ロシア軍はウクライナに計131発のミサイルと無人機を発射、ウクライナ空軍は「Kh-101/Kh555×59発、キンジャール×10発、Kalibr×3発を撃墜した」と発表したが、12月29日の攻撃と比較して防空シールドをすり抜けたKh-101/Kh555の数が増加している。
参考:2 СІЧНЯ ЗНИЩЕНО 72 ПОВІТРЯНІ ЦІЛІ
参考:Маршруты были другие. Гуменюк рассказала о тактике россиян во время сегодняшней атаки
12月29日の攻撃と比較して防空シールドをすり抜けたKh-101/Kh555の数が増加
ロシア軍は1月2日もウクライナに対するミサイル攻撃を実施、ウクライナ空軍の発表によると第1波攻撃は南東方向から侵入した35機のShahed-131/136で全機撃墜、第2波攻撃は16機のTu-95から発射された70発のKh-101/Kh555、MiG-31Kから発射された10発のキンジャール、黒海から発射された3発のKalibr、北方向から発射された12発の弾道ミサイル(Iskander-M/S-300/S-400)、Su-35から発射されたKh-31Pで、空軍の防空システムでKh-101/Kh555×59発、キンジャール×10発、Kalibr×3発を撃墜した。
種類 | 発射数 | 撃墜数 |
Shahed-131/136 | 35機 | 35機 |
Kh-101/Kh555 | 70発 | 59発 |
キンジャール | 10発 | 10発 |
Kalibr | 3発 | 3発 |
Iskander-M | 12発 | 0発 |
S-300 | ||
S-400 | ||
Kh-31P | 1発 | 0発 |
131発 | 107発 |
12月29日の攻撃と比較して防空シールドをすり抜けたKh-101/Kh555の数(29日/90発中87発撃墜)が増えており、弾道コースで飛んでくるIskander-M、S-300やS-400の対地攻撃モードで発射される迎撃弾(5V55Rなど)は今回も迎撃できていないため、弾道ミサイルに対する保護が提供されていない地域=パトリオットシステムが配備されていない都市(ハルキウ)に撃ち込まれたのだろう。
恐らくロシア軍はShahed-131/136で防空システムやレーダーの位置を調べ、対レーダーミサイルで牽制しながら巡航ミサイルを発射している可能性が高く、今回はウクライナ軍の防空システムを撹乱させることに成功したのかもしれない。
Київ. Житловий будинок…
Сьогодні вранці росія вкотре довела свій статус країни-терориста.
🙏Підрозділи системи МВС продовжують допомагати людям, документи воєнні злочини та ліквідовувати наслідки ворожої атаки. pic.twitter.com/raOsX4LNJI
— МВС України (@MVS_UA) January 2, 2024
❗️Харків. У результаті ранкової атаки зросла кількість постраждалих
Наразі відомо про 1 загиблу людину та 49 травмованих (серед них — 6 дітей).
Усі пожежі ліквідували рятувальники. pic.twitter.com/kfoia6KKfw
— МВС України (@MVS_UA) January 2, 2024
Поліція бере під охорону всі будівлі, які постраждали внаслідок ракетного удару по Харкову
Такі заходи застосовуються з метою уникнення фактів мародерства. Цілодобово біля зруйнованих адмінбудівель та житлових будинків нестимуть службу правоохоронці. pic.twitter.com/80nkE3r2OY
— МВС України (@MVS_UA) January 2, 2024
❗️Київ. Кількість постраждалих у Солом’янському районі зросла
Наразі відомо про 2 загиблих та 29 травмованих людей.
Також на місці працюють психологи ДСНС, які вже надали допомогу 80 людям.
Попередньо, у столиці загинули 2 людини та 30 – отримали поранення. Роботи тривають. pic.twitter.com/25T4B2xOnl
— МВС України (@MVS_UA) January 2, 2024
この攻撃による被害は確定していないものの、現時点で92名の民間人が死傷している。
追記:ウクライナ軍南部司令部のナタリア・グメニュク報道官は「今回の攻撃は29日の攻撃とミサイルの飛行ルートが異なっていた」「予想と異なるルートでミサイルが(南部司令部の作戦範囲を)通過したため迎撃する時間がなかった」と明かした。
※空軍の公式数値が発表されたので記事内容を大幅に加筆・修正しました。
関連記事:ウクライナ空軍、撃墜したShahed-131/136の数が3000機を超えたと発表
関連記事:ロシア軍に大規模なミサイル攻撃、ウクライナ軍は158発中114発を撃墜
※アイキャッチ画像の出典:ДСНС України
ミサイルの枯渇かと言われてましたけど全くそんな感じしませんね
むしろウクライナ側の防空ミサイルの方が先に無くなるんじゃないかまである
枯渇と言うより発射数を抑制して、今回の様な年始とか報復とか印象に残りそうなタイミングで飽和攻撃と言うのが近いのではないでしょうか。
また、発射側の方がコストが安い形なので、費用対効果としては上がってそうですね。
ウクライナ側の防空ミサイルの枯渇も「ずーっと」言われてきましたがねえ。
実際間違いなく枯渇しつつあるだろう
明らかに防空シールドを貫通してる
この数ヶ月間にさらに深刻になりそう
ウクライナは自軍の損害を一切公表していませんし、軍事目標へのミサイル着弾の情報を周辺住民がネットに書き込もうものなら即逮捕されますからね。
分かっているのは今も尚ロシア軍によるミサイル攻撃が絶え間なく続いている、それだけですよ。
絶え間はありましたが
その「ずーっと」は何ですか?ロシアの弾切れ説は西側の支援が
始まった頃から盛んに言われ続け(ウクライナは支援によって兵器が
どんどん最新鋭になるが、ロシアはソ連時代の在庫を引っ張り出す
しかないためにどんどん旧式化する云々)、一方でウクライナの
それはアメリカの予算が通る通らないという比較的最近出てきた
話題です。期間で言えばロシアの方がよっぽど長いと思いますが。
ウクライナが配備している防空システムが旧ソ連製のS-300だから打ち尽くしたら終わりってことは初めから言われてたよ
だから2022年はNATO加盟諸国が持ってたS-300を提供する動きが活発化し、後半ぐらいから西側の防空システムが提供され始めた感じ
それでも絶対量の不足と冬のインフラ攻撃への対処で消耗し、米から流出した資料では2023の半ばには枯渇すると予測されてた(なので直近の民間被害は、パトリオットの前方配置より絶対数の不足のほうの影響が大きそう)
西側によるロシアの精密誘導ミサイル枯渇予測は、西側からの制裁(と半導体の内製化に失敗してたから)作れなくなる → 密輸で半導体入手して在庫補充
西側によるロシアの砲弾枯渇予測は、ウクライナに侵入したロシア軍のグダグダさからは想像できないすみやかさで戦時体制への移行で砲弾製造体制を立て直した
実際に2023年の半ばごろのロシア軍はウクライナ軍に打ち負け報告があったし、精密弾道ミサイルも使わなかったしで西側の予測も大外れではなく、ロシアが綱渡りをなんとか成功させたとみるべきだと思う
うん。ですからそれ「ずーっと」と
わざわざカッコ付きで強調される程
ですか?支援が本格化する前は当然
大ピンチでしたけど、始まった際に
上述の楽観論的プロパガンダが世を
席巻し、時間の経過と共にロシアは
力尽きてウクライナ側が有利になる
という説が長い間主流でしたよね?
それは嫌味だから「ずーーっと」にこだわる必要を感じないけど「時間の経過と共にロシアは力尽きてウクライナ側が有利になるという説」が言われてたのは、開戦からの20か月のうち3~4か月ぐらいのものだと思いますよ?
“プロパガンダ”のようなあやふやなものを前提に話をする意味があるとは思わないけど
>“プロパガンダ”のようなあやふやなものを前提に話をする意味があるとは思わないけど
日本のマスコミもそんな報道してましたけど。ウクライナの弾薬不足は
各国の支援が予算不足で減り始めた辺りから顕在化(戦場の実態として
ではなく、民主主義の根幹である有権者への情報提供となる報道等
において)したのであって、「ロシアよりも(又は以上に)」長い期間
ウクライナが弾薬不足だと言われてはいないはずですよ。
元コメの方は支援国の政府がマスコミ等を通じて「ロシアは
経済制裁で半導体が入手できないからミサイルなどの高度
兵器の新造ができず、ソ連時代の在庫が尽きたら終わり。
一方ウクライナは破壊されても西側支援で更に高度な物が
どんどん送られてくるから時間が経つにつれ優勢になる。
この支援には効果がある」という類の景気の良い言葉で
有権者や議会に高額支出を納得させてきたことを踏まえて
「全くそんな感じしませんね」と言っているのです。
それに対して『ウクライナ側の防空ミサイルの枯渇も
「ずーっと」言われてきました』という返しはおかしく
ないですかという意味でレスしたのですよ。
元コメは「西側がロシアのミサイルが枯渇するって言ってるけど枯渇してねーじゃん。それより先にウクライナの防空ミサイルのほうが枯渇しそう」で、匿名11号さんは「ウクライナの防空ミサイルも枯渇すると”ずーっと”言われてる(けど、いまだ活躍してる)よ」だからかみ合ってますよ
いやだから、ウクライナの枯渇説は
ずっとじゃないんですってば。
ロシア軍は迎撃される事を前提にウクライナ側の迎撃ミサイルを消耗させて、その後に本命の超音速ミサイルの命中させるって感じやってるみたいですね。
とはいえ迎撃しないと素通りなんでやるしかないと思いますけど。
ロシアのこのやり方って数より質を重視して少数精鋭や短期決戦の方向に舵を切り続けた西側に対して、非常に効果的な戦術だなって思いますね。
質は大事だけど数が無ければそんな活躍出来ないし、所詮兵器は消耗品であり大量消費が前提で、今の西側はそれを大量生産するほどの工業力無くなってますし。
WW2のアメリカ的な立場に立てる国なんて、今なら中国以外に考えられませんしね
世界の工場と言われたアメリカはもういませんからね。
アメリカ筆頭の今の西側諸国って金融やサービス業が主ですし。
ウクライナ軍が報復と称してロシア国内をわざわざミサイル攻撃しなければ、今日の攻撃は無かったでしょう。
ストームシャドウで揚陸艦を攻撃した事の報復として年末に攻撃されたのだから。またその報復だとして無理してロシア国内へミサイル投下することもなかったような。
ヤブをつつきに行く意味があるのかどうかよく考えたほうが良い
報復に対する報復を考えてなかったんでしょうかね?
まあ、負傷者を運ぶウクライナ兵士たちにFPVドローンが命中したりもあったりと、自分達がやってた事をそのままやり返されてる感じですね…。
そういえばウクライナ軍ってKh-22超音速対艦ミサイルを開戦以来1発も迎撃できていないという話あったような?
WW2のアメリカ的な立場に立てる国なんて、今なら中国以外に考えられませんからねぇ
すみません、上のコメントは
>所詮兵器は消耗品であり大量消費が前提で、今の西側はそれを大量生産するほどの工業力無くなってますし。
へのレスでした
ロシアが侵略者である以上、ウクライナが事前にどういうアクションをしてようと、今回の攻撃を含め露軍の全ての攻撃は道義的に悪である事、そして一方ウクライナ軍の攻撃が悪でない事は分かってるかな?
いくら戦争が長引いても、ロシアが侵略者であることは揺るがないですよね。
国際的に認められたウクライナ領土を侵略し、ウクライナ国内で人を殺害しているのはロシア軍。
ウクライナに責任転嫁するのは、ロシア政府ぐらいですよ。
いくら戦争が長引いても、イスラエルが侵略者であることは揺るがないですよね。
国際的に認められたパレスチナ領土を侵略し、パレスチナ自治領内で人を殺害しているのはイスラエル軍。ハマスに責任転嫁するのは、アメリカ政府ぐらいですよ。
全くもって同意するが、ここでする話ではない
上の人は道義的な観点というより軍事的な観点で書いていて、噛み合って内容に思えますが、どのような意図で書いたのですか?
別に軍事的にも、ウクライナ側のアクションは関係なく、ロシアはどのみち攻撃してましたよ。
そんなことないと思います。ロシアからすればこのまま
「普通に」戦い続ければ順当に勝利できそうなのですから。
ロシア領攻撃という挑発を受けたら国民の手前「勝つ上で
必要な最低限以上の」派手な攻撃をせざるを得ないです。
今回もロシアにとってはなんら特殊な攻撃ではないですが
何かこれまでと違いますか?
私が言う「普通」はアウディーウカなどの、陸軍を
展開している各前線のことです。そこを押し続ければ
いずれウクライナ軍は崩れるのにわざわざコストを
掛けて全土一斉攻撃する軍事的必然性は無かったと
思います(ロシアの兵器も無尽蔵ではないので不測の
事態に備えてストックしたいだろうと考えました)。
去年の冬も延々インフラ・民間攻撃を繰り返ししてたわけだからロシア軍の民間攻撃の意味なんて考えるだけ無駄だと思う
私が言ってるのはそういうこと
じゃなくて。ロシア政府の威信を
傷つける、あるいはロシア国民を
怒らせるようなパフォーマンス的
な攻撃すると、本来以上(軍事的
必要性や費用対効果度外視)を
誘発するぞということです。
私の言う「普通」は各戦線のことです。今回の
全土一斉飽和攻撃は最近と比べれば「派手」な
部類と言っても差し支えないかと思います。
上の反映が遅かったので要約して再コメントしました。
イスラエルが侵略者である以上、ハマスが事前にどういうアクションをしてようと、今回の攻撃を含めイスラエル軍の全ての攻撃は道義的に悪である事、そして一方ハマス軍の攻撃が悪でない事は分かってるかな?
その考え方は、大平洋戦争の日本軍は絶対の悪であり、アメリカ軍は絶対の善であるという考え方と同じだと思いますよ。
>ウクライナ軍が報復と称してロシア国内をわざわざミサイル攻撃しなければ、今日の攻撃は無かったでしょう。
そんなわけないでしょう…
なにも確定情報はないな。
キンジャール11発が発射されたと言っているのに12発撃墜というのも意味不明だし
とりあえずキンジャールって言っとけって感じ
残骸を調べないと何のミサイルかは分からないし、イスカンデルと見分けもつかないだろう
記事が更新されて詳細が明らかになった
空軍発表なら米国の情報も入っているので比較的信用できる(ウクライナのフィルターを通しているので鵜呑みにはできないが)
相変わらず弾道ミサイルが貫通しているが、ほぼ同じスペックのキンジャールは全弾撃墜を主張というのは面白い。本命はイスカンデルだったのかもしれない
そもそもMiG-31Kが攻撃したというところまではトレースできているようだが、空中発射したのが本当にキンジャールだったのかはまだわからないな。Kh-29とか他の対地ミサイルも発射できるからな。
そもそもウクライナ側の発表でしかないので
都合の悪い情報は初めから含まれない。
例えばKH22のようなミサイルは
「迎撃手段がないから」という理屈で
撃墜率の分母から初めから省いて発表してる。
発射総数も、撃墜数も、第三者が
検証する術はないからお手盛りでしょう。
なので、ホークみたいな旧式を使ってても
発表されるスコアはいつも
アイアンドーム以上の撃墜率になる。
巡航ミサイルって対策すればほぼ全て撃墜できるんだな
先制攻撃以外で効果の薄い兵器を自衛隊が導入する意味無くない?
その点トッポってすげぇよな、最後までチョコたっぷりだもん。
対策にカネを使わせる効果があるよ。
相手が迎撃に力を注げば、その分攻撃に回せるカネが減る。
アメリカのCSISが出した台湾有事の机上演習ではトマホークの突破率は75%と高い数値をたたき出してるので、撃つタイミングと場所を踏まえて撃てば効果的だと思います
「対策すれば」と書かれていらっしゃるようにまさにその対策が出来ない場所を突かれたら突破されますし、全ての軍事施設、弾薬庫、滑走路や高価値目標の艦艇に満遍なく完璧な対策をするのは不可能なのは自衛隊のミサイル防衛の体制を見てもお分かりの通りだと思いますので、突破率を上げるために多数の亜音速巡航ミサイルを保有し仮想敵にその対策のための莫大な負担を強いるのは有効でしょうね
恒常的に発射可能な状況を整えておく事で敵の防空兵装を簡単に前線に持っていかせず本土の重要施設の防空に張り付かせておき、前線の部隊の作戦が行いやすくするという役割も大事です
いずれにせよ、一局面だけみて先制攻撃で効果の薄い、と言ってしまうのは考え方としては非常に勿体ないと思います
この前の報道で、囮を自ら散布しながら飛行できる巡航ミサイルはロシアのものだけということを知ったけど、このせいで迎撃数が過大になってはいないのだろうか?
映像分析した訳ではないので確実では無いのですけど、侵攻初期と比べて最近のkh-101の飛行高度が妙に高いような気がしました。レーダーにさえ映れば亜音速巡航ミサイルの撃墜は容易なので突破率が低いのはそれが原因だと思います。
ミサイル攻撃の命中率が上がっている(ウクライナの迎撃率が下がっている)ようだ。
軍事拠点というわけでもない市街地への攻撃は軍事的にたいした意味はないが、そこに住まう市民からすれば日常生活に命の危機が迫ることを意味し、恐怖感は大きいだろう。
ウクライナ国民、特に動員対象となる男性は、戦争への倦厭が強まり、ロシアに譲歩してでも停戦を受け入れるインセンティブが働き、
選挙の延期を示唆するゼレンスキー大統領に任期通りの選挙実施を求める、またその対抗馬として停戦派を立てる、といった動向に発展するかもしれない。
アメリカとヨーロッパが他人事なのが理解できない。ロシアを弱体化させる絶好のチャンスなのに。。。今こそ軍事産業に大胆に投資をするべき。とにかくカネでロシアを圧倒すればいい。
もう税金をこれ以上海外に注ぎ込むのは限界だと感じている西側諸国の市民の皆さん、アベルさんが、ロシアを圧倒するカネを払ってくれるそうですよー。
自分の毎月の給料から天引きされる税金が増えて、その税金がウクライナ戦争に費やされたのに大した成果上がらない状態にずっと耐えられるの?
仰る通りです。
給与税が、あまりにも高すぎると感じています。
>アメリカとヨーロッパが
主語がおかしくないですか?気まぐれな大衆の票で政策が決まるのが
民主主義です。各国がそれぞれ抱える様々な課題(国内問題や対外関係)
に優先順位を付けて限られた予算が割り振られていくのですから。支援
反対派(財源に余裕があれば支援してあげたいけど、そうでないから先に
国内問題の解決すべきと考える人を含む)が賛成派を上回ったのでしょう。
仰る通りです。
ウクライナへの喜捨を、ただ批判しているのではなくて、日本の優先順位1番がウクライナ問題なのか?という話ですね(3年目を迎える訳ですから)。
日本政府の搾取は5公5民、6公4民という数字も出てきており、江戸時代よりも酷くなっています。
能登半島地震の復興、日本の未来への生活が厳しい方々への改善、減税など、まずは内政を優先すべきと考えます。
生活・時間に余裕のある方々が、寄付などでやれば素晴らしいと思うんですよね。
じゃあ貴方が政治家になって解決してみれば良いのでは?いつの間にか消えないでくださいね。
累進課税、所得再分配の仰る点は理解できます。
自分が主張したいのは、ウクライナへの喜捨は(特にドルを渡すだけ)、日本人の生活に一切還元されないという点ですね。
日本=ウクライナの貿易は、特に何もありません(小麦も米・加・豪で約100%です)。
日本のシーレーン安定(中東+チョークポイント)に、ウクライナ国土の位置は、地政学的に遠すぎて寄与するものでもないわけです…。
もう一点捕捉しますと、給与税には社会保障費が含まれています。
現役世代の社会保障費の負担は、仰る通り、高齢者層・病院・製薬会社・医者などの既得権益になっていますね。
さり気なくルサンチマンが見え隠れしてますが、医師は所詮給与所得者でしかなく、そこに含めるのは無知とコンプレックスの発露ですな。
病院にも価格決定力など存在せず感覚で管巻いてるだけです。国定価格で縛られて経営に喘いでいる斜陽産業です。
社会保障について語りたいのであれば政治、軍事に掛ける時間くらい勉強することをおすすめします。
開業医の概算経費などの制度も有名ですが、ご存じないのでしょうね…
医者は、他に非常勤などもあるんですよ。
新型コロナウイルス予防接種のバイトなども、かなり有名な話でしょう。
有難い説法ですが、(個人事業主など)実体の所得を勉強される事を、おすすめします。
嫌味でも何でもなく、医者を給与所得者だけで考えていたら、笑われますよ。
>医師は所詮給与所得者でしかなく…
脊髄反射はおやめになったほうが。
医師の3/4は勤務医で残りの開業医も昔と違って開業時の借金に追われる零細業者がほとんどです。
本当に知識がないのですからその分野で発言するのはおやめになってはという忠告なのですが無駄なのかなあ。
ちなみに私は医療関係者です。
医者と医師も兵士と兵隊みたいな関係がありますがあえて医者呼ばわりは意図的なのかなあ。
サヨとか陰謀論者が軍産複合体について鼻息荒く語るようなペラさを呈していますよ。
>医者と医師も兵士と兵隊みたいな関係がありますがあえて医者呼ばわりは意図的なのかなあ。
一般人はそこまで深く考えて言葉を区別していませんよ。
兵士は(人数を示す言及が無ければ)単数、兵隊は複数ですが、
単数を指して「兵隊さん」っていう言い方も普通にしますし。
医療関係者の方なら、訪問診療医などの同僚に所得・勤務形態、減価償却などの組み合わせを聞けば分かると思いますよ。
開業医の借金は仰る通りで、開業時に数億円単位の借りる人間を見ましたが、医者も収入・働き方などで本当に多様化していますね…。
陰謀論(?)というよりは、日本の制度・ルールを上手に使ってる人いるなあくらいのものですよ。
タムごんさんの方にレスをつけてしまいましたが。元はこのレスでしたね。
>医療費にしても医師・看護師の人件費(規模感的には5兆円を超えて10兆円規模)など、いわゆる既得権益ってやつですね
これの意味をご説明願いたいのですが。
例えば飲食業で人件費が30%なのに、病院だと60%、クリニックでは25%なので、既得権益ということですか?
病院の人件費が高比率なのは、医師をはじめとして大量の看護師・放射線技師・検査技師・薬剤師…等々、国家資格を持った高度専門技術者を雇わないと、業務が不可能かつ保険診療を行う上で最低限の定数が定められているからです。そして、業務の負荷的に給料をまともに払わないと簡単に転職されます。
既得権益という言葉を辞書で調べ直してみましたが、まあ医師の行う医療行為を医師しか行えない、調剤するなら薬剤師の資格がないとできないというのが既得権益だというのなら、まあ、それはそうでしょう。
だけどそれを責める意味が全くわかりません。
あとレス元の「日本政府の搾取は5公5民」はずいぶんな表現ですよねえ。
OECD国家の中では日本の国民負担率は中位程度でしかありません。
理解致しました。
>タムごんさんの方にレスをつけてしまいましたが。元はこのレスでしたね。
日本の国民負担率が、江戸時代と比較される話は有名ですから、ここが気になっている理由はよく分からないので割愛します。
>…江戸時代よりも酷くなっています。
さらに言えば医療従事者は高度に専門的な技術を要し、常に人手不足な業界ですね。
勤務時間及び休日労働・緊急労働要請もあり、病院では深夜常駐も必須です。これらの勤務形態の通り、労働法に基づいて追加の給料が支払われます。
また、苛酷な労働環境でも不養生になっては決していけない職でもあり、少ない余暇も健康のための活動や闘病も責として課されます。
多くの場合は病院が不正に儲けてるのではなく、医療従事者の時間を犠牲にされているので簡単な数字比だけを見て語るべきではございません。まあ……一部精神科業界など少々ダークな業界もございますが……。
ロシアを弱体化させるつもりが、中露同盟を強固にした上に肝心の西側金融システムを弱体化させてしまい。成長セクターであるグローバルサウスへの影響力が激減してパックスアメリカーナが終わりかけています。
アメリカとしては、もはやウクライナ作戦はこれ以上進めても戦略的に無意味となっており。
また、西側兵器の圧倒的優位を示すどころか、中国製ドローンと東側式砲兵システムの必要性を再確認させてしまい。軍事ビジネスのショールームとしても、もはや逆効果になりつつあります。
バイデンさんはやることなすことトンチンカンなので、さすがに議会からストップがかかるのもやむなしですね。
まさに本質と思います。
ロシアへの対応を見て(外貨準備凍結など)、資源国を中心に、ドル・ユーロ依存回避・外貨資産の多角化に動いています。
ドル覇権の中核だった石油・ガス取引に、『非ドル決済』を持ち込む動きがロシアだけでなく、『サウジアラビア』などでも加速しています。
ペトロダラー終焉の加速は、アメリカにとってのウクライナ戦争が、(ロシア・ヨーロッパを削った面だけでなく)アメリカの世界覇権にとって割に合わなかったと感じる一面です。
>アメリカにとってのウクライナ戦争が、(ロシア・ヨーロッパを削った面だけでなく)アメリカの世界覇権にとって割に合わなかったと感じる一面です。
短期的にはそうだと思いますが、
アメリカの長期的な戦略にとって、割に合わなかったかどうかはわかりません。
アメリカの世界覇権はWW2で確立されたわけですが、
その再現を狙っている可能性は排除できないと思っています。
つまり、ウクライナと台湾に肩入れして、
欧州とアジアに火種を撒き、そして、戦争で荒廃させる。
そうすれば、再びドル支配は復権されますからね。
どの国も過去の成功体験は強烈で、忘れられないはずです。
自分も、仰る点はあると考えています。
欧州は、欧州=ロシアの離反が進み、政治の混乱により現在そうなりつつあると思います。
日本は、台湾などの極東情勢に注力して、注意深く対応したいものですね。
私の見解は異なります。戦争初期はたむごんさんも指摘してる通り、欧州とロシアの分離を図り、天然資源やソフトウェア関連など空白化した権益に踏み込む利益が大きく、また戦争特需に参加してドル借款の拡大を狙えていたでしょう。
しかし現在、ロシアが経済制裁に耐えたことでドルによる封鎖の前例と対応策が実証され、戦争長期化により欧州の右傾化(EU/NATO批判)が増大し、特需もEasyさんの指摘の通り弱体化しつつあります。
(これに関しては短期的な既存兵器の生産量増加は確実ですが、既存兵器の限界が知れ渡り、近年難航している次期兵器は白紙から再検討の可能性もあります)
そしてイスラエル支持による国際的非難と中東情勢悪化により、世界最大宗教のイスラームを筆頭としたグローバル・サウス勢力の距離は開きました。当然これは中国に借款などでも有利で、ドル覇権は大きく衰退したと言っていいでしょう。
日本も、米軍向けにパトリオットを、製造して送る事を決めています。
ウクライナに送った不足分を、米軍に渡すという体裁ですが、米軍は中東にもパトリオットを送っているんですよね。
防空ミサイル、あればあるだけいいのですが、必要分を充足するのは難しいのが現実に感じます。
パトリオットの破壊って何ですか?あれって複数の機器を広域展開して
発動するシステムですよね?破壊と言うからにはそれら全てを一挙に
消し飛ばす広域爆破、最低でもミサイルの発射台くらいは無くさないと。
あれはモジュールのどれが破壊されても機能停止しますよ。
そのモジュールを交換すればすぐに復活する、という設計なので。
ですので,数百セットを運用する米軍なら非常に破壊しにくいシステムとなりますし。
たった3セットしかなく、しかも追加生産を自国で出来ずに外国の議会の議決を待たねばならないようなウクライナでは、モジュール一つの破壊で致命的な機能不全になりかねないです。
すみませんが、モジュールのどれが破壊されても機能停止するということにソースはありますか?
ランチャーひとつ破壊された程度だったら普通に動きそうな気がしますけど。
というかそういう抗堪性って軍事機密なのでは?
軍事機密も何も、wikiのレベルで
「アンテナユニット」「レーダーユニット」「指揮車」「電源車」って説明書いてあるじゃないですか。そんなの日本の防衛省のポンチ絵にだって書いてありますよ。
どれが壊れてもシステムとしては機能しませんよ。電源無しでどう動くんですか。レーダー無しでどうやって敵を見つけるんですか。
どの部品を失っても機能停止するのはわかります。しかしながら
どの部品を破壊されるとより困るか(費用や時間等で取り換えに
苦労するか)はあると思います。すぐに部品交換&再起動できる
パーツなら「破壊した」と宣言しても意味ないでしょう?私が
指摘したのは元コメントの方が言う「破壊」とは具体的にどの
パーツをどの程度損傷させたのかという描写が無いことです。
ウクライナに供与したパトリオットの詳細な編成は分かりませんが、米軍の編成はwikipediaによると
>高射大隊は指揮所運用中隊、整備補給中隊および4-6個の高射中隊で編成され、1個高射中隊(1ユニット)は射撃管制車輌、レーダー車輌、アンテナ車輌、情報調整車輌、無線中継車輌、最大で8輌のミサイル発射機トレーラー、電源車輌、再装填装置付運搬車輌、整備車輌という10台以上の車両により構成される。
とあります。
このうちミサイル発射機は一個破壊されても致命的とは思えませんし、
再装填装置、整備車両は一個減ったら稼働率は下がるかもしれないが動くは動く。
情報調整車両、無線中継車両は大隊規模の連携で使う車両のようなので、1ユニット(中隊)単体で動かす場合は不要ではないか?
電源車両は1ユニットに複数あるようなので、もしかしたら冗長性があるかもしれない(これは望み薄かも)。
アンテナ車両は射撃管制装置とランチャーを有線接続するなら不要です。
明確にクリティカルと言えるのは、射撃管制車輌、レーダー車輌の2種だけではないでしょうか。
もしかしたら色々と制約があるのかもしれませんが、「モジュールのどれが破壊されても機能停止」というのは明らかに言い過ぎです。
「モジュールのどれか一機でも」とした場合には機能停止しないでしょうが、モジュールを車両単位でなく各専門車両部隊(アレイ)単位とした場合には誤っていないかと。
パトリオットシステムはその4つの機能を各アレイで実現する構成となってます。これによって集権型ではなく分散型となっており、機能の補充で容易に機能維持できるようにしたシステム思想です。従来の集権型のように一つやられたら高価で復旧困難となるものではありませんが、その機能を実現するアレイが失われれば補充されるまで機能は失われます。アメリカ軍はそれを複数ユニット同時展開できますが、数基に限定されて提供されたウクライナ軍の機能維持可能範囲は限られているでしょう。
まあ木主のコメントのように一射で破壊は多くの場合誤っておりますし、ウクライナ軍にはシステムとして提供したので、主車両以外の電源車両など安価なものは冗長化として余剰車両があると思いますが……。
また、アンテナ車両に関してはおそらく誤解してます。アンテナはレーダーシステムの一環かOE-349アンテナマストアレイかの二つですが、前者はレーダー管制のアンテナで、後者はリアルタイム データ ネットワーク (PADIL)に不可欠です。
どちらもなければミサイル防衛機能として成り立たないものです。
今回日本語wiki見てきたのですがとても参考になりませんね…
軍事関係は少なくとも英語wikiなどで確認をおすすめします…
キンジャールとイスカンデル/s-300の迎撃率にここまでの差が出るのは良くわからないが(キンジャールはキエフに、イスカンデルは地方都市に打ったとか?)、キンジャールが全て迎撃されているのを見るにSRBMを迎撃するのは現代の防空ミサイルだと案外簡単なのだろうか?とはいえ今回は打たれていないが弾道ミサイルのような軌道をとるkh-22/32をほとんど迎撃出来ていないのを見るに何らかの穴もあるのだろう。分からない事も多いけどウクライナでの防空戦闘は日本のMD、反撃能力の構築をする上で参考になりそう。
キンジャールが着弾する映像がSNSで出回ってますので、全て迎撃されたってのは考え辛いんですよね。
キンジャールの様な貴重な超音速巡航ミサイルは重要な軍事施設を狙うでしょうから、着弾地点は極秘扱いで情報公開されません。
ですから迎撃率100%になっているのではないでしょうか。
発表通り全て迎撃出来ているかはかなり怪しいというのは同感です。そもそもイスカンデルとキンジャールをウクライナ側で区別出来るのかという問題もあります。ただキンジャールの実態は空中発射型イスカンデルに過ぎないのでパトリオットならある程度は迎撃出来ているのだろうなと思います。
写真見ると窓ガラスは広範囲で割れちゃうのね
冬に都市部への攻撃は想像以上に効果的なのかな
いや都市部での被害は窓ガラス破片での死傷が主ですよ。
だから抗堪性がなくてもJアラートが鳴ったら近くの屋内に逃げることを推奨されているのです。
核攻撃ですらカーテン一枚で熱線死を免れたり、duck and coverは馬鹿にできません。
ロイターが記事にしていますがゼレンスキー大統領はビデオ演説でロシアが過去3日間の攻撃で300発近いミサイルと200機以上の無人機を展開したそうです
ただ直近3回の攻撃での数を計算するとミサイルの数は概ね合っていますが無人機の数は161機になりゼレンスキー大統領のいう200機以上との大きくズレています
RBC-Ukraineの記事(リンク)では12月31日以来ロシアは約170機のシャヘドを使ったとゼレンスキー大統領が言ったと書いています
これが事実なら12月29日の36機と合わせれば200機以上になりますがそれじゃあ31日以降の軍の発表125機と170機の差の45機はどこに?ということに
どこかに見逃しがあるんでしょうか分かる方いますか?
Shahedのような安価なドローンに高価な迎撃ミサイルを使うのはもったいないという問題が言われていましたが、それだけではなく迎撃ミサイル拠点を敵にバラしてしまい、肝心の大型ミサイルがますますすり抜けてしまうという問題も大きそうですね。
たしかミリタリー展示会でドローン迎撃用機関銃のようなものが”とある国”で近日中に活躍しますという話題があったと思います。こうした安価で大量配備ができそうな迎撃設備は、ただのドローン迎撃だけでなく、虎の子の迎撃ミサイルを温存するためにもより一層重要になる気がします。
素人考えですが、こうした設備は韓国が積極的に開発するのではないでしょうか。ソウルと北朝鮮国境の距離の近さを考えると、北朝鮮からの大量のドローン攻撃は現実味があるように感じます。そして一度攻撃を受けたら反撃しなくてはなりませんが、昨今のウクライナやパレスチナの泥沼状況を考えると、北朝鮮に大軍を送るのは困難が予想され、泣き寝入りして「先にやったもん勝ち」な状況になる気がします。そうした地団駄を踏むしかない状況を避けるためにも、安価で簡便な迎撃設備によって一発のドローンも落とさせず泥沼化を回避するのは、外向的にも有効だと思います。
イスカンデルは射程が500kmはあるし
トーチカUじゃ届かない
傍目に見て。これは対抗策(?)が必要なのでは。
他所の記事を見ていると、レーダー観測で地上の発射位置を特定し、
発射機(イスカンデル?)を狙って自国製自爆ドローンを放ったりしている様ですが。
ふと思い出したのですが、アルメニアに不要(?)になったトーチカUがあるとか。
西側装備に更新予定との記事を読んだ覚えがあります。ウクライナが入手できれば良いですね。
現在、ウクライナがロシア相手に使える長距離の手段は、東側製の航空機とその装備品を除けば、
ヴィルカ/フリム2/トーチカU、あとはドローンなどしかないのでしょうし。きっと数が欲しいでしょう。
ウクライナのトーチカUは改装してロシアの揚陸艦サラトフを一撃で沈めた実績がありますし。
カリブルは黒海から3発ですか。
つか、この戦争で陸上発射型カリブルは確認されてましたっけ。結局INFのあれはどうだったのだろう。