ウクライナ戦況

砲兵の優位性を揺るがすFPVの大量投入、兵士1人であっても攻撃対象に

Kyiv Independent紙は5日「ロシア軍に包囲され不利な立場に追い込まれたバフムートと現在のアウディーイウカの比較は妥当なものになりつつある。戦場を支配する砲兵の伝統的な優位性もFPVの大量投入によって覆されつつある」と報じている。

参考:Ukraine holds back Russian assault on Avdiivka as long winter battle looms

FPVの登場と大量投入で「戦場のあらゆる標的とリスクなく遠隔交戦」できるという状況が成立しつつある

Kyiv Independent紙はアウディーイウカに状況ついて「ロシア軍はヴーレダーと同じように機械化部隊を投入してきたが、ウクライナ軍の砲撃やFPVに翻弄されて大きな損失を被ったものの、直ぐにロシア軍は見慣れた戦術に変更してきた。包囲されてバフムートを失うに至った『ゆっくりとした組織的な歩兵攻撃』のことで、ロシア人はワグネルの時と同じようにストームZの兵士の命について関心がない。10人から20人の分隊を攻撃に送り込み、これをドローンで監視してウクライナ軍の射点を特定するお馴染みの戦術だ。バフムートと現在のアウディーイウカの比較はますます妥当なものになりつつある」と指摘。

出典:GoogleMap アウディーイウカ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍は毎日発表する戦況報告の中で「アウディーイウカへの攻撃を撃退し続けている(小さな変化に毎日言及しないのは元からでロシア軍も同じ)」と主張しているが、幾つかは現地メディアはウクライナ人が運営するDEEP STATEの情報などを参考に「公式発表とは異なる戦況」を伝え始めており、Kyiv Independent紙も「オープンソースの評価によればロシア軍はアウディーイウカの北側で線路を越え、ステポヴェと呼ばれる小さな集落に入った」と伝えている。

さらに興味深いのは「戦場を支配する砲兵の伝統的な優位性もFPVの大量投入によって覆されつつある」という言及だろう。

出典:Сухопутні війська ЗС України

Kyiv Independent紙は「ウクライナはドローン分野の技術革新でロシアをリードしていたが、現在のロシアはどう見てもウクライナに追いついており、中国から関連部品を大量に輸入してFPVの大量生産に取り組んでいる。双方とも数ヶ月前まではFPVで装甲車輌を優先的に攻撃してきたが、供給量の増加に伴い兵士1人であってもFPVの攻撃対象になってきた。ドローン生産の大規模化は急速に進んでおり、多くの専門家は『FPV登場後も砲兵の伝統的な優位性は揺るがない』と主張したものの、その常識も深刻な挑戦を受けている最中だ」と指摘し、どうやらアウディーイウカにおける砲撃とFPVによる負傷者の数は半々らしい。

砲兵はドローンによる認識力拡張の恩恵を最も受けている存在だが、FPVの登場と大量投入で「戦場のあらゆる標的とリスクなく遠隔交戦」できるという状況が成立しつつあり、この様な戦場で生身の兵士が戦うのは生存性において著しく不利だろう。

因みにワシントン・ポスト紙も「第47機械化旅団に所属する小隊長が現在は地雷よりもFPVの方が問題だと指摘した」「ウクライナ側は双方がドローンを大量投入したため戦場における装備品の寿命は長くても1分だと述べた」と報じている。

関連記事:ウクライナの反攻作戦はどうして失敗したのか、計画に生じた誤算と対立
関連記事:ドローン戦争を左右する部品供給、ウクライナは中国の輸出制限に直面
関連記事:ウクライナ軍の自爆型ドローン、ロシア軍設置のネットを回避して攻撃
関連記事:ウクライナ軍の自爆型ドローン、森の中を飛行してロシア軍陣地を攻撃
関連記事:UAVがもたらす戦場認識力の拡張、ウクライナのオペレーター養成は2万人台に

 

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

ウクライナの反攻作戦はどうして失敗したのか、計画に生じた誤算と対立前のページ

ウクライナ国境の封鎖33日目、ドローンや暗視装置の輸入に数週間の遅れ次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍がスターストリークを使用してロシア軍のMi-28Nを撃墜か?

    英国のThe Times紙は1日「ウクライナ軍がスターストリークを使用…

  2. ウクライナ戦況

    ウクライナ陸軍がヘルソン州の集落奪還に成功、南部地域で攻勢に転じる?

    ロシアは15日「ヘルソン州全域を制圧した」と発表したが、ウクライナ陸軍…

  3. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍司令官、アウディーイウカに対する敵の第3波攻撃が始まった

    アウディーイウカ軍政当局のバラバシュ長官は7日「気象条件の影響で敵の第…

  4. ウクライナ戦況

    116社の西側企業、ウクライナ侵攻直前まで露防衛産業企業に製品提供

    116社の西側企業はウクライナ侵攻直前まで「取引が禁じられている露防衛…

  5. ウクライナ戦況

    支援資金不足が原因か、ウクライナへの155mm砲弾供給が30%以上も減少

    ウクライナ当局者はABC NEWSに「155mm砲弾の納入が30%以上…

  6. ウクライナ戦況

    ヘルソン州の戦い、ドニエプル川左岸のオレシキー郊外にウクライナ軍が到達

    ドニエプル川を挟んでウクライナ軍とロシア軍が睨み合うヘルソン戦線は前線…

コメント

    • Easy
    • 2023年 12月 06日

    FPVだけでなく、小型マルチコプタータイプのドローンからのドロップ攻撃の組み合わせが猛威を奮っていますね。
    FPVが装甲車や歩兵陣地に突っ込んで打撃を与えた後。
    マルチコプターが這い出てきた負傷兵にドロップで止めを刺すという組み合わせが随所に見られるようになってきました。要は、落武者狩りですね。
    互いの滞空時間や破壊力の違いを補って、高効率で敵兵を殺傷出来る戦術となっていますね。

    26
    • 佐々籐士郎
    • 2023年 12月 06日

    これまでのウクライナ戦争からの戦訓として「ドローンへの対処」がより一層重要になってくる。
    如何にドローンを発見し、その行動を阻害し、制御を妨げるか、といった能力が求められる。
    第一次大戦で航空機が測量・偵察から、簡易爆撃、そして空中戦へと役割が拡大したように、
    ドローンにも地上戦力の補完的能力から、単独での空中戦能力が求められるようになるかもしれない。

    21
      • 反革命分子
      • 2023年 12月 06日

      もしそんなことになったら、ドローンの未来はどうなるんでしょうね。

      かつての固定翼機は今のドローンと同じように偵察から始まって軽攻撃も担当するようになり、敵の同種を排除できると便利だといって戦闘機が登場。戦闘機は敵の戦闘機に勝つため、偵察機や攻撃機は敵の戦闘機から逃れるためと大型化・高性能化に勤しむ。いつの間にか余りにも高価になり、本分であった戦術偵察はすっかりやらなくなってしまいました。

      ドローンが同じように高性能化していったら再び部隊レベルの偵察活動に空白が生まれて・・・

      18
        • nachteule
        • 2023年 12月 07日

         そもそも比較対象が違うでしょう。有人航空機なんてどれだけ小型化しようが限界があるしサイズの制限がまだ少なく人命考慮が不要なドローンは単純に使い捨てなのか再利用なのかで終わる。無人の使い捨てなら光学機器の進歩とAIとの併用でまだコスト面で何とか出来るレベルでしょう。

         何にしても高いから導入しなければ効率の悪化かそれ以上の出血を伴う訳だから高価だろうが何かしらの偵察手段は必要でしょう。マルチロール機だって携行式ポッドでの偵察想定している軍もあるし損害覚悟で高価なUAVの投入もありえる、偵察必要ならするだけの話でしかない。

        1
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2023年 12月 06日

      まずアンチドローン兵器(地対空)で、追尾性能があり撃墜率が高いものがまず求められるようになるとおもいます

      それに対抗、またはより対地性能の効率を上げるという観点で、ドローン母機+ドローン子機によるクラスター爆弾のような「一定範囲に対して子ドローンで一斉攻撃を行う」ようなものも出てくるのではと考えます
      今の大型自爆ドローンよりも一回りかふた周り大きく、簡易カタパルト射出で高空を飛び、目標位置で子ドローンをばらまいていくようなイメージですね

      高性能砲弾より安く、普通の砲弾よりも効率がよく、十分な破壊力で、どこからでも大量に発射可能…求められるものを考えるだけで地獄のような未来が目に浮かびます

      4
        • 774
        • 2023年 12月 06日

        個人的には空からのドローンではなく地上のドローンが進化すると思います。
        イメージ的には自走する手りゅう弾でしょうか。
        空は視界がクリアなので見つけさえすれば迎撃行動をとれますが、草原や瓦礫の中を走り回って飛びまわる手りゅう弾は足元に来るまで迎撃しようがないでしょう。
        50年後にはガンダムF91にあったバグみたいな兵器が出ていても不思議ではないです。

        6
          • Easy
          • 2023年 12月 06日

          地上走行型ドローンは、もう資材運搬に使われているそうです。
          また、攻撃にはほぼ役に立ちません。
          ・不整地走行はエネルギーを多量に消費し、行動範囲が狭すぎる
          ・地面からでは得られる情報が少なすぎて索敵に不利
          ・人間を殺すのには30グラムの炸薬で十分なので、飛行型が圧倒的有利
          ということですね。
          ただし、飛行型にも大きな弱点があり。
          ・荷物の搭載量が少なすぎて、水を輸送できない
          孤立した部隊にドローンで補給を送るのに、飛行ドローンでは搭載量が少なすぎて効率が悪いんですね。500ミリのペットボトルを運ぶには、台車にエンジンとコントローラーを付けた地上走行型のドローンが一番いいそうです。

          10
    •  
    • 2023年 12月 06日

    この分野は中国の圧勝ですが西側はどうするつもりなんでしょうね
    民生品の応用だから安価で大量導入できるのであって、性能で勝っても高価で少数しか導入できないのであれば意味がない
    本気だせば中国より高性能なものを作れるってのは慰めにならない
    ロシアもウクライナも中国から輸入しているから中国の関連企業はどんどん成長していく

    88
      • たむごん
      • 2023年 12月 06日

      まさに、仰る通りです。
      少数の高額兵器を、骨董品みたいにホコリを被せといても仕方ないですよね…。

      軍需生産が、公共事業のように民需産業を成長させて。
      民需産業の競争力強化が軍需生産の低コスト化になる、このサイクルになるのが仰るように理想と思います。

      8
      • ねお
      • 2023年 12月 06日

      現在は先端ドローンは中国の独壇場(特に日本などは中国に対し問題にならないレベルで劣っている)
      しかし本気だせば中国より高性能なものが西側で作れるポテンシャルがある。。。はず

      これがもう既に救いがたいレベルで楽観的過ぎるような・・・

      8
      • こかげ
      • 2023年 12月 07日

      ドローンでは中国が進んでいるといっても、技術的な進歩ではなく、民生品として量産化が先行しているという事でしかありません。西側諸国が対処し始めれば、容易に追い越せる問題程度でしかありません。おそらく、問題となるのはドローンコントロール「専用」の半導体でしょう。
      汎用の半導体でも作れますが、汎用品で作るとどうしてもサイズが大きくなったり、消費電力も大きくなります。更には部品点数が多くなるので高価格で不良の発生率も高くなるでしょう。なので、産量がある程度進むと、汎用半導体を一つにまとめて専用半導体を作ったほうが高品質で、なおかつ安くなるわけです。 特別な技術的進化が必要なわけではありません。
      NATO 諸国は砲弾なども共通規格を作って共通利用できるようにしています。ですから、NATO 仕様の「ドローン専用半導体」を作れば済む程度の問題でしかありません。 長期的には色々な新技術の導入も必要になるでしょうが、当面は、特別高度な技術は必要ありません。既存技術を従来とは異なる形態にまとめるだけで済みます。
      ですから容易に中国を追い越せるでしょう。

      1
        • らっく
        • 2023年 12月 08日

         10年位前に日本の家電メーカーがスマホについて同じようなことをいっておりましたなぁ。懐かしいです。

         この戦争によって(あるいはコロナ禍によって既に)知ったはずのことは、戦場で必要とされるのは付加価値の生産性よりは、量の生産性であるということです。
        付加価値がそこそこの品を大量に作ってくれる人を大量に集められるのか?ということなのです。
        大学進学率が五割を超えた我々先進国のなかに、どれほどそんな方々をみつけられるのか?ということなのです。
        そして、そもそも私やあなたが、大して付加価値のない製品をひたすら大量に作り続ける、けれどもなくてはならない職場に、いまさら誇りをもって真摯に勤められるのか?ということなのです。

    • マダコ
    • 2023年 12月 06日

    やはり、こういった兵器は、安価であることと製造が容易である事が重要で、そういう意味では、西側が遅れている事は否定できないでしょう。これによる飽和攻撃が行われるようになれば、海上戦力の無力化も考えられるわけで、今後どのように対策するのか考えていく必要があるでしょうね。
    あと、テロリズムの問題もそうですが、正規の軍隊が苦戦を強いられるようになるのは確実でしょうし。
    私自身も、DJIのドローンを所有していますが、その安定性や飛行性能など見事なものです。

    18
    • リンゴちゃん
    • 2023年 12月 06日

    もはや無人機やドローン時代には高価な有人機は不要。F35のような戦闘機は破棄してAIや無人兵器に全て置き換えるべきだ。この点で自衛隊は非常に遅れており批判される。

    8
      • ユーリ
      • 2023年 12月 06日

      日本の仮想敵であるロシアも中国も戦闘機を廃棄していないし
      第5世代以降の戦闘機の開発や配備に資金を投入しているでしょう

      48
      • 無題
      • 2023年 12月 06日

      中国はもちろん、世界のどこも有人機を破棄して全て無人機に置き換えを進めている国は無いんだけど何をいっているんだい?
      むしろ陸自、AHを廃止してドローンに置き換える方針を発表して各方面から大丈夫かと心配されているくらいなんだが。

      49
      • 000
      • 2023年 12月 06日

      そもそも人間にも肉体なんて不要、俺のように魂だけになって自由に現世を徘徊できるように皆んななるべきだわ
      お経だけは勘弁な!

      29
    • de
    • 2023年 12月 06日

    うわ、、動画この戦争始まってから見てきた動画である意味一番胸糞悪いかもしれん・・・

    13
      • Easy
      • 2023年 12月 06日

      もはやTelegramはこの手の「戦場における悲惨な死」の画像のオンパレードですよ。

      個人的に一番凹むのは「負傷兵を支えて戦場から逃げようとする兵士の頭上に爆弾をドロップ」ですね。落ちていく爆弾の安っぽさが、シーンのもの悲しさに拍車をかけています。

      負傷兵を見捨てて一人で逃げれば、この兵士は死ななかったかもしれないな、と思うとやるせないですね。

      17
        • kitty
        • 2023年 12月 06日

        それって狙撃兵がやってたやつの焼き直しですね。

        13
    • 例のアレ
    • 2023年 12月 06日

    わーくには意味の分からない規制に雁字搦めにされて、自撮り棒もって走った方がましって
    言われるくらいの醜態晒してるわけだけど、結局どうなったのかしら?
    改正するつもりがないなら財務省ストームZと一緒に肉壁になって責任取って欲しい

    25
    • 通行人
    • 2023年 12月 06日

    ドローンなんて人に比べたらはるかに安いのだから、1台1殺のドローンを数十万機揃えた方が今後の戦争を有利に進められるのだろうね

    そのうちAI搭載の待機形とかも出てきて、
    戦場に生身で突入するのは自殺行為になって、
    ドローンの届かないロングレンジ兵器が主流になって、
    核とドローンだけの戦場になって、
    そのうちAIが自我を持って、
    T800が人間を殺しまくる未来がくるのだろうね

    10
      • けい2020
      • 2023年 12月 06日

      AI対人ドローンが何千機も飛び回り、
      対装甲車両の中型ドローンが飛び回り、
      戦場監視ドローンも居る悪夢の戦場・・

      しかも、これが現有兵器に比べれば低コストに実現できてAI自動攻撃なら対抗手段すら

      4
    • ヤギ
    • 2023年 12月 06日

    侵攻から2年経ってないのにロシア軍成長し過ぎでは?
    戦車や特殊車両、警戒機など物量的には大量に失ったといえ戦略・戦術面がローテクハイテクを組み合わせた高度なものになっている気がしますね。
    西側全体の脅威度としては昨年に早期停戦をしてロシア軍に慢心してもらっていたほうが良かったのでは?と考えてしまいますね…

    26
      • バルバロッサからバクラチオンへ
      • 2023年 12月 06日

      ロシア軍っていつも初戦が上手くいかず、後半になると洗練されるっていうパターンなような。そして時間が空くとまた上手くいかない。

      他の国だって時間経過でノウハウはなくなるし、実戦からフィードバックされるのは共通なはずだけど、特に顕著なイメージがあるというか。

      権威主義で腐敗しやすく、権威主義で修正しやすいとか?

      21
        • クル
        • 2023年 12月 06日

        戦争とは関係無いロシア文化の本で読んだのですが
        「ロシア人は基本的に政府や自治体、業者に期待していない。たとえば水道トラブルがあったりすると通報する前に住人が勝手に直してしまう
        近所の人に声掛けすると「俺直せるよ」って人が何人か出てきて「サンキュー。今度飯奢るわ」とかで交渉成立して作業してしまう
        なので近所付き合いしてれば日常的に困る事は無いが役所や業者の対応はヘッポコそのもので誰も頼まない」
        みたいなエピソードがありました
        伝統的に現場が各々勝手に上手いことやってマニュアル化しにくいみたいな風土があるんじゃないですかね?

        26
      • hage
      • 2023年 12月 06日

      全裸中年の人が、なんかのテレビ番組でロシア人は諦めが悪いと言ってたのを思い出した
      開戦から二年近く経って、ようやくその言葉の重さを理解できたよ

      10
      • T.T
      • 2023年 12月 06日

      どっちかというと、シリア内戦やドンバス紛争で効果的に戦っていたのが、突然無能になったかのような不自然さでした。
      初戦の失敗が、何処までが西側プロパガンダで、何処までが実際の失敗で、どういう原因があったのか。
      戦後の分析を待つしか無いように思います。

      20
        • kitty
        • 2023年 12月 07日

        逆に、そのあたりで自信を付けて、アメリカ流のサージカルストライクをキメられるとか慢心したんじゃないですかねえ。
        アメリカだってキレイにキメられたのは、グレナダみたいな小国相手だとかテロ組織のアジト程度の相手にしか無かったのに。
        でもってブラックホークダウンしたわけでもありますが。

        2
    • 朴秀
    • 2023年 12月 06日

    我が国のドローンは
    安倍さんが規制して息の根が止まったからな
    本気でやるなら今から大金かけて一から作り直すしかない
    うまくいくかは分からないが
    やらなきゃ絶対に上手くいかない

    29
      • elmoelmo
      • 2023年 12月 07日

      とはいえ、こんなものが戦場ではなく、国内で政治テロなどに使われるようになったら、それはそれでとんでもないことになりますからね…。
      お偉方としては規制もしたくなるでしょう、ましてその有効性がこうやって異国で日々実証されているわけですし。

      5
    • 拓也さん
    • 2023年 12月 06日

    FPVドローンの活躍と役割の大きさがよくわかりました。対照的にダンボールドローンやウクライナ版シャヘドといった自爆ドローンによるロシア軍飛行場攻撃はここのところ全く聞きませんね。対策されて効力を失ったのか、そもそも数がないのか。

    6
      • minerva
      • 2023年 12月 06日

      日本語メディアで取り上げられてないだけですね
      海外OSINTでは自爆ドローンによる変電施設の破壊が定期的に上がっています

      11
        •  
        • 2023年 12月 06日

        ハイマース、ストームシャドウが毎日とはいかないけど数日に一回くらい高価値目標が炎上している映像が出る。
        ロシア公式からはいつも全部迎撃した報告がでる様式美。
        これにドローンも加わってる。

        3
    •  
    • 2023年 12月 06日

    兵士一人を殺すのに必要な弾薬を考えると、ドローン一つで一人殺しても全然payできると言うか、まぁもともと一人当たりの命にかかる金を考えると黒字というか…

    9
    • 58式素人
    • 2023年 12月 06日

    1/4t積みくらいの汎用ドローンを製作したら、と思います。
    外観クアッド型で、実際はヘクト型。電動でプロペラを回すけれど、
    内燃機関(ロータリーエンジン)かターボシャフトの発電機を背中に載せて。
    飛距離は100kmくらい行けるもの。似た考えは、既に英海軍で実現していますね。
    要は、空飛ぶジープという考えで。
    荷物によって補給にも、観測にも、攻撃にも使えると思います。
    それこそ、空挺兵を1人づつ吊り下げて行っても良いと思います。
    ヘリボーンの代わりですね。
    荷物によっては、イスラエルが作ったような、1台1殺の子機を多数携行することもできるのでは。
    多分、それでも迫砲やMRLの代わりは無理と思いますが。
    話は変わりますが。
    他所の記事では、ガザ地区で、IDFがトンネル注水の準備をした、とのこと。
    これで、ハマスは海没になるものと想像します。

    2
      • a
      • 2023年 12月 06日

      何となく中型以上のドローンは偵察や攻撃任務では厳しいと思う。
      バイラクタル TB2が最初だけだったのは、大きくレーダーで簡単に捉えられ防空兵器で簡単に撃ち落とされるから。
      しかもコストも高く、防空ミサイルでもコスト的に見合ってしまう。
      だから後方任務以外に中型以上のドローンは向かないと思う。
      コストが安ければ良いが、それも小型の方が有利に思える。

      5
        • 58式素人
        • 2023年 12月 07日

        ここの記事であったと思いますが。
        ”戦場で生き残れるドローンは人の大きさ程度まで”
        というのがあったと思います。
        値段もですが、これを守らないと、ですね。
        繰り返し利用前提ならば、仮に寿命が100回でしたら、
        FPVドローンの100倍の価格でもOKでは、などと思っています。

        5
    • たむごん
    • 2023年 12月 06日

    中国が世界シェア7割、ドローン製造では圧勝ですから、どうにもならないですね。
    昔の強い米軍のような供給力が、ドローンに限って言えばあります。

    ドローン専用部品だけでなく、GPSなど衛星測位システムモジュール・カメラレンズ・小型無線端子など、中国が安価に製造しています。
    安価な製造業は、20世紀末~21世紀初頭にかけて見捨てられてきましたが、ウクライナ戦争をきっかけに、安全保障上かなり重要だった事が見直されているような気がしますね…。

    兵士1人に、FPVを使う戦場になるとは…安価に大量生産できる新兵器は、現場の戦闘を繰り返し変えていきますね。

    21
      • Easy
      • 2023年 12月 06日

      見過ごされている点として。
      アメリカが禁輸制裁をかけている中国のHuaweiの5G通信技術とチップがごっそりロシアに流れているという話がありますね。あれはジャミングに強いので戦域レベルの通信需要と非常に相性がいいのだとか。Huaweiの半導体技術とデジタル通信技術が、ロシアの得意とするアナログ電波領域と組み合わさることで、ロシアが急速にEW領域で進歩を遂げる原動力になってしまっているようです。
      これもアメリカが制裁したつもりで追い出したら、より都合の悪い方向に行ってしまった実例かなと。
      最近のアメリカはこんな失敗ばかりですね。

      32
        • たむごん
        • 2023年 12月 06日

        情報ありがとうございます、勉強になります。

        Huaweiの5G通信技術・各種通信技術は、5G特許数だけ見ても世界トップですからね。
        チップレット(半導体の最先端トレンド)の特許すら大量に持っているのには、かなり驚いています。

        仰る通り、中国国内でも半導体製造は完結しますから(最先端iPhone・macなどのチップを除く)、ロシアのEW製造技術進歩を助けていると考えるのは妥当と思います。
        思考を先に進めれば、中国軍の電子戦能力も、著しく向上していると考えるべきですね。

        アメリカの失敗は、仰る通りです。
        日本の電子技術・製造業を潰して、中国を育てた事が、アメリカにとって大打撃だったと感じています(日本ならば手綱を握れていたため)。

        キッシンジャーが、最近死んで、中国で大量の哀悼の意があったようですね。

        19
          • 名無し
          • 2023年 12月 06日

          アメリカに言われてホイホイ自国の産業を差し出す日本政府も日本政府だ
          IT黎明期に外圧で流出、あるいは開発が潰されたハードウェア、ソフトウェア、半導体がどれだけあると思っているのか
          バブル崩壊後にこれまた外圧でインフレなき経済成長なんて眉唾経済理論を掲げて引き締めした財務省といいわざと国力を削ぎ落とす政策をやってるのかと疑うほどだよ
          これだけ好き放題やられていて、マスコミや国民でさえも理不尽な外圧ではなく自国叩きを展開するのだから始末に負えない

          23
            • たむごん
            • 2023年 12月 06日

            仰る通りです。
            安全保障面・核の傘(核武装していない)の弱みがでましたね。

            トロンなどのソフトウェア、各種ハードウェアの痛みが、本当に物凄いですよね…
            海外に売るものがなくなれば(部品が売れたくらいでは)、国内の底辺層にお金が落ちずドンドン貧しくなっており、株や不動産なども外資に買われていく事になります。

            適度なインフレは経済成長に不可欠ですから、デフレ政策(インフレなき経済成長)は経済の素人政策ですね。
            老人(貯金過多)・公務員(給料一定)にとっては、その方がメリットあるのでしょう。

            11
          • kitty
          • 2023年 12月 07日

          >日本の電子技術・製造業を潰して、中国を育てた

          日本を潰さなくても、OEM/ODM元が日本企業や台湾になるだけで変わらなかったとは思いますけどね。

            • たむごん
            • 2023年 12月 07日

            仰る通りです。

            日本企業や台湾、人口の問題があるのであれば、ベトナムやインドネシアなどで解決したと思うんですよね。

          • ななし
          • 2023年 12月 07日

          ファーウェイが規制前に使用していた主要先端半導体はTSMCへの外注生産でした。
          規制によりそれが得られなくなり在庫チップでやり繰りしていたわけですが、
          中国は今年になってTSMCやサムスンの2019年水準の半導体製造に限定的に成功したと言われており、2020年以来途絶えていた新規生産が可能になったわけです。
          ただし量的にも質的にもかつてよりも遥かに低水準でコストも高く付くはずなので、ロシアに供与できるような余裕があるとは考えにくいですね。

          1
            • たむごん
            • 2023年 12月 07日

            仰る通りです。

            最新EUV露光装置ではなく、一世代前の露光装置を二重露光して、最先端の少し前(7nm)新規生産が可能になったと言われていますね。
            ファーウェイの最新スマホに、使っていると言われており、仰る通り歩留まりは、もの凄い悪いと思います。

            ただし、ロシア向けは別に考えるべきで、戦車・巡航ミサイル・ドローンなどの軍事品向け半導体は、さらに古い世代の枯れた技術の半導体になります。
            さらに古い半導体製造装置であり、中国でも容易に生産ができています。

            2
    • 無明
    • 2023年 12月 06日

    そのうちあらかじめ指定したエリアと時間の範囲内で活動を行い、自律的に通常のカメラと赤外線カメラを組み合わせて監視をして目標に応じて子機を選択して車両や人間に突っ込ませるのが戦場の日常になってしまったりするんだろうか

    6
    • ポンポコ
    • 2023年 12月 06日

    このウクライナ戦争はドローンの有効性が非常に実証された戦争ですね。同時に電波妨害なども進歩していますね。

    しかし、砲兵の優越性は揺るいでないと思います。最近のウクライナ軍の後退は、砲撃の減少と補充兵の減少が原因と思います。

    10
      • 歴史と貧困
      • 2023年 12月 06日

      砲兵の目もドローンが担うことを考えると、相互補完する兵器群となるのですかね。
      ドローンだけを求めて砲兵を疎かにするのも、砲弾ばかりを生産してドローン運用を疎かにするのも、今後の戦争では命取りになりそう。電波妨害でドローンが無力化された局地戦場では、昔ながらの方法で砲撃を行うしかなくなりそうですし。

      20
        • Easy
        • 2023年 12月 06日

        遠隔地点からの火力投射、という意味では砲撃もドローンも役割に変わりはないのですから、その点では砲兵部隊がFPVドローン攻撃を兼ねるのは理に適っています。状況に応じて榴弾を打ち込むかドローンで爆撃するか、選択肢があるのは相当な強みですね。
        さらに一つ注目すべき点として。
        ドローン運用する砲兵部隊には戦場を俯瞰した情報がリアルタイムで集まります。衛星偵察や航空偵察では得られない鮮度のまさに「今そこにある」現在の情報は、戦場においてはまさに値千金です。
        すなわち。
        部隊指揮の中心が機甲科であるような旧来の軍隊は、その指揮判断のクオリティで砲兵中心の軍隊に大きく劣るようになります。特に我が国の自衛隊などでは、組織そのものの改変にまで手を入れないともう完全にこれからの戦場についていけなくなるでしょう。

        11
    • hone
    • 2023年 12月 06日

    真面目に対ドローン、対地雷の為の歩兵用パワードスーツの開発が急務だね。
    映画やゲームで出てきそうなごっつい装甲のやつ
    アメリカとかが既に研究してるかも

    6
      • 航空太郎
      • 2023年 12月 06日

      米軍が進めていたTALOS(パワードスーツ)計画は、多様なサブシステムの相互依存と複雑さがあり、「あらゆるシステムをシームレスに繋げて駆動する」という目標が達成できず、2019年にプロジェクトが解散となりました。残念。

      7
    • 佐々籐士郎
    • 2023年 12月 06日

    これからのドローン活用について、別角度から考えてみた。ドローンは戦場での認識能力、
    つまり「目」「耳」を拡張する方向へと進化してきた。
    数年前の記事でうろ覚えなのだが、「AIの画像認識能力をごまかす幾何学的パターン」を研究しているチームがある、というもの。
    この技術が現状どこまで有用なのかわからないが、これからドローンの運用にAIか必須となる上で、
    「AI迷彩」という技術も進むのではないだろうか。
    戦場でドローンから身を隠す術、それを回避し発見する術、結局はいたちごっこになると思うが、
    研究分野のひとつだと考えている。

    12
    • あああ
    • 2023年 12月 06日

    何が恐ろしいって民生品の戦時改造品でも砲兵火力とで被害が半々って所。
    ちゃんとした軍需メーカーの作るそれは事前に子弾を投棄して本体でAPCを破壊後に散開する兵員を個別に追尾する位はするだろう。
    手のひらサイズのマルチコプターでも走っては逃げ切れんし少量炸薬でも加害方位を指向して多用途EFPならソフトアーマーは無意味だ。
    となると重要なのは個人装備のジャミング装置という所か。

    9
    • さめ
    • 2023年 12月 06日

    ドローンの映像めっちゃ悲しいわ
    人生こんなあっけなく終わるもんなんだな
    あまつさえ当人(や遺族)にとってみればこのうえなく凄惨な瞬間もネタ映像として流布されるもんだからなぁ
    戦争は恐ろしいわほんま

    まあ小型ドローンの有用性と、人命を軽視した人海戦術が有効なことについてはそれぞれ理解したけどさ

    21
      • 匿名
      • 2023年 12月 07日

      米軍でRQ-1プレデターやMQ-9リーパーといった無人攻撃機オペレーターのメンタルへ強度の負担が掛かっていると問題視されてましたが、あれでも見ている映像は発射プラットフォーム側からの遠い視点ですよね。
      自爆型FPVドローンだと、弾体側から見ていて目標にどんどん迫っていき敵の最期の表情をアップで見ることに。しかもオペレーター自身が手動でリモート誘導して当てる。
      これ相当病みそうに思います。今は戦時中だから言わないものの、戦後には大きな問題になりそう。戦後があれば。

      4
        • やっちゃった
        • 2023年 12月 07日

        あ、名前欄にメアド入れちゃった…できれば削除していただければ有り難く思います。お手間掛けて申し訳ありません。

        1
        • kitty
        • 2023年 12月 07日

        ドローンオペレーターの技術は、狙撃兵とコンパチだという話です。
        狙撃兵もスコープ内のターゲットの頭なりが吹っ飛ぶところを自分で見るので、まあ心理的負荷は変わらないのでは。
        あと、比較対象になるのが、ふだん人殺しの意識の低いナイーブな空軍パイロットだということや、「戦場に居た」時間と日常生活の温度差で「風邪をひく」のが大きいので、FPVドローンのオペレーターの心理的負荷はさほど変わらんでしょう。

        1
    • ke
    • 2023年 12月 06日

    有事になって陸自隊員が動画と同じ目にあったら頭Z務省の連中は責任取れるのか?

    8
    • なむさん
    • 2023年 12月 06日

    これドローン飽和攻撃されたら海自はあっという間に壊滅してしまうのでは?
    中国もロシアも海を渡ってこれないっていうけど海上戦力全滅させちまえば後はどうとでもなるでしょ

    17
      • Zzz
      • 2023年 12月 06日

      日本なんか屈服させてもロシアにも中国にもあまりメリットなさそう
      資源はないし農業も畜産業も自国民すら養えない程度の産出だしね
      ドル経済圏だからBRICs経済に組み込んでも役に立つのかどうか
      だから日本有事なんて無いと推測してる

      まぁ太平洋に出にくいって意味では日本というより日本にある米軍基地が目障りだとは思う

      7
      • けい2020
      • 2023年 12月 06日

      それが中国に出来るなら他国にでも出来るわけで、
      しかも技術的ハードルは低いので、あとは予算だけでどうにかなるのは戦争の形態が変わるかも

      2
    • けい2020
    • 2023年 12月 06日

    一台10万円のドローン10台で兵士1人殺せるなら、100万円
    正規兵なんて最低限の育成に最低1000万円以上かかる訳で

    ドローンが100台単位なら、まだ迎撃出来るでしょうが、
    1000台単位とかで運用してAI制御で襲撃させれば対抗できる軍隊は存在しないような

    対人ドローン10000台を30億円で運用は現実的な範囲だけど、10000台の対人ドローン襲撃とか対処不可能な悪夢でしかない
    もっとコスト高く想定して100億円で10000台運用して敵軍を殺しまくれるなら、最高の費用対効果か

    5
    • 考えすぎかもしれませんが
    • 2023年 12月 07日

    正直前線の兵士だけでなく高級官僚や首相、大統領などの
    主となり国家を運営する人材が大量のドローンに殺到されて爆殺される可能性もあると思ってます
    あくまですぐに起きるというわけではなく、現状の計画性の高い同時テロのように数年かけた周到な準備と運が絡むとは思いますが
    もし起きてしまったらケネディ暗殺のようなショッキングな映像になってしまうかもしれないなと

    4
      • Easy
      • 2023年 12月 07日

      ニューヨークでFPVドローンを使い、白昼堂々と攻撃を開始するという悪夢もありますよ。
      通行人、警察車両、オフィスビルなどに次々と突っ込んで行けばパニックを引き起こせます。
      しかも、操作してる犯人は一切自分の姿を外に晒す必要はありません。アパートの一室から、市内の各所に事前に配置しておいたドローンを次々に切り替えて飛ばせばいい。なんなら、ドローンの操作だけならアメリカ国外で可能です。
      ついでに、テスラのサイバートラックに爆薬1トン積んで自動運転で送り込めば完璧でしょう。
      自爆テロを、無人で実行可能な時代が来たのですね。

      5
      • kitty
      • 2023年 12月 07日

      もうそういうハリウッド映画視た。エンドオブなんとかだっけな。

      1
        • ido
        • 2023年 12月 07日

        おそらくエンド・オブ・ステイツでしょう。最初アメリカ大統領をシークレットサービスが護衛している時、ただのトラックから自爆UAVが大量に発射されシークレットサービスは全滅、大統領と主人公のシークレットサービスは湖の中に逃げ、なんとか生き延びました。あの映画を見た時から個人的にはドローンの脅威を認識していました。あの場所のシークレットサービスが全てSMASH付きのアサルトライフルでも対処しきれなかっただろうと。あういう状況になったらいくら精鋭部隊でも死ぬしかないです。装備が重く回避も不可能で、ドローンは多く迎撃がしきれない。皆さんも一回見てみる事をお勧めします。2019年の映画ですがドローンの脅威を明確に表しています。

        4
          • kitty
          • 2023年 12月 07日

          そう、それ。
          噂レベルですけど、大統領専用車の警護には既にジャマー付きの車列を用意しているとか。
          イラクでのIED対策以上の装備をしているのは確実でしょう。
          RPGで撃たれても大丈夫な「ビースト」ですが、MRAP的な防御はされているのでしょうかねえ。

    •  
    • 2023年 12月 07日

    生身の人間が急所になってしまっているように思う。
    戦場、特に前線に人が居ること自体がデメリットが大きすぎる気がしてきました。

    アウディーウカでウクライナの遠隔操縦の機関銃でロシア軍が数日足止めを食ったはなしがある。
    建物の影から自動で掃射していて弾を補給するときだけ人が立ち寄ったそうだ。
    ロシア軍がそこに到達した時に無人の機関銃が置かれてあったことに気が付いたようです。
    仮に燃料帰化爆弾が付近に直撃しても、人と違い無力化できない可能性が高そうです。

    あと戦車の厚い装甲で重量化するのも中の乗員を守るためであり、無人であれば装甲が薄くて対戦車兵器で貫かれても兵器としての生存性は高いかもしれない。
    海でも安い水上ドローンだけで、あったはずのロシアの圧倒的な制海権を覆しました。
    (ウクライナが制海権をとったとは言いません)

    ウクライナ戦争が始まってから、ずっと言われてきたことですが、戦争の常識がドローンによって本当に切り替わった感があります。
    まだ進化の過渡期であり、今後ますます無人化は重要になると考えます。

    10
    •  
    • 2023年 12月 07日

    上の追加
    無人化技術が発展したら、ロシアの人名を顧みない戦法の威力も相対的に弱くなると思います。
    ナポレオン、ヒトラーを悩ませた戦術の寿命が、とうとう来るのかもしれません。

    2
    • れんちゃ
    • 2023年 12月 07日

    航空機と一緒だね
    そろそろ対ドローン用ドローンが猛威を振るうといった時期に向かうのだろうか
    航空機も最初は攻撃機の時代から、戦闘機の時代へと移り変わっていったl

    2
    • えんど
    • 2023年 12月 09日

    End of States 見たよ
    ドローン攻撃のシーンは怖すぎる

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 米国関連

    F-35の設計は根本的に冷却要件を見誤り、エンジン寿命に問題を抱えている
  2. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  3. 米国関連

    米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01…
  4. 中国関連

    中国、量産中の052DL型駆逐艦が進水間近、055型駆逐艦7番艦が初期作戦能力を…
  5. 軍事的雑学

    4/28更新|西側諸国がウクライナに提供を約束した重装備のリスト
PAGE TOP