ロシア国防省は25日、空軍正規部隊のパイロットによって第5世代戦闘機「Su-57(NATOコードネーム:FELON/フェロン)」の運用が始まったことを示す動画を公開した。
参考:Минобороны России – Вне законов физики. Летчики ВКС полностью освоили истребители Су-57
第5世代戦闘機Su-57の空軍引き渡しや訓練が順調だとアピールするロシアの狙い
プーチン大統領はスホーイ社が開発した第5世代戦闘機「Su-57」をロシア空軍向けに76機調達する方針を決定、それに従ってロシア極東部ハバロフスク地方にあるYu.A.ガガーリン記念コムソモーリスク・ナ・アムーレ航空機工場で量産が順調に行われており、すでに同機の量産機は空軍へ引き渡し済みだと見られていたがロシア国防省が公開した動画によってSu-57が引き渡し済みで訓練も順調に進んでいることが裏付けられた。
ロシア国防省の発表によれば空軍のパイロットは、あらゆる速度、高度、高負荷時を含む状況下でSu-57を完璧に制御する技術を習得していると語っている。
今回公開された動画の内容はSu-57を使用した空軍の訓練風景で、4機のSU-57による編隊飛行や超低空飛行訓練、搭載した空対空ミサイルを使用した対戦闘訓練などが含まれており、特に注目すべきは今まで公開されたことが無かったSu-57のミサイル発射シーンだ。
動画には垂直に上昇するSu-57のウェポンベイからミサイルが発射されたシーンが含まれているため注目度が高く多くの海外メディアが取り上げているが、管理人が動画を確認する限りウェポンベイからミサイルが分離される瞬間はSu-57の大きな主翼に遮られ確認できない。
ただ、それを差し引いても今回公開された動画はロシア国防省公式のものなので非常に画質がよく、撮影角度は限定されているものの飛行中のコックピット内も動画に出てくるため同機に興味がある方なら見ておいて損はないだろう。
このように訓練の進むSu-57の動画をロシア国防省が公開したのは、昨年末に量産機引き渡し前に行われた社内テスト飛行で量産初号機と見られる機体が墜落事故が発生したが量産や配備に問題がないことを対外的(同機購入を検討している国を含む)にアピールするのが目的だと管理人は見ている。
補足:ロシア空軍に引渡しを控えたSu-57の量産機は24日、スホーイの社内パイトットによって高度8,000m付近をテスト飛行中に突然、機体制御システムの故障(異常)により機体が下降しながらスパイラル(螺旋)しはじめ機体は高度を急激に失っていった。パイロットは機体制御を手動に切り替え機体を水平飛行に戻そうと試みたが状況は改善せず、高度2,000mまで降下したところで緊急脱出しパイロットは無事に地上へ帰還したが機体は地上へ激突しバラバラに壊れてしまった。イタルタス通信によれば、Su-57は尾翼制御に問題があった可能性が高いと報じている。
関連記事:露のステルス戦闘機「SU-57」量産初号機が墜落、原因は尾翼の不具合
因みに動画に登場する一部のSu-57は主翼下に兵器を機外に携行するための「パイロン」が取り付けられているのが目を引くが、これは動画を撮影するためのカメラを機外に取り付けるために設置されたものと推測される。
※アイキャッチ画像の出典:Moose / stock.adobe.com
大型のウェポンベイがあるように見えないけど、どうなんですかね?
メインのウェポンベイはエンジンの間にある。
リンク
ハードポイントは見えますが、ウェポンベイらしきものが全く見えないんですけどどこにあるんでしょう?
翼の付け根にある膨らみだけ…?
これだとステルス状態で持てる武器がほぼないような気が
まぁそれはそれとしてどの角度から見てもかっこいいですねぇ
1分35秒から36秒にかけて機体下面が見えます
そこの両エンジンの間にうすくギザギザに線が入っている部分がウェポンベイです
縦に二か所並んで配置されています
両エンジンの間に縦に2か所配置されています
1分35秒から36秒の所で機体下面が見えますがそこにうすくギザギザのモールドが見える所がそれです
両エンジンの間に縦に2か所配置されています
1分35秒から36秒の所で機体下面が見えますがそこにうすくギザギザのモールドが見える所がそれです
ウェポンベイは、左右のエンジンの間に前後に分けて2箇所(メイン)、主翼の付け根に1箇所ずつ(サブ)の、計4箇所に有るよ
内部はこんな感じ。
http://i.imgur.com/kq2PZdb.jpg
クイックベイ・・・実在していたのか・・・。
エスコンのお遊びだと思ってた。
J-20に次いで現れた強敵
F-35の日本と三つ巴
カッコいい機体だしプロモ映像のセンスもいい、中国とはレベルが違う。
ステルス性確保のために機体が薄いから大型のロシア製空対空ミサイルは何発搭載可能なのだろう。
遠目に見ると新鋭機だけど
コクピット内部の配線とか塗装とか外部下面のリベットとか見ると
作りは前世代機を変わってないなぁという印象
コメ欄で盛り上がってるウェポンベイも蓋がズレて隙間空いてるように見えるのは相変わらずだし
いかにもロシア機って感じだねぇ
その辺りも含めてロシア流の手堅さって事なのかもしれないですね。
今自分達で作れるものを作れればいいし、その為には米軍機ほど洗練されていないくても、
そもそもアメリカの土俵にわざわざこちらから乗りに行く必要も無いっていう。
ロシアの動きを見てるとステルス機を可能な限り検知して叩き落とす
技術の開発の方が優先度高いように思えますし。
動画を見たが、機体の塗装等から動画に登場する機体はSu-57の量産型ではなく試作型だけみたい。
例えば動画序盤に出て来る機体はシリアルナンバー「054」「055」とあるので、試作機のT-50-4とT-50-5Rの可能性が高い。
あと動画1:35付近で出て来る機体のシリアルナンバーは「058」とあるので、これも試作機のT-50-8と思われる。
他、シリアルナンバーが不明な機体もあるけれど、塗装を見る限り量産型が登場した気配は無いんだよね。
旧ソ連時代の各種記念日の軍事パレードでの情報集めを思い出した。
特に飛行機は動きが速く観察が困難で識別するだけでも一苦労
大編隊に見せるために同じ機体が周回して来たり
よくわからない機体写真しかないから誤報も多かった
いまは事務所のPCの前で観察できてうらやましい
チャイナのモドキとは違う完成度と雰囲気を持ってるのは流石だ
ただF-22の対抗機としては世代が古くさい気がする
ステルス性能は微妙っぽ
ミサイル発射特価って印象
フェロンになったのかNATOコードは。あんまかっこよくないな。
調べたら重罪人って意味だって。
HMDとか、その手のガジェットは一切ないんですね。
センサーフージョンとか、どうなっているんだろう。