ウクライナ軍の戦車と歩兵戦闘車がロボーティネ集落内の中心部に到達したことを示す映像が登場、集落内のロシア軍は中央通りの南にある塹壕に追い詰められており、まだロボーティネ解放を断言するのは早いものの、近いうちに良い知らせが届くのは間違いない。
ロシア側情報源も怪しいシンキフカ解放の報告を否定した
ロシア側情報源(Рыбарь)は21日「ウクライナ軍がロボーティネ集落内の中心部まで突破することに成功した。ロシア軍は砲兵部隊の火力支援を受けて敵を元の位置まで押し戻そうとしている」と報告、さらにウクライナ軍の戦車と歩兵戦闘車が集落内の中心部まで到達し、ロシア軍が保持していると推定される集落の南エリアに砲撃を加える映像が登場した。
今回登場した映像はウクライナ軍のもので、戦車と歩兵戦闘車が集落内の中心部=Ⓐからロシア軍兵士が隠れていそうな南エリアの建物に発砲しており、恐らく中央通りの南にある塹壕がロボーティネにおけるロシア軍最後の抵抗拠点なのだろう。
さらにロボーティネの西エリア=Ⓑに対するロシア軍の砲撃も視覚的に確認されており、まだロボーティネ解放を断言するのは早いものの、近いうちに良い知らせが届くのはまず間違いない。
🇺🇦🇷🇺 | Los medios de Ucrania difunden imágenes de ataques contra posiciones rusas en Robotyne, Zaporizhzhia. Kiev no confirmó si ha recuperado el asentamiento que estaba en disputa, desde hace semanas. pic.twitter.com/IliQQHqTB4
— Mundo en Conflicto 🌎 (@MundoEConflicto) August 21, 2023
因みにロシア人軍事特派員が「クピャンスク近郊のシンキフカを解放した」と主張したが、ロシア側情報源(Рыбарь)は「まだシンキフカ周辺では戦闘が続いており、集落の一部は引き続きウクライナ軍が保持している」と述べ、怪しいシンキフカ解放の報告を否定した。
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※アイキャッチ画像の出典:KyivPost
Mundo en Conflictoの動画もそうですが、平原の集落は地形が平坦・大型のコンクリート建造物が少ないため、防衛に不向きですね。
ロシア軍が防衛を固める前に、ウクライナ軍の装備があればと、ないものねだりをしてしまいます…。
戦後に美味しい思いをするのは、安全な場所にいた上流・逃げた人(賄賂による徴兵忌避)が、いつの時代もですからね。
ウクライナ兵と家族、特に最前線で頑張った方が、戦後報われることを願ってます。
ウクライナ軍による掃討戦といった状況ですが、ロシア軍はなぜ後ろに下がらず人員を無駄に失っているんでしょう。
ただでさえ兵力で劣るロシア軍は、複数有る陣地を活かして後退したながら損害を抑え戦うべきでは思ってしまうのですが。
取られたら即座に反撃して取り返せって命令が出てるらしいね
占領地を寸止も譲りたくないプーチンのオーダーなんだろう
ビッグモーターみたいな体制だから愚かな命令でもそのままやるしかない
南部は東西に兵站線が走っており、下手に敵を引き込んだら切断されかねないので下がれないってのもありそうだけど
逆包囲しようという動きも見られず、自身の地雷原で身動きとれないんじゃ?とも
地雷原で通れるルートが限られてるのが自分で首絞めてそうな
軍事的に見ればおっしゃる通りと思います。
ロボチネは第1線陣地の前の前哨陣地の小さな村でしょう。たぶん、そうだったですよね。
だから、仰るように、普通ならロシア軍は損害を与えつつ、粘らないで、もっと早く下がるべきかなと思います。
しかし、実際の戦場は、理屈通りにいかないことと、数学的な原理に基づくこととの両方がありますからね。
もっと早く下がるというのは、なかなか理屈通りにいかないのでしょうね。
Robotyneは東西に延びる高台陣地の一部なんで防御上重要に見えますね
ここ抜かれるとウクライナ軍が高地に進入してくるのでロシア軍にとっては割かし危急なんじゃないかと
ここで粘るには一応理由がある気がします
これも情報戦の一環じゃないかと思うようになった。
進撃の後に反撃されたニュースが出れば
それほど興味もってない人にとっては一進一退の印象になってくる。
こういうのを繰り返して支援疲れを待ってるのかもしれない。
このあたりを抜けると地雷の密度が下がりウクライナ軍が比較的動きやすくなるらしいから、下手に後退して敵の<諸兵科連合部隊>が躍動するチャンスを与えなくないって動機がありそう
あと兵力で劣るからこそ機動戦ではなく(地雷とセットになった防衛施設による)消耗戦に持ち込んだほうが確実に戦線を維持できる考えているとか
やっと1次防衛線突破か。泥濘期までにどこまでいけるかが勝負なのでここで総予備を突っ込んで一気に発破かけるべきだ。
まるでヒトラーの死守命令……開戦以来、プロパガンダ分差し引いてもロシアのナチスムーブは最早リスペクトレベルですよねぇ
引き続きロシア軍の戦力を削るのでは。
攻勢をかけると言うより、ロシア軍の反転攻勢を誘うのでは。
ロシア軍の精鋭と予備部隊を誘い出して、装備/人員を削り、
ロシア軍が耐え切れなくなって後ろに下がれば、そこを占領する形。
他方でロシア軍の兵站に負担を掛け続けるつもりでは。クリミア大橋を含めて。
自軍の損害は少なくできる一方で、時間がかかりますね。
地雷原を片づけるのにも時間がかかるし。
最後にロシア軍がスカスカになった頃合いで攻勢に出るのでは。
そんな気がしてきました。
でも、ロシアが総動員を掛ければ、そうもやって居られないような。
まあ戦線広いんでここは抜かれると不都合出るとこなのかもしれないですね
相手は無能だからワケのわからないことをしているのだという断定で話を進めるとどんどん相手を軽く見て楽観論に支配されるのであまり好きではない
ウクライナ軍が装備優良の予備の旅団と、米軍から供与されたクラスター砲弾をロボティネ攻略に投入して、一時的に優勢、優位になったとしても、それがどこまで続くかは正確にはよくわからず、ロシア軍との相対的な戦力も正確にはよくわかりません。
ロシア軍が戦力的に圧倒的に劣勢というのならば、当然すぐにロボティネを放棄して、後方の陣地に退却するべきかもしれませんが、相対的にちょっと劣勢、一時的に劣勢というくらいならば、多少不利な地形でも抵抗してできるだけ時間を稼ぎ、味方の予備の増援の移動を待つ、あるいは突出したウクライナ軍に対する逆包囲を準備するという作戦もあり得るでしょう。
抵抗していれば、ウクライナ軍はさらに総予備の兵力をロボティネに移動させる、投入するかもしれません。泥濘期も近いわけです。
1.敵は集落方向に前進した
2.敵は集落に侵入しようとしたが、我が軍が撃退した
3.敵が集落の一部に犠牲を払って侵入したが、我が軍が撃退した
4.敵が集落の一部に足場を築いたが、敵の損害は大きくすぐに追い出されるだろう
5.敵が多大な犠牲を払ってさほど重要でない集落の集落を占拠し、我が軍はより防衛しやすい地域に撤退した
傷が大きくなるほど文章が長くなるのがコツです
そのまま当てはまって草
その論法による論破のようなのも、下手に使うと
「だから我が軍は有利なんだ」
という自己暗示や思い込み、決めつけ、言い訳、詭弁になり得るため、かえって危険になります。
確かにその論法をずっーと使っていて、結局陥落したのがウクライナ軍の守っていたバフムトだと思いますが、縦深防御、縦深陣地においてはそれで実際に防御に成功する場合もたくさんあります。
遅滞防御というのは戦術として実際にあるのです。ただ戦場での失敗や敗北を隠すために使われるだけの用語では決してありません。
特に今のロシア軍は、事前にわざわざ数重の陣地線、陣地帯を築いて待ち構えているのは、竜の歯の配置を見ても明らかであり、不利になってから突然言い出したようには見えません。
理解しました
私はこのコピペは具体的にどちらがとは言っておらず、両陣営の思考停止的な後付けを皮肉ったつもりです
また、なんの根拠も無くこのテンプレ通りの事しか言えない情報源なら、参考にする価値は無いと思っています。
また、このコピペを脳死で使うのもまた然り、かもしれませんが。
テンプレ
1.敵は集落方向に前進した
2.敵は集落に侵入しようとしたが、我が軍が撃退した
3.敵が集落の一部に犠牲を払って侵入したが、我が軍が撃退した
4.敵が集落の一部に足場を築いたが、敵の損害は大きくすぐに追い出されるだろう
5.敵が多大な犠牲を払ってさほど重要でない集落の集落を占拠し、我が軍はより防衛しやすい地域に撤退した
傷が大きくなるほど文章が長くなるのがコツです
なるほど!
ダメージがでかいほど言い訳がましくなるのですか。
深刻な被害は過少に見積もって
まるで「任務を達成したから補給のため撤退した」感を演出するんですね