ロシア側のヘルソン州知事を務めるウラジーミル・サルド氏は「アラバツカヤ・ストレルカ地域のアラバット砂州に新しい都市を建設する予定だ」と明かしており、ヘルソン市に替わる州都を新たに用意するつもりなのかもしれない。
参考:Анонсировано строительство нового города в Херсонской области
新都市をヘルソン市と命名して、現在のヘルソン市をオールド・ヴァインと改名したらドニエプル川右岸に戻る必要が無くなる
ロシア軍はドニエプル川右岸の占領地域から撤退したためヘルソン州の州都を一時的にヘニチェスク市に変更しており、再びヘルソン市に戻ると主張しているものの現在のウクライナ軍は準備不足だった侵攻直後とは大きく異なるためドニエプル川を再渡河するのは不可能に近く、ロシア側のヘルソン州知事が「新都市の建設構想」を披露したため注目を集めている。
露国営メディアのロシア24に出演したサルド州知事は「アラバツカヤ・ストレルカ地域のアラバット砂州は自然環境が良く、鉄道や道路も通っているため非常に魅力的な場所で、ここに新しい都市を建設するためのプロジェクトを立案している。ここには必要な社会インフラが整備され政府機関が入居するビル、学校や幼稚園を備えた住宅などが建設されるだろう」と明かした。
サルド州知事は新都市を「新州都」とは言及していないが、ヘニチェスク市に隣接するアラバット砂州を開発してヘルソン州の州都にする可能性があり、ロシア軍元大佐のイゴール・ガーキン氏も「新都市をヘルソン市と命名して、現在のヘルソン市をオールド・ヴァインと改名したらドニエプル川右岸に戻る必要が無くなる」と皮肉たっぷりに新都市構想を批判している。
関連記事:特別軍事作戦に参加していたガーキン氏、ロシア軍は惰性で戦っているだけ
※アイキャッチ画像の出典:Владимир Сальдо
ようやく終わりなき戦争からの出口戦略に入るのかい、諦めと言い訳の用意。
いいけど、本当にそれで終われるのか知らんぞう、
中国で例えば、金門島か馬祖島を侵略し、台湾島と改名して、「台湾統一完了」と宣言する様なモンかな?
…悪くないかもしれんね。
人的・物的余裕がないのにこの侵略戦争の建前とさえズレていることをやっているあたり、予想が当たっているにしろ外れているにしろ、ロシアにとってさえこの戦争がプーチン大統領ら一部の人間に振り回されて迷走しているのがよくわかりますね
ヘルソン市はウクライナに取り返されたけどヘルソン州はまだ(ある程度の面積)占領してるから新ヘルソン市を作っても無問題理論?
WW2のドイツ侵攻による都市改名の前例が
>ロシア軍元大佐のイゴール・ガーキン氏も「新都市をヘルソン市と命名して、現在のヘルソン市をオールド・ヴァインと改名したらドニエプル川右岸に戻る必要が無くなる」と皮肉たっぷりに新都市構想を批判している
この人もよく分からない御仁だ。
これまでの発言を見る限り、ロシア側の登場人物としては比較的に現実を直視してプーチン政権の現実逃避的な考えを率直に批判できているように見える。
けれどそのパーソナリティはド人共の黒幕にして今回の侵略にも志願兵として従軍するほどの超・タカ派。
彼がこれまでに見せている様な「現実的思考」が出来るのであれば、ロシアがこのまま突っ張ってどうなるかは察しがつきそうなものだけど。
いったいこの戦争をどう展望しているのやら。
こちとら勝つ気で戦ってるのに逃げ腰で州都を移して勝ったつもりになろうとするクソ野郎めってことじゃないですか。あるいはこっそり従軍して現実を思い知ったことから戦いに出もせず馬鹿げたことを吐かすクソ野郎めか。
戦争中なのに、新都市を作る為に貴重な資源を注ぎ込むとは…正気じゃないですねー(白目)
本来なら、それに充てる資源や予算で戦費を賄うのが常識なのは言うまでも無いですが
何だか、軍艦を作る為の予算を庭園に注ぎ込んだ結果、日清戦争に負けた西太后を思い出しました
最後にはロシアの本国内部にドネツク共和国やへルソン州やへルソン州都つくりそう。
欧米各国や日本が認めるロシア自国領土内にへルソン州やドネツク州やルガンスク州等などつくりロシア領土内のことには口出ししないで終わりそう。
ウクライナのへルソン州とロシア国内のへルソン州が並び立ちそう。
どのみちこの戦争でロシアの怖さはその強さじゃなく、自分さえなんとかなればいいという国民性と上層部の頭が世界大戦から戻ってきてないということがわかった。経済は衰退し常にウクライナの報復に怯えながら少数スラブ系住民はモスクワで震えるしかない。影響力もパワーでの影響力ではなく精神異常者の様な影響力に変質したわけだし、どこまで国際社会で戦前のロシアの立ち位置を守れるかにめが離せない。
あと、目的の為なら手段を選ばず、手段の為なら目的をも忘れるところね。
建前のロシア国民の生活何処行った?
新しい都市の名前はあの辺りのロシアの歴史と伝統を踏まえて
ポチョムキン市にすればいいんじゃないですか。
解明したから何?
ロシア人が勝手に改名しても、世界は関係ない。
伍長閣下も、世界都市ゲルマニア構想を計画してましたし、独ソ戦に勝ったら建設するんだと周囲に語っていたそうですね。
本当にクレムリンの人間は、どこまで伍長閣下をトレースすれば気が済むんでしょうか。
いいですねぇ
それならキンバーン半島にミコライウ市でも作ればいいんじゃないですか?
あとタビルジャンカ村あたりをハリコフ市にして、メリトポリ市をザポリージャ市に改名すれば完璧ですね
いっそ、サンクトペテルベルグをキエフと、レニングラード州をネオウクライナ州に改名したらいいんじゃないですかね…
それは素晴らしい案ですね
でも実際に新生ヘルソンとメリトポリをザポリージャに変えるのは微妙にやりそうなのがこれまた面白い
樺太(サハリン)はウクライナからの移住者が開拓したので「ニュー・ウクライナ」に改名
大横綱大鵬さんの父親もウクライナから樺太に渡った人
写真の人の生え際防衛戦やばい
>アラバツカヤ・ストレルカ地域のアラバット砂州は自然環境が良く
そして何より州内では前線から一番遠い場所にありますからね。クリミアやザポリージャ州との合併でロシア連邦のヘルソン州という行政区分を消してしまうことは(自分の権力の消滅になるので)一顧だにしないが、ウクライナ軍と相見える覚悟はないので一番遠い場所に合法的に逃げたいという願望が伝わってきますね。
候補で上がっている地域は「腐海」と呼ばれる干潟のど真ん中で、温暖な代わりに腐敗臭が漂う足場の悪い場所だそうです。もちろん、ニューオリンズのように沼地に大都会を建設することは可能ですが、ロシア本国の積極的な支援が無いのなら沼と畑の真ん中に簡単な庁舎を建てて州都宣言するのがせいぜいなんじゃないかなあ。
もう趨勢は決した、とロシア内でもなってるんでしょうな。
プーチン筆頭の首脳部にどこまで伝わってるのかは知らないが、今の占領地を維持するのに精一杯と言うのがよく分かる。
それを西側が考慮してあげる必要は無いが、終わりが見えるのはいいことだ。
あの…腐海…ラムサール条約…環境破壊…あの…
緑豆!君の出番だ!ロシア国内で暴れてきなさい!あなたの大嫌いな環境破壊ですよ!正義の環境保護棒でプーチンを殴打してきなさい!
自分とこの兵士の命も大事にできない国だからラムサール条約湿地なんて眼中にもないでしょうね。ここに限らず、ドニエプル川沿いにもたくさんラムサール条約湿地がありウクライナは自然豊かな国なんですよね。
おそらくドローンと識別できなくて水鳥も大量に撃ち落とされているでしょうし。戦争は最大の環境破壊だって言いますが、まさに、、
プーチン大統領閣下にご提案。現ロシア国内にネオヘルソン、ネオドネツク、ネオルハンシク等を建設して4州併合を完了、一方的に勝利宣言後に友情支援金(賠償金と呼ぶのは自由)を善意でウクライナに提供する。やはり全てを丸く収めるには閣下とロシアの現実読み替え力(詭弁)をご活用いただくしかないと考えます。
砂洲に新たな街を作る。
ヴェネチアの発祥が、外敵を寄せ付けないための砂洲だった。
ここはハイマースから逃れ、いざとなったらクリミア半島、さらにはロシア本土に逃げられる。
地震は頻発する日本では、砂洲に建物を建てたら地盤が液状化するとか考えてしまうけど、ここは地震がないからね。
その前に前線の兵士に冬服や弾丸を送るのが先じゃないの?
シン・ウクライナ、真ウクライナ、元祖ウクライナ、本ウクライナとか作り始めそうでコワいわホンマ
せめてバッタもんはバッタもんらしくヘルンソとかヘハソンとかにしてほしいなぁ