カボリ米陸軍大将は下院軍事委員会で「ロシア軍の戦力回復は予想を上回る」「戦力規模は侵攻前より15%も大きくなっている」と証言したが、ドイツのピストリウス国防相も24日「ロシアの生産能力はウクライナでのニーズを上回り備蓄が積み上がっている」と述べた。
参考:Pistorius: Russlands Rüstungsproduktion füllt bereits die Depots
参考:Росія виробляє більше зброї, ніж їй треба на війні, і вже заповнює склади − міністр оборони Німеччини
現在の消耗レベルで「まもなくロシアの武器・弾薬は尽きる」と期待するのは止めたほうが良い
カボリ陸軍大将は下院軍事委員会の公聴会で「これまでにロシア軍は2,000輌以上の戦車を失い31万5,000人の死傷者を出した」と、国防総省で安全保障問題を担当するワランダー国防次官補も「ロシアのウクライナ侵攻には現時点で2,110億ドルの費用がかかっている」と証言し、ロシアはウクライナ侵攻で経済的にも軍事的にも莫大な損失を被っているものの、カボリ陸軍大将は「ロシア軍は弱体化するどころか侵攻前より規模が大きくなっている」と指摘して注目を集めたことがある。
欧州諸国の安全保障担当者も「ロシア軍の戦力回復は予想を越えている」と再三訴えてきたが、カボリ陸軍大将も「ロシアは地上戦力の拡充のため徴兵年齢の上限を27歳から30歳に引き上げ、潜在的な徴兵対象者を200万人増加させた。ロシアはウクライナの占領地域やフィンランド方向に新たな部隊を配備するため地上部隊の再編を計画中だ。ロシアは予想を上回るスピードで戦力再編を行っているため戦力規模は侵攻前よりも15%ほど大きくなっている」と証言し、ロシア軍の補充能力はウクライナで被った軍事的損失を上回っているという意味だ。
さらにドイツのピストリウス国防相も24日「ロシアは国防支出の増加と戦時経済による合理化によって生産された大部分または一部が前線ではなく倉庫に向かっている」「楽観的な見方をすればプーチンの用心深さを示す結果だとも言えるが、私は何かの計画に基づいた結果、何かを企んでいる可能性があると思っている」と述べ、ロシアの生産能力はウクライナ侵攻に必要なニーズを上回っており「備蓄に振り向けられた武器・弾薬はウクライナの次に備えた準備だ」と言いたいのだろう。
ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー副局長も今年2月「ロシアは戦時体制へ移行するに必要な法律と政令を2022年夏までに可決した」「従業員の労働時間は大幅に増加してトリプルシフトを導入している企業もある」「ロシアは昨年200万発の砲弾を生産した」「今年は270万発生産するつもりだ」と、NATO関係者も「ロシアはシフトを追加して砲弾工場を年中無休で稼働させている」「防衛産業に従事する人間も侵攻前の250万人から350万人に増加した」と指摘したことがあり、現在の消耗レベルで「まもなくロシアの武器・弾薬は尽きる」と期待するのは止めたほうが良い。
因みにカボリ陸軍大将が言及した「徴兵年齢の上限を27歳から30歳に引き上げた」という部分は、年2回実施される義務的徴兵(大体15万人規模の徴兵が春と秋に行われる)の年齢上限のことで、1年間の徴兵を終えたロシア人男性は予備役に編入されるため「潜在的な人的動員人数が増加する」という意味になり、ウクライナ侵攻のための「強制動員」や「契約に基づく予備役の採用」と「義務的徴兵(徴兵者=新兵を国外の軍事作戦に参加させることは法律によって禁止されている)」は別物だ。
関連記事:ロシア軍の再編スピードは予想以上、戦力規模は侵攻前よりも15%増加
関連記事:ロシアの砲弾生産量は月25万発、2024年後半の攻勢に優位性をもたらす
※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России
ロシアはすでにNATOと戦争する準備に入ってる。
それはNATOに攻め込むためというより、戦争をできるレベルの軍事力を得て威嚇するため。
何故威嚇が必要かと言えば、ウクライナ戦争は最終的にはNATOとの交渉になるからだ。
丸腰の状態になっていれば、交渉など成立しないからな。
以前のロシアはNATOとの通常戦力の競争で威嚇することを捨て核威嚇に頼ってたが、あまりにこの戦争で核のハッタリしまくったため最近は西側も慣れてきてしまったからね。
以前は戦車送るだけでビビりまくってたのだが、現在は戦闘機もミサイルもほぼウクライナの要求するものは提供した。
ロシアとしても核威嚇だけでなく通常戦力での威嚇が必要になってしまったというオチです。
砲撃を主体にした攻勢を継続しながら、大規模攻勢も充分に行えるという事でしょうね。
フィンランドのNATO加盟も、若い女首相が決断して世界から賞賛されましたが、彼女は選挙に負けてるんですよね。
フィンランド=ロシアの国境線、まともなフェンスすらないくらいの感じでしたからね。
国境線1340kmもあるため、兵力配置も行う必要があるでしょう。
歴史・国内がどう評価するのか、今後次第ですから注目したいと思います。
トランプ元大統領のNATO離脱主張も、イギリスのEU脱退が成立したように、100%ないとも言い切れないでしょうから。
>「ロシアの生産能力はウクライナでのニーズを上回り備蓄が積み上がっている」
(2023年3月1日 フィンランド、ロシア国境にフェンス建設開始 全長200キロ BBC)
追記です。
欧米諸国が、ウクライナに弾薬援助を行ってきましたが。
彼らが紛争を行った時に、ロシアが弾薬援助を行う余力もあるという事になります。
世界各国の紛争介入が、失敗したり長引くリスクになるため、今までよりも高くつく可能性があります。
フィンランドは与野党共に反露、NATO加盟で一致してます
仰る通りですね。
フィンランドが戦争に巻き込まれにくくなったかは、未来の結果論になってしまいます。
戦争に巻き込まれるリスクは、軍事同盟・安全保障協定を複線化した方が減るという研究があるため、今後どうなるのか注目しています。
ヨーロッパ各国の高官がロシアがNATOとの戦争に本気で準備してるって相次いで発言するたびに
「ロシアはそんなことはしない」とSNSでは反論する人たちがいるけど
反論する人たちが普段主張してることを見れば、ロシアが本気でヨーロッパと戦争するつもりなのは中国の台湾侵略と共に本当でしょう
ロシア側の立場に立ってウクライナ侵略はあり得ないって主張してた人たちは今ではウクライナと支援国に落ち度があると主張してるから、将来的にはヨーロッパは降伏してロシアの支配下になれと言うでしょうね
日本が台湾に関与するなとネットでやたら連呼する人たちと同じようにね
中国にとって、台湾は放っておいても20年後には経済面で統一を果たし、政治的にはもう20年ほどかけて吸収して中国の一省になるのが確定しています。戦争をして占領する必要が全くないんですね。中国が台湾戦争を望んでいる、というのは日本が韓国制服を望んでいると韓国人が叫ぶのと同じくらいのナンセンスです。
ただし、戦争になるシナリオが2つあり。
1)アメリカが台湾を焚き付けて、台湾に中国のシーレーンを封鎖する通商破壊戦を仕掛けさせるケース。
このシナリオにおいては中国は国家存続のために自衛権を行使して戦わねばなりませんから、台湾戦争となります。
2)アメリカが台湾に中距離核戦力を配置して北京への先制核攻撃権を保有しようとするケース。
この場合も、キューバ危機の中国版となりますので、中国軍は台湾を制圧する必要が発生し、台湾戦争となります。これはウクライナと同じ構図ですね。
現状では2)のシナリオが進んでいますが、ウクライナで有用性が証明されたUSVの発展具合によっては、台湾海峡を通る船舶を無差別に撃沈する通商破壊戦もありえますね。
なんにせよ、中国がいくら平和を望んでも、アメリカが戦争を仕掛けてくる以上は防衛力を拡充せざるをえないのです。
香港はどうなんだ?
あれも経済的にも政治的にも放っておけば中国共産党の物になる都市だったように見えるが、中国は機を待たずに香港の自治性を剥奪したように見えるが?
あれは中国の先制攻撃ではないのか?
香港に関しては当初はあそこまでの強硬策を取る気はなかったんじゃないかな
ただ犯罪人引渡の条例に対する反対があまりにも大きくなりすぎてしかもそれが明確に中国共産党に対する反政府運動になってたから弥縫策は無理で完全に叩き潰すしかない状況に追い込まれたように見える
強権政権は舐められたら終わりだし
香港島はアヘン戦争でイギリスの植民地になった百年国辱の始まりの地ですので中国共産党の力で取り返したとパフォーマンスがしたかったのでは?
香港は元々が中国の土地です
借りてただけですから、中国の政策に本来は他国が緩衝する事はおかしいですよ
「ここはもともと○○のもの」という理屈で当時お互いが合意した協定や条約を反故にするの、肯定しちゃいかんでしょ。
香港は元々一国二制度で中国の一部
台湾と違うかどうかは立場によります
中央政府が香港の政治家飼い慣らして政治的にコントロール下に置いただけなので香港特別行政区政府は存続してます
自治自体は行われてるので剥奪は言い過ぎですし攻撃?はよくわからんですね
そもそも中国は経済成長が限界にきてるから国内の不満を逸らすために外部に目を向けさせようとするに違いないという発想自体が西側の中国に弱くなってほしいという願望の反映でしかないからね
けど中国人自身は全然そんなこと思ってない
まず(1)が荒唐無稽すぎて意味不明です。
どの世界線の中台でしょうか。
2)もスプートニクや親露派ブロガーが言っていた陰謀論に非常に似ているように見えますが。
あくまで中国共産党から見た「平和を望む中国」「戦争を仕掛けてくるアメリカ」という事でいいですよね…?
中国人からしたら台湾進攻論も同じレベルの話だと思うけどね
そんなことをする意味がないんだから
>台湾に中国のシーレーンを封鎖する通商破壊戦を仕掛け
さすがに意味不明過ぎて三度見した。
これにいいねしてるの、悪の化身アメリカ思想のみで押してる人ばっかでは?
アヘン戦争の頃なら揚子江の封鎖で北京を締め上げる事は可能でしたが現在は鉄道があるので効果は無いでしょうね
まさか本国ガラ空きにしてマラッカ海峡まで行くなんて事も無いでしょうし
そんなの普通に日米が堂々と発表してるじゃないですか。
「中国封じ込め」のための「日米海軍の戦力増強と台湾への軍事援助」って中国側から見れば「いつでも中国のシーレーンを封鎖して、中国経済の息の根を止められる能力の獲得」ですよ。
なので日米海軍の強化への反作用として中国は日米の封鎖を突破できる海空軍力の獲得が悲願となっているわけです。
軍拡の引き金を引いているのは我々の方であって、中国ではありませんよ。
たった40年で大どんでん返しが起きるという確定情報を一体どこから…?
現代の皇帝を目指す習近平が台湾統一を明言しているので、20年だか40年だか我慢しますかね。
中国に侵攻する国など無いことを承知で、自衛のためと称した異常な軍備増強は何のためでしょうね。
>中国に侵攻する国など無いことを承知で、自衛のためと称した異常な軍備増強は何のためでしょうね
それを言うならアメリカも同じでしょう
アメリカに進攻する国など無いことを承知で自衛のためと称して経済規模世界4位の日本の国家予算並みの国防費を毎年使ってるんですから
>経済規模世界4位の日本の国家予算並みの国防費を
国家予算並みというか国家予算総額並みのね
まあ、日本円換算で増えてるのは円安の影響もあるだろうけど
それにしたってちょっと異常な額だし
けどさらに驚くのはそれでも足りてなさそうなとこ
そうですね。
だからこそ米国同様に中国も防衛以外の目的で軍備増強をしていると思うのですが、何か異論がお有りですか?
中国の軍備増強は少なくとも今のところはアメリカを抑止するためのものでしょう
今の予算の規模はそれ以上のことをするにはまだ少ない
アメリカの軍事力は巨大ですからね
支援有りとは言え手枷足かせのあるウクライナ一国にすらこれだけダラダラやって居るのに、それよりもはるかに規模が大きく装備が充実したNATOに喧嘩売るロシアなんて想像出来ませんな。
通常戦力もウクライナより大きいしシェアリング関係無く自国で核を使える国すらある。
ロシアが敵対的な攻撃した時点でコスト度外視で兵器生産が始まり、ロシア本土が今までと比べ物にならない位の攻撃に晒される。外獲得手段がさらに狭まり、必要な部品を自国か同盟国で賄えないなら兵器の性能は更に落ちるでしょう。
NATOなんてそんな大層なもんじゃないっしょ
本気さえ出せばやれるんや!みたいな事言われても今まで散々口だけムーブかましてきておいて説得力なんぞないわな
散々ここでも記事にされてるがコスト度外視の兵器生産なんて絵に描いた餅でしかないのは考えりゃ分かる事だし
あと戦争なんてダラダラも何もこんなもんやろ
イスラエルなんて前評判ではアメリカに匹敵する西側トップクラスの近代化された陸軍なんて言われてたのに、軍ですらないレベルの相手とやりあってあんな狭い土地を掌握できずにダラダラやって、しまいには物資が全然無いとか言ってんのやで?
>ロシア側の立場に立ってウクライナ侵略はあり得ないって主張してた人たちは今ではウクライナと支援国に落ち度があると主張してるから、将来的にはヨーロッパは降伏してロシアの支配下になれと言うでしょうね
ロシア側の立場に立てば、むしろ「ウクライナ侵略はありうる」でしょ。
ロシア支持者から見れば、ロシアはウクライナ・西側の対応と態度に不満を溜め込んでいた、ロシア・プーチン切れて当然。
ロシアマニアから見れば、ロシア・プーチン、そろそろ切れるだろうな・・・・西側舐めすぎだよ。
(当然、全員ではない)
>ロシア側の立場に立ってウクライナ侵略はあり得ないって主張してた人たち
まぁ、そういう人もいるさ。
>ウクライナ侵略はあり得ないって主張してた人たち
ロシアを舐めていた人も似たような主張をしていたような・・・・
>今ではウクライナと支援国に落ち度があると主張してるから
親ロシア・ロシアマニアの人は、初めからウクライナとNATOの落ち度を指摘しているような。
それ以外の人も、今ではウクライナと支援国に落ち度があると主張してるでしょ。
> それ以外の人も、今ではウクライナと支援国に落ち度があると主張してる
開戦の原因についての話ですよね?
それがウクライナと支援国にあったなんて言う人は稀だと思いますが
確かに、稀だけどね。 徐々に増えてる。
風向きは変わっているよ。徐々に。 西側で多数派になることはないと思うけど。
ガサ紛争の影響で、大正義西側に疑問符がついた。一旦、疑問符がつくと、見て見ぬ振りしていた西側・ウクライナの嘘や胡散臭いところが、目に付くようになる。
西側って、おかしくない? 嘘言ってない? って、疑問を提示しても、以前ほど叩かれなくなった。
多くの人が、西側の主張を鵜呑みにしなくなった。
(ロシアの主張を正しいと信じているわけではない。西側の信用度が落ちた)
もう戦後を見据えて動いてるようですし我々の知る由もないところで趨勢が決定的になっているのではないか
ウクライナに152ミリ砲弾を供与する国って無いんですかね。
開戦前のウクライナの砲はほぼ152ミリだったはず。
152mm砲弾は、ロシア軍に破壊されていなければ設備増強をして自国生産しているはず。
潤沢では無いでしょうがウクライナも求めていないし、支援国も手当てしないので喫緊の課題では無いのかもしれませんね。
軍事に全ツッパって感じだけど、これどの位維持できるんだろ?
平和を忘れて戦乱の緊張状態を維持し続けるのはきついよなぁ
ウォッカがあれば耐えられるもんなの?
実際のところは、ちょび髭よろしく「大砲もバターも」路線のようですね
プーチン氏は実は自国民には甘い独裁者であり、戦争のしわ寄せが国民生活に及ばないよう、かなり気を使っているとか
逆に言うと、すべてを戦争に振り向けていないからこそ長期戦が出来るのでしょう
スラブ系の国民はアジア系より遙かに動員の割合が低いみたいですしね
インド人や中央アジア人を半ば誘拐してでも自国民は部分動員で抑えたいんでしょうね
甘いということはないでしょうけどね
ただエマニュエル・トッド氏が言うようにロシアにしても中国にしても天皇が神聖不可侵の日本と違って徳を失った皇帝は殺していい社会だから
プーチン大統領も習近平主席も民衆の怖さを知ってるってことじゃないかな
ロシアの軍事費は2019年でGDPの4%以下。2023年で6%、24年で10%ぐらいなので。
ソ連や北朝鮮の常に20%越えよりか永続性がある。
>軍事に全ツッパって感じだけど
全ツッパじゃないね。
>ウォッカがあれば耐えられるもんなの?
プーチン政権になってから、アルコールの消費量は減って、現在は韓国、イギリス、ドイツ、アメリカ、カナダよりも少ない。 プーチン自身、あまりお酒は飲まないで、運動派らしい。
>平和を忘れて戦乱の緊張状態を維持し続けるのはきついよなぁ
プーチン自身、ソ連や北朝鮮を見て、軍事中心体制の国は、懲りている。
軍事費増化体制が続くのは良くないと思っている。との説がある。
平時は富国強兵路線で、国民の生活水準を上げつつ、軍事力の強化を狙っている。
プーチン自身不正蓄財しているみたいだけど、国民の生活を上げようという気持ちはあるし、実践している。
ロシア国民の生活を上げようという気持ちは、下手な西側の指導者よりもあるような気がする。
(西側の政治家は、支持者・支持団体のウケ狙いで、4割ぐらいの国民のことしか考えていないように見える)
NATO参戦の可能性を考慮してるんでしょ
既に実質参戦してるようなものだけどまだ軍隊自体は送り込んでない(公式には)
戦争初期からロシア空軍の動きが低調だったのはNATO向けに温存してたって話があった
仰る通りで、お互いに準備は重要ですからね。
ロシアが、仮に新兵を前線に配置したとして。
NATO各国は、自国防衛・NATO加盟国の防衛を、政治的にも優先する必要があります。
本国をガラ空きにできないですか
仰る通りで、お互いに準備は重要ですからね。
ロシアが、仮に新兵を前線に配置したとして。
NATO各国は、自国防衛・NATO加盟国の防衛を、政治的にも優先する必要があります。
本国をガラ空きにできないですから、ウクライナ武器支援武器への牽制効果も、大きいでしょうね。
しかしまぁロシア一国(勿論他国からの支援の影響も大きい)で生産力ではNATOを上回って規模も見劣りしない力を持つとは凄まじいな
a、axe先生は後1年でロシアは戦車枯渇するかもって言ってたから……(震え声)
記事のように弾薬等は生産できているが、装甲車両の保管はすごい勢いで減少している
ここで言う戦力回復とは保管から現役復帰させるのも含まれているのではないだろうか
今年の年末には装甲車両の枯渇が予想されている
面白そうなのでソ連戦車の生産台数(~1990)をまとめた
全部が稼働するともモスボールされてるとも思わんが枯渇なんてするのか?
T-80 7000両
T-72 22000両
T-64 12500両
T-62 19000両
T-55 100000両
世界年鑑では開戦前のロシアの戦車保有数は12000両となっています。
そのうち3000両が破壊され、3000両が現役で稼働し、3000両が保管センターに保管されています。
ところがこの保管品のうち半数以上が旧式のT-55、T-62と復帰不可能なT-80UDで占められているとみられています。第3世代の保管戦車は状態はともかく残り1000両程度ではないかと推察されています。
また、数千両の復帰不可能な状態の戦車も確認されています。
戦争始まった時2、3年したら西側陣営の弾薬生産準備が整い、情勢が不安定な時期を程度脱する事をできる(ウクライナへ支援した弾薬の回復、中国が台湾有事を起こせるチャンスは少なくなる)と思っていたが、なーんで情勢が悪化してるんですかねぇ……。
特に中東。