米海軍は厳しい運用環境下でも作動可能で専用の射出装置や回収装置が不要な無人航空機のデモンストレーションを実施、応募された13社の提案の中からマーティンUAVの「V-Bat」を勝者に選定したと報じられている。
参考:Martin UAV wins US Navy’s Mi2 Technology Demonstration competition
参考:MARTIN UAV SELECTED TO PROTOTYPE NAVY UAS
海軍のデモンストレーションで優勝してしまったマーティンUAVの「V-Bat」
専用の射出装置も回収装置も不要なタイプの無人航空機とは垂直離着陸に対応したUAVのことを指しており、固定翼を備えたUAVを垂直離着陸に対応させるには上昇用と水平飛行用に異なる推進装置を採用するか推進装置の向きを変更して垂直離着陸を実現するかを選択する必要があり、前者の場合はデットウェイトが飛行性能の妨げに、後者の場合は推進装置の向き変更する機構が複雑になりやすく保守や信頼性の妨げになる問題に直面する。
しかしマーティンUAVの「V-Bat」は機尾に搭載された推進装置だけで垂直離着陸を実現しているためデットウェイトが発生せず、推進装置も構造が非常にシンプルな固定式なので保守や信頼性の妨げになる箇所が少ない異色のUAVで同機は垂直離着陸だけでなくホバーリングにも対応するなど注目を集めていたが、L3Harrisなど大手企業が提案したUAVを抑えて米海軍の主催したデモンストレーションで優勝(革新的な技術に対する取り組みの一貫なので戦術UAVとして直ぐに採用されるという訳ではない)してしまった。
今後マーティンUAVは海軍の要求を取り入れたV-Batを6機(管制システム4基や関連機器を含む)製造して5ヶ月以内に引渡す予定だが、V-Batは海軍のデモンストレーションでも競合したL3HarrisのFVR-90ともに陸軍が進めているRQ-7Bの後継機選定の最終候補に選ばれており、さらにマーティンUAVはポーランド海軍の無人航空機(UAV)調達プログラム「アルバトロス」にも現地企業と組んでV-Batを提案中で「米海軍採用」という肩書きが有利に作用するかもしれない。
もしV-BatがRQ-7Bの後継機に選ばれればマーティンUAVの技術は垂直離着陸に対応した無人航空機のゴールドスタンダードになる可能性を秘めており、恐らく各国の無人航空機企業は米陸軍の選定結果に大注目していることだろう。
関連記事:米陸軍が力を入れる戦場の認識力拡張、RQ-7Bの能力向上に600億円以上投資
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出典:Martin UAV
フォッケウルフ トリープフリューゲルやコンベアXFY-1の再来みたいな機体だけど、小型無人機だから技術・運用上の問題(有人機だと離着陸時の視界の問題が立ち塞がる)をクリアできたのが大きかっただろうね
それと、米陸海軍に採用されたら日本の自衛隊も無視出来なくなる
もしかしたら、自衛隊も将来V-Batを採用する可能性が出て来るだろうね
というか、そうなるだろうね。
我が国のスピード感の無さにイライラすること多々だから
アメリカを見てるほうがいいよ
自衛隊もUAVを自走砲の着弾地点観測様に用意してるし、遠隔操縦観測システム(FFOS)で検索するとWIKIにも載ってるけど、これの取得も考えるだろうね。
古い技術が再来するというなら、その内飛行船や航空機を母艦として発進と帰投を行ったり、ドローンに対して空対空格闘戦を仕掛けるドローンが出現したり、パンジャンドラムが出るのだろうか
最後のは無い
英国面が発動しない内は
ハインケル「つにワイの時代が来たか」
フォッケウルフ「せやな」
コンベア&ロッキード&スネクマ「ウチも忘れんといて」
アメリカの社会には冒険家が多い。
日本の大手マスコミに彼らが登場することはない。
殆どは失敗しているがそれを眺めるのはアメリカの軍事産業よりもはるかに健康的である。
映画のバックツーザフーチャーはそれを教えている。
ライト兄弟はその先駆けである。
アメリカの権威等くそくらえと言うアメリカ人が今もアメリカにいる。
彼らが言う自由・民主主義は本物だよ。
後、付け加えると米国社会にはそう言う冒険的な発明家に金を出す銀行や資産家が結構多いのよ
しかも、彼らによる発明の殆どが失敗しても何らかの形で再起するチャンスが与えられる事が多く、その為に米国では冒険的な発明家はドンドン出て来ている訳
この辺り「そんな事では金が勿体無い」と考える日本とは大違い
「勿体無い」はケニアの環境活動家で2004年にノーベル平和賞を受賞した・ワンガリ・マータイが環境保護運動のキャッチフレーズとして使った事で国際語にまでなったけど、こう言うデメリットもあると言う点も考えるべきだろう
ビジネスは10試して1つ当たれば元が取れるっいう発想だね
内部留保にこだわる近頃の日本企業には、なかなか出てきにくい
現状では、10試して1つどころか『100回試して1つも当たらなけば101回目を試せ!それで当たれば元が取れる!』と言う世界になってますけどね
そう言う意味では、今やビジネスも発明もギャンブルと変わらなくなって来ていますから、日本企業はそんな事をやりたがらないでしょうね
それと内部留保については誤解がまかり通っていますが、実は「余ったお金=内部留保」じゃないです
内部留保の中には現金の他に株券や有価証券、更には土地建物・機械設備といった固定資産も入っているので、実はオフィス・生産設備として活用されている物も有ります
更に、近年では敵対的買収への対抗策や逆に他社を買収する為の資金を用意する手段として内部留保を使う例もありますので、近年の日本企業が内部留保を重視するのはむしろ当然の策だったりします
ど ん は ん 金 ド ブ
なんて言葉がクリエイター界隈ですら平気で通用するのが日本だから…
でも、そう言う考え方だからこそJAXAが打ち上げたはやぶさとはやぶさ2は、NASAが仰天する程の低予算でミッションに成功したと言う実例もあるから、一概に悪いとも言えないのが難しい所なんですよね
後、「どん判金ドブ」(正確には「どんな判断だ」)の正確な内容についてpixiv百科事典で調べたら、あれは開発承認会議の席上で『計画立案からたったの3カ月で試作品を作り、それも評価出来る内容だったのにも関わらず、開発陣はその試作品を会議に出すのを渋った。何故全力で会議に臨まない、どう言う判断だ!』と言う話の中で『金をドブに捨てる気か!』と言ったのだそうです
なので、単純に「金は出せない」と言った訳では無いそうですよ
日本のベンチャーの場合、大学発がそれなりに隆盛かな。
大学の支援の元﹙東大の例 リンク﹚、
結構な数が起業しているみたい。
たとえば東大系の主要ベンチャー企業だと
リンク
ただし、日本の大学は防衛装備関連には非協力的なので、ベンチャー発の防衛装備品は望み薄ですね。
これ、主翼を折り畳めたらなお良くね?
流石にミサイルは積めそうにないけど。
このサイズのUAVだと、兵士がその場でネジ留めしたり、外してしまったりかも。
先輩のRQ-7シャドーも誘導爆弾や迫撃砲を考えたけど、機体強度とかで没ってるね。
兵隊さんが1人で軽々と抱え起こしてる写真や、心配になるぐらいの着陸脚のか細さ見たら搭載量は期待できんやろなあ
なんかそこはかとなく土偶を思い出させる形なんだよなぁ…
古代人はそれなりに知性を発揮していたんだからいいだろ(笑)
今や、むしろドローン否定論者のほうが土偶に近い
土偶なんて、「なんのこっちゃ?」だったけど、確かに似てるね。(笑)
これから見るたびに土偶を思い出すのもイヤだな・・・
降りてくるところなんてまんまフライングヒューマノイド。
私は魔女の空飛ぶホウキを連想しました。
羽が思いっきり余計だけど。
もしかして:埴輪
すまんがどう見ても土偶には見えんぞ…
なんか荒れた海だと動揺する甲板に跳ね返されて海に落ちる絵面が浮かんでしまった・・・。着艦拘束装置も考えるんだろうけど。
今回のコンセプトは、圧縮空気カタパルト発進、フック着陸が要らないというもの。歩兵1名が補助する感じ。
そしてそもそもUAVは、荒れた海だと風で分解する。リーパーもするらしい。しないのはグローバルホークレベル。
でこれおいくら?
無事に開発が終わって、量産へと進んでから聞こう
アメリカの軍用装備品なんて、試作段階の値段を聞いても何の意味も無い
どうせ予算を大幅に超過して、開発中止になるか、大幅に高騰して調達数が減るかだから
すべてがそうでもないけどな
なんか恨みでもあるのかい
安上がりに、アメリカさんからアイデアと技術をパクってみますか
だめだめ。
そんな事をしたら、下劣な中国・韓国と同類になってしまう。
これを巡視船に載せれたら、そんな大きくない巡視船でも監視範囲をかなり広げることが出来るな
巡視船にヘリコプターを載せようと思ったらどうしてもそれなりのヘリ甲板が必要で、その分巡視船がデカくなる、建造費も当然高くなる
当初はくにさき型でも高くて量産できなかった(尖閣監視で量産されたけど)海保にとっちゃ、複音になり得るんじゃないだろうか
警戒監視は無人機に、難破船からの人命救助は人力と役割分担できたら海保の負担は変わるんじゃないだろうか
福音(ふくいん)
尖閣では、海警の船が日本の漁船を追跡して海域から追い出しているから、こちらも船を出さねば実効支配が危うい
それに海保もシーガーディアンで警戒監視する予定だから、こいつを導入してもさほどの負担軽減にはならないだろうな
尖角に船を集中させれば必然的に他が手薄になるじゃん。
ならそっちはどうするの?って話でしょ、上の人が言ってるのは。
前にも海保が無人機使って密漁船を見つけても巡視船が行かないと意味が無いって言い張ってた人がいたが見つけない事には巡視船も駆けつけようがない。
シーガーディアンも重点監視海域に投入されるだろうから手薄になる海域では巡視船+小型UAVの組み合わせは費用対効果の高い監視領域の拡大策だと思うぞ。
自衛隊も垂直離着陸UAVの研究してたんだけどね
例によって例の如く『研究』だけで終わったけど
実用化に近付くと煙の様に消えるんだよね日本の無人機開発
企業との連携ってどうなってるんだろう、自衛隊だけじゃ製品化にはこぎつけられまい
ひょっとして…
当時まだ零細企業だったグロックがステアーGBを抑えオーストリア軍正式拳銃に採用された件以来のジャイアントキリングだったり?