ウクライナ人ジャーナリストや現地メディアは「10年間も時間があったのにアウディーイウカ近郊に準備が整った陣地がない」と軍を批判していたが、ゼレンスキー大統領は30日夜の演説で「主要な全方面に要塞を建設するよう指示した」と発表した。
参考:Обговорили залучення ресурсів у фортифікаційні роботи: пріоритет очевидний – звернення Президента України
参考:Зеленский поручил быстро строить укрепления “на основных направлениях”
参考:О фронте и фортификациях. Зеленский в Запорожье провел важные совещания
ロシア軍が占領地域や国境沿いに建設したのと「同じもの」を建設するということだろう
ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は11月、アウディーイウカの危機的状況について「新たに編成された一部部隊の配備先には基本的な塹壕さえなく、敵の砲弾が降り注ぐ中、遮蔽物もない土地に塹壕を掘らなければならない。アウディーイウカ方面のロシア軍は前線に近い場所に土木設備を配備し、前線に予備戦力を安全に移動させるため素早く防衛陣地を構築していく。それに引き換えアウディーイウカの最終防衛ライン=線路沿いには何も構築されていない。10年間(9年+今回の戦争1年半)も時間があったのに何も対策を講じていなかった」と軍を批判。
ウクライナ・プラウダ紙もロシア軍がアウディーイウカで前進できた理由について「この成功は兵士の数的優位や装備の優位性だけでなくウクライナ軍が『第2防衛ラインを用意していなかったこと』が大きく関係している。10月中旬に増援として派遣された第47機械化旅団の兵士は『大砲から身を隠すための塹壕が用意されておらず自らシャベルで掘るしかない。逆に敵は前進すると直ぐに塹壕を掘って防衛ラインを構築する』と指摘し、Censor.netの編集長を務めるユーリイ・ブトゥソフ氏が指摘しているようにアウディーイウカ近郊には準備が整った陣地が存在しない」と指摘。
さらに「アウディーイウカ方面では準備された第1防衛ラインが用意されていたものの、敵に押し切られて後退した線路の西側地域には準備が整った第2防衛ラインが存在しない。これを構築する時間は十分過ぎるほどあったので、恐らく『軍の指導者』の中にアウディーイウカが包囲されると予見したものは1人もいなかったのだろう。適切な陣地の欠如は今に始まったことではなく、セベロドネツク、リシチャンシク、バフムートでも問題になっていた」と非難していたが、ゼレンスキー大統領は「主要な全方面に要塞を建設するよう指示した」と発表した。
ゼレンスキー大統領は30日夜の演説の中で「主要な全方面への要塞建設を急ぐよう指示した」と述べ、要塞建設はホットスポットのドネツク州のアウディーイウカ、マリンカ、ハルキウ州のクピャンスク、リマンだけでなく、ハルキウ州、スームィ州、チェルニーヒウ州、キーウ州、リウネ州、ヴォルィーニ州、ヘルソン州などの全域に及ぶと說明している。
つまりウクライナは「ロシアやベラルーシと接する全地域に要塞を建設する」という意味で、ここでいう「要塞」とはマジノ線のような巨大建造物ではなく「地雷原」「対戦車溝」「対戦車障害物」「塹壕」「陣地」で構成されたものである可能性が高く、ロシア軍が占領地域や国境沿いに建設したのと「同じもの」を建設するということだろう。
関連記事:ウクライナメディア、アウディーイウカの危機は第2防衛ラインの欠如が原因
関連記事:アウディーイウカの戦い、ロシア軍が週末に攻勢を仕掛けて線路を横断か
※アイキャッチ画像の出典:ПРЕЗИДЕНТ УКРАЇНИ
砂上の楼閣かな?
fort≡要塞 と訳すのはちょっと考えた方がいいかもね。大概の人は要塞というと「巨大建造物」を連想するわけで。
それとも「必ずしも要塞≡ 巨大建造物では無い」という啓蒙をするべきなのか。
西部劇だとfortは砦と訳されますね。
砦だと急造の簡易な作りのもので 柵塁とか掘っ立て小屋とかイメージします。
問題はその建設資金をどこから調達するか,ですね。
来年のウクライナ軍の予算はF16関連の支出で手一杯でしょう。
今さら始めても
ロシア軍が黙って掘らせてくれますかね?
スロビキンが地味に作った塹壕や竜の歯を
西側メディアは嘲笑していましたが
蟻とキリギリスの話みたいになりそう
これ、ロシア軍がこれ以上攻め込んできたら、そこの部分の要塞を十分に整備していなかった軍の怠慢のせい、と、
大統領が軍に失地の責任を押し付けるための、舞台装置やないですかね。。。
こんな状況で、大規模な要塞線建築なんて、普通に考えて無理じゃん。
+最近の大統領と軍の本気のゴタゴタ見るに、そういう勘ぐりが出(ここで重金属中毒の症状。)
記事は今回の戦争が始まってから時間があったはずと言っていますが、結局どっちが正しいのでしょうね?作れるのか、作れないのか。
たらればの話になってしまいますが、アウディーイカに限っていえば開戦以降もドネツク市に砲撃をしていたので兵士はいたはずです
ですので「余裕があるなら万一に備えて後方に第2陣地を作っとこう」と誰かが判断して命令をだしていれば、どれだけの規模の砲撃陣地・塹壕を作れたかはわかりませんが、作る事は出来たはずです
ただ、ロシア軍が全方位で進軍していた時期でもあるので、そんなこと考えてられるか!という状況だったかもしれませんね
「ロ軍の南部防衛線は第一陣地を突破すれば後方はスカスカだ」と言っていた専門家が居ましたが、まさかスカスカなのはウクライナの方だったとは笑えないオチですね。
まさに仰る通りです。
スロビキンライン、本当によくできたものだと思います。
BTM3を改造した、塹壕掘削車があるのですが、毎時790m掘れるんですよね。
旧ソ連製が、ヨーロッパ中部・東部を戦場にするために準備していた事が分かります。
ウクライナも、同じものを持っており、自衛隊元将校が南部攻勢を煽っていましたが見識にがっかりしています。
F16よりも、塹壕掘削車両(ショベルカーなどの重機も可)を要求した方が、素早く調達できて現実的でしたね(F
16を1機で重機が100台位でしょうか)。
それでロシア軍兵力を僅かでも削ってくれるなら有難い限り。
宇露の戦略の正当性なんて日本には関係ないんだから、脅威となるロシアが削られる事はどんどんしてくれればいいよ。
もう手遅れなんですがロシア軍に防御線を築かせる余裕を冬季に与えてしまったのは致命傷でしたね。
専門家が皆首を捻っていたロシア軍の冬季のバフムトなどの力押しにしても今にして思えばあそこにウクライナ軍を誘引しておいてその間に新規に動員した兵を塹壕掘りに従事させるという意図もあったんでしょう。
南進するというのはバレバレだったわけですからトクマク方面だけでも陣地をあまり建設できないように圧力を掛ければよかったのかもしれません。
でもそうすると都市の一個か二個は取られるのは覚悟しないといけなかったわけですから結局は兵力差という話になってしまいますね。
ヴォータン線かな
理想的にはマンネルハイム線みたいなコスパの良いものだといいんでしょうけどね。
ワグネルの歩兵浸透をパクりスロビキンラインをパクり…
結局の所NATO戦術は上手くいかなかったのでロシア軍を参考にするのね
ロシア軍を参考に、というよりも第一次世界大戦で実証されたブルシロフ攻勢、カポレット、フーチェル戦術、シュトゥ―ストルッペン、フランス陸軍の分隊単位の歩兵群戦闘、反斜面陣地、ペタン元帥の斜交陣地、後退配備、フォッシュ元帥の飽和戦術、戦車による歩兵支援、第二次世界大戦のソ連軍の対戦車パックフロント・・・、といった基本に回帰する、ということだと思いますが、逆に言えば近年のNATO戦術は、情報通信技術に頼る精密誘導兵器に偏向し、あるいは過信し、地味な基本、歴史の教訓を時代遅れの考えとして軽視していた、無視していたということかもしれません。
いずれにしても、全ての国境線を要塞化するということはマジノ線を考えるまでもなく、金も時間もかかる非常に無理な話であり、たとえそうしたところで戦略予備となる野戦軍がなければ、一点突破で崩壊してしまうことは、1940年の電撃戦を見れば明らかです。ドゴールがマジノ線を過信するな、と主張したのもそのためです。
あんなに愚弄されてたロシア軍を真似するなんて精強無比なウクライナ軍が更に弱体化してしまう!()
言われても作るための人手も、時間も無いんじゃ?動く戦車ですらドローンで攻撃されるのに、工作車両なんて狙い撃ちだろうし、ロシア軍が攻撃してこないという考えが前提の場繋ぎ的な命令だ。
東部で防衛、南部で渡河して攻撃をしてる最中に無茶言うなぁ。
ロシア自由軍はいまなにをしているのでしょうかね。
一時期ロシア国境付近で暴れていたけど。
ロシアは国境に十分な警備兵を配置できるようになったのでしょうか。
メディアが報道しなくなったので、表舞台に出れなくなるぐらいの損失を出して霧散したか、ウクライナ側に逃げ込んだのでは?
プーチン政権に大義があるとは思いませんが、ロシア自由軍に関しても正当性なんてありませんからね。あんな集団、ただのテロリストでしょう。一時期、あれをロシアの良心的な存在としてメディアなどでインタビューしてましたが、実態はどうであれ選挙で選ばれた国家首班と政府に対して武力的行動を起こしている人間を賛美するような番組を民主主義国家が放送しちゃいかんでしょ。
可能性は低いですが、欧米の何処かで同じような行動や主張をして、政府転覆されても何も言えなくなりますよ。
なんか暇してるならロシア自由軍に手伝ってもらえばよいかなと、軽い気持ちで思いました。
ちょうど国境線をウロウロしていたので。
どうも襲撃計画がバレていたらしく、検問所でロシアの特殊部隊に待ち伏せされて大損害を出し。
次に検問所から離れた国境を秘密裏に超えて破壊作戦をやろうとしたところ,それもルートがバレていたらしく地雷原が設置してあり。そこで仲間の何人かが脚を吹っ飛ばした以降、目立った活動が無いですね。
どうも対人地雷が一番彼らの心を折るようです。地雷原の恐怖効果は侮れませんね。
返信ありがとうございます。
どこからそんな細かい情報を得るのですか ?
差支え無ければ、教えてください。
よろしくお願いいたします。
どこから得たか忘れた場合もあるかと思います。
その場合は諦めますので無視してください。
単にロシア側のtelegramをいくつかフォローしておけば、「ウクライナと西側には都合が悪くて報道されなかったロシア側に都合の良いニュース」が拾えますよ。ロシア反政府ゲリラの越境攻撃は、成功すれば西側でだけ報道され、失敗するとロシア側でだけ報道されるという典型的な例でしたね。
ホントに両軍とも都合の良いことしか言わないのですが、両方を比べると割といろんなことが推定出来ますよ。
現在地
ロシア自由軍 バフムト
ロシア義勇軍 アウディーイウカ
もう存在価値もなくロシアとの停戦交渉の邪魔になる存在でしかないので葬り去るような配置だね
返信ありがとうございます。
元々自由ロシア軍はバフムトにいましたね。
メンバーの証言によれば、2023年5月までにバフムートの戦いに参加
リンク
2023年7月30日と8月1日に、モスクワの高層ビルが連続してドローン攻撃を受けた。
これに対し、ポノマリョフが自由ロシア軍団の関与を示した。
リンク
なんの変哲もない、ありふれた情報です。
すいません。
労働力足りるのか
前線維持しながらは無理と思うが
ロシアはそれをやるためにハリコフ方面から撤退して戦線縮小して兵力と労働力を確保して要塞建設したのに
ロシアが去年の今くらいに要塞工事してる動画見たけど民間の建設業者も大規模に投入して施工してたね。
ウクライナは建設労働者を兵士の主力として動員してしまったから戦場から引き抜かなければならず同じようなことは難しいだろうね。戦車乗りなんかは元重機オペレーター多し。
要塞線を作るにしてもどこまで後方に作るのか≒どこまで見捨てることが前提なのかで揉めたりしそうだなと
結果として絶対国防圏みたいな中途半端なものにならないだろうか
要塞線というのは1箇所でも破られたら、後ろに回り込まれておしまいなので。
スロヴィキンラインが数百キロにわたって全戦線で持ち堪えたというのが奇跡的(ウクライナの不味い戦力投入にも助けられた) なので、ウクライナが今から作って間に合うかはかなり疑問がありますね。
現実的には河川をベースに大きく後退してラインを引かねばならないでしょう。
突破されることに備えて全周防御前提に陣地を作ったりしますし、2・3線陣地や火消しの予備戦力も待機させますから、突破されたら即おしまいとはなりにくいとは思います。
ロボティネの後にロシアが2、3線陣地と予備兵力がいたので、正論だと私も考えます。
ただ、今のウクライナの余力だと「2、3線陣地と予備兵力」の確保が無理そうなので、Easy氏の言う通り、河川を国境線代わりに大きく後退する(全てではなく、それが効果的な土地で)しかないのではと思います。国力が限られる中では、選択肢がどんどん制限される印象です。
仰る通り、地形を生かすのは、現実的と思います。
地図の国境線は、一見すると複雑だったりしますが、地形を考えると現実的なのはよくある話ですよね(対象的なのがアフリカなど、人為的な国境線ですね)。
ウクライナ軍は、ドニエプル川南部の渡河作戦を行っていますが、防衛線をどこに考えているのか疑問に感じます。
ペレコプ地峡(クリミア手前)まで、本気で突破できると考えているのか分からないですが…
以前にも書いたことがあるけれど。素人がテキトーを言うと。
ロシアとベラルーシの国境に沿って対戦車壕を掘り、その土砂を使って障壁の土手を築いては。
壕は、山留めを掛けて垂直に2m落とし、底には浅く水を引いて泥濘地を作る。
鉄道と道路は遮断撤去する。土手は植林して障害とする。
何もマジノ線にする必要はないでしょう。これくらいならばそんなに資金はかからないのでは。
土手には火点を埋め、装輪車主体の機動軍を配置しても良いのでは。兵力に余裕もできます。
いずれ、この防御線の東は”アジア”と呼ばれるのでは(笑)。
初めて書かせていただきます。
マスコミも個人動画も勝ってる勝ってるという感じの大本営発表に危機感を感じて、調べていたら、ここにたどりつきました。
現状のウクライナの状況を考えると、スロビキン線のような長大な塹壕は難しいとも思いますが、可能であればロシア側も何らかの考えを持つのではないでしょうか?停戦はしやすくなるとは思いますし、停戦後に再侵攻も困難になるでしょう。
当初は、多くの人たちが首をかしげていましたが、有用性も含め、今後こういう形で塹壕が作られていくのが、意外にもこれからの戦争という感じになったのは、世界中で研究されるのではないでしょうか?
元々は質の高い軍事情報を知るために来た人が多かったんだけど
今じゃ戦場の真実を知るために来るのか…
そこまで古参ではないけど、時の流れってのは意外に早いもんだね
うーん軽く触れる情報はウクライナ大有利な情報…
もしくは木っ葉しの成果とも言えるか怪しいものを大戦果みたいに取り上げるニュースばっかりで、ロシア有利と捉えられる情報は基本的に許されないから仕方ない本当に仕方ない
まあ言う程ロシア優位でもないから仕方無い
今回のロシアの攻勢も今の所街一つ取られるかどうかって程度だし
欧米のウクライナ支援が滞ってるのも状況が膠着して緒戦程の危急存亡の感が薄れてる事の裏返しなので
包囲されているのは小さな街ではなく野戦軍です
プロホロフカやコルスンが激戦地として有名なのはそこが大きな街だからではありません
支援が滞っているのは南部攻勢が完全に失敗して同じ規模の攻勢をかける余力がもはや西側になく損切りが進んでいるからです
ならそれこそアウディーイウカは包囲された訳でも無いので
結局ロシアが成功した局面は物量に物を言わせた平押しなので奇襲的に後方を遮断とか出来てないからね
どちらも血を流しながらの消耗戦になってるので先に音を上げた方が負けっていう
どちらにとっても有難くない展開になってるのは確かだけど
アウディーイウカは既に包囲されていますよ
マリウポリのように完全に囲ってしまうことのみを包囲だと思っているのでしたら間違っていますから調べてみてください
戦術学における基本的な用語ですからそこを間違えられたままだとはっきり言って会話が成立しません
別に塹壕を作るのが意外ということは決してなく、朝鮮戦争の38度線も塹壕戦のまま休戦状態になり、そのまま現代に至っているわけです。
首をかしげる人たちの方がおかしい、無知であったわけです。
確かに少人数、小兵力のゲリラ、過激派相手の掃討戦、治安維持活動、遊撃戦では、塹壕戦にはならず、特殊部隊や空挺部隊の方が有利ですが、ロシア軍相手の大規模な戦闘がそれだけで済むはずはない、勝てるはずはありません。
日本軍の戦闘でも、八路軍相手の遊撃戦と、ソ連軍相手のノモンハン事変や、満洲侵攻では全く訳が違ったのです。
日本陸軍の関東軍も、満洲の東部に堅固な要塞を築いていましたが、せっかく編成した第一機甲軍のようなのも解散になり、戦車師団のような野戦部隊の主力をフィリピンに転用されると全く骨抜きになってしまい、簡単に一点どころか数点突破されてしまいました。砲弾も少なく、要塞に配備された火砲もすぐに弾切れになってしまったわけです。
まず始めに塹壕や要塞線は2014年からウ軍も露軍も建設しており新しいものではありません。
恐らく目新しいものと言えば、ロシアは要塞線の建築をアウトソーシングすることで合理化しています。
例えばスロヴィキンラインは、有名な”竜の歯”を含めトーチカ群などもあらかじめ建設会社などが作成したものを並べる形で作られました。長大な塹壕も人力ではなくロシアの建設会社が重機で建設した様子が多数テレグラムチャンネルにアップロードされておりました。
ウクライナもこれまで以上に、労働力と建設資材の動員に成功すれば軍のリソースを圧迫することなく「ハコモノ」の防衛施設をつくることは恐らく難しくありません。ウクライナは”まだ”労働力動員の余地があると私見ですが予測しています。(多数の前線行きを拒む人的資源があります)
問題は防衛ラインとは地上軍の侵攻に対して備えるものであり、空を飛ぶドローンやミサイルのようなスタンドオフ火力二対抗することができません。ロシアはこの分野で急激に進化しており、ウ軍は防空を始め対抗する能力が深刻に欠如しています。インフラ攻撃の威力は今日のような寒い日に暖房や電気無しで暮らす困難を思えば十分です。
更に悪いことに、ウクライナの命綱の西側の援助は先細りの見通しです。国家財政を完全に対外援助に頼るウクライナ社会は、あちこちでひずみが大きくなっていくでしょう
以上のことから、現状ロシアはそれほど前線を動かす必要もなく、ウクライナという国家の自壊を待つ戦略をとることもできます。事前構築された防衛ラインの有無は作戦レベル・戦術レベルに影響を及ぼすでしょうが、戦略レベルでのウクライナの苦境を救うものにはなりません。
事実上、領土の奪還を諦めて、停戦に向けて現実的な境界線を引くことにしたということかも。
強固な防衛線を引いて、ロシア側にこれ以上攻めても無駄だと悟らせることが出来れば、そこでらで停戦でしょうか。
スロビキン線が有効に機能したのも
ロシアの航空優勢と砲火力あっての話。
付け加えると、前線の電子戦でもロシア優勢
仮にウクライナが塹壕線を作っても
砲爆撃で更地にされ、いずれ突破されます
まさに、その通りだと思います。
最近、ウクライナ軍が押されているのは、砲弾の不足が大きくなった可能性があります。
それに加えて、今までウクライナ軍は砲撃と航空爆撃の劣勢を兵力の優勢で補ってきました。しかし、その強力な兵士の供給力に陰りが出てきたこともあると推測します。
この2点が根本原因ですが、それに対して要塞建設とは、ウクライナ軍には要塞線を張り巡らす予算と兵力があるのでしょうか。
ウクライナ軍は無視することもできず、中途半端になるのではないか。武田勝頼の新府城築上のような作用にならなければいいが。
確かに、アウディーイウカ南部のような強固な塹壕線ならロシア軍の砲兵優位があっても坑道爆破が必要になるくらい防御に使えることは証明されましたが、あのレベルの塹壕線を今から全戦線に構築、というのは厳しいかと。
他の方のコメントにもありますが、“まずどこから”を選ぶだけでも難しいと思います。反転攻勢の失敗のように、あちこちを同時にやろうとすると、全てがまた中途半端になりそう。
自分もそう感じた。
領土奪回を諦めたわけじゃないんだろうけど、現実的に今の軍事力でやれるかというと、難しいのかなってウクライナもなってきてそう。
政治経済が限界なのかもね。
まあ、反転攻勢がうまく行かず、逆に押し込まれると言う状況では、作らざるを得ないのでは?
前線の兵隊にしても、作らなかったら自分が吹き飛ぶ事になりますし。
中古のユンボやブルドーザーがいっぱいヤードに並んでるけど、デカい戦争が起きると売れていくものかと思ってたら違うのかな?
建機や重機は交換部品や消耗品手配が必要なので
ウクライナ側は距離の近い中東欧諸国のものを
ロシアは経済制裁の影響を受けない中国から手配しているかと
特に中国は不動産不況なので中古機は入手しやすいかと思われ、ウクライナ側も手を出しているかと
日本の中古建機も一昔前は節税買い替えとかで年数の浅いものが中古市場に出ていましたが
ここしばらくは地方の建設業の衰退と、現在の人手不足状態でちょっと厳しいです。
円安なので海外からの話もありますが、ここでも中韓との競合になっています。
ロシア軍は塹壕掘り専用の重機を
大々的に投入して陣地を作ってました
冷戦時代の遺物みたいな機械で
例によってForbesあたりが嘲笑してましたが
結局は愚直に仕事した方が勝つわけですな
ウクライナの徴収兵がシャベル片手に
人海戦術で塹壕掘って、砲撃に吹き飛ばされる頃
彼らがどんな記事を書くのか興味深い
似たような記事でロシア軍の現地改修を滅茶苦茶けなしてた癖にウクライナが同じことすると有効活用だのなんだの凄い褒めようだった
多分同じメディアだな
今年も暖冬だろうし、それなら敵の攻撃も緩む
今の内に塹壕戦の用意するのは普通かと
昨年ロシアがやってたみたいに
そりゃ無いよりはマシだろうけど、いかにもドロ縄で意味が無さそうという意見がここでも主流の様ですが。
作るにしてもドコの位置にどの程度というのがまず前提問題で「指示をした」から、数か月後にはハイ出来ました、とは行かない訳で。
この辺り、救国の国民英雄大統領もだいぶ地下壕の総統閣下度が進展しているような気が。
ても真面目な話、前線維持でヒーコラ言っている現状で、後方の陣地構成出来るような人員も資金も資材も「どっから持って来るんだ?」という素朴な疑問。
もしかして民間から女子供を徴発して、ヘルメットとスコップ持たせて寒風吹きさらしの凍った土地で塹壕掘りさせる愛国挺身隊でも作るつもりなんでしょうかねぇ?
もちろん愛国者なら完全無給の手弁当で喜んでやってくれるだろうから人員も資金も心配無用とか期待しているんでしょうが。
工事現場からブルやパワーショベルの徴発もするのかな?
それだけ戦線が固定化されてるのかと思った。
ロシアがじっくり戦線を構築してるのは既報だけど、裏を返せば拠点が固定化されてるわけだから、備えも場所を選びやすいし。
スロビキンラインの場合
ウクライナ軍がワグネルにお付き合して
バフムトで遊んでる間に完成されてしまった訳で
実際のところ、時間稼ぎに成功したのはロシア軍で
ハメてるつもりが、ハメられてた訳です
ちなみにロシア軍は冷戦時代の
塹壕掘り専用機械を大量に保有してるので
短期間にあれだけの工事ができました
他国では無理だと思います
むしろ現実問題としては,「今ウクライナ側が塹壕採掘車を出したらランセットで攻撃される」ことかなと。
去年ロシアがやってる時は,「そんな時代遅れの塹壕が役に立つわけない」と思われてウクライナ側の優先攻撃対象になりませんでしたが。
今からやると、塹壕採掘車は高価値目標扱いでガンガン狩られるようになると思いますね。
そしてその性質上、あの兵器は隠して動作させるのが難しく。
この要塞線計画、完成する頃には戦争が終わってるんじゃないでしょうか。
最近のウクライナ情勢を憂慮していたら、心労でハゲた。プーチン許さない
国際情勢には一切関係なく、全てはあなたの遺伝上の問題でしょうね
流石にこれはプーチンに同情する
円形脱毛症とかは、ストレスが影響することもあるようですね。
とにかく、お大事に!
えっ今から?!という突っ込みまちとしか思えない…停戦の障害にもなる命令ですね
ロシア軍が異様な速度で構築したスロヴィキン線ですが、他の軍で真似できるのか疑問になるほどの動員力と広域の計画です
またも政治が非現実的な命令を出したという例でしょうね…
時すでに遅し。
反攻用の兵力が揃った(足りないけど)時点でこれを予備とし、守勢を継続して防衛線を固めたほうがよかったんじゃないかな。政治的に厳しいかもしれないけど、延期が続いて「このまま実行されないのでは?」という見方もあったと思うから、伸ばしに伸ばしてなんとか有耶無耶に。
集めた予備を見せ球にして、反攻を発動しない代わりに現在の線で停戦。バフムトの失陥は容認してロシア側の面子を立てる・・・
ウクライナの問題点は、同盟国・友好国が周辺にないため(ロシア・ベラルーシなどと手切り)、今の人口・予算で国土を守り切れるのかという点ですね。
ウクライナ戦争により、ロシアの占領地が増えた結果、境界線の長さは大きく広がっています。
軍事動員・人口流出の中で、そもそも労働力が賄えるのかという根本的な問題があります。
ウクライナの被害は、ソ連時代の防空壕が遺産となっているため、かなり人的損害が抑えられてきました。
日本も他人事ではなく、戦争前に準備をする重要性を感じますね。
結局、つらつら考えるに。
この「要塞で守ってからカウンター」ってのは国力で大きく上回るロシアがやるから意味があるのであって。
守勢に回ったウクライナがやったところで、せいぜい膠着した38度線の再現にしかならず。
しかも両軍の塹壕線の位置で国境確定してしまうようなものですから、ウクライナの戦争目的である全土奪還には程遠く。
かつ、停戦しても紛争状態が続きますからNATO加盟は断られ。
さらには生産力の高い東側4州を取られた上に東欧EU諸国と流通問題と穀物問題で対立まで引き起こして、EU加盟の障害はさらに高くなり。
このままでは何一つ得られずに大損しただけで終わってしまうような気が。
仰る通りで、全面的に同意します。
ウクライナには、戦争により疲弊で、外交の裏付け(国力)も消耗し切っていますからね。
ウクライナの人口は、30年間で3分の1~5分の1減少する見通しが出ていますからね。
人口推計は、出産適齢期の人口・子供の人口・平均寿命で推計しやすいため、大規模なベビーブームでもなければ確実でしょう。
EUは勿論の事、人口減少国で紛争地帯を引き入れる事は、メリットがないので現実的ではありません。
極端な話ですが、TPPに入れてくれと言っても、なんだかんだ理屈をつけて(国有企業改革・汚職問題・知財問題・他国の農業保護など)何も進まないでしょうね。
ロシアじゃ八人の子供を産めというお達しが出たそうで
なんかウクライナは自分が言ってることをロシアもいってるか、ロシアだけが言ってると
大本営発表してるように見えるんだが
結局、産めよ増やせよになってしまいますよね…。
ウクライナの問題は、海外避難者(若い女性・学生・子供)も、帰化せずに帰国してくれるのかどうかでしょうか。
戦時中・徴兵対象者に、男女・子供(成人後)がなっていく事を考えれば、帰国に二の足を踏むのは自然な話と思います。
ウクライナ国内の生産年齢人口も、欧米で働ける人間は、戒厳令が終われば流出していくでしょうね(出稼ぎも兼ねて)。
遅レスになってしまい恐縮ですが、避難民に与えられている在留権は
そこまで期限が長いものでしょうか?終戦までは無条件で更新できても
それ以降もその国に居るにはどこかのタイミングで就労ビザ等への
切り替え又は帰化の手続きを要求されると思うのですが、恐らくは
どこの国でもそれなりに高いハードルを課せられると思います。まあ、
現地人と結婚するとかすれば容易く国籍が得られるのかもですけど。
戦争に負けるって事はそういう事なんでしょう。
そういえば路面凍結……
間に合いそうなのは親切な方々が大量にくれた地雷だけかー
もうこうなったら、現実を見て天然の防衛線であるドニエプル河の左岸の守りを確り固めろよ。
ヒトラーはここすら守れなかったから翌年のバグラチオン作戦で壊滅した。
同じ轍を済むなウクライナ。
指導者が要塞に頼りだす時というのは人的資源に不安が出てきた時と相場が決まっています
マジノ線もそうでしたし、スロヴィキン線も政治的に動員に踏みきれないロシアの苦肉の策でした
今のウクライナもそうなんでしょうね
要塞って実際のところどうなんでしょう?
イゼルローンよろしく取られてしまえば相手にとっては都合のいい陣地になってしまいますし
記事を読むと、マジノ線のような恒久要塞ではなく、塹壕・地雷原・防御陣地・対戦車障壁などの野戦障害施設や陣地のようですから、占領後に再利用できそうなのは塹壕くらいでしょう。
地雷原もちゃんと通路を確保しないとそこから前進出来ませんし。
緊要地形に防御線を築けと言ってるだけで解説記事にもある様にマジノ線の様な
恒久要塞を目指しているわけではないでしょう.
「要塞」って言葉を使っているのはロシアに対するはったりです。
もし停戦が実現出来たらそのラインが停線ライン(事実上の暫定国境線)になりかねないので
固定化された防御線をあまり作りたくはないのでしょうね
侵略者であるロシア、プーチンの目標を達成させないためでしょう
攻勢が頓挫したウクライナが次の攻撃を行うまでには明らかに時間が必要ですが、その間もロシアはジワジワと攻勢をかけています。このまま押し込まれればドニエプル川という天然の要害まで押し出されてしまうような事態もいずれはあり得るでしょうが、一度自然の地形で境界線が決まってしまうとそこを超えて再度の攻勢をかけるのは非常に困難です。であればこその防衛線構築ということなのでしょう。しかし、工兵リソースが不足して攻勢を失敗させてしまった国の軍隊がそんなに急に土木リソースを捻出できますかね…。しかもベラルーシ国境にも作るとなると、側溝1本通すだけでもえらい大事業になっちゃいますが本当に大丈夫でしょうか。
昨日観ていたBAM鉄道の件ですが。
セベロムイスキートンネル内での爆破の後、
今度は同トンネルの迂回線で更に爆破があったとのこと。今度は鉄橋だそうです。
やはりこの国(ロシア)を弱らせるためにはシベリア鉄道を壊すのが効果的でしょうか。
次には油田からのパイプラインが狙われたりして。
多分、ロシアのスロヴィキン線が成功しているのを受けて構想をパクったのだろうけど、ロシアにはBTM-3、BTM-4、MDK、PZMと言った塹壕作成用の工作マシーンを大量に保有してるから出来る芸当であって、一般的な土木機械じゃ簡単には行かんよ
BTM3は1970年代の古い機械なんだけど、塹壕、側溝を掘るのに特化してて1時間で深さ1~2m、幅約1mを800m以上掘ることが出来る。
古い古いと小馬鹿にしてる人も多かったけど、普通の土木機械だと1000万クラスの大型ショベルでもここまでのスピードは出ない
ウクライナも同じものを持ってますが
数が全然違いますからね
老人兵にシャベルを持たせて
人海戦術で塹壕掘りでしょうか
まともに塹壕掘ってるかも怪しい、と言う感じですね
小規模な20~30m程の小さい塹壕はよくあるのですが、ロシア軍のような大規模な塹壕はあまり見当たらない印象です。
マウリポリ、ソレダール、バフムト、まさに激戦のアウディーカを見てて思うのですが、ウクライナってやたら要塞化された施設の放棄を嫌うんですよね、重要なのは分かるけど包囲されてどうにもならなくなるまで放棄させないのはね、実質殿は全滅だし
生還者が多数出て不利を宣伝されるよりマシと考える方々には都合が良いので、わざとこういう事をやってるのか?とも疑っていましたが、単に設営能力の問題なのかもしれません。
そもそもアウディーカ郊外に展開してたウクライナ軍が少数のミニショベルとスコップで塹壕掘らされてるんですが、こんな事言ってる場合なんですかね
コマツが本気だしてくれるさ
商機だね。
ロシアにも売ろう
本気で作ればそりゃ良いものが出来るでしょうが、多分3年以上かかりますし、1台数億円になると思います。
ロシアの塹壕採掘車ってかなり狂ったスペックがあり。戦車並みの数百馬力のエンジンパワーと不整地走行力があり、連続採掘方式で1メートルの深さを10時間掘り続けるというなかなかのモンスターマシンです。
型番のBTM-3 やBTM-4から伺えるようにロシアでも何度か改良されているところを見てもおそらく製作設計に独特のノウハウが必要なタイプの機械です。
市場でコンスタントに売れるなら高性能の機械を作れるでしょうが、市場性が無いとなると砲弾の増産を誰もしないのと同様、本気で腰を据えて作ることにはならないでしょう。
個人的にはやって遅いはないから早くやった方が良いとは思いますが、どうにも昨年からの冬の攻勢の時に防衛線を構築出来てなかったのが痛い印象はあります。
あとは、ベラルーシの今ののらりくらりしてる様子的にはベラルーシに防衛線を引くのは後回しでも良いのだろうとも。
スロビキンラインが引かれた際に異様に過小評価されてたのは当時でも疑問だったのでこの点は他の人と同じ気持ちです
欧米がそろそろ切り上げたいと考えてるなら積極的に防衛線建設に協力しそうなもんですがそういう動きもなさそうで
どうするつもりなんでしょうね
支援打ち切り=停戦ではなく、支援打ち切ってあとは勝手にどうぞというパターンもあるのではないでしょうか
支援打ち切りを理由に降伏するのも玉砕するまで続けるのもウクライナの自由で内政干渉はしない
西側の反露派にとって重要なのは、ロシアの弱体化で、ウクライナの存続ではないので、ウクライナを存続させるための支援はしない可能性があります
ウクライナが存続する場合は、復興支援しないといけなくなるので負担が大きいんですよね
「ロシアから離れたい?離れられない? なぜ揺れるモルドバ?」って検索すると、現在のモルドバで起きてる親欧米派と親露派の口論の内容が書かれてますが、
ウクライナでも発端は同じで、現実を見ていて恩返しをできるのが親露派で、現実逃避して恩を仇で返すのが親欧米派
西側の一員に加えたら、矛先がロシアから西側に変わるでしょうから仲間に入れても不利益にしかならない地域です
それはそうとロシアへの弱体化に利用するための支援はする(勝たせるとは言ってない)ってのがこれまでの経緯ですね
もうロシア弱体化は達成したから支援打ち切るか、まだ弱体化が必要だから支援継続するか
そんなことしてる西側が一番の悪だといわれるとその通りかもしれない
防衛線を建設するのはポーランドやバルト三国の国境になるのではないでしょうか
このまま10年戦争の様相を呈して来たら、ロシア帝国は応仁の乱後の守護大名のように、しょぼくれてきそう
ウクライナはまだまだヤル気でゼレンスキーが停戦を受け入れたら国民は許さないそうだ
南ベトナムというさんざん支援されたけど捨てられて東側に併合された地域がありましてね。
南ベトナムは、韓国軍の虎部隊だかが親米の村を焼き討ちし、文字通りのベビーキラーをやって、ベトコンの増員支援をしたので例外感がある。
たしかゴダイの大虐殺とかが報道されているが犯行の一部でしかない。
何を支援したのだろうか ?
当時、本多勝一が南ベトナムの各地を現地取材をして本を出していますが
韓国軍統制地域は米軍や南ベトナム軍の統制地域よりも治安が良く規律も高かったと高評価していましたね
真偽の怪しいネットソースしか掘らない人には意外かもしれませんが
本多勝一のような反米親北親中のジャーナリストが憎きアメリカ帝国主義の手下の軍隊を高評価していたのですから
貴殿も率直に韓国軍を高評価すれば良いと思いますよ
あんまりウルフリックさんと言い争いたくないです。
ネットソースかもしれませんが、ハンギョレ新聞や、南ベトナムに現地に行った人を取材した高英起さんの記事で見ました。
言いたいのは韓国軍の話ではなベトナム戦争で連合国軍が南ベトナム人を迫害してベトコンを増やしたことです。
その一番顕著な例が虎部隊だとされているので例に挙げました。
米軍が行ったそれは、より大人しいので、分かりにくいかなと。
南ベトナムは特殊でウクライナ戦争とは違うと言いたかっただけです。
あとソースは示せないですがNHKのBS1でよく夜に放送している海外ドキュメンタリーでベトナム人から証言をとっていた海外のドキュメンタリー番組で凄惨な状況の証言がありました。
フランスかBBCかそれともベトナム人監督のドキュメンタリーか覚えていません。
その中でベトナム人が、韓国人に恨みを買うようなことをしていないのに、なぜこんなことをしたのかと言っていたと思います。
ウクライナ人も、たしか、そんなことを言っていましたね。
酷いはなしではありますが、戦争では、そんな恨み言を言ってもしょうがないのかもしれません。