テロリズムの専門家もパレスチナ自治政府のシュタイエ首相も「イスラエル軍の軍事作戦だけでハマスを殲滅するのは難しい」と指摘したが、米国の統合参謀本部議長も「民間人の犠牲が増えるほど市民をテロに駆り立てハマスの根絶が難しくなる」と警告した。
参考:New top American general says Israeli goal of toppling Hamas ‘a pretty large order’
参考:Top US general cautions over risks in a long Gaza war
ハマス根絶という軍事目標の達成すら怪しいという指摘が増えてきた
安全保障やテロリズムが専門のロバート・ペイプ氏(シカゴ大学の政治学教授)はCNNに対して「イスラエルの戦略は『ハマスと住民の分離』ではなく『ハマスと住民の統合』を加速させているだけで、殺害した数より多くのテロリストを生み出している可能性が高い。イスラエル軍がどれだけ攻撃してもハマスの弱体化は一時的なものに過ぎず、民間人を殺害すればするほど長期的にハマスは強くなると考えるべきだ」と言及。
パレスチナ自治政府のシュタイエ首相もFrance24に対して「彼らが設定した目標に到達することは決してない。なぜならハマスはガザだけの存在ではないからだ。ハマスとは一種の理念や思想であり、ガザ地区にある軍事組織だけを指す存在ではない。ハマスはヨルダン川西岸、レバノン、シリアにも存在し、その指導者達はカタールなど複数の場所に分かれて存在する。要するにイスラエルがガザを攻撃してもハマスを殲滅することは出来ない」と指摘したが、米国の統合参謀本部議長も同様の危惧を表明して注目を集めている。
ブラウン議長は「ガザ地区での軍事作戦が長期化し、民間人の犠牲が増えるほど市民をテロに駆り立てハマスの根絶が難しくなる。軍事作戦を停止できるラインに早く到達できれば『新たなテロリスト』が生まれるのを抑制できる」と述べた。
イスラエル政府高官は「今以上の早さを追求すれば民間人の犠牲者が増える」と反論しているものの、軍事作戦のみでハマス根絶は難しいという声は増え続けており、イスラエルは「ペイプ氏が主張する悲劇のパターン」にハマるかもしれない。
追記:ガザ保健省が発表する死亡者数(9日時点で1万800人以上)についてイスラエルや米議員の一部は「誇張された数字だ」と主張しているが、米国務省のバーバラ・リーフ次官補は下院外交委員会で「死亡者数は発表よりも多い可能性が高い」と証言、ブリンケン国務長官も「ガザであまりにも多くのパレスチナ人が殺された。ここ数週間であまりにも多くの人が苦しんでいる」と発言して民間人の死者数を最も直接的に非難した。
関連記事:パレスチナ自治政府のシュタイエ首相、ガザを攻撃してもハマスは消滅しない
関連記事:イスラエルのやり方はテロリストを増やすだけ、ハマスと住民の分離に繋がっていない
※アイキャッチ画像の出典:Chairman of the Joint Chiefs of Staff from Washington D.C, United States
イスラエルはガザ地域だけ殲滅浄化出来れば良いと考えてるかもしれないけど、今度は憎しみからハマスとなった難民がエジプト領内からロケット弾を撃ち込むようになったらどう対応するつもりなんだろうか…
>今度は憎しみからハマスとなった難民がエジプト領内からロケット弾を撃ち込むようになったら
その時はエジプトがハマス殲滅に乗り出すから……(震え声)
米国人の視点からすれば、アフガンやイラクでの経験から「生き残った市民をテロに駆り立てる」と言う主張が成り立つんでしょうけど
イスラエル側は「その市民ごとハマスを殲滅してやるわ」と言う作戦で戦っているので
そもそも議論が噛み合っていないですね……
ガザの住民をハマスごと「浄化」したら西岸やシリアレバノンに同じ組織が出来るだけだし、この記事もそのことを言ってるんやろ
このアプローチの行き着く先は「中東問題の最終的解決」からの第三次世界大戦にしかならず、その時アメリカはイスラエルを倒す側になってると思う
現在1ヶ月で1万人のペースでパレスチナ人を殺しています。
「市民ごとハマスを殲滅してやる」にはあと220ヶ月ほど掛かる計算ですが、作戦として破綻してませんか?
それに、ガザを殲滅したところでハマス殲滅とはならないのは記事中で言及されています。
この辺は、単純にヘイトを貯めるってだけじゃなくて
次の世代の子供や孫に渡って「不満がある時の仮想敵」に祭り上げるための口実を与えてるわけで
とりわけ、失業率が高止まりしてセーフティネットも機能してないパレスチナの若者にとっては格好の標的でしょうね
それが嫌なら「最終的解決」をするか、今からでも平身低頭謝って永年の保証をするかの二択かと。
もちろん、嫌味で言ってますが。
だから、イスラエルは現在ガザで「最終的解決」を目指している訳ですが……(震え声)
もしユダヤ人国家がそれをするなら
あまりにも人類の業は深すぎる……
エルサレム症候群じゃないですけど、世界中にいるパレスチナ移民や難民、イスラム教徒、イスラム教徒ですらない人物が後代にイスラエルを攻撃することもあるわけですから、ガザ市民への無差別大規模攻撃という歴史自体が、イスラエルの将来へのリスクになり得ると思います。
実際自爆ベストでテロする人間は難民じゃなかったりするんですよねー。
先進国の良い大学出てたりもする。
孫子もクラウゼヴィッツも戦争を仕掛けるからには、速攻で終わらせろって言ってるよね
でも、速攻(短期決戦)で戦争を終わらせろって言うのは理想論に過ぎないんです
孫子もクラウゼヴィッツもその方が良いと言ってはいますが、戦史上では速攻を狙って大失敗した例の方が目立ちます
最近だと昨年のロシア軍によるウクライナ侵攻が好例ですし(これはかなり不細工な失敗でしたが)
今年のウクライナ軍による反攻失敗もそれです(これは政治的要素によって強要された結果でした)
日本だって太平洋戦争で速攻を狙い、その結果がミッドウェー海戦での大敗です
むしろ長期戦の可能性を視野に入れて戦略を練った方が成功する場合があるのが戦争の難しいところです
近年の短期決戦だと、クリミア併合、パナマ侵攻、湾岸戦争とかは成功してますね
孫子はそもそも戦わずして勝てって言ってますよ
圧倒的格下以外に、むやみに仕掛けるもんじゃないです
長期戦を仕掛けて勝ったのはあまりないでしょう
防衛側は長期戦で凌いだことは数多くありますが
たとえ格下相手でも番狂せがあるからハッタリで勝つ方が安全。
イスラエルが、ロイター通信・アメリカのAP通信・CNN・ニューヨーク・タイムズを名指して、ハマスのテロ攻撃を事前に知っていたと主張しています。
マスコミは、広告料収入がなければ成立しないですから、大手企業に影響力のあるユダヤ人の可能性は絶大であり、強烈な圧力になるでしょう。
イスラエルの閣僚・野党議員(ベニー・ガンツ前国防相)が、該当記者をテロリストであると指摘しており、ダニー・ダノン議員が暗殺ターゲットになる可能性を示唆しています。
国連・UNRWA・援助団体・マスコミは、ハマスの許可がなければ、ガザ地区内の活動は不可能でしょうし、今後の動向・情報について注目したいと思います。
イスラエルは、もう後戻りはできない訳ですから、どこまで作戦をやるのかということでしょうね。
この衝突に関しては、ウクライナ戦争の比じゃないほどプロパガンダ合戦が展開されてます。
客観的な証拠のない「片方の主張」はそれが衝撃的であればあるほど疑ってかかるべきですね。
まさに、仰る通りです。
その話を聞くと、第二次大戦前にアメリカに沢山いた親ナチスの人々を思い出す
その人たち、マイヤーランスキーやバグジーシーゲルとかのギャング団に集会潰しされて人が集まらなくなった話がありますね。
集会場の2階から放り投げられたり、両足を折られたりして数人しか集まらなくなったと聞きました。
ルチアーノに手を貸そうかと言われたけど、ランスキーが手が足りていると断ったそうだからアメリカで対抗するのは無理だったのでしょうね。
いやー、本当にイスラエルは素晴らしいですね〜
常識的に考えても自分たちの諜報機関すら把握できなかった(少なくともイスラエルはそう主張している)
テロの兆候を外国の報道機関が察知できるわけがないことくらい彼らだって分かっているでしょう
彼らの狙いは外国の報道機関に被害妄想お構いなしののクレームをぶつける事で圧力をかけることなのです。
しかもこれを言っているのは野党議員
(ベニー・ガンツはイスラエル国内において次期首相になって欲しい人物No.1、
1年前まではネタニヤフ連立政権に参加し次期首相に指名されていた)って言うんだから
イスラエルという国が頭からつま先まで狂っていると言う証拠がまた一つ増えてしまいましたねぇ。
ベニー・ガンツがネタニヤフ連立政権に参加していたのは1年前ではなく3年前でした。
修正しておきます。
仰る通り、さすがに報道機関に圧力をかけているようにしか見えないですよね。
ネタニヤフの方が、まだ穏健そうに感じる事に(核兵器使用を示唆した閣僚もいますし)、ため息が出てしまいます。
一方わが国のマスコミ、たとえばNHKは一見中立を保っているように見えますが、その実かなりイスラエルに忖度しているように感じます。
一例を挙げると、
> 「イスラエル軍がパレスチナのガザ地区への地上侵攻を進める中、複数の現地メディアはイスラエル軍がハマスの拠点があると主張する病院を攻撃し、死傷者が出ていると伝えました。」
病院への攻撃という蛮行の報道にも、イスラエル側の主張を毎回枕詞として入れることで、「どっちもどっち」「イスラエルには攻撃の正当な理由がある」と視聴者に感じさせることを意図しているように思えます。
他にも、イスラエル軍の行為を残虐と捉えられないようにかなり言葉を選んでいますね。
NHKの方が、民放よりもCMがないため、忖度しなために受信料を払っているはずなんですよね。
仰るように、ジャニーズ問題などもそうですが、なぜか忖度しているような事がありまして…。
報道の方針について、もっと細かく開示すべきだと感じる事が多いです。
NHKは変にプライドが高く紅白とか大河で視聴率が取れないのが許せない。
大河とか歴史ドラマとかジャニタレで視聴率稼いでるからボイコットされるとたまらん。
紅白もSMAPや嵐が出てる時だけ見る層がいる。
エジプトの情報機関がイスラエルに警告してなかったっけ?
自分たち(モサド、ネタニヤフ)の無能を人のせいにするのは実に見苦しいな
いや俺もモサドがここまで無能だとは思わなかったが
「モサドは有能」という幻想が消えると後々の活動に影響が出そうだな
ゴルゴ13の活動にも影響が出そうだ
ゴルゴも、もう引退かな
ロシアのミサイルで民間人がーと叫んてたウクライナ応援団がイスラエルの無差別攻撃に対してハマスがーと言ってるのって何なんだ?
ゼレンスキーがユダヤ人だからイスラエルを応援という単純な動機なのか?
ネットの、いわゆる「お前ら」が一つの自我を持つ何かに見えてるならネットに向いてないので半年ほど離れることをお勧めします。
逆に軸がブレない非政府組織のそういうレポートを見たいならやはりHRWあたりが定番かつ安定ですかね
ウクライナ戦争においても双方の戦争犯罪についてレポートを出してますし、イスラエル周りについてはもはや言わずもがななので。
もしこの辺の、面倒臭いほどに原則を押し通す組織のことが見えてなかったなら、チェリーピッキングをぜひ疑ってください。
ここでロシアに絶対負けてほしいとコメントしてるオレは
イスラエルはロシアと同じだと認識してるぞ
イスラエルがこのまま軍事作戦を続けて世界が傍観、というか止められないなら
中国が「台湾侵攻しても世界が止めることは出来ないんじゃね?」「ロシアよりもうちらは人口が10倍以上あるからロシア以上に犠牲出しても台湾を侵略出来るならいくら自分たちがダメージ負ってもおk」って認識すると思ってる
他にもイスラエルの行動は中国の台湾侵攻に好影響を与えるってツイートしてる人たちもいるし
ロシアだってますます「イスラエル同様に自分たちもネオナチを殲滅してる」って主張しかねない
ロシアのミサイルとかよりブチャの虐殺で風向きが変わりました。
どちらかと言うとロシアのブチャでの虐殺はハマスのテロとダブって見えます。
子供に銃の照準を合わせて意図的に子供や赤ん坊を殺しているが、ミサイルは違います。
結果は同じだろうと言う人もいるだろうけど、故意と過失を区別する人もいます。
ひとりひとり考え方は違うかもしれません。
ガザ地区のハマスは殉教するつもりでやってるでしょうからねえ。
全滅上等でしょう。
ハマス側の広報は民間人の死者を殉教したとか言ってます。いくら死んでも気にしないでしょうね。
ハマスを怨めと言いたい人もいるでしょうが、自分らに爆弾降らせているのはイスラエルなわけで怨むなってのは無理な話。
そしてイスラエルが頑張って世界各地のハマスを壊滅させたところで、翌日には第二のハマスが出来るだけでしょうw
イランなどの反米国家はこれを宣伝するでしょうし、今までイスラエル関連は傍観してたロシアもウクライナでの意趣返しか敵対を選んでますから終わらせないように動くでしょう、イランからするとスンニ派のアラブ人なんてどうでもいいし、ロシアもイスラムなんてどうでもいいんだからガザ地区が殲滅されても気にしない。
そしてイスラエルが今までやってきた事は弁護が出来ない事です、本人たちはハマスの被害者であり報復は当然と思っているのでしょうが、世界の殆どの国は共感しません。アジアアフリカの国は植民地支配された記憶があり、イスラエルの人種隔離政策や西岸地区への侵略、住民の追い出しと人種差別は容認できない。
中東の国はアラブ人への虐殺は容認できず、ユダヤとは仲の悪いカトリック系の国々はパレスチナよりなので南米や南欧やアイルランドなどでも反発が増える。アメリカと西側の半分くらいだけを味方に世界と対立するようなもんです。
アメリカの国益にもならないと思うんですけどねえ、、、
今はイスラム側がイスラエルより弱いけどこれから先どんどん人口増えてくし技術も発展してくよね?
西側諸国でも若者はパレスチナ支持が強いらしいし将来のイスラエルに対する風当たりはもっともっと強くなる
そうなったら今度はユダヤ人側が同じ事されるかもしれないのに…
>>今はイスラム側がイスラエルより弱いけどこれから先どんどん人口増えてくし技術も発展してくよね?
さあ、どうなんでしょうね。
現時点で理系のノーベル賞受賞者にイスラム国家は見当たらないし。
人口の半分にシーツをかぶせたり頬かむりさせたりして、高等教育を受けさせない国の限界じゃないかと思います。
凄く同感。私も全く同じ考えで、イスラム教圏に将来性があるとは思えない。だから日本人の親イスラム教徒的な姿勢が、凄く不思議に感じる。
今回のことでもネタニヤフの暴走が始まる前から、日本では反イスラエル的な世論が目立っていた。オイル・マネーによる偏向報道の蓄積なのかもしれないけど、それにしても日本の親イスラム教徒的な世論には違和感を感じる。
日本は判官贔屓の傾向があるのも理由の一つかもですね。
後は、欧米諸国でも若いほど親パレスチナ傾向にあるのと同じ気もしますね。
イスラエルの犠牲者よりパレスチナの犠牲者の映像を昔から数多く見てきましたから。
私は逆の考えで、イスラム教圏の将来性を10とするなら、日本や西欧諸国の将来性は1~2程度だと思う。特に80歳以上が人口10%以上を占め、子供が毎年減り続ける我が国の将来は厳しい。
「発展途上国」という言葉は文字通りだが、「先進国」はもはや字面とは程遠く「衰退途上国」とするのが的確なのではと考える。日本の20年後、30年後を思い描いた時、今より発展している国家像が思いつかない。その時に労働人口はどれほど減っていて、老人割合はどうなっているだろうか。
ムスリム人口で言えば、インドネシア、パキスタン、インド、バングラデシュなどアジアがいわゆる中東より多いわけで、先進国は肩身の狭い想いをしていかなくてはならないと思います。
移民が多い国ならなおさら彼らの発言力は増えていきます。
名無し太郎さんはビジネスライクな考えに寄った見解がこれまでも多かったように思いますが、一般大衆がイスラエルのニュースに触れるのは、揉め事の時がほとんどてしょう。
オイルマネーの話もされますが、一般世論が産油国にことさら好意的でもないですし、イスラエルとの国交正常化が進む中で、日本で反イスラエルの世論を醸成する理由がわからない。
学校教育で習うホロコーストをはじめとした被害者としての「ユダヤ人」の印象とイスラエルの行動の差異に対する反発(被害者なら何をしても許されるのかなど)によるものという方が、まだ肌感覚に近い気がします。
反イスラエルが何で親イスラムとイコールだと思うの?
同じように親イスラムが反イスラエルとイコールでもないですよね。
住んでる場所によってはムスリムの友人知人が普通にいるところはすでにあるわけで、そういう人にはイスラムに親しみを覚えている人もいます。
もしくは反イスラムから見れば、日本人の「おもてなし」精神も親イスラムに見えるのかもしれない。
某赤坂の局が赤軍関係者を解説に呼んだり、むしろ日本のメディアは反イスラエル親パレスチナ反アメリカをやってた世代のシンパが多いですから。
その理屈で歴史が進むなら、「高度な文明社会を築いたローマ人が、高等教育も受けさせないゲルマン人に敗れるなんてありえない。それが、未だに獣肉を食らっている蛮族の限界だと思います」が西暦350~475年にも適応できたことになる。でも、そうはならなかった。
少子高齢化の進む西側諸国や日本が、他国からの移民なしでも“未来永劫衰退しない”限り、イスラム諸国に追い抜かれないとは断言できないでしょう。仮に相手が足踏みしていても、こちらが後退し続ければいずれ順位は入れ替わるのですから。
>>西暦350~475年にも適応できたことになる。でも、そうはならなかった。
900年前の状況がそのまま現代にも当てはまるのなら、確かにそのとおりだと思います。
しかし現状は技術の進歩による省力化の世界であり、人肉戦にでもならない限りその理論は当てはまらないように思います。
ローマの高度な文明はあくまでも市民権を持つ男子に限られており、女性はもちろんのこと奴隷に人権はありませんでした。
またこれまで野蛮人と見下されていたゲルマン人が、実際には相当な技術・文化レベルを持っていたことも
近年の研究で明らかになっています。
ゲルマン人が勝ったのかは微妙だと思います。
ローマ国教のキリスト教に改宗され、ヨーロッパ風文化に染まって、ルネッサンスではローマ式科学に支配された。
封建領主はゲルマンだけど、ローマ・カトリックも権威や権力を保ち続けた。
ローマ人が敗れたのか定かでない気がします。
ヨーロッパ人はギリシャ・ローマを文化的には祖先と考えているのでは無いでしょうか。
ラテン語が正式な書き言葉として君臨していたのは遠い昔ではありません。
ノーベル賞受賞者どうとかだけで判断するはいささか早計な気がします。
イスラム教信仰だからって教育軽視みたいな論説は一種のステレオタイプに過ぎないです。例えばイランという国、実際現在イランの大学進学60%以上は女性で、工場でヘジャブを着けて働く女性エンジニアの数はかなり多いです。またたまにテレビで流れるテヘランで大学生が政府反対デモのニュースもありますが、その実態は欧米による経済制裁で就職困難な理系大学生の数が年々に増やし続けています、就職できず途方くれた彼らは海外で働くか、イスラム革命防衛隊に参加するほぼ2択でしかない、故にイスラム狂信者集団のように見えるイスラム革命防衛隊実はバリバリ理系大生が集まる超エリート集団です。
バーミヤーンでの仏像爆破も野蛮極まりない。
自然科学的には関係ないかもしれんが、文化科学的には取り返しがつかない愚行。
そのバカさ加減がテロなんて無意味なことに命を捧げて、さらに他の同胞を殺させる行動にあらわれている。
IRAや極左過激派やオウムのテロは結局無意味な結果に終わった。
じゃあイスラエルはどうするのが正解だったんだろね。
攫われたのが数人〜十数人程度なら、特殊部隊での奪回も出来るだろうけど、数百人は無理。
ハマスを批難しながら実質見捨てるべきだったのか。
数人ずつチョコチョコ奪回すべきだったのか、、、でもそれだと残った人質は処刑されるか。
カタールとか「指導者」がいる国へ英米と共に圧力を掛けるのが現実的なハマス殲滅に繋がるのかな。
現地でテロられた赤子の遺体とかを見た上で、そんな搦手丁を選べるかは知らんけど。
そもそもハマスの襲撃を事前に防ぐor最低限の被害に抑えることができればよかった。
境界の防備が手薄になったのは西岸への政策の影響も大きいでしょう。
入植政策や司法制度改革などネタニヤフや右派の暴走のつけを市民が払わされた。
他の誰かが既に言っていたと思うが、そもそも論を言うとハマスのようなテロリスト集団とイスラエル極右の両方がガンです。
両方取り除かないと和平が見えません。
イスラエル左派が中心に中道と手を結び、パレスチナ商人を中心にすることで、イスラム原理主義やアラブの正義を排除して、現実路線の資本主義でパレスチナが歩めば今の報復の連鎖なんてバカバカしい話になります。
中共の例があるから現実路線の資本主義で毒が抜けと言い切れませんが。
しかし中共はなんであんなに不義理なんですかね。
米国にはとんでもなく恩があるはずだし、西側諸国には裕福にさせてもらった義理があると思われます。
こんなことを思うのは子供っぽい正義感ですかね。
不義理は習さん個人のキャラクターなのかもしれないですし、世界史ではそれがふつうかもしれません。
ローマを襲ったヴァンダルもそんな感じでしたね。
誰が悪いかじゃなくて、どう動けば良かったかを書いて欲しかった。
日本人にとってはどちらが悪いかなんて今の段階ではどうでもいいし。
侵入してきたハマスをガザ地区まで押し戻した後に、「ハマスに罪を償わせるが人質解放交渉を優先させる」とでもネタニヤフが言えればよかったが、彼自身は元より、彼の支持者や連立相手がそれを許すはずもない。
ガザの周りを囲んで封鎖し多少の空爆はするが、大規模にはしないで交渉する道も同様に難しい。
例えば、欧米諸国に治安部隊として軍を派遣してもらい共同でハマスに当たるなんてことも、欧米諸国も望まないし外部の横槍を嫌うイスラエル自身望まないだろう。
事が起きた時点で選択肢は限られる以上、そもそも(今回の事象に対しての「そもそも」)ハマスによる襲撃を許して大規模な被害を受けた時点で、今のイスラエルには厳しい展開しかなかったのではないか。
トランプ政権だったあの頃ならアメリカがより強力な支援をしたかもしれないが、ウクライナ侵攻を経た国際世論や政治情勢もイスラエルにとってはマイナスに働いていると思う。
趨勢が決まった段階で不利な方を非難するような日和見じゃどの道嫌われてしまいますよ。
なさんへの返信をミスってしまった…