ウクライナ空軍のオレシュチュク司令官は24日「マリウポリ方面でSu-34を撃墜し、オデッサ方向でもSu-30にミサイルが命中したか確認中」と発表していたが、ウクライナ参謀本部は正式に「黒海上でSu-30SMを撃墜した」と発表した。
今のところウクライナ軍の主張を裏付ける視覚的証拠は登場していない
ウクライナ空軍のイグナト報道官は今月3日「ロシア軍による半年前の滑空爆弾(JDAM-ERに相当するUMPKキットを取り付けたFAB-500のこと)使用の頻度は散発的だったものの、現在は1日100発も投下することがある。防空圏にKa-52やMi-24が侵入すれば直ぐに撃ち落とせるが、敵のSu-35やSu-34は防空圏の手前(前線から50km~70km後方)で滑空爆弾を投下する」と明かしていたが、空軍のオレシュチュク司令官は22日「南部方面で3機のSu-34を撃墜した」と発表。
国家安全保障・国防会議のダニロフ書記も「空軍から報告を受け取った。今なら少しだけ秘密を明かす事ができる。この機体の捜索は長期に渡って続けられてた。何故なら我々の兵士に深刻なリスクをもたらしていたからだ。この作戦に参加した全員を心から祝福する。本当に完璧な成果だ」と、空軍のイグナト報道官も「敵は3機のSu-34を失ったことでヘルソン方向での滑空爆弾使用を大幅に減らした」と述べていたが、ウクライナ参謀本部は「マリウポリ方面でSu-34を、オデッサ方向でSu-30SMを撃墜した」と発表した。
オレシュチュク司令官は「我が国の対空ミサイルがマリウポリ方面でSu-34に命中したことが確認された」「オデッサ方向(黒海上)でもSu-30に対する対空戦闘が行われ、目標に対空ミサイルが命中したかどうかを確認中だ」と発表していたが、参謀本部がSu-30SMの撃墜を正式に発表したためロシア軍は2日間で計5機の航空機を失った格好だ。
但し、ロシア人ミルブロガーのFighterbomberは「Su-34もSu-30も撃墜されていない」と主張しており、今のところウクライナ軍の主張を裏付ける視覚的証拠は登場していない。
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※アイキャッチ画像の出典:Alex Beltyukov / CC BY-SA 3.0
急に撃墜数が増えてますね。
防空システムを前進させたのでしょうか?
それとも、ロシア側の何らかのパターンが見破られたとか?
流石に連続し過ぎでは?管理人さんが指摘しているように、映像証拠が無いと信頼できなくなってきたので、具体的な証拠が出るまでは話半分に聞いておく事にします。
流石に連続し過ぎなのではなく、短期間だからこそ連続で撃墜できたのでは
ちょっとこれは信じがたい話ですね。何故なら、昨日は様々な戦線でロシア軍の空爆が確認されなかったという話が出ており、Su-34の撃墜を受けてロシア軍が警戒してい状況だと思われますので
これまで1日100ソーティ近い空爆があったのがぱったり止まったはずの日に、Su-30Mを撃墜したと言われると「えぇ?ほんと?」となってしまいます
3機撃墜で勢いづいたキエフ政権側がここのとこなかった景気の良い戦果発表したくて盛った可能性は高いと思いますねぇ。
ウクライナ軍いいとこないですからね反攻以来ずっと。
やったぜ!!事実であって欲しい。このところ暗いニュースが続いていたけど、これは三機撃墜に続くスカッとした胸のすくニュース。
このままロシア空軍は壊滅に追いやられて欲しい。ロシア空軍の全滅こそが、世界に平和をもたらす。
仮に早い段階からパトリオット・ミサイルを前線に行き渡るくらい送り、F16が反攻作戦に間に合っていたら、絶対に戦局は変わっていた。
F16の到着が待ち遠しい。滑空爆弾がロシアのゲーム・チェンジャーになったように、F16はウクライナのゲーム・チェンジャーとなる。
日本の利益だけ考えるとロシアの陸軍より、空軍と海軍が消えるのはめでたいこと。
海軍はウクライナが自力で輸出航路を開くくらい黒海艦隊にダメージあたえたから、こんどは空軍を壊滅状態にしてほしい。
幸いロシアにはパトリオットはなく、クリミヤでドローンに簡単に撃破されるS400くらいしかない。
日本にとって幕末から今までロシアは仮想敵国で弱ってくれればありがたい。
まあ空軍や海軍が消滅する事は無いでしょうけど、弱体化はするでしょうね。
黒海艦隊が被害を受けていてもトルコが海峡の通過を認めないので他の地域から補充しようがないので、黒海艦隊以外の被害が出る事は無いでしょうし
空軍に関してもロシアが保有する数と比べれば投入数は少ない方ですから。
地対空ミサイルシステムの能力とドローンで破壊され易いかはまったく関係ないのですが…。
巡航ミサイルとドローンと何が違うのか、安くて飽和攻撃しやすいくらいで鈍足だから落としやすいのでは?
ここでさんざんシャヘドでウクライナ防空ミサイルの無駄打ちをロシアがさせてると言ってなかったっけ?
ダブスタを感じちゃうなあ。
シャヘドのような大型のドローンと塹壕戦で使われるようなドローンは使用法も供給量も全く違うから区別するべき
NASAMSやIRIS-T SLMのレーダーもドローンでやられてるはず
どこの国の軍隊だろうがどの防空システムだろうが小型自爆ドローンに対して極めて脆弱
個人的な認識ではパトリオットもS400も前線付近には配置されてませんの流行りの小型のFPVドローンが叩ける範囲にいないと考えています。
もっと航続距離の長いシャヘドのような中型で策薬量の多いドローンを使用してS400がクリミアで撃破されたと考えます。
巡航ミサイルですら、地対空ミサイルシステムに向かって撃つようなマヌケなマネはロシアだってしませんし、通常、anti-radiation missile:ARMのKh-31とかAGM-88のお仕事でしょ。
飽和攻撃や不意打ちのように低空からドローンで攻撃されて無事な地対空ミサイルシステムだって存在しません。
ちなみにKh-31ですらウクライナはS-300で迎撃したことがあります。
仮にPAC-2とすると。
射程は160kmとされますから、ムィコラーイゥ付近に陣取れば、
22日/24日/25日の戦果を挙げられますね。
ひょっとすると、NATOのAWACSからデータをもらっているのかな。
捜索レーダーを止めておけば、ロシア側の探知にも掛かりにくいだろうし。
発射/管制はどうしているのだろう。
パトリオットの管制システムの数は限られているし、キーウ付近にいるだろうし。
仮に撃墜が続いている状況なのだとしても、これは「F-16が来てもこうなる」って裏返しにしかならないんだよね。
いいえ、そう断ずることはできません。ロシアにパトリオットは存在しないのですから。
今回のSu-34、Su-30SMの真偽が未だ不明だとしても、以前にウクライナが供与間もないパトリオットを前進させてロシア領内のSuとヘリを撃墜したのは確定していたかと思います。S-400は優れた防空システムではあるかもしれませんがロシアがウクライナの航空機を同様に越境撃墜したような例は寡聞にして聞いたことがない。
よほどF-16でリスクの高い作戦行動を行うのでもなければ、相応の根拠なしに単純に「裏返し」などと言うことはできませんよ。
ロシアはいちいちウクライナの戦闘機の撃墜を広報したりしないけどら現状ウクライナ空軍壊滅してることからしてその中に一定数S-300やS-400などSAMが撃墜したものも当然含まれてるのでは
ヘルソンでウクライナが空爆をしてるから壊滅ではないのでは?
少なくない数のウクライナ空軍機が撃墜または地上撃破されていますので、開戦時の保有機数の大半を失ったという意味でなら壊滅という表現も概ね間違いではありませんが、これまた少なくない数のMiG-29およびSu-25が東欧諸国あるいはNATO加盟国から供与されていますね。
大方の予想に反して未だウクライナ空軍が健在であるというのは、多くの識者から驚きをもって語られているところでもあります。
初期兵力に相当する損失という意味でならロシア軍の地上兵力においても同様に当てはまることでありますが、これも動員や民間軍事会社、傭兵などによって補っているので、双方において「壊滅」というセンセーショナルな表現が妥当で現状に即しているかどうかは大いに疑問の余地があるところでしょう。
また、記事本文はマリウポリと黒海上空というロシア勢力範囲というべき地域での撃墜であり、私の最初のコメントもその文脈に則ったものです。ロシア側でこれに類する例があるのなら大々的に広報するのが自然であり、そのような例があるのならご教示いただきたい。
ロシアが制圧している地域は全てウクライナ領なのでロシアが撃墜したウクライナ軍の航空機は理屈の上では全て越境攻撃で撃墜されている事になるのでは?
そうです。
S400はクリミヤでドローンに簡単に撃破された役立たずです。
ウクライナの戦果報道ではまたこういう低レベルなコメントがつくようになる
ロシア勢の方が願望丸出しだと思うけど
S400がクリミヤで破壊されたのは事実でそうやって無理矢理擁護するのは、、、
他ならぬ
リンク
の解説部分が頭に入らない人なんでしょう。
S400が破壊されたのはこの一件だけだけでないのを知らないですかね。
クリミアだけでこの後にもう一件ある。
それで、たくさんやられてるからマグレと言えなくなる。
ここはウクライナの戦果は抑え気味だでXと違って大戦果として一々出てこないですが。
だから解説部分が大事だと書いたでしょうに。
アフォ過ぎてもういいや。
素人なのでF-16のコスパの程度は分かりませんが、その存在は無意味ではないですよ。
F-16が出てくれば、ロシアはSAMを前方に出す必要がありますし、戦闘機も必要になります。
当然ですが、前に出てくれば破壊される危険が増します。
敵に対抗策を強要することができる訳です。
ウクライナに戦闘攻撃機が存在するというとは、ロシアにとっては作戦の負荷が上がるので攻撃がやりにくくなります。
対空ミサイルを前進させたのかな
カウンターで破壊されなきゃいいけど
くうばくが
このSU30はロシアの対レーダーミサイルでパトリオットを破壊するために接近した結果撃墜されたかも、というのを見ました。それなら前日のSU34の撃墜と絡めることが出来ますね。
イグナト報道官が言及した三機以外はプロパガンダと見たね
ここんところ苦境が続いてるからしゃーない
ギリシャの軍事ニュースサイトWarNews247(日本語訳有り)でもヘルソンでSu-34が3機撃墜されたと言う記事はありますが、マリウポリでSu-34が撃墜されたと言う記事とオデッサでSu-30が撃墜されたと言う記事は今のところ有りません。ロシア軍はすぐ修正します。具体的にはパトリオットミサイルの射程内に入らないようにします。マリウポリとオデッサの撃墜に関してはウクライナ軍の嘘発表だと思います。あとF16がウクライナに供与されたところでゲームチェンジャーにはなりません。まずウクライナ軍にはF16を操縦できるパイロットがいません。急造パイロットでは離陸と安定飛行と着陸しか出来ません。また戦闘機は1時間飛んだら10時間かかる部品交換のメンテナンスをしなければなりません。ウクライナ軍にはF16のメンテナンスができるメカニックがいません。仮に航空自衛隊にロシアがSu-34を供与したとしてもとても空自はすぐ使うことは出来ません。無理してF16を飛ばしたとしても速やかにロシア航空宇宙軍のAWAXSに捕捉されMig-31から放たれるR-37Mミサイルに撃墜されるだけです。あと滑空爆弾がロシア軍のゲームチェンジャーになったわけでは有りません。ロシア軍は地道に消耗戦を行い、ウクライナ軍の兵力と武器弾薬を削ってきたわけです。地道にスロヴィキン線を構築しウクライナ軍の反抗に備えていたのです。今のロシア軍の優勢は地道な努力の結果であって、それ以外のものではありません。戦争に楽に勝つ方法もゲームチェンジャーもありません。ゲームチェンジャーを求める時点で負けです。
素人意見だけど、有視界空対空戦闘で撃墜したわけじゃないのに撃墜機種分かるのどうしてなんだい?
速度と機影の大きさでざっくり戦闘機かどうかってのぐらいは分かりそう
ナザレンコの口の悪さ見てるとウクライナ応援する気無くなったわ
例えばどんな?
最初からチェックする気が起きなくて。
犬のご飯さんは面白いから見ちゃうけど。
今だに写真の一枚も出てないのに5機も6機も撃墜したと言い続けるのはかなりおかしい気がしますね。
日本のパトリオット供与の話と連動してるのかな。
そういえばプーチンロシアと近しかった安倍総理の派閥がアメリカの日本統治機関とも言われる検察に狙い撃ちされましたね。
事実だとすると,有効射程距離ギリギリのところでの撃墜ですから,かなり繊細で凝った作戦が必要だったと思いますね。
要は、毎日ルーティン化している滑空爆弾投下のパターンを調べ上げ。
空港近くの人力での監視情報と合わせて、投下の空域と時間を秒単位で絞り込み。
そこに決めうちでパトリオット弾を中間誘導して低空を飛ばして接近させ、最後はシーカーが目標を捕捉してくれることに賭ける、的な。
敵機がその時間その空域にドンピシャで予想通り飛んでいてくれなければ数億円の弾が無駄になるので通常は出来ないギャンブルですが、ロシアの舐めプのおかげで成功したのかな、と。そんな感じですね。
モスクワを撃沈した時と同じく、イギリス軍がアメリカ軍の直接指導が入ったのではないか。
ロシア軍は損害を嫌う傾向が強いから、ヘルソン方面では、ロシア軍はさらに遠方からの攻撃に切り替えるのではないか。
同じく、マリウポリでの撃墜が本当なら、ロシア軍による南部での爆撃も変わってくる可能性もある。
しかし、ロシア軍による砲撃の優位性は変わらないし、ウクライナ軍による人海戦術が色々な要因で機能しなくなってきているので、戦況の大きな変化はないと思う。
リンク
Russia’s Air Force ‘eating into’ aircraft lifespans, with no easy solution
米国もB-1の機体寿命をアフガンでのわりとしょ-もない任務で使い潰したわけですが、ロシアの場合も普通の任務でエンジン寿命・機体寿命を使い潰しているようです。
撃墜されなくても、ロシア機は元々寿命が短く、景気よくソーティを重ねると「自然損」が発生するという見方。
追記です。ギリシャの軍事ニュースサイトWarNews247(日本語訳有り)でもウクライナ軍がオデッサでSu-30をマリウポリでSu-24を撃墜したと言う記事がアップされました。まあウクライナ軍の発表をそのまま書いているだけですが。一応、お知らせまで。
本当だとしても、ウクライナ軍が優秀というわけでもなく、パトリオット優秀としか感じません。
高価だから、それくらいの仕事をしてもバチはあたらないとおもいますが、S400も高価なのに戦果が見えません。
ロシアの兵器産業は、これからどうなるのでしょうか ?
そこは中共やインドが補って無問題なのかもしれませんが。