ウクライナ戦況

クリミアのエフパトリアで大規模な爆発が発生、ドローンによる攻撃か

ウクライナ軍はストーム・シャドウでセバストポリの造船所を攻撃し大型揚陸艦と改キロ型潜水艦を破壊したが、14日未明にもエフパトリアで大規模な爆発が発生、現地住民は「爆発の衝撃で家中がガタガタ揺れた」と述べている。

参考:В Евпатории раздались взрывы, россияне заявили об атаке беспилотников

エフパトリアで何らかの爆発が発生したのは確実で、現地住民は「爆発の衝撃で家中がガタガタ揺れた」と述べている

クリミアのエフパトリアで14日未明に大規模な爆発が発生、現地住民は「ドローンがロシア軍の防空施設を攻撃している」と主張しており、爆発はエフパトリアの南西に位置するザオゼルノエ付近で発生したらしい。

ロシア国防省は「午前5時半頃にクリミア上空で11機の無人機を破壊した」と主張しているが、エフパトリアで何らかの爆発が発生したのは確実で、現地住民も「爆発の衝撃で家中がガタガタ揺れた」と述べているため爆発の規模も小さくなく、ドローンが何らかの爆発物に命中した可能性がある。

追記:エフパトリアとウユトノエの間にある軍事基地(45.2016701, 33.3203671)を攻撃した可能性が浮上。

ロシア軍は頻繁に同拠点へ装備を運び込み、防空システムも設置していたらしい。

関連記事:ウクライナ軍、巡航ミサイルで大型揚陸艦と改キロ型潜水艦の破壊に成功
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※アイキャッチ画像の出典:Крымский ветер

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コメント

    • ギブ・メルソン
    • 2023年 9月 14日

    うお、またクリミアで爆発したんか・・・
    クリミアこわれる

    >>最新の分析(ソロヴィヨフ氏が司会を務める番組の分析)によれば来週にクリミア大橋への大規模攻撃が予想されており、まるで今回の攻撃は来週のリハーサルのように見える

    前の記事で指摘されてたけど、これ本当に近日中に”斬首作戦”起きるンジャマイカ・ダニンガン・・・

    5
      • しぇー
      • 2023年 9月 14日

      クリミアが機能不全に陥ると南部のロシア軍は陸橋づたいにメリトポリを策源地にするしかなくなりますが、メリトポリはクリミアよりはるかに前線に近いですからもはや南部に大規模な兵力をおいておくだけの兵站は維持不可能になるでしょうね・・・。

      航空戦力・長距離攻撃能力が限られる中、クリミアの防空能力、索敵能力を特殊部隊の突貫などで削って本命の攻撃に繋げるのは見事というほかありません。

      52
        •  
        • 2023年 9月 14日

        それを成立させるためにトクマク正面で攻勢かけてるのに現段階でクリミア大橋落としただけで南部のロシア軍を干上がらせられたらこんな苦労してないわ

        6
          • 924
          • 2023年 9月 14日

          そりゃ現代会でクリミア大橋落としただけで南部のロシア軍を干上がらないけど仕掛けるならこのくらいのタイミングしかない。
          南部の前線が押されて配置してる高価な防空システムをクリミアに置かれたら壊せるものが壊せなくなるからね。

          3
          • bbcorn
          • 2023年 9月 14日

          ロシアはもう南部もクリミアもあきらめたほうがいい。
          犠牲や損害が増えるだけでやるだけ無駄。
          ロシア軍スカスカになりすぎで危険な状態だよ。
          東部に集中しないと 二兎を追う者は一兎をも得ず になる。
           

          2
    • あああ
    • 2023年 9月 14日

    敵国破壊工作とダンボールミサイルの相性は最高だな。必要とあれば主要部以外は踏んづけてその辺に投棄してもゴミにしか見えない。
    あれをあえて低視認色や対IR塗装しないのもその為だろう。現代のリベレーター的なね。

    22
    • ジュディ
    • 2023年 9月 14日

    どうやら、先日の空爆作戦が成功したのも、複合的総合的な作戦が成功した様に見える
    ストームシャドーによる空爆は作戦の一部に過ぎなかったと
    興味深い

    27
    • たむごん
    • 2023年 9月 14日

    ウクライナ南部戦線に、ロシア軍が物資を運ぶ余裕、どんどんなくなっていきますね。
    特に防空部隊を引き抜く事ができれば(防空コンプレックスを崩していけば)、ウクライナ軍の作戦を後押しする事になります。

    ロシア軍防空部隊のジレンマ、ウクライナ南部に物資を送ればクリミアがスカスカ、クリミアを重視すればウクライナ南部が物資不足になるジレンマと思います。

    クリミア周辺でも、クリミア西部湾岸(クリミアを手前から守れるが破壊されやすい)かクリミア東部湾岸・クリミア大橋周辺(破壊されにくいが守りにくい)、どちらを守るのかジレンマになります。

    ロシア軍上層部、何を捨てるのか重要な決断を迫られると思いますが、無策ならばドンドン各個撃破されていきそうくですね。

    48
    • ななし
    • 2023年 9月 14日

    45.2194195,33.2585944,548 の位置にある軍事拠点が攻撃されたという話も出ています。
    45.2016701, 33.3203671ならもっとエフパトリア市街に近い爆発として映っているはずで、ビデオを見た感じ数キロ以上先の周辺に明かりのない場所での爆発ですので、多分上のポジションの方が正しそうかなと思いました。

    15
    • 名無し
    • 2023年 9月 14日

    ロシア自慢の電子妨害はどうなってるんでしょう。
    攻撃が相次ぐ状況で基地に設置されていないとは思えないのですが。

    5
      • 航空太郎
      • 2023年 9月 14日

      GPS信号の電波妨害が行われていたとしても、ストームシャドウのような巡航ミサイルには、慣性誘導装置とTERPROM(地形プロファイルマッピング)がついているので、迷子になることはありません。あと終端誘導は赤外線画像誘導になるので、電波妨害は効果ないかと。

      HARM対レーダーミサイルなら、レーダー波を出してると逆に突入を食らうことにもなりますね。

      なので、稼働させている電子妨害に合わせたミサイルが使われたんじゃないかと思います。さすがに設置してない、稼働させてないってことはないと思います。

      15
      • ao
      • 2023年 9月 14日

      先日のボイコタワー奪還に際して、電子妨害装置を鹵獲した、なんて話も出てますね。

      もし本当なら、対策されるだろうし、狙われるだろうし、でウクライナ軍のドローンによる戦果が増えるでしょうね。
      真っ先にやられるのは今回のような対空兵器と思われますし、削りに削ったころにF-16投入となれば、また戦況が変わると思われます。

      2
    • チェンバレン
    • 2023年 9月 14日

    極超音速ミサイルから安ドローンまで織り交ぜた空爆でウクライナを苦しめてきたロシア

    似たような戦術で自分が苦しめられるとは皮肉ですなあ

    27
    • bbcorn
    • 2023年 9月 14日

    ロシア軍の危機感のなさにあきれる。
    あれだけ攻撃され続けてるクリミアで乾ドッグに入れて整備とかただの馬鹿だろ。
    ほんと頭おかしい。
    パニックになった警察と軍の部隊でお互いに相手を工作員と勘違いして味方同士の銃撃戦になったらしい。
    恥の上塗り。

    14
      • baru
      • 2023年 9月 14日

      あの潜水艦はあそこでしか整備できないので仕方ない、ずっと潜ってるわけにも行かないしね
      危ないのもわかってるし防空能力が足りてないのもわかってるが、無いもんは無い

      9
    • 58式素人
    • 2023年 9月 14日

    思うのですが、GPS誘導のミサイルに狙われるならば、
    位置が固定されている乾ドックは分が悪いですね。
    ブンカーにしてしまうのも一つの方法ですが、
    修理目的であるならば、浮きドックにしても良いような気がします。
    同じ港内にいても、頻繁かつ不定期に位置を変えるわけですね。
    GPS誘導で、誤差が数メートルならば、そこにつけ込めないでしょうか。
    終末画像誘導対策に浮きドックの側壁(?)上に複数のCIWSを載せて。
    戦時中だったら、こんなことも許されそうな気はします。

      • 航空太郎
      • 2023年 9月 15日

      浮きドックで修理する時は、当然、修理する船ごと浮きドックは浮いていて、内側からは完全に排水されてます。
      つまり、自律航行できない船といったところなので、至近弾でも食らって傾くだけでも、船が船台から転げ落ちたりしそうで、かなり怖いことになりそうです。乾ドックと違って傾くのと、どの部位が損傷しても浸水の恐れがありますからね。

      頻繁かつ不定期に位置を変えると言っても、GPS誘導できるような国であれば、地上監視衛星も持ってるので、衛星探査で最新位置を把握されてしまいますし、浮きドッグの利用優先度は低めでしょう。

      2
        • 58式素人
        • 2023年 9月 15日

        巡航ミサイルや長距離ドローンが着弾するのは、概ね深夜のようですね。
        真っ昼間に狙われるようでは、もはや、戦争は手遅れでしょうし。
        偵察衛星には詳しくないのですが、通常ですと、1〜数回/日の割合で
        偵察をするようですね。特定地点の上空に居られるのは1〜2分とか。
        浮上状態の浮きドックは、大きな船のようなものなので、
        準備作業が出来ていて、能力の大きいタグボートがあれば、
        10分強くらいの所要時間でドックの全長くらいは移動すると思います。
        ですから、ミサイル/ドローン側が衛星による位置情報に依存する限りでは、
        宵の内に移動すれば、深夜の攻撃はスルーできそうにも思えます。
        200m移動すれば十分では、と想像します。
        もちろん、潜入工作員が逐次に位置情報をあげていれば無理ですが。

        • 航空太郎
        • 2023年 9月 17日

        乾ドックと浮きドックについて、用途に違いがあるので補足しておきます。

        乾ドックは船体の大規模補修や修理といった大掛かりな作業をすることができるのに対して、浮きドックは簡単な修理、点検を行うといったようです。浮きドックは乾ドックの完全代用ではないってことですね。
        船体を切ったり、エンジン換装など重量バランスの変動が起こるような作業だと、浮きドックは安定を失いかねないので、そういった作業を浮きドックでやるのは無茶でしょう。

    • REM
    • 2023年 9月 14日

    ウクライナはクリミア半島やモスクワで戦果を挙げた時は、ロシア軍に対策を講じられる事を恐れて発表を遅らせてきた。
    造船所爆破と立て続けに防空ミサイルを破壊してそれを発表するとは。
    ロシア軍も石油掘削リグというミサイルの当てやすい目標をすぐに反撃して破壊しない所をみると、ロシア軍は防空も制空権もかなり弱体化したとしか見れない。

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