ウクライナ北部を攻撃するためロシア軍がイスカンダルMを配備しているベラルーシのジャブロフカ基地で爆発が発生、現地当局は機器のエンジン交換作業中に発生した事故だと説明している。
参考:На военном аэродроме, который Беларусь отдала РФ, слышны взрывы
ベラルーシ国防省は観測された爆発音と閃光について「機器のエンジン交換作業中に発生した火災が原因」と発表
ウクライナ軍参謀本部は先月「ベラルーシ政府がジャブロフカ基地(ホメリ州)の使用許可をロシア軍に与え、短距離弾道ミサイル「イスカンダルM」や防空システム「S-400」が配備されている」と指摘していたが、10日夜にジャブロフカ基地で爆発音が発生して計8回の閃光が目撃されたらしい。
サキ空軍基地での爆発が注目を集めているので「ジャブロフカ基地での爆発」にも関心が集まっているが、ベラルーシ国防省は観測された爆発音と閃光について「機器のエンジン交換作業中に発生した火災が原因」と発表、政府系メディアも全てが順調で異常な事態は発生していないと報じている。
視覚的な証拠もなく爆発の規模も不明なので大騒ぎするような事故ではないのだろう。

出典:Telegram経由の画像とGoogleMap
因みに英国のウォレス国防相は10日、サキ空軍基地での爆発について「まだ原因を特定できていないが、ロシアが説明するようなタバコの不始末でここ規模の爆発は発生しない」と述べてたが、西側提供のミサイルが使用されたという可能性についても「あり得ない=サキ空軍基地に届く武器をウクライナに提供していないという意味」と否定した。
関連記事:ロシア空軍基地の爆発は事故、NYT紙はウクライナ軍による攻撃だと主張
※アイキャッチ画像の出典:GoogleMap
参戦したがらないベラルーシを無理やり参戦させようとたくらむロシア軍の偽旗攻撃だね。
かつてロシアはチェチェンに軍事行動をするため、自国民をテロ攻撃してチェチェン独立派の攻撃だと偽った前科がある。
そんなロシアだったら同盟国への攻撃くらい平気で行うだろう。
【ロシア高層アパート連続爆破事件は、1999年にモスクワなどロシア国内3都市で発生し、300人近い死者を出した爆弾テロ。
ロシア連邦保安庁(FSB)の元職員アレクサンドル・リトビネンコは「事件は、チェチェン独立派武装勢力のテロとされたが、 実は第2次チェチェン侵攻の口実を得ようとしていたプーチンを権力の座に押し上げるためFSBが仕組んだ偽装テロだった」と証言している。】
目標達成のためには「味方」ですら平気で犠牲にするロシアのやり方はどこまでも暗い。
前科を踏まえると十分あり得ることだけど、ベラルーシ国防省は事故と発表してるからこれに関しては事故なんでは?
ベラルーシ軍内部の反政府派によるテロの可能性もあるが、これはベラルーシ政府は公表できないから真相は闇
何にせよ、したたかなルカチェンコがいまさらロシアとの地獄巡りに付き合う可能性は、無い
自国民をテロ攻撃してもいい(よくない)けど、友好国の基地をテロ攻撃しちゃダメでしょ。
仲間の基地に攻撃するとかリスクでかすぎるだろ。友達の家に放火するようなもん。
ただでさえ、ベラルーシは援助渋りまくってるのに、こんなことしたら余計に関係が距離を置かれる。
兵站不足に頭の悩ませはじめてるロシアが味方の基地攻めるとか、ハイリスクすぎる。
親分と子分みたいな関係なのかもしれないが、子分とはいえルカシェンコもあれはあれで結構な老獪な政治家だぞ。何でもかんでもロシアの言いなりってワケじゃない。
ロシアを援助してくれる数少ない仲間なんだからこんなウルトラCな策はとれないでしょ。
でもプーチンは飴じゃなくて鞭で他人を従わせるよ
いくらロシアの基地があるとはいえベラルーシ領にミサイルぶっぱなす程、ウクライナに大局が見えて無いとは考えにくいので
ベラルーシを戦争に引きずり込みたいロシア工作にしか思えないな…
ロシアは冬春夏の徴兵で兵士45万人ぐらいあつめているが、戦地ではほとんど使えない兵士だから工兵として後方支援させているが、作業も不馴れな兵士たちだから事故は起こるから、事故のような気がする。
タバコの不始末するような兵士たちとロシアの指導部に、思われているレベルの兵士の部隊なんでしょうね。
saky航空基地の爆発の直後なだけに「やっぱり🇺🇦軍の攻撃じゃないか(興奮)」と考えたくなるけどその線はなさそうっすね…
この基地はウクライナ侵攻直前の白露・露演習まで放棄されたららしいから本格的♂な戦闘機・輸送機の飛行場というよりはミサイル発射基地やヘリパッドって感じの運用ですかねぇ?
ベラルーシ本土への攻撃ってこの半年であったっけ?
ロシアもベラルーシも事実上の独裁国家です。
だから平気でウソをつく。ロシア当局やベラルーシ当局の発表など、ウソである確率が非常に高いとみるべきでしょう。
ベラルーシを攻撃するっていい選択肢じゃね?
どこまでやっても報復に核が来るリスクは低く、戦争に協力した属国すら守れないロシア、っていう構図になる
ベラルーシとウクライナの国境はもそれなりに長いから攻めやすそう
政府機関の施設もワンチャン狙えるはず
ウクライナがベラルーシを攻撃するような余力は全くないですよ。
今の主力が配備されている地域からは非常に遠いですし。
NATOだって無意味な戦線の拡大に対して支援はできません。
ただ、「戦争に協力した属国すら守れないロシア」という構図は、すでにアルメニアを攻めるアゼルバイジャンに対して、ロシアが何も出来ていないという形で表れています。
ベラルーシ側からウクライナ戦争に参加すれば、NATOの攻撃対象になる可能性があると思います。
(NATOはロシアを攻撃していないという言い訳が出来、ロシアもNATOとの直接対決を避けるため介入しない。)
国民や軍人からの支持率が低下しているルカシェンコ大統領が、ロシアの支援をあてにしてウクライナを攻めるという選択肢は持ち合わせていないでしょう。
エンジン交換作業って、普通なら燃料抜くよね?
なんで8回も爆発するの?
まさか弾薬庫で整備してるわけないし。
ないよね?
士気が低下した将兵によるサボタージュの可能性もあんのかな?
核兵器が持ち込まれているのを知ったベラルーシ軍の一部によるサボタージュかも。発射されたらアメリカによる核報復のターゲットにされてしまうので。