ウクライナ戦況

ロシア軍がアウディーイウカ包囲に近づく、市内の幹線道路もグレーゾーンに

タブリア作戦軍のリホワ報道官は11日「これ以上前進されるとアウディーイウカが包囲されるかもしれない」と述べ、DEEP STATEも12日「グレーゾーンが市内の幹線道路に達した」と報告、ウクライナ軍がアウディーイウカ市内を長く維持するのはもう難しいだろう。

参考:Россияне могут окружить Авдеевку? Что об этом говорят в ВСУ
参考:Мапу оновлено!
参考:Битва за Авдеевку: продвижение ВС РФ на северо-востоке Обстановка к исходу 11 февраля 2024 года

ウクライナ軍がコークス工場を除くアウディーイウカ市内を長く維持するのは難しいだろう

ウクライナ人が運営するDEEP STATEは11日「アウディーイウカ北東部に侵入したロシア軍が線路を渡って北西部に足場を築いた」と報告、市内北東部ではシェスタコワ通りに向けてペルボマイスカ通り、ネザレジノスティ通り、サプロノバ通り、レジ・ウクライナキー通り、ドネツカ通り、シスチャコワ通りの全てでロシア軍が支配地域を広げ、この方向のグレーゾーンはアウディーイウカ駅や公園といった市内中心に達している。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

さらに市内北西部でもロシア軍は明確な足場を確保、ロシア軍の前進方向の1つに挙げられていた運送会社もグレーゾーンに入っており、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍が市内の物流ルートであるインダストリアル・プロスペクト通りに到達するとウクライナ軍の状況は急速に悪化するだろう」と指摘、タブリア作戦軍のリホワ報道官も11日「これ以上前進されるとアウディーイウカが包囲されるかもしれない」と述べた。

リホワ報道官は現地のTV番組に出演して「敵がコークス工場の少し西にある道路(O-0542)に近づくと物資や兵士の移動が困難になる」と言及したが、DEEP STATEは12日「グレーゾーンがインダストリアル・プロスペクト通りに達した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

DEEP STATEは12日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍が線路を越えた北西部のダーチャに支配地域を広げた」「グレーゾーンがインダストリアル・プロスペクト通りに達した」「グレーゾーンがコークス工場方向にも伸びた」と報告、これが事実ならO-0542からインダストリアル・プロスペクト通りを経由して市内中心部や南部に移動するのが困難になっているはずだ。

ロシア軍が北西部に確保した足場からO-0542を物理的に遮断するまで600m、インダストリアル・プロスペクト通りを物理的に遮断するまで400mを切っている。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

因みにDEEP STATEは「オプトネ方向とアウディーイウカ南部でもロシア軍が前進した」と報告、ロシア軍の前進方向と意図は広域マップを見れば一目瞭然で、ウクライナ軍が保持する南の守りの要=旧防空基地の背後を遮断を狙っている。

インダストリアル・プロスペクト通りを経由した移動が困難になっている可能性が高く、コークス工場を除くアウディーイウカ市内を長く維持するのは難しいだろう。

追記:ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも「DEEP STATEとほぼ同じ範囲の支配地域」に言及し、ロシア軍が英雄通りに入ったと主張している。

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※アイキャッチ画像の出典:Командувач Тарнавський

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コメント

    • J
    • 2024年 2月 12日

    総崩れになってきたね。
    バグラチオン再び。

    21
      • ゆj
      • 2024年 2月 13日

      これがバグラチオンって、地図を見ていないのだろうか。
      この戦争が始まってからの支配領域の変動がどのようなものなのか、確認したことがないのだろうか。
      この手の、前線のバフムトやアウディーイウカくらいの規模の街や、時にはいくつかの集落の支配領域が変動したという情報を受けて、「ウクライナ軍総崩れ」だの「ロシア軍敗北間近」だのといったコメントをする人がどういう論理でそのコメントを書き込むに至ったのか、まるで理解ができない。私は最近、こういう人たちは地図の縮尺が理解できていないのかな、と思い始めた。
      今はアメリカからの支援の実質的停止により、ウクライナ側の弾薬・戦力の不足が生じ、そのために今後のロシア軍の大規模な攻勢によって戦線が大きく変動するのを心配(あるいは期待)する段階だろう。この程度の、戦域全体が収まる規模の地図で見れば観測できないほどの支配領域の変化を見て、「ウクライナ敗北間近」というのは、昨年夏のウクライナ軍の攻勢を見て「ロシア軍敗北間近」と騒いでいた人々と変わらない。
      アメリカからの支援がほとんど停止していることや、その再開プロセス(議会の審議等)が進んでいないことのほうが、アウディーイウカという都市1つよりも何十倍もウクライナにとってのダメージだ。
      つまりこのような前線の小規模な変化から、今後の戦争についての見通しを語るのは、昨年夏にロボティネが陥落しただけで、「このままトクマク、メリトポリ陥落でロシア軍大敗北だ」と騒いでいるのと同レベルの論理性しか持っていないということだ。
      今は、「支援の停止等様々な要因により、今年春以降のロシア軍の本格的な攻勢で、ウクライナ軍が本当に”総崩れ”になる可能性が出てきている」という段階であって、「アウディーイウカ包囲された!ウクライナ軍総崩れだ!バグラチオン再び。」なんていうのはやっぱり地図の縮尺が見れていないのではないだろうか。

      11
        • nachteule
        • 2024年 2月 13日

         複数の攻撃軸の合わせ技でウクライナの領土が大きく削られるような流れになる可能性があるならバグラチオンを例にしても良いでしょう。元々、あの作戦は小さな目標?がだんだんと大きくなっていった訳で最初からあれだけの規模を目指した物ではない。
         貴方はアメリカ支援の停止をワザワザ一つの理由として挙げているんだけど、反論に対してそんな事をする必要がありますか?どんな理由であれロシア有利になって攻勢が大きく進むなら、バグラチオンの表現は使っても良いと思うしそうなった理由なんて関係無いでしょう。どんな理屈をこねようが結果として領土を失う事には変わりないのだから。

         理解出来ないって話しにしても単なる集落の奪還だけで敗北間近とか言ってましたか?その奪還の為に発生した被害、防衛線の中味、展開する部隊、進軍速度、他の戦線での戦果とかが複数絡んでの話ではないんですかね。単なる一部の地域奪還しただけで全体を占う事なんて無理でしょう、そこで戦力を消耗するとか補給とか何かしらの価値を持つ要衝であるとかで、そんな話をしてるんじゃないんですかね。

    • 桃太郎
    • 2024年 2月 12日

    なんとも、展開が速いですね、こんな状態でも応援団の方々が、どう言うのかが、興味あります。
    が、早く、降伏なり、撤退なり、何らかの選択しないと、犬死にだす。ゼレンスキーのために死ぬのはちょっとね〜就任後の8億5000万ドル貯め込んでますからね

    31
      • 名無し
      • 2024年 2月 12日

      むしろ粘ったほうかなと

      18
      • つぐみ
      • 2024年 2月 12日

      バフムト然り、そろそろアウディーイウカは戦略的に無価値論が展開されるんじゃないですかね?

      45
        • 名無し
        • 2024年 2月 12日

        「我が軍は、ロシア軍の戦車中隊を壊滅させる大戦果!我が軍の市街地部隊は多数のロシア兵を巻き込み美しく玉砕!コークス工場部隊は、価値の低い当該拠点より、より価値の高い拠点へと、輝かしき転進を果たすのであります!」

        この大本営発表を心から信じる、清らかな心をお持ちなのです。
        これ、米英が迫ってきてないか?と指摘すると、けしからん裏切り者だと、特高に通報するし。
        80年前から、人の心は変わってないよね。

        20
          • 名無しの悪夢
          • 2024年 2月 12日

          ウクライナも核を落とされて日本みたいに即時降伏したほうがよかったですね、とかそんな話してみます?

          2
            • 歴史と貧困
            • 2024年 2月 12日

            日本は核を落とされる前に降伏すべきだったので、“失敗例”を他所様へ勧める必要はないかと。

            11
      • 精神的勝利
      • 2024年 2月 12日

      「こんなに時間がかかるなんてロシアはやっぱり弱いな!」

      38
      • hiroさん
      • 2024年 2月 12日

      ウクライナの応援団ではないし、戦況は攻防の繰返しで今はロシアのターンと認識しているが、ゼレンスキー大統領の不正蓄財とか根拠の無い陰謀論を書き散らす姿勢には感心しませんね。
      過去に何度も具体的証拠で否定されてきましたが、何か明確な根拠をお持ちでしょうか?
      個人ブログのコメント欄でもデマを書いて良いものではないでしょう。

      26
        • D-day
        • 2024年 2月 12日

        時期は違いますがある程度信頼できるNewsweekにパンドラ文書の記事が出ているのでデマではないでしょうね。陰謀論でもないでしょう。
        御自身でお調べになってみてはどうですか?
        いやあ、まさかNewsweekがデマ書かないでしょ?Forbes JAPAN辺りよりは信頼出来るんじゃないかな。

        26
        • 匿名さん
        • 2024年 2月 12日

        ゼレンスキーの不正蓄財は、有名な話だと思っていたけどな。
        確かウィキペディアにも記載あったはず。

        15
        • 歴史と貧困
        • 2024年 2月 12日

        >個人ブログのコメント欄でもデマを書いて良いものではないでしょう。
        “ウクライナ参謀本部”や“イギリス国防省”の発表が明確な根拠になるなら、世の中にデマと真実の区別などなくなります。真実と思い込んだままデマを垂れ流す人間などいくらでもいます。「具体的証拠」を誰が証明するかで水掛け論になるから、トランプとバイデンも敵対しているわけで。

        >過去に何度も具体的証拠で否定されてきましたが、何か明確な根拠をお持ちでしょうか?
        具体的根拠を疑いもせずに鵜呑みにするなら、それはただの思考停止でしょう。
        個人的には、「こっちには明確な根拠がある」何ていう人間ほど、信用に値しない詐欺師が多い。勝手に権威の名前を借りて、してもいない取材で、【~大学の名誉教授によれば】なんていくらでも言えますから。

        16
        • 桃太郎
        • 2024年 2月 12日

        国際調査報道ジャーナリスト連合のパンドラ文書
        オランダの組織犯罪報告書
        同じくオランダの政党民主主義フォーラムの主張
        ちょっと見てみて下さい。

        10
      • sada(ウクライナ応援団)
      • 2024年 2月 12日

      さすがに不味いですね。
      予備兵力があるなら、退路の意地に全力を注いで撤退すべきです。

      8
    • 歴史と貧困
    • 2024年 2月 12日

    輸送路の遮断、突出部および市内南北をそれぞれ分断、そして包囲へ。
    ロシア軍は着々と段階的に進んでいるが、予備兵力と弾薬の枯渇しているウクライナ軍は打つ手がない。

    これは既に、南部の旧航空基地や東部の浄水設備を守っている人員は撤退が間に合わないのでは?
    市内中央部の部隊は、何とか徒歩で道路以外を西へ逃れることができるかもしれませんが(重装備は置いてくしかない)。

    27
      •  
      • 2024年 2月 12日

      東の浄水場と南の防空陣地を抜かれたら総崩れになるから彼らを犠牲にしてでも時間を稼ぐしかないかもね。

      15
    • ポレ
    • 2024年 2月 12日

    いろんな部隊の敗残兵の寄せ集めって話なので
    組織だった抵抗ができないんじゃ無いですか

    他方、ロシア軍はソ連時代からの傾向だが
    どんどん戦術が洗練されてきている感

    33
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 12日

      戦闘民族サイヤ人じゃないですけど、ロシア軍は戦えば戦うほど強くなる印象はあります。(中枢部が健全であればで、ブレジネフ時代では不可)

      日露戦争では、長期化する前に旅順攻防戦、奉天会戦、日本海海戦で勝利し、ポーツマス条約という外交決着を図れたのが、明治天皇の率いる日本の勝因だったのですね。小村寿太郎らの外交官の努力に対し、国民からの冷たいを通り越して国賊扱いの反応は悲しいですが。

      43
        • たむごん
        • 2024年 2月 12日

        まさに仰る通りです。

        日露戦争の終戦は、外交の成果であり、元老などの上層部が優秀だったと思います。
        日露戦争・ポーツマス条約は紙一重であり、ウクライナが停戦交渉を蹴ったのを見て感じています。

        人口は失われ・産業基盤は喪失・領土賠償金を得られない、戦争長期化は悲惨な事になり兼ねません…

        イギリスは、日露戦争・パラグアイ戦争などで、第3国が漁夫の利を得て最大の勝者になった事例だなと(ウクライナ戦争ではインド・中東・北朝鮮などでしょうか)。

        24
        • Easy
        • 2024年 2月 12日

        彼らの特技が「死に覚えゲー」ですからね。
        まあたくさん死ぬんですが,その経験をフィードバックして少しだけ改善→また死ぬ→また改善 というプロセスを延々と繰り返していくんですね。社会的に戦死者の数に対して非常に鈍感なんです。我々が思う10倍以上鈍感。100倍かも。
        俗に「ロシア人はプレイしているゲームのルールが違う」と言われる所以ですね。

        31
        • nanashi
        • 2024年 2月 12日

        ソ連軍を揶揄する意見に兵の浪費が有るんですが、
        「特攻」や「玉砕」を兵に強いていた日本がどうこう言える立場じゃ無いと思うんですよね。
        日本の場合フィードバックどころか、兵が全滅した方が責任問題にならないから都合が良いとすら思ってる節が有ります。

        53
          • Easy
          • 2024年 2月 12日

          ロシア「大祖国戦争で死に過ぎて人口動態を狂わせてしまった・・・よし!次は同じくらい死んでも人口の再生産に影響しないよう、28歳以下は最前線には送らないようにしよう!」
          あれはあれで、合理的思考なんですね。「戦争をしないという対策は無いし死者を出さないという対策もしない,しかし何らかの対策はする」「減った分は新しく産まれるようにしといたから、これで安心して兵隊を死なせられる」という。その発想がおそロシア、と言われる所以ですね。
          一方の老人大国日本「18歳で祖国のために死ぬのは偉いよねえ(ニチャア)」
          どちらがマシか、悩ましいところです。

          30
            • 名無しの悪夢
            • 2024年 2月 12日

            太平洋戦争終結後から侵略されることもなく、国土を分断する血で血を洗うような革命もなく80年間平和に過ごしてきた我々が
            そういった時代を築く礎になった先人を揶揄する謂れはないです。

            13
              • ヒュー
              • 2024年 2月 12日

              じゃあ牟田口廉也を揶揄するのもやめないといけませんね。

              14
                • 名無しの悪夢
                • 2024年 2月 12日

                皮肉で言ってるか本気で言ってるかを読み取るには言葉が足りませんし
                どちらであってもこういうところで語れる話ではないと思います。

                2
                  • 歴史と貧困
                  • 2024年 2月 12日

                  >こういうところで語れる話ではないと思います。
                  語らなければ、人間は忘れますよ。教訓ごと。
                  学校でも職場でも、政治や戦争の話はタブー視されてばかりです。
                  私には、「語れる話ではない」というのは、考えたくないから逃げる先送りの悪習を作るだけの姿勢だと考えます。

                  せめて、管理人様のブログが軍事チャンネルですから、こういう場所でくらい話したほうが良いと思う。

                  15
              • 歴史と貧困
              • 2024年 2月 12日

              >そういった時代を築く礎になった先人を揶揄する謂れはないです。
              祖父母や親が、中流以上の恵まれた方々は、そう思われて当然だと思います。平和で豊かなことは素晴らしい。

              しかし、私の祖父母は戦争話に乗せられ南満州鉄道株式会社で“会社のお見合い結婚”。その後敗戦に伴いソ連に追われた満州の引き上げ組で、健康な身体も財産も失い敗残の身の上。

              恥知らずな言い方をすれば、「あんたらの無能さのせいで、借金と貧乏に苦しむ孫はいい迷惑」ともなります。平和であっても貧乏は辛いし、敗戦は負債なんです。

              父も母も色々ありましたが障害者となり生活保護を受ける身。こんな身の上でも養ってくれた本邦の福祉機構には恩はありますが、「時代を築く礎になった先人」とは、果たしてどこからどこまでを指すのか。

              私の個人的な事情によるところも大きいですが、昭和初期の軍部と政治家と、それに踊らされた国民の方々には恨み言しかありません。「よくも戦争で負けてくれたな。やるんなら勝てよ無能」と。

              私のように考える欧州の貧困層は、ウクライナ支援を掲げる上級国民に反感を覚え道路封鎖に打って出るのだろうと思います。僻み根性丸出しでろくな精神ではありませんが、“衣食足りて礼節を知る”なもので。

              20
    • シロクマ
    • 2024年 2月 12日

    ウクライナ軍はコークス工場方面に部隊を集結させて反撃の準備をしているようですが、惜しくも一手遅かったですね。
    ここからでも何とか、通り沿いからロシア軍を一時的にでも後退させて、南部の部隊が撤退するためのルートを切り開ければ良いのですが…。

    正直なところ、ザルジニー大将の解任は失敗だったように思います。どう見ても兵力が足りていない。これは流石に、シルスキー大将の言う後方勤務や司令部要員の所要見直しで絞り出せる程度の兵力で何とかなる状況ではなくなりつつあります。ゼレンスキー政権は一刻も早く追加動員を決断すべきですし、また我々民主主義諸国もその追加動員で新設される旅団に配備するための追加の装備供与・資金援助を早急に送り出す必要があるでしょう。

    10
      • 無名
      • 2024年 2月 12日

      コークス工場周辺での反撃が成功したら成功したで、まだアウディーイウカは大丈夫とか考えて死守命令出しそうな気が。

      9
      • 犬の〆
      • 2024年 2月 13日

      >追加動員で新設される旅団に配備するための追加の装備供与・資金援助を早急に送り出す必要があるでしょう。
      いやです。支援したくありません。

      1
    • シロクマ
    • 2024年 2月 12日

    ウクライナ軍はコークス工場方面に部隊を集結させて反撃の準備をしているようですが、惜しくも一手遅かったですね。
    ここからでも何とか、通り沿いからロシア軍を一時的にでも後退させて、南部の部隊が撤退するためのルートを切り開ければ良いのですが…。

    正直なところ、ザルジニー大将の解任は失敗だったように思います。どう見ても兵力が足りていない。これは流石に、シルスキー大将の言う後方勤務や司令部要員の所要見直しで絞り出せる程度の兵力で何とかなる状況ではなくなりつつあります。ゼレンスキー政権は一刻も早く追加動員を決断すべきですし、また我々民主主義諸国もその追加動員で新設される旅団に配備するための追加の装備供与・資金援助を早急に送り出す必要があるでしょう。

    1
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 12日

      >ザルジニー大将の解任は失敗だったように思います。
      ここは同意です。

      >我々民主主義諸国もその追加動員で新設される旅団に配備するための追加の装備供与・資金援助を早急に送り出す必要があるでしょう。
      ここは反対です。私は、日本の税金を、ゼレンスキー政権の失態の尻拭いのために使われるのは断固反対します。
      前線が大変な時に、ザルジニー総司令官を解任し、キエフで政争に興じている連中は信頼に値せず、膨大な資金を送るなど論外。着服されてキエフの上級国民ばかりが肥え太り、前線には一切送られないのは明らか。

      仮に、【ロシアの浸透を止めるために資金を出す必要性】があったとしても、その相手にゼレンスキーは選びません。なにせ、ゼレンスキーに送ってもどうせ負けるので、無駄金に終わります。投資相手としても不適格。彼がCEOでは赤字が嵩むだけの不良債権です。

      69
        • 名無し
        • 2024年 2月 12日

        武器や資金はいらんから、今一番足りてないもの、日本には、まとまった数の最前線で戦う日本人兵を送って欲しい、と言われたら、協力するつもりなんかな?
        違うとすれば、線引きラインはどこなんだろう?
        同じように、他国も支援するったって、線引きラインがあるって考えたことあるんだろうか。

        21
          • 名無し
          • 2024年 2月 12日

          寝言はねていえ
          金を出すのすら嫌だって話をしてるのになんで金より貴重な日本人の命を失敗国家の尻拭いに差し出さなくてはならないのか?

          18
          • 歴史と貧困
          • 2024年 2月 12日

          >日本には、まとまった数の最前線で戦う日本人兵を送って欲しい、と言われたら、協力するつもりなんかな?
          憲法第9条を読みましょう。小学校6年生の時に社会の授業で習いました。「戦う日本人兵」は国として送れません。日本の防衛ですら無いので。私は憲法違反をするつもりはありません。

          >違うとすれば、線引きラインはどこなんだろう?
          大日本帝国ではないので、今は憲法でしょうね。その下に基本法があり、法治国家があります。そのくらい日本国民なら中学生でも分かるでしょう。義務教育を受けましたか? 社会の授業は居眠りをなさっていましたか?

          私の政治信条としては改憲派ですが、まだ改憲がなされていない以上、使えるものは使うべき。

          9
      • 無名
      • 2024年 2月 12日

      コークス工場周辺での反撃が成功したら成功したで、アウディーイウカはまだ持つ。とか判断して死守命令出しそうな気がします。

      3
    • nmb
    • 2024年 2月 12日

    こう見るとザルジニーは良いタイミングで身を引けましたね。
    アウディーウカ陥落等のこれからやって来るであろう軍事的失態の責任は全てゼレンスキーやシルスキーが被ることになる一方、ザルジニーはすでに『国民の英雄』としての不動の地位を得ており、退任した以上これからもこの風評が大きく下がることはないでしょう。言わば勝ち逃げ状態ですね。
    国民の支持もすこぶる高いままなのでこれから政界進出に舵を切ることになっても有利に働くでしょうね。最近ゼレンスキー叩きに力を入れているポロシェンコあたりに担ぎ上げられでもしたらゼレンスキーにとっては脅威となるでしょう。身を引いた現在でもザルジニーはゼレンスキーにとっては依然として懸念材料のはずです。

    36
      • 名無し
      • 2024年 2月 12日

      ただ、旧ソ連では、心臓発作、窓から落ちる、飛行機が墜落する、の文化があるからなあ。。。。。。

      19
        • kitty
        • 2024年 2月 12日

        医者を送ってやるというのもw

        4
    • 2024年 2月 12日

    ここ数日で急激に悪化したなあ
    遅くとも3月中には陥落か

    21
    • もへもへ
    • 2024年 2月 12日

    西側諸国は追加装備と弾薬を支援したいんだろうけど、もう余剰のものは全て提供済みなのでものがないんかな。。。

    金は出せるけど、ものがない。
    製造業などの第2次産業を軽視して、金融を始めとした実態のない虚業に邁進してきたツケがこんなところで回ってくるとは。

    34
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 12日

      しかもその上、「西側諸国」内部でも、金融を始めとした実態のない虚業とその政治献金を受ける者達は“追加装備と弾薬を支援したい”みたいですが、運送業、農業の方々は断固反対で、ストライキとトラクターによる道路封鎖という強硬手段に出ています。
      ポーランドに始まり、ドイツ、フランス、オランダ、スペインに至るまで波及しました。「金もない」層からすれば、上級国民が「ウクライナに金を出せ」というのは怒りが爆発して当然。EUも庶民の生活は苦しくなる一方のここ4年です。

      私はむしろ、アメリカに代表される西側の国内の分断と抗争のほうが気になります。極右の躍進と危機感を抱いた体制側の極右叩きも先鋭化する一方で、和解や融和には程遠い。内部がその様では、イスラエルとガザの調停など夢のまた夢。

      38
        •  
        • 2024年 2月 12日

        アメリカで内戦が起こる可能性もあると思いますか?

        10
          • 無名
          • 2024年 2月 12日

          アメリカの大統領選挙で民主党か共和党かどっちがかとうが、分断は加速しそうですしね。
          まあ、もしまた民主党が勝っても上院下院が共和党優勢なら、他所の事に何かする余裕は無いでしょうけど。

          7
            • うくらいだ
            • 2024年 2月 12日

            そうですね。内戦になるかはわからないですが、良い先例になってくれるでしょう。
            多様性は聞こえはいいですが、それぞれの価値観を認めるには一人の人間には身に余ります。当然それぞれのカテゴリで価値基準が合う人との意見を共有するので、多様性を認めることと社会的分断はセットになりますからね。
            まあ、日本も段々とそうなってきてますしね。

            9
          • 名無しの悪夢
          • 2024年 2月 12日

          >私はむしろ、アメリカに代表される西側の国内の分断と抗争のほうが気になります。
          私もバイデン政権以降、トランプ支持者による議事堂襲撃がやたら取沙汰されて、事の是非はともかくトランプ支持者は陰謀論に染まった異常者という風潮を、アメリカメディアどころか日本まで推してるのがずっと気になってます。
          51対49くらいで敗北した49を根こそぎそのような扱いに陥れるのはなんなのかと。
          日本も自民と反自民で分かれ、2大政党制を推す声も未だに残ってますが、投票の結果半々に分かれた場合、日本人の性格を考えると同等かそれ以上のことが起きると予想しています。

          >アメリカで内戦が起こる可能性もあると思いますか?
          アメリカ国民がそこまで理性を失うことはないと思いますが、BLM運動のようなこともあったので危機感は持ってると思います。

          11
          • 歴史と貧困
          • 2024年 2月 12日

          >アメリカで内戦が起こる可能性もあると思いますか?
          私は、高いと思っています。流石に2028年までには1割以下でしょうが、2040年までと見れば、50%くらいで起きるのではと。

          要因としては、白人の人口割合が5割を切ったとき。また、テキサス、アリゾナ、ニューメキシコ、カリフォルニアといった国境州とニューヨーク周辺との“国防”に対する考えと実態としての脅威の相違。

          米国内でも、“新南北戦争”という言葉が使われだしたのは2023年頃。ただ、かつてのような“二分した全面衝突”ではなく、今のシリアに近い“分断はありつつも建前上国家としては一つで、しかし時折あちこちの州境で州軍による衝突が起きては連邦の調停で停戦を繰り返す”ような状況になるのではと思っています。合衆国政府はあくまで「内戦ではない」と言い張り続ける。

          6
      • 無名
      • 2024年 2月 12日

      西側先進国のGDP高いのも金融始め三次産業の影響ですもんね。
      農業は流石にどこの国もそこまで衰退してませんが、肥料やらをロシアに依存してたからか高騰して色々問題起きてますね。

      ロシアも昔と比べると衰退したとはいえ、西側程は二次産業衰退してないので、工業力や製造力は高いですし。
      イギリスなんか製造業悲惨ですし。
      そしてロシアや北朝鮮とかを見ると、GDPじゃ工業製造力は測れないんだなって感じの。

      16
        • アゾフスタリ
        • 2024年 2月 12日

        そう考えると西側でまともな二次産業を維持しているのは日本と韓国くらいですかね?

        7
          • 歴史と貧困
          • 2024年 2月 12日

          そこは“海外工場”にシフトした産業を、どこまで「その国の二次産業」と呼ぶかによってかなり変わるかと。
          東南アジア、インド、アフリカを除いてしまえば、確かに欧州西側諸国の製造業比率は一気に落ちますし、日本とてベトナム、タイ、マレーシアなどで同じことは言えます。

          ただ、“距離の問題”や“支社の現地人割合”、“同じアジア圏で、紛争になった際に資源と人材を融通しあえるか”なども評価対象に入れば、順位をつけるのは凄く難しいです。国と国との共同関係は、持ちつ持たれつであればこそ、というバランスもありますし、内需全振りはそれもそれで問題あり。

          生産拠点を海外に移すことそのものは、デメリットもあれど常に悪いとも限らないので。

          5
            • 琥珀
            • 2024年 2月 12日

            国内に工場とかあれば戦争になれば真っ先に狙われますしね。
            かつての大戦や今のウクライナのように。

            ただ日本とアメリカは内需がでかい国なんですよね。
            昔と比べたら国内から工場とか減ったとはいえ、それでも欧州何かと比べたら多い方ですし。

            まあ、国外にあると運ぶのに時間がかかるって点が問題ではありますね。
            今はスエズ運河が危なくて使えず、パナマ運河は干ばつで通行する船舶制限してますし、陸は陸で欧州だと農民がデモして色々制限起きてるようですし。

            2
    • たむごん
    • 2024年 2月 12日

    アウディーイウカの撤退路、ライフルの射程のため、徒歩での撤退は困難でしょう。
    バフムートの映像が、以前公開されていましたが、似たような状況になるのではないかと危惧しています。

    (2023年12月12日 砲弾飛び交うバフムト近郊 ウクライナ兵士の映像公開 毎日新聞 Youtube)

    雪解けになれば、舗装道路以外での車両の移動、困難になるからです。
    2月上旬の平年気温は低いですが、日によっては、日中の気温が雪解けの温度に達しています。

    ウクライナ軍は、『装甲車両で速やかに撤退できる』と語るコメンテーターをYoutubeで見ましたが、現状は怪しいと見ています。

    18
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 12日

      まあ、厳しいですよね。
      『装甲車両で速やかに撤退できる』とコメンテーターが述べても、そもそも、ゼレンスキーが『撤退を許さない』という大問題がありますし。

      33
        • たむごん
        • 2024年 2月 12日

        まさに仰る通りです。

        総統閣下・同志の最高指導者を思い出してしまいます。

        17
          • Easy
          • 2024年 2月 12日

          車両が移動出来なくなるデメリットの一つが「負傷者を後送出来なくなる」ことでして。
          健康な兵士なら、夜の闇に紛れて逃げるように草原を走って撤退、が出来るんですが。
          負傷者がいるとどうにもなりません。置いていくか。担架で運ぶのはドローンの格好の的なので、命懸けになってしまいます。
          そしてこの現実が士気を著しく下げるんですね。勇敢に戦うことには勇気を奮い起こせても、味方を見捨てる苦渋の判断は精神力を削ります。

          27
            • TKT
            • 2024年 2月 12日

            健康な兵士なら、夜の闇に紛れて逃げるように草原を走って撤退、と言っても、ロシア軍はそのへんに対人地雷などをバラ撒くかもしれませんし、赤外線暗視装置やドローンで監視しながら、クラスター砲弾や、燃料気化砲弾などで砲撃してくるかもしれませんし、赤外線暗視装置がなくても照明弾というのもあります。

            また空中からは滑空爆弾で爆撃してくるかもしれませんし、Ka-52戦闘ヘリやSu-25が空対地ミサイルを撃ってくるかもしれません。

            そのへんの詰めはロシア軍は徹底的にやってくるのではないでしょうか?

            10
              • kitty
              • 2024年 2月 12日

              細かいことですが燃料を使うタイプの燃料気化爆弾は、ほぼ廃れて、原理は同じでも現在は特殊火薬を使用するサーモバリック弾と呼ばれています。

              6
            • たむごん
            • 2024年 2月 12日

            仰る通りです。

            アウディーイウカは、大量に負傷者がいる事は、既に報道されていますね(最前線での連戦ですからね…)。

            7
      • 774
      • 2024年 2月 12日

      装甲車両で撤退は出来なく無いでしょうが、撤退出来るのは取り残された内何%なんでしょうね

      13
        • nanashi
        • 2024年 2月 12日

        負傷者は置いていくしか無いでしょうねぇ…。
        まぁこうなってしまっては、撤退して死ぬまで戦わされるよりも、ロシア軍の捕虜になれたウクライナ兵の方が遥かに幸運なんでしょうが。

        17
          • ( ゚Д゚)
          • 2024年 2月 12日

          それは輸送機撃墜までの話です。捕虜交換で自軍兵士を取り戻せないなら敵軍の負傷者を救護して養う理由がありませんから。

          5
            • たむごん
            • 2024年 2月 12日

            皆様の仰る通りです。
            輸送機撃墜後、幸いにも、195人の捕虜交換が成立しているようですね。

            最前線・最重要拠点で戦闘をしながらですから、負傷者の後送は本当に難しいでしょうね。

            戦闘はまだまだ続くわけですから、元気な兵士の撤退を優先、重症兵士の撤退は0%に近いのではないでしょうか…。

            4
          •  
          • 2024年 2月 12日

          負傷したロシア兵をドローンで爆殺する動画を上げまくってた110旅団の負傷兵なんか人道的に扱われるとは思えんけどな

          37
    • 冬の嵐作戦
    • 2024年 2月 12日

    随分悲観的だなwシルスキーは大規模な予備選力の投入を決めたみたいだしコークス工場方面と市内南東部から包囲に掛かっているロシア軍を挟み撃ちにすれば殲滅と撤退を兼ねた一発大逆転が可能なんだよね。まだ絶望するのは早い!むしろここからウクライナの大反撃が始まる!!

    7
      • 名無し
      • 2024年 2月 12日

      その予備戦力とやらが見つかりゃいいけどね。
      ザルジニーはその予備戦力がどこにも見当たらないから、追加動員が必要だと言っていたんですぜ。
      まあ、キーウ防衛用の部隊とか回せば捻出できる可能性あるけどそれすら溶かされたらウクライナの死期が一気に短くなるけどな。

      19
        • もへもへ
        • 2024年 2月 12日

        最後の予備兵力(キエフ防衛の5個旅団)によるまとまった規模の反撃って結果はどうあれシチュエーション的に燃える展開ですよ。

        7
          • Easy
          • 2024年 2月 12日

          そのキエフの精鋭部隊ですが。
          幻のエイブラムズやレオパルド2が配備されている部隊ですよね。
          なぜ幻かというと,故障だらけでまともに稼働できないからだという噂が・・・

          11
            • D-day
            • 2024年 2月 13日

            その精鋭部隊を出すわけないじゃん。

            ザルジニーの正義の行進にクリチコ反乱やらゼレンスキーのいるキエフがウクライナ人により陥落するぞ。
            と、少なくとも大統領は思ってる。

            1
    • Natto
    • 2024年 2月 12日

    細かい地図がほしいと思って書店やアマゾンみたけど、良いのが無いです。オススメの地図ありますか?

    1
    • のむら
    • 2024年 2月 12日

    結局後任も含めて(まぁ役割ではないでしょうが・・・)、戦争終わらせる気がある人はウクライナには皆無なんですかね。
    ブラフでも強固な防御線を築いた、これ以上の戦いは不毛だと言ってロシアに占領間近の都市を無血で引き渡してでも戦争を終わらせる動きが必要では。

    ロシアが止まる理由がないと言うのは対ウクライナとの戦いに限って言えばそうですが、グローバルサウスなり中米なりが圧力と共に仲裁することは可能なはずです。
    ただ仲裁したところで利益はなく、しかも今後ウクライナで現れるであろう領土取り戻すことを求める過激派のテロリスクも被ることになるから出てこないんでしょうね。

    綺麗事やどっちがいい悪いではなく、現実的に人や資源の浪費を止めないとコロナのさらに強力なバージョンが出た時とかに国際協調が取れなければいけないので、今の完全にロシアが分断された状態だけはなんとかしないと・・・。

    結局東西から一目置かれる上に関係良好なインドしかないでしょうね。

    11
      • 琥珀
      • 2024年 2月 12日

      そういえば冬戦争でのフィンランドも交渉の為にソ連に大損害与えたけど、停戦交渉の条件は厳しくて、まだ戦えるからって領土割譲してでもの停戦に国民は反対意見多くても、戦えなければ最悪国すら無くなるからって停戦したとかでしたっけ。
      あれでソ連への恨みで領土取り戻す強硬派が戦後強くなって、継続戦争へ繋がって、また同じような結末を迎えた感じでしたが。

      今のウクライナ戦死者や国外へ避難や逃亡したので、人口二千八百万切るとかだそうで、資源も確か最近ロシアに占領された地域によって、塩とか輸入しなければいけない感じになってたような?
      逆にロシアは塩賄うどころか輸出が出来るようになったそうで。

      ロシアへ制裁してるのって西側だけで、グローバルサウスは非難はしても同調して制裁しなかったから、西側のが少数派ですしね。

      18
      • NHG
      • 2024年 2月 12日

      ウクライナで領土を割譲してでも停戦を求める声が小さいのは、ロシアが期待を抱かせてないからだよ
      過去の大日本帝国の例にも、対日講和派と対日強硬派で分裂状態にあった蒋介石政権に10箇条の条件を突き付けて、対日徹底抗戦で挙国一致体制が完成した状態が今のウクライナ(のちの回顧録で、もし日本が我々に懐柔案を提示していたら我々は分裂してただろうとのこと)

      ほかにもフィリピンを奪取した時点で連合国に講和を持ち掛けていればというifがあるように、明確に終わりのゴールを提示せず戦争を続ける侵略者側に戦争継続の原因があるケースに当てはまると思う

      3
        • ras
        • 2024年 2月 12日

        それはどうでしょうか。一応ロシアは大統領による公表の都度イスタンブールコミュニケを話題に出して停戦について口にしてますので、譲歩がないだけでシグナルは送っています。
        なのでその条件を前に領土割譲を認めがたい、認めてでも戦争中断したいと思うほど追い詰められていないというのがウクライナの現状かと。
        あとは、ウクライナと西側諸国では停戦してもまた攻めてくるという将来予想が宣伝されていることも一因だと思います。

        まあロシアが外交上の建前以上に停戦に前向きに臨んでいないのはありますが、イスタンブールコミュニケの一方的破棄からの流れなのでロシア側としてはウクライナ側が踏み出さない限りは話は始まらないでしょうね。

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          • NHG
          • 2024年 2月 12日

          譲歩がないから欧州も米もウクライナに領土の割譲を(大っぴらに)要求してないということ(ロシアは終わらそうとしてるのにウクライナが続けようとしている構図になる)。もしロシアが譲歩してたら欧州・米ないでも割譲で手を打とうという声は今よりは大きくなってたと思います。停戦してもまたロシアが攻めてくるという予測を裏切る行動をロシアがとってない。

          >なのでその条件を前に領土割譲を認めがたい、認めてでも戦争中断したいと思うほど追い詰められていないというのがウクライナの現状かと。

          これは私がずっと言ってることですね。前線では苦境で兵士や徴兵対象者は早期講和を求めてても市民は普通に暮らしロシアの要求を認めてでも戦争を中断しようという世論が盛り上がってない。たとえそれが第三者からみて愚かだったとしても。だから「歴史と貧困」さんが言ってるようにゼレンスキーを倒せば国民が即傀儡国家を受け入れるかというと疑問。

          2
        • 歴史と貧困
        • 2024年 2月 12日

        >対日講和派と対日強硬派で分裂状態にあった蒋介石政権に10箇条の条件を突き付けて、対日徹底抗戦で挙国一致体制が完成した状態が今のウクライナ
        その例えはおかしいです。確かに似た例であり、“分裂状態にあった国”ですが、状況が真逆。
        親露派であるルガンスクとドネツクが分離独立戦争を起こし、反露派のキエフ政権とで8年間内戦が続いていました。
        そこに不用意にロシアが干渉したために、【対ロシア徹底抗戦】で、キエフ政権とルガンスク・ドネツクとの間で統一戦線が出来た場合を指して、【挙国一致体制】と言います。

        貴方が挙げた例に倣えば、今のウクライナは共産党の毛沢東が日本に援軍を要請し、日本軍と共産党軍が連合して蒋介石政権(英米が支援)と戦っているような状態です。

        ウクライナは今も、【挙国一致】とは程遠い、【国家分断状態】です。ロシアによって軍事力で無理やり引き裂かれたのではなく、それ以前からあった分離独立戦争の確執が悪化した状態です。

        よって、ゼレンスキー政権が『全領土の回復』という、ドネツクとルガンスクを無視した目標を掲げる限り、停戦は遠ざかる一方です。

        7
          • NHG
          • 2024年 2月 12日

          そもそもウクライナであることを否定していたルガンスクとドネツクは考慮に入れてませんよ
          あくまでウクライナ政府内や、市民の世論として国家を二分する論争になってないということを「挙国一致」としてます
          国外に逃げてるウクライナ人が多いとはいいますが、海外から「早く講和を」と遊説して回ってるわけでなし、今の日本でいう投票に行っていない無党派層みたいなもので、それを「講和を望んでいる(日本の場合だと「自民党の施政を否定している」)」にカテゴライズするのはミスリードに思います

          3
            • 歴史と貧困
            • 2024年 2月 13日

            >そもそもウクライナであることを否定していたルガンスクとドネツクは考慮に入れてませんよ
            貴方は既にルガンスクとドネツクの住民をウクライナ人とは考えていないことについては、了解しました。
            「挙国一致」についても国家を二分する論争になっていなければ一致とする。という見方についても了解です。私は、“全国民一丸となって一つの方向性へ向かっていく”を指すと考えていましたので(それ故に、ロシアとの戦いから逃げることを選ぶ国民が多数いる状態を私は挙国一致とは考えない)、ここは個々人の見解の違いというものですね。

            >国外に逃げてるウクライナ人が多いとはいいますが、
            戦火を避けて国外へ逃れたウクライナ人は講和を望んでいるにカテゴライズする、とは、どなたがおっしゃったことでしょうか?
            ここについては、特に私は所感を述べた覚えがなかったので。

            1
              • NHG
              • 2024年 2月 13日

              >戦火を避けて国外へ逃れたウクライナ人は講和を望んでいるにカテゴライズする、とは、どなたがおっしゃったことでしょうか?

              挙国一致の意味合いが違っていたのが原因っぽいですね
              「ウクライナからは500万人が脱出しロシアからは20万人しか脱出してない」ことをゼレンスキー政権が支持されてない一例のように書いてたので。国民が一枚岩ではないというだけならそれでいいです。

              1
        • 歴史と貧困
        • 2024年 2月 12日

        ※追記です
        >挙国一致体制が完成した状態が今のウクライナ
        分離独立派を別儀としても、ゼレンスキー大統領が国防大臣を、参謀総長を、ザルジニー元総司令官を更迭する有様を「挙国一致体制が完成した状態」と呼べるとは、私には思えません。

        琥珀氏が挙げてくださった冬戦争の例であれば、リスト・リュティがマンネルヘイム元帥を更迭した状態を、「フィンランドの挙国一致体制」とは呼び難いように。

        失礼ながらNHG氏の考えの根底には、『ロシアは侵略者だから悪い』という発想があり、それを軸にするため「今のウクライナ」という言葉を用い、“現ゼレンスキー政権”の外交的、政治的失態から目を背けているように見受けられます。

        「日本は侵略者だから悪い」というGHQからの教育を受け続けてきた我々には、馴染み深い考え方ではあると思うのですが。欧米の言い分に賛同するだけが道ではありません。

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          • NHG
          • 2024年 2月 12日

          ロシアが悪いに決まってるでしょ
          ちなみに「今のウクライナ」はロシアとの講和を政治公約として大々的に打ち出して情報発信し、その政治家への支持の表明が相次いでいるという状態になってないということを「今のウクライナ」と表現しました
          ついで大規模動員などがまだ行われず、大多数の市民は日常生活を送っている「今」でもあります

          2
            • 歴史と貧困
            • 2024年 2月 12日

            >ロシアが悪いに決まってるでしょ
            その型の考えを好むのが、ゼレンスキーであり、ネタニヤフです。ついでに言えば、十字軍や聖ヨハネ騎士団も大好きでした。「異教徒が悪いに決まっている」、“神がそれを望んでおられる”と。

            日本は個々人の考えまで統制することを是とする国体ではありませんので、私と貴方の考え方が違うことはただそれだけのことですが、「ロシアが悪いに決まってる」と、なぜ貴方は考えるのかは伺いたいところです。【子曰く】ではなく、【如是我聞】にて。

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              • NHG
              • 2024年 2月 13日

              名目はどうあれ領土拡張戦争をしてるから
              100歩譲ってドネツク・ルガンシクの実質自治区だった地域だけならともかく、ヘルソンやハルキウまで併合したし(クリミアのときと違って正規軍で攻め込んでて「市民が求めてた」という言い訳は通じない)

              2
        • T.T
        • 2024年 2月 12日

        でも、蒋介石は一番最初にほぼ原状復帰の非常に寛大な講和案を出した時は蹴りましたよね。
        日本軍がそれなりの損害を出したり戦果を挙げた後は、より強硬な案しか出せなくなったからそれが最初で最後だし。
        ウクライナもそうですが、最初の寛大な条件を蹴って苦しくなってから後悔しても遅いんですよ。

        4
          • NHG
          • 2024年 2月 12日

          でも蒋介石は最終的に勝ちましたからね
          過程がどうあれ最後にどうなるか

          2
            • 歴史と貧困
            • 2024年 2月 13日

            >過程がどうあれ最後にどうなるか
            私は、ウクライナは負けると考えます。理由は下記の要素などによります。
            ・そもそもロシアとの戦争を前提とした準備をしていない
            ・GDPが年々下がっている(2023年は特に大幅に)
            ・政治腐敗が戦争中も改善されていない
            ・戦争の勝利条件に「全土奪還」と、無理なものを設定している
            ・反転攻勢は惨めな失敗に終わった
            ・欧州各国に「支援疲れ」が広がっている
            ・ポーランド始め、近隣諸国との外交関係の悪化(特に農産物)
            ・空軍力で劣っている、陸軍の動員力も低下している
            ・兵器の大半が未加盟のNATOからの援助頼み(自分達で製造できない)
            ・アメリカ議会の援助継続の見込みが薄い(上院案は審議に入れず廃案)
            ・24年以来、アメリカからの支援が途切れている
            ・ザルジニー総司令官を更迭し、軍部との不協和音が表面化
            ・予備兵力が枯渇しているのに、動員は進まずゼレンスキーに行う姿勢が見えない

            貴方は、ウクライナは勝つと信じているのですか? このアウディーイウカの状況を見ながら?

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              • NHG
              • 2024年 2月 13日

              ウクライナが勝つ=クリミア・ドンバスの全土奪還であるなら達成できるとは思わないけど、ウクライナの西側だけでもロシアの直接・間接的な支配を受けない独立国の状態を維持できれば自分的には「勝ち」

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                • ( ゚Д゚)
                • 2024年 2月 13日

                中国に九州取られてもあなた的には「勝ち」ですか?
                ロシアに北海道(ry

                  • NHG
                  • 2024年 2月 13日

                  「負け」に訂正します
                  「ウクライナという国がなくなってでも早く戦争を終わらせるべき」に相対させて「勝ち(ロシアの野望をくじいたわけだから)」としたけど、シンプルに言えば「負け」ですね

      • ras
      • 2024年 2月 12日

      >ただ仲裁したところで利益はなく、しかも今後ウクライナで現れるであろう領土取り戻すことを求める過激派のテロリスクも被ることになるから出てこないんでしょうね。
      テロはそれほど前例はなかったと思いますが仲裁というのは外交コストだけでなくリスクも負うという視点は重要ですね。交渉失敗や交渉の行方次第ではベルリン条約よろしく恨みの元ですので。

      1
    •  
    • 2024年 2月 12日

    ロシア軍は人命の扱いがウクライナに比べて軽いだけで決して柔軟性がない軍隊ではない。損害を出しながら耐えつつきちんと対応を変化させていく軍隊。少なくとも西側の考えや倫理観で無能と侮れる軍隊ではない。後のことを考えれば愚策になるかもしれないがウクライナ戦に勝つことだけに固執し出したらロシア軍のリソースとウクライナ軍のリソースにはかなりの差がある。極東や中露国境での影響力低下さえ無視して大盤振る舞いされればそりゃウクライナには辛かろう。

    11
      • 赤狐
      • 2024年 2月 12日

      人命の扱いがウクライナ軍や西側に比べてロシア軍が特に軽いとは思いません。
      そう主張しているのは西側政府や報道やウクライナ側ですがかなり割り引いて考える必要があります。
      まずウクライナの主張しているほどに損害を出していたら作戦行動を連続して行うのは無理というものです。人命軽視で動いていたとしても最低限の訓練はいると考えると非現実的な数字です。
      次にロシアはローテーションをして戦っている事がはっきりしています。新年やロシア正教のクリスマスの時には彼らの多くは明らかに休んでいました。この時期は活動が目立って少なかったからです。
      一方ウクライナ軍は自軍のケアもろくにしていません。交代させてくれと言ってもゼレンスキーも全くさせようとはしていません。年配の兵士が多いウクライナ軍には特に休みが必要なはずですがウクライナ側は考慮していません。
      これらの事から人命軽視をしているのは個人的にはウクライナ軍だと思います。
      そうではないというのはあくまでも西側やウクライナの主張に過ぎません。実際ネットにアップされる動画でもある意味楽しげに敵を殺戮している動画は圧倒的にウクライナ側のものが多いです。

      37
    • BAKA
    • 2024年 2月 12日

    ウクライナは人命が軽かったから現在に至るのでは?
    ロシア軍は撤退戦で装備を捨ててまで人命第一で退却をしてます、なかなかできませんよ
    ウクライナ軍が人命を軽視した侵攻戦や防御戦が今の状況に及んでるんだろうと自分は思いますよ
    兵を活かして国や人に経験を積ませてるのが、今のロシアと自分は思ってるので

    33
      • nanashi
      • 2024年 2月 12日

      ウクライナ兵の人命が驚くほど軽いからこそ、70万人の動員兵が所在不明なんてとんでもないことになっているわけですしね。
      正直ウクライナ兵の死者数は余裕で50万人を超えてると思ってます。
      まぁウクライナ軍自身が自軍兵士の動向を把握していない有様では、誰も確かめようのないことですがね…。

      8
      • paxai
      • 2024年 2月 12日

      個人的には軍における人命の重い軽いって結果論だと思ってます。
      ロシア軍が装備を捨てれるのは装備を再生産するのが可能という自信から来てると思う。
      ウクライナ軍は次にレオパルトが貰えるか分からないからそりゃ放棄とう決断はしにくい。
      普通の将軍なら損害少なく大きな戦果を上げたいはずです。
      弾が有れば万歳突撃なんてしない。神風ドローンがあれば特攻隊はなかった。

      9
      • 琥珀
      • 2024年 2月 12日

      ウクライナは攻勢にしろ防錆にしろ肉弾戦の様相が強いんですよね。
      2年前も対戦車戦闘とか練度高いけど、あんなん繰り返してたら人的資源の損耗高いだろうし、戦場での主導権を失いここまで人が足りない言うならもう古参兵やらは殆どこの世にいないと思いますし。
      後は兵器や弾薬が西側の支援頼みで、いつ来るか分からないから人より武器弾薬の損耗を惜しんでる感じですね。

      ロシアはローテーションとかやってますしね。
      進むのが遅いのも人的資源の損耗を気にしてる面もあるでしょうし。

      3
    • クル
    • 2024年 2月 12日

    人命軽視というより単なる思想の違いじゃないですかね
    ロシア軍はウクライナ攻略に自軍の数十万単位の死傷はあらかじめ勘定してたように見えますし、国民も戦争してるんだからそんなもんでしょみたいな感じを受けます(なので何十万人死にましたみたいに煽られてもあっそで済みます。そんな死んでないと思うけど)
    アメリカでそんな戦争計画を立てたら軍上層部と時の政権は一瞬で吹っ飛ぶでしょう
    となると米軍に出来る戦争は現地の民兵を武装させ自軍は安全なアウトレンジから相手が動かなくなるまで殴り続ける『人道的な』戦争だけです
    こういう観点で見ればロシア軍の運用思想は血も涙もない狂った非人道的で人命軽視したものになると思いますよ

    11
    • nanashi
    • 2024年 2月 12日

    しかし道端で拉致同然の強制動員した男性を訓練も無く最前線の塹壕に放り込んで、その動員した数も死んだ数もどこで何をしているのかさえ把握していないウクライナ軍が、
    ロシア軍と比べて「命を大切にしている」軍隊だという意見が出るのは驚きなんですよね。むしろここまで自国民の命を粗末にしている軍隊は無いとさえ言えると思います。

    27
      • 歴史と貧困
      • 2024年 2月 12日

      >むしろここまで自国民の命を粗末にしている軍隊は無いとさえ言える
      ミャンマーの軍事政権ですら、徴兵制を始めたのがつい先日の話ですしね。
      ぱっ、と思い浮かぶ国名といえば、「ロシア帝国」か「ソビエト連邦」しかないです。(まあつまり、継承国家)

      3
      • 帝国
      • 2024年 2月 12日

       大いに賛同します。キエフ政権が評価する自国民の命の軽さは「鴻毛より軽し」、空気よりも軽いんじゃないかな?軍が住民を「人間の盾」にしていたことをアムネスティにバラされてたし、解放すべき東部2州の住民が住む繁華街や住宅地に対人地雷を詰めたクラスター弾を頻繁に打ち込んだり、カホフカダムを破壊して洪水も引き起こしていたし。キエフ政権にとって国民の命の重さは大日本帝国とどっこいどっこいか軽いかもしれない。イスラエルは10月7日に「ハンニバル指令」を出して「イスラム抵抗運動」のパルチザンごと自国民(民間人と兵士)を数百人殺したことが暴露されたけど、ウヨい国は下級国民の命が水素ガスよりも軽い。
       日本と違ってロシアでは、指導者プーチンは国民の怒りを非常に恐れていて(第1次チェチェン戦争で非常に多くの兵士の母や妻の激昂を買い、凄まじい運動を食らって手仕舞いに追い込まれた反省)、ウクライナに投入する兵隊の数や動員数を絞っているし、柔道家らしく”押さば引け、引かば押せ”の方針で柔軟に撤退し、柔軟に攻め込んでる。火力に頼り、包囲戦を基調に”損耗は最小に戦果は最大に”で戦ってる。しかも、イスラエルのパレスチナ人ジェノサイドと違って”ウクライナ民は同胞。キエフナチ政権から同胞を解放する戦い”の大義を守って民間人の犠牲は最小に抑えている(キエフ政権の発表でさえ、2年で1万人程度。イスラエルは4か月で3万人、殺した子供の数は過去3年の世界中の戦争で殺された子供の数よりも多いとか)。
       米欧日らの権力者によるプロパガンダ漬けで偏見を植え付けられているが、米欧日らに比べプーチンは少なくともウクライナを含めて外国に対してはまともで筋を通している。ロシアのような仕打ちを受けたなら、キューバ危機を引き起こした米国なんて2014年、2009年と言わず、90年ぐらいの段階で戦略核の安全装置を外し引き金に指を掛け「舐めとんのか、ワレ!お前ら無神論者と違うてワシらは福音派じゃ。ハルマゲドン、バッチ来いじゃ!」と脅してる。

      13
        • T.T
        • 2024年 2月 12日

        以前エコノミスト誌でも引用されていましたが、イラクとアフガニスタンで米軍が殺した民間人が号して100万でしたっけ。ある程度割り引かないといけないし、ゲリラ相手の場合は多少は理解出来るけど、民間人に気を遣ってると称して出せる数字とは思えない。
        実際に大量に殺しているのはどっちよって言うね。まあ、異教徒の有色人種なんて人間じゃ無いからね。

        6
          • kitty
          • 2024年 2月 13日

          アングルの付いた報道ですが、ガザ地区で

          「60代と70代の人質二人解放。一方、難民キャンプでは空爆で60人死亡」

          とかやってましたね。まあ日本のマスコミの常套手段。

          2
        • どぶろく
        • 2024年 2月 12日

        そんなお国に、首根っこ押さえつけられ、挙句の果てに自国民が殺されようと、尻尾振りまっくて、同盟深化じゃって叫んでる、政治家と国民が怖い。利用価値無くなったら、ポイじゃないのかね~

        3
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