オランダの総選挙で「反移民」「反EU」「ウクライナ支援停止」を掲げる自由党が第1党になる見込みで、ルメール仏財務相は「これは欧州で表面化してきたあらゆる不安や恐れの結果だ」と述べ、ウクライナメディアも「オランダのトランプが及ぼす影響」を心配し始めている。
参考:Dutch far-right populist seeks to form government after shock election victory
参考:Шок у Нідерландах. Хто перемагає на виборах та чого чекати Україні від “голландського Трампа”
他の主要政党はPVVの政策に反対しているため連立政権を樹立できるかは不透明だ
オランダの総選挙で極右政治家のウィルダース氏が率いる自由党(PVV)が第1党になる見通しで、PVVは反移民・反EUを掲げ「ウクライナ支援もやめる」と公言しており、CNNは「この選挙結果はオランダ国内だけでなく欧州内外にも反響を及ぼすだろう」と報じ、フランスのルメール財務相も「これは過去数年間に欧州で表面化してきたあらゆる不安や恐れの結果だ。ウクライナとロシアの戦争に対する不安、中国と米国と比較して欧州経済が落ち込むことへの不安、流入し続ける移民への不安だ」と述べている。
Onze nieuwe fractie van maar liefst 37 leden (!) kwam voor het eerst bijeen vanmorgen onder het toeziend oog van heel veel pers. We gaan keihard werken om Nederlanders weer op 1 te zetten! #PVV pic.twitter.com/97VOxeCX4d
— Geert Wilders (@geertwilderspvv) November 23, 2023
ウィルダース氏が唱える特徴的な主張は「移民に対する厳格な制限」「全面的な難民の受け入れ停止」「EU拡大=新規加盟国の受け入れに反対」「究極的にはEU離脱を希望」「自国の安全保障に武器が必要なためウクライナ支援の停止」などで、モスクやイスラム学校を禁止して脱イスラム化を図りたいという考えは有権者の支持を得られにくいためマニフェストから外れたものの、PVVは35議席~37議席(定数150議席)しか獲得できておらず、他の主要政党はPVVの政策に反対しているため連立政権を樹立できるかは不透明だ。
但し、どんな政権が誕生しても「最も多くの有権者から支持を集めたPVV」を政治的に無視するのは不可能で、最悪の場合「オランダからウクライナへの軍事支援」に影響を与えるかもしれない。
Geweldige PVV-collega’s! #verkiezingen2023 #PVV pic.twitter.com/LZh6MuHqoO
— Geert Wilders (@geertwilderspvv) November 22, 2023
具体的に言えば「ウクライナに対する2024年向けの軍事援助22億ドル」や「ウクライナに提供を約束したF-16」が影響を受ける可能性があり、ウクライナメディアも「オランダのトランプがウクライナ支援にもたらす影響」を心配し始めている。
追記:ウクライナメディアは「F-16提供に反対という立場はPVVの綱領に含まれているが、今後誕生する連立政権にPVVの綱領が反映されるかは未知数なので現時点では何とも言えない。しかし連立政権に引き継がれれば大きな問題になるだろう」と指摘した。
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※アイキャッチ画像の出典:K. Wennekendonk/CC BY 4.0 DEED
オランダのトランプとか、スロバキアのトランプとか、
ウクライナの周りにはトランプしかいませんなぁ
本家アメリカでも復活したりして。
本家が生まれた理由も結局は、溜まりに溜まった不満が爆発して具現化したモノだった。希望の星だったF-16の導入もご破算にされそうではあるが、どうなることやら。
新自由主義の行き着く先、ですかね
累進課税は民主主義国家の徴兵への不満が産んだそうですが、フラットな課税と民主主義と戦時体制下重負担の3つは同時には実現できないのかもしれません
確かに、それらの同時実現は非常に難しそうですね。
「一人一票の原則」である民主主義と、公平な課税と戦時重税が多くの部分でかちあってしまう。
戦時の重い税が消費税のような形では一般兵を担う低所得者層の生活基盤が持たなくなり、高所得者ばかりに負担を強いれば大企業などの法人が『戦争をしていない他国』へと拠点を移してしまう。
ここを解決出来ない場合、政治的な理由から短期決戦しか軍事的選択肢がなくなることもありえます。
因果関係が違って、有権者をないがしろにしたウクライナ支援は、次回の選挙でトランプを選出する、それが普遍だった、が正しいのでは?
そうですね。西側の民主主義を守るためのウクライナ支援といえば政治家が何をやっても許されるみたいな論調、主張が多かったですが、本当の民主主義とはそういうものではないということです。
民主主義の本質、核心とは、失敗した政治家に責任を取らせるということであり、すでにイギリスのジョンソン首相、ウォレス国防相が辞任したのもそういうことです。
反移民、反EU、反ウクライナという政党、政治家の理念、政策、公約が正しいとは決して思いませんが、現状維持では政治家が非常に見通しの甘かったウクライナ支援の失敗を責任をとることはない、無責任な状態が続くことになります。
オランダ国民の視点に立てば、今さらオランダがウクライナにF-16を供与したところでウクライナが勝てるわけない、と考えている人が多いのかもしれません。
ビルゲイツは資産の大半を寄付するらしいけど、資産1億程度の人はそんなことしないよな
欧米のウクライナ支援も同じこと
サイトを何気なく開いたらいきなり決め顔で白黒のイケオジが現れて爆笑すると同時に入るサイト間違えたかと思った
いいニュースばかりでプーチン毎日ニッコニコだから側近達もぐっすり眠れるんだろうな
物事は、寄せては返す波のように。
去年のゼレンスキー無双のターンが終わり,今度は「やることなすこと何もかもダメ」というウクライナ暗黒の時代に突入してますね。
ただ、春までにはアメリカとEUの追加資金も決まる上にイスラエルが落ち着くので、再びウクライナのターンがやってきます。
それまでにどれくらい失点を抑えることが出来るか,がこの冬のテーマとなるでしょうね。
>春までにはアメリカとEUの追加資金も決まる上にイスラエルが落ち着くので
アメリカとEUの追加資金が、30億ドル、50億ユーロ程度に決まった場合はウクライナはどうするんですかね。今のところ莫大な金額の援助ありきで予算を組んでいるようですけど。
また、イスラエル軍がガザ南部の侵攻に踏み切った場合、春を過ぎてもテロと空爆が続く可能性も決して無視できないと思います。
ガザ地区の問題が飛び火して自治区のイスラム勢力が活気づいてきてて、ぐっすり眠れないと思いますよ。
まあプーチンさんご本人はもう目が覚めないのかもしれませんがね。
イスラエルを支持するユダヤ人ゼレンスキーを倒すためロシア軍に入隊しようキャンペーンにするだけだよ。
なんかその流れロシア革命の音がする
現在の情勢だとロシア革命よりセレンスキーがクーデターで倒れる確率のほうが高いけどな
ウクライナへの支援反対に積極的に協力するのはSPやFVDぐらいなので致命的な事態にはならないでしょう。
ただし別の問題でPVVと協力したい政党が消極的支援までなら妥協する可能性が多少あります。
PVVとの協力はしないでしょうが、上院で大きな勢力を持つBBBはウ国産農産物関連の展開次第で(中東欧諸国によるドイツ以西への通過輸送案などが順調に進んだ場合)火種になる可能性があるため、その場合は風向きが変わるかもしれません。
移民問題に関してはNSCなど複数政党と協力する余地があるため、どこまで厳しくなるかはともかく経済移民と亡命移民の区別や二重国籍の拒絶,国籍に紐づいた社会保障ぐらいは話が進みそうですね。
今年はポーランドやウクライナ経由の移民やビザ関連の問題が多く話題となったため、思いもよらぬ形で燃え上がらぬようウ国政府は同問題に対して強気な対応を避けた方がよさそうです。
オランダはずっと連立政権で今の政権も4党の連立です。連立を組むのに意見の調整で何十日もかかります。
今の首相は、移民の制限をしようとしたが、連立の2党が頑なに反対なので選挙になりました。それで、結局、オランダのトランプの党が第一党になり、首相の政党は第二党になりました。ということは政権交代しましたが、民意は移民制限の方向なのでしょう。
ウクライナ支援については、
ウクライナ支援を全廃するのは、たぶん連立相手になる政党らが賛成しないでしょう。だから、ウクライナ支援はなくならないと思います。しかし、ウクライナ支援に積極的ではなくなくなると思います。
そりゃまぁ、リベラルのお先棒担ぎ筆頭のCNNが焦って否定的な記事になるのは当たり前だろうなあ。トランプは不俱戴天の敵としての便利なアイコンだし。
というかこの手のナショナリズムと反リベラルを招いたのは、地に足が付いてない、先を何にも見てない、問題点は解決せずに全て先送りという、ドリームお花畑政策を強引に続けたリベラル政治の、あるべき当然の終着点でしかないんで。
ウクライナの件は単なるオマケに過ぎない事例。
逆に言えば、ドイツはますます国内に抱え込む爆弾増やし続けてるけど大丈夫なのかね?と心配にしかならんわ。
この戦、ウクライナはロシアに敗北ないし
大きく譲歩して終わるのが濃厚だし
泥舟からは早く降りたい国が増えるのは
自明の理ということです
オランダなんて特に安全圏の国だし
確か、2022年3月30日あたりに、トルコの仲介で「イスタンブール停戦合意間近」とロイターなどが報道していたのを覚えています。停戦を進める条件としてロシアはキエフの包囲を解いて後退すると。
キエフまで取り敢えず進みはしたものの長期戦の備えや補給線確保まではしていなかったロシア軍と、市民に火炎瓶を作らせてまで徹底抗戦を叫んではいるものの実際に玉砕戦をしたいわけではないウクライナ政府が双方の落とし所を探って妥協したのだろうと当時は思っていましたが。
正直あの頃は、マリウポリのアゾフ連隊だけは解散され、都市はドネツク人民共和国へ譲渡。代わりにロシアが進駐した土地はウクライナに返還、NATO加盟交渉は白紙に戻し、その代わりにパイプライン使用量は2014年以前に戻す、辺りで『イスタンブール合意』が結ばれるのかなぁ、くらいに考えてましたね。
その和平案良いですね。いや、善悪で言えば全く良く無いけど、現状に比べて圧倒的にマシです。
だ、大丈夫、きっと神風が吹く筈だから!!!
ウクライナの味方が減っていくよ、やったねゼレンスキーちゃん!
他国に安全保障リソースを依存するのがいかに危険であるかという教訓が今回のウクライナ戦争から得られたね
特に民主主義国家は市民の血税が浪費されたら他国への軍事支援に対して後ろ向きになるから、平時から戦争に備えて軍事兵器を自国生産できるだけの継戦能力を身につけないとウクライナと同じ末路を辿ることになる
仰る通りです。
日米同盟にも、アメリカが先に血を流して・出し惜しみなく支援してくれると解釈するような、神話のような前提の議論を見かけるんですよね。
日本が先に血を流した後に、米国は後方支援に限定する可能性がある。
米軍が武器を供与するとしても、最新の物とは限らない・大量に提供するとは限らない、こういった現実を見る事が重要と思います。
日本国民もその辺りを真剣に考えて、防衛増税に諸手を上げて賛成してくれれば良いのですがね。
どうせ落ち目のアメリカが味方にいたって中国になんて勝てっこないのに防衛費を多少増やしても無駄だろ
勝てない相手には頭を下げればいい、アメリカに下げているように
アメリカに頭を下げるにせよ、中国に頭を下げるにせよ、自前の軍事力を持たない存在が軽んじられるのは古今変わらぬ法則だと思います。
「誰を仮想敵国に」、「どのような事態を想定して」、「何を落とし所とするための」軍備であるかと軍事費の適切な金額の議論は非常に雑多になり、対立と分断を生むことは間違いないでしょうが、災害救助を前提とした今の自衛隊と防衛費ではとても厳しいのは事実ではないかと。
軍事費を含めた議論と自衛隊改革の意思決定は、必要かつ重要になっていくと思います。
介護関係のニュースがソースなので、金額の確証まではないのですけれど、
延命医療66万人(要介護4,5)に使われる介護・年金は3.3兆円
令和4年度の文教予算・防衛予算それぞれともに5.3兆円
とのことなので、防衛予算を増税しようにも、このまま少子高齢化が続くと団塊世代が寝たきりになっていく10年後には延命医療だけで100万人を超え、その費用が防衛予算を上回ります。とても、防衛予算を増税できる余裕など老人介護に手一杯の国民には残らないでしょう。
ウクライナ負ける、支援は長く続かないし支援した政治家は失脚するし反体制派が伸びるだけって戦争はじまってからすぐ言ったけど
大体日本語のできるロシア人扱いか、書き込み拒否だったようなきがします どこもそう
知らないし考えもしない人たちがロシアを叩きたいから叩くだけでしたね。
ヨーロッパ諸国の歴史やロシア帝国〜ロシア連邦の政治的動向とかプーチンの主義や思想、グローバルサウスとの関係性を調べればウクライナがかなり厳しい状態にあるのは理解できるはず。
ロシアが大損害被ったとかアホな作戦失敗したとかで喜ぶ人がいますが、私個人としてはそれでも継戦できる体制や戦略を作ったことは素直に評価して日本有事に向けた対策を議論する必要があると思うんですよね。
西側の思考や戦術とは異なるので切り抜いた戦況で楽観論込みで一喜一憂するのはおかしな話です。
勝てなければこんなもんだ
諸葛亮が北伐を難航してるうちに
李厳が兵糧手配を怠って全軍退却するハメになった
故事を見るとわかるように
ウクライナ軍の反抗作戦が上手くいかなければ
武器を供与する西側諸国の世論も気が変わってしまう
3日の食糧だけを残して
他の逃げるための船だとか料理道具だとか全て河に沈めて
20万の大軍団を倒した項羽とか見ても
強い奴は一気にケリを付ける
だから今回2年近く国境で無駄に戦力を消耗した奴らは
全員戦争の素人ってこった
結局項羽はその素人みたいなのに負けたんでしたっけ
>結局項羽はその素人みたいなのに負けたんでしたっけ
陳勝・呉広の乱 紀元前209年7月
垓下の戦い 紀元前202年12月
いや、次々と群雄が滅んでいく中で、反秦連合の戦いから楚漢戦争まで7年間を戦い抜いて最大の実力者となっていた劉邦や韓信を「素人みたいなの」と言うのは無理があると思います。
挙兵当時には素人に近かったとしても、項羽を滅ぼした時の彼らは間違いなく歴戦の強者だったと。
でもツリー元は一気にけりをつけない連中は素人だと
日本も、来年の衆議院選挙次第では、どうなるのか読めないですからね。
岸田政権の支持率低下も、インフレに起因するものが多いですから(インフレ税を含めて)、ヨーロッパの政権交代・与党大敗と似たような結果になりそうです。
ウクライナは、海外の支援で戦争をしているわけですから、スポンサー国の動向は極めて重要になります。
民主主義ですから、スポンサー国のウクライナ支援は、選挙結果によって大きく変わる事になります。
ゼレンスキー大統領は、どこかで大勝するか・戦線停滞を見極めなければ、時間が経てば経つほど過去に得られたはずの支援を得られる事が難しくなりそうですね。
ウクライナ経済支援も、スポンサー国の民意が反対を示せば、白紙になったり大幅減額される事になります(ウクライナは宗主国ではないですから)。
そういえばスターシップ・オペレーターズというアニメが、戦争を見世物にして戦費を稼いで戦うというシチュがSFだなあという感じだったのに、すっかり現実に。
仮に大敗しても今回は自民下野は無いのでは?こんだけ立憲を当て擦った維新がすぐ非自民大連立出来るとは思えません。ただ、その次は分かりませんが
仰る通り、3党連立の過去もありますから、今回だけでという形ではないでしょう。
自民党単独で、安定多数を保てない見込みなのは、10年ぶり位になるでしょうから久しぶりですね。
次の次は衆参同時選挙(2025年)も政局によっては選択肢にありますからね。
日本は、教科書で語られているよりも参議院の力が強いですから、なかなか難しい事になりそうです。
政治が不安定になる事がほぼ既定路線ですから、日本の防衛力増強もスムーズに進むのか、あらゆる合意形成に時間がかりそうですね。
あとは、日本にはまだ極右政党と認定される存在がないことも大きいですかね。
欧州とは国情が全く異なるので一概には言えませんが、極右的な性格を持ち急速に貧困層の不満を吸収する型の政党は、今のところ兆候が見られないかと。
在特会はその極右政党に当たりそう。
泡沫政党で民意はまったく得られませんでした。
結局主だった者が逮捕されて前科者になってしまいました。
逆に言えば、今、ある程度の有名人(スポーツ選手とか芸能人とかYouTuber)を
看板(名目上の党首)に据えた極右政党を結成すれば一気に政権取る可能性も?
参政党や旧Nが半端にそう言う層を取り込んでしまったからでは?言ってる事は左右のキメラで、実際の右派政党って最近話題の保守党になるんでしょうが
オランダであとここと連立組みそうなのは農民党かなあ。
ここはEUがCO2削減の為にオランダのメイン産業である畜産を減らし、移民用の住居立てようとかやってのにもろ反発してます。
ウクライナが加盟するのも農産物の物価が下がるので反対でしょうし、わりとロシアよりとも聞きます
ロシアへの肉類輸出してましたから、まあロシアは最近鶏肉量産して肉輸入へらしてほぼ自給にもっていっているんですけどね
BBBは3月の上院選挙以前からPVVとの連携はありえないと公言しているため、政策レベルでの消極的な同意が限度ではないかなと。
ヨーロッパは経済状況が悪いからなぁ
財布が軽くなると心に余裕が無くなってドメスティックな思考になる
ドメスティック的思考とは政治的には右傾化と視野狭窄で両方揃うと極右の出来上がり
トランプやプーチンの支持者はその代表例ですな
幸いな事にアメリカ経済はソフトランディングが出来そうなのでこれ以上の悪化は食い止められそうです。
国際情勢はどうかと言えばここれから一ヶ月でイスラエルはガザ地区の殲滅が完了するので中東情勢は一旦終わりとなり
原油相場はロシアの隠れダンピングと中国経済の低迷もあって頭打ちとなってコモディ相場の高騰とはならず
クリスマス休暇が終わってから次ターンに移りますね
このクリスマス休暇明けまでに広げられる戦果がプーチンが得られる戦果の上限となるので
自身の政治生命を保つためにロシア人が後何万人死のうがアウディーウカを陥落させる必要がありますね