米国関連

米メディア、陸軍の近距離防空システム「IM-SHORAD」はUAVの的になるだけ

米国の経済誌「フォーブス」は14日、米陸軍が無人航空機(UAV)対策として調達を決定した機動近距離防空システム「IM-SHORAD」について興味深い指摘を行っている。

参考:How U.S. Army’s Billion-Dollar Gamble On Drone Defense Could Go Wrong

IM-SHORADを実戦配備してもUAVの的になるだけか?

米陸軍は戦場で使用される無人航空機(UAV)対策として開発中だった機動近距離防空システム「IM-SHORAD」の調達を決定、ジェネラル・ダイナミクスに対して12億1,920万ドル(1輌の調達コストは約800万ドル)の契約を与えたと発表したばかりだが、このIM-SHORADについて様々な角度から懸念の声が挙がっている。

米陸軍は何十年も空軍や海軍が提供する航空優勢下の戦場環境を享受してきた結果、前線部隊に随伴して上空をカバーする近距離防空システムは着実に衰退していき、現在の米陸軍には高機動車にアベンジャーシステム(スティンガーを4発または8発搭載した発射装置)を搭載した「M1097Avenger」が一握り配備されているに過ぎない。

出典:public domain M1097Avenger

ただ米陸軍も2005年以降、戦場での無人航空機(UAV)使用が指数関数的増加を見せていることや、2014年に勃発したクリミア半島を巡るウクライナ軍とロシア軍との戦いでUAVが多数使用され軍事的成功を収めたことが報告されると何十年も軽視してきた近距離防空システムの新規開発検討に入ったのだが、2016年~2017年にかけて実施されたイラクのモースル奪還作戦で米陸軍はUAVの脅威を身を以て体験することになる。

この戦いはイスラーム過激派組織「イスラム国(ISIL)」に占拠されたイラクの都市モースルを奪還するためのもので、イラク軍を支援するための有志連合(米国、英国、フランス、カナダ、オーストラリア、ドイツ、トルコ)も戦いに参加したのだが、米陸軍はISILが使用する商用機を改造した450ドルのUAV(クアッドコプター)によって約60年ぶり(朝鮮戦争以降に米陸軍兵士が敵航空攻撃で戦死したことがないらしい)に空からの攻撃を受けたと衝撃を受けたらしい。

出典:public domain クアッドコプターのイメージ

当時モースルの上空は米空軍機によって完全な航空優勢下にあったが、有人戦闘機は高度数十メートルを飛行するISILの小型UAVに対して何の役にも立たなかったことに衝撃を受けた米陸軍は急遽、機動近距離防空システム「IM-SHORAD」開発を進めて約2年で量産・配備まで漕ぎ着けたのだが、この拙速なIM-SHORADの実用化にフォーブスが警告を発している。

機動近距離防空システム「IM-SHORAD」は実用化を急ぐため、技術的に成熟した既存のセンサーや兵器を組み合わせる手法で開発されたため開発リスクは低いと見られているが、フォーブスは同様の手法で開発に失敗した近距離防空システム「M247サージェント・ヨーク」の例を挙げて「個々の技術やコンポーネントがどんなに成熟していても、これらを統合するプロセスの難易度が下がる訳ではない」と主張した。

補足:M247とはフォードエアロスペースが開発した近距離防空システムで、IM-SHORADと同じく開発期間とコストを削減するため既存の成熟した技術(ボフォース40mm機関砲+AN/APG-66+M48の車体)を組み合わせて開発されたが、一つのシステムとして作動するための統合に失敗して開発中止(開発費用18億ドル)に追い込まれた。

Janesも今年5月、陸軍が開発を急かしたためIM-SHORADのシステム統合は通常の兵器開発よりも高い割合で問題が発生しており、ジェネラル・ダイナミクスの技術者とテストチームが問題解決のために取り組んでいると指摘するなど約2年という短期間の開発でIM-SHORADを実用化することに批判的だ。

さらにフォーブスは、仮に問題がなくてもIM-SHORADが部隊に配備される2023年頃にはUAVの性能や運用戦術が進化して役に立つのか分からないとも指摘している。

IM-SHORADは前線部隊に随伴可能な機動力を備え無人航空機、回転翼機、固定翼機の脅威を無力化するため地対空ミサイルとして「スティンガー:最大射程約5km」を4発、赤外線センサーで捕捉するのが難しい電動推進式UAV対策としてレーザー誘導が可能な「ロングボウ・ヘルファイア:最大射程約8km」を2発、30mmチェーンガンと7.62mm機銃を搭載しており、固定式AESAレーダー(4基)で常時360度の警戒を行うこと可能というもので構成的にはロシアの「パーンツィリ-S1」によく似ている。

このIM-SHORADもパーンツィリ-S1も戦場でUAVを阻止するためのシステムなのだが、シリア内戦やリビア内戦といった実戦ではトルコ製UAV「バイラクタルTB2」や「アンカ-S」によってパーンツィリ-S1が少なくとも23基破壊されるという散々な目に遭っており、ナゴルノ・カラバフ紛争でもロシア製の近距離防空システム「9K33オサー」がトルコやイスラエルのUAVによって12基以上破壊されるなど「UAV阻止」という本来の目的を果たせていない場合が多い。

その上、近年新たな脅威として浮上している小型の自爆型UAVまで加われば実弾に物理的迎撃で対処するのは不可能でIM-SHORADを実戦配備してもUAVの的になるだけと言っているが、米陸軍にはロシアのパーンツィリ-S1に相当する近距離防空システムすら無い状況なので、IM-SHORADの導入自体は悪い話ではないだろう。

問題はフォーブスが指摘しているように、短期間の開発でIM-SHORADを構成する各コンポーネントの統合が実用レベルに達しているのかだ。

出典:Bayhaluk / CC BY-SA 4.0 バイラクタルTB2

あとバイラクタルTB2やアンカ-SなどのUAVに近距離防空システムが敗北するのは交戦距離で負けているためで、高度5,000m以上から到達範囲が10km以上ある精密誘導爆弾で攻撃されればスティンガー程度では手が届かず、これは近距離防空システムと中層担当の防空システムのギャップを意図的に狙ったトルコの作戦勝ちと言える。

そのため近距離防空システムに搭載する地対空ミサイルの交戦距離を延長するなどの対策が必要だが、今のところ本対策に取り組んでいる国はロシア以外にないのが現状で、今後も近距離防空システムと中層担当の防空システムのギャップを突いたUAV運用は猛威を振るうことだろう。

 

※アイキャッチ画像の出典:United States Army IM-SHORAD

米陸軍の黒歴史とも言える師団防空兵器「M247サージェント・ヨーク」開発失敗の顛末

今回、米陸軍の黒歴史とも言えるM247サージェント・ヨークの話が出たので少しだけ捕捉しておく。

米陸軍は1977年に対空自走砲「M163 VADS」の後継開発計画「DIVAD」を発表、5社から提案された中からフォードエアロスペース案とジェネラル・ダイナミクス案がプロトタイプ製造に進み比較テストを行った結果、フォード案が勝利して「M247サージェント・ヨーク」と命名され量産契約が授与されたのだが、ここ辺りから本計画は怪しくなってくる。

出典:Brian Stansberry / CC BY 3.0 M247サージェント・ヨーク

まずフォード案の採用理由が「GD案よりもデザインが優れている」という性能とは無関係の理由だったこと。さらに開発期間短縮のため既存の技術や装置を組み合わせて開発されたフォード案は車載レーダーはF-16に採用された「AN/APG-66」の派生型を搭載していたのだが、地表近くで使用するとクラッターの影響が酷く、ヘリコプターと樹木を区別することすら不可能だったらしい。

これ以外にも搭載したボフォース40mm機関砲を上向きで発射すると銃身がレーダーに干渉、目標に対するレーダー照準には20秒もの時間を要し、寒冷地での耐久試験では無数のオイル漏れが発生、比較的単純な電子妨害によって機能しなくなるなど次々と問題が噴出、それでも何とか英国軍の将校や連邦議会議員などを招待したM247のデモンストレーション開催に漕ぎ着ける。

但し、このデモンストレーションは悲劇の幕開けで米陸軍の黒歴史だ。

空中目標を撃墜するという内容のデモンストレーションのため起動したM247はボフォース40mm機関砲の銃身を空中標的に向けるのではなく、デモンストレーションを見守る観客スタンドに向けて照準を合わせ始めたため、パニックになったた観客が慌てて逃げ出し怪我をしてしまうという前代未聞のハプニングが発生。一応観客スタンドに照準を合わせ始めたM247は現場にいた技術者によって停止させられているため実際には発砲しなかったのだが、40mm機関砲を向けられた観客は生きた心地がしなかっただろう。

当然、このような失態を犯したためデモンストレーションは中止になると思うかもしれないが、現場の技術者によってM247を再調整してデモンストレーションは続行されることになる。

再調整されたM247は今度こそデモンストレーション用の標的に銃身を向けたように見えたが、発射された銃弾はM247の300m前方の地面に土埃を作るだけで、その後も何度かデモンストレーション用の標的に射撃を行ったが結局、一度も命中させることが出来なかったらしい。

この不甲斐ない結果に怒った米陸軍はフォード側に説明を要求したが「デモンストレーションのためにM247を洗車した際、電子機器が汚れたため誤作動した」と回答、その後に数々の欠陥を修正した初期生産モデルを引き渡すも米陸軍側がテストした結果、M247の初期生産モデルは空中目標ではなくトイレの換気ファンに照準を優先させて米陸軍を失望させたがM247に変わる兵器システムがないため調達を強行。

これに危機感を感じた議会の要求でM247調達を賭けた運命のテストが実施されることになる。

テストの内容は直線に飛行する標的を撃墜するという内容なのだがM247は標的に照準を合わせることすら出来なかったため、テスト内容を変更して空中にホバーリングする標的の撃墜に変更された。

しかしM247は空中に停止状態の標的にも照準をあわせることが出来なかったため、標的にレーダー反射板を4枚追加=レーダー照準を合わせやすくすることで問題の解決に成功、M247の40mm機関砲が火を吹いたが命中させることが出来なかったため最終的に目標を遠隔操作で自爆させ、如何にも命中たように見せかけたがマスコミにバレてしまう。

結局これが原因で、これまでのM247のテスト結果は全て偽装されたものだと認定され取り消されることになり、1985年に調達計画が打ち切られてしまう。

要するにフォーブスは、IM-SHORADの実用化を急いだため「M247」開発の二の舞になるのではないかと心配しているのだが流石に心配しすぎだろう。もし現代において「M247」のような開発を行えば一発で担当者のクビが飛ぶことになり担当企業もタダでは済まない。

ただ陸軍が開発を急かしたためIM-SHORADのシステム統合に何らかの問題があるかもしれないという指摘は当たらずとも遠からずかもしれない。

 

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コメント

    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    ドローン対策はレーザー対空砲しかないと思う
    小型ドローン相手ならそんなハイパワーである必要な無いし
    最悪センサーを狂わせるだけでも良い

    8
      • 匿名
      • 2020年 10月 15日

      すでにドローンを無視した防空とかあり得ない段階なんだと、こっちの理解が追いつかない(笑)
      配備予定の3年後にドローンがどう進化しているか、その想像もせずにドローン軽視する老害が怖いよ

      16
        • 匿名
        • 2020年 10月 17日

        近代的な空軍のある国にドローンは通用しないから必要ないって言い張る人がうろついてたけど、アメリカよりも航空戦力で上回る国ってどこですか(笑)
        アメリカですらドローン対策が深刻な現実を見れないのは老眼のせいですよね(笑)

        1
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    M247サージェント・ヨークひどすぎwwww今の韓国軍やドイツ軍よりもヤバい…

    20
      • 匿名
      • 2020年 10月 15日

      部隊配備までいかなかったから、まだマシ。

      17
      • 匿名
      • 2020年 10月 15日

      米国は議会がちゃんと止めてくれるから・・・

      13
        • 匿名
        • 2020年 10月 17日

        軍事に理解のある政治家がいる事が羨ましい

        4
      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      韓国軍も似たようなもんだろ
      というか、冷戦状態の延長にいるわけだから30年遅れた環境の中で、発展してく軍事装備を大量に整えなきゃいけないデスレース継続中だからひどい事になってる部分もある
      さらに北朝鮮と併合しても経済格差がひどくて国内もやばいが、中国という脅威がある以上軍拡し続けなければいけない、90年以降のドイツよりもハードな環境

      6
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    ドローン対策は多層的に防空兵器を組み合わせるしか無いので
    その1つをピックアップしてダメだと言うのはどうかな?
    米軍は長い事航空優勢に頼りきりだったせいでアベンジャーくらいしかないのだから
    少しでも防空兵器が増えるのは良い事、少しづつ穴を埋めていくしかない
    ドローン対策は10年とかかかる問題だ

    22
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    IM-SHORADだけでない多層防御はどのみち必要になるでしょ。
    IM-SHORAD自体が良い悪いってのとは別の話だよね。

    12
      • 匿名
      • 2020年 10月 15日

      現在の自衛隊は空自と陸自に分かれているとは言え、PAC-2を長SAMに、以下中SAM、短SAM、近SAMと重層的な防空コンプレックスを組めるようにしているけども、他の西側国家で重層的防空コンプレックスを組める国家って有るのかな?
      最近だと、そもそも本邦以外の西側国家はロクに地対空ミサイルを開発・配備出来ていないような気が……。冷戦が終わったとはいえ、色々緩みすぎている希ガス

      21
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    いっそのこと制空戦闘用のドローンを常時中層圏に浮かべれば全部解決…しない?

    12
      • 匿名
      • 2020年 10月 15日

      アイアンドームかて

      5
      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      制空戦闘用のドローンで敵ドローンを攻撃するのは結構大変だと思う
      ドローンは小型・高速で熱源も小さい
      攻撃するにはそれなりのセンサーやシステムが必要で、それらを搭載すると制空戦闘用のドローンはどうしても大型かつ高価になるわけで・・

      4
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    アルヴィン・ヨーク軍曹「・・・。」

    7
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    >「GD案よりもデザインが優れている」という性能とは無関係の理由だったこと。

    GD案のXM246は確かに見た目がカッコ悪い(笑)
    まあこの場合のデザインって単純に外見の良し悪しって意味だけじゃないとは思うけど

    6
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      英語のdesignの本来の意味は設計全体を指すからね。
      「エクステリアデザイン」とまで言い切ってたなら正しく外見重視ってことになるだろうけども。

    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    >デモンストレーションを見守る観客スタンドに向けて照準を合わせ始めたため
    ロボコップみたいな話だな
    ロボット工学四原則をプログラミングすべき

    10
      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      人を殺傷しない戦闘兵器!
      有人ヘリと無人ヘリの見分けが付くのか?
      ドローンに特化できればその方が良いのはその通り。

      2
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    ドローンキルに徹した対ドローン用ドローンを開発配備すべきだな。
    戦場の上空15㎞ぐらいの成層圏を飛行して、戦場を見下ろして敵ドローンを上空から発見して
    上空からミサイルを投下するやつ

    3
      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      外れたら見方を攻撃?

      3
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    撃ち落とす・・・
    より多くの無人機を運用すればよいのですよ
    ゴミナマポニートがたくさんいるのですから適正のある者を有償徴兵すればよい

    1
      • 匿名
      • 2020年 10月 15日

      さっそく志願したら?

      21
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    M247の黒歴史のほうが面白い
    冷戦最末期にこんなポカをやらかしていたとは
    専門家のはずの軍部やメーカーよりも議会のほうがよほど常識的だというとこ、注意しとこ

    13
      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      洋の東西を問わずわが子はかわいいってことなんでしょうね。

      6
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    安価なドローンに高価なミサイルでは割に合わないので、自走対空砲の再評価が始まったりしないかな?

    4
      • 匿名
      • 2020年 10月 15日

      トルコ製みたく意外と飛行高度があったりすると現状の対空砲でどうかな、ドローンによるドローン対策、いわばドローンハンターを飛ばすほうが現実的に思える

      6
        • 匿名
        • 2020年 10月 16日

        UAVにはUAV(ハンターUAVとかって言うのかな?)でいいのでしょうがUAVから投射される兵器に対しては近接信管付きの砲弾が適しているかと。

        1
    • 匿名
    • 2020年 10月 15日

    補足の方が面白かった件…
    好きなのが前大戦あたりで現代の方はちょいと齧ってる程度だから
    全く知識の無い時期の話で興味深い内容だった
    まあ「こいつぁヒデェ……」って感想しか出てこないけどw

    10
    • 匿名
    • 2020年 10月 16日

    >M247の初期生産モデルは空中目標ではなくトイレの換気ファンに照準を優先させて米陸軍を失望させたが

    このコントは誰にも思い付けないわ。。。

    変なプライド捨てて、ロシアのパクってみてはどうか?
    形を真似るだけでもまだマシなのが出来ると思うよ

    6
      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      M247は何でトイレに反応したんだろう?

      4
        • 匿名
        • 2020年 10月 16日

        プロペラの反射パターンを狙う様にプログラムした結果、トイレの換気扇を狙ったんじゃ

        3
          • 匿名
          • 2020年 10月 16日

          イグノーベル賞にふさわしいネタだね

          4
    • 匿名
    • 2020年 10月 16日

    ここは87式を売り込むチャンス

    2
      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      確かすでにラインを閉じちゃったとか。
      残念。

        • 匿名
        • 2020年 10月 16日

        多分部品も無いと。
        再設計しないとね。

        2
          • 匿名
          • 2020年 10月 16日

          どうせ再設計するなら機関砲だけではなくミサイルもとかなんとかてんこ盛りにして高騰する予感。

      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      そこは共同開発のチャンスと言うべきですよ、日本の短距離対空車両の93式と11式を統合する計画が有るらしいのでそれと40mmCTA砲を組み合わせた対空車両を売り込むチャンスですよ。

      1
    • 匿名
    • 2020年 10月 16日

    ヨークに待ったをかけたのは議会っていうか上院軍事委員会だよな。この場合同じか。

    4
    • 匿名
    • 2020年 10月 16日

    M247サージェント・ヨークは
    第二次世界大戦で防空に貢献したボフォース機関砲を搭載し、
    それをレーダー射撃するユニットなのですから
    悪いわけがないと何故配備されなかったのかと訝しんでいたのですが
    そんな悲惨な出来だったとは…
    いやはや知りませんでした。
    記事にしてくださってありがとうございます。
    M247サージェント・ヨークを配備すべきと大恥をかくところでした。

    7
    • 匿名
    • 2020年 10月 16日

    米軍の基調たる航空万能論が、今日の地上軍防空弱体化の背後にあるとはね
    攻め手は常に相手の隙と弱点をついてくるのは当然
    正々堂々なんてスポーツだけの話、戦争はスポーツじゃないから

    2
    • 匿名
    • 2020年 10月 16日

    ドローンが同じ攻撃力で今のサイズよりさらに小型化・ステルス化してしまったら迎撃なんて不可能に。

    3
    • 匿名
    • 2020年 10月 16日

    用途によってサイズが多様化するのは間違いない、ハトや昆虫クラスの超小型が実用化しても、偵察や個人攻撃専用だろうが、もう迎撃でなく電波的対策しか無いだろね

      • 匿名
      • 2020年 10月 16日

      昆虫クラスならこれの改造型の出番かもな

      メスの蚊だけレーザーで殺す「Photonic Fence」–マラリア阻止にMS元CTOが貢献
      リンク
      光で蚊を狙い撃ち、農場にレーザーの仮想フェンス
      リンク

        • 匿名
        • 2020年 10月 16日

        鈴木杏の出た近未来映画で、宇宙人が昆虫型ドローンで人類を一方的に襲うシーン、アレが現実に近づいてるのは歓迎しないけどね

    • 匿名
    • 2020年 10月 16日

    M247の開発経緯は面白いなー。
    映画にしたら面白いんじゃない?
    監督はマイケル・ムーアで。

    3
    • 匿名
    • 2020年 10月 17日

    ドローンは無線で制御されているので、指向性高周波による妨害が有効のように思う。
    大きなエネルギー源が必要だろうが。

    2
      • 匿名
      • 2020年 10月 17日

      妨害なんて生温いこと言わずに、回路ごと焼けば良いんですよ
      HPMって言うんですがね

      1
        • 匿名
        • 2020年 10月 17日

        何てこった!!陸自が既に開発始めてるじゃないか!!

    • 匿名
    • 2020年 10月 17日

    防空システムといえばソ連だけどロシアはどうしてるのかな

    • 匿名
    • 2020年 10月 17日

    > ドローンは無線で制御されているので、指向性高周波による妨害が有効のように思う

    私もそれを思いました。
    初弾を受けたら稼働、とすれば、常時待ち受けよりは負担は少ないと思います。
    電磁パルス攻撃で、群がる敵ドローンを壊滅、とか。

    • 匿名
    • 2020年 10月 17日

    リンク

    こんなのとか。

    • 匿名
    • 2020年 10月 18日

    陸戦兵器のレーダーの乱反射が原因なら、レーダーを18mの高さに設置してかつ、戦車について行けるようにしたら良い。

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