ロシア空軍の「Tu-160 ブラックジャック」は、米空軍の第5世代戦闘機「F-35A」2機に接近され監視されながらの飛行中、突然主翼を後退させアフターバーナーに点火し、F-35Aを置き去りにして飛び去った。
参考:Ту-160 ушел от двух F-35 на форсаже, пишут СМИ
爆撃機Tu-160に置き去りにされる第5世代戦闘機のF-35A
ロシアメディアによると11月3日、日本海上の国際空域を飛行中だったロシア空軍の「Tu-160 ブラックジャック」は、米空軍の第5世代戦闘機「F-35A」2機に挟まれる形で接近され監視されたという。
そこでTu-160は、主翼を最も後退角度の深い「65度」に変更し、4基のエンジンのアフターバーナーに点火、マッハ2.05まで加速し、2機のF-35Aを振り切って飛び去ってしまった。目の前で起きた事実に、米空軍のF-35は直ぐに反応出来なかったが、状況を認識した時にはすでに手遅れだった。

出典:public domain F-35A
F-35Aの最高速度はM1.6までなので、マッハ2で飛び去ったTu-160を追いかけることは事実上、不可能というわけだ。
西側の軍事関係者は、F-35AがロシアのTu-160に置き去りにされたことに言及し、F-35Aの最高速度ではTu-160に追いつくことは不可能だが、搭載されたミサイルがこの欠点を解決してくれるので問題ないと話したという。
ロシアメディアは、空中機動において速度の優位性を主張し、もしミサイル以外の手段でTu-160を迎撃する必要があった際、F-35Aはその任務を達成できないと指摘し、もしミサイルによる攻撃を受けてもTu-160はマッハ2の最大速度と、電子妨害装置で敵の攻撃を回避することができると主張した。
中国メディアは、この「事件」を大きく報道し、F-35Aを操縦していた米国人パイロットの面子を潰した報じている。
問題は、この米空軍のF-35Aが何処からやって来たのかという点だが、公式に日本に配備されているのは海兵隊向けのF-35Bだけなので、この点だけが謎だ。

出典: Alex Beltyukov / CC BY-SA 3.0
Tu-160は旧ソ連時代に開発された可変翼の超音速戦略爆撃機だが、ロシア空軍は現在、Tu-160を巡航ミサイル運搬のプラットフォームとして活用しており、核弾頭を搭載した巡航ミサイル「RKV-500B」なら最大12発、航空機搭載型の短距離弾道ミサイル「Kh-15P」なら最大24発搭載することが可能だ。
ロシアは2018年、カザン航空工場でTu-160を改良した「Tu-160M2」の製造を再開し、新規製造したTu-160M2を約50機程度調達する見込みで、2021年までに最初のTu-160M2がロシア航空宇宙軍に引き渡される予定になっている。
※アイキャッチ画像の出典:Mil.ru / CC BY 4.0
後にこの出来事が原因でまた最高速度論争が起きたなんて事には流石にならないですかね
必死ですなぁ…
どこのF-35Aなんだ
やっぱり可変翼はカッケェなぁ
浪漫がある
どこまで本当の話か分かりませんが
アラート側としては対象機を領域外に退去させた時点で任務達成ですよね。
アメリカでM2以上で飛行できる機体はF-22, F-15, F-16くらいですし、F-22でもスーパークルーズはM1.8が上限でM2以上はアフターバーナー使用が前提なので長時間は無理ですね。
過去にはYF-12とかB-1AなどM2以上で飛べる大型機体もありましたが、試作段階で終了したり制式採用時にダウングレードしてたりと選択肢が無くなっています。
B-1Bはエンジン改修版のB-1RでM2以上の速度を達成する計画もありましたが、貴サイトにもある通り機体寿命を使い切ったので機体改修とセットでやる予算があるのか微妙です。
M2以上が必要なら極限の空力を実現できる無人機かミサイルというのが現実解でしょう。
「目の前で起きた事実に、米空軍のF-35は直ぐに反応出来なかったが、状況を認識した時にはすでに手遅れだった。」
ロシアがF-35の評価を落としたいというのはわかりますが、可変翼爆撃機の元祖とも言えるB-1ランサーを有する米空軍に対し、上の描写はさすがに滑稽ですね。米軍のように新規にステルス全翼爆撃機を開発・生産できないからこそTu-160M2の再生産に頼らざるをえない現状を、もっと真摯に考えるべきでしょう。
ステルス爆撃機よりも長射程のミサイルを有する超音速爆撃機の方が生存率(先進国相手で)が高い。A-10が30ミリガトリング砲を全く使わなかったように被弾を防ぐ為に長射程兵器をメインに使うのは当たり前。ステルス技術はあったほうが良いがそれを使わずに済む手段があるならそれに越したことはない。
F-35Aは2017/10/23~2018/05/02 沖縄の嘉手納基地に暫定配備されてましたね。
だけど、ステマ的なフェイク・ニュースですね。
中国のポータル・サイトwwwwで、11月上旬にこのTu-160/F-35Aの事があったとカキコ。 2019年8月にロシア・メディアがこの事を報道してますね。
他にも関連記事があるんでしょうけど、下記のロシア記事(11月上旬と書いてる)を読んだ時点で検索を終了したです。
(中国のポータルのは2019年8月以前なのに、2019年11月上旬にあった事と書いてあったかな? と推測)
Американские F-35 не смогли догнать российские Ту-160 в небе
08.11.2019
リンク
ロシア機好きだから余り言いたく無いんだけど、接近されている時点でTu-160アウトだと思う。
他の人も書いているけどF-35は単に示威行動して追い返しただけでしょうに…。
当然実戦ではアウトっていうか100キロさきから撃墜されている。
そうゆう話ではない事を理解出来ないのはちょっとアレだな。
嘘っぽいというか嘘でしょ
ロケットじゃないんだからマッハ2まで急加速とか無理無理
所詮爆撃機なのでF-35Aなら相当な時間追従できたはず
必死過ぎてなんとも。
撃墜するのは容易いだろうが面目丸潰れだな
ミサイル以外での迎撃、って亜音速・超音速で飛行中に機銃使うはずも無し・・・
ドッグファイトはロマンはあるよね
ロシア軍が逃げたという話しですよね。
戦闘であればF-35は本来のステルス性を発揮し、
相手が捕捉できないまま高性能ミサイルでご自慢のTu-160を木っ端微塵にしていたことでしょう。
こんなネタで精神勝利する必要があるほどロシア軍は劣位なのでしょうか。
中国メディアがソースのスプートニクの記事という時点でもう…(@_@)
ならばよし!
F-35は最新鋭のステルス戦闘機なのに世界最大級の最大搭載量世界一の超大型爆撃機に追いつけない性能ってどうなん?って話。少なくともスクランブルにはかなり向いていないよねって事だろう?ロシア軍は訓練で出向いている訳なんでアフターバーナー脱出して精神勝利とかあー何とも痛々しい。だったら実戦ぽくチャフフレアー巻けば良かった?それとも護衛機もいれば良かった?
「全速力で逃げ出した。」ですよね?
既に先進国でなくなったロシア、
見栄を張るしかない後進国が、
唯一の求心力であるプーチン死後
どうなるかが楽しみです。
F6Fの追撃を振り切った彩雲の話を彷彿とさせますね。
米本土のインターセプターはF-15C
後継機のラプターが中止になってF-15Eベースでの新造を計画してるわけで、米軍としては織り込み済みでしょう
それに大型の爆撃機とは言え、アフターバーナー使って何分飛べるんでしょうね
スパクル可能なF-35のレーダー範囲外(160km以上)までアフターバーナー使って逃げられるとも思えませんが
我に追いつく、LMなし!
領空に向かってアフターバーナー炊いたらそりゃ全力で追っかけるだろうけど
遠ざかる方向へ加速したら普通に見送るんじゃ?燃料の無駄だろ
巡行速度はF-35の方が速いので本気で撃墜するつもりならTu160は逃げ切れないぞ
リヒート 女の腕まくり
勉強になりますφ(..)m メモメモ
リヒート:アフターバーナー
女の・・・:然したる脅威ではない
うまい
リンクの切れている動画を見たい。大体URLありますか?
リンク
米空軍、F-3採用待ったなし。
エンジンの小さなF35だから仕方ないね。
Tu-160がアフターバーナー使ったとしても基地まで帰るのに燃料もつのか心配になる