ロッキード・マーティンは9日、F-16の総生産数が5,000機を越えるかもしれないと言及して注目を集めている。
参考:Lockheed: New Demand for F-16s Could Push Type Past 5,000 Mark
ここに来て約5,200機生産されたF-4を超える可能性が出てきたF-16の再躍進
ロッキード・マーティンのミッシェル・エバンズ上級副社長は9日、戦闘機F-16の受注が急増してバックオーダーが140機に達していると言及、さらに幾つかの国からF-16の新規受注が見込めるため、同機の総生産数が5,000機を越えるかもしれないと明らかにした。
F-16の総生産数は現時点で約4,600機と推定されており、ロッキード・マーティンの予想が現実のものになれば約5,200機生産されたF-4の記録を塗り替える可能性もある。
現在ロッキード・マーティンが抱えているF-16のバックオーダーはバーレーン向けの16機、台湾向けの66機、モロッコ向けの24機、ブルガリア向けの8機、合わせて計114機しか確認できないため、恐らくエバンズ上級副社長が言及した「140機」という数字にはインドネシアが購入すると発表した分(30機前後)が含まれている可能性が高く、今後のF-16受注予想は今年4月の決算説明会でアフリカ、南米、東南アジアの国々からの受注が期待できるとロッキード・マーティンが言及しており、未確認ながらクロアチアにF-16Vを提案しているらしい。
果たしてロッキード・マーティンが言うようにF-16の総生産数が5,000機を越えるのかは謎だが、新規受注以外にも旧型のF-16からBlock70(V仕様)へのアップグレード受注が好調でバックオーダーを400機以上抱えており、当面F-16の製造ラインはフル稼働で対応しなければ受注を捌くことが難しいだろう。
補足:F-16は元々テキサス州フォートワースの工場で生産されていたが、同工場で生産されているF-35の製造ラインを拡張するためサウスカロライナ州グリーンビルの新工場にF-16の製造ラインを移転、現在は月産4機体制で受注したF-16Vの生産を行っている。
米空軍もF-16Vの好調ぶりに目をつけ、ロッキード・マーティンと共同でF-16Vのコモディティ化を進めており、約5,490万ドル(約58.5億円)と推定されるF-16Vの調達単価は今後値下がりすると予想されているため、海外市場で競合する第4.5世代機を圧倒する可能性を秘めているが、全く問題が無いわけではない。
参考:仕様標準化と固定価格、米国はF-35と同じ方法でF-16Vの輸出拡大を目論む
既存機(F-16A/B)をBlock70(V仕様)にアップグレードしている台湾では「ある問題」に悩まされている。
台湾はF-16A/BをBlock70(V仕様)にアップグレードする事業とは別に新規製造されたF-16Vも調達する予定なのだが、F-16Vの新規製造型は機内内蔵式の電子戦装置「AN/ALQ-254」搭載されるのに対し、F-16Vのアップグレード型は従来通り機外ポッド方式で携行する必要がある。
そのためBlock70にアップグレードされる127機分の電子戦ポッドを調達する必要があるのだが、米空軍が開発中だった機外ポッド方式の電子戦装置「ALQ-131」はAN/APG-81と電波干渉を起こすことが判明したため開発が中止になり台湾空軍が頭を抱えているらしい。
今のところ米空軍も旧型機からのアップグレード型F-16Vに搭載する電子戦ポッドについて具体的な提案を台湾に行っていないが、ALQ-131の開発に失敗したノースロップ・グラマンが「ALQ-131(C)」を開発中で、F-16Vの需要に可能性を感じたレイセオンがAN/APG-81に対応した「ALQ-184」のアップグレードバージョン開発に着手しており、3~4年あれば新型電子戦ポッドが完成するだろうと言われている。
しかし台湾のアップグレード型F-16Vは既に完成機が台湾空軍に引き渡され運用が開始されているだけに、電子戦ポッドがない状態で中国空軍と対峙するようなことになれば圧倒的に不利なので「3~4年」も待てないというのが本音なのかもしれない。
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force Photo by Senior Airman Tristan Biese
ボーイング Ураааааааа!!!!
幻に終わったF-2SuperKaiというアップグレード案
今からでもBlock70相当にアップグレードとかは・・・ないか
F-3にリソース集中したほうがいいしな
それにしてもF-2の生産打ち切りは思い返すとホント残念な決定だよ
ゲル許すまじ
あれが国民人気1位とか言われてたけど、結局何だったの。
ほんとひどいゴリ押しだなあ…。
マスゴミ側も割り切ってる感あるよね。騙せる奴だけ騙して残りは斬り捨てて無視するか叩きまくる。
まあでも小泉や小沢を支持しといて格差が―とか叫ぶくらい日本の有権者はイカレてるから、石破人気も意外とリアルだったのかもしれん。
ゲル「お願い許して、何でもするから(上目遣い)」
韓国へ流刑!
ゲル許すまじは激しく同意なんだけど、
F-2に対してV仕様が明確に優れてるのってどこなんだろう?
コクピットとアビオだけなら結構簡単に更新出来そうな……
CFTは機動性落ちるからなんとも言えないし目玉装備のAESAは言わずもがなだし
F-2は実戦配備後も様々なアップグレードが行われているから安心しろ
特にレーダーは型番がJ/APG-1からJ/APG-2に変更されており、それに見合った性能向上も行われている
それにF-2SuperKaiで行われた提案の内、JDAMの運用能力はF-2のアップグレードで実際に追加されたし、LJDAM・スナイパーXRの対応改修も今後本格化する見通しで、更にAIM-120・AIM-9Xは国産のAAM-4B・AAM-5の運用能力を付加する形で代替されている
それにしても元・自民党幹事長によるF-2生産打ち切りは本当に悪手だったな
あのゲルのせいで戦闘機の国内製造に空白期間が生じ、F-4EJからF-35Aへの代替スケジュールがタイトになり、戦闘機関連の製造メーカーの撤退が相次いで、マジで日本の防空を危機に陥れた奴が今度の自民党総裁選候補だって言うのが信じられん
正直、今度も総裁選も落選して欲しいと思うわ…もしもゲルが勝ったらマジでF-3開発中止とか言い出しかねない
Block72と比べて劣っている部分をまず出すべきでは?
その話はよく聞くが何が気に食わなくてF2戦闘機を打ち切りにしたのか
理由が知りたいな
F-4後継でF-2増産を望む業界に対して、第5世代機を望んだ空幕がその動きを阻止に動いて、
その動きが﹙第5世代機の予算確保とかの理由でしょうが﹚F-2減産にまで拡大した感じかな?
2010年代に調達したなら、2040年代前半までは使う事になり、そんな先までF-2を有力な戦力として維持するのは費用が掛かり過ぎるでしょうから、
F-4後継としてのF-2要撃型を潰し第5世代機手配を志向したのは、個人的には理解出来ます。
ただ、当時消耗が少なかった事からF-2の減産までしたのは、行き過ぎだったと思います。
その後、望んでいたF-22は入手出来ず時間をおいてF-35手配になったので、結果論だけど急ぐ必要は無かった訳で、
これまた結果論ですが、震災でF-2Bが被害にあってますし、予備機の少なさはF-2の統合作業にも悪影響を及ぼした様ですから。
普通にF15の方が安かったに一票
支援戦闘機にしては高価すぎるとの批判は結構あった気がする
F3も同様の問題を抱えるだろう
空自F-15Jより後に配備されたF-2が結局は先に退役、イーグルの後期生産型(J-MSIP)は今後マルチロール化の大改修を受けて対艦・対地ミサイル(JSM/JASSM-ER/LRASM)の運用能力を付与されまだまだ現役に留まるという話を知らないんですかね?
ゲル長官はF-2取得数減らした戦犯!とかきょうび未だに言ってる人間がいるなんてビックリですよ…
ゲル氏はP-1でもやらかしてますがな
F-15JSIは、フライバイワイヤ未使用なので、
対艦・対地ミサイルの使用は実質胴体下のみだったような。
結構微妙な能力だと思います。
「それにしても元・自民党幹事長によるF-2生産打ち切りは本当に悪手だったな」と書いた者ですが、F-2がF-15Jより先に退役するのは、機体材料の問題で飛行寿命の延長が難しいからです
特にF-2は、主翼に炭素繊維強化複合材による一体構造と言う新しい方法が用いられていますが、この炭素繊維強化複合材の疲労強度の基礎データが蓄積されていない為、F-2の寿命は当初定められている6000時間(年間200時間飛んだとしたら30年)以上に延長する事は出来ないとされています
因みにこの事はF-2開発の時から容認されていたと思われるので(でないとF-2が開発出来る訳が無い)、批判される謂れは無いと思います
それとゲルに関してですがF-2の取得数を削減した結果、我が国の戦闘機の国内製造に空白期間が生じ、F-4EJからF-35Aへの代替スケジュールがタイトになり、戦闘機関連の製造メーカーの撤退が相次いで日本の防空を危機に陥れた事実は動かせませんので、その事を「きょうび未だに言っている人間がいる」なんて過小評価している人が居る事にビックリしています
もしも今度の自民党総裁選でゲルが勝ったら、本気でF-3開発中止とか言い出しかねないですよ
それどころか、F-35すら減らしかねない
何しろ「グレートリセット」だの言って、安倍首相の成果を全部否定する気ですから。みんす党かっ!
kytnがブレーンだから、代替に今更グリペンなりイカなり入れかねんし
今だったら、もしかするとkytnの手下であるモンタニ師の大ボラを真に受けて「F-35とF-3の代替にJF-17を!」を言い出すかも知れないですよ?
>みんす党かっ!
似てるよね。後ろや外から言いたい放題、撃ちまくるクセに、いざ要職につけると何も成果をあげない。マスゴミが全力擁護するのも同じ。
>マスゴミが全力擁護するのも同じ。
蓮舫議員の「2位じゃダメなんで しょうか」みたいに、マスコミの印象操作で叩かれることも。
ちなみにあの発言、開発中に「京」を超えるスーパーコンピューターが出てくる可能性が当時指摘されてて、
「1位」を目標とした事業だと開発中に失敗事業の判定になりかねない状況だったのでその対策を質問したところ、
開発サイドが精神論じみた回答しか出来なかったので、逃げ道を用意する的な位置付けで出たセリフだったようです。
蓮舫議員は嫌いな政治家ですし、
「2位じゃダメなんで しょうか」が揶揄の方向に行き易い下地もあったと思いますが、
あの件はマスコミが悪いと考えています。
「F-2の退役時期」が何をどうやったら「ゲルがF-2減らした戦犯」の否定に繋がるのか全く意味不明。
「早期退役する様な機体だから減らして正解だった」と言うなら話の筋だけは通りますが、現役35年は戦闘機の性能寿命を考えれば「まあまあ不足のない耐用年数」ですし、それすらゲルのせいで早期に生産終了していなければ機数にも部品にも余裕があった訳でもう数年延びて「何の不満もない耐用年数」になっていた可能性が高いです。
そもそも性能を求めて炭素複合材を選んだのであって金属エアフレームより耐用年数が短いのは最初から分かってる事で「きょうび未だに」も何も当時から何ひとつ状況は変わってないんだけど?
横から失礼します。
議論の本筋から外れますが…
>そもそも性能を求めて炭素複合材を選んだのであって金属エアフレームより耐用年数が短いのは最初から分かってる事で「きょうび未だに」も何も当時から何ひとつ状況は変わってないんだけど?
実際に短いか否かは未だ判らない、ってのが実情でなかったでしょうか?
F-2が先頭でフィールド試験しているような状況、だと認識しています。
F-2退役機を用いて、実際の疲労具合を見て、寿命に関する見直しが入るのかな?、と予想しています。
空自F-15Jより後に配備されたF-2が結局は先に退役、イーグルの後期生産型(J-MSIP)は今後マルチロール化の大改修を受けて対艦・対地ミサイル(JSM/JASSM-ER/LRASM)の運用能力を付与されまだまだ現役に留まるという話を知らないんですかね?
F-2取得数減らしたゲル許すまじ!とかきょうび未だに言ってる人間がいるなんてビックリですよ…
Cゲル「F2締めてスパホ買おうぜ」
実際の彼はユーロファイターのほうが良いと言っていたはず。
F-16絶好調で、一番歯がみをしているのは「採算性が悪い」で航空機部門を売っぱらってしまったジェネラルダイナミックスじゃなかろうか。
GD久々に聞いた。グラマン、マクドネルダグラス、ノースロップ。
航空機が人の手による作品だった時代。
親会社ゼネラルのせいとF22コンペに負けたせい
飛行艇を作っていたコンソーリデット社、低性能の機体ばかり作っていたヴァルティー社
2つをくっつけてコンベア社、空軍にそれなりに採用されたが
その後社名ゼネラルダイナミクス完全に親会社の傘下に
F22コンペでF16XLに似たようなので応募
見事に3位落選となり先が見えずロッキードに助けを求めた
Fー16は見た目が古くならないのも有利だよなぁ
某タイフーンと違って
確かにタイフーンかっこ悪。ラファールの方がはるかに洗練されて見える。あれでRCSが低いと言われてもにわかに信じがたい。
実際、本当にラファールより低いとはとても思えないよね。
ラファールは開発時から一応、ある程度ステルスも考慮したカナードの配置になってるのに対して、
タイフーンはそういうのは全く考慮していないデザインのはずだし。
ラファールのRCS、AAMのみ搭載した形態だとF-16の1/10以下で﹙一方タイフーンは1/3程﹚、機体のRCSも一説には0.2㎡程度とか。
ラファールが、インドにとっての「現実的」なステルス戦闘機、と称されただけの事はあるかと。
タイフーンに関しては、カナードの位置が離れすぎて、カナードで発生したボーテックスを利用出来るとは思えないので、
何のためのカナード機なのか問い詰めたくなります。
「軽トラックにF-1のエンジンを搭載して高性能を目指したような機体」との酷評があるのも仕方ないだろうなとも。
でもA~D型の頃のスッキリとしたシルエットが記憶にあると
CFT積んでフル武装の最近の姿は「おま……随分肥えたな……」と言わざるを得ない
月日は残酷だから、と20年前の己や友人の写真を見て感じるのに通じてる。
>某タイフーン
スタイルが、第4世代機というよりは第3世代機よりな印象があります。
ブレンデッドウィングボディな感じが無いから。
それ以外にも、吸えりゃいいんだろ的なエアインテイクとか、色々雑な感じが・・・
おフランス様的にはそういうところも許せなかったんじゃね、な感じ
タイフーンほどどこからどう見てもカッコ悪いジェット戦闘機はないよね。
ホントに信じられないお粗末さ。
AN/ALQ-254
何故、既存機にはAN/ALQ-254を内装できないのだろう?
ボーイングとロッキード、どうして差がついたのか…慢心、環境の違い
ボーイングは割とマジで経営者の経営方針が悪いはあると思う
エンジニアの軽視と新規プロジェクトに予算を出さないのが、日産と共通した失敗
TSMCとインテルもそんな気がする
ボーイングの凋落はダグラスを救済合併させられた時から
737MAXが死亡事故起こしてるのに何の改善もせず全く同じ原因でまた死亡事故起こすとか
マクドネル・ダグラスのDC-10のときと経緯が同じ
御巣鷹山の恨みじゃないかな。
F16VはCFTの前から見たときの形がどうにも好きになれない。真正面以外からならまだ見れるのだが・・
まぁ空力的には間違いないのだろうが・・
戦闘機は見た目も肝心なのだと思うわ。
F15は逆にCFT付の方が格好いい!
空自のF15の改修の際、なんとかしてCFT付ける方向で頼みたい。
自分的にはF-16VのCFTは、「おお!そうきたか、それで良いのか!」という感じで面白い。
そのせいか正面の見た目は新鮮で逆にかっこ良く思ってます。まあ、一見空力無視のアニメメカっぽいですが。
恐らくは飛行姿勢の関係であれで問題無いのでしょうね。
A-4なども背面のアビオパック付以降が全体デザイン的には好きなほうなのでw
AN/APG-81はF-35用、AN/APG-83がF-16V用で両方ともノースロップ・グラマン製ですが、F-35でのマッチングテストでAN/ALQ-131と電波干渉することが判明し、APG-83がAPG-81の派生型なのでF-16V改修でも問題となったケースでしょうか。
ALQ-131は現在ノースロップ・グラマンが製造しており、ノースロップ・グラマン1社で担当する部分が増えるので単価的にもコストダウンしやすいというオペレーター側の要望もありそうなので、L3ハリスのALQ-211やレイセオンのALQ-184を代替提案するとV型改修コストにも影響が出そうです。
アイキャッチ画像がF-86に見えた!
後頭部がモロに機種インテーク形状に見えますねw