MENA地域における防衛市場の分析を行うTactical Reportは28日、軍事関係強化で合意したサウジアラビアと中国が「第6世代戦闘機について協力の可能性を協議している」と報じている。
参考:Saudi Arabia, China and sixth-generation fighter
力の空白が生まれた中東地域で存在感を高める中国、サウジアラビアと第6世代戦闘機について協議か
中国の人民日報は今月27日、中国の魏国防相とサウジアラビアのサルマン国防副大臣がテレビ電話方式で会談を行い「中国軍とサウジアラビア軍の実務的な協力を向上させ二ヶ国間関係をさらに強化することで一致した」と報じていたが、MENA地域における防衛市場の分析を行うTactical Reportは「両国が第6世代戦闘機に関する協力の可能性を協議している」と28日に報じている。
すでにサウジアラビアは中国の支援を受けて無人航空機や弾道ミサイルの開発・製造に乗り出しているが、バイデン大統領が人権を掲げて中東政策と武器輸出ポリシーを変更したためイエメン内戦に使用される兵器については事実上「輸出停止」の措置が講じられており、人権問題や自国の安全保障政策に口を挟まない中国との協力関係をサウジアラビアは強化するつもりなのだろう。
今のところ「両国が第6世代戦闘機に関する協力の可能性を協議している」という以外に情報はないが、両国の軍事分野における協力は「中々外に漏れないことで有名」なので水面下でどのような話が行われているのかは謎に包まれている。
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※アイキャッチ画像の出典:中国中央電視台のスクリーンショット
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共同研究なのか購入契約なのか。それはそれとして中国の第6世代戦闘機…興味あります!
第5世代機の配備を優先するという事で中国の第6世代機研究の話は具体的にはあまり上がって来なかったですが、FC-31の例もありますし水面下で機体やエンジンの開発段階でも不思議はないですよね。あるいは既存のJ-20やJ-31をベースに第6世代機の機能を付与していくポメラ方式だったりするのかな?いずれにしても興味深いです。
中国単独でもやれる事業に、あえてサウジアラビアを巻き込んで関係強化を目論んでますね。
当初はサウジアラビアは資金提供のみ、やがては中国からの技術供与を受けるでしょう
サウジアラビアはアメリカのようにあれこれ条件つけられないで高度な装備と技術を手に入れられ、中国は豊富な資金と原油大国との関係強化というウィンウィン
正義という名目の建前を押しつけて他国をコントロールするアメリカの技法はもはやオワコンです
戦闘機関連で、日本の防衛装備庁が「空戦AIチャレンジ」(リンク)というものを現在開催しています。
これは、戦闘機編隊同士がお互いに目視できない遠方においてレーダーで相手を追尾しつつ、誘導弾を射撃しあう戦闘における空戦行動判断モデル(エージェント)を構築する強化学習コンペです。
賞金総額が100万円で、期限は2/25です。
参加すれば、日本の国防力の向上にも貢献できるので、AIに自信のある人は是非とも参加してみてください!
航空万能論GFに、「空戦AIチャレンジ」が開催されていることを紹介してもらったら、もっと参加者が増えると思うのですが、管理人様どうでしょうか?
韓国の輸出話とドイツdisと中国自慢に忙しくてそれどころじゃないよ
中国を人権問題で叩いているせいで人権問題を抱える友好国が中国と仲良くなるとは皮肉ですね。
国益を考えるなら友好国と中国の人権問題は分けて議論したいんでしょうが、他の国や国内からなんで分けて考えるんだって責められますからそうもいかないのでしょう。
アメリカは冷戦時代は「人権?そんなこと知るか」と言わんばかりに、反共軍事独裁政権を支援していたんですが、そのせいでグアテマラやチリ、イラクなどの国々が酷いことになったので、その反省を踏まえてる・・・つもりなんでしょう。
まあ、今は綺麗事とポピュリズムで自縄自縛した結果、力の空白を作っててんやわんやしていますが、そのうち逆ギレして正義の味方USAが戻ってくると思うので、しばらくは遠目でみていましょう。
そもそも第6世代って何なの?
ミサイルキャリアとしての大型機、ネットワーク化、それを最大限生かす長距離射程ミサイル。
うーん、戦闘機単体では意味をなさないと思うんだけど。
多分、最大限の能力生かそうとすればすべての軍のシステムのネットワーク化が必要になる。
> ミサイルキャリアとしての大型機、ネットワーク化、それを最大限生かす長距離射程ミサイル
お、J-20かな(錯乱
米軍もF-35を相当長期間使う訳だし、ドンガラは改良しながら長く使いそうではある。となると問題はアビオニクスだが、サウジはネットワークも中国規格に準じて行くのかね?
六世代機が形になってくるには時間がかかると思うけど、まさに中国の目論見はそこ、サウジアラビアをネットワークに取り込むことでしょうね。
アメリカとしては何としてもそれは避けたいだろうから、サウジアラビアをめぐり米中の綱引きが激化していく予想
F-35の記事のコメント欄でも言われていたが、開発国が第六世代機だと感じたら第六世代機を名乗れる。
何らかの新要素があることはもちろん前提だけど。例えば、レーザー兵器を搭載したから他の要素がどうあれこれは第六世代機だ!みたいにね。
その丸め方は乱暴過ぎるんじゃないかな。
やっぱり自「他」共にある程度認められてこその〇〇世代機だと思うよ。
「〇〇世代機」は後付けてのカテゴリ分けで事前に定義は決められない、後から「これが〇〇世代機」と定まったらそれが定義だ、って話と
例外的に第5世代機に関しては実質ほぼLMの独占状態だから「LMの提唱する定義」が第5世代機の定義だ、って話が混ざっちゃってるのかも。
「自称〇〇世代機」は完全な揶揄でしょう。
流石に乱暴な定義では?世代違いと言うのは既存の機体では逆立ちしても同等の物を得る事ができない進化したと言える性能の事だと思う。レーザーなんて輸送機レベルやF-16でさえ搭載出来るような流れの中で、それを定義としたらおかしい事になる。
極超音速で内蔵燃料だけで戦闘行動半径5000キロ飛べるステルスとか、高度3万mを普通に飛べるとか、機体が変形するとか(笑)あれば第6と言われても納得しそう。
第1:ジェット化 第2:超音速 第3:マルチ、電波ホーミングM 第4:第3の劇的な改善、電子機器
第5:ステルス
予想>第6:対ステルス戦闘能力、もしくは、ネットワーク能力??
素人です。ご自由に突っ込んでください(笑)。
さしもの中国も第6世代機の開発には財布を気にしなければならないのか、サウジアラビアと手を組む(かもしれない)とは。人権やら脱石油やらでうるさい欧米よりかは、中国に与する方がサウジには得か。
もしかしたらパキスタンやイランなどを巻き込んで、テンペストと似たような開発方式を取るのかも。まあ何にせよ、どういった機体が出てくるか期待しようじゃないか。・・・おや、誰かきttt
パックスアメリカーナの下で調子こいているサウジアラビアだが、中華がアメリカのように派兵してまで地域秩序を守ってくれるかな?
気が付いたら、フーシだけでなく、周辺民族全てから皆殺しにされない様に気を付けようね。
だからそうならない為に肝心な時に武器の輸出を止めるアメリカよりバンバン武器を売ってくれる中国を選んだというだけの事では
そのアメリカは昨年夏にアフガニスタンから撤兵させたじゃないですか。
パックスアメリカーナが崩れつつあって、各地域で独自の「パクス(Pax)」が誕生している状況ですな。
また、サウジアラビアは上海協力機構(SCO)の対話パートナーなので、SCOのメンバー国・オブザーバー国になるかもしれません(SCOは軍事同盟の要素あり)。
熱心にアメポチやってる国ほど取り残される時代が来る
親米だったはずの、トルコもサウジアラビアも独自の判断でどんどん軍拡やってるし、みな生き延びるために自ら考えて選択肢を拡げてる
逆にアメポチやらないと生きられない国って、実は弱小国なんだって晒してるようなもんだよ
我らはこれからどこに連れていかれるのかねえ
もういいよ、そういうのは
gettrのアカウントでやりなさい
そういう現実逃避こそ痛すぎるです、もういいとかで世界は誤魔化せないよ
じゃ、どうしろと?中国と組みたいのでしょw
EUですら軍事に関してはアメリカにおんぶに抱っこが現実
独自とか言い出したら、その瞬間からアメリカの仮想敵リスト入りだぞ
あり得ない妄想を吠えることこそ「現実逃避」だろ
よそでやれとか、ここはそういうところじゃないってコメントよく見るけど。
総じて言い方がちょっとアレなだけで、目を逸らしていいコメントじゃないと思うけどね。
このコメントもアメポチ=日本という認識が少なからずあるからそう感じてるんだと思うけど。
安保に頼らざるを得ないのはわかるけど、向こうの言うことばかり聞いて、自分の意見を言えなくなったら終わりだと思いよ。
>逆にアメポチやらないと生きられない国って、実は弱小国なんだって晒してるようなもんだよ
問題は仮想敵国との相対的な力量。
日本の場合だと、中露が相手なので、単独ではまぁ無理ですね。
残念ですが。
特に中国相手で釣り合いを求めると、米帝位しかパートナー候補は無いでしょう。
相手との力量関係無視した旧日本帝国の愚行を繰り返さない場合は、程度問題はあれどアメポチやむ無しだと思います。
巨大モンスターの割拠する地域の不幸、という奴ですかね。
というか、何で世界的なランキングでトップ勢が集っているのかなぁ。
嫌になる。
唐とか元が相手の頃だと、海が天然の要害として機能してくれたけど、今のご時世だとそうもいかないし。
間にヒマラヤがあるインドが羨ましいです。
中国の金とサウジの金で開発するとか贅沢極まりないな
しかも技術力は圧倒的に中国が独占してるからこれから多国籍が参加するプロジェクトになっても中国主導で迷う事も無い
本題からは外れてしまうけど、サウジと中国の兵士が訓練してる写真について。なんでどっちも構えてる銃がダニエルディフェンスのSOPMODII、しかもミルスペックじゃなくてDDオリジナルバージョンなん?
中国軍は借り物の銃で訓練してる(これは他で国でもよくある)のか特殊部隊はM4かCQ5.56を支給されてるのか気になる。
中国の特殊部隊アクションドラマでFNSCARやミニミを使ってるのがあった。
間違ってたら申し訳ないですが中国兵士が使ってる銃は多分191式(95式に次ぐ中国最新の自動小銃)かと
そもそも、輸出できるの?
J-20だって自国の分揃ってないでしょ
中国海軍の海兵が使ってる銃、何これ
やたら西側テイストな姿をしている
私も銃は詳しくないですが、多分191式自動小銃かと
中国最新の小銃ですね
小銃はもうどこの国も陣営も似たり寄ったりで殆ど差がないような…
間違ってたら申し訳ないですが中国兵士が使ってる銃は多分191式(95式に次ぐ中国最新の自動小銃)かと
中国「第6世代戦闘機の開発技術を提供するし、弾道ミサイル開発もこれからも支援する。だからお互い利益あるだろう?そのかわり貴国にあるF-15S/SAの機体を一機欲しい。内密だぞ….」。サウジ「う~ん、一機ぐらいバレないからOKだよ」。アメリカ「…..(激怒)]。 中国コピーの天才だから気をつけなきゃな。