ドネツク西郊外ノヴォミハイリフカ方向についてロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ロシア軍が集落内や郊外で前進した」と報告、この主張は登場した視覚的証拠によって裏付けられており、ロシア軍はじわじわとコスティアンティニフカ方向に前進している。
参考:Мапу оновлено!
参考:Хроника специальной военной операции за 7 апреля 2024 года
この方向での前進は決して容易なものではない
ドネツク西郊外ノヴォミハイリフカ方向を取り上げるのは約1ヶ月(3月6日)ぶりで、DEEP STATEとRYBARの報告が一致するロシア軍の支配地域は集落中心部(村庁舎付近)に到達していたが、RYBARは7日夜に更新した戦況マップの中で「ロシア軍がノヴォミハイリフカ北西にあるダーチャ内に侵入した」「ロシア軍がノヴォミハイリフカ集落内で前進した」「ノヴォミハイリフカの南で前進した」と報告。
視覚的にもⒶがロシア軍の支配地域がO-0531を越えていると、Ⓑがダーチャ内にロシア軍が足場を築いていると、Ⓒが集落内で約700mほど西にロシア軍が前進していると、Ⓓがノヴォミハイリフカ南で約1.5kmほど西にロシア軍が前進していると裏付けており、RYBARの主張はほぼ視覚的証拠に裏付けられたものと言える。
ロシア軍はじわじわとコスティアンティニフカ方向に前進しており、ここを経由するT-0524を遮断されるとヴーレダーへのアクセスルートが制限され、凸凹の前線も平坦にできるため、この方向のロシア軍は前線をT-0524に押し上げるのが狙いかもしれない。
因みにRYBARは「ノヴォミハイリフカ方向で積極的な攻撃が続いているものの、ロシア軍の攻撃はウクライナ軍の無人機攻撃によって妨げられている」とも付け加えており、この方向での前進が決して容易なものではないと示唆している
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※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России
写真は、もうMi-28Nが自由に飛べるようになったということなんでしょうか。
MANPADSも弾切れなのか、それとも撃とうと構えてるとあっさりUAVに狩られるようになったのか。
冒頭の写真は二重反転ローターだからカモフKa-52対戦車ヘリコプターだと思われます。一緒に飛んでいる汎用ヘリコプターはMi-8系統でしょう(いい加減な整備でも大丈夫らしい)。
そうでしたね。
初戦では対空装備にAHがやられた話もチラホラ聞いていましたが…。
いつまで続けるのかね
泥濘の季節によーやるわ
夏までまてばいいのに
そんなに待っていたらウクライナに弾薬が届いてしまうではないか、とロシアは考えているのかも知れません。今が頑張り時、損害を出しても進めるだけ進んでおこうとロシアは判断している、というようにも見えます。
泥濘期が終わりを向かえるつに連れて、戦線が動いていくのでしょうね。
正面突破・迂回攻撃など、ゆっくりシンプルな攻防戦になると思いますが、動向を見守りたいと思います。