CNNは11日「ロシアは大砲の砲弾を月25万発=年間300万発も生産している。この数字は欧米の約3倍に相当し、2024年後半に予想される攻勢でロシアに優位性をもたらすだろう」と指摘、本物の戦時体制と民需や労働者を犠牲にしない範囲の増産で明暗が別れた格好だ。
参考:Exclusive: Russia producing three times more artillery shells than US and Europe for Ukraine
参考:Сколько ракет и дронов производит РФ и что будет с войной в 2024 году: главное из интервью Скибицкого
参考:Россия планирует изготовить почти 3 млн артснарядов в течение года, – ГУР
そろそろウクライナ支援資金が可決されないと生産や調達のバランスが本当に乱れ始めるかもしれない
エイブラムス、レオパルト、ブラッドレー、M777、M109、HIMARSといった西側製兵器はロシア製よりも洗練されており、多くの人々は「性能が優れる西側製兵器が戦争の流れを変えるのに役立つ」と予想したものの、実際に戦争の流れを決定づけているのは「プラットホームの性能差=技術力」ではなく「弾薬供給=ロジスティクス」で、多くの軍事アナリストも「戦争の勝敗はどれだけ多くの砲弾を発射できるかで決まる」と、NATO関係者も「ロシアが戦場で優位性を獲得しているのは砲弾生産の強化に原因がある」と述べている。
ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー副局長も「ロシアは戦時体制へ移行するに必要な法律と政令を2022年夏までに可決した」「従業員の労働時間は大幅に増加してトリプルシフトを導入している企業もある」「ロシアは昨年200万発の砲弾を生産した」「今年は270万発生産するつもりだ」と、NATO関係者も「ロシアはシフトを追加して砲弾工場を年中無休で稼働させている」「防衛産業に従事する人間も侵攻前の250万人から350万人に増加した」と、CNNもNATOの推計や情報筋の話を引用して「ロシアは大砲の砲弾を月25万発=年間300万発も生産している」と指摘。
フランスのマクロン大統領は侵攻直後「戦時経済への移行」を要請、これを受けて仏産業界は武器・弾薬の生産にかかるリードタイムの大幅な短縮に成功、ノルウェーのNamoも砲弾生産をフル操業に移行させたが、大半の西側企業は通常操業に範囲に留まっており、BAEも「シフトを増やして工場を24時間操業している」と明かしたものの「週5日」しか稼働しておらず、ロシアの戦時体制と比較すると西側諸国の取り組みは民需や労働者を犠牲にしない範囲だ。
米政府高官も「米国がロシアの戦時体制に追いつくには国防生産法(政府が産業界を直接的に統制できる権限)を発動した場合だけだろう」と、欧米諸国の関係者も「独裁政権による管理経済は変化を強制できる点で有利だ」「長い目で見ればロシアの生産力に追いつける」と述べたが、米欧州軍副司令官はCNNの取材に「ロシアは西側諸国がもつ持続力を休みなく稼働することで上回ろうとしている」「ロシアが忍耐力と回復力で我々を凌駕しようとする意思を過小評価すべきではない」と警告。
さらに「西側諸国の経済制裁がロシアの継戦能力を損なわせる」という予想も外れ、NATO関係者も「ロシアは石油収入で国内最大の産業となった防衛部門を支えている」「これは長い目で見るとロシア経済に不均衡をもたらすかもしれない」「今のところロシア経済は上手く回っていている」「洗練されたやり方ではないものの短期的には耐久性のある経済だ」と認識を改めており、CNNは「ロシアの軍需生産量は2024年後半に予想され攻勢に優位性をもたらすだろう」と予想した。
因みに米陸軍は「2025年末までに155mm砲弾の生産を月10万発に引き上げる」と発表、増産に必要な設備投資にも資金を供給し始めたが、支援資金が枯渇しているため肝心の砲弾発注が何ヶ月も停滞しており、米陸軍関係者も記者団に「このままでは目標の数字に手が届かない」と明かしている。
要するに「ウクライナ支援資金を原資としてバイデン大統領が支援パッケージを用意」→「大統領権限によって米軍備蓄から155mm砲弾供給」→「支援資金で備蓄分を補充する砲弾発注」という流れが止まっているため、これが長期化すると発注量と生産能力のバランスが崩れて企業側の収益が悪化し「目標の数字に手が届かなくなる」という意味だ。
一時的に米軍の通常予算で砲弾を発注すればいいと思うかもしれないが、用途が決められている資金を他の用途に転用できるほど予算には柔軟性がなく、生産に必要な原材料や部品の発注にもタイミングがあり、これを逃すと納品までのリードタイムが伸びるため、そろそろウクライナ支援資金が可決されないと生産や調達のバランスが本当に乱れ始めるかもしれない。
関連記事:ウクライナ軍が直面する砲弾不足の原因、問題は何処に潜んでいるのか
関連記事:欧州委員長、この異常な時代に年100万発の砲弾生産量では足りない
関連記事:EU首脳会議、500億ユーロのウクライナ支援に27ヶ国の首脳全員が合意
関連記事:EUがウクライナ向け砲弾の共同購入で合意、払い戻し対象は欧州製砲弾のみ
関連記事:実現が難しいアイデア、EUの155mm砲弾共同購入に非加盟国も参加可?
関連記事:砲弾需要の恩恵を受ける南アフリカ企業、米企業とも共同で新型155mm砲弾を開発中
関連記事:エストニアがロシアを嘲笑する西側メディアに警告、動員は戦線を安定させた
関連記事:仏国防相、ウクライナ向けに155mm自走砲を78門生産すると表明
関連記事:大統領の要請に応じて戦時体制に移行した仏産業界、武器生産が大幅に増加
関連記事:絶好調の仏防衛産業界、タレスは1万2,000人の新規雇用を計画中
関連記事:仏Nexterが自走砲の生産量を3倍に引き上げ、年間72輌のCaesarを供給
※アイキャッチ画像の出典:Mil.ru/CC BY 4.0
地味な話ですが、砲弾の量が戦況を左右するので、これは重要な記事ですね。まさにここは焦点ですね。
自国で生産できるか、他国の支援頼みかの違いは大きいですね。
西側の国は支援すべきだと言っても、自国が戦争をしているわけではないですからね。
まあこんな話は軍事や戦略の基本中の基本であり、私は最初からいずれ最後はこうなるとおもっていましたが、やっぱり結局そうなりつつあります。
日露戦争の奉天会戦後、日本海海戦後にに日本が休戦交渉を急いだのは、やはり砲弾不足のためであり、兵器の国産化が進められたのもやはり砲弾の補給のためでした。
朝鮮戦争でアメリカ軍が中国人民志願軍を阻止できたのは
「ヴァンフリート砲弾量」
でしたが、ソ連で生産される砲弾の量はそれに劣らないもので、結局38度線で休戦に至ったのです。
第四次中東戦争ではアメリカの支援を受けるイスラエル軍でさえも大きな損害を受けて、ソ連の支援を受けるエジプトとの休戦に至りました。
最近でもアメリカの支援を受けるグルジアが南オセチアの奪回に失敗したとか、シリアのアメリカ軍もロシア軍の介入で鳴かず飛ばずで膠着状態というような先行事例があるはずなのに、全て無視されて、都合よく曲解されて、楽観的で現実離れした予想や分析が延々と続けられてきたわけです。アフガニスタンからのNATO軍の撤退もあります。
アフガニスタンだけでも相当な量のNATO軍の兵器や弾薬が何の結果も出せないままに大量に消費されたわけです。それだけ考えても、もともと兵器や弾薬の備蓄は少なくなっていたとみるべきでしょう。金融に偏重し、特化した経済政策の影響もあります。
こんなのは今さらな話です。
西側としてはウクライナを支援して踏ん張らさせ、ロシアには経済制裁で打撃を与え
ロシアが望む短期終戦を阻んで戦争が長期化すればロシアが先に息切れすると踏んで
直接介入を手控えて間接支援に留めていたのが、ロシアの驚異的な粘りで裏目に出て
いるだけです。
逆に息切れしているのは西側からの支援を受けている筈のウクライナ側ですからね。
自分達だったら無理だからロシア人でも無理だろう。自分達と違う政治理論、文化、
民族性の相手を自分達の尺度で考えて戦争指導を見誤るとこうなる良い例です。
かつてはベトナム戦争でも同じ事をやりましたが、その繰り返しです。
「ロシアは石油収入で国内最大の産業となった防衛部門を支えている」
ソ連崩壊も石油の値下げが原因だから石油が値下げすればロシアも終わりなんすよね
これは研究から明らかなんですが、なぜかアフガンのせいで崩壊したとかいう意味不明な話を信じている人が多いですね
ネットや論文で読むけど、石油価格とアフガンとソ連は崩壊とあまり関係ないような。90年代にそんな論調もなかったし、80年代そんな予測もなかった。
経済停滞と経済崩壊を勘違いしている人が多い。
サウジアラビアが、米国の要請で、石油の大増産をしていましたよね。
1985年の逆オイルショックなら、サウジアラビアの経済的理由による増産であって、アメリカの要請ではないと思いますよ。
–以下詳細–
1978年のイラン革命をきっかけに原油価格が急上昇。サウジは原油生産量を700万バレルから1000万バレルまで増産して原油価格を押さえ込もうとしました。
しかし、世界的な省エネによる原油消費量の伸び悩み、他の産油国 (ロシア含む) の増産により、原油価格はジリジリと低迷、サウジは油価を維持するために生産量を 300万バレル強まで下げました。その結果、サウジの財政は極度に悪化し、1985年末に増産を開始し、その結果油価は暴落しました。
ご指摘ありがとうございます、勉強になります。
他の時期の米国の要請と、混同していました。
理屈ではそうなんですけど、サウジやUAEと言った湾岸諸国はロシアと歩調を合わせて、減産して価格を維持してるので原油価格の下落はなさそうですね。
OPECの動向以外にも、イスラエルというヤンチャボーイが暴れ回っていて、フーシ派も紅海で張り合っていて情勢が悪すぎるので、減産しなくても高騰しそうですけどね。
ソ連の経済崩壊も原油価格下落で、西側諸国に売ってた原油・ガスで経済維持できなくなったからですからね
よく聞く話だけど、西側の経済制裁でロシア経済崩壊や武器生産できなくなると同じで当時の経済と合っていない。
ロシアは砲弾の材料、設備、労働力を国内で自給できるので、ガス輸出と無関係に生産可能だ。
西側に売ってた?
ソ連はアメリカから穀物を輸入していたけど。
西側が大量の石油、ガスを買い始めたのは冷戦後、ソ連崩壊後だ。輸出先は旧東欧でパイプラインでの輸出。
当時世界からlngで大量輸入していたのは日本が中心で輸入先は中東。
ドイツは東ドイツがあるのでロシアからの輸入が多い。イギリス、フランス、イタリア、スペインはあまり多くない。
中国はソ連と対立していたし工業も今と比べると小さく。日本に石油を輸出していた。
ウクライナに格安で輸出していたように料金も安かったような。ソ連の団地はガスメーカーがないくらい管理が雑だったらしい。
ソ連は60年代から大企業病、官僚主義にハマり。兵器開発の技術も停滞し始めた。兵器の生産設備の投資も行わず、50年代、60年代の設備で80年代兵器を生産しょうとしていた。
ソ連時代、西側に石油、ガス大量に売ってた? 東欧に売っていたけど。
ウクライナ戦争前でもパイプラインは旧東側中心で、イギリス、フランス、イタリア、スペインの依存度は低い。
石油、ガス価格の低迷でソ連崩壊の話はネットや論文で読むけど。
90年代はそんな論調もなかったし、80年代にそんな予測もなかった。
ミスで表示がされず、投稿ミスしたと思い連続投稿してしまいました。
すいませんでした。
ソ連って西側に石油、ガスを大量に売ってた? 東欧にはパイプラインで輸出していたけど。
今は利下げ願望がマーケットを主導していて、株価も商品もブル傾向だけど、多分噂で買って事実で売るパターンなんだよなぁー。原油はリグの稼働数で多少の価格調整は出来るけど、アメリカが利下げのタイミングをしくじってリセッション入りするか、もしくは急ぎすぎて再インフレ+再利上げか、中国が死にかかってるCSI300浮揚策と不動産バブル崩壊を上手くまとめられなかったら大幅に需要は減るだろ。それに原油の買いはベアトレンド中の持ち合いにしか見えない。日足の20EMAも乖離できない買いだぞ。
ちなみにロシアがバルブを絞ったからインフレが起きてるとか勘違いしてるやつよく見るけど、コロナ禍に対する各国中央銀行の行き過ぎた金融緩和がインフレの主因で、2022年上旬(侵攻直後)から液化天然ガスも原油もベア基調だからね。マーケットは利上げで経済が冷え込むことの方が地政学リスクなんかより怖かったんだよ。既に液化天然ガスなんてコロナ禍の底に達してるし。
ソ連が崩壊した時は10ドルくらいなので、それより下がればね
今野石油価格からすると世界恐慌でアメリカ経済が完全に崩壊しないと無理かな?
それはOPEC+がコントロールしているから大丈夫。中東諸国は西洋列強が一方的な力を振るう事を不快だと思うから。
ロシアの自国生産分だけで西側供給分が圧倒されそうだけど、これに北朝鮮生産分も上乗せされるんだろ?
あいつらも年間100万発以上余裕で生産できるから、差はかなりでかいぞ。
昨年の朝鮮中央日報によれば、韓国情報当局の情報として、北朝鮮の砲弾生産能力は、平時の工場を総動員して年間200万発だそうですよ。つまり、先般引き渡された砲弾100万発は、北朝鮮の半年分ということ、だそうです。。
このニュース、どのような青天の霹靂がウクライナ紛争で起きようと私たち西側が犯した重大な経済方針のミスや外交の空中分解は止まらないことや限界が裏付けされているよう感じた。また、東アジアの苦境(致命的な中国の経済崩壊、黒死病より人口減少が激しい韓国、老人国家日本)は世界のパワーバランスを大きく変えている。
マジで、今すぐにでも、地方の人口吸っておきながら子供を全く作らない不良債権かつ失敗都市東京一極集中はやめないといけない。いや、文化的な貢献は多大なんだけど…人口減少による社会インフラや年金含めた社会福祉の維持ができなくなっているから、都市機能を分散させないと社会も経済も終わっちゃう。なんてヒステリック全開は良くないけど。
>地方の人口吸っておきながら子供を全く作らない不良債権かつ失敗都市東京一極集中はやめないといけない。
出生率の低下は先進国共通の問題なので原因はそこではないでしょう
子どもの人権・女性の自由は守るけど男を足蹴にし続ける社会体制こそがその原因であると思われます
そのような世の中であれば男性にとって家庭を持つメリットが薄いのですから相応に子どもも生まれなくなるというものです
>子どもの人権・女性の自由は守るけど男を足蹴にし続ける社会体制
わたしは違うと思います。結婚して家庭をつくったり、子づくりしたりといった長期的な視野に基づいた価値観が、短期的な消費欲求や、経済優先の労働環境によって破壊されたことが原因と私は考えます。
とはいえ、成熟した文明はある到達点に達すると、人口が減っていくそうなので、遠因はもしかしたら私たち人間という種族が持つ特性にあるのかもしれません。
種を多く残す事が生物の本能であり雑草でもミジンコでも同様。人類が三大欲求だけでイッパイな状態ならまだ知らず生活にゆとりが出来、自分の生活を楽しめ価値観の多様化により自家用車とか持ち家とかをローンで手に入れる事は当たり前の価値観では無くなった。子供部屋親父は増え、車を所有するメリットも減り雑誌や単行本、CD、ビデオも必要でない。食欲と性欲は連動しているが所有欲が減ると自分の家族も合理的に考えればコスト高で独り身が増えるのでは?
あと子供はいないけど比較的裕福なカップルはペットを飼っていたりする。
都道府県別出生率では東京都が最も悪いですよ。1位の沖縄県の6割程度しかないです。
更に悪いのは東京都は非常に人口が多いことです。比較的人口が多い九州地方全体より人口が多いですから。
それだけ人口が多い東京都の出生率が最低なのは日本の出生率を大きく引き下げています。
家庭を持った人が東京都から出ていくので実際より過小評価されている部分はありますが、
先進国共通の問題で片づけられるものではないです。
食糧維持しているの、科学肥料の原料など六割輸入している東京だぞ。食糧や物資あわせたら7割近く食糧や物資の輸入を東京港で輸入しているだから社会福祉の前に、東京港で日本生きているの理解しなよ。
過疎地域は港増設するの反対ばかりしているから港が拡大できない。
さすがに暴論
肥料の大半の消費地は東京じゃないんだから、東京港が使えなくなったら他の港に割り振るでしょ
でないと東京直下型地震が起きた瞬間に日本が生きていけないことになる
他の港に輸入わりふるにしても、都市部の港はともかく、過疎地域の港は、港拡張しようとすると、自然を汚すな。倉庫増設など港機能にも、余所者がはいるで邪魔をして、港の拡張が上手くいっていない。
東京一極集中を改善しるために、政府が旗をふり各地の港の拡張しようとしているが、過疎地域の港の拡張が高齢者などの地元住民の反対で各地で頓挫している。
日本の東京は世界でも稀な工場による巨大生産拠点となっており、港問題を解決しないと東京の工場郡の分散ができない。科学肥料も材料を東京都が輸入して東京の工場で加工して各地に輸送している割合が高いから東京の地震はやばいいわれている。
流石に支離滅裂な気がする。
反対運動で拡張できない過疎地域の貿易港とは具体的に何処なのか?
化学肥料の原料は東京都が輸入していないし、化学肥料メーカも本社は東京が多くても、製造工場は東京都内ではなく全国に分散しているのだが。
このコメントも砲弾の生産量記事コメント欄の主旨とずれている。砲弾の生産量記事コメント以外は他のサイトでしてほしい。
日本が海外から物を買うには、金(=外貨)を稼ぎ続けなければなりません。
日本は過去に狂ったようにため込んだ対外純資産が異常に多い国ですが、それでも輸入金額の10年分ぐらいしかないです。
とすると、どうしても海外とのやり取りを中心に国が活動する必要があり、そうすると人口が集中した方が経済的には効率が良いんですよ。何とも悩ましいところですが。
中国ならともかく貧乏国家なイメージのロシア北朝鮮にこれほどの生産力があるとは。
かつてオバマの発言見るとアメリカも誤算では
オバマ大統領は25日、オランダのハーグでオランダのルッテ首相との会談後の記者会見で、プーチン大統領に関する質問が出たことを受け「ロシアは近隣諸国を脅かす地域大国にすぎない」と話した。また。「米国も近隣諸国に影響力を持ってはいるが、これらを力で抑圧したり侵略する必要はないと考える。ロシアの行為は力の表出ではなく、むしろ軟弱さの発露だ」と主張した。さらに、「ロシアが軍事的に介入しなければならないと感じて国際法を違反するのは影響力が落ちたことを意味するものであり、強大化していることを示唆するものではない」と強調した。
GDPだけで見ればロシアは韓国と変わらないぐらいで、北朝鮮は日本の鳥取県と同じぐらいですからね。
ただ正直GDPは経済活動で生産された付加価値の合計であって、資本主義としての豊かさの指標の一つにはなり得ても、軍事力や戦争遂行能力と必ずしも比例するものではないって思いますが。
欧米の生産能力なんかを見る限り。
砲弾1発の価格はロシアが600ドルで西側が6000ドルだそうですが
乱暴に計算すれば1発あたりの生産で10倍近くGDPに差が出るわけです。
しかし西側の砲弾がロシアのそれの10倍威力があるわけではなく10倍精度がいいわけでもなく10発分の働きをするわけでもない。
経済や政治が似たような体制の国同士であればGDP=軍事支出と軍事力もまあ比例するのでしょうけど。
まさにそういう話で、これはラーメンの値段や、野菜や果物の値段の話、あるいは家賃の話とも同じです。
銀座で食べるラーメンは埼玉県で食べるラーメンより値段が高いが、一人分の量としては同じであり、また食べて美味いとも限らず。銀座のデパートでは同じリンゴでも埼玉県の秩父市の直売所で売るよりは高く売れるが、だからと言って銀座でリンゴが作れるわけでもないのです。
GDPで計算すれば、東京の銀座の方が埼玉県の秩父市より上ですが、だからといって銀座で埼玉県秩父市のような農業ができるわけではないのです。
東京の都心の四畳半の家賃が埼玉県の四畳半の家賃より高くても、面積としては同じであり、家賃が高いのは生産活動にはかえって不利になる場合もあります。
ロシアの家賃や、ラーメンの値段、光熱費がアメリカより安いのは、砲弾の生産にとってはかえって有利であり、アメリカの家賃や、食費、光熱費が高いのは、砲弾の生産にとってはかえって不利なこととも言えます。砲弾は金を出して買えるとも限らないのです。
金を持ってる方が豊か、というのは、金で買えるものだけに限られる話で、金を出しても買えない、金では売らないというものに関してはまったく当てはまりません。兵器や砲弾というのはまさにそういうものです。
だいたいあっているのでは?
・「ロシアは近隣諸国を脅かす地域大国にすぎない」
今回の戦争だけでも大っぴらに支援してくれる国の少なさを考えると勢力圏は小さい
・「米国も近隣諸国に影響力を持ってはいるが、これらを力で抑圧したり侵略する必要はないと考える。ロシアの行為は力の表出ではなく、むしろ軟弱さの発露だ」
NATOが怖いから事前にウクライナ征服を画策
・「ロシアが軍事的に介入しなければならないと感じて国際法を違反するのは影響力が落ちたことを意味するものであり、強大化していることを示唆するものではない」
上二つとおなじで最後の手段・武力行使を行わないといけないぐらい自国の勢力圏の縮小が進んでる(侵攻による信頼既存<勢力が縮んでいく危機感)
と考えるとそう間違ってないと思う
アメリカや世界で戦争できるかというと無理なのは間違いないけど。地域大国は過小評価だと思う。
西側に刃向える国は、ロシア、中国ぐらいなもの。植民地経験を持つグローバルサウスは、西側に対するブレーキ役、対抗者として、ロシアと中国の存在を利用している。
そのため、多くの国は支援しないけど、西側の要求する制裁もしない。
ロシアは勢力圏の拡大よりも、既存利権の維持や勢力圏の維持にパワーを投じていると私は思う。
ウクライナは攻め込むけど、NATOにはない。西側が利権剥奪や勢力圏剥奪に動けば牙を向く。
>>NATOが怖いから事前にウクライナ征服を画策
・「ロシアが軍事的に介入しなければならないと感じて国際法を違反するのは影響力が落ちたことを意味するものであり、強大化していることを示唆するものではない」
ロシアがNATO加入を打診した時完全に拒否された。ソ連崩壊後もNATOほ対ロシアの軍事同盟だと思い知らされた。アメリカ含めヨーロッパ主要国を相手だからそれは脅威だろう。
ロシアの影響力云々はわからないが現実起きている事実としNATOの全力の支援でもウクライナは絶望的でアメリカはイスラエルを制御出来ない状態。
中国どころかインドも全力でロシアを下支えしてロシア中心のBRICSはG7の勢力を上回るだろう。
ロシアの影響力が何だっけ?
ロシアの影響力
ロシアは、管理人様の仰る通り、ロジスティクスの観点から戦争を進めていますね。
旧ソ連からの砲弾規格を使って、兵器の備蓄・モスボールを有効に利用しています。
ウクライナの難しい点は、戦車・自走砲を考えても、規格の違う戦車を大量に採用している点ですね。
修理を考えても、ポーランドまで運ぶ必要もあるものもあり、長期戦になればなるほど厳しくなってしまいます。
陸上戦闘、特に要塞破壊・陣地攻略は、火薬量や速度に破壊力は依存しています。
安価な砲弾の大量生産に、高価なミサイルの少量生産では、コストパフォーマンスの観点からも厳しい戦いになってしまいます。
ウクライナにとって、時間が有利になるという見立ては多かったのですが、不利になるため早めに停戦すべきと考えていた理由です。
ロシアに対する制裁は、日本人に効果を期待する声を見かけるのですが、、欧米の経済力が大幅に低下しているため期待出来ないんですよね…
米国含めヨーロッパ諸国も総力戦なんてあると思わず、高コスト高性能のものを揃えて一撃で相手国(中東などの準先進国やテロ組織)を黙らせるという戦法を続けてきたが故に重要な砲弾の生産や先進国同士のノウハウを疎かにしてきたツケでしょうね。
西側諸国の規格統一、高性能、などは確かに圧倒的有利である状況であれば他の追随を許さないでしょが、やはりまだ地に足を付けて砲撃を続けて継続的な損傷を与え、装甲車と歩兵で制圧していく元来の方法が現代の戦争でも有利そうです。西側の戦法が有用になるのはもう少し先な印象を受けますね。
しかしこれほどまでに生産力で追い抜かされているにも関わらず、西側諸国は本気を出せば追い越せる、時間と生産力が整えば敵ではない、そんな印象を受ける記事が多いような気がしますね。
軍事アナリストなど、元軍人なども「ロシア軍を侮ってはいけない」というスタンスながらも枕詞には「バンザイ攻撃などの数で襲ってくるあくまでウクライナ軍より劣ったロシア軍だが」というような慢心が感じられます。
持論ではありますが、これを機に西側諸国の連携を強め、国同士のいざこざによる身内争いを可能な限り排除し、今一度軍拡を強化するしかないと思われます。今の核保有国一国(ロシア)に対してのおよび腰、慢心した対応などを考えるとアジアや中東で何か起きても曖昧な対策すらとれず影響力は薄れ、中露の影響力がこれまで以上に増すでしょう。
プーチン大統領は日本を敵視していないんだけどね?
岸田政権がアメリカに乗っかって制裁しているだけ。
ロシアがLNGと穀物輸出を止めるだけで日本はハイパーインフレのオイルショックの比ではない大混乱になるだろうね。
重厚で強力な軍組織をやめて少数精鋭で高機動の編成に改める、というのは覇権国が衰退する定型なんでしょうか?
律令制の日本やローマ帝国が敵対国をあらかた片づけたあと、地方の反乱やゲリラに対処するため歩兵軍団から騎兵に改編した(その後崩壊)のと同じように見えます。
もちろん一面的な見方に過ぎないことは承知していますが、自分にはいかにも「それらしい」と感じられるもので。
何かの記事でロシアの砲弾のコストは西側の十分の一と読んだ。
これだけ価格差あったらお金持ちの西側でも金が続かんだろ
恐らく米議会での議論・証言からだと思いますが支援予算の議論の中で「ロシア砲弾は600ドル、我々の砲弾(155mm)は1発5000〜6000ドルだ」という話が出ていたと記憶しています
ソースがどこだったかは失念しました。すいません
管理人様の過去記事がありましたので、ご参考まで。
1発8000ユーロならば220万円、3000ドルならば44万円くらいでしょうか。
何れにしても非常に高いですね…これに運送コストが別途必要になります。
>因みに155mm砲弾の価格についてバウアーNATO軍事委員長は2023年10月「155mm砲弾の価格は侵攻前の2,000ユーロから8000ユーロに上昇している」
>米陸軍の報道官は「砲弾の購入に3,000ドル(砲弾、装薬、信管を含む)を支払っている」
(2024.03.8 チェコ大統領、ウクライナのため砲弾80万発を購入する資金が集まった 航空万能論)
訂正です。
8000ユーロ×160(仮定)=約128万円ですね
>1発8000ユーロならば220万円
ソースが見つかりました。X上のポストですが米上院での発言でした
リンク
西側はそもそも砲弾や弾薬作る資源をロシアから輸入してたから、それが入らなくなって高騰したって話ありませんでした?
まあ、ドイツ何かが顕著でしたけど、エネルギーや資源をロシアに頼ってたからそれを排除した結果、コスト上がって製造業とかが大変な事になっちゃいましたからね。
となると他からとなるけどフーシ派によって紅海での航行が難しくなってて、パナマ運河も水不足から航行が制限ですから更にコスト上がるという。
なんだかウサギとカメの寓話を思い出しますね。
権威主義体制の悪い国だから内情も酷いに決まっている、額面の経済力が弱いのだから軍需もダメに決まっている。そうやって根拠なく見下して舐めてるうちに、ロシアは地道に戦時体制を構築して少なくとも砲弾生産では対抗不能になってしまった。
南部反攻でスロヴィキンラインを馬鹿にしていたのもそう。旧態依然の塹壕戦なんか鎧袖一触とコケにした結果は見ての通り。
おごれる者も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
ひとえに風の前の塵に同じ
ロシアのプロパガンダを見て笑っていた者たちが、ウクライナや米英のプロパガンダに踊らされていたわけで。
民主主義で文化的に優れていると声高に言ったところで、大勢の人は、テレビやユーチューブの動画を横になりながら見てるだけ。
写真や動画も生成できる時代。ウクライナの感情に訴えかけるコミュニケーション戦略の成功は、将来に暗い影を落としています。
この戦争が終わった後ロシアの経済はどうなっているのだろうか?
戦時経済を何年も続けると、仮に勝ったとしてもその後が悲惨とはよく言われるが…
まあでも、そこを心配するならウクライナの方が先でしょうね
プーチン(71)にとっては20年後は意味ないから
10年か15年持てば良いですし
ウクライナ侵略の為にロシアのあらゆるものを犠牲にして注ぎ込んでるので
国内経済すら長期持続や成長は捨て去ってますからね
>ウクライナ侵略の為にロシアのあらゆるものを犠牲にして注ぎ込んでるので
ただ、独ソ戦の後でソ連が45年存続したことは歴史の事実。
>10年か15年持てば良いですし
今の欧米の体制は、その15年持つかが怪しい。移民問題から内戦や分離独立問題に発展してもおかしくない状況になりつつある。
今の世界情勢自体、10~20年先は分からないので「今やれることを今のうちにやっておくこと」に一票。
>ウクライナ侵略の為にロシアのあらゆるものを犠牲にして注ぎ込んでるので
国内経済すら長期持続や成長は捨て去ってますからね
30年前のソ連崩壊の時は西側に資源を食い物にされ絶望的な市民生活だった。
戦争が終わったら豊富な資源で普通に経済成長するでしょ?ロシアは多民族国家でイスラエル系も東洋人もいるから移民も受け入れている。崖っぷちの日本人が言うとブーメランになる。
ロシアよりのプロパガンダサイトでも気にしていたな。
プーチンが長期戦を望まないのはその点。ソ連の二の舞にはなりたくない。
旧ソ連や北朝鮮みたいに軍事中心国家になりたくない。
アメリカもソ連も第二次世界大戦後、上手に着地できたので、不可能ではない。
軍事費のための増税分を教育費や社会保障、インフラ建築に向ければ、可能かも。
アメリカは大学進学や高速道路建設にお金を向けて50年代60年代の繁栄の基盤を作った。
ロシアは、、、どうなるんだろう。ある程度ソ連回帰かな。
同志スターリン、不安そうですな。
どこか散歩にでも出かけて、新鮮な空気でも吸ってこられてはいかがですか?
>>長い目で見ればロシアの生産力に追いつける
この一連の紛争で似たような話を大量に見てきたが一度もと言いたくなる程当たった試しが無い
追いついた頃には終わっていそうですよね
そのまま減産傾向になって、政治家の口車に乗せられた国防系企業が割食って潰れる将来まで見えますね…
ラインメタルの株は今売るべし!!
欧米の兵器がどれだけ質が良くても、それをちゃんと維持して運用出来るかはまた別でしょうしね。
それに数が少なければ戦場での影響力なんて微々たるモノで、質に劣ろうが数を多く揃え、大量の砲弾弾薬での火力の前ではどうにもなんないでしょうし。
まあ、欧米は非正規戦ばかりやってたし、中東やアフリカなんかで格下を相手にしてたから、少数精鋭的な考えで良かったのかもしれませんけど。
ポーランド等の農民のデモもありますけど、ドイツとか欧州各国で農民がデモしてますし、現状でも自分達に不利益出てる人々の不満は現れてますし、欧米が民需や労働者を犠牲にしてまで戦時体制に移行なんかすれば、更に影響出る人々が増えてデモが起きるし、民主主義国家なんで選挙で落とされるのもあるでしょうね。
結局自分達の生活を犠牲にしてまで支援する気は誰だってないんですよね。
プーチンの命運はこの侵略を成功させる事にかかってるから、必死になって兵器を作って兵を動員して強い。
一方のウクライナは兵力も経済力もロシアの足元にも及ばないレベルで、西側支援でどうにか張り合えていた。
しかし西側としても自分たちが直接侵略されているわけではないから、戦時体制に移行するのは経済的にも国民感情としても容易ではない。
本来ならww2の教訓から、侵略者が力を増す前に一丸となって抵抗しなければならないはずなんだがな。
ロシアの兵器生産能力とかドローンがゲームチェンジャーとかそんなモノは全て欺瞞
核で恫喝すればやりたい放題というだけ
全ては戦勝国に特権的地位を与えた戦後レジームの構造的欠陥だ
>全ては戦勝国に特権的地位を与えた戦後レジームの構造的欠陥だ
戦後レジームに構造的欠陥はあるのは間違いないと私も思いますが、それが「全て」ではないでしょう。
その理屈が成り立つならば、ソ連のアフガン侵攻も、アメリカのアフガン制圧も成功しています。
「核で恫喝すればやりたい放題というだけ」というのは、自分達が勝てない無能さを核兵器のせいにしているだけかと。~というだけというのは、責任転嫁のロジックの典型です。
兵力はウクライナの方が上ですよ
国家総動員かけてる側が兵力で負けてるわけないでしょう
物量>技術って認めちゃったのか
生産力対決になると自由主義国は厳しい
意外に西側諸国もピンチだな
ウクライナで砲弾作るブラック企業作れないのですかね。
EU内だと労基的な問題がクリヤできませんが戦争真っ只中のウクライナ国内ならどうにでもなる。
生産設備の援助は兵器完成品の援助額より安くつくと思う。
ブラックはブラックでも架空の従業員を計上して補助金中抜きするタイプのブラックになると思います
イスカンデルぶち込まれて終わりでは。
>ウクライナで砲弾作るブラック企業作れないのですかね。
安価な長距離飛行自爆型ドローンでの攻撃にさらされるでしょうし、「砲弾を作る工場への変電所」も狙えますから、今のウクライナの防空能力では守り切ることが難しいかと。
砲弾を作る工場は重工業でもありますので、土地の確保や施設の整備から必要になり時間がかかる上に隠ぺいするのが難しい【戦争用設備】です。また、旧ソ連の一員でしたから、ソ連時代の工場の場所は全部ロシアに知られています。
この戦争の大前提として、ロシアは「未知の他国」への出兵ではなく、「知り尽くした元自国領」への出兵ですから、軍需に関する情報などにおいても厳しい。
一方で、シャヘド136のロシア生産バージョンのゲラン2の工場がウクライナ国境から1200kmのところに完成し、月数百台の生産が見込まれているそうで。
ウクライナは弾道ミサイルで攻撃できず、無人機でも厳しい距離。
この前の記事の「囚人5万人動員」を砲弾工場の労働者にすれば良い。
ウクライナとロシアの凶悪犯同士のバトルは見てみたいものの、自国領土で囚人兵を運用するのは実際難しい。
(規律の低下、自国民に対する犯罪のリスク、逃亡の監視手段が必要、一般兵士からの反発)
砲弾工場であれば併設した牢獄に囚人を閉じ込めることができ、一般社会から隔離した状態にできるので犯罪のリスクは無い。更に民間労働力や動員の犠牲無しに5万人分の生産力を確保できる。(職業訓練所としても機能する)
砲弾生産に必要な人員は確保できるかもしれません。
しかしお金・材料・生産設備・その他諸々を
確保できないという国力に根差した問題が横たわっております。
こんなにたくさん砲弾作っちゃうと、ウクライナへの侵略がとのような形で終わったとしてもロシアは次の戦争を始めそうで気持ちが暗くなります。
余った砲弾は中東やアフリカ辺りで売るのでは?
アフリカなんかはフランスの反発への影響もあってか、ロシアへ鞍替えみたいな事起きてましたし。
一方、増産でダブついた西側の兵器・弾薬は自国の議会やブロック経済圏の思惑等に足を引っ張られ満足に売る事すら出来ず、無駄に場所代を支払いながら腐らせていく訳ですよね…
(ドイツやスイスがウクライナへの武器支援を出し渋っていた様に)
自衛隊の元陸将がTVで日本の砲弾は大手企業が作ってるが実際に火薬を詰めてる
のは広島県と福島県の小企業だと言ってた、住宅地から離れた花火工場のような
環境で砲弾生産してるという悲惨な事実。
広島にある中国火薬ですかね
元気一発2とかいう
F-15や90式戦車のラベルのドリンク剤を
旅行の土産に買った記憶があります
福島県は、日本工機?
>国内唯一の小・中口径弾薬製造
>陸・海・空すべての自衛隊および海上保安庁へ納入される銃砲弾をはじめとする、各種火工品の製造。
>特に、12.7mm~35mmまでの小・中口径弾薬は、国内では当社が唯一製造しており、金属加工から火薬の製造、組立まで3つの部門を有し、自社で一貫製造を行っております。
>1社でこれら3部門間にわたる技術と専用の設備を備えている例は世界でも珍しく、国内では唯一のメーカーです。
大口径砲が入っていないので、他の企業もあるのかな。
過去の目先の戦争に勝つためにはどんな無茶苦茶でもやるアングロサクソン流儀からすれば、北韓から152mm砲と砲弾を購入してウクライナに送るのが一番手っ取り早いんだわな。
ロシアにマイナスでウクライナにプラス。
北朝鮮がほしいのはロシアのミサイル技術であり金ではない
北韓にミサイル技術を提供し続けていたウクライナが北韓を味方につけれなかったのはマヌケなことですね。
戦争力は経済力だと言っても弾が10倍するなら西側は負けてしまう構造が爆誕してしまいましたがこれの打開は精密誘導の対砲火力と砲弾集積を見つけ出すISRとそこまで到達する縦深打撃火力の一括供与でやるほかないですね。
火砲を対称手段で撃ち合って勝てる状況には既にない。かつてのNATO対WTOに同じで当時は陸戦物量差を米軍のMLRSとA10とアパッチで相殺するでしたがこれと同じく物量相殺の対砲火力の供与が必要でしょう。
西側は砲弾数量で議論をやめずに更に一歩踏み出す覚悟が問われるのではないか。質的優勢でWTO砲兵をアウトレンジする手段は現行装備レガシーに既に存在してるはずです。誘導子弾の15榴弾みたいに装備化されてても事前準備はほぼ無しではないはずです。
欧米の地上戦ドクトリンはあくまで航空優勢、航空支援前提なので砲弾にもともとリソースあんまり割り当ててないのが根本的な問題かなと思うんです。
やっぱりF-16とスタンドオフ兵器の供与は必須かなと。
初めてロシアの砲弾生産について具体的な数字が出てきましたね。
生産数は、当面、西側の3倍ですか。大したものです。
これで勝とうと思ったら、その全量を戦場に届けさせては不味いのでしょう。
前にも書いたことがありますが、ロシアのエネルギー生産(石油/石炭/LNG)と
国内輸送(≒鉄道)とインフラ(パイプライン/発電/送電etc)と交通インフラ
(橋梁/トンネル/etc)を破壊する必要があるのでしょう。
短期的には生産設備の破壊でしょうが。戦略爆撃のようなことですね。
ウクライナとロシア国内反体制派は現在実行中とは思われますが。
ロシアの弱点は、明らかに、エネルギー生産と長距離の輸送でしょうから。
欧州は未だにロシア依存から抜けてないんですよ?(笑)
こっそり天然資源を買い込んでいる訳です。
かくいう日本もロシア産買いまくってますし(笑)
ロシアは全然困らない訳です
反体制派ってなんです?テロ?
妄想もここまでいくとやばいです。(笑)
ロシアの反体制派?
テロに期待するってこと?
そういや昔自由軍みたいのがありましたが鎮圧されたようですな
ロシアにはたくさん友達が居るようですが。
ウクライナにもロシア人の友達はいるでしょう。
ロシアの国内にも、きっと。
ウクライナ支援しないと有事の際に支援してもらえなくなるって言う方もいらっしゃいましたが
一番大事な砲弾量は欧州全体で北朝鮮以下のレベルということでしょうか アメリカは支援打ち切っちゃったし
高付加価値()なので支援額だけ見ればすごいけど、効果はお察しということで・・・
仮想敵国に対しての脅威っていうのは、あれですね ロシアはともかく中国は一党独裁の共産主義で
衛生環境、教育環境、治安、経済を発展させてしまったってことに民主主義()指導者は脅威を感じてるのではないかと
欧米の環境というのは想像以上に劣悪なのです 治安、衛生、インフラ、教育のレベルの低さは呆れるばかりです
つまり今までは独裁国家で革命を煽る立場だったのが、逆に自国民に引きずり降ろされるという恐怖ってのがあるんでしょうね
民主主義のリーダーが部分的に見れば、独裁国家に対してかなり下回るパフォーマンスを続けてるわけですから、
それがもうバレてきてる それに対する対応も「中ロガー」みたいな低質なプロパガンダを垂れ流すだけ
ただ民主主義には選挙という穏当な体制転換があるはずですが、極右とかに対する態度を見るとそれすら拒否する態度なのが恐ろしいところですね
資本主義はどうしても貧富の格差が生じるが、必要最低限の福祉(医療や治安、教育など)まで「無駄」なものとして削ってしまった新自由主義は資本主義の欠点を極大化させてしまったのかも。企業と国民は短期的利益のみを追求するので、長期的投資(研究開発や社員の教育)を削って利益が出ているように見せたり、機能は一般品と変わらない贅沢品(タワマンとか高級ブランド)で見栄を張ることが社会のトレンドになるといった奇妙な現象が西側諸国で起きている。
新自由主義は「公的機関は絶対に公平である」「消費者は商品に対して完全な知識を有している」といった理論上の条件が存在するが、現実社会ではそんなことはありえず、特に日本のような「権威主義的民主制」と新自由主義の組み合わせでは権力との癒着合戦に堕ちてしまう。権力との癒着で有利なのは「権力者の家庭に生まれること」「権力者に忖度できる者」であり、実質的な封建社会への退化である。
※但し中国ロシアのような本物の権威主義国家では権力への批判ができないので、権力者が腐った人物だと社会全体が腐敗して(1980年代のソ連のように)崩壊する。権力を維持するためには自らの腐敗を防ぐ必要があり、しかし人は権力を持つと欲に溺れるという矛盾がある。シンガポールは独裁国家でありながら情報公開を徹底して、民主国家との交易を追求する方法で腐敗を防いでいる。
250万人から350万人はエグい
不況対策だろうし戦争中は戦時経済で大丈夫だろうけど、民需がボロボロになってロシアの将来の大不況は約束されてるようなもんだなこれ
勝っても負けても西側の経済制裁は続くだろうしどうするんだこれ
ご存じの通り西側の経済制裁なんかまるっきり効いてないし、逆に開戦時より良くなっているし
戦争終わっても軟着陸は普通に可能だし、もともと資源大国だから人手はいくらあっても足りない
それより株価の方がバブっているから世界的にリセッションする心配した方がよい
卵を1個ずつ販売するような惨状になっているのに、まるっきり効いてないは虚勢の張り過ぎでは?
勿論、ロシアを西側基準で判断してはいけないとは思いますけどね。貧困に関する概念も西側とはだいぶ違うでしょうから。
モスクワのスーパーの価格変動のユーチューブで見ると西側が望むような悲惨なインフレではない。
インフレは安い資源を買えなくなったヨーロッパも同様。ダウンタウンにはホームレスだらけ。地下鉄にはドラッグ中毒にまみれ西海岸では集団万引きが横行し大手スーパーが撤退するような国家に従うしかない日本の政治家とは?と問いたい。
戦費不足で大幅増税も決定しましたし、ロシア国内での民間企業倒産も右肩上がりですから、
戦争を止めると一気にプーチン政権があぶなそうですね
民需の求人が減ってて戦争求人ばかり増えてるので、止めたら無職だらけになりかねないし
電車やバスを作っている企業が生産ラインの戦車の割当てを増やしているだけ。
経済制裁はブーメランになっただけで中国、インドの下支えと並行輸入等でモスクワでも普通にアイフォンかえるけど?
むしろ安い資源が買えないNATO諸国が詰んでいる。
日米安保があっても国民がその時の気分でひっくり返すまでは行かないまでもかなり制限をつけにくる可能性があるので、少なくとも今のドクトリンよりもより長い期間耐えられる装備が必要な気はする。安保のあるアメリカやまぁイギリスはともかくとして、EUは日中有事の際には当てにならない。日米安保と米軍基地があることは日本とウクライナの大きな違いになるだろうがそれすらも完全に安心できる世の中ではなくなっている。
現時点の有事は中共は台湾統一、北朝鮮は韓国統一のための軍事侵攻、ロシアは北方領土の
完全ロシア化で日本は直接的な侵攻対象ではないが紛争介入と見なされれば攻撃目標になる
将来、台湾制圧した中共軍が日本の尖閣諸島,EEZに侵攻してくる可能性が大きいでしょう
それまでに憲法9条改正と自主的な核抑止力を確立しなければ座して死を待つ運命です。
あれ、コメントできない?
>米田
日本のロシアからの輸入は微々たるもの。
欧州も今はロシア産からの脱却が進んでいる。
脱却が進みドイツはアメリカからロシアの4倍の天然ガスを買うしかない状態でインフレが酷すぎて外食はおろかそとで飲み物を買うことも躊躇する位酷い状態とのこと。
ウクライナ戦争が終わったら一気にロシアの資源に飛びつくだろうね。
アメリカの高濃度ウランのロシア依存度は30%(原発に必要)は有名な話だし昨年原油も少量輸入している。
>エイブラムス、レオパルト、ブラッドレー、M777、M109、HIMARSといった西側製兵器はロシア製よりも洗練されており
他はわかるけどM109はさすがにジョークだよな…?