米国関連

ケンドール米空軍長官、退役するA-10に関心を示す国は1ヶ国だけ

下院軍事委員会の公聴会でスコット議員は「NATO加盟国や友好国と退役させるA-10の取得について協議を行っているのか」と質問、これにケンドール空軍長官は「少なくとも1ヶ国が関心を示している」「ウクライナはあまり関心を示していない」と回答した。

参考:USAF: Limited International Interest In Acquiring Retiring A-10s

空軍の在庫からA-10が外れれば同機を維持するための基盤が失われるため、これを取得して運用する国は非常に困難な状況に陥る

米議会は10年以上も「A-10を退役させたい」という米空軍の願いを拒否、そのため主翼の交換やアビオニクスの更新など大掛かりなアップグレードに空軍の資金を奪われていたのだが、2023年度予算で初めて21機の退役を承認、2024年度予算でも42機の退役を承認し、当時のブラウン参謀総長(現在は統合参謀本部議長)は「今後5年から6年でA-10は在庫から外れることになるだろう」と述べた。

出典:U.S. Air Force photo by Mark Herlihy

ブラウン参謀総長はA-10について「本当に素晴らしい機体だ。競合が存在しない環境では本当に素晴らしい機体だ。A-10はシングルミッション(近接航空支援)にしか対応していないため我々が求める航空機ではない」と述べ、さらに近接航空支援の要求は近い将来「低下する」と予測し、ウクライナの例に言及して「近代的な防空システムが従来型の航空機を無価値に変えた」と主張、要するに中国との戦いを想定する米空軍にとってA-10への投資は「予算と人材を無駄にするだけ」と言いたいのだ。

米空軍は2025年度予算案でも56機の退役を認めるよう要請しているのだが、下院軍事委員会の公聴会でスコット議員は「NATO加盟国や友好国と退役させるA-10の取得について協議を行っているのか」と質問、これにケンドール空軍長官は「少なくとも1ヶ国が(退役するA-10に)関心を示しているものの、現在まで活発な議論が行われたかどうかは把握していない。空軍の在庫からA-10が外れれば同機を維持するための基盤が失われるため、これを取得して運用する国は非常に困難な状況に陥るだろう」と回答。

出典:U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Jessica Smith

ケンドール長官は関心を示している国を明かさなかったが、あまり関心を示さなかった国としてウクライナの名前を挙げている。

シルシキー大将は今年1月「もしA-10が我々に与えられるのであれば、、、選択肢の1つとして話すことができる。これは新しいものではないが戦争で実績を積み上げてきた信頼性の高いシステムで、歩兵の支援に役立つ対地兵器を数多く使用できる」と述べたため、海外メディアは「ウクライナがA-10を希望している」と報じたものの、直ぐに空軍のイグナト報道官が報道を否定した。

出典:СИРСЬКИЙ

“西側製戦闘機の受け入れに関する優先順位は訓練が進められているF-16だ。この機体は空や地上の目標に対して作戦を実行できるマルチロール機だが、(シルシキー大将が言及した)A-10が対応できる作戦は地上部隊への火力支援(シングルミッション)のみで維持費もF-16より高価だ。さらに空軍のリソースが不足しているためA-10の受け入れは負担が大きすぎる。地上軍にとって航空支援が重要なのは理解出来るが、このニーズはSu-25、Mi-24、Mi-8によって提供(機首を持ち上げた格好でロケット弾を遠距離に飛ばす方法)されている”

“ロシア軍は前線付近に多くの防空システムを配備して(戦線上空で)航空優勢を享受している。特に占領地上空では強力なSu-35が我々の航空機を脅かしているため、航空支援に使用される機体(Su-25、Mi-24、Mi-8)の運用は大幅に制限されている。前線での成功条件は制空権を獲得することにあり、これはF-16とAIM-120の組み合わせによってのみ実現する。地上軍が望んでいる西側製の攻撃機や攻撃ヘリは制空権を確保した後でなら効果的に機能するだろう”

出典:PHOTO BY Senior Airman Duncan Bevan

“シルシキー大将は地上軍の司令官として航空支援の充実を望んでいると思うが、現在までウクライナはA-10の提供を公式に要請したことはなく、現時点で最も優先されるべきはF-16だ”

ロシア軍のSu-25が前線地域で活発に飛行出来ているのは「前線をカバーする防空システムの欠如」や「迎撃弾やMANPADSの不足」が原因で、ウクライナ軍がA-10を取得しても同じような活躍ができるかは保証できず、ケンドール空軍長官も「ウクライナもあまり関心を示さなかった」と述べているため、恐らくA-10を積極的に引き取ろうとは考えていないだろう。

出典:Минобороны России

勿論、前線付近に展開するロシア軍の防空システムを破壊し、何らかの方法でロシア軍が迎撃弾やMANPADSに不足に陥り、F-16がSu-35を前線上空から駆逐すればA-10が活躍できる環境が整うものの、こんな不確かな可能性にかけてA-10を提供するぐらいならF-16の提供数を増やした方がマシだ。

因みにスコット議員は「志を同じくする同盟国への余剰機譲渡」を実現させるよう促し、ケンドール長官も「そのような話があれば喜んで余剰防衛資産の譲渡に応じる」「我々は最近C-130をフィリピンに譲渡した」と述べたが、余剰機の運用維持コストを負担するのは米国ではなく譲渡先なので「余剰機の取得」はよく検討しなければならない。

関連記事:ウクライナ空軍がA-10を否定、対地攻撃のみで維持費もF-16より高価
関連記事:ウクライナ軍のシルシキー大将、戦局を打開するチャンスは常にある
関連記事:米空軍はF-35AやF-15EXの調達削減、旧型F-15Eの退役を議会に要求
関連記事:米空軍のブラウン参謀総長、A-10を2028年までに完全退役させると発言

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Courtney Sebast

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コメント

    • 暇な人
    • 2024年 4月 20日

    制空権を確実にとれるアメリカ以外では運用が難しいですからね

    22
    • バンダイは早くジムⅢのMG作ってくれ
    • 2024年 4月 20日

    A-10が飛んでるとこ見たいから日本にも少しほしい

    ありえそうなとこだとイスラエルとか?

    3
      • 名無し
      • 2024年 4月 20日

      米国自身が管理基盤を廃棄するから、補修部品製造まで含めて、全部自己責任になるからすげえ管理が困難だぞ、って警告してるやんけ。

      51
        • れんちゃ
        • 2024年 4月 20日

        これ意味合いが違うのよ。他の国が本気で採用するだろ?そうすると補充できるようにラインをどうするかって話が出る懸念がある。前にも日本がF-22を継続したら生産ラインが残って迷惑だ潰せって話をしてた層がいたんだね。
        だから、A-10についても採用したら嫌がらせするぞって脅しがかかってると見た方がいい。諦めればF-16やF-18、F-35などで便宜を図るとアプローチしててもおかしくはない。
        とにかく、攻撃機プランに繋がる様なものは徹底的に潰して予算を航空メーカーが望む大型爆撃機やマルチファイター、ヘリの生産ラインに集中させたいって腹かと。なので、予算に絡んでる連中程そうした態度を強く示していて、そこから遠い立場の軍人や元軍人系の議員達たちはこのジャンルが消し去られる事に懸念を示すって流れになってる。
        頑丈だから被弾に耐えられるし、離脱速度もマシな話なんだが…落とされる近づけないと言い張りつつ、実際にはより脆弱かつ遅くて短距離な代用プランを推すっていうんだから理解に苦しむ。
        ちなみに、他の軍人が懸念してるのはA-10が担当してる不明兵士の探索任務や持続的な支援任務。頑丈で持続力があって低空飛行し易いから出来るものなんだが、F-16やヘリで本当に置き換えられるのか?と。実戦経験派はそこらが重要なのを知ってる。怖いから近付かないとかは実際は許されないし、それを理由に見捨てるとかはもっと許されない話になる。しかし、廃案を求める人たちはそこはスルーしてる。被弾を恐れて助けは来ないか、来てもすぐ帰る話になる。代案は実際には用意されていない。

        28
          •  さ
          • 2024年 4月 20日

          今のご時世に
          >A-10が担当してる不明兵士の探索任務や持続的な支援任務
          をA-10が無事に実行できるのかという疑問が

          17
            • れんちゃ
            • 2024年 4月 20日

            逆だよ他に適当な機種が無いのが懸念されてる話なんだ。
            歩兵や不時着したパイロット等を捜索する時にミサイルも脅威だが機銃による攻撃を受ける事が予想される。
            そんな状態で本当に廃案を求める連中が言う機種で代替出来るのか?が疑われてる。
            大体、彼らは既に湾岸戦争で机上の空論をやらかして大失態をおかしてもいるんだよね…ヘリならなんでもできらぁ!

            5
              •  さ
              • 2024年 4月 21日

              逆だよ
              今の時代にそんな任務が成立するかという話なんだ

              ベトナム戦争時代でもあるまいし、流石に知識古すぎるのでは?

              >A-10が担当してる不明兵士の探索任務や持続的な支援任務
              そもそもこんな悠長な事を今の時代にするの?
              総力戦状態を考慮している時代に、制空権確保できていない状態での兵士探索任務?
              マルチロール機やB-52がスマート爆弾で10kmどころか50k以上離れた地点から、スマート爆弾で対地支援する時代に?

              3
              •  さ
              • 2024年 4月 21日

              逆だよ
              今の時代にそんな任務が成立するかという話なんだ

              ベトナム戦争時代でもあるまいし、流石に知識古すぎるのでは?

              >A-10が担当してる不明兵士の探索任務や持続的な支援任務
              そもそもこんな悠長な事を今の時代にするの?
              総力戦状態を考慮している時代に、制空権確保できていない状態での兵士探索任務?
              マルチロール機やB-52がスマート爆弾で10kmどころか50k以上離れた地点から、スマート爆弾で対地支援する時代に、歩兵ですら対空ミサイル使える時代に、わざわざ(A-10で想定されていた張り付いての)持続的な支援任務?

              2
          • hiroさん
          • 2024年 4月 20日

          お話しとしては面白いかもしれませんが、何か確証がある情報でしょうか?
          米空軍としては早く退役させて他の装備に資金を回したいのを、国防権限法を盾に下院が遅らせている状況だと思いましたが。
          A-10が不明兵士の探索任務や持続的支援任務を担っているというのも初耳で、過去に具体例はあるのでしょうか?
          そもそもA-10に不明兵士の探索任務なるものを可能とする装備があるのだろうか?

          6
            • れんちゃ
            • 2024年 4月 21日

            そういうものに投入する時にどうするのか?って話だから専用機として指定されてる訳じゃないよ。
            米軍は米兵を見捨てないみたいな話だし、ベトナム戦争とかで煮え湯飲まされた話から来てる。
            それらを考えた時に武装勢力が銃を上に向けて撃ってくる中で低空任務で行ける戦闘機やヘリがあるのか?って事。
            あと、継続的なのは兵器搭載量と機銃の威力&量、そして滞空時間によるものだね。
            戦闘半径も速度もそれなりにあるし低空速度もある方なので、戦闘エリアに入ったり出たりを繰り返してけん制する事も出来る。
            F-16やヘリで同じことをするの?っていうと…

            4
              • どねつくぼうし
              • 2024年 4月 21日

              >A-10が担当してる不明兵士の探索任務
              と記述されているのに
              >そういうものに投入する時にどうするのか?って話だから専用機として指定されてる訳じゃないよ。
              と返答されるのは些か話の筋が通っていないように見受けられるのですが…
              そのような任務に充当すべきといった米空軍内での規定などが存在するのでしょうか?

              3
                • 58式素人
                • 2024年 4月 21日

                昔の映画で見たのだけど。
                朝鮮戦争当時に、戦闘機が撃墜されてベイルアウトした後、
                パイロットが地上で救助を待っている時に、
                敵兵が彼を”回収”しにくる場面がありました。
                相手は歩兵ですから軽機関銃も持っています。
                その時に空中からそのパイロットを援護していたのが、
                仲間の戦闘機でした。コメ主の言いたいのはこういうことでは。
                その映画の結末では、燃料切れで仲間の戦闘機が離脱した後、
                救助のヘリコプターが敵軽機関銃で撃墜され、
                生き残ったヘリのパイロット共々、敵歩兵と交戦して、
                最後は全員射殺されるというものでした。
                味方を大事にするなら、こうした場面の対応も必要かな、と。

                1
                  • バーナーキング
                  • 2024年 4月 21日

                  その状況で敵兵が軽機関銃はもってるのにMANPADSは用意してない想定、
                  そして「単座のA-10」とヘリにできる事の差異を考えると現代においてはA-10による不明兵士の捜索こそ机上の空論という感じがしますが。

                  7
                    • 58式素人
                    • 2024年 4月 21日

                    朝鮮戦争当時と今では状況は違うでしょう。
                    救出を待つ味方にも信号を出す手段は、
                    多分、幾つも用意があるでしょう。
                    救助を待つ味方の護衛がA-10の役割かな、と。
                    味方の搬出はヘリの役割でしょう。
                    MANPADSは怖いでしょうが、A-10側が
                    複数とすると、MANPADSも含めて敵の
                    ”回収” 部隊の制圧もできそうな。
                    A-10側が小兵力である必要もないし。

                    2
                      • バーナーキング
                      • 2024年 4月 23日

                      仰る通り朝鮮戦争当時とは話が違って、今の本題は現代のA-10についてです。
                      てか「救出」ではなくて「不明兵士の『捜索』」に大量のA-10投入、ってもう目的見失ってません?

                      2
                    • れんちゃ
                    • 2024年 4月 26日

                    味方が装備を持ってない前提とかじゃないでしょ撃ち合ってるんだから。ただ、敵地だから多勢に無勢&長くはもたないだけでしょう。
                    こういうのを懸念してるのは陸軍や兵役経験のある議員さんとかで、彼らの想定がそうなってるって話でしかないよ。
                    そういった懸念があるからはるか前に廃案が決まってたA-10廃案が遠のいてたって話だったのだし。
                    湾岸戦争でヘリは約束通りには来なかったし、戦闘機もすぐに帰っちゃうんだよ。
                    大体、君の話だとA-10が長引いた理由わからなくなるじゃないか。

                    1
          • バーナーキング
          • 2024年 4月 21日

          契約次第だけど輸出先のためにラインを保持する義務なんかないでしょ。中古の退役品の譲渡なら尚更。
          だからこそ「米軍正式採用品」にはそれだけでセールバリューがある訳で。
          てか採用されたらライン保持にコストが掛かるならその分を値段に上積みすればいいだけでしょう。なんで裏で圧力なんて陰謀論めいた話が出てくるのやら。

          3
      • 匿名希望係
      • 2024年 4月 20日

      正気ならSU-25NATO買うと思うよ。

      1
        • kitty
        • 2024年 4月 21日

        発表時にこんなん売れるんか?と散々言われていましたがこの戦争で少しは商機が出現するのでしょうか。

    • イーロンマスク
    • 2024年 4月 20日

    日本のミリオタは熱烈にラブコール送ってます!!!!

    8
      • そら
      • 2024年 4月 21日

      実際、武装全部外して民間に払い下げれば、多少審査を厳しくしても買い取る奴だらけだろうな

    • タチコマァ
    • 2024年 4月 20日

    逆に関心示した一国って何処なんだ?

    8
      • グレッグ・ゲイツ
      • 2024年 4月 20日

      中東のアスラン王国かな

      24
      • グレッグ
      • 2024年 4月 20日

      中東にあるアスラン王国かと

      16
      • イーロンマスク
      • 2024年 4月 20日

      アパッチ運用してる国だと思うんよな
      サウジアラビアに一票

      4
    • たむごん
    • 2024年 4月 20日

    アメリカも雇用が絡むと、議員が介入するため、日本とあまり変わらず民主主義の宿命を感じますね。

    中国は、アメリカの世界覇権に挑戦し続けている訳ですから、(特に日本視点で考えれば)対中国に集中できるような環境を素早く整えて欲しいですね。

    A10も優れた機体ですが退役を望まれる一方、B52のロングセラーが際立つのは興味深いですね。

    5
      • kitty
      • 2024年 4月 20日

      ロングセラーってB-52Hが最終デリバリーされて50年とかやってたからちょっと意味が違うと思う。

      8
        • たむごん
        • 2024年 4月 20日

        仰る通りでしたね。

        改修しながら、オンステージが続いているという表現が適切でした。

        2
      • hiroさん
      • 2024年 4月 20日

      A-10の全廃は下院が反対しているが、フェアチャイルドの経営破綻以後は新規機体の製造はされていないし、議員が地元の雇用を護るためとは違うのでは。
      A-10の知的財産権はロッキード・マーティンが継承したけど、補修パーツはボーイングが受注したりしている。

      7
    • ア便ジャー
    • 2024年 4月 20日

    一部の日本国民も関心を示しています。横田に置いてくれませんか?

    5
      • T.T
      • 2024年 4月 20日

      運用が無理なのは仕方ないので、博物館には欲しいですね

      8
    • はひふへ~ほ~
    • 2024年 4月 20日

    あの機体は制空権だけではなく前線航空管制が機能しないと意味がない。
    それができるのはアメリカとかろうじて空軍に陸戦部隊のあるイギリスぐらいだろう。
    それがない自衛隊では無用の長物だし、欲しがる軍もその辺の理解がなければ同じだわな。

    14
    • 匿名戦士
    • 2024年 4月 20日

    自軍が航空優勢取れてないと使えないから、大国の対小国用か、まともな防空機材を持たない反政府軍やらにしか使えない。
    でも、前者なら単機能機よりマルチロール機を整備した方がコスパいいし、後者なら過剰性能の上、維持費がかかり過ぎるから安価なCOIN機等で良いって考えたら、中々現代戦では使いにくいのかなー。
    制空権下での航空支援なら圧倒的なんだろうけど。逆に手を挙げた1カ国ってどこだろ。

    2
    • れんちゃ
    • 2024年 4月 20日

    実際に無価値になったのはヘリの方だろう?まあ、無価値までは言わないが…
    で、ヘリ閥だらけの米空軍ロビー将校達はヘリを守る為にA-10を今すぐにでも始末したい。A-10を無くした金で大型爆撃機やヘリに予算を充てたいってことかと。
    実際の所、軍用のお高い攻撃ヘリは遅いしペイロードも大したことないし、射程も短すぎるし、吸気に過敏過ぎて基地設置場所を選ぶし、何よりも高すぎる。
    そして粗末な武装勢力相手ならともかく、国家軍隊相手だと近付く事すら厳しい。
    その予算でドローンでも大量にそろえた方がマシじゃないのか?とすら思えるが…彼らは企業と深くつながってるので旨味を捨てられず、高価な次期最新ヘリコプターの大量調達をやりたがってる。
    あるものは分かるが、わざわざ新設計してまでやるこっちゃねえだろっていう…どうせこれらのヘリもすぐに世代交代して生産レーン入れ替える予算無駄遣いして更新しまくるんだろうし頭が痛い。ただでさえ金がないってのに。

    4
      •  
      • 2024年 4月 20日

      米空軍って回転翼機は輸送/汎用ヘリくらいしか所有してないと思いましたが…ヘリ閥なんてあるんですか?

      9
        • れんちゃ
        • 2024年 4月 20日

        メーカーと繋がってるので管轄が違っても横車を押してくるよ。
        A-10の場合は対抗馬になってる話なので、これを潰す事が重要になってる。
        空軍さんとメーカーはもっと別のものを押し込みたいし、トータルパッケージで値引きや引退後の引受先とかにも絡む。

        1
      • M774A6
      • 2024年 4月 20日

      A-10の生存性や多用途性に疑問を呈しつつ戦闘ヘリの配備や増強を続けるのって、本当はA-10の何を嫌っているのですかね?
      いくら遅いと言っても豊富な搭載能力によって装甲を持ち、被弾しても墜ちにくく、墜ちるにしても墜ちるまでは搭乗員が生存する可能性がヘリよりは高く、脱出装置もヘリより能力が高く、搭乗員の生存性というのはヘリがいまだ人を乗せて飛ぶのと整合しているのか疑問です。
      A-10のネガティブな面としては古い機体なので個体ごとに構造寿命の精査が必要、電子機器も無人機の管制能力含めてアップグレードが必要になることでしょうか。
      そんな費用をA-10に掛けるのはあまりにコストパフォーマンスが悪く、空軍の求める機材更新には足枷となるという判断なら理解できます。戦闘ヘリはそれ本当に飛ばすつもりなのかと思っても空軍予算じゃないから空軍は口を出さない。
      軍全体の能力というより各軍の予算配分の問題と言うなら理解できます。

      4
        • Whiskey Dick
        • 2024年 4月 21日

        アメリカ空軍は危険性の高い近接航空支援をやりたくない、ウクライナとロシアみたいに滑空爆弾を投げたらさっさと逃げる戦法がお望みなようです。ウクライナ戦争緒戦でロシアの近接航空支援機(Ka52、Su25)が大量に撃墜されたのを垣間見てビビったのでしょう。
        近接航空支援及び前線偵察の機能はある程度無人機で可能なことが証明されましたから、空軍に支援を要請するより陸軍だけで完結するドローン運用の方が役所仕事的に楽です。ドローンで実現できない大火力攻撃はヘリコプターにロケット砲を積むとか多連装ロケット砲でも代用できます。
        つまりウクライナ戦争で「有人機による近接航空支援は対空火器の餌食になる」「近接航空支援の代替はドローン+長射程陸戦兵器で可能」の戦訓が確立されたわけです。

        6
          • M774A6
          • 2024年 4月 21日

          たしかにSu-25でさえ被撃墜を多く記録すると近接航空支援はやりたくない仕事トップクラスに躍り出ますね。しかも開戦当初のまだ無傷とはいえ、決して中国ほど濃密な防空体制を敷けていたわけではないウクライナ軍によってそれがなされたとなると。
          かと言って、空軍の対地支援攻撃から近接航空支援を抜くと、地上部隊が突発的に遭遇した強力な敵に対して打開する選択肢が減りますね。
          これまでは比較的軽装の機械化部隊で進撃し、危険な対象と遭遇すると一旦停止、近接航空支援の瞬間的な大火力をぶつけて打開するというパターンでしたが、地上部隊がその大火力発揮の機材も自前や直後に連なる支援部隊で運ぶとなると進撃速度(と撤退速度)が落ちるでしょう。これまでの電撃戦を重視した戦術そのものの見直しですね。
          戦場滞在時間が短く速度が高い固定翼機でさえ危険な任務を戦闘ヘリに代替させるとなると相当に墜とされることは覚悟せざるをえないでしょう。
          だからこその砲兵装備拡充なのでしょうが、スマートに被我の損害を抑えたハイスピードな戦いで戦争を片付けるという意図自体が危うくなっていますね。
          戦争は血なまぐさく泥臭く悲惨なものだという当たり前のことをよく意識せねばならない、と。

          3
          • M774A6
          • 2024年 4月 21日

          何度も失礼しますが、JAS39グリペンばりの短距離小型固定翼機の前線運用なんてそのうち検討されたりして。人を乗せるかも含めて検討。
          小型で航続距離を割り切りつつ、前線運用に耐える設計と可能な限りのステルス設計、燃料少ない分をミサイルや小型爆弾一発でも多く搭載するよう割り振る。
          いくら小型で限定ステルスでも、回転翼を露出した機体よりは生き残れると思います。特に速度に関してはSB-1デファイアント(不採用)がプッシュプロペラまで装備したのよりはるかに高速化できるでしょう。

          無理にヘリの飛行性能を高めようと設計を高度化させるより、もう固定翼機で運用制限を減らすべく努力した方が筋が良さそうな気がしてきますし、少なくとも検討課題に上げていいと思います。
          ちなみにこの案は、固定翼機は空軍の職掌という前提から空軍にやらせるともっとハイスペックの機体を所望する空軍は嫌がるでしょう。戦闘ヘリ代替を空軍にやらせると陸軍の減勢となるので陸軍も嫌がるでしょう。じゃあ陸軍に前線戦闘機やらせるとなると、固定翼機に陸軍が手を出すなと空軍から苦情が入るでしょう。いっそ海兵隊にやらせるかと考えても、海兵隊が独自の新装備だなんてけしからんとなるでしょう。
          軍政的に、これで本当に何とかなるのかと疑問に思ってもヘリの高性能化に突き進むしかなくなってる。ぶっちゃけ新型ヘリの開発失敗が続いてAH-64とAH-1系統のままで更新している現状が一番予算無駄にしないで済んでるんじゃないかと思ったり。

          1
          •  さ
          • 2024年 4月 23日

          いやもう20年ほど前のアフガニスタンですら貴方の言う滑空爆弾、スマート爆弾で遠距離から投射するやり方をしているんだが…?
          ちなみに、アメリカに限らずフランス(リビアやマリでもしている、リビアは戦車部隊相手に実行)なども同じことをしているんだが…?

          1
          • れんちゃ
          • 2024年 4月 26日

          連中はA-10に難癖付けてるだけだから、実際は低空近接支援やらせるよ。ロシアやウクライナがやっている様にね。
          大体、高度を取って接近出来るってのは相手を舐めた事が出来る格差がないと難しいんだよ。滞空兵器の方が射程長いんで…
          なので、高い高度から滑空爆弾だーとかは格下相手になる。手強い相手だと的になるのを避けて低空飛行して近付いて、あまり伸びない距離に出来るだけギリギリで爆弾を落とすという形を取らざるを得ない。
          大体、射程が短いものだらけなヘリや、より劣る軽攻撃機にすら攻撃任務やらせようって言ってるのにA-10だと不可能ってのがまあ廃案ありきな話でしかなかったりする。実際はやるけど、A-10お前はダメだってノリ。

        • ネコ歩き
        • 2024年 4月 21日

        A-10と攻撃ヘリ、両者の一番の違いは、それぞれ空軍と陸軍という運用者の認識の違いでしょうか。
        携帯式SAMの普及から、空軍は多くの戦場でA-10のような近接対地支援攻撃専用機の生残性は著しく低下していると認識しています。育成に手間がかかるパイロットの損失を極限したい。
        空軍が実施するCAS任務は、F-16等がスマート爆弾等を遠距離投弾することで比較的安全かつ効果的にに実施できるようになったことが大です。使い所が限定されるA-10のようなCAS専用機を保持する予算的余裕はないということかと。
        陸軍的には、目前で空軍パイロットも命を張って支援してくれている、という図式は信頼感が生まれ前線将兵の士気も上がる効果があるようです。元陸軍将校の国会議員がA-10の退役に強く反対しているという話もあったかと記憶していますが、議会のA-10退役反対勢力はボーイング救済云々だけが理由ではないと思います。
        恐らくは、直接戦闘で共同する歩兵と攻撃ヘリ搭乗員は命を張っているという意味で同格で、陸軍的には問題無いという認識なのかなと。

        3
          • M774A6
          • 2024年 4月 21日

          陸軍と空軍での命の重さの違いは私もあると思います。
          しかし同じアメリカ国民なのだから、そんなに差を付けると士気に影響が及びかねないと思うので陸軍を助けるために空軍も損耗を許容せざるをえないと思うのです。
          空軍パイロットの育成費用は言われますが、歩兵だって空軍パイロットほとではないにせよ相当の費用が掛かっており、また復員後に一国民として社会に貢献できるのです。兵力に不足が生じれば軍を支える経済活動をしている一般国民からまた引き抜いて戦場送りをしなければなりません。
          まあ、帰還兵なんか心身に問題抱える奴が少なくないんだから戦場で散ってくれた方が後腐れなくて良いというのが社会の総意なのだったらもう何も言えません。
          パイロットの育成費用という金科玉条にこだわって硬直化しているように思うのです。
          卑近な例ですが、物流ドライバーは教育水準が低くてもなれるのでいくら疲弊させても構わないという労働慣行が見過ごされてきて、物流によって支えられる製造業が大きな利益を上げても改善はされずにきたことで、今の物流危機だなんて言い出しています。
          あまり偏った政策は後に禍根を残します。

          2
            • ネコ歩き
            • 2024年 4月 22日

            将兵の生残性向上は米全軍の課題だと思いますよ。その文脈の中で、空軍にも陸軍並みの生残率を強要することはできないでしょう。
            空軍は精密誘導兵器の活用や運用上の制限要素が少ない半自律型遠隔無人攻撃機でいち早く対応してこれましたが、陸海軍の後者相等装備に関しては技術的にもこれからです。

            陸軍がその情勢下で何故生残性が高いとは言えなくなってきた有人攻撃ヘリを運用し続けるのか、ということは戦術上の必要性でしょう。
            例えば戦術的有効性が高いと言われるヘリボーンでは、現在ないし近い将来においても、攻撃ヘリの随伴支援が戦術上必須であり、陸軍の倫理観においては有人であることに現状問題は無いということかと。
            今後生残率が低くなる一方だろう最前線の対地支援に従来型の有人攻撃ヘリを投入することは、代替手段が装備化されつつあることもあり、相応の理由が無い限りは今後消極的になっていくと思います。

            2
            •  さ
            • 2024年 4月 23日

            >空軍パイロットの育成費用は言われますが、歩兵だって空軍パイロットほとではないにせよ相当の費用が掛かっており

            金も時間も比較にならないだろ…

    •       
    • 2024年 4月 20日

    制空権確保うんぬんなどより
    航空隊なんて高価な装備だから近接支援専門の航空隊を設立できる国なんてよほどの大国でないと無理だろう
    マルチロール機の方が優先される

    4
    • れんちゃ
    • 2024年 4月 20日

    巡航速度でも569Km/h~648Km/h
    最高速度は852Km/hで爆装してても729Km/h
    実用上昇高度は13,636m
    航続距離は4000kmを超える

    遅いといっても高い戦闘機と比べてな話でヘリや軽攻撃機なんかとは比べ物にならない話だよ。
    兵士用の対応高度が低いミサイルなら高度で避けられるし、粗末な海賊のボートとかが相手ならば追い回すのに使えるだろう。
    F-16でも出来るっていうけど、各国のF-16はそんなに暇じゃない&稼働費用が高い&実用稼働と待機の機数も確保しておきたい。
    そういった国が一つあるってことなんじゃない?予算争いで邪魔なんであって全然使えないゴミって訳じゃないんだよね。
    これが使えないゴミならこれから先に採用したいって言ってる機種のいくつかもゴミだよ安くもないし…

    4
      •  さ
      • 2024年 4月 20日

      COIN機は消耗前提だからなぁ
      A-10を消耗前提で運用したりしないし、価格的にとてもできないだろうし
      そうなるとどこの国でなら使えるのかっていうと、どこも使えないよなぁ

      12
        • れんちゃ
        • 2024年 4月 20日

        一番高いのは人材。そしてA-10は新しく設計して機体を作るコストがかかる訳でもないよ。
        共食い&ミニマムであってもとにかく亡き者にせねば復活するかも知れないというポジションでの廃案待望論なんで…

        • Bak.
        • 2024年 4月 21日

        うん、f-35やf-16にcasやらせても多分消耗前提の運用になるんだ。
        消耗前提で運用したときパイロットが結構死ぬけど、多分その率は大きくて数が少ない、って話になると思う。こういう話の扱いが、空軍と陸軍で食い違うやろね。

        ヘリよりずっとマシなa-10が運用できないなら、多分casあきらめて陸軍兵士は大勢死んでね、という話にしかならない。

        …歩兵分隊単位での観測ドローンの情報集約、で足りるのかしら…

        1
          • ネコ歩き
          • 2024年 4月 21日

          原則的に、F-35やF-16によるCASはA-10のような前線での近接低空飛行を行いません。比較的安全な距離・高度から精密誘導爆弾や誘導弾で対地支援攻撃を行うというものです。
          以前言われていたのは、友軍による目に見える心強い支援という意味で、陸軍はA-10による対地支援を心理的に好んだようですが。

          5
            • 伊怜
            • 2024年 4月 21日

            A-10より現場に早く来られて滞空時間も長くて心理的威力も高いCAS向きの機体があるんですよ。
            B-1Bっていうんですけどね。

            4
            • M774A6
            • 2024年 4月 21日

            現状ではどこまでやるつもりなのか疑問ですが、F-35の機関砲は対地攻撃も念頭にF-22までのM61 20x102mmバルカンからGAU-12 25x137mmイコライザーへと大威力化されています。機関砲ポッドも作っています。
            F-35で被弾リスク高い対地攻撃とかそれこそ贅沢な使い方ですし、ウクライナ戦争を見てこれは無理だと判断してておかしくないですが。

            1
            • れんちゃ
            • 2024年 4月 26日

            実際はA-10は低空専用じゃないよ?ヘリなんかそもそもこの半分くらいしか上がれないでしょうが…軽攻撃機も当然半径も高度も不十分だよ。そして、バカ高い機体を新造する話じゃないんだよ?逆を言えば、バカ高い機体を新造させたいグループの邪魔なんだけどね。

          •  さ
          • 2024年 4月 21日

          一体、何時の時代の話をしているのか
          今の対地支援は、スマート爆弾で遠方(低空透過でも10km以上先、大抵は50km以上先)から精密に狙う
          それが可能な性能があるのに、高価な機体を危険にさらす理由もない
          さらにいえば、A-10の防御力も昔ほど過信できるものではないし

          4
            • れんちゃ
            • 2024年 4月 26日

            A-10もスマート爆弾や滑空爆弾扱えるよね?

    • れんちゃ
    • 2024年 4月 20日

    ウクライナについてもF-16をチラつかされてるのでは?という気がする。
    あそこは超低空飛行で近付いて無理やり近接爆撃とかしてるんで…ドローン狩りだって出来るし、それでなくてもA-10が積んでる機関砲を流用することだって考えられる筈だ。
    むしろウクライナに採用されたら一番困るんだよ実戦で使い道が確認されるから。A-10は何よりも価値がないどんな兵器にも諸元で劣るくず鉄でなければいけない。そうでないとまた他の軍人たちや議員達が騒ぎ出す。

    4
      • Whiskey Dick
      • 2024年 4月 21日

      エースコンバットでSu35相手にA10(自機)で格闘戦を挑んだよなあ、あのゲームのA10は対地攻撃力と防御力が抜群で旋回性能も高い万能機だった。
      エースコンバットの通常AAMと敵SAMは射程5km程度しかなく、敵機も通常AAMしか使わないのでこのような格闘戦が成り立つわけだが、現実のSu35に搭載されるAAMは射程100kmもあるので、A10はSu35を探知する前に一方的に攻撃されることになる。

      3
    • ザコ
    • 2024年 4月 20日

    >ロシア軍のSu-25が前線地域で活発に飛行出来ているのは「前線をカバーする防空システムの欠如」や「迎撃弾やMANPADSの不足」が原因で、ウクライナ軍がA-10を取得しても同じような活躍ができるかは保証できず、

    逆の視点から見れば現在A-10を一番活用できそうなのはロシアって事でしょうかね
    (実際は訓練や整備の問題などもあるのでしょうが)

    14
    • ブルーピーコック
    • 2024年 4月 20日

    「本当に素晴らしい機体だ。競合が存在しない環境では本当に素晴らしい機体だ」

    大事なことなので2回(ry
    ウクライナには「A-10いらないからアヴェンジャーだけください」とか言われそう.。派生型であるゴールキーパーみたいにするかはともかく。

    3
      • れんちゃ
      • 2024年 4月 20日

      自前でレーダーや暗視装置ついてて各種砲弾が使える30mmだけじゃなく対空ミサイルも撃てるからA-10毎上下左右に動かせる砲台に乗せてドローン程度の対空砲台には出来るんじゃないか?これを並べれば後方の拠点防御にも使えそうなもんだけどね…
      9,760 kg程度なんで、後部構造やエンジンや燃料降ろして軽量化&全長短くして電力供給すれば車載化魔改造すら出来るかも知れない。
      ウクライナならやってくれそうなもんだがwこういう形でならかなり有用な流用が出来そうなもんだがね。
      しかし、これすらもやらせたくないのかも知れない。使われている改修装置的に物凄く勿体ない話なんだよね…
      なんなら誘導装置取り付けてA-10を巡航ミサイル代わりにぶちこんでもいいんだしな。

        •  さ
        • 2024年 4月 21日

        素人が思いつくようなことをプロが思いつかないはずがない
        そして実際に採用されていないという事は、つまりそういう事なんだ

        7
          • れんちゃ
          • 2024年 4月 26日

          素人が思いつく事をなんでもやってしのいでるのがウクライナだよ。そして、意外と素人が思いつく様な事を試しもしないのが平時の正規軍なんだ。有事だととんでもない事でも試すよ。空母から大型爆撃機を飛ばすとかさ…

    • M774A6
    • 2024年 4月 20日

    1カ国だけなんて言われると、複数国いるんかなと思っちゃう。
    関心を持つ国は無いと言うと水面下で既に問い合わせている国がおいこら待てとなる。複数あると言うと、そんな関心が高い機体を全廃するのはやはり惜しいのではないかと言われる。だから0じゃなく最小の1と言う。
    予算獲得競争のしがらみを見ていると、無いはずの裏を読みたくなっちゃってきます。

    4
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