欧州関連

ウクライナ支援に関するハンガリーの妥協案、支援阻止の権限を増やすだけ

EUによる総額500億ユーロのウクライナ支援はハンガリーの拒否権発動でブロックされており、オルバン首相は「125億ユーロの毎年承認ならブロックを解除しても良い」と態度を軟化させているものの、EU関係者は「支援を阻止する権限を4回分手にするだけ」と警戒している。

参考:Scholz calls on EU countries to arm Ukraine
参考:EU Council, Macron backs Mario Draghi. Many like him, including Meloni, but socialists claim the office

オルバン首相の提案はウクライナ支援への譲歩か、それともブリュッセルから政治的譲歩を引き出す機会を4回に増やすだけか

EUによる総額500億ユーロ(4年間で補助金170億ユーロ+融資330億ユーロ)のウクライナ支援はハンガリーの拒否権発動に直面して不発に終わり、加盟国は2月1日の特別首脳会議に向けてオルバン首相の説得を試みているが、これと同時並行で「加盟国27ヶ国の全会一致が必要ないウクライナ支援(通称:Bプラン)」を検討している。

出典:European Union

Bプランの詳細は過去記事(非軍事分野におけるウクライナの資金不足は解決する可能性が高い)で触れたので省略するが、この方式は「支援資金の供給が融資に限定される」「信用格付けの高い国(ドイツやオランダなど)による債務保証の手続きが複雑」という欠点があるため、EU関係者もウクライナ支援の理想的なアプローチは「Bプラン=市場からの資金調達」ではなく「2月1日の特別首脳会議でオルバン首相が500億ユーロのウクライナ支援を承認すること=EU通常予算から資金拠出」と指摘している。

オルバン首相にとっても「Bプラン」はウクライナ支援に対する影響力低下に繋がるため、4年間分として500億ユーロの拠出を一括承認するのではなく「1年毎の承認なら認める」と態度を軟化させているが、EU関係者は「オルバン首相は1年毎の承認(125億ユーロ)に切り替えることで支援阻止の権限を4回分手にするだけ」「その分だけブリュッセルから政治的譲歩を引き出せる」と警告、別の関係者は「EUの財政計画(MFF)は7年間をカバーする複数年度の枠組みなので1年毎の解決策は現実的ではない」と述べた。

出典:European Union

EUとハンガリーが特別首脳会議までに何らかの合意を成立させるのかは不明だが、仮にBプランで支援するとEUは補助金(恐らく無償の資金提供)を失うため、ウクライナも現行案(4年分の支援として500億ユーロを一括承認)での支援を望んでいるだろう。

因みに「オルバン首相が欧州理事会と欧州連合理事会で支配的な立場を手に入れるかもしれない最悪なシナリオ」を回避するため、ミシェル議長の後任にマリオ・ドラギ氏(イタリアの元首相)の名前が浮上している。

関連記事:EUのウクライナ支援、加盟国の全会一致が必要ないBプランを準備中
関連記事:オルバン首相が欧州理事会と欧州連合理事会で「支配的な立場」を手に入れるかもしれない最悪なシナリオ
関連記事:ハンガリー首相、拒否権発動で500億ユーロのウクライナ支援を阻止

 

※アイキャッチ画像の出典:European Union

E-3の退役に伴いE-7Aの需要が急増、ボーイングは生産拡大を検討中前のページ

ドネツク西郊外の戦い、ウクライナ軍が1km以上もロシア軍を押し戻す次のページ

関連記事

  1. 欧州関連

    クアッドにも影響を及ぼす米国のインド制裁、トルコが注目する理由とは?

    トルコはロシア製防空システム「S-400」導入を放棄しないインドに対し…

  2. 欧州関連

    オーストリア空軍、お荷物状態だったタイフーンへのアップグレードを検討

    オーストリア空軍は国防予算の増額を受けて「お荷物状態だったタイフーン・…

  3. 欧州関連

    ウクライナ向け砲弾の域外調達に取り組むチェコ、18万発分の契約を締結

    チェコのフィアラ首相は先月8日「第1バッチ(砲弾30万発)購入に十分な…

  4. 欧州関連

    ポーランド、米陸軍のスティンガー更新プログラムにGrom-Mで挑戦

    ポーランドのPGZが「自社製のGrom-Mで米陸軍のスティンガー更新プ…

  5. 欧州関連

    トルコ、主翼とカナード翼を取り付けたバイラクタルKızılelmaを公開

    バイラクタルTB2の開発・製造で有名なトルコのBaykar社は28日、…

  6. 欧州関連

    エアバス、フライングブームによる空中給油作業の自動化に世界で初めて成功

    エアバスは17日、フライングブームによる空中給油作業を世界で初めて完全…

コメント

    • ももも
    • 2024年 1月 10日

    4年分か…あと4年は続く想定なんだな
    支援を急がないとウクライナが負けるから早くしろとしか

    16
      • 須佐
      • 2024年 1月 10日

      むしろとっととウクライナ負けて欲しい。

      21
      • 名無し
      • 2024年 1月 10日

      ちゃうちゃう。「4年分一括として提示した金額が、1年分の必要額」なんですよ。
      その1年分の必要額が、内政上、通せない額だったので、これは4年分一括前払いなんですという詭弁を内政上、使ってる。
      なんで、ハンガリーの毎年払い提案は、単純に支援額を75パーセント削減する策です。それでいて、耳障りもいい。上手く足元をすくった感あるやつ。

      17
    • たむごん
    • 2024年 1月 10日

    EU・西側諸国・国際社会、色々な言葉が使われますが、実体はバラバラなんですよね。
    オルバン首相の振る舞いについて、ハンガリー国内・ポーランド・ルーマニア・スロバキアの受け止め方が気になっています。

    東欧諸国の国の中には、オルバン首相がEUから妥協を引き出そうとしているように、同じ事を考えても不思議ではないなと。
    個人的な意見ですが、外交・国民感情は、そんなものかなあと。

    34
      •   
      • 2024年 1月 10日

      あなたはネガティブな事ばかり注目する傾向あるね
      逆に結束していこうという傾向もあるって事を軽視しすぎてるように思える

      歴史的に見れば啓蒙思想や人権思想など建設的な思考から社会の仕組みは少しずつ良くなってきたという事を忘れない方がいいね

      19
        • こい
        • 2024年 1月 10日

        そうやってマウント気味に説教するのもどうかと思う

        35
          •   
          • 2024年 1月 10日

          たむごんさんも一般大衆は愚かな選択をするだろうって他者を見下してるのが透けて見えるしなあ

          12
            • こい
            • 2024年 1月 10日

            そうは見えませんけどね。

            16
            • 歴史と貧困
            • 2024年 1月 10日

            「自分の尺度」で他人の言動を測ると、そうなるのかもしれません。
            不倫をしている人間は、他人の不倫報道を強く非難するとよく聞きます。

            私は、たむごん氏の意見は至極真っ当な、政治や外交に関する見解だと思います。

            16
              • たむごん
              • 2024年 1月 10日

              日本も貧乏になって、日本人が普通の感覚になったんですよね…

              『資金使途の追跡できてる?』
              『何の為に海外にお金使うの?』
              『日本企業への発注すごい少なくなってる』

              日本が貧乏になってきて、東欧諸国が『自国に余裕がない』『義務を果たしたから権利がある』を主張したい気持ちが理解できるんですよね。

              チェコ(東欧諸国)、旧ソ連製武器の放出にかなり協力してるわけですし。

              9
                • たむごん
                • 2024年 1月 10日

                オルバンさん、ハンガリーでしたね。
                チェコと書いたので訂正します。

                2
            • たむごん
            • 2024年 1月 10日

            どちらかと言えば、逆なんですよね。

            ウクライナへ喜捨の積み増しは、自分を含めた一般大衆が置いてきぼりで、雲の上で決まってるんですよね(政権支持率10%台なのに)。

            国会での深い議論もなく、どんどん積み増していまして。
            欧米のように、議論して精査するのも、一利あるわけです。

            10
            • うくらいだ
            • 2024年 1月 10日

            まあ、せめて名前書こうや
            その批判の仕方は卑怯やで

            8
        • 歴史と貧困
        • 2024年 1月 10日

        >歴史的に見れば啓蒙思想や人権思想など建設的な思考から社会の仕組みは少しずつ良くなってきた
        その事実の全てを否定しませんが、AD100~200年頃には非常に優れた社会の仕組みを誇っていた文明圏が、少しずつ悪化していったこともあります。常に社会の仕組みが良くなり続けるとは限らず、アメリカのトランプ元大統領、イスラエルのネタニヤフ首相らから、「結束していこうという傾向」を見るのは無理があります。

        また、「歴史的に見れば」とは、“大航海時代から近世、近代の西欧において”は成立するでしょう。しかし、特に19世紀などはアフリカ人の多くにとっては暗黒時代であり、アヘン戦争を仕掛けられた中国人にとっても手放しに喜べるものでもありませんでした。「欧米史観で見れば」とするのがより正確かと。(欧州の結束が論点ならば、間違いない正論でもあります。敵を悪魔化することで内の結束を固めるのはキリスト教徒の歴史的傾向)

        「啓蒙思想や人権思想など建設的な思考」というものも、ローマ法王庁の腐敗などに代表されるように、【宗教や思想は利権化しやすい】という弊害から脱却しているものではありません。人権思想が社会を良くすることもあれば、“古い人権思想に凝り固まって”社会を悪くすることもあるのがホモサピエンスの歴史です。『人権思想や環境思想が広がることが無条件に素晴らしい』などとなれば、確実に弊害が出て経済成長を妨げるでしょう(ドイツなどに見られる)。

        15
    • XYZ
    • 2024年 1月 10日

    人の考え方はそう簡単に変わるものではありません。
    旧東側諸国をEUに取り込むのが時期尚早でした。
    安価な労働力&新たな市場という目先の利益に飛びついた結果です。
    社会主義時代を知らない世代に代替わりするくらいの年月が必要だったと思います。

    14
      •    
      • 2024年 1月 10日

      まあヨーロッパピクニック計画でベルリンの壁崩壊へ導いたのもハンガリーなんですけどネ
      だからこそ今回のハンガリーは残念でもあるんだが

      長い時間が掛かるならより早くから取り組んでいった方が長期的には良い結果になると思いますけどね
      EUには努力義務もありますし
      ウクライナが汚職払拭に取り組んでるようにね

      8
      •    
      • 2024年 1月 10日

      ハンガリーは元々共産主義に反発の強い国だったと思われるが
      枢軸にも加盟してるし、最後まで抵抗した事でソ連には酷い仕打ちを受けた
      戦後の選挙でも小地主党のようなブルジョワ政党が大一党で、強権的に共産独裁体制にしたと
      プラハの春もあったし、プラハの春で介入されてもハンガリー指導部は反社会主義の意識は継承され続け、ゴルバチョフの改革にも即座に呼応
      ヨーロッパピクニック計画もやってしまうと

      オルバンのようなポピュリズムへの傾倒は、社会主義というより右派思想の表れと思えるが

      10
        •    
        • 2024年 1月 10日

        訂正
        プラハの春じゃない、ハンガリー動乱や

        2
      • ras
      • 2024年 1月 10日

      根底に西側文化を共通していなかったのはそうですが、特にハンガリーにおいて社会主義関連の指摘は誤っているかと。
      オルバンがかつて言つた通り、連邦の中で小国に不利益が押し付けられるのが反感で、同調圧力で逆らわない連邦ではソ連と同じだというEUへの不信があります。特にソ連で栄えていなかった地域は連邦主義への反感があります。

      22
        • XYZ
        • 2024年 1月 10日

        それだとロシアに対して明らかに友好的である事に対して説明がつかないのでは?

        民主主義国で右派が増加しているのはグローバル経済化する前が良かったと考える層が支持しているのと同様に西側陣営を見て頑張って民主化したものの、豊かになれず競争だけ激化してしまい、旧ソ連の衛生国だった時代の方がひどいと思っていたけどまだマシだったと考える層が増加しているのではないでしょうか?

        3
          • ash
          • 2024年 1月 10日

          原油や天然ガス以外の対露制裁には概ね同調しているハンガリーがロシアに友好的?

          11
            • 歴史と貧困
            • 2024年 1月 10日

            少なくとも、フィンランド、バルト三国、ポーランドよりは友好的なのは事実かと。EU離脱をしていない以上、EUの決定に全て真っ向から逆らうこともできないのはシェンゲン協定の性質上明らかであり、EUの一員であることの利益と損失を秤にかけての外交立ち位置であることは当然として。

            国家元首であるオルバン首相がモスクワを訪問してプーチン大統領と直接会談できる政治的状態を保っているのですから、今の日本よりも遥かに友好的と言える立ち位置にいるでしょう。流石に中国、イラン、シリア、北朝鮮ほどではありませんが、トルコやインド、サウジやアラブと似た辺りと見えます。

            EUの一員であることを考慮すれば、かなりロシア寄りと見る人が多いのは無理ないかと。

            9
          • 正論
          • 2024年 1月 10日

          そうだと思いますよ。

          この国でも、昭和の日本型社会主義の幻想に
          いつまでも浸るノスタル爺が多いし
          どの国も負け組は似たような物です。

          ドイツも東部の貧乏地域へ行くと
          東独時代を懐かしむ年寄りがいる。

          1
          • ras
          • 2024年 1月 10日

          まあ極左の共産党系譜であるハンガリーの労働者党は直近の選挙でフィデスと結託してるみたいですし、言われてみれば多少は共産主義系譜の支持あるかもしれませんね……共産主義的政策では全くありませんが。
          ちなみに労働者党の支持率は1%未満で、ずっと1議席もありません。

          確かにオルバンはプーチンと同時期に権力者になり、資本主義自由経済化での混乱に公的事業拡大や公的補助の拡大で終止符を打ったという経験も共有してます。ただ、病院民営化にフィデスが賛成だったなど、昔は労働者党と確執もありました。
          あとはロシアでのプーチン台頭と同様、旧東側の多くの国で行われた資本主義化のショック療法という名で行われた外資による資本収奪が西側への根底的な不信を作りました。とはいえ、上で名が挙がっている東独とは異なり、ハンガリーは東側でも貧乏な国でしたので、労働者党の支持率を見ればわかる通り共産主義への望郷はほぼないと思います。

          3
        • 琥珀
        • 2024年 1月 10日

        選挙で選んでもないEUの官僚が決めた政策を押し付けられるって奴ですかね?
        他のEU諸国でもこれには反感抱いてるのは多いみたいですし。

        ただ一部のEU諸国はハンガリーに批判が行って助かってる面もあるでしょうね。
        普通にロシアから資源買ってますし。

        6
          • 歴史と貧困
          • 2024年 1月 10日

          ルーマニア、ブルガリア、スロバキアなどがそうですかね。

          スロベニア、クロアチア、マルタなどアドリア海や地中海に面したグループはアフリカの難民のほうが直近の脅威だと思いますが、こっちでも「EUの官僚が決めた政策を押し付けられる」ことへの反感は高まっているようです。

          6
    • 匿名さん
    • 2024年 1月 10日

    またまた、スーパーマリオですか。
    この10年間ほど、欧米でよく耳にする名前が、
    ほとんど変わっていないことは驚き。

    雇用が安定せず、旨味も少なくなった政治家という職業は、人材難になっているのだろうし、今後も問題がより深刻になるのではないか。
    米大統領選なんて、目を覆いたくなるし、どの国も似たように、極右やポピュリズムが支持を伸ばしている。

    まあ、それでも民主主義は1番マシなんだろうけど。

      • 歴史と貧困
      • 2024年 1月 10日

      >それでも民主主義は1番マシなんだろうけど
      民主政を実現、実践出来ていると言える状態であるうちは、確実にそうだと思います。多くの思想家や歴史家が書くように、“民主政体は理想的でもなんでもないが、これ以外に全ての国民が参加可能な政体はない”と。

      ただ、票の売り買いによる金権政治、選挙基盤の固定化による議員の世襲化などが進めば、『看板は民主主義だが実態は上級国民による貴族政』となることが多いことも、アテネ末期、共和制ローマ末期、フランス第三共和政、ワイマール共和国などの実例が示しています。

      整備せずに放っていたら、『貴族政と民主政の悪いところだけを融合させた』如き状態になるので、常に高い政治参加意志と政治家を見張る厳しい目が、全国民に求められるのが、民主主義政体の難しいところだと思います。(今の日本は限界点ギリギリくらいかと、議員の世襲化が著しいため)

      9
        • kitty
        • 2024年 1月 10日

        宇宙もののSFで、宇宙に進出するようになっても帝政だったり、宇宙貴族主義だったり、衆愚政治が治らなかったりしているのがありますが、人類がまともな政体を作れるようになる前にポストヒューマンになる方が早いような気がします。

        2
          • 歴史と貧困
          • 2024年 1月 10日

          あるいは逆に、北斗の拳などで描かれるように、まともな政体は全て崩壊した世界になるかですかね。

          ガザの破壊をこの数か月見ていると、この地球上で今起きている現実であり、我々の身の上に降りかかることも当たり前にあり得るのだと、警告を叩きつけられる思いです。

          5
        • 匿名さん
        • 2024年 1月 10日

        >、アテネ末期、共和制ローマ末期、フランス第三共和政、ワイマール共和国などの実例が示しています。

        過去を振り返らなくても、そのような例には事欠かないです。

        >(今の日本は限界点ギリギリくらいかと、議員の世襲化が著しいため)

        ギリギリセーフですか?
        議会制民主主義でありながら、国会でやっていることは、マスゴミの情報をフォローアップしてばかり。
        その上、与党のやることには、とにかく反対。頑張ってますアピールなのか、テレビ映えを狙ってるのか。
        反対することしか能が無いから、政権とっても運営できない。
        最近は、維新とかいう外面はポピュリズムで、中身は独裁主義のような危ない政党が出てきてたりする。
        日本の民主主義が、本当に根付いてるのか怪しいものですよ。

        3
    • 暇な人
    • 2024年 1月 10日

    ハンガリーは別に親露ってわけじゃなくて、あくまでハンガリーの国益に忠実なだけだと思うんですけどね。
    他の欧州の国がアメリカや大国に首根っこ押さえられて好きに出来ないだけな気がします
    連合国家になってしまった結果主権を喪失しつつあるように見えますね

    3
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  2. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
  3. 米国関連

    米海軍の2023年調達コスト、MQ-25Aは1.7億ドル、アーレイ・バーク級は1…
  4. 米国関連

    F-35の設計は根本的に冷却要件を見誤り、エンジン寿命に問題を抱えている
  5. 軍事的雑学

    4/28更新|西側諸国がウクライナに提供を約束した重装備のリスト
PAGE TOP