ゼレンスキー大統領は14日夜「ロシア軍はバフムート近郊よりもアウディーイウカ近郊で、より早いペースで、より大規模に兵士と装備を失っている。アウディーイウカ近郊でロシア軍が破壊されればされるほど戦争全体の流れが敵にとって悪くなる」と主張した。
参考:Зеленский об Авдеевке: от количества российских потерь будет зависеть ход войны
参考:Більше ніж під Бахмутом. Барабаш розповів про втрати росіян на Авдіївському напрямку
参考:Что происходит в зоне СВО: хроника за 14 ноября
予備戦力の供給能力が対等なら「有利な防御側で損失を与え続ければ流れが変わる」という主張も頷ける
ゼレンスキー大統領は14日夜の演説で「ロシア軍の攻撃は特にドネツク方面で非常に激しい。ロシア軍はバフムート近郊よりもアウディーイウカ近郊で、より早いペースで、より大規模に兵士と装備を失っている。この猛攻に耐えるのは極めて困難だ。この地域で戦闘任務を遂行する兵士に最大限の感謝を捧げたい。アウディーイウカ近郊でロシア軍が破壊されればされるほど戦争全体の流れが敵にとって悪くなる」と主張。
アウディーイウカ軍政当局のバラバシュ長官も「敵は7,000人~8,000人が負傷し、最低でも3,000人~4,000人は死亡した。この地域の損害はヴーレダーやバフムートの損害を上回っている。装備損失の数については様々な数字があり、200以上の装備を失ったという報告もあれば、400以上の装備を失ったという報告もある。私は後者の可能性が高いと思っている」と述べ、両者とも「ロシア軍に損失を与え続ければ何れ流れが変わる=損失に耐えきれなくなり攻勢が止まるという意味」と示唆したものの、これまで戦場で起こったことを加味するとウクライナ側の主張を鵜呑みにするのは難しい。
損失は攻撃側のロシア軍よりも防御側のウクライナ軍の方が少ないと思われるが、確実にウクライナ軍も相応の損失を被っており、予備戦力の供給能力が対等なら「有利な防御側で損失を与え続ければ流れが変わる」という主張も頷ける。
しかしザルジニー総司令官は「ロシア軍を消耗させればプーチンを止められるという思い込みは間違いだった。ロシアは少なくとも15万人もの戦死者を出し、これほどの犠牲者が出れば一般的な国は戦争を止めていただろう。しかしプーチンが想定している(消耗戦の規模)は数千万人を失った世界大戦レベルだった」と述べており、セベロドネツク、リシチャンシク、ポパスナ、ソレダル、バフムートでも「ロシア軍は莫大な損失を被っている」と主張して結局は押し切られている。
ロシア軍が今回の攻勢に予備戦力をどれだけ積み上げてきたのかは不明だが、西側基準ではなくロシア基準で「攻勢を維持できなくなる損害(これがどの程度なのは不明)」を与えないと前進を止めることは難しく、もしバフムート並の損失をロシア軍が覚悟(許容)しているなら「大きな損害を与えたのに拠点を失ってしまった」という残念な結果が繰り返されるだけだろう。
因みにアウディーイウカ方面の状況についてロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは14日「小さな成功があった。敵はステポヴェや高台近くの施設から撤退した」と報告し、両拠点がグレーゾーンに移行したと主張しているが、ウクライナ軍がステポヴェや高台近くの施設から撤退したことを示す報告や視覚的証拠は見つかっていない。
但し、ロシア人ミルブロガーのNGP RaZVedkaが主張していた「ステポヴェ近郊のダーチャ占領」は、ウクライナ軍がⒶのロシア軍陣地を攻撃する様子が登場したため「事実である」と裏付けられ、高台とコークス工場の間=Ⓑでウクライナ軍がロシア軍兵士を攻撃する様子、高台近くの施設=Ⓒがロシア軍の砲撃を受けている様子なども登場し、アウディーイウカの北側ではじわじわと状況が悪化している。
アウディーイウカ南部についても「ロシア軍が市街に突入した」とSNS上で話題になっているが、これは事態を大げさに表現しているだけで決定的な動きではない。
この全ては元々のグレーゾーンでの交戦なので工場地帯の防衛ラインは突破されておらず、この地域からウクライナ軍が後退したと示す報告も視覚的証拠も登場していなため、今のところアウディーイウカ南部の守りは破られていないと考えるが妥当だろう。
Clashes continue on the southern front line of Avdiivka.
Video came from the southern front line for the first time in a long time. The video shows at least 2 Russian tanks/IFVs opening fire on Ukrainian positions.
There is no visible change on the front, they continue to open… pic.twitter.com/VG3oD2njts
— Barracuda (@BarracudaVol1) November 13, 2023
アウディーイウカ南部は北部と異なり「強固な防衛ライン(ロシア軍が坑道戦術を用いるほど攻略が困難)」が構築されており、守りの薄いクラスノホリフカ方向の突破が現実味を帯びているため、この方向から無理に突破を図る必要性はないはずだ。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
バフムートでワグネルに凄まじい損害を与えていた時も似たようなことを言い、結果は現在の厳しい状況です。
はっきり言って、全く説得力の感じられない主張ですね。
損害を与えているのは事実なのでしょうが、ロシアはウクライナを物的資源・潜在的人的資源において上回っており、西側の支援が細っている以上、このまま消耗戦を続ければ先に力尽きるのはウクライナである可能性が高いでしょう。そして、これをロシアは完璧に理解しているからこそ、戦争をやめる気はないのでしょうね。
損害比や損失数なんて負けた側の言い訳に過ぎないですからね。
嘗ての硫黄島の戦いも、米軍の方が被害は大きかったですが戦いには勝っています。
アレキサンドロス3世のバビロンで病死
ヒットラーの自殺
毛沢東の病死
スターリンの脳卒中
カダフィの射殺
サダムフセインの処刑
早くプーチン地獄に落ちないのかな。
ゼレンスキーがここまで強気だとバフムートの再現になる気がしてきた
ウラヌス作戦みたいにロシア軍を包囲しただの、大統領選までに占領しろと命令が出ただの、戦勝記念日までに占領しろと命令が出ただのと怪情報が出回ることになるだろう
ナチスドイツの独ソ連戦、大日本帝国の太平洋戦争も、初戦で多数を撃破したため、似たような感じだったのでしょうね。
国力が圧倒的に上ならば、戦時体制を整えていけば、人的資源と部的資源で圧倒されていく事になります。
例えば、ロシアの戦時生産は、年産戦車800両程度と現在言われていますが、日本は9両(2023年10式)ですから、1台当たりの価値・使い方が違うのが分かりやすいと思います。
昔のアメリカは、週刊護衛空母・月刊正規空母みたいにネタで言われていて、大日本帝国海軍と国力差を比較されていましたね。
ゼレンスキー大統領・政治指導部の認識が甘ければ、アウディーイウカなどの前線部隊は要塞陥落するまで戦わされて、すり潰され全滅してくのでしょうね(相手に与えた損害が大きいから、政治的な目標達成と勘違い…)。
兵士の家族が、デモを起こしていましたが、兵役中のベテラン兵士が報われない状況だと感じてしまいます。
同意です。
どこだったか、要塞戦などの初歩的な損害と戦力比を紹介していたサイトで説明を見ましたね。
兵士・装備・砲弾数などの鉄量を合計した「戦力」で仮に
守備側100 VS 攻撃側500 だと戦力比は1:5
この状態で交戦が続き、守備側が2.5倍の効率で敵を倒せたとした場合。40を失う頃には
守備側60 VS 攻撃側400 の時点で戦力比は1:7程度
ここで、守備側に大規模な援軍や装備の補充、弾薬の補給がない場合やがて
守備側20 VS 攻撃側300 の時点で戦力比は1:15に悪化 ⇒ 陥落or撤退
実際はここまで保たず、いくら士気が高くても守備側40を下回る頃には総崩れになる、だったかな?
地形や補給線など様々な要素が絡むので、一概には言えないとはありましたが、アウディーイウカは既に補給線が一本だけで、航空優位はロシア側にあり、高台を取られたため砲撃優位もロシア側、兵士の数もロシアが多い。
この状況でのゼレンスキーの主張は、現実が見えていないというか、自分の都合の良いことしか耳に入らなくなっているのでは。
仰る通りです。
戦力の2乗が攻撃力という見方もあり、単純なキルレで考えるのは、ゲームの世界か地域紛争だと感じています。
ゼレンスキー大統領の政治指導が、適切なのかどうか、仰る通り怪しいと感じています。
ザルジニー総司令官など、軍を預かる者の具申が、どの程度通っているのか気になっています。
ウクライナの戦争指導も、政治主導が強すぎる事は、明らかになってきましたね。
「国力が圧倒的に上ならば」ですがね。
国力人口2ケタ違ったフィンランド相手ならともかく、ガザ地区とイスラエルの人口比と同じ4倍程度しかないロシアが、戦時体制を整えてもウクライナを人的物的資源で圧倒するのはまず無理でしょう。
1人でも多くの露人を道連れにして玉砕しろとワシントンから言われてるのかな。
無謀な攻勢で犠牲を出しても得をするのは敵だけだろ。
アウディーイウカのロシア軍は約4万って読売で出ましたよそれで1万の損害、ロシア軍は崩壊してアウディーイウカは危機を脱しているはずでは。
オオカミ中年
厳密にはアウディーイウカの攻勢主体はDPRなので、ロシア軍本体に対するダメージをそこまで与えられるかは疑問ですね
バフムトで消耗したのもロシア軍ではなくワグネルでしたし
どちらかというと消耗戦でウクライナの兵力が着実に削れていく方がダメージが大きいのではないでしょうか
DPRの司令官から一兵卒にいたるまでアウディーイウカを絶対に落とすという鉄の意志を感じる。
単に政治的理由でプーチンに命令されたからという理由でここまで犠牲出して戦えない。
プーチン大統領のためというよりは、ロシアのためにという意識が強いんでしょう。職業軍人としては理想形だとは思いますけどね。いちいち個人の感情を優先するような兵士じゃないから、前線で主戦力として扱われる訳で、その点はウクライナ軍のみならずアメリカや中国も同様でしょう。
DPRの兵士にとっては、アウディーウカはドネツク市に一方的に砲撃をかけて市民を殺してきた「キエフの圧政と暴虐の象徴」です。
ロシアに命令されて、ではなく。ドネツクの人々を助けるためにロシア軍が来た、という構図ですね。
少なくともDPRの兵士はそう思っている上に,実際にアウディーウカからは砲弾が飛んできて自分の生まれ育った街が破壊されている。
この状況ではロシア側にも十分な正義があるわけでして、こういう時の民兵は強いですよ。
言ってることは正しいとは思いますが、バフムトも含めて最終的には拠点を奪取されているというのが事実である以上、『まあ、そうですね』という感想しか出てこない。
先日、ウクライナ・アメリカ軍の間で冬季中の攻勢について話し合いが実施されたみたいですし、ロシア軍の動きに合わせた対応が出来るのか?ゼレンスキー大統領の強気発言は横に置いておいて、膠着状態が動く可能性がありそうですね。
降雪・初冬雪解け泥濘も始まりそうですし、F16が来るまでロシア軍の進軍を遅らせればいいでしょう・人口からするとモスクワ公国がキエフ大広告を押し切るかもしれませんが。
軍事ブログ、航空系なので細かくなりますが。
ロシア航空部隊の活動が、不活発だったことの裏返しになります。
旧ソ連は、野戦部隊に防空部隊を随伴させています。
防空コンプレックスを形成して、各種高度を複数対空火器でカバーしています。
F16が、ウクライナに渡されたから、すぐ突破できるものではないんですよね…
むしろ、AWACSや電子戦航空機のバックアップ、衛星などの通信システム、初動の防空システム破壊などの組み合わせが、F16を強化しています。
一言でいえば「まだそんな寝言を言ってるのか、偉大なる国民英雄閣下は」ですな。
確かにロシア側の損害は出ていますが、復元力としての動員数が既に壊滅的な水準まで落ちているのが明らかなウクライナ側が「消耗戦」を自ら望むのは自殺行為でしかないのに。
思想がじゃなくて、立ち位置がヒトラー的になっちゃっていますねえ。ゼレンスキーは。
バフムト防衛に固執して
時間とリソースを失ったのも
反転攻勢の成果がない一因
また同じことを繰り返そうとしている
ザルジニーは撤退を具申したようですが
大統領の死守命令って
どっかの戦史で聞いたような話です
うーん、戦況図を見る限り完全にバフムトの再現になってる気がします。
このまま包囲を閉じずに南東部から平押しが始まったらロ軍の勝ちパターンですよね。
大統領の死守命令をほのめかす言も含めて何もかもに既視感を覚えてしまいます。
>>この猛攻に耐えるのは極めて困難だ。この地域で戦闘任務を遂行する兵士に最大限の感謝を捧げたい。アウディーイウカ近郊でロシア軍が破壊されればされるほど戦争全体の流れが敵にとって悪くなる
沖縄戦の頃の大本営が考えてたことと同じだな
一撃講和論を唱えていたのは比島決戦までで、沖縄戦の頃はすでに軍部も政府も沖縄は本土決戦までの時間稼ぎとしか捉えてなかったから、
今のウクライナ大統領よりは現実が見えてたよ
外国の協力なくしてウクライナは継戦できない。
そしてその外国で大きな役割を果たしていたアメリカでゴタゴタ。
ここが決着するまでは当面装備が劣る中でもなんとか足止めしなければいけない。
ってことで国民の厭戦感情を抑え、高揚させるためにはなりふり構っていられないんでしょうね。
ただゼレンスキー大統領の強気を装った発言は停戦も意識してるんじゃないかと個人的に思ってます。
徹底抗戦の姿勢を見せれば少なくとも現状の戦線で停戦できる。
消耗抑えながら撤退を始めたらアメリカが落ち着くまで、最悪次の大統領選が終わるまで領土を削られかねない。
停戦は現実的ではないですね
ウクライナだけの意思で選択できるのは無条件降伏だけで、停戦や条件付きの降伏はロシアの同意も必要になります
ロシアがこのまま続ければ勝てると確信している状況では無理です
ロシアの提示する停戦の条件は開戦前から一貫して無条件降伏に等しいので、ウクライナがそれを受け入れないなら停戦できません
「いつ」無条件降伏するかってのがウクライナのもってる唯一の選択肢
絶対に勝てないとなれば撤退するかもしれませんが、続ければ勝てそうって状況で損害気にして撤退はありませんよ
今すぐ降伏してくれれば損害がなくてありがたいけど続けるつもりなら別に構わんよってのがロシアの本音でしょうね
停戦するかしないか決めるのはロシアのほうです
現在の戦線で停戦なんて条件では無理ですよ
ウクライナによる壮大な情報戦で無い限り、直近のザルジニー総司令官のインタビュー・寄稿内容のほうが信じるに値すると思います
言いたくは無いですが、ゼレンスキー大統領の発言はここしばらく(表現は悪いですが)嘘だらけのように思えてしまいます
現場は事実を認識してもっと支援をくれと言っているのに、政府は調子のいい事を言い続ける…非常によろしくない状況としか
台湾沖航空戦の「大戦果」で作戦変更したようにしかみえない
アウディーイウカよりバフムトの方がホットスポットだからそっちに目を向けた方がいいぞゼレちゃん
終戦後には『ゼレンスキー 最期の12日間』みたいな映画作られそうだね
西側との関係が壊滅的にならなければ、その前に脱出して亡命するでしょうから最期にはならないでしょうけどね
仮に共和党のアメリカが断ったとしても欧州の人権重視の国などもありますからどこも受け付けない可能性は低いでしょう
ロシアからしてもゼレンスキーなんてどうでもいいので追いかける価値もない
西側は正義方向にも悪方向にも過大評価しすぎなんですよ
日本との関係改善を求めていたのに、支持率下がったら掌返したように反日ブーストする韓国大統領のウクライナ版ですよ
支持率下がるまでは、前任のポロシェンコと違って融和を図ったのに支持率下がったら支持率稼ぎ優先で反露ブースト開始
実態はこれなのに英雄扱いしたり歴史に残る大罪人扱いしたり過剰すぎる
結局支持率回復もせず次の大統領選挙で落選確実だったのにそんなのに顔真っ赤にするロシアも大人げないね
本物の反露政権が復活する前に片付けようとしたのだろうか?
ブラックコメディー映画
「国民は僕~または、コメディアン閣下はいかにして国民の命を気にしなくなったか~」
というのが浮かびました。
ロシアは貴重な航空戦力を、ほとんど失っていない。そのため、いくら陸上戦力を失っても、いくらでも立て直しが可能だ。
また陸上戦力で多大な損失を出しているといっても、囚人兵や少数民族の割合が高い。そのためロシア政権のダメージは、今のところ極めて軽微だ。
むしろ航空戦力の有効的な使い方を学んだため、ロシア軍は強化されたといってもいいのではないだろうか。つまりロシア航空宇宙軍が経験値を積めば積むほど、航空戦力の乏しいウクライナ軍にとっては不利になって行く。
仮に今回の攻撃をしのぎ切れたとしても、またロシアは使い捨ての兵をどこかから集めてくるので、キリが無い。そして後方を爆撃されている以上は、やがては前線は耐え切れなくなる。
この状況を突破するためには、航空機に対する対策をなんとか立てるしかないのだけど、それは今のウクライナ軍にとっては不可能に近い。だから手詰まり状態だ。
ご自慢の特殊部隊で破壊工作やってもらいましょ()
どうですかね。
機体や部品の補充が効かないなら、戦場の投入期間が長くなるほど航空自滅戦になるよ。損失が累積することもさることながら、出撃を繰り返すこととで機体寿命が短くなるし、機体部品の消耗が激しくなる。
ロシア空軍の活動が不活発だったのはそれを嫌がったからじゃないの。
可能性はいくつか考えられますが、ロシア空軍内の実情がわからないのでなんとも言えませんね
1) 機体・部品について国内で生産できる目処がついた、あるいは密輸ルートが確立した
元々航空機は機密の塊なので、ほとんどが自国生産品です
キャノピーの素材など高品質が求められる部品が経済制裁で生産できないと見られていましたが、これらが解決している可能性があります
2) ある程度の損耗・消耗を許容した上で、空爆を積極的に行うほうがメリットがあると判断した
バフムト・南部攻勢への対抗・クピャンスク・アウディーイカなどの明らかに力を入れている箇所で積極的に空爆を行っているため、そういう判断を上層部が下した可能性
3) その他
長期戦を視野に入れているように見えて、実は年内の決着を狙っているなど…?
アウディーイウカだけが危ないのでは無いと思うのだけど。
何かを掴んだのかな、それとも、米国から何らかの動きがあったのかな。
流れが変わる(変えられるとは言っていない)
バフムト防衛や南部反攻の時も流れ変わると言ってなかったか
そうでしたっけ?うふふ…
ロシア軍も決して楽では無く、現在投入されている兵力が使い潰されると徴兵を最前線に投入し攻勢の度に徴兵も大損耗を繰り返す展開になる。WW2とは違いプーチンはあくまで「特別軍事作戦」であって戦争ではないという政治的制約の上で戦争を運営している。
スターリンとは違いプーチンはウクライナ戦争中でも選挙をしなければならない。
情報統制下での独裁国家と言っても民意を完全に無視することは出来ない。
徴兵を投入せざるを得ない状況になった時にプーチンは重大な政治的決断を迫られる事になるし、クーデターリスクも無視できなくなるだろう。
ゼレンスキーも追い詰められているがウクライナ人はこの戦争をロシアとの「全面戦争」であり、ロシアの支配を阻止するための戦争だと理解していて、その上で多数派は戦争継続を望んでいる。
仮にゼレンスキーが退陣しても新たなウクライナ政権は総力戦を指導する事になるのはほぼ確実だろう
仮にロシアが今ウクライナに展開している兵力が1人残らず死に絶えたとしても未だ予備役が数百万人いるわけで、彼らに追加招集がかかるだけで埋め合わされてしまい、徴兵の投入なんてそれを何回も繰り返した後でようやく見えてくる何十年先の話だ
あと選挙があって民意を無視できない政治的制約で戦争を戦わなければならない独裁国家?
書いていて苦しいと思わないのか?
バフムートの再現になるなら良いな。
また1:5でロシア軍が削れる。
バフムトの後の時みたいにウクライナ軍が再度攻勢かけるのかな。
その時はF16でガーキンが言う通り航空支援有りの本物の諸兵科連合戦術ができるのか?
でもロシア軍4万とすると8千人ウクライナ軍が死傷するのは痛いな。
残念ながら、バフムトの時の1/10しか砲弾が無く、現場から悲鳴が上がっていますよ。
なので本来バフムトよりも堅固なはずの要塞なのに,歩兵に取りつかれて前哨陣地が陥落しているわけです。砲撃で追い払えないんですね。