スロバキアはウクライナ支援において大きな役割を果たしてきたが、ウクライナへの軍事支援停止を主張する親ロシア政党が総選挙で勝利し、同じくロシアに同情的で孤立していたハンガリーと共闘していく可能性が高い。
参考:Pro-Russian ex-PM Fico wins Slovak election, needs allies for government
参考:Pro-Russian politician wins Slovakia’s parliamentary election
参考:Výsledky – Parlamentné voľby 2023 (predčasné voľby)
ウクライナ支援を支持していた政権が1つ消えることだけは確かで、ウクライナにとって好ましくない変化
スロバキアではヘゲル首相が率いる連立政権がウクライナ支援(Zuzana2、S-300、MiG-29、Mi-17、Mi-2、対戦車兵器、携帯式防空ミサイル、BM-21用のロケット弾など)で大きな役割を果たしていたものの、エネルギー問題で連立政権が崩壊、さらに不信任投票でも野党に敗北し、2024年2月に予定されていた総選挙が2023年9月30日に実施され、ロシアに同情的なスロバキア世論がどのような決断を下すのか注目されていた。

出典:管理人作成 Ako sa máte, Slovensko?のデータをグラフ化
昨年実施された世論調査でも回答した半数以上が「ロシアの勝利(52.1%)」を支持、逆に「ウクライナの勝利」を支持すると回答した割合は30%に過ぎず、ロシアに同情的なSMER支持者以外にもロシア支持が広がっていたが、予想通り「ウクライナへの軍事支援停止(人道支援は継続)」を訴えたフィツォ元首相率いるSMERが総選挙で勝利、EU内で孤立していたハンガリーと共闘していく可能性が高い。
ただSMERは単独で政権を樹立できないため連立政権を組む必要があり、現時点でスロバキアの新政権がどのようなものになるのか謎だが、ウクライナ支援を支持していた政権が1つ消えることだけは確かで、ウクライナのゼレンスキー大統領にとっても好ましくない変化だろう。
関連記事:スロバキアがウクライナへのMiG-29引き渡しを発表、ポーランドと合わせて計17機
関連記事:ウクライナ支援に積極的なスロバキア、国民の半数以上はロシア勝利を望む
関連記事:MiG-29をウクライナに売却するスロバキアの計画、国民からの支持は半数止まり
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※アイキャッチ画像の出典:KGyS / CC BY-SA 3.0
東欧は、インフレが強烈に進んでいる中で、ウクライナとは穀物禁輸で揉めているわけですからね。
ウクライナ戦争後に、自分達の生活はよくなったのか?生活は豊かになったのか?これに焦点を絞られると厳しいものがあります(安全保障と比べるのは変ですが、投票に影響してしまいます…)
EUの欧州議会で見れば、ドイツ1割程度、独仏伊3分の1程度の為、東欧の発言権はそれなりに確保されています。
EUとしても、東欧の世論を無視る事が出来ない点、それと別に各国に裁量(主権)がある点も注目かもしれません。
スメルは社会民主主義の左の親露ですか
各国の親露は右と左が混じっててわかりづらいですね
左と右の定義も難しいですが
右 フィデス(ハンガリー) 共和党(アメリカ) ブラジルのための同盟 闘う法学者協会(イラン)
左 スメル(ソロバキア) 中国共産党 朝鮮労働党 バアス党(シリア)
反グローバリズム、反ポリコレ、反SDGsのポピュリストが親露の共通点だろうか
その他の政策は左と右が混じってるから共通性が少ない
プーチンはその人たちのアイドル
アメリカの共和党民主党もそうですが冷戦以降はイデオロギーの多極化分派で右左・保守革新では最早政党色を判断出来なくなってますよね……
そもそも我が国、日本で、ロシア軍のウクライナ侵攻後、親ロシアとして最も発言が発言が多い知られるのが自由民主党の親米保守の代表格として知られていた森喜朗氏であり、また元自由民主党で、今は日本維新の会の国会議員、娘は今も自由民主党の国会議員である鈴木宗男氏です。
もともと左翼といえば、無神論、唯物論の社会主義、共産主義ですが、プーチン大統領はロシア正教を保護、振興する政策をとっており、無神論の共産主義ではありません。
プーチンは安倍晋三首相やトランプ大統領、メルケル首相とはむしろ親密であったように、必ずしも反米、反日、反EU一辺倒とも言い難い面があります。
またサウジアラビアや、シンガポールのように、資本主義だから民主主義とも限らず、親米の開発独裁国家も昔から多いわけです。昔の台湾や、韓国もそうでした。
さらにかつての中ソ対立、中越戦争などを考えれば、共産主義国家同士で対立、敵対、戦争をしていたわけで、左翼だから親ロシアとも限らないわけです。
読点(、)を多用し過ぎです。職場の会議資料や取引先への
案内などもそんな調子で書いているんですか?稟議とかで
「もう少し一文を短く区切れ」って指摘されません?
最初の一文だけで十分だろ・・・
何故煽るような文言を付け加える??
過去の記事で他の方からも何度か
似たような指摘を受けているのを
見ているからです。日常生活では
誰も指摘してくれないのかなと。
それで言いたい事は全部ですか?
はい
はい(反映が遅いので念の為もう一回)
大きなお世話だって周りから言われたことありません?
無いです。職業柄、書類の
不備や締め切り遅れの指摘を
することも時々ありますが
余りにも改善がなければ
上役から話して貰うので
私が争うことは無いです。
差し出がましいようですが、他の方からも何度か似たような指摘を受けているのにもかかわらずご理解いただけていないようですから、私の方から改めた忠言させていただきます
ここはお仕事ごっこ遊びをする掲示板ではありません
ご指摘ありがとうございます。
ハートマーク押しておきました。
日本の場合だと、鈴木宗男さんとか原口一博さんとかですかね。
政党規模だと、右だと参政党、左だとれいわ新撰組とかが比較的ではありますけどその傾向が強いですかね・・・?(両方とも、世間的に極右・極左的に見られがちな政党ではありますが・・)。
個人的には、実社会の出会いやネットでの出会いで総合して勘案しますと、陰謀論に親しみやすい人は、右にしろ左にしろ、精神的に追い詰められてる、もしくは高いストレス環境下にある人間が陰謀論にくみしやすい傾向があるのではないかと思いますね。(ストレス環境下にあれば金持ちでも可)
結果的に極端な言動になりやすいので、極右や極左として発展しやすい。
スロバキアはだいぶん追い詰められてる(もしくは上記のような様々な要因でストレス値が高い)人が多いのかもしれませんね。
(過去にナチスとかが伸長したドイツにも、上記のような要因があったのではないかと思います)
あと、陰謀論に与してる人は、コロナ陰謀論とかもセットで発症してる人がわりかし多いと思いますね。陰謀論アンハッピーセットという感じでしょうかね。
ウクライナに批判的な人の話を聞くと、だいたいコロナ陰謀論もいっしょにやってる人が多いような印象です。
(さらにこじらせると、原口一博さんみたいにDS(ディープステート)とかも言い出しちゃったりしますけど・・)
保守的になりやすい傾向の人は、変革よりも集団内での秩序維持を望む人かな?
リベラル系になりやすい人は、社会をより良くするための変革に好意的な人。とか?
極右と極左は、上記のそれぞれの傾向の人が、ストレス値の上昇でこじらせてしまったなれの果て、とかかなあ・・・?
極右か極左かどちらに転ぶかはその人の特性でしょうが、そうなる根っこの部分は同じだと思いますね。
スロバキアの選挙結果自体は以前からの予想通りの印象ですが
やはり、コロナ禍以降「反民主主義」的な政治思想が力を持ちつつあると言う印象が強まっている事が気がかりです
安全保障に限らず、地球温暖化に代表される地球規模の環境変化に独裁政治の様な「反民主主義」的な政治思想が対応出来るとは思えません
残念ながら成長の限界や2052の著者のヨルゲン・ランダースのように
環境問題の専門家の間では適切な環境政策が行われないのは
民主主義や自由資本主義に原因があるという主張が増えてきてるのが現状だと思います
では、現在の独裁政治でなら、環境政策は適切な形で行われると言う傍証が有るのでしょうか?
まさか、かつてヒトラーは環境問題に関心を持っていたので当時のドイツでは先進的な環境政策が行われていた史実を持ち出すんじゃないでしょうね?(白目)
○○の為なら死んでも良いが今度は環境になるのですかね?緑の党とかがエネルギーでバラ色掲げて
まず民主主義の方が反民主主義より環境問題に対応出来るとかいう主張をぶち上げたあなたの方が先にその論拠を提示すべきでは?
少なくともAuthenticさんはあなたの主張に対して学説を提示して反論してるんだから
(白目)とかつければ再反論できたつもりでいるのならナンセンス極まりない
>まず民主主義の方が反民主主義より環境問題に対応出来るとかいう主張をぶち上げたあなたの方が先にその論拠を提示すべきでは?
私はそんな心算で言った訳では無いのです。
ニュアンスとしては「民主主義でさえ上手く行かないのに、客観的なデータを元に議論すらしない事が珍しくない反民主主義だったら、もっと上手く行かないのでは?」と言う感じです
それより、成長の限界や2052の著者のヨルゲン・ランダースは民主主義や自由資本主義よりも権威主義や反民主主義の方がより適切な環境政策を取る事が出来ると言ったのでしょうか?(少なくとも自分はそんな話は聞いた事が無いのですが……)
”――民主主義と資本主義が、現在のような状況を生み出した「犯人」だという指摘を、あなたはしています。民主主義と資本主義では遅すぎると。しかし、民主主義は人々の機会を最大化させる仕組みでもあります。民主主義の将来についてはどう考えていますか。
まずは民主主義と自由市場の何がいけないのかについて、はっきりさせなければいけません。それは、これらの制度が短期志向主義だということです。5年先、10年先のことを見ていません。十分な教育を受けた有権者でさえ、30年後の子どもたちの生活を向上させるために目先のコストを上げることについて、驚くほど同意しません。つまり、問題は人間が本質的に短期志向ということなのです。この短期志向主義は近代に制度化され、私たちは世界を運営するための仕組みとして、自由市場と民主主義を選んだのです。
これらの制度は、気候変動のような地球規模の問題を解決することには適していません。気候問題が抗しがたいほどになるまで放置するでしょう。何らかの対策はやがて取るでしょうが、そのときには手遅れになっています。
中略
――民主主義とは異なる、中国の統治システムについて、地球規模の問題に対処するには良い仕組みだと評価しています。中国共産党による統治をどう見ていますか。
これだけの規模で貧困をなくした地球上で唯一のシステムだと思っています。そして中国は再生可能エネルギーへの転換も成功するでしょう。なぜかと言えば、中国政府は、長期的な視野で超大国をめざして国家建設をしているからです。何が目先の利益かに、とらわれていないのです。
中国モデルは、長期的志向を導入する上でのもう一つの道です。ですが、私の提案した案よりもさらに実現は困難でしょう。欧米の多くの人は、中国を批判的に見ています。しかし持続可能な開発という観点からは素晴らしい仕組みです。”
中国を見よ、若者に聞け 「今後40年のグローバル予測」ランダース教授の助言
//globe.asahi.com/article/12978212
>それより、成長の限界や2052の著者のヨルゲン・ランダースは民主主義や自由資本主義よりも権威主義や反民主主義の方がより適切な環境政策を取る事が出来ると言ったのでしょうか?(少なくとも自分はそんな話は聞いた事が無いのですが……)
中国を見よ、若者に聞け 「今後40年のグローバル予測」ランダース教授の助言
//globe.asahi.com/article/12978212
>環境変化に独裁政治の様な「反民主主義」的な政治思想が対応出来るとは思えない
>適切な環境政策が行われないのは民主主義や自由資本主義に原因がある
>民主主義の方が反民主主義より環境問題に対応出来る
それぞれ全然違うんだが。
あと「専門家の主張が増えている(詳細不明)」と「学説の提示」も全く別ですね。
ウクライナの件で尽力したのにも関わらず散々憎まれ役になったドイツくんが羨ましそうに眺めてそう
ドイツ相当まずいですね。
AfDの支持率は20%を超えました。(ショルツ首相のSPDは17%)
今や支持率は第2党です…
経済的な負担の問題で反ウクライナ支援になるのは理解できるけれども、国民の多くがロシア勝利を望むというのは理解し難いが、どういうことなのだろうか。日本の陰謀論、進路派みたいに勝手に入れ込んでプーチン応援団と化してる?それとも人種的な背景が関係している?
EUでも東欧の方は経済的に立ち遅れてしまい、労働者の収入が不充分な国が少なからずあるので、その手の不満から旧ソ連時代を懐かしむ人々は少なく無かったりします
ですので、そう言う「民主・資本主義にならなきゃ良かった」と思っている人がロシア勝利を望んでいるのでしょうね
中国が韓国に侵略をした場合に、中国の勝利を望む人が発生するような状況なんじゃないでしょうか
ネットで中国以上に韓国を嫌ってる人が多くいるのを見ると、そのような状況でも韓国に支援するな中国の勝利を望むっていう人が少なからず出てくるでしょう
中国の脅威以上に韓国が嫌い ロシアの脅威以上にウクライナが嫌い のような感じ
東欧 ウクライナ ロシアの関係は日本 韓国 中国の関係に近い
中国からも日本からも属国扱いされた韓国 ロシアからもポーランドリトアニアからも属国扱いされたウクライナ
中国の手先として日本を攻めた韓国 ロシアの手先としてポーランドを攻めたウクライナ
日本の手先として中国を攻めた韓国 西側の手先としてロシアと戦争中の今のウクライナ
お互いが被害者でも加害者でもあるから難しい
そもそも隣国なのでウクライナを敵視している人が多いのでは。
スロバキアはS300迎撃弾、Mig戦闘機の供与など国力と比較するとウクライナ支援に積極的だった国の一つ。
SMERの得票率は24%程度であり、議会多数派を維持するにはSMER+SNS(国民保守)+Hlas(社会民主主義)の連立政権となるため、第3党となるHlasの動向次第では連立協議や政策を巡って混乱が起きる可能性はある。
とはいえウクライナ支援にとってマイナスになることは確実だ。
正直スロバキアの選挙結果は困惑しますねぇ
スロバキア世論はどのように今回の戦争の推移・戦後のイメージをしているのでしょうか?
穀物問題もエネルギー問題も今更戦争がロシア勝利に終わった所で好転するとは思えないのですが……というかそれらのカードや核兵器で脅迫してくる時点で依存するべき相手ではないですし、フランスやドイツならば兎も角ウクライナの次の前線になるのはスロバキア等の東欧諸国なのですが……ソ連衛星国時代の抑圧の歴史もあるので現地の認識がどんな感じなのかは純粋に不思議に感じられます
いや、まぁ人は目先の事柄を都合の良い側面からしか見ないと言えばそれまでなのですが……
そりゃアンタも、欧米側の日本人に都合の良い側面からしかスロバキアを見ようとしてないからな。
経済制裁ってのは当たり前だがするほうも痛い。
どっちがつらいかが問題になるわけだがだいたい経済規模の小さいほうがより痛い。
ロシアは国はでかいが経済規模はイタリア以下なのでNATO全体と比べるとかなり痛い。
なのでハンガリーやスロバキアがあまりの痛さにロシアよりになるのはしょうがないってこと。
小国が制裁や支援から外れてもそれもほど問題ないしね。
元々エネルギー関連はハンガリーに次ぐ規模でロシアに依存して、国民も親ロシアだったのに「NATOなんだからウクライナ支援して。役目でしょ」となればね。同じくエネルギーをロシアに依存していたものの、プラハの春が誇りのチェコとは違う。
選挙結果が気に入らないからと、アメリカとピノチェトにクーデター起こされたチリのアジェンデ政権みたいなことに今はならんとは思うが、何かしら他国からの圧力か懐柔政策はあるだろうな。
今だとパキスタンのカーン前首相解任の背後にアメリカの圧力があった、なんてニュースがありますね
イランのメディアの報道なんで、私には信憑性は良くわかりませんが
アメリカのメディアthe intercept紙の報道も見付けたので追記
>カーン氏の失脚と逮捕から1年以上が経ち、電報の全文が公開されたことで、ようやく競合する主張が評価されるようになる。
>結局のところ、暗号の文面は米国がカーン氏の解任を奨励したことを強く示唆している。
>同公電によると、ルー氏はカーン氏の解任を直接命令したわけではないが、もしカーン氏が首相の座に留まれば、パキスタンは国際的孤立を含む深刻な結果に苦しむだろうと述べ、同時に氏の解任に対する見返りも示唆したという。
>この発言はパキスタン軍が行動を起こす合図と受け取られたようだ。
(google自動翻訳使用)
リンク
敵の敵は味方思考で「反ウクライナ支援」=「ロシア支援」と考えちゃうから話が難しくなるのでは。
有権者にとって「反ウクライナ支援」はあくまでも「ウクライナ支援」に対して「そんな金はねえ」というだけで、それ以上でもそれ以下でもないのでしょう。「支援は金のある国がやれ」と。
ロシア勝利を望む国民が半数いて、ソ連時代みたいにロシアの衛星国になるのを望んでる国民が1/3いる国において
あなたのコメントは的外れ過ぎでは?
東欧諸国をEUやNATOに取り込むのが早すぎました。
長年西側諸国とは全く異なる政治体制下にあった国が簡単に変わるはずがありません。
新たな市場として、低賃金労働者の確保という目先の利益を優先した結果です。
国民の過半数がロシアの勝利を望むのに反ロシアのNATO加盟国とか矛盾してない?
それにロシアが戦争に勝利したらウクライナという緩衝地帯が無くなってロシアと直に対峙する事になるのに
そもそも東欧諸国にとってNATO加盟は反ロシアの誓いというわけじゃない
もちろんチェコやポーランドのように反ロシア感情が強くてそれと近い意図を持ってる国もあるけどね
WTO体制が崩壊し安全保障の傘を失っていた90年代の東欧でセルビアはどうなった?
あれを見ればどこの国だってNATOが旧東側諸国に対して服従か死かを迫っていると考えたさ
だからNATOに加盟したんだよ、特にスロバキアなんてね
背に腹はかえられぬということか
歴史的な背景やウクライナとの関係性もあるだろうけど、民主主義国家の国民が反民主主義的ロシアの勝利を支持するのが不思議
ロシアが反民主主義っていうのもよくわからん話だな
反平和主義的で攻撃的で超タカ派な国だとは思うけど、大統領の強権なんてアメリカだって変わらんだろうし、西側で民主主義の仲間な韓国の大統領とかロシアの大統領よりはるかに強権だわな
敵対者に反民主主義のレッテルを着せてるだけじゃ宗教戦争と同じだしそんなお為ごかしで騙されるのは少数だと思うよ
>>お為ごかし
おためごかし…この歳になって初めて学びました
まだまだ勉強不足でした
確かに反民主主義的という言葉は、安易なレッテル貼りに過ぎませんでした
大統領が反西側的、かつ大統領に不都合な人間が階段から落ちまくる国
そしてメディアも統制され国民も反欧米感情を持っている国
あとはまあ、飛行機旅行とかですかねえ・・?
ちょっと遠いとこまで行きますが。
大統領本人は、なぜか最近飛行機旅行が苦手ですよねえ。
よしよしウクライナ獲ったら次はお前らも併合したるわ、的な感じになったらどうするんだろう
その時は普通にNATO出陣ですね。
それが怖いからフィンランドとスウェーデンは加盟申請したわけですし、スロバキアの人にとってはウクライナよりロシアに正当性があると思ってるだけであって自国が攻められてるわけではないので、今回のこの結果なのでしょう。
火の粉がかかって来るまで何故か無根拠に自分達は大丈夫と考えているのは歴史的には良くある事象ではあります
ナチスが共産主義者を連れさったとき、私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。
彼らが社会民主主義者を牢獄に入れたとき、私は声をあげなかった。社会民主主義者ではなかったから。
彼らが労働組合員らを連れさったとき、私は声をあげなかった。労働組合員ではなかったから。
彼らが私を連れさったとき、私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった。
・・・まあこれも、ほんの80年くらい前の話ですけどね・・。
スロバキアなんかはNATOに加盟してても反ロシアってわけじゃなくて、冷戦体制崩壊後の安全保障環境の混乱期にNATOに空爆されるのが嫌で打算的にNATO加盟しただけだから、仮にロシアが優勢で国境を接することになったとしてもNATO入りした時と同じようにロシアに尻尾を振るだけだよ
ハンガリーとかも反ソ連ではあるけど別に西側体制が好きなわけじゃないから反ロシアに協力してないし、なんというかこのあたりの各国の空気感は二元論しか知らない人には理解できない
どっちが勝ってもいいと思っているのだと思います。
要するに戦いさえ終わって物価が下がり日々の生活が楽になればそれでいいって事で。
ロシアの方が西側諸国が支援さえしなければ勝ち、結果ウクライナに傀儡政権が樹立されても自分達はNATO加盟国だからウクライナのように侵攻される事は無いと考えているのでしょう。
少しずつですが、西側の潮流も変わってきた感じがしますね。アメリカ共和党は主流派(ただし主流派=最大派閥ではないらしい)がウクライナ支援に真っ向反対していますが、ウクライナ支援に賛成する共和党議員も一定数いるそうです。ただしその論調は民主党主流派のような国際法遵守やリベラリズムに基づくものではなく「米国の参戦や米兵の犠牲なしにロシアに前例のないほどの致命傷を与えることに成功しており、金と兵器さえ出しておけばこの先何十年もロシアを無価値で無力な辺境の小国にしておける」という視点だとか。つまりこの戦争を旧ソ連・東スラブ社会の巨大な内戦だと見なして、主流派=モスクワ勢力と敵対するキエフ勢力を支援することでモスクワの影響力を消耗させようという考えです。人道主義や国際法観念には悖る視点ですが、他方で共和党的なリアリズムに即した考えだとも思います。そしておそらく、この考えを持っているのはアメリカ人保守派だけではないということなのでしょう。
19世紀までの英国の対ヨーロッパ政策やドイツ帝国の東アジア政策の例に見るように、域外国家の視点で東スラブ人社会全体の脅威度を長期的に抑制しようと考えたら、永続的な内戦状態を作って常時の損耗を強いるのが最良の手段です。具体的にはNo.2を資金や兵装面で支援して負けさせない、さりとて完全勝利はさせない状態を作ることです。そのような視点で見たとき、23年10月現在のウクライナは既に滅亡の危機は脱しており、支援のペースを落としても問題ないと感じている欧米人士が一定数居るのではないでしょうか。もちろん、こんな手法は帝国主義時代の古いやり方ですが、この状況を作ったのはあくまでロシアであり…
ウクライナは西側全体をその共和党の支援賛成派の視点だと考えてるんですよね
そこが西側とウクライナの支援の揉め事の原因になってる
「NATOは対露の軍事同盟でロシアは潰すべき敵である」「人命の犠牲無しにロシアを潰せるチャンス」とするなら
西側にとってロシアを潰すためのウクライナ支援は国益であって、支援反対、出し渋り、感謝不足への不満など支援に消極的なのは想定外なわけです
支援への対価として代わりに敵と戦ってやってるというWin-Winだと思っているから、支援を渋られたり感謝を要求されることが理解不能になって亀裂が生じている
共和党支援賛成派のような考えであればシナ事変での中華民国やアフガニスタン紛争でのムジャーヒディーンのように敵を潰すために積極的に支援されるはずがそのような国がウクライナが思ってるよりずっと少なかった
フライングタイガースやレンドリースやってたころの敵を潰す積極性はどこにいったのだろう
>「米国の参戦や米兵の犠牲なしにロシアに前例のないほどの致命傷を与えることに成功しており、金と兵器さえ出しておけばこの先何十年もロシアを無価値で無力な辺境の小国にしておける」
正直、この考えが共和党の主流派にならないところに、アメリカ社会の疲弊を感じますね。
21世紀初頭のアフガン戦争をやったころのような、国力に余裕があるころのアメリカ(共和党)なら、おおよそこの考えで惜しげもなく兵器を送り、ロシアの疲弊化をねらったのではないかと思います。
しかし、ロシアという目障りな核保有国を失墜させることよりも、もっか高インフレで経済的弱者が大量発生しているアメリカでは、発想がそこまでにはなかなか至らないんじゃないかと思います。
だからこそ、トランプ的な今までは絶対に主流になれない考えが、幅をきかせているのではないかとも思います。
折口さんの仰る考察に、賛同します。
ウクライナのポジションは、西側と東側が繋ぎとめるために、両者から美味しい部分を得られるポジションでした(ロシアあh、格安のガス販売・パイプライン収益を支払ってきました)
現状のウクライナは、ロシアに対しての壁となりながら、西側からは何の果実も得られていません(NATO加盟・EU加盟は、だらだらと宙に浮いています)。
オセロで言えば、白黒はっきりしたのに、ウクライナは何の成果も得られていないわけです。
国際社会は、冷酷なリアリズムの世界ですから、共和党的なリアリズムに即した考えで動いているという考察は妥当と考えます。
調査機関次第ではSPも競っていましたが、穀物問題が多少効いた気はします。
仮に軍事支援継続派のSPが第一党になったところで連立を組む相手は、などと考え出すと極端な違いが生まれたかは怪しいですが。
昨日はスロバキアの選挙がどうなるかな、とワクワクしながら待っていました。
最初に届いた大きな選挙ニュースで内容を読む前に添付動画を開いたところ、ボディーガードを引き連れたオードル首相(ヘーガー政権崩壊を受けて繋ぎの内閣を率いていた)が力強い歩みで投票所に向かう途中、投票に必要なIDカードを忘れた事に気付き、颯爽と去っていく姿を目にすることになりました。
こういうちょっとしたことが日々を過ごす栄養になりますね。