ウクライナ人が運営するDEEP STATEは10日「今年4月のオチェレティネ防衛に関する全ての情報を入手することが出来た」「第23旅団・第71旅団と交代した第115旅団は戦闘任務に対する準備レベルが余りにも低く、大半の兵士は戦死するか捕虜になってしまった」と報告した。
参考:Прорив біля Очеретиного і участь 115 ОМБр
戦場で何が起こったのかを明らかにし、このような事が二度と起こらないように、失われた命に責任をもたなければならない
アウディーイウカから伸びる線路沿いを囲む防衛ライン=ベルディチ~ノボバフムティフカ~オチェレティネ~ノボカリノベには第47機械化旅団、第23機械化旅団、第71猟兵旅団が配置されていたが、3月27日から28日にかけて第23旅団・第71旅団と第115領土防衛旅団のローテーション(交代)が実施された。
第115旅団の第1大隊は線路沿いの東側陣地、第2大隊は線路沿いの西側陣地、第3大隊はノボカリノベの南側陣地に配置され、第47旅団は引き続きベルディチ方向を守り、第23旅団の残留部隊がボカリノベと幹線道路(H20)の間にある陣地を守っていたが、ロシア軍が4月2日に歩兵1個小隊、戦車2輌、装甲車輌4輌で線路沿いへの攻撃を開始。
ロシア軍は第1大隊と第2大隊の担当範囲が接する部分で突破に成功し、ここを守っていた兵士の大半は戦死するか捕虜になってしまった。その日の夕方にロシア軍は空挺部隊を投入して線路沿いのダーチャを攻撃、ここには後方勤務からの転属者で構成された火力支援中隊が配置されていたものの戦闘能力が限られており、持ち場から逃げすか、その場を離れるのを拒否したりするだけで、ロシア軍兵士はダーチャに1日中居座っていたにも関わらず大砲やドローンは何も出来なかった。
ノボカリノベ郊外の農場に配備されていた最高議会元議員が指揮する小隊(第115旅団第3大隊)は4月8日に敵の攻撃を受けて逃亡、第3大隊は危機に晒された側面を何とかするため、第7中隊を投入して農場の奪還を試みたが、この戦いで多くの兵士を失った第7中隊は戦闘能力を喪失した。
ロシア軍は4月14日にノボバフムティフカの西郊外に陣取っていたため第2大隊は敵に後ろを取られた格好で、当時の状況について「線路沿いの東側陣地を守っているはずの第1大隊が何処に行った」という通信記録が残っており、ロシア軍は17日~18日までにオチェレティネの変電所を占領して市内の民家に侵入し始め、22日には市内の工場周辺にある高層ビルを占拠していた。
結論を言えばオチェレティネ周辺(線路沿いのこと)の塹壕は防衛に適したものではなく、第115旅団も見せかけに過ぎない塹壕を本気で守らなかった。第115旅団の兵士は戦闘に参加して危機的な状況を救おうとしたが、戦闘任務に対する準備レベルが余りにも低く、大半の兵士は戦死するか捕虜になってしまい防衛ラインの破綻が不愉快な損失を発生させた。第115旅団と交代した第110旅団も適切な陣地が無かったため人的面で大きな損害を被ってしまった。
要するにオチェレティネは適切な防衛準備も十分な兵士もなく「最小限の戦闘でロシア軍に奪われてしまった」という意味だが、これは前線で戦った兵士の責任ではなく、第47旅団や第23旅団との協調性が欠如していたわけでもない。第115旅団の兵士らは「第23旅団によって陣地(恐らくノボカリノベ方向)は比較的要塞化されていた」「攻撃を受けた際に第47旅団はブラッドレーで、第23旅団は大砲と迫撃砲で助けてくれた」と証言しており、第47旅団が第115旅団に陣地を引き継いた後「敵の突破が起こった」というメディアの報道は事実ではない。これは一部将校が保身のため第47旅団に責任を擦り付けようとした結果だ。
このレポートについてDEEP STATEは「戦場で何が起こったのかを明らかにし、このような事が二度と起こらないように、失われた命に責任をもたなければならないからだ。我々は兵士らの苦情をまとめた報告書を作成中で、これを必ず国防省に提出するつもりだ」と述べている。
因みにウクライナ人ジャーナリストのユーリイ・ブトゥソフ氏もオチェレティネの防衛ラインが破られた原因について「ローテーションを行うタイミングでの攻撃」「補強された塹壕の欠如」「適切な準備時間が与えられないまま投入された予備戦力」を挙げた。
“侵攻直後にウクライナ軍は予備戦力を新しく編成し、この大部分は適切な訓練を受ける暇もなく前線に送られ、その内の1つがセベロドネツクにやって来たことがある。この地域にいた全ての指揮官や兵士、そしてジャーナリストの私でさえ「旅団の組織化や訓練が不十分で指揮能力にも問題がある」「この様な準備不足の旅団で切り裂かれた戦線を支えるのは不可能だ」と中央の司令部に警告していた”
“それでも彼らは勇敢に命令を遂行しようとしたが奇跡は起こらなかった。この旅団が陣地を保持できなかったは兵士の責任ではない。効果的な組織管理と訓練の相互作用がなければ奇跡は起こらず、我々は英雄的行為が組織と秩序に取って代わることはないことを良く知っている。この旅団はリシチャンシクに後退したものの、そこで割り当てられた任務も遂行することが出来ず再編のため後方に送られたが、この失敗を軍上層部は反省も分析もしていない。だから同じ失敗を繰り返すのだ”
“アウディーイウカ方面に投入された旅団も適切な準備時間が与えられず、英雄的な戦いの後に多く陣地を捨てなければならかった。その結果、敵は前線を突破して大きな成功を手にしたのだ。なぜ敵は集落を確保しようとするのか?敵は我々の無人機や大砲から身を隠せる建造物や地下室を必要としており、そうでなければ殺されることを良く知っている。これは前線で戦う者なら誰もが知っていることだ。それにも関わらず同じ失敗を繰り返しているのか”
“塹壕や穴が掘られていても何も補強されていなかった。丸太で塹壕を覆うこともなく、コンクリート製の構造物もなく、兵士は頭上が保護されていない塹壕に座り込むことしかできないのだ。これは要塞と呼べる代物ではなく近代戦に対する冒涜だ。補強されていない塹壕はドローン、大砲、迫撃砲で直ぐに破壊されてしまうため陣地を保持することなどは不可能だ。もう一度繰り返すが、敵の主力方向に野戦用要塞は準備されていない”
“敵が損害を被っても前進し続けているのは兵士たちの問題でも下級指揮官の責任でもない。これは結論を出そうとしない軍上層部の問題で、前総司令官時代と同じように我々は過ちを犯しているのだ。全てが完璧だということはないが、我々は同じ過ちを繰り返しているのだ。セベロドネツクで経験したはずの過ちをアウディーイウカで繰り返しているのに、未だに結論を下せないのは何故なのか?”
DEEP STATEもブトゥソフ氏も第23旅団・第71旅団と交代した第115領土防衛旅団の準備不足(不十分な組織化、兵士の練度、後方勤務者で構成された編成など)を指摘しており、何故、侵攻開始から2年以上(2014年起点なら10年以上)が経過しても準備された防御陣地と適切な訓練の問題に改善が見られないのか不思議だ。
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
訓練不十分な兵士の前線送り、後方勤務者を組み込んだ部隊編成ってとどのつまり兵力が底をついてきた証でしょう
そうだとすれば改善しようにも今から出来る事なんて限られてますわな
防衛拠点において戦力の空白化を容認し、ロシア軍の進軍スピードが上がろうが支配領域が広がろうが割り切って所定の訓練期間(6ヶ月間)きっちり訓練させて兵を育て、それから任務に従事させるか
ロシア軍に支配領域を広げられるのは辛抱ならんと言うなら、今までと同じように場当たり的に訓練不足のルーキーや専門外の人間を前線に放り込み続けるか
結局選択肢は2つしかないように見えますが
6カ月訓練期間とっても訓練用の弾がないので、筋トレくらいしかすることがないかもしれませぬ
貴方、兵隊は射撃訓練ばかりしていると思っているのか?弾は無くてもまともな兵士になる訓練なんていくらでもある。隠蔽とか効率の良い爆破とか、距離の測り方、敵が隠れていそうな所を考える。塹壕の作り方や素材による防弾効果とか自身が生きて敵を屠る為にやる事なんていくらでもあるぞ。
それを教えられるような練度のある兵隊は何処にいるんでしょうか…?
おフランス
フランスから学ぶべきは、銃の使い方より白旗の上げ方と歪な人口ピラミッドの解消法でしょうね。
いや、ちょっと待ってくれ
ここ百年以上、フランスってまともに戦争で勝ったことないのでは?
最後に負けたのは1950年代のディエンビエンフーだとは記憶してる。
なんか、第二次世界大戦の前後から敗北に敗北を重ねてる印象。
「練度のある兵隊がいないと訓練にならない」話に、
「練度のある兵隊がいても訓練にならない」コメントで返しても、
いちゃもん付けてるだけに過ぎませんわな。
実戦経験の有無で言うとアメリカとか、ロシアの民間軍事会社あたりから教官採用した方が良いんじゃね?
まあ優劣は別として、教官役としてフランス外人部隊に不足はないと思いますがねえ。
それはともかくとして、いよいよとなれば支援国の助けが得られるウクライナにとって、練度のある兵隊の不在が訓練上のボトルネックとなるのは考えにくいですね。
別に外国の元兵隊でも問題無いだろうし、自国内の傷病兵でも良いのでは?全ての技術を手取り足取りの必要なんて無いだろう、今なら動画視聴で得られる知識だってあるし電気の問題があるなら昔の米軍とかみたいにマンガで説明とか、何かしらの冊子に必要な知識を纏めてもいい。
AK分解とかそこらの銃器専門の民間人のユーチューバーですらやっている。兵隊でしか戦場で役立つ経験や知識を教えられないって考え方は捨てた方が良いと思うが。
銃が撃てる事が最低条件かもしれんが、銃口が何処向いているとか薬室に弾が入っているか確認もしないで扱うとかトリガーに指掛けっぱなしとか兵隊以前に銃の取り扱いすらまともに出来ない奴は味方撃ちする可能性すらあるぞ。
どこの国の軍隊もそうですが、兵隊にとられたズブの素人に対する訓練なんて最初の数週間は体力づくりの他は
、
一列になって走ったり、言われた通りの動作が意識しないで反射的に出来るように手足の反復動作を毎日繰り返したり、軍隊用語を覚えて命令されている事を理解出来るようにしたり、銃の取り扱い以前の置き方持ち歩き方レベルからの事を覚えたりとかばっかりです。
それやってないと持ち歩く銃で自分を撃ったり。命令されてもどうすればいいのか判らないで行動が出来ずカカシになるだけで、邪魔にしかなりません。
日本の体育の授業での行進レベルすらやって無い国の方が多いですから、日本は集団行動が小学校時代から教え込まれている事も含めて、軍隊訓練ではゲタ履いてるレベルで有能です。
日本の教育は富国強兵時代に、欧米の兵学校、士官学校を参考にしたものですから。
前線の要塞化については「第49独立強襲工兵旅団を結成」というニュースがあるので、上層部にも改善の意思はあり進めてもいるようですね
新兵の訓練期間については改善どころか悪化の話しか聞きませぬが…
情報ありがとうございます。
工兵旅団に、陣地構築用の重機・機材が、どの程度割り当てられているのか気になりますね。
>戦闘任務に対する準備レベルが余りにも低く、大半の兵士は戦死するか捕虜になってしまった
訓練されてないロシア兵が投げ込まれて、大損害を出しているという都市伝説は実はウクライナ軍のことだったというオチね、うん知ってた。
レベルが低いのは第115領土防衛旅団というよりも、そういう訓練不十分、装備不十分の第115領土防衛旅団を、ロクに検閲もせずに築城不十分のオチェレティネに交代のために投入するウクライナ軍の参謀本部、上級司令部の参謀や指揮官、司令官たちの方でしょう。
もっとも他に交代できる旅団もない、第47機械化旅団、第23機械化旅団、第71猟兵旅団の戦力も限界に近かったということでしょう。
改善どころか、ますます低下、劣化、悪化の一途をたどっているということに他なりません。分析もしていないでしょうが、何よりも問題なのは反省がない、責任感がないことです。失敗が繰り返されることに不思議も謎もありません。
訓練所の動画が外国の方の戦況図に挙がってたんですが、とても歳のいった方が多く
翻訳文ですが、これがウクライナの次期主力だと言っておられまた
>第7中隊を投入して農場の奪還を試みたが、この戦いで多くの兵士を失った第7中隊は戦闘能力を喪失した。
中隊って200人くらいだと思うのだが、中隊がほぼ全滅するってどういう突撃をしているんだろうか。ウクライナ側が突撃している映像をあまり目にしないんだが。
4月頃だとあの辺りはすでに火力統制下にありましたしロシア側の誘導砲弾の使用が一層増えてきてた頃で、多分準備中にやられたか塹壕を出たとたんに撃たれたかだと思います
塹壕の『中』に直接砲弾が飛び込む映像とか、歩いてる姿をサーマルで監視されてて砲撃で薙ぎ払われる動画とかが結構出てた記憶が
軍事用語的には3割の損失で全滅、5割を超えると壊滅となるらしいけど、記者がその認識に基づいているのか不明
>軍事用語的には3割の損失で全滅、5割を超えると壊滅となる
都市伝説です
事実ではありません
軍事的には仰る通りの損害比で壊滅、全滅と言うんですが、ウクライナ参謀本部は公式にロシア側の死傷者が50万オーバーと言ってしまいましたからね
ロシア陸軍の総兵力からしても壊滅と言ってよい人数を死傷させた!とウクライナは言ってますが現在の有り様なわけで
部隊の3割や5割の人員を失ったら、その部隊は有効に使えないだけであって、再編したらまた戦えるでしょ。
あと割合は部隊の規模とか、時代とかで変わってくるし、攻撃側なのか防御側なのかでも変わってくる。
でもこの記事はウクライナ軍についてですよ?
戦闘能力を喪失したとあるので、ある程度は則ってると見て良さそうです。
とはいえ上の失敗の尻拭いでこの損害は酷い話としか言えないですね。
少なくとも24年以降のウクライナ軍はほぼ常時定員割れなので流石に200人(後方要員含む)で突撃したわけではないと思うけどそれでも甚大な被害。最近出てきたロシア側の動画には兵員満載の複数の非装甲の自動車で移動中に自爆ドローンに轢き潰される映像を見たけど今回の中隊壊滅もこんな感じで兵員溶かした感じかな?
結局何がしたかったのやら・・・
ロシアだって人命大事にって思想でもなさそうなのにね それを大幅に下回ってるわけだから
民主主義とかいいながら、徴兵されればロシア兵よりひどい扱い、恐らく反戦運動なんてしたらまっさきに最前線送りだから、どんなに悲惨でも政権のやることに文句なんて言えないわけでしょう
まともに訓練さえ受けさせてもらえず、明日から最前線
どうせすぐ死ぬから装備なんてろくに与えてないのでは?
若者は逃げ出し、高齢者も戦死しまくってるから世界最貧国まっしぐらですね
北朝鮮もびっくりでしょう
ウクライナ人もこれで満足だったのか そんなわけないでしょうね
土地・資源以外に欧米の”投資”を回収する手段が無い
ゼレンスキーに何かを決定する権能が最初から無い
ストレンベルグですら戦況を見誤っている
アメリカが中露2正面作戦にビビッて足抜け出来ない(まあそりゃそうなりますよね)
大体こんな感じじゃないですか?
おっとストルテンベルグだったうろ覚え
本当に。いったい何のために戦っているのか分かりませんよね。
最初の攻撃であのまま、ロシアに白旗上げてたとしても、庶民の生活が今よりも悪くなったとは思えないですよね。
あったとしても壁にプーチンの悪口を書いたら捕まる程度でしょうか。
自由と民主主義っていっても、昔から「衣食足りて礼節を知る」っていうくらいで、経済はガタガタ、戦争は先が見えない、インフラもボロボロで「自由と民主主義」なんていらないでしょ。
民族的なアイデンティティーや祖国愛なんていっても、そんなの自分の命があればこその話で、鉄砲の弾にもならないばかりか、腹の足しにもなりはしないし。
もういい加減「なんで戦ってるのか」をウクライナ人が自分で自分に聞いてみた方がいいんじゃないんですかね?
よくよく考えたらオチェレティネを守るウクライナ兵士は兵力不利、損失が出ても補充されないか補充されても訓練場で20発撃っただけの貧相な装備を身につけた戦闘経験のない体にガタが来ている中年男性が補充されるだけと言う本当に終わりみたいな状況。
対するロシア軍は経験豊富で練度が高いVDV。勝てるわけがない
末期の自由惑星同盟軍みたいだな
こっちにはヤン艦隊はいないけど
査問会でいびりすぎて辞表提出してまったんやろなぁ
ウクライナ軍の最前線歩兵は、砲爆撃の劣勢化・陣地構築の手抜きの中で、本当によく戦っていると思います。
管理人様が、過去記事で取り上げていますが、過酷な環境の中で継戦できているなと。
ウクライナ政治指導部は、1ヶ月・半年・1年・3年といった時間軸で、どういった見立てで継戦しているのか不思議なんですよね。
>もう一度繰り返すが、敵の主力方向に野戦用要塞は準備されていない
>敵が損害を被っても前進し続けているのは兵士たちの問題でも下級指揮官の責任でもない。これは結論を出そうとしない軍上層部の問題で、前総司令官時代と同じように我々は過ちを犯しているのだ。
(2024.02.15 ロシア軍がバフムートで成功した理由、FPVドローンの大量使用と防衛陣地の欠如 航空万能論)
(2024.06.3 不十分な訓練で戦場に送り込まれるウクライナ人、新兵の射撃訓練は20発 航空万能論)
なんだか末端が可哀そうですよね。
ウクライナの上層部が戦争の終わらせ方について、明確なビジョンを持っていないのがよく分かります。
聴こえる声は支援の要請ばかり、もちろん必死なのは分かりますが、裏でこっそり交渉の条件を提示するくらいしても良さそうに思います。
でも、現在の戦線の状態を見るに、そういう柔軟性を持って方針を決定しているようにも見えません。
(でなければこんな犠牲が続いているはずがない)
坂道を転げ落ちるブレーキの壊れた車(大戦末期の日本軍)のようにコントロールが効かなくなっているのですかね。
既視感(白目)
領土防衛隊は平均年齢が40を超えてしまっている正規軍以上に中高年だらけでとても戦闘任務には向かないし事実上の肉壁だという指摘もありましたが、図らずもそれが証明されてしまった一例ですね
前に領土防衛隊の旅団がSNSで年老いた大学教授が銃を手に取って前線で戦っていると写真付きでアピールしていましたが、年齢問題もそうですけど学者に銃を握らせて最前線に突っ込ませるという点でこれもウクライナ軍の総力戦に関する能力やノウハウが全くない事や、そもそもそれ以前に行政能力のレベルが極めて低いということも示しているんですよな
領土防衛隊は志願兵なんだから、ある程度は仕方ないような。
ヘンリー・モーズリーならもちろん損失だけど、年老いた大学教授というだけなら、なんともいえないような。
第115領土防衛旅団という名前の「国民突撃隊」味よ…。
ウクライナ陸軍をWikiで検索したら軍人は8万人程度。
これで10万人とか新兵をつけても、戦争にならないと思います。
組織的には伍長や軍曹、下士官、砲兵などの専科を育成するためには1~2年ぐらいは必要かと。
予備役が数十万人いるのなら別ですが。(退役軍人で年間数週間の再訓練と手当てが出る)
22年の4月にボリス&売電の甘言に乗ったゼレさんがといっても芸人さんだし、周りはネオナチの怖い兄さん議員に
囲まれ、ISWのおばちゃんがいたのなら仕方ないですよね。
軍事力の差が明確になっているだけという厳しい現実が表れているかと思います。
現在の戦線を挽回するには
1.F16に廃棄予定のB61MOD12(在庫3400)を搭載し、20kmおきにロシア軍広報10kmに100発撃ち込む。
→プーチンさんがF16は核搭載と判断するという理由です
2.NATOが参戦する
→この場合、ロシアから戦術核で先制攻撃します。 戦力比がNATO:ロシア=ロシア:ウクライナのため先制攻撃が必須。
撃っていいのは撃たれる覚悟が有るものだけです。
ウクライナが南部4州の独立を認めない限りは、核戦争に向けて邁進中です。
ゼレさんは何が何でも2を狙っている感じがします。
アメリカの軍産複合体は、アメリカ国内で処理するぐらいならウクライナに捨ててきた方が儲かると。
別に核戦争になるならないより担当者や企業は今期の利益が重要ですから。
と個人的に怖い予想をしています。
管理人さん、いつも中立で重要な情報提供ありがとうございます。
ここで、ウクライナが1発逆転しようと思うと、大量破壊兵器しかありません。
アメリカにはB61MOD12が3400発ほど在庫があり、MOD13になるため今後廃棄予定です。
F16に1発だけ搭載可能なので、半径10kmにセットすると100発で2000kmの戦線を崩壊させることができます。
国土の放射能汚染さえ我慢すれば数十万人単位のロシア軍を抹殺することができます。
なぜF16を集めているか、プーチンさんがF16をウクライナ領内で発見したら核搭載とみなすというのかがわかると思います。
B61MOD12はMOD13に置き換え予定なので廃棄が必要なので、アメリカ国内で処理するより、ウクライナで使った方が安価に処理できると軍産複合体企業は考えるでしょうね。
まったく救いのないような予想で申し訳ありません。
B61は重くもない自由落下型の爆弾だから、安全装置を解除できる改造さえすれば、Su-24にだって搭載できると思うけど。
ストームシャドーだって搭載できたのだから。
B61mod12が3400発もあるってどこ情報ですか。
予算ケチって678個しかB61 mod12 LEPの予算付かなかったって記事を昔見かけましたが。
2014年の時も練度や防御の面で問題あって対するロシア軍は電子戦でも優位で兵も精鋭揃いだったけど数で圧倒していたからアレだけの領土喪失で済んだ。
今回は練度は低くておまけに数の優位にたてないから、こんな状態になっている感じだと思う。歩兵としてそこそこ使えるレベルの兵士をもっと増やさないと事態はそれ程好転しないんじゃないだろうか?
しかし、日本のネット界隈だけは未だにウクライナ側の戦勝ムード一色とかいう不思議。大手メディアすらも普通にウクライナの劣勢を報じてるのに。
ロシアはちょくちょく高価値目標をやられるのがなあ。学びつつあるものの改善ペースは遅々としてる。
まあ、それもATACMSやストームシャドウはじめとした欧米からの高価な兵器ぶち込んで『やっとこさ』の戦果ですし。しかも戦局には物量差から殆ど影響せず、ほぼSNS映えにしかなっていない…。
ロシア側に穴も隙も多いのも否定しないけど。
私はロシアの防空システムは優れたものだと思ってます。
トルコ インド 中国がS-400を導入してますしその際入念に性能チェックは実施されたでしょう。
巷で語られるようなガラクタではなく巡航&弾道ミサイル迎撃能力はある。しかし完璧ではない事も生産者であるロシアは把握してるはずです。
なのに掩体壕を作らない。 防空車両を分散配置せず纏めて潰される。
被害の極小化の努力がさっぱり見られないのです。
日本が陥ってた「原発は事故らんから安全対策も軽くでいいやろ」みたいな感じに考えてるのかも知れません。
Su-57が多少潰されようが戦局への影響は軽微なのは仰る通りです。ただ原発事故のように取返しのつかない痛撃となる可能性もあるってか積み重なって今の苦戦があるんじゃないかなと。
長々と書いたが本記事で書かれてるウ軍の問題に比べれば論軍の問題は単純明快低コストで解決できる。そしてそれが解決した時はネット界隈の評価も自然と変わるでしょう・・・たぶん。
今までロシア領への攻撃が禁止されてたし、クリミア狙える兵器もなかったから安心しきってたのでは
ウクライナ自国製の長距離ミサイルはまだ実用化できてないみたいだし
ウクライナ軍がやってるような分散配備や配備先の変更などの努力をやってないのは不思議だけど
私はロシアの防空システムは優れたものだと思ってます。
トルコ インド 中国がS-400を導入してますしその際入念に性能チェックは実施されたでしょう。
巷で語られるようなガラクタではなく巡航&弾道ミサイル迎撃能力はある。しかし完璧ではない事も生産者であるロシアは把握してるはずです。
なのに掩体壕を作らない。 防空車両を分散配置せず纏めて潰される。
被害の極小化の努力がさっぱり見られないのです。
日本が陥ってた「原発は事故らんから安全対策も軽くでいいやろ」みたいな感じに考えてるのかも知れません。
Su-57が多少潰されようが戦局への影響は軽微なのは仰る通りです。ただ原発事故のように取返しのつかない痛撃となる可能性もあるってか積み重なって今の苦戦があるんじゃないかなと。
長々と書いたが本記事で書かれてるウ軍の問題に比べれば論軍の問題は単純明快低コストで解決できる。そしてそれが解決した時はネット界隈の評価も自然と変わるでしょう・・・たぶん。
GMLRSが初供与されて弾薬庫や宿舎が次々に爆破されていた時の事を考えたら現状は嫌がらせ程度の攻撃しか出来ていないと理解出来る。
基本的に戦勝ムード一色ということはないと思うんだけど、もしかしてロシア軍の被害をクローズアップしてることを言ってる?
そのことを言ってるなら、そういうアカウント見すぎでアナライズされてるだけだと思う
戦勝ムード一色ってわけじゃなく普通の人はロシアが勝つorウクライナは勝てないと思ってる。Twitterのやばい奴らが騒いでるだけ。ノイジーマイノリティ
1500kg滑空爆弾の威力は半径50m以内の兵士が遮蔽物に隠れているかどうかにかかわらず100%死亡するらしいです。
こんなドデカイ爆弾を日に何発もピンポイントで撃ちこまれているんだからそりゃ死にまくりますよね。
航空爆弾の威力は高過ぎて死体は粉々で判別できないでしょうから、ウクライナ軍の死傷者数が何故か目立たない理由になっていると思います。
ボルチャンスク・オチェレティネなど、ODAB1500(サーモバリック爆弾)の投下映像が、今年以降も流れているんですよね。
ウクライナ軍は、付近にいないような扱いになっており、仰る通り死傷者は語られませんが、どんでもない事になっているだろうなと常々思っています…。
滑空誘導爆弾、月に3000発を発射と言われていましたので、ウクライナ軍これだけでも凄まじい被害がでているだろうなと。
仰る通り、何故か語られることはないですよね…
訂正の追記です。
オチェレティネ→チャシブ・ヤール
FPVドローンなんかもそうだけど、有効な目標に当たってないケースも相当あるってことじゃないかな
仮にFPVドローンの命中率が100%なら生産量的に宇・ロ双方の歩兵は消滅してるはずだけど、実際は少なからず生き残ってるわけだし
米軍にだって、そういう最前線で「使える」兵器が無いのが現状なんですよね。
米軍の滑空兵器は、距離で対抗できる兵器は、炸薬量が少なく、更にはものすごく高価。
安いJDAMでは投射距離が短い。航空優勢が取れて充分前線に近づいて投射できるのならそれでもいいのですがウクライナ空軍には無理&ロシアの対空コンプレックスの前には無理ゲー。
記事後半が(内容は妥当だとしても)何度か使ってる引用な事に管理人さん大変なのだろうかと感じます。
後方勤務者や新兵にしっかりとした訓練を、と言ってもそれすると前線への補充兵の配置が相応に遅れる訳で。
にっちもさっちも行かない。
しかし今更ながらロ軍は奴○兵特攻、ウ軍は肉壁と正直想像するだに吐きそう。