとか販路を広げてほしい
釣りなのかな?
流石に「同クラス以下で」とかの条件をつけずに「輸送能力で上回るモノなし」は過言にも程があるでしょ。
恐らく上記三点全てにおいて上回る輸送機はないと仰っているんではないでしょうか?
事実かどうかは知りませんが。
確かに無理やりそう読めないこともないけど、だとしたら言説そのものに意味がないなぁ…。
「その三点全てでは上回られない」のが大事なら何かしらに極振りした極端な機体にすれば良い訳だけど、そんな輸送機使い物にならんだろうし。
国産無理押しの無駄な高性能な機体は、信頼性、維持費等を重視する輸送機には全く無縁なもの。開発段階から躓きっぱなしで、採用後も改修・改修、維持費の高騰でいつまで使えるかも不透明。まあ、エジプトとしては経済援助のツリ程度にしか考えていない。日本政府も企業も全く売れるとは考えていないだろうし、もし採用とかなったら真っ青になって善後策を考える羽目になる。