軍事的雑学

本ブログ読者向け、読みたい人だけが読めばいい記事

豪州は日本の潜水艦を採用すべきだったという記事があり、アタック級潜水艦のキャンセルや原潜導入の過程を安全保障や防衛産業に詳しくない人向けに書いたのかもしれないが、中々危険な香りがする内容だ。

参考:「AUKUS」潜水艦計画に今更の声「日本の潜水艦を採用すべきだった」

この記事は「やっぱり日本の潜水艦を素直に買っていれば良かったんだ」という勘違いを生む可能性がある

豪州は日本の潜水艦を採用すべきだったという記事があり、アタック級潜水艦のコスト高騰や納期遅延に直面した豪州国内や米海軍関係者などの中からは「日本製潜水艦を採用すべきであった」という声があって、米英は攻撃型原潜を豪州に供給することで「世紀の武器取引=豪州の潜水艦建造計画」をフランスから奪ったが、この原潜導入計画もコストと納期でアタック級潜水艦と大差ないものなってしまい、豪州国内や米海軍関係者から後悔と批判の声が再浮上しているらしい。

出典:Royal Australian Navy アタック級潜水艦の完成イメージ

記事の中で「日本ならばフランスやアメリカやイギリスのように臆面もなく提示した価格の数倍をふっかけてくることなどありえず、自腹を切ってでも提示価格で建造するであろう」「日本ならば提示した建造スケジュールを万難を排しても厳守しようとするはずだ。もし日本の潜水艦を採用していたならば遅くとも2030年頃からは豪海軍に新鋭潜水艦が配備され始め、2040年頃には12隻態勢が整ったことは間違いない」という声を紹介しているが、アタック級潜水艦に関する情報を現地紙やディフェンスニュース経由で追いかけてきた管理人の認識とは随分かけ離れている。

まず豪メディアのIndependent Australiaによれば「アタック級潜水艦の問題は仏側に原因があるのではなく、当時のターンブル政権が潜水艦建造の大部分を南オーストラリア州で行い大規模な新規雇用を約束したため=つまり選挙で保守連合が票を獲得するための政治色が濃い決定でコストや能力については二の次だった。保守連合が期待した『契約額の60%以上を豪州に再投資する』という話も潜水艦生産協定を締結した2018年時に決着がついていなかった」と指摘。

出典:海上自衛隊 そうりゅう型潜水艦 うんりゅう

管理人は素人なので米海軍関係者にコネクションはないが、アタック級潜水艦に関する情報を追いかけてきた範囲で言えば「日本製潜水艦を採用すべきであった」という声を見たことがない=つまり「そうりゅう型潜水艦」が採用されていたとしてもターンブル政権が選挙に利用する事実に変わりないため、日本もフランスと同じように「コスト高騰や引き渡し時期が遅れる問題に直面した可能性が高い」と解釈するのが妥当だろう。

さらに「米英が攻撃型原潜を豪州に供給することで世紀の武器取引をフランスから奪った」という指摘も欧米の報道と異なっており、NYT紙は「中国に対抗する新戦略をバイデン政権が英豪に提示したころ、豪州ではアタック級潜水艦の性能に対する信頼が完全に失われており、モリソン首相は南シナ海で行動する十分な性能を備えた原潜導入を米英に相談(2021年3月頃)、3ヶ国の首脳は豪原潜導入を支援する枠組みについての話し合いをスタートさせた」と報じている。

出典:The White House / Public Domain

ここで問題になったのは米英豪の利害一致から外れることになるフランスをどう取り扱うかで、契約破棄の通告はタイミングを見てオーストラリアが行うことになっていたらしいが、モリソン首相はアタック級潜水艦のキャンセルを「我々は潜水艦に求める『戦略上の要求(南シナ海で行動する十分な性能を指している)』を変更する可能性がある」と微妙な言い回しでマクロン大統領に通告、この不誠実な伝え方でモリソン首相は「契約破棄に関する事前通告は行った」と認識したが、当然真意が伝わっていなかったためフランスはAUKUS発表に激怒することになったのだ。

要するに原潜導入は米英ではなく豪州から持ちかけた話で、米英が世紀の武器取引をフランスから奪ったのではなく「豪州が自ら望んで契約を切った」と解釈すべきだろう。

出典:LA(phot) Mez Merrill/MOD

ただ記事中で最もセンセーショナルなのは「原潜導入計画もコストと納期でアタック級潜水艦と大差ないものなってしまった」「日本ならば仏米英のように臆面もなく提示した価格の数倍をふっかけてくることなどありえず、自腹を切ってでも提示価格で建造するであろう」「日本ならば提示した建造スケジュールを万難を排しても厳守しようとするはずだ。もし日本の潜水艦を採用していたならば遅くとも2030年頃からは豪海軍に新鋭潜水艦が配備され始め、2040年頃には12隻態勢が整ったことは間違いない」という下りかもしれない。

原潜の導入コストはAUKUS発表直後「原潜導入コストが1,000豪億ドル/約7.9兆円を超える出費になることを政府は覚悟している」と現地メディアが報じており、米英の原潜建造能力に余裕がないことやリースや売却可能な余剰艦がないこともAUKUS発表直後に散々メディアが報じて導入までに時間がかかることを指摘し、既にコリンズ級潜水艦と原潜導入までのギャップを埋める方法に焦点が移っている。

出典:Public domain コリンズ級潜水艦

さらに現地建造において経験が豊富なフランスでさえ手こずった案件を「経験のない日本が万難を排しても厳守するだろう」というのは大風呂敷に近く、建造に関わる技術者の育成、建造に必要な部品を供給するサプライチェーンの組織、豪海軍の要件に沿った設計変更、米原潜と同じ戦闘システムや魚雷発射管の統合手続き、契約額の60%以上(ライフサイクルコストの総額で言えば11兆円以上)というハードルの高い再投資計画の立案など、どれも日本の防衛産業界が経験したことがないものばかりだ。

日本なら遅くとも2030年頃から引き渡せるとも書いているが、そもそもアタック級潜水艦の1番艦も2035年の引き渡しだったのでココまで来ると大きな差はなく、なぜ今頃になって「日本の潜水艦を採用すべきだった」という日本人に受けそうな内容の記事を書いたのかは結びの指摘が全てだ。

出典:防衛省 次期戦闘機のイメージ

この記事は「豪州の潜水艦導入で得をしたのは米英だけで自国の安全保障を米国に依存しているため『世紀の武器取引』と呼ばれた巨額なプロジェクトを米国に振り回され、豪州は無様な国防姿勢を国際社会にさらした。豪州以上に日本も米国に依存しているため、米国の意向に忖度して財源の裏付けもないまま防衛費を2%にあげようと息巻いている。このままでは日本も豪州のような醜態を晒しかねない」と締めくくっており、これを読ませたいために日本人に受けそうな「豪州は日本の潜水艦を採用すべきだった」という内容で釣ったのだろう。

繰り返しになるが、アタック級潜水艦に関する情報を現地紙やディフェンスニュース経由で追いかけてきた管理人は「日本製潜水艦を採用すべきであった」という豪州国内の声を見かけたことがなく、豪戦略政策研究所が「長距離哨戒任務や巡航ミサイルを搭載したアタック級潜水艦を9隻に減らし、ハンターキラーに特化したそうりゅう型潜水艦を9隻を直輸入で調達すればどうか」「原潜導入までのギャップ解消に日本のおやしお型潜水艦を導入してはどうか」と提案していたぐらいだ。

出典:海上自衛隊 潜水艦「おうりゅう」の引渡式・自衛艦旗授与式

恐らくアタック級潜水艦のキャンセルや原潜導入の過程を安全保障や防衛産業に詳しくない人向けに書いたのかもしれないが、この記事は「やっぱり日本の潜水艦を素直に買っていれば良かったんだ」という勘違いを生む可能性があるので中々危険な香りがする。

関連記事:誰も責任を取らない? 政治利用された豪州のアタック級潜水艦が破綻する理由
関連記事:フランスが裏切りだと叫んだ豪原潜導入の舞台裏、残酷な計算結果に基づき豪優先
関連記事:オーストラリア、原潜導入コストだけで1,000豪億ドル/約7.9兆円を超える出費を覚悟か
関連記事:豪海軍、アップグレードを行うコリンズ級潜水艦にトマホーク統合を検討
関連記事:豪シンクタンク、原潜導入までのギャップ解消に日本のおやしお型潜水艦導入を提案
関連記事:そうりゅう型を9隻導入? 豪アタック級潜水艦問題の解決策に再浮上した日本の潜水艦

 

※アイキャッチ画像の出典:海上自衛隊

バフムートを巡る戦い、ロシア軍が市街地に侵入した可能性が濃厚前のページ

危機的なドイツ軍、砲兵装備も防空システムも艦艇もヘルメットもない次のページ

関連記事

  1. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相

    ちょうど1年前(2019年3月20日)、仏空軍の戦闘機「ラファールB(…

  2. 軍事的雑学

    300機以上の新規受注を獲得した戦闘機市場、2021年に最も売れた戦闘機は?

    2021年にロシア製や中国製以外の戦闘機(軽戦闘機/軽攻撃機として使用…

  3. 軍事的雑学

    世界一高価なインドの戦闘機「ラファール」、1機辺りの導入費用260億円超え

    2016年にインドとフランスの間で結ばれた契約に基づき、インドは36機…

  4. 軍事的雑学

    ウクライナ侵攻に関する情報の真偽、視覚的証拠を提示できる陣営の方が真実に近い

    ウクライナ軍参謀本部は「ロシア軍のヤヒドネに対する攻撃は失敗に終わった…

  5. 軍事的雑学

    韓国で問題になったオマーンへのK2輸出成功を報じる記事や動画、弊害しか生まないという指摘も

    韓国ではオマーンが調達を予定している主力戦車に韓国製の「K2 ブラック…

コメント

    • ななし
    • 2022年 12月 15日

    いえいえこのブログ読者だけで無くむしろ日本人は広く正しい認識を持つべきだと思いますよ
    拡散すべきご指摘では無いかと

    117
    • nanasi
    • 2022年 12月 15日

    私みたいな人間はそういう記事につられてしまうので現実に引き戻してくれてありがとうございます。

    79
    • GーPON
    • 2022年 12月 15日

    むしろ日本の潜水艦が採用されなくて良かったとさえ思わせる記事。

    111
    • 無無
    • 2022年 12月 15日

    気持ちだけで充分だからお引き取り下さいっていいたい気分
    なんで日本が自腹を切ってまでオーストラリアに応えないとならんのか、
    誉め殺しなのか

    80
      • shironagasu
      • 2022年 12月 15日

      スレチだけど英連邦国でたいげい作って欲しいけどな。日本の正面装備が仮装敵国から一定距離ある場所に生産拠点保守拠点弾薬集積拠点があるというのは継戦能力として大事だと思う。

      5
        • STIH
        • 2022年 12月 16日

        そのコメントには賛成ですが、この案件については同意できないですねえ。当初(原潜前)の案ですと、アメリカ製制御装置の統合だとか航続距離の増加みたいな、実質一から開発するのと変わらん作業ばっかでしたし、現地生産基盤の構築という要件がなくてもリスクを日本が一方的に負うような内容に見えました。実際それが難しくてフランスの生産作業が遅れてましたから。
        日本が絡むんだったら、せめて共同開発でオーストラリア側ももっと開発リスクを負って貰わないと。あるいは当初のテンペストみたいに技術の持ちよりだけやって、最終的な統合は各国の責任というフレームワークにするとか。
        いずれにせよ日本が関わらなくて良かったとしか言いようがないです。

        24
    • 名無し2
    • 2022年 12月 15日

    ・中国に対抗して台湾有事に備えられる性能
    ・地元の雇用と技術を確保できる
    ・価格はできるだけ安く抑えたい
    大日本帝国海軍としては、肉を削って軽量化し地元の中学生を工員として動員するなどして安く高性能に仕上げることを提案する

    9
      • k.ziro
      • 2022年 12月 16日

      乗りたくないです。
      学生に作らせていいのは風船爆弾まで

      10
    • kitty
    • 2022年 12月 15日

    「日本の潜水艦建造能力は自転車操業で外国の艦なんて受注する余裕なんかねえぞ」
    って、ゴルゴにすら描かれていましたねえ。

    44
      • lo
      • 2022年 12月 15日

      潜水艦建造能力が低いのではなくて毎年1隻必ず発注してくる海上自衛隊が世界的に稀なんじゃないでしょうかね

      28
        • バーナーキング
        • 2022年 12月 16日

        この場合の「自転車操業」は需給がかつかつで生産止めたら即追いつかなくなる、という意味合いで、単純に「生産能力が低い」というニュアンスは含んでいないかと。
        本来の「自転車操業」も企業の大小や年商自体は関係ないでしょ?

        10
    • 折口
    • 2022年 12月 15日

    管理人殿の見解に全面的に賛成ですね(J○pressの安全保障関係記事は時々ヤフコメレベルのものが混ざっ…ゲフンゲフン)

    超結果論ですけど、アタック級仮の案件で川崎のそうりゅう案が通ってなかったのは日本にとってプラスだったと思います。
    売り込みやってた時期は25大綱の潜水艦定数増勢とモロ被りでしたから、日本で初期ロットを製造して引き渡すにしてもエンジニアや技師を送り込むにしろ海自潜水艦隊の潜水艦整備計画に干渉していたでしょう。極力豪州で作るって言ったって発動機や電装品が簡単に作れる訳じゃないし、高張力鋼板だって豪州で互換品を必要数量揃えるのは容易でないでしょう。潜水艦の建造ができる造船技師は日本にとっても貴重な存在なので、下手すれば未だたいげい型が進水していなかったかも。そうなると最近提案されているVLS潜水艦のような将来装備の獲得にも影響するでしょう。
    政治的にもそうで、昨年の下半期に豪州とフランスがやっていたような政治紛争を日本と豪州でやっていたと考えると(同時期に日豪や日仏間で進んでいたFOIP絡みの連携が全部できなかった可能性や、米国との関係さえこじれていた可能性まで含めて)恐ろしいですよ。

    潜水艦更新計画のコンペの混乱とキャンセル、AUKUS合意に至るまでのカオスは豪州の政治と外交・買い物下手に起因する豪州の問題だと自分は思っています。だからこそ、彼らの国防計画が試練に立たされているのは必然だと思いますし、その解決に努力や無理をする必要があるのは他の誰でもない豪州自身だと、勝手ながら考える次第です。

    85
      • hihi
      • 2022年 12月 16日

      危険な香りはしない。管理人は国内報道には疑義を呈し、外国報道を鵜呑みにし過ぎでは?オーストリアの安全保障を考えれば、そうりゅう級を買っておけば良かったのは間違いない。戦闘システムはアメリカ製を搭載するはずだったのだから。

      17
        • 名無し2
        • 2022年 12月 16日

        二転三転し各国振り回した他の案と比べれば、初めからそうりゅう買うのがやはり一番無難に見える。

        6
        • 通りすがり
        • 2022年 12月 16日

        アタック級や原潜の話はオーストラリアの問題だから現地の報道の方が詳しいでしょ。

        現地報道より日本の報道がより真実だと信じる根拠がないよね。

        9
        • MBT
        • 2022年 12月 16日

        JBpressの該当記事は「報道」と呼べるものではないのでは?
        むしろ記者の「感想」に近いものだと思います。

        17
    • ななし
    • 2022年 12月 15日

    イチャモン御三家もそうだけど、軍事評論家って妙なバイアスがかかってるようなのばっかりで
    日本の軍事評論家で個人的に信頼できそうなのは岡部いさく氏ぐらいです

    50
    • a68
    • 2022年 12月 15日

    JBpressはメディアではなく感想文サイトですよ。それもかなり低質な。
    置いてあるものは記事ではないですし、読むだけ有害なので付き合わない方がいいです。

    60
    • 名無し
    • 2022年 12月 15日

    >(実際には、日本国民にはあまり知れわたっていないものの制度化されている米軍占領統治継続維持のための日米合同委員会などを通してのガイアツの結果と思われる。もちろん秘密裏の交渉のため確証は得られない)
    ここで紹介する前に読んでたけどオチのこれでうーんこのって感じだった。防衛費GDP比2%がアメリカの陰謀ならF-Xだってテンペストじゃなくてアメリカとの共同開発ねじ込んでただろうっていう。

    51
    • F
    • 2022年 12月 15日

    雇用のために現地生産したいなら一番無難なのはドイツ製
    ドイツは214型をギリシャや韓国でライセンス生産した経験がある
    日本は潜水艦輸出したことがない
    米英仏は自国向けは原子力潜水艦の国で、原子力潜水艦の輸出は経験ない
    経験がないのにスムーズに進むわけがない
    214型だと要求性能満たさないといわれてもそれくらいは我慢してくれないと

    45
    • おっさん
    • 2022年 12月 15日

    日本潜水艦をオーストラリアが欲したことはないのかもしれませんが、オーストラリア軍が欲したコリンズ後継に手っ取り早かったのが日本潛というのはあると思います。
    カヌーどうのこうのって言われたオーストラリア造船業界は伊達じゃないんじゃないかな。

    17
    • さめ
    • 2022年 12月 15日

    良記事
    昨今の韓国関連記事のコメント欄の某ぼやきを見た上でこのタイトルを見るとちょっとふふってなってしまうが

    24
    • 粉雪
    • 2022年 12月 15日

    この指摘の記事は財務省のポチが書かせたのでは?と思いましたが著者の北村 淳氏は米国シンクタンクで海軍アドバイザーをされてた専門家ではあるようですね。今知りました。

    かつてはトマホークを大量に配備などの主張やオスプレイの有用性を解説されていたり、某○田や某○谷氏みたいなのとは違うようですが、予算は抑えろ超過分はそっち持ち、納期は死んでも守れ、みたいな昭和の企業様の下請けに対するノリで語っている事が恐怖ですね。

    「米国の意向に忖度して財源の裏付けもないまま防衛費を2%にあげようと息巻いている」と言いながら豪国からはパワハラ下請けで受けろと言うのだから訳が分かりません。

    素人受けしやすく豪国潜水艦に絡めて防衛費2%の牽制記事を書いてくれと言われたのでしょうか?

    33
      • 匿名
      • 2022年 12月 15日

      >素人受けしやすく豪国潜水艦に絡めて防衛費2%の牽制記事を書いてくれと言われたのでしょうか?
      自分も全く同じ印象を受け撒いた、恐らく財務省のプロパガンダだと思います。
      釣りタイトルと締めくくりが日本の防衛費増額の愚かさを説いているだけですからね、中身すっからかん。

      47
    • 名無し2
    • 2022年 12月 15日

    防衛費増額がアメリカの意向への忖度だなど笑わせる。ウクライナ戦争が起こったから気分で決めたまでだ。その前は1%以内枠というのがあったが、1%だと気分的にキリがいいだろう?日本の防衛政策への甘い誤解を招きかねないとんでもない記事である

    23
    • 匿名
    • 2022年 12月 15日

    北村淳氏の記事ですよね。
    読む前は「日本がSLBM搭載する計画を知ってそっちも欲しがるのかな?」とか思って裏切られた内容です。
    この方の記事は妙なバイアスと反米日本下げ中国上げが透けて見え、
    不快なので基本的に読まないか、流し読みするレベルの人なんですけど、今回は特に酷いですね。

    具体的な情報源もなし、客観性にも乏しくて「それって貴方の感想ですよね」レベルの事しか書いてない。
    改めて、この方の記事は読む価値が無いなと思わせてくれる素晴らしい内容です。
    まあ昔からこんな記事量産してますが。

    39
    • 58式素人
    • 2022年 12月 15日

    オーストラリアは通常潜から原潜にしたのだから。
    AUKUSの枠の中で、原潜に進むのでしょう。
    これでまた変えるようなら、今度は誰も協力しないのでは。
    先日、CNNで、英政府が”豪海軍の要員訓練を英原潜で行う”としていました。
    原潜計画は、進み方はアレですが、進んでいるのではないでしょうか。
    その途中で色々あるのは、ヲタクにとって、”これからのお楽しみ”かなと。
    今は、原潜に直行するのか否かということではないでしょうか。
    特にお金の面で。
    日本は、特にこちらから手を差し伸べる必要はないか、と。
    先方が必要と思えば、先方から正式に何か言ってくるのでは。
    ただし、前にも書きましたが、日本の指揮システムは何らかの形で米原潜と
    同等にしておく必要があるのでは。トマホークの話もありそうですし。

    5
    • ザコ
    • 2022年 12月 15日

    私がネットで見た範囲だと一部界隈では「オーストラリアの潜水艦は日本が本命だったがフランスの横槍(賄賂)でオーストラリア政府が最後に決定を覆した」という事になっているようです
    そういう人達が見たら喜ぶような記事かなと思いました

    21
    • Ard
    • 2022年 12月 15日

    日本国内生産ならまだワンチャン…。なお豪州国内生産が要求されていた模様。

    9
    • hogehoge
    • 2022年 12月 15日

    北の人と清い人とは、トンデモ二大巨頭だと思ってますw

    16
    • 匿名さん
    • 2022年 12月 15日

    日本製の潜水艦導入は、当初は完成品の輸入でしたから、
    コリンズ級の後継として、素直にそうしておけばよかったのではとは思う。

    元ソースのアメリカ陰謀論は論外としても、
    日本として参考にするとすれば、オーストラリアのように政権交代による混乱が起きないようにする必要はあるでしょうね。

    現政権が防衛予算増額を推進して、これからたくさん買い物をしていくと思われますが、
    次期政権になって、予算削減になることも考えられる。

    日本の民意が、防衛予算のための増税に付いてくるかが問題。
    オーストラリアのように現地雇用の創出などのメリットを訴えたり、
    その必要性を分かり易い言葉で、説明責任を果たしていくことが必要でしょうね。

    25
    • おっさん
    • 2022年 12月 15日

    う〜む
    タイトルと内容から、これは管理人のトラップ?

    7
    • 通りすがり
    • 2022年 12月 15日

    そうりゅう型の導入は、完成品の販売ならともかく、現地生産や技術移転が条件として付いた時点で無理筋でした。
    完成品ですら、どこまで余剰生産力があったのかも不明でした。
    一旦途切れてしまった技術の再取得まで面倒見なければ販売出来ないのならデメリットしかありません。
    大赤字案件になりかねないだけにヒヤヒヤしながら推移を見ていた記憶があります。
    今なら韓国がライセンス生産も販売もOKで売ってくれそうな気がしますね。
    あ、でも、高張力鋼の加工技術ロストしているんでしたっけ?韓国がその辺技術指導出来ますかね?

    13
    • yp2k
    • 2022年 12月 15日

    なんなら日本が売ってる余裕なんかなく
    今すぐに日本が海外から買わなきゃ足りないレベル

    6
    • 匿名希望係
    • 2022年 12月 15日

    やるんならイギリス系の防衛産業が最低でもけつもちする前提だろうな>技術移転に伴う
    というかイギリス系の潜水艦職工は手が空いているのでは?>継続建造しない関係で
    ドイツ・フランスもおそらく手が空いているだろうから設計はさておき職工を代わり代わりに雇って技術維持した方が良いとは思う。

    2
    • YJ93
    • 2022年 12月 15日

    jbpressの記事は現代ビジネスもそうですがアクセス数稼ぎの玉石混交で、役に立つ記事もちゃんとありますが、この北村さんの記事はなかなかミスリードがひどいですね。
    個人的に最も興味をひかれたのは「日本国民にはあまり知れわたっていないものの制度化されている米軍占領統治継続維持のための日米合同委員会などを通してのガイアツ」なので、ここを別の記事でもっと掘り下げて書いてほしいですね。
    外務省は日米地位協定Q&Aで「日米合同委員会は、日米地位協定の実施に関する協議機関です。日米合同委員会における協議を経た合意事項は、そのほとんどが施設・区域の提供、返還等に関する事項であり、従来より、米側との協議の上で、その全文又は概要を公表してきています。今後とも、日米合同委員会での合意についての公表に努力していきたいと考えています。」なんて言ってますが。

    11
    • トーリスガーリン
    • 2022年 12月 15日

    正直JBpressっていう文字が付与された時点で眉唾で読むかそもそもスルーしてますね自分は
    案の定というかいつも通りと言うか、筆者の主張ありきの記事という感想でした

    仮に日本の潜水艦をスケジュール通りにという想定を実現するなら完成品輸出しかなかったと思います
    それとて戦闘システムを米軍仕様に改めたる必要がある話なので、スケジュール・費用超過はある程度免れなかったんじゃないかと思いますねぇ

    17
    • まゅ
    • 2022年 12月 15日

    おっしゃる通りだと思います。

    強いて、ほんとうに無理くりで、「コリンズ級潜水艦と原潜導入までのギャップを埋める方法」を考えたとして、現地生産はしない、仕様の違いをあえて受け入れるということで、順次退役する「おやしお型」潜水艦を、そのまま湧出して、使うというぐらいしか、日本とのかかわりの可能性はないと思う。

    それさえも、韓国から、214型を買ったら?といいたい。

    7
    • ズマ
    • 2022年 12月 16日

    消去法で言うなら想像できなくなくはない話
    そもそも、シュフランを通常動力にという時点でおかしな気配がぷんぷんだった
    そうなるくらいなら、そうりゅうで取りあえず乗員育成というのは想像は出来る話
    オーストラリアは金が相当ある上に軍事に抵抗が薄い
    フランスとアメリカの関係を考慮、オーストラリアの広い領域を防御するには原潜が最適だがオーストラリアに原子力産業はない
    世界最強の原潜保有国はアメリカ
    オーストラリアの希望する武器管制システムはアメリカ製
    この要素からしてオーストラリアが元から本音で希望するのはオーストラリア版バージニア級というのは想像に容易い
    他の国家も時に使う方法だが、類似兵器の購入を匂わせアメリカに心理的圧をかけ真に必要な兵器の売却を迫る
    原潜というのは流石に初めて聞く話だが

    4
    • makumaku
    • 2022年 12月 16日

    これから予算増を得て国防改革に取り組む日本に、豪州の面倒をみる余裕はないだろう。
    豪州の新潜水艦導入問題は、当面迷走し続けるのだろうね。中国にとってはうれしい展開。

    6
    • 暇人28万号
    • 2022年 12月 16日

    わかりやすい。こういう記事たまに書いてくれたら嬉しいです。素人なので助かります!

    1
    • 七面鳥
    • 2022年 12月 16日

    元記事読んで、途中から「?」となり、最後の方で「???」となりました。
    元記事への指摘は、管理人様の方がお詳しいのでその通りだと思いますが、元記事の肝は最後の方の「日本も手遅れになる」的なくだりかもしれません。
    とはいえ、元記事で最後に提示された比較表が、比較するにはドクトリンから見て無理のある表だったとも感じます。
    総じて、元記事は、言いたいことは分かるが色々と走りすぎて信憑性を自ら失ってしまっている、と思いました。

    3
    • 2022年 12月 16日

    ブログ主の指摘に全面的に賛同です。

    その手の欧米の判断ミスを批判しながら日本の主張や提案通りにしてたら良かった、って記事はウケやすいんですよね…。
    特に自分の信じたいものだけを信じるネット愛国者界隈には。

    8
    • 名無し2
    • 2022年 12月 16日

    軍事的圧力を強める中国が全部悪いし、潜水艦の相手は人民解放軍だとオーストラリアが言ってる。性能を考慮すれば原潜かそうりゅう型の二択になるのは不自然ではない

    1
    • nachteule
    • 2022年 12月 16日

    >ココまで来ると大きな差はなく
     記事の内容的にここは引っかかる。2030年頃だと30年を中心としたプラスマイナス1~2年くらいだと思う。対してフランスが2035年なら早い方向に振れれば7年早く、遅い方に振れても2年早い。

     喫緊の状況での例え2年としても訓練や環境構築を考えれば馬鹿に出来ないと思うけどな。2年有れば普通に戦力としてカウント出来るぐらいの練度になるだろうに。

    3
    • k.ziro
    • 2022年 12月 16日

    まあ経済紙なのでその辺は仕方ないとは思います。
    潜水艦はいろいろと難しいことが多いから、どんがらのもがみちゃんあたりならいくらでも買ってください。
    ライセンス生産も問題ないかな?
    乗せる無人機はもちろん有料です。

    2
    • Kr
    • 2022年 12月 18日

    日本のモノづくりに対する技術信仰と性能の良い製品が必ず売れる訳ではない軍需に対する無知を利用した技術的知識も取材も要らずに書ける、内容がないお手軽PV稼ぎ記事ですね 。

    唯一この記事で為になったというか示唆に富んでるなと深刻に思ったのは煽るため特に意識せず書いたであろう「自腹を~」の部分、筆者が増税されても税で補填という意ならごめんなさいですが(の割には他人事だが)通常の商取引と同じように企業が自腹ででは兵器輸出での国益確保は夢のまた夢だし、イマイチ保護されてないというか負担を押し付けられてる防衛産業も真面目に付き合い切れなくなるぞ。

    冷静に読むと日本が選ばれたら、日本人が豪州の為に犠牲になってくれたという記事では?これで日本人受けするのか(するんだろうなあ)

    2
    • oominoomi
    • 2022年 12月 26日

    214型は沿海域用の小型潜水艦で航続距離も短く、豪海軍の作戦海域を考えれば明らかに不適当です。
    当然、現在韓国がつなぎとして提案しているのも3000トン型です。
    214型ならおやしお型の方が明らかに豪海軍の運用構想には適しているでしょう。
    自分は別に嫌韓派ではないが、ここはおかしな韓国上げコメントが多くて首を傾げます。

    1
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 中東アフリカ関連

    アラブ首長国連邦のEDGE、IDEX2023で無人戦闘機「Jeniah」を披露
  2. 米国関連

    米海軍の2023年調達コスト、MQ-25Aは1.7億ドル、アーレイ・バーク級は1…
  3. 米国関連

    米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01…
  4. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
  5. 日本関連

    防衛装備庁、日英が共同で進めていた新型空対空ミサイルの研究終了を発表
PAGE TOP