ウクライナ戦況

ロシア軍はA-50を下げざるを得ない、その分だけ前線上空の認識力が低下

米ディフェンスメディアはA-50撃墜について「貴重な機体が失われたことより重要空域へのアクセスを失ったことの方が問題だ。撃墜リスクはA-50やIl-22Mをウクライナ支配地域から遠ざけ、失った距離の分だけインテリジェンスや指揮統制の質が低下する」と指摘した。

参考:Живучий гад. Российский Ил-22 “дотянул” до Анапы, но восстановлению не подлежит, – Воздушные силы
参考:Claims Swirl Around Possible Shoot Down Of Russian A-50 Radar Jet (Updated)

前線上空の戦いにおけるロシア軍の優位性が幾らか失われるかもしれないが、問題は再現性があるかどうか

RBC-Ukraineは「14日午後9時10分頃にアゾフ海に面したザポリージャ州キリリフカ地区でA-50が撃墜された」「A-50はレーダーから姿を消して無線の呼び出しに応じなくなった」「Su-30のパイロットが墜落して炎上する航空機の存在を確認した」と、さらに「アゾフ海に面したヘルソン州ストリルコヴェ地区で任務に就いていたIl-22Mも被弾した」「同機はアナパへの緊急着陸を計画して救助や消防車を無線で要請した」と報じ、この関係者は「Il-22Mのパイロット」と「アナパの管制官」との会話を傍受したデータを提供。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍のザルジニ―総司令官も15日朝「ウクライナ空軍の兵士らがA-50とIl-22Mを破壊した」と発表したが、アナパに緊急着陸したと思われるIl-22Mの画像(損傷した機尾や尾翼を映したもの)が登場、これを受けてイグナト報道官は「Il-22Mはアナパに辿り着いたようだ」「本当にタフな野郎だ」「Il-22Mの損傷は見ての通り回復不可能なので目標が破壊されたことに変わりはない」「機体は燃えて乗組員の中には負傷者がいる」「200(戦死者を指す隠語)であることを願っている」と述べた。

今回の迎撃で破壊されたA-50は早期警戒管制機、Il-22Mは指揮統制機で、米ディフェンスメディアは今回の戦果についいて興味深い視点を提供している。

出典:Alex Beltyukov/CC BY-SA 3.0 DEED

“A-50はレーダー能力(大型目標なら約600km、戦闘機サイズの目標なら約300km、巡航ミサイルサイズの目標なら約200km)を最大限活かすため後方空域の高高度を飛行し、低空飛行で移動するウクライナ空軍機やクリミアに向けて発射される巡航ミサイルや自爆型無人機をいち早く検出するのに重要な役割を担い、戦闘機や防空システムの指揮統制や状況認識も行っていた”

“ロシア軍が保有するA-50は10機程度だ。運用状態な機体も半分しかないと考えられえているため1機でも撃墜すれば大きなポイントになる。指揮統制と無線中継を提供するIl-22Mも数が限られているが、今回の結果がもたらす最大の問題は「貴重なA-50やIl-22Mが失われた」ではなく「A-50やIl-22Mが重要空域へのアクセスを失った」という部分にある。つまり「撃墜リスク」は価値の高いA-50やIl-22Mをウクライナ支配地域から遠ざけ、失った距離の分だけ提供するインテリジェンスや指揮統制の質は低下するしかない”

出典:Dmitry Terekhov/CC BY-SA 2.0 Il-22M

要するにロシア軍はA-50やIl-22Mの運用を後方に下げるしかなく、その分だけ「前線空域に認識力のギャップが生じ、クリミアに向けて発射される巡航ミサイルや自爆型無人機の検出タイミングが遅れて対処時間が短くなり、前線上空の戦いにおけるロシア軍の優位性が幾らか失われる」という意味だが、これだけでウクライナ軍とロシア軍が対等になる訳ではなく、今回の迎撃=撃墜リスクも「再現性のある手段」でなければA-50やIl-22Mの運用制限も一時的なもので終わるだろう。

因みに米ディフェンスメディアは「アゾフ海に最も近いのはロボーティネで当該空域まで約55マイル=約88kmだ。ドニエプル川沿いから当該空域まで遠くなるものの、どうやってA-50やIl-22Mを迎撃したかは『この航空機がどこを飛んでいたか』による。ロシア軍に破壊されるリスクを考えるとパトリオットシステムやランチャーを前線の近い場所に配備するとは考えにくく、A-50やIl-22Mは陸地ではなくアゾフ海の上空を周回していた可能性が高い」と指摘し、具体的な迎撃手段については何も触れていない。

出典:Photo Credit: U.S. Army PAC-2ランチャー

但し、何らかの手段と方法でアゾフ海上空を飛行するA-50やIl-22Mを迎撃出来たのなら「ウクライナ上空の戦いはキーウ有利に方向に大きく変化したのかもしれない」とも述べており、これが一時的なもので終わるのかどうかは今のところ誰にもわからない。

追記:ウクライナメディアはPAP-2のGEM-T弾(MIM-104E)による迎撃の可能性を主張しているが、Wikipediaに掲載されているGEM-T弾の射程=160kmは推定でしなかく「本当の射程」は機密事項だ。

関連記事:A-50撃墜はドニプロ市攻撃の報復、ウクライナ空軍司令官が関与を仄めかす
関連記事:ウクライナメディア、アゾフ海上空でロシア軍のA-50を撃墜したと主張
関連記事:ウクライナ軍参謀本部、オデッサ方向でSu-30SMを撃墜したと発表
関連記事:ウクライナ空軍、マリウポリ方面でロシア軍のSu-34を1機撃墜したと発表
関連記事:ウクライナ空軍、南部方面でロシア軍のSu-34を3機撃墜したと発表

 

※アイキャッチ画像の出典:Mil.ru/CC BY 4.0 DEED

A-50撃墜はドニプロ市攻撃の報復、ウクライナ空軍司令官が関与を仄めかす前のページ

ウクライナ国境の封鎖72日目、ルーマニア人農民も2つの検問所を封鎖次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    ドニエプル川の戦い、ウクライナ軍が何の制限も受けずドローンを運用?

    ロシア人ミルブロガーの「NGP RaZVedka」は10日、ドニエプル…

  2. ウクライナ戦況

    ゼレンスキー大統領、アウディーイウカでロシア軍を破壊すれば流れが変わる

    ゼレンスキー大統領は14日夜「ロシア軍はバフムート近郊よりもアウディー…

  3. ウクライナ戦況

    ロシア軍のミサイル攻撃に特徴的な変化、7月は高価なミサイル使用が激減

    ロシア軍のウクライナに対するミサイル攻撃(Shahed-136を含む)…

  4. ウクライナ戦況

    ウクライナ、首都周辺のロシア軍戦術大隊4個相当が撤退したと発表

    ウクライナ軍は「キーウ周辺のロシア軍が700以上の装備(戦術大隊3個~…

  5. ウクライナ戦況

    ポーランド領にミサイル2発が着弾、モラヴィエツキ首相が緊急閣僚会議を召集中

    ロシア軍は15日午後に100発以上の巡航ミサイルや自爆型無人機でウクラ…

  6. ウクライナ戦況

    ノルウェー国防省、ウクライナへ22輌のM109を提供したと正式に発表

    ノルウェー国防省は6日、ウクライナにM109A3GNを22輌、155m…

コメント

    • laser beam riding SACROS
    • 2024年 1月 16日

    私としては、先の記事のコメント欄にこの記事の内容を先取りするような投稿がなかったことに注目したい。みな損失とその原因のことばかり言っている。要するにコメント欄は基本的に単なる感想であまりアテにならんということだ・・・。

    25
      • ( ゚Д゚)
      • 2024年 1月 16日

      何を期待してたの?

      56
      •  
      • 2024年 1月 16日

      何をいまさら。場所に関わらず匿名の有象無象が発したコメントなんて基本は便所の落書きです。30年前から言われてる事ですよ。
      たまに生活の知恵が混ざってる便所の落書き、くらいに思っておきましょう。上手く使うとちょっと賢く生きれるかもしれない便所の落書きです。

      68
      • nachteule
      • 2024年 1月 16日

       それがどうしたの?有象無象が書き込めるここに何を求めているのか。貴方の評価は一部だけ切り取ってするだけなのかな。こんな物はトータルで見て評価すべきだと思うし一記事だけの内容見て感想を言うべき類の話じゃないでしょう。

      12
      • ブルーピーコック
      • 2024年 1月 16日

      あなた自身が先取りしたコメント書いて注目されても良いのよ。遠慮しなさんな

      55
      • akiba
      • 2024年 1月 16日

      「大穴は開かないが運用は大分制限される」って書いてた人はいたぞ

      23
      • ザコ
      • 2024年 1月 16日

      話題としては実際に落ちたのか?とか具体的な原因は?とかが先に立つのは自然な事だと思いますけどね

      17
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 1月 16日

      哨戒機が撃墜された→原因・対策ができるまで飛行範囲を下げざるを得ない、というのは当たり前の事なので語るまでもないのでは?
      それよりもA-50の代替機がどれほどあるのかや、何が原因だったのかを語るほうが至極当然だと思いますが

      19
      • バーナーキング
      • 2024年 1月 16日

      少なくとも可動機がまだ5機以上あるから影響はほとんどない、的な事を言ってた方々は全否定された訳ですが。

      33
    • ページ
    • 2024年 1月 16日

    空中給油機や早期警戒管制機、連絡中継機などの高付加価値重要機体はかねてから重要な故に長距離から狙撃の危険が高いとは言われていた遂に現実化した
    アフガニスタンでのチヌークやイラン上空でのRQ170の様に待ち伏せから攻撃にあったのかもしれない
    E7A、E767、空中給油機を多用し、有人大型空軍機に依存度の高いアメリカ軍や同盟国にとっても懸念される話題だ

    19
    • ydosu
    • 2024年 1月 16日

    奥の手を出すにしては、ずいぶんと地味なタイミングにしたものだ。
    やるなら、もっと重要な局面でやればいいものを。

    7
      • バーナーキング
      • 2024年 1月 16日

      地味な(露側が気を抜いてる)局面だから使えた奇襲なのかもしれませんよ?

      25
      • nachteule
      • 2024年 1月 16日

       方法が分からない状態だが逆に考えたら今しか出来ないと言う可能性すらあるんだが。株の投資とかなんであれ理想ムーブ出来たら、こんなに利益がありましたって話なんか外野だろうが後からだろうがなんとでも言える。

       仮に今の状態で作戦効率の悪さや損害が大きいなら対応しない事にはよりジリ貧になって、その時が来てもそれどころでは無い事だってあり得る。
       

      13
    • 2024年 1月 16日

    半島の付け根の防空能力を排除、それを埋めるためにa50。

    コイツラを排除したのは、国籍不明の航空機からのミサイル攻撃では?
    弾頭重量20キロぐらいのミサイルってなんだろうか・・・わからん。

    m39ロケットモーターを使った、滑空爆弾持ち込まれ出しているのではないのでしょうか。

    2
    • 分析
    • 2024年 1月 16日

    撃破そのものより、撃破された事による運用変更(より後方に下げる)は他の機体全てに適用されるので、当然前線への監視力は下がりますね。
    ロシア空軍は、ロシアの運用ミスによるウクライナのラッキーポイント(再現性なし)なのか、ウクライナ軍に新手法が導入された再現性がある事象なのか、必死に検討している事でしょう

    14
    • あるまじろ
    • 2024年 1月 16日

    ウクライナ側もロシアに負荷をかけるために欺瞞情報を撒くだろうし
    一番気になる『何を使ったか?』に関しては当分不明になるんでしょうね。

    ミサイル残骸とか、帰還した飛行機に残ってる弾痕なんかを
    調べればわかるとおもうんだけど、ロシアが開示する訳もないし。

    18
    • 名無し
    • 2024年 1月 16日

    前線から離れた後方上空で正体不明の兵器によって撃墜された

    ロシアにとってこれほど恐ろしい事は無いわな

    16
      • 名無し
      • 2024年 1月 16日

      両機とも仕留められていれば、種明かしは次回だけど、生還したiL-22Mの弾頭破砕片調べれば、何に撃たれたかは分かっちゃう。

      27
        • バーナーキング
        • 2024年 1月 16日

        分かるのは弾頭かせいぜいミサイルだけでは。
        UAVからの空中発射とか分離型のブースターみたいな中間プラットフォームからごくありきたりのAAMが発射されてるかもしれない。

        例えば昨年報じられたエアロドローンのUAVなんかでも最大搭載量300kg、空荷なら航続距離数千kmという話だったので、少なくとも飛行性能に関してはAAM一本抱えてTKTさんご提案のトップガンマーベリックやるだけのキャパは十分あるでしょう。

        7
    • ブルーピーコック
    • 2024年 1月 16日

    対AWACS用の長距離対空ミサイルを持っているとされるロシアが、西側兵器によって先にAWACSを撃墜されたとしたら皮肉だな。まだ何も分かってないけど。

    28
    • TKT
    • 2024年 1月 16日

    しかしこれでウクライナ空軍が有利になるんだとすれば、ロシア空軍のA-50は、早期警戒管制機として十分役に立っていて、それでロシア空軍が有利になっていた、という話になりますね。

    もっとも早期警戒管制機はA-50に限らず、常に強烈な電波を放出しているわけで、A-50の方が常にレーダーで探知できるのは当然で、それはA-50に限らずアメリカ空軍やNATO空軍、そして日本の航空自衛隊の早期警戒管制機、早期警戒機も全く同じです。

    かといって、早期警戒管制機はレーダーによる探知が容易なので実戦で使えない、などということになれば、AWACSによる支援が前提のステルス戦闘機などはなおさら実戦では使えないということになるでしょう。

    撃墜の可能性としては、地対空ミサイルによるとは限らず、あるいはウクライナ空軍の戦闘機によるものという可能性もゼロではないでしょう。昔、プレステのエースコンバットでも、敵のAWACSを撃墜せよ、というミッションがありました。レーダーに映らないように地形を利用した超低空飛行で敵地に侵入できれば撃墜可能、というような攻略の仕方だったと思います。トップガン・マーベリックと同じです。

    8
      • バーナーキング
      • 2024年 1月 16日

      >ロシア空軍のA-50は、早期警戒管制機として十分役に立っていて、それでロシア空軍が有利になっていた

      いや別にそこを否定する人はいないのでは?

      28
      • fgo
      • 2024年 1月 16日

      相変わらず電波な奴だな

      16
    •  
    • 2024年 1月 16日

    普通にロシア軍側の誤射の可能性が一番高いと思いますけどね。

    15
      • 帝国
      • 2024年 1月 16日

      >ロシア軍側の誤射の可能性が一番高い
       確かに

       以前、ロシア共和国側でヘリやスホーイが纏めて落ちたことがあり”こんな対ロ国境近くにウ軍の自走SAMが近づけたとは!おまけに電子戦機までいたのに!”と話題になった。が(結局、誤射だったのでは?)という辺りに収束してた。
       戦史的に言って不注意による被撃墜もままあるが、友軍相撃って凄く多い。損害の割合では相手に撃たれるよりもずっと多い。友軍相撃よりも事故はさらに多く相手に撃たれるのはごく少ないというよね。
       
       ま、露軍のA-50の運用の変化で(知ることはできないかもしれないが)、誤射なのか被撃墜なのかが見えてくるだろう。
       ワグネルによるヘリの大量撃墜や先のスホーイ他の誤射のように、露軍機の防衛システムは露軍の兵器にはプリセット?で盲点にでもなっているのだろうか?露軍機のご自慢は自動アクティブ防御ターレットの複数装備だそうで、近付くミサイルを自動探知、チャフやフレアをばらまき、ECMや赤外線ジャマーなどを制御し、更にミサイルにレーザーを照射してシーカーを妨害するのだそうな。そんな未来兵器が?と思い写真を見ると攻撃ヘリの妙な位置にそれらしい見慣れないボール状のターレットが3つくらいついている。Su-57にもある由(当然、隠顕式なんだろう)。Su-34などにもあるっぽい。作動していれば、対ウ軍のようにもう少しましな結果になったろうに。
       被撃墜だとすると非常に数少ない長距離SAMではなく、最新型F-22の実戦テストだったりしてね(喧伝されている露軍の対ステルス機能力を試すとか)。ま、F-22の方が事故も含めて喪われ回収される可能性は無視できるレベルじゃないから(想像より能力が高かったら?存在しないはずの機体の損失では何も言えないし)そんな馬鹿げた冒険はしないだろうが。

      5
    • 58式素人
    • 2024年 1月 16日

    ”AWACSを撃墜”。これを西側に置き換えると。
    対策は早期警戒レーダーの無人機化でしょうか。
    撃ち落とされた場合のコストと必要なレーダー性能の兼ね合いで。
    E-10の開発時に開発されたMP-RTIPレーダーを小型化したAN/ZPY-2レーダーが、
    グローバルホークblock40で運用されているとのこと。これが本命でしょうか。
    もっと安価な機体に載せ替えた物があると良いな、と思ったりします。
    衛星搭載のレーダーが整備されるまでは必要ではないかと想像します。
    あと、A-50を撃ち落とす対空ミサイルも必要でしょうか。
    SAM形式と、AAM形式でそれぞれ必要に思えます。

    2
      • YJ93
      • 2024年 1月 16日

      ものすごくお金がかかるのでできる国は限られますが、おっしゃる通り、低軌道の衛星コンステレーションで光学・レーダーとりそろえて常時監視するという方法は真剣に検討されているようです。
      あと、対空ではなくて対艦ですが長距離ミサイル自体にレーダーを搭載した目標観測弾なるものを使用して、ほぼ同時に発射したミサイルを誘導するという構想を自衛隊がぶち上げていました。
      今回A-50にもSu-30Mが護衛についていた思いますが、今後はAWACSに向けられたSAMやAAMを護衛戦闘機のAAMで迎撃するなどの状況も生じるかもしれませんね(間に合うのか?)。

      3
    • 2024年 1月 16日

    弾頭の破壊力がが小さすぎる

    2
    • gepard
    • 2024年 1月 16日

    私が現時点で考えるシナリオを頭の整理のため書き残す。

    1. ウ軍が長射程の迎撃弾を秘密裏に供与されていた。黒海のNATO機の支援確実にある。奇襲効果は絶大。供与数によっては接近拒否を部分的かつ一時的に確立可能。12月末の最後のパッケージによる隠し玉?さらに台湾日本方面の防空は手薄に。
    2. ウ軍のPAC2かS300の前方展開。この場合も支援は黒海上のNATO機。以前にもヘリと戦闘機の撃墜に貢献、当然ハイリスク。露側も警戒し奇襲効果薄い。
    3. マスキロフカ。A50喪失の視覚的証拠なし。一連の流れに根拠を与えているのはfighterbomberの投稿。噂されている大攻勢から目を逸らす意図?
    4. 事故からの誤射。A50に何らかの事故か異変が起き喪失。発生した混乱がIl-22Mへの誤射を誘発。誤射であれば信じられないミスとコメントがついていたが羽田の衝突もF15撃墜も日本で起きたこと。ありえないことはあり得る。

    ウによるものならなぜ今?PRには米議会は選挙入りで遅過ぎる。供与が単に遅く、動機は10日のパブロビッチ中将殺害の復讐か。
    直感的には3,4の可能性が高いが何も確定したことは言えない。

    10
      • バーナーキング
      • 2024年 1月 16日

      何故今?については単に「前々から度々試みられていたものが今回ようやく成功した」だけかもしれない。
      全てに意味を求め過ぎると陰謀論思考に陥りますよ。

      29
        • gepard
        • 2024年 1月 17日

        HVTを狙うチャンスは僅かなタイミングしかないです。失敗して警戒されれば当然チャンスは遠のきます。
        「前々から度々試みられていたものが今回ようやく成功した」シナリオは今回は当てはまらない可能性が高いと思います。

        これがウの作戦ならば「いつこの能力を手に入れ、なぜ今これをしたのか」考察するのは当然かと。
        再度になりますが現段階では情報が無いので何も言い切ることはできません。

        3
          • バーナーキング
          • 2024年 1月 17日

          >HVTを狙うチャンスは僅かなタイミングしかない

          なら尚更複数回チャンスを伺って今回ようやく成功した、というシナリオが成立するんですが。
          何度か試みたけど「何らかの要因で断念、中止」が繰り返され、今回たまたま条件が揃った、で普通に説明はつきます。
          少なくとも「機会はいくらでもあったけど何かしらの政治的意図でこのタイミングで実行された」よりははるかに現実的でしょう。

          9
      • 半分の軍事費の国から
      • 2024年 1月 16日

      ウクライナが支援の遅延対策として、新兵器を使ってA-50を撃墜して見せて、「我々はまだまだ戦える」アピールしているだけなような‥これで支援がいっぱい来るといいですね。ついでに各国の武器製造能力が向上するという更なる効果が出て、ロシアの真似する国が出て来ない様に出来れば大成功なのですが‥

      2
    • ak
    • 2024年 1月 16日

    我ながら物凄くバカな考えだとは思うが、

    クリミアに向けて撃ったウクライナの対地攻撃用弾道ミサイルが偶然飛行中のA50に命中した。
    なんて可能性は、やっぱり無いんでしょうねぇ。
    これなら射程距離の問題はクリアしますし、上空から音速で落ちて来るミサイルは避けにくいでしょうから。

    フーシ派が撃った「対艦弾道ミサイル」とやらの言葉で、ふと考えてしまいました(笑)

    4
      • YJ93
      • 2024年 1月 16日

      ウクライナ軍の放った(巡行?)ミサイルをロシア軍が撃墜しようとして撃ったミサイル(AAM?SAM?)が誤射となってしまい、A-50が撃墜されたという説もありましたが。IL-22Mはけっこう離れたところで似たようなタイミングで被弾しているので、それもなかなか考えにくく、真相の究明が待たれますね。

      7
    • ガーネット・シルク
    • 2024年 1月 16日

    AGM-88 HARM(対レーダーミサイル)で撃ち落としたんじゃないか?って言ってる人いたな。

    射程がだいたい150キロでギリギリ届く。レーダーから放射される電波をたどって誘導する兵器なので、地上目標でなくても早期警戒機みたいな強力な電波だしてる飛行機なら当てられる。 供与されたHARMは魔改造されてファルクラムやフランカーでも撃てるとかなんとか…

    6
      • TKT
      • 2024年 1月 16日

      そういうような可能性は十分にあると思います。ウクライナ空軍がMiG-29にAGM-88HARMを搭載してロシア軍の地上レーダーを攻撃しているというような話は、去年のリマンでの反撃くらいからあったと思います。

      地上レーダーの電波を探知して攻撃できるミサイルであれば、AWACSのレーダー電波を探知して攻撃することは原理的にあり得るでしょう。

      他に、ウクライナ空軍の戦闘機の方がジャミング、妨害電波でAWACSの電波による探知をかわすようなことも考えられます。

      4
    • 2024年 1月 16日

    s300

    のようですね

    1
    • 折口
    • 2024年 1月 16日

    あくまで印象ですが、ロシア空軍による誤射の可能性も結構あるのでは…?と自分は思っています。

    空軍のお話でよく引用される逸話に、朝鮮戦争におけるミグ回廊の例があります。これは戦闘機に求められる性能(加速力・上昇力・瞬間火力)でアメリカのF-86に勝っていたはずの人民志願軍Mig-15が、実際には戦場のパイロットへのサポート体制(管制員や野戦レーダー)の差で最終的なキルレシオにおいて米陸軍に3倍近い差をつけられて敗北していたという事例です。パイロットを後方からサポートする要員は空戦やSEAD任務において特に重要であるのですが、多層的かつ強靭(移動可能)なSAMコンプレックスが構築された野戦敵地付近を飛行する現代航空戦では必要十分なサポート体制は必須です。ステレオタイプな理解ではロシア空軍はこの部分が弱いとされており、2年の戦争の間に何件か起こった友軍誤射による空軍機撃墜などはその結果でしょう。そうでなくともソ連時代の攻撃的な交戦規定を引きずっている軍隊ですし。

    反対に、ウクライナ参謀本部の公式発表も大概いい加減ですし、この件はロシア側の公式見解を待ったほうが良い気がしています。。

    7
    • X60
    • 2024年 1月 17日

    ウクライナがやったという意見が多いが、俺も誤射の可能性に一票。
    もしウクライナ軍がホントにやったのなら、ここぞとばかりにプロパガンダ流してるハズ。
    流してないという事はウクライナの関与の可能性は低い。
    もし事実じゃなかったら大恥を晒すことになるし、状況を確認するまでは様子見なんだろう。

    7
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 欧州関連

    オーストリア空軍、お荷物状態だったタイフーンへのアップグレードを検討
  2. 中東アフリカ関連

    アラブ首長国連邦のEDGE、IDEX2023で無人戦闘機「Jeniah」を披露
  3. 軍事的雑学

    4/28更新|西側諸国がウクライナに提供を約束した重装備のリスト
  4. 米国関連

    米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01…
  5. 米国関連

    米海軍の2023年調達コスト、MQ-25Aは1.7億ドル、アーレイ・バーク級は1…
PAGE TOP