ドイツのSpiegel誌は20日「連邦情報局が安全保障関係の議員に対する極秘会議で『バフムート方面の戦いでウクライナ軍は毎日3桁台の兵士を失っている』と報告、ここを失えばドネツク州の奥深くに進めるため重大な結果をもたらすと警告している」と報じた。
参考:Bundesnachrichtendienst warnt vor hohen Verlusten der ukrainischen Armee
ウクライナ軍は砲兵同士の撃ち合いを制してロシア軍の戦術を無効化しなければならない
バフムート戦線で戦闘に従事しているチェコ人義勇兵は16日「もうクリシェイフカは我々のものではない」と、露ワグナーのプリゴジン氏も19日「クリシェイフカは我々の支配下にある」と明かしていたが、ロシア国防省も20日「クリシェイフカを解放した」と発表したためCNNなどの海外メディアもクリシェイフカ陥落を一斉に報じ始めた。
バフムート周辺の状況は刻々と悪化しており、戦況マップの上から説明するとソレダルを制圧したロシア軍はシヴェルシク方面のウクライナ軍を包囲するため「ロズドリフカ」に向かっており、クラスノポリフカにもロシア軍部隊の先端が到達、さらにスラビャンスクとバフムートを結ぶM03ルートを遮断するためブラホダットネ、クラスナ・ホラ、パラスコヴィーフカも攻撃に晒されている。
バフムートも北東と南からじわじわとロシア軍が市街に侵入、ロシア軍は制圧したクリシェイフカからではなく「ウクライナ軍から奪取したクリシェイフカ南西の高台陣地を起点にイワニフスキー方面に向かっている」という報告が多数あり、ウクライナ軍は「バフムート包囲を試みるロシア軍の前進」と「シヴェルシク方面に向かうロシア軍の突破」を阻止しなければならない。
さらに興味深いのはドイツ連邦情報局が「バフムート方面の戦いでウクライナ軍は毎日3桁台の兵士を失っている」と言及している点で、西側当局がウクライナ軍の損失に触れるのはタブー視されているため貴重な情報だ。
ドイツのSpiegel誌は20日「連邦情報局が安全保障関係の議員に対する極秘会議で『バフムート方面の戦いでウクライナ軍は毎日3桁台の兵士を失っている』と報告、ここを失えばドネツク州の奥深くに進めるため重大な結果をもたらすと警告している」と報じており、連邦情報局は「バフムート方面で見せるロシア軍の戦術は兵士を大砲の餌にすることで、兵士の膨大な損失はロシア軍の作戦戦術において特に問題視されていない」と付け加えている。
つまりロシア軍は「次から次へと補充される兵士」を戦場に投げ込み、応戦するウクライナ軍の位置や射点を特定、そこに砲弾を叩き込むことで「前進している」という意味になり、人間の命を重視する西側諸国から見れば「割の合わない戦術」と映っても、人間の命を軽視するロシアからすれば「減った兵士(大砲の餌要員)は補充すればいい」と考えているため、ロシア軍の前進を止めるには「大砲の餌」を倒すのではなく「砲兵戦力」を潰すしかないのだろう。
ロシア軍の出鱈目な消耗戦に付き合えばウクライナ軍は反攻のための人員と物資を消耗するだけなので、砲兵同士の撃ち合いを制してロシア軍の戦術を無効化しなければならない。
追記:ロシア軍がザポリージャ戦線で反撃に出たという報告がある。
関連記事:バフムートを巡る戦い、露ワグナーがクリシェイフカを支配したと発表
関連記事:バフムートは危機的状況、クリシェイフカがロシア軍に占領された可能性
関連記事:ウクライナ軍、ソレダル西郊外に保持していた拠点をロシア軍に奪われる
関連記事:ロシア軍がS-300でキーウを攻撃、ウクライナ軍には有効な対抗手段がない
関連記事:ロシア軍はソレダル占領を宣言、ウクライナ軍は市内中心部で戦闘中と反論
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
常に攻撃によって他に利するという思考はまさに縦深攻撃の理屈ですね。
人命軽視的と言えばそうですが、結局最終的には最も損害が少なくて済む、というのが赤軍の結論でした。
西側が忘れた大戦と冷戦の時代の古臭い戦術論です。
結果がどうなるのかは興味深いところですね。
ノモンハンの終盤なんかもこんな感じだったのかもね。
ノモンハン戦争の終盤、フィンランド冬戦争の終盤、フィンランド継続戦争の終盤、そしてスターリングラード戦の終盤、おそらくみんなこんな感じであったでしょう。ドローンやミサイル、通信衛星やGPS、スマホが普及しても、戦争、野戦の基本は同じなのです。
戦場、特に野戦の勝敗を決するのは、歩兵や戦車の突撃、包囲、砲兵による弾幕砲撃、補給、兵站です。情報戦や宣伝、サイバーテロやイメージ戦略などではありません。
無人機、ドローンに頼るウクライナ砲兵は、歩兵と協力するロシア砲兵に完全に撃ち負けているのです。歩兵と協力するのはロシア砲兵の基本であり、伝統です。それに今、ウクライナ砲兵は撃ち負けている、ドローンに頼るウクライナ砲兵が、歩兵と協力するロシア砲兵の餌になっているのです。
ウクライナ空軍のMiG-29は頑張っていますが圧倒的に機数で劣り、もはや九七戦状態です。
いつもこの人の結論、戦況はロシア有利!に落ち着くんですよね。。
まぁ自分もウクライナを贔屓目に見てるんで、偏ってないかと問われれば難しいのですが、現在の戦況でウクライナ軍が撃ち負けてると断定までは出来ないと思います。
それに、もしもこの段階でウクライナ軍が大敗したら、NATO軍が本格介入する「ワイルドカード」が有りますしね
今、NATOはレオパルド2問題でガタガタしていますが、ウクライナが負けるとなったら豹変すると思います
別にロシア空軍の運用機数が圧倒的なのは1年前の最初期からであり、しかし今後も戦場の航空優勢をロシアが得られる見込みはないのだから、ノモンハンを比較に挙げるのは適切ではないでしょうな。
それにおまけのように付け足されている、「補給、兵站」が続く方が重要だから、「歩兵と協力する砲兵」云々は枝葉に過ぎんすよ。
ソ連軍の投入した最新鋭の機甲師団が半分戦死して師団長もお亡くなりになり、かき集めた航空戦力の半分以上が潰滅した後に無限の歩兵と砲兵で互角に持っていった辺りは似てる気もするけど、ノモンハンの本質はその後の宣伝戦で完全勝利した事なので実際の被害がある程度バレる現代戦で再現は難しいと思います
ソ連崩壊後に出てきたソ連側の被害報告が致命的過ぎて笑えますので読んで見る事をお勧めします
戦場での勝利というのはどっちの損害が多いとかいう損害比率で決まるのではなく、どちらが戦場を支配しているか、どっちが多くの余力を残しているかで決まるのです。
日露戦争の旅順要塞では、明らかに日本軍の死傷者の方がロシア軍より多かったわけですが、旅順を陥落させて勝利し、ロシア太平洋艦隊を壊滅させたのは日本軍です。
アメリカ南北戦争の北軍のグラント将軍と、南軍のリー将軍の戦いでも、死傷者が多かったのはグラント将軍の指揮する北軍でしたが、完全包囲されて降伏したのは南軍のリー将軍でした。
朝鮮戦争でも、死傷者の人数が多いのは間違いなく国連軍より中国人民志願軍の方ですが、だからと言って国連軍が勝利したとはいえないのです。
べトナム戦争でも、アフガニスタンのタリバンでも同じで、ベトコンや、タリバンの方の死傷者がアメリカ軍より多いからと言って、アメリカ軍が勝ったとは全くいえないのです。
いやワグナーやDNR・LNRは建前として別の国の軍隊
ロシアの動員兵は補充されない
そもそもワグナーは1万人の社員と4万人の囚人兵がおり、半減したとしても勢力としては最大の部隊でありクレミンナなどに援軍に行くことはあっても不足して援軍を頼む必要はない
そして最重要なのは、自由放免までの期間が6ヶ月であり、9月にプリコジンが刑務所で演説して2万3千人を連れてきたというが、その時の人員は3月頃には全員開放される事になる
そもそもプリコジンが勝手に言ってるだけで、ロシアの法律で恩赦される訳では無いのでロシアには帰れない可能性が高い。法律上はあくまで懲役労働をしているだけなのだ
数万人の囚人を解き放つ訳にはいかないので、「死んでもいい」ではなく「死ななくてはならない」のだ
「自由になれました」という動画を出しているがあれは嘘で、実際はシュワちゃんの映画「バトルランナー」と同じ。再雇用され戦い続けるか、ウクライナ側に逃げるしかない
結局のところ「6ヶ月以内に戦死」が一番丸く収まるので、処刑を兼ねて突撃させているという事
と言う事は3月以降、ワグナーで内輪揉めが起こりそうですね。
こんなはずじゃなかった、と。
となれば4〜5ヶ月過ぎた辺りから脱走チキンレースで、ワグナーとしても止めようとして先頭になったり変に追い詰めて叛乱でも起こされたりするよりは、脱走してウクライナで山賊化でもしてくれるならそれはそれでよし、みたいな選択しそうで迷惑な話ですな。
ドイツ側からウクライナの被害情報を出す事自体がロシアに与してるようにしか見えない…
正直、最近のドイツくんのムーブは信用できない。
そこまで行けばもう立派な病気だよ。
ウクライナに有利な情報しか認めん、不利な情報は敵だ的な発想は正直気持ち悪い。
というかこういうのは普通に病気持ってる人だと思うよ
こういう考えの人はドイツがウクライナに大量に武器を送っててロシアはそれによって被害を受けてると言う事実は見えてないし、ドイツの行動を合理的に判断することも考えられなくなってる
そして相当狭い範囲の事実でウクライナ不利な行動をしてる国だ、おかしい、陰謀があるのではという考えになってる
言っててみれば考えられてる範囲が物凄く狭いし浅いしそのことに自分で疑問も感じられてない
思考におかしさしか感じないと多くの人が思うようなことを堂々と言う
このレベルの浅い考えになれる人は考えが浅いのではなく浅い範囲でしか考えられなくなってる可能性がとても高い
認知のゆがみってやつかなと思います。
(病気ってのは言葉を選んだ方が良いかもしれませんが)
個人が自由に発信するコメントはそういうのが多い気がしますね。
病気はいいすぎですが…ドイツくんという個人がいるわけではなく、ドイツ国家にも右翼とか左翼とか色んな人がいて、混ざった結果がいまのドイツ政府ということを忘れてはいけませんね。この匿名さんがいう親露派エージェントは少ないでしょうがドイツには確実にいますし、ウクライナを助けようとしているドイツ人もたくさんいます。
敵か味方かでしか物事を捉えられないのは如何なものだろうか。
何についてもだけど想像を巡らせた末、左か右か、上か下か、好きか嫌いかという単純化した二者択一になる思考法、あんまり好きくない…。
ひとつ情報が飛び出てきた時にすぐ〇〇国は〜とか、あたかもそれが総意かのように決めつけがましく言うのもあまり…。
寧ろ、ウクライナと西側も本当の被害状況をボカしているほうに薄々疑問が湧いてるけど。
実はこんなに苦戦を強いられて毎日大勢の被害が出てるんだから、もっと軍事支援しろって暗に発破をかけてくれている良い見方だって出来得るわけだろう。
結局、情報の捉え方って人間の心の鏡写しでしかない。
リンク
コレ読んでごらん。
ワグナーはウクライナ軍との戦いで契約を満了(6ヶ月間の勤務)した犯罪者を約束通り「犯罪記録を抹消」した上で解放、自由を獲得した犯罪者と握手を交すプリゴジン氏は「もう酒を飲みすぎるな、二度と麻薬に手を出すな、街に戻っても女性をレイプするな、セックスは愛か金を払うかのどちらかにしておけ。君たちが学んだ敵を殺す方法を(殺人が)禁じられた土地で披露するのは止めてほしい。もし敵を再び殺したくなったら戻ってこい」と語りかけ、警察は彼らに「敬意を持って接するべきだ」と付け加えている。
単なるプロパガンダ。本当に囚人かすら怪しい。凶悪犯は開放されていない
そもそも雇用されたのは累計4万人
毎月5000人以上の囚人が新規採用されるので、大半が戦死したとしても開放される人数があまりに少ない
今後毎月数百人~数千人が自由放免になるはずだが果たして続報はあるのだろうか?
結局はバトルランナー方式で、死か再雇用かの二択しか無い
それ以前に、開放したくないしボーナスも渡したくないから「死んでもらう」のが好都合だという事に変わりない
ワグナーチャレンジに掛ける囚人は当然生半可な罪状ではないので再犯率も高いはず。ロシアへ戻って市民に危害を与え、捕まえてみたらワグナーチャレンジ経験者だったなんてことになれば批判が集まるのは明らかでしょう。
その辺は政権もプリゴジンも分かっているでしょうからなるべくチャレンジ成功者が出ないよう期限が迫れば激戦地に送るのが普通だと思います。
もちろん新たな募集のためには見せかけの成功者が必要なので素行が良さそうな少数の囚人は大切に扱うかもしれませんが・・・。
そのロシアの「大砲の餌」要員についてなんですが、案の定、”第二ワグネル”のような組織をつくって外国人傭兵、市民義勇兵を追加でどんどん前線に送り込む腹積もりです。
「スターリングラード」なる新しい部隊が発足し、セルビア人らも含まれている模様。
ベラルーシも民間軍事会社「ガルドセルビス」の人員を集めていると言います。
このままだと東側お得意のやりかたで、人的リソースを一点集中して突破を計るため、流水みたいに溢れ出てくると思います。
とにかく榴弾でもMLRSでもクラスター爆弾でもサーモバリックでもなんでも、地面を叩いて叩いて叩きまくって「大砲の餌」要員を駆逐しないと。
第二のワグネルとされる民兵組織「スターリングラード」がヴォルゴグラードで結成された様です。防弾プレートに個人用通信機などロシア軍の動員兵と比較すると装備は正規軍並みに立派。中隊規模の中途半端な人員の為、ワグネルの指揮下に入るのでは?と目されています。
リンク
朝鮮戦争の時には、相手が撤退するまで撃ち倒し続けていますね。
普通の榴弾の他にも、迫撃砲弾にVT信管を付けて、
地面に近付いたところで炸裂させるような形で。
そして、ヴァンフリート数量の言葉通りのつるべ撃ちだったとか。
少し不思議に思っているのですが、ベトナム戦争当時に
ベトナム軍の人海戦術を跳ね返したフレシェット弾頭
(榴散弾の一種)は最近は使わないのでしょうか。
戦車砲や無反動砲(当時の歩兵砲)にあったはずなのですが。
非人道的で使えなくなったんじゃ?
サイズが変わって新規で開発してないのかも。
クラスター爆弾と違って、子弾は爆発しないので、
禁じられてはいないと思います。
歩兵装備で、接近戦用に散弾銃も認められていますし。
(但し、剥き出しの鉛は禁じられているので鉄製の弾ですが)
内容は、大きな散弾銃ですね。
M494 105ミリ戦車砲用のフレシェット弾。イスラエルが保有してるようです。
M1040 105ミリ戦車砲用のキャニスター弾。米軍ストライカーMGSで使用。
M1028 120ミリ戦車砲用のキャニスター弾。米軍エイブラムス戦車で使用。
これらのキャニスター弾は1,000個以上のタングステン球を撃ち出す散弾です。
ウクライナの最前線に供与してほしいものです。
きっと必要です。
ですが、105mmか120mm砲が必要なのですね。
先日供与されたM55Sに渡れば良いのですが。
ゼレンスキーの米国亡命失敗の段階で既にウクライナ敗戦は確定。西側諸国はウクライナ全土を焦土にすることでロシアと講和する最終調整に入った。
西側は既に供与する砲弾もなく、対してロシアは第三国から砲弾の調達安定した。
こういうことを面白可笑しく書いて批判を集めては喜んでいるのはドMなんでしょうかね。
そのロジックだと亡命が失敗しようが成功しようが敗戦が確定することになるから、いかにもロシア好みのレトリックですな。
ただ、今の100m/日ペースでロシアが押し込んでいっても全土を焦土化するのに30年以上はかかる。講和する前にロシアが分裂しますよ。
ここはそんな妄想戦記を書き込んで気持ちよくなる場所じゃないんだよ。
次々に戦線に送り込まれる兵士の側はどう思っているんでしょうか?
ロシア国民の側に厭戦の機運が全く感じられないのが不気味ですね。
もちろん可能な人は国外に逃げたんでしょうが
次々に徴兵される人間が皆喜んで行くとは考えにくいのですけれど
もちろんロシア兵にもいろいろいるとは思いますが、士気の高いロシア兵、特別軍事作戦を支持するロシア国民の心理、精神状態、世界観としては、
「今のウクライナ政府は、バンデラ主義者の多いウクライナ民族主義者、ロシア語の使用を禁止する極右の過激派、ネオナチ」
であり、
「今のウクライナ軍は、オルガリヒが編成したアゾフ連隊やスヴォボダ連隊のような内務省所属の国家親衛隊や、NATO軍から参加した外国人義勇兵、傭兵、特殊部隊、情報機関が主力」
であり、
「ウクライナ軍の動員兵は、出国を禁じられ、入隊を強制されたウクライナ国民」
であり、
「ウクライナの軍事作戦は、実際は武器を支援するNATO軍の軍事顧問が中心に立案している」
であり、
「ロシア語を話すドネツク州の住民の多くは、ロシア軍がウクライナ軍や国家親衛隊を壊滅させて、ドネツク州がロシアに復帰することを待っている」
であり、
「中国、インド、イランはロシアを支持し、ドイツや日本も態度が微妙」
であり、
「前線ではロシア軍がウクライナ軍を物量で圧倒していて、ウクライナに対する武器の支援も困難になりつつある」
という具合だと思われます。
もちろんこういう認識や、世界観が全て正しいものとは限りませんが、たとえばウクライナの情報機関、SBUがロシアのスパイと疑った要人を路上で射殺して、引きずり回して見せしめにした、というのは今では西側では事実と認められおり、そういう話を聞くと、士気の高いロシア兵の認識が全部間違いとも決して言い切れないのです。
ロシア語しか話せない兵士や、住民は、そもそもウクライナ語の宣伝や、英語の記事なども読めない、理解できないのです。ウクライナ政府がロシア語の使用を禁じているのは、むしろ逆効果の部分も多いのです。
ゼレンスキーがウクライナ語で何を演説したり発表しても、ロシア語しか話せない住民は内容を理解できないのです。これはロシア軍の兵士も同じです。
そもそもロシア語による情報発信を軽視している時点で、ロシア語しか話せない住民のことを考慮していないとは明らかです。