ラインメタルのアーミン・パッパーガー最高経営責任者は独紙に対して「6週間以内にLeopard1をウクライナに引き渡す可能性がある」と明かした。
参考:Rheinmetall bietet der Ukraine Panzer des Typs Leopard 1 an
50輌のLeopard1にオーバーホールを行い、最初の車輌を6週間以内に、残りも3ヶ月以内にウクライナに引き渡せる
退役済みのマルダー歩兵戦闘車を保管しているラインメタルは「マルダー歩兵戦闘車を整備してウクライナに提供してはどうか」と政府に提案、このアイデアは保管してあるマルダーを現役に戻すオーバーホールに時間がかかるため「陸軍が保有するマルダーを一先ずウクライナに供与して、オーバーホールを行なったマルダーで陸軍の在庫を埋める」という内容だ。

出典:Sonaz / CC BY-SA 2.0 DE
しかし陸軍が保有するマルダーはNATO即応部隊やリトアニアに駐留するNATO部隊にも配備されているため政府は「不可能だ」と回答、そのためウクライナはラインメタルと直接取引を行い「年末までに35輌のマルダー(保管分をオーバーホールしたもの)を受け取る」と報じられており、ラインメタルの提案を支持する緑の党は「マルダーだけでなくラインメタルが保管しているレオパルドやゲパルトも提供できないか検討している」と報じられていた。
この噂についてラインメタルのアーミン・パッパーガー最高経営責任者(CEO)は「6週間以内に最初のLeopard1をウクライナに引き渡す可能性がある」と独Handelsblatt紙に明かて注目を集めている。

出典:270862 / CC BY-ND 2.0 Leopard 1
アーミン・パッパーガー最高経営責任者は「保管されている50輌のLeopard1にオーバーホールを行い、最初のLeopard1を6週間以内に、残りのLeopard1も3ヶ月以内にウクライナに引き渡せる。既に資格をもったウクライナ人なら数日で訓練を終えることが可能だ」と述べているが、このアイデアを実行に移すためにはドイツ政府の許可が必要だ。
ただLeopard1は陸軍のサービスから外れている装備なのでマルダーの時のような問題には抵触せず、EU外相会議に出席したベアボック外相も「ウクライナは直ぐにでも重装備を必要としており、今は言い訳をしている時ではない。創造性とリアリズムが必要なときだ」と述べているのでLeopard1供与は実行に移される可能性が高い。
因みにLeopard1はアップグレードを行いながらブラジル、チリ、エクアドル、ギリシャ、トルコで運用が続けられている。
関連記事:ショルツ独首相、ウクライナが要請したマルダー歩兵戦闘車の提供に難色
関連記事:独KMW、ウクライナへPzH2000×100輌提供をドイツ政府に提案
※アイキャッチ画像の出典:Rainer Lippert / CC BY-SA 4.0
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
戦車や自走砲の提供を独首相や国防相が渋っているという情報があるが
専門家でもここ2週間がウクライナの第2の分水嶺
(第1の分水嶺は4月2日のキーウ市防衛成功・キーウ州解放)
オーバーホールに時間がかかるのは理解できるが
6週間という時間は口惜しいし
独政府が動かないから宇政府が独企業と直接交渉してる傾向が強くなってる印象
その6週間の間は、T-72の供与で時間を稼ぐのでは?
というより、T-72も数に限りがあるので、これも無限に供与できるわけじゃない
長期戦を見据えるなら、なおのことT-72の次に渡せる戦車を用意しておく必要がある
基礎が出来てるなら機種転換の訓練時間はそこまで掛から無いんだな
そもそも習得に時間がかかる兵器なんて欠陥品だろ
そうだね、敵が見えているのに当たらない鉄砲もそうだし、射程内に敵がいるのに当たらない無誘導砲弾も欠陥品だね。
ド素人が動かして狙った位置に行かないで相手に最も装甲の厚い部分を向けない車両も欠陥品。何も考えずに撃った12.7mmごときに穴あけられる戦車砲も欠陥品だね。
コネた土が理想の形になってくれないろくろも欠陥品、料理が上手くできない鍋も欠陥品、アイスバーンで限界を超えた走りでブレークするスタッドレスタイヤも欠陥品、世の中欠陥品だらけだ。
そんなに偉そうなこと言うなら、戦場とは言わない車でもバイクでもいいから短時間の練習でプロが出る大会で入賞する成果を出して見せてください。
車両や砲の癖、対象によってはレーザー測距も正確ではないし、地面が土でも硬いのか泥濘んでいるのか凍っているかでも対処が違う。
反撃もない障害物なしの場所を安全にゆっくり走り停車してじっくり狙いを定めて撃つならすぐにできるだろう。でもそれは実戦的な話なのか?
プロは機材が変わってもすぐ対応するでしょう
戦車乗りがヘリに転換するわけじゃないんだから
湾岸戦争時のM60からM1への転換は数週間で一月もいらなかった
もちろん戦闘力は段違いで戦い方が違うにも関わらず
いや、普通に使い分けなんじゃないだろうか?
携帯ミサイル
→素人でも撃って逃げれる即応性が必要
戦車
→プロが長期に使う前提なので慣熟訓練が必要
個人で撃てる携帯ミサイルと、複数人で運用する戦車なんかだと役割が違うからね。
別にどっちがいいとかじゃ無くて、価格も求められてるものも違うから一概に骨董品かどうかは決められんよ。
武器輸出は国益に直結だから独政府は悶えているだろうな…
トルコみたいに海峡の通行権をチラつかせながら
商取引だからウチは知らないことで とシラを切るような真似は無理で
独から戦車が送られたら逆にガスの元栓に手をかけられそうだし…
ストップをかければかけたで……
しかしラインメタル… 前のめりだな……
レオ1…レオ1かぁ…
いやまあホモサピエンスの防御力はこの100年間で大してアプデされてないから生身のヒューマンには効果はあってもちょっとなぁ…
あんまりにも防御力とセンサー系が貧弱だし、ウクライナ軍が触ったことないであろう105㎜L7の弾道を身体にしみこませるにも時間がかかるんでは…?
あるいは某WarThunderを活用してゲームで弾道を覚え込ませるとか?
米軍が確かやってたな
とはいえウクライナ軍の主力もT-64だったりするので世代的にはそう違いはないんですよね。
もちろん第3世代戦車の方がいいのは確かですが、無いよりは絶対あったほうがいいでしょうね。
戦車以外のほぼ全ての装甲車両に対してならこの世代の戦車でも十分威力はありますし。
レオ1でも爆発反応装甲を着ければ、何とかなるでしょう。
出来れば、A6レベルまで改修してから渡せれば良いけど、時間が無いからね。
レオパルト1ってERAに対応してたっけ…
一応近代化改修型のC2A1 MEXASがあるけどあれは複合装甲を外部に追加したものだし何より用意したくてもすぐに用意できる代物ではない
爆発反応装甲何て、ポン付け出来るよ。
まあ、基本装甲が薄いから、後方からの狙撃専門になるのかな?
バトルオーバー北海道の
「たまげた!すごい中古だ、あきれた」
「74式改リアクティブアーマー付き 戦死確実だ」
「軍隊のことわざで優れた兵士は優れた兵器に勝るっていうぜ、 だけどテクノロジーだよな」
を思い出した。
レオ1は、車体正面が傾斜70mmで角度は45度程度だったかな?
砲塔も車体に準じて薄く、第二世代戦車でも装甲が薄い部類だったと思います。
ERAを用いてAPFSDSをへし折っても、貫通力は1/3程度は保持するだろから、恐らく貫通されるかと。
A6レベルって、コスト高で諦めた120mm搭載とかまでの話?元々、フットワークに主眼置いて装甲薄くしたレオ1をそれなりの装甲にするとどうなるんやろな。
MEXASに関しては完全なフィッティング求めるならカナダ辺りに頼むしかないが、即席なら米軍のダブついたM1117のMEXAS上手く利用するしかない。
問題は主砲でどんな主砲と砲弾渡すのか。最悪だと精度のある砲撃できる砲身命数200発ぐらいだよな。
同じ第二世代とカウントしていても、T-64は複合装甲を早々に取り入れて、素の装甲も分厚いかと。
一方、レオ1は﹙より装甲の薄いフランスのAMX-30がいるとはいえ﹚西側第二世代でも装甲は最弱な部類。
同列に語るのは危ないと思います。
ドローンが飛び回ってるから、戦車対戦車は限定的になるんじゃないかな?
105mm砲弾の在庫なんてあるんだろうか?
保管してるのレオパルト1A5だと思うので、レオパルド2からフィードバックもあって性能は良いかも
対戦車戦闘するには火力装甲足らないけどそれ以外は、最新アップデートのT-64並だし
ただ105mm戦車砲弾って在庫どこかにあるのかね
2003年退役してるからドイツに在庫あってもさすがに使わないだろうし
105mm砲弾何か、最新型がバンバン生産されていて、初期の120mm砲並の貫通力があるよ。
装甲も爆発反応装甲をガッツリ着ければ何とかなるでしょう。
それにしても、良く残っていたなあ。
韓国もさっさとT-80とBMP-3、K9を差し出せ。
韓国に無茶を言うなや
敵対する北朝鮮はT-62Mの改修型が4000両近くもあるんだぞ
ソ連が気前よくT-62の生産ラインをプレゼントしたせいで北朝鮮にはT-62がわんさかある
いまだにM48A5が大量配備されてるからな
しかも素の状態のやつが
整備状態も怪しいし、ウクライナより装甲戦力はやばいまである
あそこはさっさとK2MBTで更新しろと
韓国がパットン戦車でしたっけ、骨董品のような戦車をまだ使ってるくらいなんで、その中でも比較的新しいT-80を渡す余裕はないんじゃない。
まあそれだったらご自慢のK2を他所の国に売り込む前に、骨董品の置きかえの道筋くらい立てとけよって思うが。
16式機動戦闘車の105㎜砲弾は使用できないのかな?
105㎜用DM33があるし93式APFSDSよりも貫徹が高いから調達するにしてもそっちからだ
6週間って・・・
けれど、NATO側がだせるT-72もそう多くあるわけじゃないから、そのT-72が尽きたら西側戦車を提供する他ないと思う
6週間っていう時間的ギャップはあるけれど、その間はT-72を提供して、その後に提供する候補としてなら十分アリなんじゃない?
日本は戦後の機雷処理にもがみ型多機能護衛艦を送り出して、機能確認するくらいかなぁ
スペックダウンしたモンキーモデルのT-72Mより最終バージョンのレオ1の方が幾分マシだろうけど・・・
そうでもないですよ。
イラン・イラク戦争の時に、イラン陸軍のチーフテン(第二世代の西側最強戦車)がAPDSを使用して、
イラク軍のT72Mと撃ち合って、T72MのAPFSDS弾で正面装甲を撃ち抜かれて負けています。
戦車の世代の違いはこんなものみたいです。レオパルト1は、チーフテンより砲は小さく装甲も薄いです。
最終型は追加の装甲を取付けしましたが、砲の大きさは変わっていません。
>最終型は追加の装甲を取付けしましたが、砲の大きさは変わっていません。
レオパルト1A6の事なら、あれは試作止まり、
あと120mm砲への換装をしていますね。
レオパルト1A5だと、レオパルト1A1A1のFCSアップデート版で、装甲は据え置き。
溶接砲塔のレオパルト1A3やA4だと、砲塔の装甲強化﹙50%アップとか﹚をしているけど、
それでも﹙防盾部が平均195mmと推測されている﹚74式戦車よりも劣っていたと思います。
マジレスするとT72は戦力になるがこんなん予備役の訓練用と親衛隊で警備運用にしかならんの車両自体そうだし砲と砲弾にしろで西部専用だろ
105mmの性能以前の問題多すぎで供与自体に意味あるのか微妙だし東欧連中がT72放出するのレオ2供与で支援するの最も合理的なはずなのに
独勢は独製AFVを戦場走らせたい自己中の拗らせにしか全く見えんけどこの期に及んでレオ2でなくレオ1でケチが透けて見えてるの結局は自滅では
米軍は海兵隊余剰在庫があるからそこから出すんだろうなぁー
海兵隊が最後まで使っていたM60A3って残ってるのかな?
漁礁や標的に使われてるM60系戦車は見かけますが
部品や予算が消える謎の現象が起こってたドイツ軍のことだから余剰になったレオパルト1を送るつもりが書類のミスで届いたのはレオパルト2だったとかのオチに期待
仮にレオ1が供与されるとしても、西部でオデッサ上陸への備えとベラルーシ軍への機動予備になるだけで、東部へは西部にいるはずのに第五独立戦車旅団が移動するのではないだろうか
ウクライナ!チェンジレオパルド!