ウクライナ当局者はABC NEWSに「155mm砲弾の納入が30%以上も減少している。米国はウクライナ支援にイスラエル支援は影響しないと言っていたが影響を受けている」と明かしたものの、本当の原因は「ウクライナ支援資金の不足」による支援規模の縮小だろう。
参考:Pentagon chief in Kyiv amid questions over future US arms supplies
ウクライナに対する155mm砲弾の供給減とガザの状況は全くの無関係
広大な戦場でロシア軍と戦うウクライナ軍にとって砲兵部隊が提供する火力は命綱に等しく、特に155mm砲弾の供給量は「ウクライナ軍の戦いに大きな影響を与える」と言われているが、ハマスとの戦争が始まったイスラエルも米国に「155mm砲弾の供給」を要請しているため「ウクライナへの供給に影響が出るのではないか?」と危惧されていたものの、米当局者は「イスラエル支援はウクライナ支援に影響を与えない」と主張。

出典:U.S. Army photo by Staff Sgt. Matthew Johnson, Operations Group, National Training Center.
米国は中東有事に備えてイスラエル国内に155mm砲弾を事前備蓄(推定30万発)しており、ここから推定15万発がウクライナ支援に転用されたものの、まだ15万発もの155mm砲弾が残っているため「今直ぐ影響が出る」とは考えにくいが、ウクライナ当局者はABC NEWSに対して「(イスラエルとハマスの戦争勃発後)155mm砲弾の納入が30%以上も減少している。米当局者はウクライナ支援に影響しないと言っていたが影響を受けている」と明かした。
しかし米当局者は「大統領権限による支援は発表の何週間も前から取りまとめられるため、ウクライナに対する155mm砲弾の供給減とガザの状況は全くの無関係だ」と反論している。

出典:Сухопутні війська ЗС України
国防総省のサブリナ・シン副報道官は9日「資金不足でウクライナ支援パッケージの規模がどんどん小さくなっているため、議会はバイデン政権が提出した緊急予算を可決して欲しい」と要請、これまでの支援パッケージは1回辺り「数億ドル~10億ドル前後」だったが、現在の支援パッケージは1億ドル弱で推移しているため「155mm砲弾の供給減は資金不足に原因がある」と考えるのが妥当だろう。
因みにウクライナ当局者は「全砲弾供給量に占める155mm砲弾の割合」について60%~70%と明かしており、155mm砲弾の供給減が事実なら「ウクライナ軍の火力支援は相当問題を抱えている」と言える。
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※アイキャッチ画像の出典:Mil.gov.ua/CC BY 4.0 2022年6月に蛇島を攻撃したBohdana(プロトタイプ)の様子
砲弾の不足こそがゲームチェンジャーですね。
第一次世界大戦の時から、戦場で負けそうになると何もかも砲弾不足のせいと軍人が政治家を非難、支持率が低下し、政治家が釈明と言ったことが頻発していた
100年以上前から、よくある現象
>何もかも砲弾不足のせいと軍人が政治家を非難
ショイグ!ゲラシモフ!砲弾はどこだ!!
ラブロフ外相 「大統領のご注文通り、北朝鮮から100万発ほど物々交換してきました」
持つべきは優秀な外交官であり、外務大臣
ロシアは戦前から1,2を争う小麦輸出大国
朝鮮半島北部は鉱山ばかりで農地がないので、南北分断で常に北朝鮮は食糧不足
食料や燃料と弾薬を交換ってのは極めて合理的
最近はバフムトやアウディ一イウカ方面がやけに突破されやすくやったと思ったら、やはり砲弾の数が危機的なものとなっていたのですね。 現状でこれなのだから来年はどうなっているのやら…。 夢想家達がF-16をまるで『蜘蛛の糸』のように縋っているのも分からなくないですね。
だってF16があればアメリカが腐るほど保有しているJDAMが使えるじゃん。
F16をウクライナに供与→大砲の代わりにJDAM大量使用→西側諸国のJDAMが枯渇、みたいな流れになるのかな。
JDAMは1発何ドルなんだ?F-16の維持費は?
モノが無いという話じゃなくて、モノはあっても、予算枠以上の武器はウクライナにやらんという話なんだが。
逆に欧州は、ドイツが80億ユーロに増額などと予算枠ばかりが先行してしますが、肝心の砲弾製造が全然進んでいないので100万発供与が30万発に留まっているのだから、本当にままなりませんね。
ロシアと北朝鮮の物々交換のように、互いに足りないものを融通しあえればよいのでしょうが。
155mm砲弾が不足しているといっても、JDAMに比べれば155mm砲弾は極めて潤沢です。
更に言えば、F16ではSAMの脅威化に自由な活動は出来ないのでJDAMを効果的に投下できるとは限りません。
既にウクライナはJDAMーER運用しているのにJDAMが使えるとはどう言う事なんだろうな。SAMの脅威とか考えたら投下高度を低くしなければならないから射程が減少しているしFー16が提供されようがそれは変わりない。
それに砲撃みたいな極端に天候の影響を受けずに好きなタイミングで継続して攻撃出来る榴弾砲の代わりが航空兵力で肩代わり出来るのかな?どちらの陣営も天候が悪ければ目に見えて空爆の回数は減っているし発射プラットフォームも兵器自体も高額なJDAMでその問題解決するなら、すぐにでもそこにリソース割り当てるべきなんだが。
ガザ地区をまるごと廃墟に変えた空爆。その空爆が降らせたJDAMはどこから来ていると思っているのかね。アメリカの所有する腐るほどのJDAMはすべてイスラエル行き。だから世界中がテ口支援国家アメリカを批判しているのだよ。
アメリカの武器の在庫残高がガラ空きすっからかんになった瞬間に中国が台湾侵攻始めるタイミングということですね
習近平からすればアメリカが東欧と中東の戦争に足を取られるのを見て笑いが止まらんだろうね
台湾の選挙結果次第だと思いますけどね。親米よりの与党が敗北すれば、残るのは親中とは言わなくても比較的、中国との交流を優先させる野党が政権に座るわけで、そもそも無駄な戦争自体に仕掛ける必要もなくなる。
まだそこまで事態を甘く見るほど中国は緩くないですよ。
少なくともまともな空母機動艦隊を編成できる程度には準備ができていないと、台湾侵攻なんてしないでしょう。
北朝鮮は米国の3倍以上の砲弾を備蓄していたわけか
あの米国の3倍以上を
マジで、米韓の最新ハイテク兵器に対抗できて、北朝鮮が現実に選択できる手段は、有り余るほどの152m砲弾だ、と考えていた節、ある。
逆に言えば、アメリカ軍は半導体を使う精密誘導兵器や、情報端末、人工衛星を増やして、155㎜砲弾の備蓄を減らすことが
「コスパがいい、カッコいい最先端の、一番クールな戦い方」
と考えて、榴弾砲に頼る戦い方は時代遅れで古い、カッコ悪い、ダサいと考えていたわけです。
軽量のM777を何門かを、最前線にヘリコプターで運んで、GPSで目標の位置を特定し、ちょっと砲撃して、すぐに安全地帯に撤退するような戦術が最先端と考えていたわけで、むしろ金もうけにならない155㎜砲弾の備蓄が少ないのが逆にムダがなくてカッコいい、クール、という感じだったわけです。
一方で北朝鮮の方は38度線から距離の近いソウルを榴弾砲の砲撃で
「火の海にする」
というような戦術が基本であり、また地続きの韓国に対しては確かにそれで十分な抑止力となるのです。ソウルを攻撃するだけなら精密誘導兵器も、核兵器も必要ないわけです。
アメリカ軍やNATO軍などは、抑止力としての核兵器の開発や配備を優先したために、かえって通常戦力である155㎜砲弾の生産能力が落ちたとも言えます。
一方でロシア軍の方は、核兵器を持てない貧乏なアフリカ諸国への武器支援のために、152㎜砲弾の生産を続けていた、設備を維持してきたというのもあります。金のない貧乏なアフリカ諸国は値段の高い最新鋭の精密誘導兵器を買うことも非常に難しいのです。
金のない貧乏なアフリカ諸国は、別に最先端のファッションでカッコよくクールに戦う必要はなく、AFVも改造したトヨタの中古のランドクルーザーで十分というわけですが、ある意味そっちの方がコスパが良くてクールだったのかもしれません。
まあでも152㎜じゃ、さすがにソウルには届かないんですけどね。
だからこそ多数のロケット砲や、170㎜コクサンなんですが。
これマジ!?国家規模に対して砲弾保有数が多すぎるだろ。
⚠️欧州の砲弾供給量は100万発に全く届きません⚠️
実際、国家規模を考えれば歪と言えば歪な砲弾保有数であり生産数なのでしょう。
ただ、“国民国家が軍隊を保有している”西側と異なり、北朝鮮は“軍部が国家を所有している”状態で3代を経ました。自国民の生活向上がなかなか進まない中での“呪いの砲弾”めいた代物のようにも感じますが、こと、共産主義体制は物量の戦争には最高の相性を持っていることが改めて証明された形かと。
そもそも朝鮮半島北部は鉱山、工業地帯ばかりで農地がない
南北分断で、戦争には強いが食料は取れない国になった
なので無理に鉱山に畑を作るより、武器弾薬を生産してそれを外国に売り、外国から食料を買うというのは合理的考え
そもそも日本だって食料自給率は低く米以外はだいたい輸入している。自動車の輸出で儲けてきた
北朝鮮はその米にあたる物は南朝鮮の畑で取れる訳だが、貿易が途絶した以上ロシアから小麦を買うのは合理的
なるほど、非常に参考になります。北朝鮮には“今の国土”にあった合理性というものがあるのですね。共産主義とはつまり統制経済全体主義ですから、コメコン体制の頃から発展させてきた西側とは異なる合理性がそこにはあると。
さらに言えば、北朝鮮が有事の際に外国から食糧を買う心配をせずに済むようになるためには、“畑のある南側”を統一する必要がある。彼らが統一を諦める日は来ないでしょうね。不作が起きる度に、肥沃な南部を欲する心が刺激される。
>畑のある南側
って、山ばかりで平地が日本以上に少ない韓国の食糧自給率は20%程度で日本よりさらに低いです。
水資源も禿山ばかりで保水力皆無な北朝鮮よりはマシですが、水源用のダムも不足して利用できる一人当たりの水の量は日本の30%程度しか無いという、夏場以外は常時水不足の面も有ります。
そんな土地の畑を手に入れても、人口比で言えば焼け石に水にしかなりませんよ。
だいたい日本だって今、ロシアに中古自動車を輸出して、逆にロシアからカニや天然ガスを輸入しているという物々交換、バーターの状態です。
そもそも北朝鮮にダムや水力発電所を作って工業化し、兵器工場をたくさん作っていたのは他ならぬ日本であり、昔の北朝鮮は日本の領土だったのです。
そして朝鮮戦争でアメリカ軍、韓国軍に砲弾を生産していたのは日本でした。ヴァンフリート砲弾量を支えていたのはアメリカの物量ではなく、日本の工場でした。今の北朝鮮がロシアにやっていることは、朝鮮戦争で日本が果たした役割と同じです。
日本は武器を海外に輸出できなくなった代わりに、ロシアに中古自動車を輸出し続けてきたのです。
もう冬戦争のように領土割譲しても停戦交渉するしかないだろこのまま戦ったら最悪キーウ陥落ありそう
ロシアの兵器はポンコツで士気が低いとかウクライナは勇敢とか嘘ばっか
>ロシアの兵器はポンコツで士気が低いとかウクライナは勇敢とか嘘ばっか
その言葉は嘘じゃない。ぜんぶ、真実だよ。
ただ、ロシアの補給が猛烈に多くて、ウクライナへの補給がぜんぜん足りないというだけで。
西側が全然本気出してないってことを忘れて、これが西側の全力だと思ってる人が結構いますね
台湾有事の備蓄が心配なんて人もいますが、そうならない程度に供与を抑えてるから足りないんですよ
数に関しては、西側も「自分の戦争」になったら民間の工場を徴用して兵器工場に転用したりするでしょうね
半導体足りないなんてのもお国のために民需より優先させればどうとでもなる
GM製のワイルドキャットのような前例もあります
質に関しては、鹵獲されても困らないような型落ちしか供与してないのに西側が勝ってる印象ですね
兵士の士気については動員兵の士気が低いのは万国共通ですね
「俺(西側)はまだ本気出してないだけ」か
レオ2A6とか初陣で吹っ飛んだチャレンジャー2は西側最新鋭といえる戦車だぞ
まあ30年前だけどな
西側の航空兵器がまだ無傷なのは認めるわ
政治的に出来ないことは
本気とは呼ばない
日本が米国債を財源にしたり
核を保有したりは
逆立ちしても出来ないのと同じ話
>西側が全然本気出してないってことを忘れて、これが西側の全力だと思ってる人が結構いますね
✕ 西側は本気を出していない
◯ 西側は全力を出せていない
>半導体足りないなんてのもお国のために民需より優先させればどうとでもなる
無責任な政治家が「どうとでもなる」と考えて何も対策をしないので、今のEU諸国のPMIになるわけですね。
おっ、「小ゼレンスキー閣下」発見
西側はまだ本気出して無いだけ、もっとカネも武器も幾らでも出せるはずだ。
欲しい物を全部希望するだけ今すぐ出してくれればウクライナは勝てる。
砲弾が足りないのなら自国用にとっている備蓄を今すぐに全て出して引き渡せ、足りないならドンドン生産させればいい、製造工場なんて増築して即座に生産量増やさせれば問題無い問題無い。
兵士が足りないならNATOが参戦してくればそれですぐに解決する事だ。
という訳ですね。
本気出したらなんとかなるってあのさあ…
リンク
基本材料の鉄すらねえのにどこにそんな工場あんの?
鉄鉱石もエネルギーも外需頼みの日本の製鉄がここまで生き残れているのは驚異ですよねえ。
高付加価値路線で頑張っているようですが。
それはコストを見てないだけだぞ
防空ミサイルの価格なんかがいい例で、ロシアのS-300は1発3000万ぐらいだが米国のパトリオットは4億弱する、無論パトリオットの方が射程以外圧倒的に高性能だが、それもF-16や巡行ミサイルを落とすぐらいなら十分すぎる性能なのだ。
噂によれば英軍のストームシャドウを落としてるから、実質ステルス機や弾道ミサイル、超音速ミサイルでもなければS-300の方がコスパ的に兵器として優れる。
>噂によれば英軍のストームシャドウを落としてる
なぜかいつもロシア発表では撃墜していることになっていて、なぜか偶然となりの高価値目標がいつも大火災になって悲惨な状況になってる。
悪党に天罰がくだっていると噂されてますね。
仰る通りです。
フィンランドは、冬戦争・継続戦争で失ったものも多いですが、外交交渉で現実路線に切り替えています(冷戦下を平和にやり過ごしています)。
ロシアの兵器ボロカスに言われていますが、結局は旧式の装甲車・戦車も使い方次第なんですよね
人間が、数十kgの荷物を背負い・時速80kmダッシュ100km持久力があり・かめはめ波などでコンクリを破壊、これができないなら旧式でも有用なわけです…。
砲兵は戦場の女神、21世紀にこれを感じる事になるとは思わなかったですね。
北朝鮮が、安定的にロシアに弾薬を供給できる一方で、西側諸国が供給余力がない事は正確に報道されるべきですね。
北朝鮮はロシアから石油・小麦・鉱物資源などを得られますが、西側諸国はウクライナから現状得られるものがないため本気でない(世論の支持を得にくい)とも言えますが…
砲身の問題も、ソ連崩壊によりロシアにとっては、ロストテクノロジーになりかけていましたが、何れ解決するでしょう。
航空機エンジン製造など、より高度な冶金技術を持っている訳ですし、砲身製造に最新の工作機械が不可欠ではありません。
西側はウクライナから手に入るものがありませんが、ロシアはウクライナで取り戻せるものが多いんですよね
ソ連時代はウクライナで製造してたものや、国が分かれたあとも2014年までは共同開発していたものが多いのでそれを取り返せる
戦車、軍艦、輸送機、ロケットなどの製造ではロシアを凌駕してる部分もあった
2014年以降完全な自主開発になって困ってる分野もあると聞きます
ネオナチとかそんなのどうでもよくてこれこそがロシアの真の目的なのではないかとすら思えます
アゾフの幹部もせっかくとらえたのに捕虜交換しちゃったくらいですからね
まさに、仰る通りです。
ドンバス・アゾフ海・黒海沿いは、ソ連の兵器産業・ロケット産業・重化学工業の中心でした。
プーチン大統領が、古い歴史的な経緯だけでなく、固執する理由の背景の1つでしょうね。
西側は、何十兆円の請求書だけ送られて、自国のインフレ・混乱くらいしか手に入ってないですからね…。
中東・インドなどが戦争中も力を蓄えており、東京の不動産などもそうですが、あらゆる先進国の目ぼしい資産(イングランドのサッカーチームなど)が買われ続けていますね。
>ドンバス・アゾフ海・黒海沿いは、ソ連の兵器産業・ロケット産業・重化学工業の中心でした。
となると、既にクリミアとドンバスを併合し、アゾフ海を完全に“我が海”としたロシア連邦にとって、残る欲しい領土があるとすれば黒海掌握に繋がるオデッサくらいですかね?
あそこは沿ドニエストル共和国とも隣り合っていますから、ロシアとしては手中に収めたいところだとは思うのですが、ドニエプル川の向こうにあるので陸軍だけだと維持も難しそう。海軍力が問われますか。
ロシアは自分自身が農業大国ですから、ドニエプル西岸の穀倉地帯は無理してまで欲しないと思うのですが、どうでしょう。
>ドンバス・アゾフ海・黒海沿いは、ソ連の兵器産業・ロケット産業・重化学工業の中心でした。
となると、クリミアからドンバスを併合し、アゾフ海を“我らが海”としたロシア連邦にとって、残る欲しい領土といえばオデッサくらいですかね。
あそこは沿ドニエストル共和国の隣で、黒海掌握に繋がるので欲しいところではあると思うんですが、ドニエプル川の向こうにあるので陸軍主体だと維持が難しい。
ドニエプル川西岸の穀倉地帯は、ロシア自体が農業大国なので無理してまで併合しようとはしないと思うのですが、どうでしょう。
仰る通りです。
オデッサまで制圧、沿ドニエステル共和国まで繋げるのは、1つの戦略目標だったと考えます(現状はドニエプル川まで防御ラインを下げています)。
ウクライナを経由しないルート、道路整備・パイプライン敷設などの見通す事ができます。
ウクライナが、完全な内陸国に転落するため、勝手に衰退していく事になります。
大量の小麦については仰る通りで、ロシアの今年の小麦は豊作で物凄い量を生産していますからね。
むしろ、ウクライナは、ロシア占領地の港を使えるように頭を下げなければ、小麦生産・出荷は今まで通り成り立たないと考えています(皮肉な話ですが…)
ウクライナにとって、海運に変わる安価で効率的な小麦の出荷ルートがないからです(政治的・経済的に不可能です)
高度な技術者は育てるのに20年はかかります。
一度失われた産業を立て直すのに、何年かかるでしょうか?
我が国は先進国では比較的産業基盤が残っている国ですが、年々その技術力も老舗町工場などの閉鎖と共に失われている現実があります。
対中を見据えて国防に本気で取り組むなら、長期戦に備えて生産体制を構築する必要がありますが、米欧がこの様なので、我が国が民主主義の工廠になる気概で軍需産業に投資しなければなりません。しかし国民にその費用負担を長期的ビジョンを示して説明する気概がある政治家も、現実を受け入れる準備ができた国民もいないように思えます。
民主主義ですから、程度の低い国民からは程度の低い政治家しか生まれません。
>民主主義ですから、程度の低い国民からは程度の低い政治家しか生まれません。
なんか胸の奥が痛くなった
なんでだろうな
仰る通りです。
日本は、産業クラスターごと、中国の福建省などに持っていったりしましたからね…。
大手電機メーカーが、金型を日本の下請けに作らせて、中国の金型メーカーを育成したり酷いもんですよ(皮肉な事に立場は変わってしまいましたが…)。
軍事産業のベースは、民需産業であり民間企業のため、製造業の基盤が重要になります。
海上自衛隊が分かりやすいのですが、スクリュー・バルブ・タービンなど、武器のカタログスペックとは別に性能を大きく左右します(ナカシマプロペラなど)。
瀬戸内海の海事クラスターは、海上自衛隊の高い防衛力に大きく貢献しています。
ここが衰退すれば、海上自衛隊は裾野からダメになります(仰る投資が重要な理由です)。
政治家は、仰る通り難しい問題ですね。
火砲や砲弾なんてものは、
100年前にはほぼ完成された
枯れた技術で構成されています
ミサイルですら冷戦末期の30年物なら
比較的新しい部類になる
安定供給できるのであれば、
人件費の高い国で作るメリットは無いし
国力を軍備に全振りしてる
冷戦の亡霊みたいな某国は
発注先の下請けとして最高だわな
空の戦いでは圧倒的に不利で、弾薬も節約しなければならなくなった。こんな状況でも膠着状態を維持できているウクライナ軍が、逆に不思議だ。いや、本当に不思議だ。
ただ、この戦いは航空戦力の乏しいウクライナ軍と、欧米ほど優秀な航空兵器を持たないロシア軍との戦いだ。だから過去の対戦のような状況に陥った訳で、砲の撃ち合いが今後の戦争の主流となるとは思えない。
>こんな状況でも膠着状態を維持できているウクライナ軍が、逆に不思議だ。いや、本当に不思議だ。
不思議でも何でもなく、ロシアが大規模な攻勢に出ずに冬の持久戦に持ち込む気満々だからだと思います。
そもそも、6月にウクライナが反転攻勢を始めた頃から、ロシアの狙いがスロヴィキンラインでの長期戦にあるとアメリカやイギリスの戦争研究所も共通した見解でした。
ウクライナへの供給量が減ったのは、10月頭に「米国議会が支援金額を先送り」という事態が発生したためで、そんな【ロシアにとって都合の良すぎる展開】を前提にして長期計画は普通策定しません。
ロシア側にしてみれば、【200~500億ドルの追加支援】が議会で承認される可能性も普通にあったわけですから、今の状況は全て西側のオウンゴールです。
この砲弾欠乏状態が、2月頃には改善される見込みがあるならロシアは今こそチャンスと攻め寄せるでしょうが、1月17日まで「再度の先送り」となった今、ロシアはじっくりと砲弾の備蓄が尽きるのを待つだけなのでしょう。
大規模な攻勢をかけるのは、“砲弾が7割以下になった”頃ではなく、“砲弾が3割以下になった”頃ではないかと。
あらゆるコストが高くて使いものにならない兵器はいくらカタログスペックが優れていても優秀な兵器じゃないよ
マウスやラーテでT-34には勝てない
北朝鮮の砲弾生産力のガチっぷりには戦慄するしかないですね。
あいつら、マジでソウルを灰燼に帰すつもりだったんだなと・・・
ただ、それより何より戦慄するのは。
中国って、ロシアと北朝鮮足したより国力で10倍ぐらい上なんですけど・・・
マジであんな化け物相手に極東有事やるんですか我が国は。
そりゃ日本単独で中国と比較すれば
経済力、技術力、兵力いずれも日本が劣ってるだろうけど、単独で挑む事なんて全く想定してないから…
もしアメリカが手を引いて単独で対峙する事になったら、その時は開戦前に降伏して無益な戦いを避けるしか手はないでしょうね
まあアメリカさえいれば中国と戦えるっていうのももはや希望的観測を超えた都合のいい妄想に過ぎないわけだが
今のアメリカの工業力なんてぶっちゃけ日本以下だけど冷戦期の遺産たけでなんとか出来るほど中国って甘い相手かな?
本当に仰る通りです。
しかも現状は、3正面作戦ですからね…
米軍備蓄も減っていますから、勇ましさだけで、何とかなるように思えない情勢かと。
自衛隊将校も、OBがテレビ出演していますが、勇敢な事を言って予想を外し過ぎて無能な事がバレてしまってますからね…。
>マジであんな化け物相手に極東有事やるんですか我が国は。
日本が中国と単独で戦うのは悪夢でしかないですな
ロシアみたいに膨大な核戦力があれば、
国力は関係なくなるから(まあ1000発もの核弾頭と運搬手段を作るには国力が相当必要だが)
核武装しかなくなる
英語で銃のことをイコライザーとも言うことがあるが、
拳銃さえ持てば、弱者男性でも女性でも屈強な格闘家とイコールになれるのが
国家で言えば核兵器ということか
それ以前に今の日本は太平洋戦争末期より債務抱えてるのに台湾有事を戦えるんだろうか。戦争すると債務膨らむしハイパーインフレなるのでは
B61_12はF16で運用可能な熱核兵器ですが、−13の開発で廃棄処分となるようです。1度も起動試験していないので、ここぞとばかり
ウクライナで爆破処分しないよね。
ロシア本土でR-37抱えてウクライナに睨みを効かせているSu-57がある以上、F-16が投入されてもスマート爆弾抱えてヨタヨタした状態で前線を闊歩するのは難しいのでは?
まあ、R-37をロシアが潤沢に生産するのに無理があったとしても。
非同盟非西側の第三世界国家に対して国際社会が施せるものや付与する能力の天井が見えてきた気がしますね。国家の滅亡を黙って見過ごしはしないが、代わりに侵略者を打倒してやる事は出来ないという立ち位置は支援者の立場に建てば当然です。しかし被支援者としては「負けはないが、決して勝てない支援しかしてくれない」に映るのも必然。ここらは難しいですが、この点からウクライナの対西側感情が逆転して悪化してしまわないことを祈るしか無いです。
この戦争のケースから日本有事について考えると枕詞として「日本は米国と同盟していて、法的拘束力が…」と添える決まりになっていますが、そうは言ってもない袖は触れないですし、勝てない戦争をいつまでも支援する政治的土壌が先進各国に揃っている訳でもないんですよね。ウクライナがこのまま停滞し続ければ再び停戦和解論が再燃するのは必至で、それと同じことは台湾や日本でも(蓋然性の程度が異なるとはいえ)起こりうるんだろうなと思いました。
かなり以前ですが、ウクライナは自国企業で152mm砲弾の
一貫製造を始めたと言う記事がありました。
今の状態はどうなのでしょう。
他所の記事などを読むと、ブルガリアなどでは、
ウクライナ向けの武器生産(おそらく砲弾)に対し、
ロシア(と思われる)物理的なテロなどもある様ですが。
それとも152mmの砲身はもう消耗したのかな。
砲弾なんて前世紀の遺物に要求される技術水準は低いですから、もちろん自国で作ってはいるとは思いますが。
問題はそれを前線の需要を満たすだけ作れるかどうか。
もちろん優秀な工員も設備の揃った工房もウクライナ国内にはあるとは思いますが,彼らは同時に西側兵器の壊れた部品の生産や、新兵器の試作や、徘徊型弾薬や巡航ドローンの部品も作らねばならない状況です。また、旧東側兵器もまだウクライナ軍では普通に使われているので、152ミリと155ミリと120ミリと122ミリの砲弾はそれぞれ別に作らねばならず。
何となく東部戦線末期のドイツ軍を彷彿とさせる状況ですね・・・
歴史は繰り返すのでしょうか。
憶測でものを言いますが。
ウクライナは、105mm、155mmの砲弾は自国生産はしていないのでは。
西側砲弾の自国生産を始めたと言う報道はなかったと思います。
ラインメタルやBAEの計画はあるようですが、まだ先のことです。
良くて、東欧諸国での委託生産及びJV企業での生産と思います。
多分、西側野砲(特に155mm)が射程/精度/弾種の面で使い易いのでは。
そして、西側砲弾の供給は米欧にほぼ完全に依存しているのだと思います。
それでこういう記事になるのでは。
他所の記事を読むと、ウクライナは122mmと152mm野砲の他に
D44師団砲(85mm)やBS3野砲(100mm)をも持ち出している様子です。
射程の面からか、無理やり自走化している様ですが。
他にもMT12対戦車砲(100mm滑腔)も記事になっていましたね。
あと、M46カノン砲(130mm)も持ち出したと言う記事もありました。
旧東側野砲については、152mm以外は砲弾不足の記事はなかったと思います。
素人などにとっては、真相は闇の中なのですが。
困れば、155mm砲身から152mm砲弾を撃つ工夫はすると思います。きっと。
WW2でドイツは自国のPAK40(75mm)の弾をソ連のF22野砲(76.2mm)から
撃てるように、弾帯を作ったりしていましたし。